久しぶりに聴いたが、これは最高に気持ちの良い音楽である。1曲目からヘヴィで陰鬱な独自の世界が待っている。他のアルバムもそうだが、アリス・イン・チェインズのアルバムは、体が疲れきっている時か、もしくはほろ酔い状態の時に、部屋を真っ暗にして聴きたい。アリス・イン・チェインズの音楽を全身に浴びながら深い眠りにつく瞬間の気持ち良さといったら、これはもう至福の一時としか言いようがない。はっきり言って快感である。 私はアリス・イン・チェインズをグランジとかではなく、まったり系ハードロックだと思って聴いている。どうやら、歳月を経るごとにこの手のサウンドが好きになっているようである。当時は退屈に感じる曲もあったが、今ではアルバム全曲を楽しめる。摩訶不思議な魅力たっぷりの音楽である。特に「Sludge Factory」と「Shame In You」が好きである。これはもう、完全にエクスタシーだろう。 ALICE IN CHAINS『ALICE IN CHAINS』快感である。
98年発表の作品。 現在のALL OUT WARより整合感があって聴き易い。 スラッシーなリフ攻撃の嵐はカッコイイことこの上ない。 ハードコアが好きな人はもちろん、スラッシュ・メタルが好きな人も一発で気に入るのは 間違いない。 この「FOR THOSE WHO WERE CRUCIFIED」は、ハードコア/スラッシュ系が好きな人は 絶対マスト!!!
これは素晴らしい。20年以上も昔の作品だというのに、今聴いても全く違和感がない。これぞ名盤中の名盤。「KING OF 名盤」である。もちろん捨て曲などない。ポップでメロディアスでドラマティックな名曲の嵐に、ただただ圧倒される。情感たっぷりのジョン・ウエットンの歌唱は、私の心を優しくを癒してくれる。「Without You」の美しさには言葉を失ってしまう。壮大なロマン溢れるドラマティックな名バラードである。もう言葉はいらない。アルバムの1曲目からラストの曲まで、名曲のオンパレード。アンビリーバボーな超傑作である。
1990年発表の1stアルバムである。以前、私は「NEW WORLD DISORDER」がBIOHAZARDの最高傑作だとコメントしてしまったが、実はその日の気分で変わるのである。ちなみに今は、この「BIOHAZARD」が最高傑作だと思っている。2ndの「URBAN DISCIPLINE」が一番の日もある。早い話が全部好きなのである。しかし、この1stと2ndには、それ以降の作品には感じれれない闇の世界の危険で重い空気が漂っており、そこに魅力を感じてしまう。BIOHAZARDというバンド名にピッタリのサウンドである。ミドルテンポのヘヴィな曲が中心だが、それが彼らの真骨頂である。このアルバムのメタル度はかなり高い。ブルックリン出身のハングリーなバンドだったからこそ出せた、ストロングかつリアルな音だったのかもしれない。ヘヴィな音を出すバンドは幾らでもいる。しかし、これほどまでに真実味があり、緊迫感漂う重さはマネしようと思ってもマネできるものではない。上っ面だけではない、本物のヘヴィがここにある。私はカッコ良ければ何でもいい人間なので、滅多に精神を語ることはないのだが、このリアルでストロングなサウンドを前にしては、そんなことも言ってられないのである。それ程このアルバムの重さはリアリティに溢れているのである。