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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 501-600

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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 501-600

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CELTIC FROST - Morbid Tales - MORBID TALES ★★ (2009-05-09 05:54:09)

この曲では「うっ!!」ではなく「アォ!!」というシャウトですが、そこはトムのこと、思いっきり陰気で邪悪にしてくれます。
彼の声で「Are you morbid?」(病んでるか?)なんて言われると良い意味でぞっとしますね。
「Into…」のとこでも同じこと書きましたが、やっぱり彼らの曲はテンポが落ちるところがカッコいい。


CRADLE OF FILTH - V Empire or Dark Faerytales in Phallustein - Queen of Winter,throned ★★★ (2009-05-09 04:22:16)

EPでは一番の、ひいてはクレイドルの曲の中でもトップレベルの大曲。曲の長さや展開の激しさ、シンフォパートの入れ方もさることながら、歌詞の世界観も壮大。これがラストでもいいかなという気もしました(ライヴ盤じゃラストですが)。
「Exalt!」からのダニの高音シャウトとサラのコーラスとの絡みが印象的です。彼女のコーラスはクライマックスでも効いていて、最後はダニのブチ切れシャウトで幕を閉じる……最高の10分間です。


CRADLE OF FILTH - V Empire or Dark Faerytales in Phallustein - The Forest Whispers My Name ★★ (2009-05-09 04:09:47)

M1「Ebony Dressed for Sunset」から静かに始まるキーボードとベースが美しい。テンポ落ちするところ、サラのコーラスと語りには特に息を呑みました。
ゴシック・ファンタジー溢れる歌詞も良いです。


CRADLE OF FILTH - V Empire or Dark Faerytales in Phallustein - The Rape and Ruin of Angels(hosannas in Extremis) ★★ (2009-05-07 23:45:43)

EP内では「Queen…」に次ぐ大曲です。いきなりの疾走で幕を開けますが、何度となくドラマティックな瞬間が待ち受けてます。
ちなみに、↑で仰られていた男性のクリーンボイスは多分ダニです。(ドキュメンタリーでの地声を聞いた限りではあんな声でした。)
あと、確かに最後の悲鳴は微妙でした。あの絶叫は……ジェットコースター乗ってる人の絶叫じゃないか?


CRADLE OF FILTH - V Empire or Dark Faerytales in Phallustein - Nocturnal Supremacy ★★ (2009-05-07 23:37:40)

妖しいギターパートが耳に残ります。
ここで描かれているゴシック、ヴァンパイア、ロマンスの世界観は次作『Dusk…』に受け継がれていますね。


EVANESCENCE - Fallen - My Immortal ★★★ (2009-05-06 00:59:26)

音と旋律とボーカルが美しいのはもちろんですが、同時に触れるのが恐ろしい程の脆さも感じられます。痛々しさを覚えつつも、引き込まれずにはいられません。


NIGHTWISH - Oceanborn - Passion and the Opera ★★★ (2009-05-06 00:49:43)

後半、ターヤのオペラ魂が炸裂してます。
パッションとオペラってもはや彼女のことじゃないか?


NIGHTWISH - Oceanborn - Moondance ★★ (2009-05-06 00:45:44)

何となくですが、小学校あたりの体育でやってるフォークダンスの曲を彷彿させるような気が(いっそ全国の小学生にこの曲でフォークダンス踊ってもらえないだろうか)。
最後の「Hey!」が決定打でしたね。


NIGHTWISH - Oceanborn ★★ (2009-05-06 00:38:00)

シンフォニック要素もオペラ要素も入ってますが、この時はメタル色が強めであるように思えました。でもM7のインストのように、民俗音楽の要素も取り入れられているみたいです。
『Century Child』からNightwishに入門したせいか、男性ボーカルがマルコでないことには違和感を覚えましたが、ターヤの歌唱力の素晴らしさの方が違和感より際立ってたのでやっぱり文句なしってことで。


JUDAS PRIEST - British Steel - Breaking the Law ★★★ (2009-05-04 06:36:55)

ロブ・ハルフォードに勝手に「ハルフォード師」と敬称をつけてますが、このチープ感溢れるPV観るとこれまた勝手に「ロブさん」とちょっと格を下げてしまいます(笑)。
でも曲自体はリフからドラムまでシンプルにしてカッコいい。ボーカルスタイルもあまりハイトーン使ってないけど好きです。


JUDAS PRIEST - Stained Class - Exciter ★★ (2009-05-04 06:27:59)

オリジナル盤買ったら音があまりにも軽くてほとんどエキサイト出来ず、改めてリマスター盤買い直したという個人的いわくつきの作品。とはいえ、リマスターでもまだ軽いと感じましたが……。
それでもギターソロとハルフォード師のボーカルにはいつも圧倒されっぱなしです。


JUDAS PRIEST - Ram It Down - Ram It Down ★★★ (2009-05-04 06:19:40)

アルバム一曲目の冒頭でいきなり必殺ハイトーンシャウトぶちかますところからして、アルバムジャケットそのままの破壊力を知らしめています。
そのくせ中盤の「Shout It Out……」やサビの「Ram It Down!」連呼のキャッチーさで心を捕える術も心得てます。
さすが「神」、怖いぐらいパーフェクト。


JUDAS PRIEST - Ram It Down ★★ (2009-05-04 06:09:00)

正確な出所は忘れましたが、HM/HR関連の記事でこの作品が問題視される所以が書かれていたのを読みました。
それによると、不評だった前作から一転してストレートなメタル路線に回帰したら「分かりやすい売れ線に走った」と叩かれたんだとか。どの程度まで正しいのかは分かりませんが、本当だとしたら不当だなぁ。
そりゃ「Heavy Metal」「I'm a Rocker」とかタイトルはモロ過ぎですが、曲はきっぱりとカッコいいですからね。


JUDAS PRIEST - Screaming for Vengeance ★★ (2009-05-04 05:52:00)

言わずと知れた「The Hellion」~「Electric Eye」の流れで、HMの名盤の1つに君臨する作品。
ただ、「Bloodstone」とか「You've Got…」ってむしろHRかなとも思います。
でもどっちにしても名盤ってことに変わりはないし、HRの路線が残ってる分キャッチーさも強いから、色々なところでお勧めしたいです。


IRON MAIDEN - The Number of the Beast ★★ (2009-05-04 03:59:00)

極私的Iron Maidenのベストです。
どれがベストアルバムと言えるかは完全に意見が割れてますが、メタル界において名盤であることは紛れもない事実です。
666(Number Of The Beast)を普及させたことでもメタル史上重要な存在でしょう。


IRON MAIDEN - Piece of Mind ★★ (2009-05-04 03:39:00)

「地味な印象」との前評判を聞いていましたが、いざ自分で聴いてみたらまとまりがあってカッコいいじゃないかというのが第一印象でした。
この「まとまってる」っていうのがプラスにもマイナスにもなり得る評価だとは思いますが。
しかし「Flight Of Icarus」「The Trooper」といったライヴ映えする名曲に恵まれていますし、傑作と言って間違いないです。


CRADLE OF FILTH - Thornography - Under Huntress Moon ★★ (2009-05-02 09:24:04)

本作で色濃く出している正統ヘヴィ・メタル要素にシンフォニックが絡むという点で、実は次回作への布石だったのではないかとも思えます。劇的ではないもののアルバム内では曲展開がある方だし、サラのコーラスが一番活きているし(というか、他の曲であまり使われていない)、ボーカルは中音域の駄々っ子声(失礼)が効いている。
『Thornography』収録曲の評価を辛くしがちですが、この曲は盲点でした。
ただ、アルバムレビューにも書きましたがダニの「And here we go again!」だけはどうも似合わない気がして笑ってしまうのですが。


NIRVANA - Nevermind ★★ (2009-05-02 03:09:00)

「昇華されてない」
というのが本作の、ひいてはニルヴァーナの第一印象でした。
確かに音は重いし、ヘヴィだし、ギターの歪みがカッコいい。しかし、それまで聴いていたヘヴィ・ロック勢と違って、鬱屈や怒りをエネルギーに変えた形で叫ぶのではなく、鬱屈のまま吐き出しているというか。だから曲はポップなのに暗くて気だるいのかなと。(その辺はカートのボーカルが最大の要因なんでしょうが)
それでも、高校生時分には既に大分ねじ曲がってた精神には、リアリティを持って響きました。
よく過去のアーティストの作品を聴いて「リアルタイムで聴きたかったな」と思うことがありますが、本作についてはそう思うところが半分、逆にリアルタイムじゃなくて良かったと思うところが半分です。
リアルタイムで聴いていたら、カートの死に対する衝撃は半端じゃなかったと思うからです。


BLACK SABBATH - Heaven and Hell ★★ (2009-05-02 01:11:00)

オジー在籍時代のサバスから入門したので、本作を聴いた時にはサバスはここから全く別物になってしまったのだなと思いました。
しかし別物にしても、本作の素晴らしさには文句つけようがありません。ロニーのボーカルを前にした時点で土下座ものでした。
HM/HRファン必聴盤になるのも当然でしょうね。


TONY IOMMI - Iommi - MEAT ★★ (2009-05-02 00:54:04)

Skinという女性ボーカルをゲストに迎えた曲です。
それだけにアルバム内では異彩を放っていますが、決して変に浮いてはいません。アイオミのギターと、Skinのボーカルに共通するミステリアスな要素が上手く共鳴しています。
ソロという機会でもなければまず聴けなかっただろうと思います。


ARCH ENEMY - Wages of Sin - Snow Bound ★★★ (2009-05-01 16:22:34)

暴虐な曲群の中に一点浮かんだ美しいギターソロ。泣きのギターフレーズ書かせたらマイケル・アモットはトップクラスですね。


IRON MAIDEN - Piece of Mind - Flight of Icarus ★★★ (2009-05-01 07:17:21)

ブルースのボーカルは「飛翔」のイメージにぴったりです。一部で「アメリカ市場向きで商業的になった」という不評も聞きましたが、このカッコよさの前にはそんなことはどうでもよくなってしまいます。


TONY IOMMI - Iommi - Goodbye Lament (feat. Dave Grohl) ★★★ (2009-05-01 06:59:32)

「元気がいいデイヴのボーカルすらダーク色に染めるアイオミのギター」なのか。
「アイオミのギターの不穏さすら呑み込まんばかりのデイヴのボーカル」なのか。
両方が主張し合った結果生まれた名曲です。


TONY IOMMI - Iommi ★★ (2009-05-01 06:52:00)

オジーを始め個性の強いボーカルを揃えているだけに、各曲そのボーカルの色が濃く出るのは当然。
それでもそのリフ一撃でもってアルバム全体に統一感を出してしまうあたり、さすがアイオミとしか言いようがありません。


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz - Dee ★★★ (2009-05-01 06:40:18)

ランディが「天使」と称される所以の一つがこの曲でしょうか。
彼の生み出す音の美しさは「アコースティックだから」「クラシックだから」なんて理由だけでは収まりませんね。


OZZY OSBOURNE - Black Rain - I Don't Wanna Stop ★★★ (2009-05-01 06:29:18)

ザックのギターがカッコいいのはもちろん、バックで不穏さを醸し出してるキーボードも良い味出してますね。
オジー自身が「止まりたくない」と言ってますが、ファンとしてもまだまだ止まって欲しくないところです。


BLACK SABBATH - Master of Reality ★★ (2009-05-01 06:24:00)

際立った名曲があるのは『Paranoid』の方だと思いますが、アルバム全体のバランスがいいのはこちらかなと。ドゥーム色よりヘヴィネスの方が濃いですし。アイオミのソロ曲も効いてます。
ちなみに、『Master Of Reality』というタイトルを冠しておきながら、1曲目がいきなりトリップソングというのはある意味ブラックユーモアという気がします。


CRADLE OF FILTH - Bitter Suites to Succubi - Suicide and Other Comforts ★★★ (2009-05-01 05:25:01)

この曲を初めて聴いたのは、DVDに収録されてた『Cradle Of Fear』(ダニ主演のネット映画)の予告編でした。といっても冒頭のピアノパートから急に疾走パートに飛んでしまうカットバージョンでしたが。切なさ漂うピアノから急にダニ声が入った時には「これもクレイドル!?」と驚いたものです。
で、この度ようやく曲全体を聴くことが出来たのですが、カットされてた冒頭の低音ボーカルが良いです。「All Hope…」といいこの曲と良い、このEPでは低音の効かせ方が巧い。疾走パート前からじわじわ入ってくる重いギターと、疾走する中で響くミステリアスなオルガンもカッコいいです。


MARILYN MANSON - The High End of Low - We're from America ★★★ (2009-04-30 02:06:48)

2009年5月発売予定のアルバム先行シングルです。フライング書き込みしてしまいましたが、アルバム出るまで待てませんでした。
激しさは求められませんが、分かりやすく乗れるリズムとギターのカッコよさは否定できません。デビュー作のちょっとチープな空気が感じられるのも面白い。
そして歌詞にはこれぞマンソンというようなアメリカ批判が……前作で内省にシフトしてた分溜まってたのか? と余計な想像も広がってしまいますが、やっぱりマンソンが堂々と喧嘩売るようになってくれると嬉しいです。


TYPE O NEGATIVE - The Origin of the Feces - Paranoid (2009-04-30 01:27:57)

言わずと知れたBlack Sabbathのカヴァーです。
原曲の疾走感は微塵もなく、偏執狂というよりは鬱になっていますが、これはこれで危ない魅力がありますね。


HIM - Dark Light - Vampire Heart ★★★ (2009-04-30 01:22:27)

タイトルと歌詞には妖艶さが漂いますが(もちろんヴィレの声にも)、曲はむしろキャッチーです。それでもギターの重々しさと、終盤に僅かながら入るヴィレの低音ボイスはたまらない。


HIM - Venus Doom - Cyanide Sun ★★ (2009-04-30 01:18:13)

アルバム通して重いサウンドと低音ボーカルが続いた中、最後を飾るこの曲は穏やかでどこか優しく、暗い雲の間から差し込んだ光といった印象です。


HIM - Venus Doom - Bleed Well ★★★ (2009-04-30 01:11:11)

アルバム内で一番ストレートなロック色が強い曲です。印象に残るリフもありますし、ヴィレのシャウトもかっこいいです。


HIM - Venus Doom - Song or Suicide ★★ (2009-04-30 00:58:42)

1分11秒と短いアコースティック曲。
ヴィレが憂いを含んだ低音ボイスで口ずさむのは、音楽が生きる糧であり精神的支柱なのだという自己への再認識。曲の短さとシンプルさとは裏腹に、背後にはかなりヘヴィなテーマがあったようです。


HIM - Venus Doom - Son ★★ (2009-04-30 00:57:16)

1分11秒と短いアコースティック曲。
ヴィレが憂いを含んだ低音ボイスで口ずさむのは、音楽が生きる糧であり精神的支柱なのだという自己への再認識。曲の短さとシンプルさとは裏腹に、背後にはかなりヘヴィなテーマがあったようです。


HIM - Venus Doom - Sleepwalking Past Hope ★★ (2009-04-30 00:41:49)

10分にも及ぶ大曲です。
本作に顕著なドゥーム感、HIMのキャラクターたる哀愁漂うメロディ、深い低音から叫びに至るまで広がるヴィレのボーカル……と、非常に密度の濃い空間になっています。


HIM - Venus Doom - The Kiss of Dawn ★★★ (2009-04-30 00:22:10)

哀愁を帯びたメロディと、ヴィレの時に低く、時に伸びやかなボーカルがこれぞHIMと思わせてくれます。雰囲気としては3rdの暗さに一番近い?


HIM - Venus Doom - Passion's Killing Floor ★★★ (2009-04-30 00:17:24)

重々しいギターサウンドの中、キーボードの旋律が冷ややかな空気を運んできます。メロディはアルバム内では比較的キャッチーかもしれません。
この曲もまた、途中に各段に重く遅く、まさしく「ドゥーム」なところがあります。


HIM - Venus Doom - Venus Doom ★★★ (2009-04-30 00:10:31)

アルバムのタイトルトラックにして冒頭を飾る曲。マッチを擦る音の直後、前作より格段に重くなったギターという幕開けが渋い。ヴィレのボーカルもだいぶ低音域です。
中盤にテンポが落ちて、低音ボーカルが最骨頂を迎えるくだりがType O Negativeを彷彿させます(実際、結成初期にカヴァーやってたことあるみたいですし)。個人的には、ここが一番好きなパートです。


BURZUM - Filosofem - Burzum ★★ (2009-04-29 02:07:52)

繰り返されるキーボードリフが不気味。この単調さが静かに鬱の空気を持ってくる。
唐突に入るノーマルボイスも不気味。叫んでても狂気じみててぞっとするのに、普通の語りすら怖いって何なんだ。
そしてPV……グリシュナックよ、貴方の眼には世界はこんなにも荒涼としていて陰鬱なところなのか。


BURZUM - Burzum - My Journey to the Stars ★★★ (2009-04-29 01:58:33)

Burzumにしてはストレートにカッコいいリフで来たな……と思ったら、グリシュナック様の雄叫びで狂気の世界まっしぐら(笑)。
このリフのカッコよさと、あたかもメロスピか様式美系のようなタイトルに惹かれてうっかり足を踏み入れた人が悪夢を見そうです。


CRADLE OF FILTH - Thornography - The Byronic Man (2009-04-28 05:13:31)

HIMのヴィレ・ヴァロがゲスト参加した曲。ダニいわく「彼の声こそバイロン卿に相応しい」そうです。
貴公子と駄々っ子(笑)というミスマッチな組み合わせながら、そのミスマッチさ加減が不思議と聴き心地いいです。特に「The patron saint of heartache…」からのヴィレの美声と、ダニの奇声の掛け合いでゴシックの雰囲気が増してます。
欲を言えば、ダニの高音が苦しそうなのがちょっと残念。あと、シンフォニックパートも味付け程度じゃなくてもっと入れた方が(既にアルバム全体に対して言ってますが、ここではその方がヴィレの声にも合うと思えただけに尚更)。
一説によると、この共演ついでにダニとヴィレはキスしたとか(笑)。本当ならヴィレも意外とバカなチャレンジ精神の持ち主だったようで、その点クレイドルと似た者同士? 一部のファンは泣くかもしれませんが、私はむしろ褒めたいです。


NIGHTWISH - End of an Era ★★ (2009-04-26 19:11:00)

完成度の高いライヴであり、このラインナップでのステージが終わりを迎えようとしている状況でありながら、ステージ上のメンバーは走りまわったりと自由な雰囲気です。楽曲構築の核であり、3つのキーボードを自在に操るツォーマスも、何気なくキーボードスタンドに『パイレーツ…』のジャック・スパロウフィギュアをくっつけていたりして、遊び心が伺えます。
そしてターヤは歌唱力もさることながら、素晴らしいパフォーマンスでステージの中心に君臨していました。
しかし最後、ステージに並んだメンバーの表情には「やりきった感」と「これが一つの終わり」という一抹の寂しさが浮かび、このラストライヴへの彼らの意気込みがいかに強かったかを思わせます。


NIGHTWISH - Century Child - The Phantom of the Opera ★★★ (2009-04-26 17:17:50)

このカヴァーはNightwishに相応しいと思います。本アルバムではターヤとマルコのツインボーカルが効いてますが、これがその真骨頂ではないかと。
ちなみに、映画でファントムを演じてたジェラルド・バトラーは元ロックバンドのボーカルだったそうです。そりゃ怪人がロックシンガーだったらキッズ(=クリスティーヌ)はそっちになびいちゃうだろうな。
まして怪人がもっとメタル寄り(=マルコ)となれば、HR/HMファンは両手放しで歓喜です!


BULLET FOR MY VALENTINE - Scream Aim Fire - Scream Aim Fire ★★★ (2009-04-26 16:33:57)

CSの音楽番組でちょっと聞こえてきただけで好きになりました。
CD買って本格的に聴き始めてからはもっと好きになりました。
それだけ速効性が高い曲です。アルバムの幕開けに相応しいです。
いつかライヴで「Over the Top!!」と叫びたい。


OPETH - Ghost Reveries - Ghost of Perdition ★★★ (2009-04-26 04:07:38)

初Opethがこれでした。
ミカエルの「Ghost Of---!!」のデス声が静寂をぶち破って来て、これだけでも十分ノックアウト要因になるのですが、その後に続いた静かなパートとクリーンボイスも衝撃的でした。
静と動を巧みに操って世界観を構築する、Opethの何たるかがここに凝縮されているように思えます。


OPETH - Watershed ★★ (2009-04-26 04:00:00)

前作よりアコースティックのパートが増えてますが、何が凄いかって、この静かなアコースティックのサウンドの中にヘヴィネスが覗えることです。特に音が歪むところが、ぞっとすると同時に聴き惚れます。
ミカエルのクリーンボイスもまた然り。


KMFDM - WwⅢ - Intro ★★ (2009-04-26 03:46:12)

最後なのにイントロ。
メンバー紹介曲なのに、ルチア以外はろくなことを言われていない(が、転じて褒め言葉でもある)。
サシャなんぞちゃっかり「インダストリアル・ロックの父」を名乗ってる。
実にKMFDMらしいひねくれたユーモア満載です。
しかし、この時のメンバーが揃っていない限りライヴでは演奏してくれないんだろうか。


CRADLE OF FILTH - Bitter Suites to Succubi - All Hope in Eclipse ★★ (2009-04-26 03:37:08)

テンポは遅いし、音重いし、ボーカルも低音で始まるし、Eclipseのタイトル通りの暗黒空間です。しかし聴いてる側としては、タイトルとは裏腹に「今作のクレイドルも凄い……」と希望に燃えてしまう曲だったりします。


CRADLE OF FILTH - Damnation and a Day - Thank God for the Suffering ★★ (2009-04-26 03:28:32)

こういうミドルテンポで重々しい曲だとチェロとコントラバスの低音が効くので、オーケストラ入って良かったなぁと思えます。ヘッドホン/イヤホンで聴くと尚更いいです。
また、ダニのボーカルに言及する時は金切りシャウトに着目してしまう傾向にあるのですが、今回は低音とウィスパーボイスにしてやられましたね。


SETH - Divine-X ★★ (2009-04-26 00:32:00)

'02年発売。
シンフォニック要素は既になく、シンプルでソリッドな路線になっています。バンドをキャラクターづける突出した特徴はないのですが、ブラストも安定してるし質はいいです。
時々フランス語で歌ってますが、ボーカルがガナリ声系なので、フランス語特有の流麗さはカケラもありません(笑)。HM/HR界においては「響きが軟弱」という弱点がある言語なので、その辺を克服してくれた点では評価大です。
ただ、フランス語パートにしろ英語パートにしろ、歌詞がちょっとシンプル過ぎです。良く言えば分かりやすい、悪く言えば稚拙。もうちょっと頭ひねって欲しかったかなと。


APOCALYPTICA - Apocalyptica - Life Burns! ★★ (2009-04-25 16:01:04)

ギターアンプに繋いだチェロで奏でる疾走曲。荘厳さやクラシカルさは求められませんが、キャッチーなメロディならこの曲! と勧められます。
「Bittersweet」にも参加していたラウリがボーカルです。


APOCALYPTICA - Hope Vol.2(single) - Hope Vol.2 ★★★ (2009-04-25 15:47:18)

数年前に『ヴィドック』を観た時からエンドロールの曲が印象に残ってました。哀愁とダークな空気がありながら、歌詞も大して分かってなかったのに口ずさみたくなるキャッチーさも持ち合わせている。
それがApocalipticaだったと判明したのはつい最近。まさか自分の好きなバンドの曲とは……。
「このイントロのギターっぽいけどギターじゃなさそうな音はは何だ?」と思ってたら、チェロをギターアンプに繋いでたんですね。


CRADLE OF FILTH - Pandaemonnaeon ★★ (2009-04-21 23:22:00)

「From the Cradle to Enslave」のPV、メイキング映像、ライヴ4曲が収録されたDVD。
メイキングを見ると分かりますが、「From…」のPVは低予算、手造り、短期間で作られています。実際、監督アレックス・シャンドンは低予算ホラーで知られる人みたいですし。(後にダニ主演でスプラッター・ホラーのネット映画『Cradle Of Fear』を撮影)
しかし低予算でもPVの出来が素晴らしいことに変わりはなし。むしろ「あの映像はこんなにシンプルに作られていたのか!」と監督の発想に感心します。マリリン・マンソンが「予算が少ないほどクリエイティヴになれるもの」と言っていたのを思い出しました。
ライヴは『鬼女』発表時のものです。そのため、ダニ以外のメンバー全員今いなくなっているというのが何とも寂しい。
当時からクオリティは高いです。超絶金切りボーカルや技術はもちろん、檻の中の女性ダンサーなど演出も凝っています。実は当時は聖書破り捨てなんかもやっていたようで……。
時々ダニがリズム外してボーカルが先走ってしまったり、サラのコーラスの入れ方がいまいち生かし切れてないところもあったりと、若干拙さを感じるところもありました。やっぱり「Cruelty…」で「More, Whore, More」が聴けないと物足りないです。
もっと欲を言えば、4曲だけといわずにもっと曲収録してほしかったですね。
あと、どうでもいいけどダニ……関係者パスはもっと目立たないとこに貼ってもいいと思うぞ。
ステージを独自の世界観で固めているだけに、左脚前面にべたっと貼られたパスが浮いているようで気になりました。駆け出しならではのツメの甘さってやつでしょうか。
……ってこんなとこに着目してるの自分だけだったりして。


CRADLE OF FILTH - Damnation and a Day - Mannequin ★★★ (2009-04-17 23:19:23)

シンフォニック度より疾走感寄りです。でもサラのコーラスが効いていて、キャッチーでいて神秘的な雰囲気が漂います。
グロテスクでいてどこか物悲しさのあるPVは、やはりどこかティム・バートンっぽくて好きです。


MUSE - Origin of Symmetry - Feeling Good ★★ (2009-04-17 23:14:24)

ジャズ・ナンバーのカヴァー。でもしっかりMuse色。終盤はマシューのボーカルも楽器の一部と化しています。
ライヴではマシューの「自分で自分に紙吹雪」がおなじみです。


CRADLE OF FILTH - V Empire or Dark Faerytales in Phallustein ★★ (2009-04-17 22:42:00)

『Dusk…』のゴシック・ロマンス溢れる世界観確立への布石のように思えます。とはいえ、ストリングスやクワイアを活用した大仰さ、曲のドラマティック性といった特色は既に自分達のものにしています。
あと、『Dusk…』と同様に発狂レベルで「今どこ歌ってる!?」なダニの超高音絶叫も確立(笑)……。
EPでこのクオリティは極めてお得です。


CRADLE OF FILTH - Damnation and a Day ★★ (2009-04-17 22:33:00)

フルオーケストラ起用したという割に、シンフォニックよりメタルサウンドの方が目立ってる楽曲もありますが、アルバムトータルで見れば荘厳さとドラマティックさは当然ずば抜けています。とりわけインストが美しい。
コンセプト・アルバムと世界観構築に定評があり、なおかつシンフォニック寄りのクレイドルなら、このアルバムの長さと壮大なスケールは通るべくして通った道のように思えます。


CRADLE OF FILTH - Damnation and a Day - The Promise of Fever ★★★ (2009-04-17 22:18:53)

美麗で荘厳/暴虐で疾走というクレイドルとは切っても切れない要素が限界まで詰まってます。特に荘厳度についてはオーケストラが入ったため、格段に増しています。
コーラスが不吉な響きなのも素晴らしい。「Shining Feriluce…」のくだりが頭に残ります。(これってやっぱりLuciferのアナグラムでしょうか。あまり並べ替えられてないけど)


グループ魂 - Run魂run - 竹内力 ★★ (2009-04-17 06:44:56)

骨太ロックで奏でるVシネマ俳優賛歌(笑)。褒めてる/バカにしてるの境界のようなネタですが。
尚、PVには竹内力本人が出演。強面のヤクザな表情でアホなコントに加担してるこの人は凄い……。


STONESOUR - Come What(ever) May - 30/30-150 ★★★ (2009-04-15 17:17:44)

前作の「Get Inside」を彷彿させる、のっけからの疾走ナンバーですが、クリーンポイスが大半を占めているのが最大の違い。そのせいかキャッチーさが増しています。
ギターの重さも良い感じです。


STONE SOUR - Stone Sour - Get Inside ★★★ (2009-04-15 17:12:43)

若干Slipknotに近い雰囲気が残ってますが、こちらの方がハードロック寄りですね。
ライヴではそこそこ前方に陣取っていれば、この曲が始まるや否やモッシュピットにGet Insideできます。


STONESOUR - Stone Sour - Bother ★★★ (2009-04-15 16:58:58)

デスボイスで「人間なんてクソだ!!」と叫ぶアーティストが、美声で穏やかに哀しみを歌いあげる。このピュアにして痛々しい空気の前には、感動するほかありません。


STONESOUR - Come What(ever) May ★★ (2009-04-15 16:54:00)

1stより起伏がついていて聴きやすいと思います。個人的にはこちらの方が好きですし、ひいてはSlipknot以上に好みでした。
モッシュで暴れたい衝動にかられる曲から、泣けるバラードまで、改めてコリィの表現力の豊かさを実感しました。


STONESOUR - Come What(ever) May - Reborn ★★★ (2009-04-15 16:43:50)

サビ聴いた瞬間、「こいつはモッシュ用だ!!」と思いました。
そして単独来日時は実行に移させて頂きました。
通勤ラッシュの列車内でも、この曲を聴けば脳内でライヴ会場へ飛べます。


CRADLE OF FILTH - Cruelty and the Beast - Lustmord and Wargasm (The Lick of Carnivorous Winds) ★★★ (2009-04-02 04:06:53)

「Bathory Aria」最後の重々しさ、「Portrait…」~イントロの静けさを経て突然の疾走。そして若き日のエリザベスの声。死してなお鎮まることのない狂気の表れのようで、荘厳な「Bathory Aria」よりもこちらの方に恐ろしさを感じます。


CRADLE OF FILTH - Cruelty and the Beast - Bathory Aria: Benighted Like Usher / A Murder of Ravens in Fugue / Eyes That Witnessed Madness ★★★ (2009-04-02 03:56:25)

残虐行為が発覚した後、エリザベスは臣下と違って火刑を免れたのですが、代わりに窓という窓を塗り固められた城の一室に死ぬまで幽閉されたという、彼女にとっては死刑より惨い最期を遂げたそうです。そのためか、物語が進むにつれて音はよりダークになっていき、聴いている側にも闇が広がらんばかり。最後の暗闇の中で老いて死んでいくエリザベスの語りはぞっとすると同時に、この上なく悲痛です。
また、ストーリーテラーに徹していたダニですが、第一章「Benighted Like Usher」において初めて「I」という概念を用いています。唐突に感じられるかもしれませんが、ストーリーテラーが物語の中に登場しエリザベスに寄り添うことで、彼女の孤独と後の破滅を一層強く覗わせるかのように思えます。


CRADLE OF FILTH - Nymphetamine - Gilded Cunt ★★★ (2009-03-31 03:39:03)

ベースが何気にかっこよく響いてます。疾走する中にも荘厳さが覗えます。そしてヘッドバンギング必至。
ライヴDVD『Peace Through…』の冒頭を飾るのもこの曲。ライヴで初っ端から「Cunt!!」ってシャウト連発やられたらもうぶっ壊れるしかないですね。


MARILYN MANSON - Mechanical Animals - Posthuman ★★ (2009-03-31 01:40:57)

ミドルテンポの前曲「The Speed Of Pain」から、いきなり疾走し始めるだけでもたまりません。
しかし何より「神はただの統計学」!!!
どうやったらこんなにカッコよくて、それでいて社会をえぐる言葉が出てくるんでしょうか。


MARILYN MANSON - The Golden Age of Grotesque - Doll-Dagga Buzz-Buzz Ziggety-Zag ★★★ (2009-03-31 01:34:59)

Dollは麻薬の錠剤、Daggaはインド大麻という意味があります。
Buzz-Buzzは擬音(蜂が飛ぶ時の音とか)で、Ziggety-ZagはZig-ZagとZiggety(俗語で『凄ぇ』とかいう意味らしい)をかけたものらしい。
……って、サビのフレーズだけでもうアブナイ空気が漂いまくってますね。
個人的に、アルバム内でリズム感が一番心地いいのはこの曲だと思います。


MARILYN MANSON - Mechanical Animals - Mechanical Animals ★★ (2009-03-31 01:26:59)

God Of Fuck、Antichrist Superstarを経て一転、「ただの自殺の王様ごっこをしている少年」。ありとあらゆるものを破壊し尽くした後に語られるこの言葉は、一際虚無感を帯びて響きます。アコースティックとシンセがその雰囲気を引き立てています。
尚、『Holy Wood』の日本盤ボーナストラックにこの曲のライヴ盤が収録されています。ギター、ベース、ドラムはより太く、キーボードはより美しくなっていて、そちらも好きです。


CRADLE OF FILTH - Heavy Left-handed & Candid ★★ (2009-03-30 19:35:00)

2001年発表のライヴDVD。『Midian』期のツアーです。
音源は『Live Bait For The Dead』のものと同じノッティンガム公演の時のものです。ステージがどんな感じだったのかよーく分かります。観た感じそんなにステージでっかくないので、この距離感でライヴ体感出来たノッティンガムのファン達が羨ましいですよ。最後、何故かダッチワイフがオーディエンスの頭上転がってたりします。耽美なクレイドルには不釣り合いに思えるかもしれませんが、後述のドキュメンタリーを見ると何となく納得出来てしまう……。
しかしダニ若いな。当たり前だけど。
で、『Peace…』同様こちらにもまたツアードキュメンタリーが収録されてますが……
君らはカメラ向けられたらベロを出すかケツを出すかせんと気が済まんのかい。あるいは何かネタ披露するとか。ヴァンパイア軍団転じて、メンバーとスタッフ一丸となったクソガキ集団ですよ全く。ドキュメンタリーのエンドクレジットでもふざけた文句書きまくってるので注目です。
そしてダニ……君ほどママチャリの似合うメタルアーティストを私は他に知らない。
この他PV、『Cradle Of Fear』の予告(ダニ主演のネット映画。B級スプラッターホラー)、ブレアウィッチをパクったアホな映像、アートワーク収録。あと、隠しコマンドもあります。「Born in a Burial Gown」に出てたあの人達って(二重の意味で)スゴい人達だったんだ……。


MARILYN MANSON - God is in the Tv ★★ (2009-03-30 19:05:00)

『Mechanical…』までのPV集とツアーの模様を収録したVHS。こちらもDVD化されていないのが惜しい。
PV集はベスト盤(初回限定DVD付きの方)が出てしまった分価値が薄れた感がありますが、ツアー及びライヴの映像は価値大ありです。グラムロックを意識したきらびやかなステージや、紙吹雪が舞う中「The Speed Of Pain」を歌うマンソンなんて、この時のツアーでしか観れない光景です。
以前の『Dead To The World』ではおぞましさ、エグさ、汚さを強調していましたが、今回映し出されているバックステージの彼らはむしろ悪ガキです。おもちゃのピストル持って乱入したり手持ちカメラで遊んでたり。新入りのジョン5に対するイジメも、ステージでミスしたジンジャーに下される制裁も、どこの小中学生じゃ! ってレベルです。でも放火はさすがにマズイぞ。
あと、来日した際に富士急ハイランドのゴーカートで遊んでたという伝説(?)の映像も拝めます。


MARILYN MANSON - Guns, God and Government World Tour ★★ (2009-03-30 18:13:00)

『Holy Wood』発表時のライヴを収録したDVDです。
複数の公演の映像(日本のもあり)を編集したものなので、カット毎に衣装、メイク、オーディエンスがまるで違っているのが観ていてどうも気になるところ。映像の切り替えもスタイリッシュすぎるように思えました。後に加入したティム・スコルドがマンソンと共同監督していたとのことなので、あのスタイリッシュ加減は彼の影響なんだろうか?と勘ぐってしまいます。あと、何となくカメラがジョン5びいきのような気も……。
でもライヴのクオリティはやっぱり高いです。観てるとすぐにオーディエンスの一員と化して、TVの前で合唱あるいはコール&レスポンス参戦。
マンソンのステージコスチューム&演出も見ごたえあり。巨大竹馬出てくるし、木(Holy Woodか?)よろしくニョキニョキ伸びたりするし、「The Love Song」では法王(枢機卿?)コスプレだし。「Antichrist…」なんか演説台が出てくるだけでも嬉しいのに、火柱なんか上がったらもう恍惚モノです。
この他にドキュメンタリー『The Death Parade』が収録されてます。
グルーピーと戯れる様子(いや、戯れるとかいうレベルを超えてます)、ジンジャー・フィッシュ負傷の決定的瞬間、脚の傷口を縫うマンソンなど、かの『Dead To The World』には及びませんがそれでもかなり衝撃的な映像満載です。
Slipknotのジョーイやオジーの姿も見れるのが嬉しいところですね。


ARCH ENEMY - Wages of Sin - Enemy Within ★★★ (2009-03-30 16:38:49)

不吉にして美しいイントロから暴虐のドラムへ。これがメロデス初体験だった当時はこれだけでも感動ものでしたが、トドメはアルバムを聴かせてくれた知り合いの解説でした。
「このボーカル女の人だよ」
即日購入しましたとも!!


VENOM - Black Metal - Countess Bathory ★★★ (2009-03-29 23:02:43)

「演奏テク無視でひたすら疾走」イメージのVenomですが、こいつは隠し玉です。実はこんなかっこいいリフ持ってたのかよ。
尚、バソリー伯爵夫人といえばクレイドルという人間なので、彼らのシンプル過ぎる歌詞を見た時には「そんだけで片付けていいのか!?」と思いました。
でもいいんです。だって彼らはVenomだから。


VENOM - Black Metal - Teacher's Pet ★★★ (2009-03-29 22:45:36)

このサイトで「バカ」という言葉を何度となく褒め言葉として使ってますが、この曲はその頂点を極めてます。
声が汚い、テクが滅茶苦茶ってのはアルバム通して言えるけど、この曲は加えて歌詞が頭悪い。「Black Metal」には普遍のロック魂があるけど、こっちは三流のエロ魂しかない。
あまりにバカすぎてカッコよくて仕方ないですよ!!


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll - Hate Crew Deathroll ★★★ (2009-03-29 22:11:43)

「Needled…」にぶっ飛ばされた頭に加える、最後の最後に来たダメ押しの一撃。しかもとっておきの破壊力。最高のクロージングです。


ARCH ENEMY - Wages of Sin - Ravenous ★★★ (2009-03-29 01:58:50)

私も「♪ダーダダダダー」のところでこの曲好きになったクチです。耳について離れません。
それでもって「Carnivorous Jesus/I need your flesh」の暴虐フレーズ……皆さんかっこよすぎです。


グループ魂 - Run魂run - 知りすぎた仙台(コール&レスポンス2) (2009-03-27 05:19:15)

間取りと冷蔵庫の中は把握されたくないですよね、さすがに。
コントですが、この手のコール&レスポンスを本当にライヴでやってくれるってのが嬉しいです。サマソニ'06でやった時はある意味感動しました。


グループ魂 - Tmc - くるま売りたいな ★★★ (2009-03-27 05:07:42)

軽快に「くるま売りたいな/くるま持ってないけど」……始めからいきなりコケます。軽快ですが内容は悲惨というか情けないです。
しかし同じく車も免許も墓もない人間としてはちょっと危機感覚えます。


グループ魂 - 荒ぶる日本の魂たち - 魂の一曲目 ★★ (2009-03-27 04:57:40)

「今日も無理するぜ!!」
60過ぎても限度を感じないアーティスト達がいる中、一曲目から限界を表明するというある意味画期的な手法。
でも何だかんだ言ってやること成すこと密度の濃い彼らが好きです。


OZZY OSBOURNE - No Rest for the Wicked - Miracle Man ★★★ (2009-03-27 01:51:40)

この曲、オジーの曲が青少年に害悪をもたらすと説いていたキリスト教伝道師が買春で逮捕されたことについて歌われてるんだとか。曲中の「ジミー」ってのはその伝道師の名前だそうで。
こりゃステージで尻出しするよりタチの悪い仕返しだなぁ。そしてザック、勢い付いちゃってるオジーの背を豪快に押してるなぁ。2人とも最高ですよ。


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz ★★ (2009-03-27 01:38:00)

邦題『血塗られた英雄伝説』。サバス時代からのオジーの悪魔的イメージから付いたんでしょうが、本作ではそのイメージはランディの天使のギターソロと見事に溶け込んでいます。といっても「中和」なんてもんじゃなくて、もう1段階上の高みに達しているように思えます。
ランディのギターは何度聴いても美しく響き、泣けてきます。そのくせオジーの癖のありすぎるボーカルにぴったりです。


OZZY OSBOURNE - Tribute ★★ (2009-03-27 01:19:00)

ランディは本当にギターの音色に美しさを感じられるギタリストです。そしてその美しい音がオジーの怪しいボーカルと極めて相性がいいという不思議な存在です。
このライヴ音源では、ギターサウンドが脚の不自由なランディの代わりに飛びまわっているように思えました。特に「Mr.Crowley」のソロには、技巧の凄さを越えた感動があります。
尚、私も「Dee」で泣いた人間です。ランディの功績と死についてはロック史における1つの事件として知っていた程度で、特に思い入れがある訳ではありません。それでも、1stアルバムの中で最も美しいアコースティック曲を爪弾き、ギターを置いて去っていく音を聴くと、この素晴らしいギタリストは本当にこの世界から去って行ってしまったのだという事実を突き付けられたように思えて、やりきれない気持ちになってしまいます。


APOCALYPTICA - Apocalyptica ★★ (2009-03-24 23:25:00)

やはり「Bittersweet」が入っている以上、これをお勧めしない訳にはいかないかと。
でも他の曲群も哀愁と叙情と疾走感たっぷりで、聴きごたえあります。M1「Life Burns!」だけはチェロサウンドが薄くてギターが全面に出ちゃってますが、メロディがツボですね。
日本盤ならフランス語ボーカル曲「En Vie」も収録されてますから、そちらも推したいです。(くどいようですがこの曲が2曲目に入ってる輸入盤も存在します)
……と書いたのですが修正。「Life Burns!」のサウンドはギターアンプに繋いだチェロの音でした。これが見抜けんようじゃ自分もまだ修行が足りませんね。


APOCALYPTICA - The Life Burns Tour ★★ (2009-03-24 23:17:00)

'07年発売のライヴDVD。
チェロ弾きながら立ち上がってヘッドバンギング、しかも終盤はうち2名上半身裸……なんて光景はApocalypticaでしか見れませんよ。対照的に一番左のサポートメンバーがクールに座ったままってのも妙に面白い。
Metallicaのカヴァーも聴けるし、PVも収録されてるし、値段も音楽DVDにしては比較的安めだし、ファンなら買って一つたりとも損はないと思います。


GUNS N' ROSES - Appetite for Destruction ★★ (2009-03-24 22:37:00)

もはやガンズといえばこのアルバム。
デビュー作にして最高傑作、そしてあまりの完成度の高さゆえ、バンド自身にすら超えるのが難しい壁になってしまいました。
全てのロックファン必聴です。


APOCALYPTICA - Apocalyptica - Deathzone / En vie ★★ (2009-03-24 07:22:59)

日本盤ボーナストラック。でも何故か私が買ったアルバムでは「Quutamo」の代わりに2曲目に入ってました。
フランス語ボーカルということで、言葉の響きの柔らかさからメタル色が薄れるのではと思ってましたが、十分シンフォニックメタルで通用します。旋律も美しいし、フランス語やってるクラスメイトに布教できそうだなと思ってます。
ちなみに、シークレット・トラックとしてこの曲のインスト版も収録されてましたが、そちらも名曲です。
修正:この曲のインスト版=「Quutamo」なんですね。
また知らずに紛らわしいことを書いてしまった。すみません。


APOCALYPTICA - Apocalyptica - Betrayal/Forgiveness ★★ (2009-03-24 07:13:28)

ヘヴィで暴虐路線な前半がBetrayal、静かで哀愁に満ちた後半がForgivenessでしょうか。
最後のフェードアウトがちょっと唐突すぎるかもしれませんが、一曲でApocalypticaの二局面を一気に味わえるという点ではおいしいと思います。


RAMMSTEIN - Mutter - Mein Herz brennt ★★★ (2009-03-24 07:06:44)

曲のタイプに追加「重厚」。
インダストリアル色の強かった前作から一変、一曲目でいきなり荘厳なオーケストラ炸裂。でもこれぐらいシンフォニック入った方がラムシュタインにはぴったりだと思います。
ファンの心も燃えてますよ。


MARILYN MANSON - The Golden Age of Grotesque - Ka-Boom Ka-Boom ★★ (2009-03-19 06:04:15)

マンソン流悪趣味ポップ(笑)。
「Lunchbox」で「ビッグなロックンロールスターになりたい!!」って叫んでたのに、「俺はビッグスターだからビッグな車が好き」かよ。でも両方のフレーズに当てはまってしまうのがマンソンの凄いところ。


MARILYN MANSON - Antichrist Superstar - Minute of Decay ★★ (2009-03-19 05:53:43)

ミドルテンポ、不穏なプログラミング・サウンド、割れて歪みまくったギター……ズタズタになって腐っていくしかないような恐ろしさと共に、「I'm on my way down now/I'd like to take you with me」のフレーズで更に切り裂かれそうな哀しみに覆われます。


MARILYN MANSON - Antichrist Superstar - Cryptorchid (2009-03-19 05:46:36)

確かにこれはマンソンの持ち味というよりはポゴの持ち味ですね。勝手にBGMとしてアルバムかけてると、この曲の終盤のオルガンパートとコーラスにビビる人続出。悪趣味だけど何となく嬉しい。


CRADLE OF FILTH - Thornography - Stay (2009-03-19 05:34:14)

『Harder, Darker, Faster』盤のボーナストラックです。Shakespeare's Sisterというバンドのカヴァーらしい。
珍しいことにメインボーカルがサラです。原曲は知らないんですが、メロディアスでシンフォニックで(本編もこれぐらいストリングス入れろや!! と思うのは私だけではないはず)、メタルどころかほぼバラードです。歌い出しなぞ「どこのラブバラードだ!?」って思ったぐらい。
で、それをダニの凶悪ボーカルが徐々に邪魔していくと(笑)。


CRADLE OF FILTH - Thornography ★★ (2009-03-19 04:36:00)

本作の不評は多くのファンの知るところです。高音シャウトが少ない、シンフォニックじゃない、ホラー要素が少ない等々。実際、聴いてて「ここでもっと大仰にストリングス入ればいいのに……」「クワイア入れればいいのに……」と何度思ったことか。メタルとしては上質だけど、クレイドルの作品としては物足りないですね。
……と、文句のつけどころを列挙しても、どうしても否定できない点が。
それは彼等が本当にすんごくいいメロディ書くってことです。
「シンフォニック要素欲しいな……」と思いながら聴いてても、メロディが耳に残るし、無意識で首動いちゃうし、実は「Foetus…」なんか無意識で歌っちゃうぐらいだし。本当かっこいいんです。
あと、高音域減ってもやっぱりダニ声はダニ声です。もうやめられません。しかし、M11で「And here we go again!!」ってフレーズ挿まれた時には似合わなさ過ぎて笑ってしまいました。……すみません。
以上の理由から、『Harder, Darker, Faster』のデラックス盤買ってしまいました。前評判から言ったら通常盤で十分じゃないか?なんて思ってたってのに。
まぁ、ボーナストラックはわりと佳作揃いだし、外れとまではいかなかったかなと。
多分、このプロセス踏んだからこそ、これまでのシンフォニック&ホラー色を併せて取り込んだ次作の感動があるんでしょうか。


MARILYN MANSON - Holy Wood (In the Shadow of the Valley of Death) - The Love Song ★★★ (2009-03-18 23:34:57)

「Heart-Shaped…」「Coma White」然り、マンソンの書くラブソング(一般的にはそう解釈されないでしょうが)は泣けるものが多いですが、その「ラブソング」をタイトルに冠した本作は極めて攻撃的です。
内容は銃と銃弾の愛という、暴力的でいて切ないテーマです。もちろん皮肉たっぷりですけど。


MARILYN MANSON - The Golden Age of Grotesque - This Is the New Shit ★★★ (2009-03-18 23:29:41)

怒りと哀しみに満ちた重苦しい前作の後で、いきなり暗黒ラップときましたか。重点をおいたと語るだけあって、リズム感が最高です。
マンソン嫌いな人にとってはShit=嫌なもの、ファンにとってはShit=本物です。
そしてPV……やっちゃうかそれを。世界最大のカートゥーン帝国のボスの暗黒コスプレやっちゃったか!? しかも'03年の来日時に帝国のお膝元たるベイNKホールで実際にやっちゃってたよな!!?
いや、悪趣味具合がもう素敵です。


MARILYN MANSON - Antichrist Superstar - The Beautiful People ★★★ (2009-03-18 23:16:56)

「Antichrist…」同様、ファシズムを否定しつつ自らファシズムを体現するというアイロニー。自己を大義に捧げることには否でも、これ聴くとマンソン総統(笑)に拳を突き上げることには大賛成できます。ライヴなら尚更!
このリフとドラムはロック史に残っていただかねば。


THE MARS VOLTA - Scabdates ★★ (2009-03-18 23:01:00)

一応ライヴ盤なのですが、どうも冒頭と最後は音いじったみたいですね。わざとディストーションサウンドやら泣き声やらを混ぜて音の渦、というかもはや樹海を作ったらしく……さすがというべきか、人知を超えているというべきか。
でもこの樹海を潜り抜けて、歓声のあがるライヴ会場へ辿りついた時の感動たるや、何回聴いても癖になります。しかもノイズの樹海を抜けたところで、マーズ・ヴォルタのライヴがこれまた樹海の如く複雑怪奇で、ハマったら抜け出せなくなります。
罠ですね。