EUROPEでHM/HRデビューした私が2番目にハマったのがWHITESNAKEだった。デイヴィッド・カヴァデールの渋くて力強いヴォーカルのトリコだった。特に2曲目「Bad Boys」の冒頭の野犬の遠吠えシャウトには驚いた。「何じゃこれは!ハッハハハハ!!」と一発で気に入ってしまい、シャウトの部分だけ何十回もリピートして聴いたのを憶えている。正直、聴き始めの頃は「Bad Boys」や「Children Of The Night」、「Straight For The Heart」といったハードな曲ばかり好んでつまみ食いしていたが、全曲捨て曲なしだということに気付くのにそんなに時間はかからなかった。もちろん今でも全曲大好きだ。かなり聴き込んだ想い出のアルバムなので、今では全曲バラードを聴くような感覚だが・・・。とにかくこれは傑作である。