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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-100

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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-100

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TORMENTOR - Anno Domini ★★ (2011-08-29 21:24:56)

アッティラの初期作にして、ブラックメタルの初期作。
だいたいブラックの第一波はまだスラッシュの名残が強いし、本作も例にもれずどちらかというと疾走型。しかし、ブラックメタル特有の魔性はほぼ完成されています。
初期ブラックメタルの中で、例えばCeltic Frostはトムの無愛想ボーカルによって邪悪な雰囲気を醸し出していましたが、Tormentorはさらに人間と「人間じゃない何か」の境界線上にいるような気さえします。
もちろんその功労者はアッティラ。確かにこのときはまだ「やや高めのガナリ系」ボーカルでしたが、主に後半に入ってくる笑い声や叫び声には、早くも人間失格の兆候が表れています。


CHARON (2011-08-03 00:49:36)

気が付いたら今年3月に解散していました。
勿体のないことを……。

JPは今後どうするんだろう?
好みの低音ボイスだけに、どこで聴けるのか気になります。


CHROME DIVISION - Booze, Broads and Beelzebub ★★ (2011-07-17 15:16:38)

2008年発表の2nd。
Mortorheadへの愛情とリスペクトからか、泥臭さ溢れるロックンロールです。エディ・ガズのボーカルもダミ声系。歌詞の方も典型的セックス、ドラッグ&ロックンロール。たまに「もうちょっと頭使わんかい!」ってぐらいの、Venom以来のど直球リリックもありますが……。
そんな訳で、Dimmu Borgirの方向性を頭に入れて聴くと大いなる空振りとなります。
気に入らないって人も結構いるんじゃないかと思います。もちろん、好きな人は喜んでついていきます。まさしくブックレットの中央ページに、「Ether Hate Us Or Join Our Feast」って書いてあることだし。


CHROME DIVISION (2011-07-17 13:52:15)

Dimmu BorgirのVo.シャグラットのプロジェクト。
Mortorhead愛で結成されたバンドらしく、疾走ロックンロールにレザー、酒、ハーレー、セクシーなおねえさん必携。
なお、こちらではシャグラットはリズムギター担当。


MOONSPELL - Wolfheart - Trebaruna ★★ (2011-05-29 01:23:35)

「Alma Mater」以上に民族音楽丸出しで、クリーンボイスが少々拙くても違和感のないナンバー。
最近はライヴでやってないようなのですが、今の深みと威厳倍増のヴェルヴェット・ボイスで歌ってみてほしい気も。


MOONSPELL - Memorial - Luna ★★ (2011-05-29 01:19:28)

デス声度の高い本アルバムにおいて、一際目立つクリーンボイスが大半の曲。しかも女性コーラス参加。
エイミー・ザ・ストレンジとティム・バートンを足して3で割ったような(2よりも薄いんです)アニメPVが異色ですが、最後に一瞬移るメンバーのアニメーションが激似でした。特にフェルナンド。


MOONSPELL - Wolfheart - Alma Mater ★★★ (2011-05-29 01:16:04)

今でもライヴ定番曲。この頃はまだデス声が拙いけど、現在は迫力も盛り上がりも大いに上昇。
民族音楽の影響が濃いノリと妖しげなメロディで、ハマる人はとことんハマりそう。


MOONSPELL - Darkness and Hope - Devilred ★★ (2011-05-29 01:12:17)

冒頭の妖しいコーラスがいきなり効いてます。ボーカルは原曲の全面ディープボイスもいいけど、ライヴ版のサビだけデス声になるバージョンもカッコいい。
歌詞の「悪魔の赤色を纏った女」の描かれ方も魅力的。さすがは詩人フェルナンド。


MOONSPELL - Darkness and Hope - Ghostsong ★★★ (2011-05-29 00:59:52)

ちょっと歌謡曲のノリが入った哀愁ナンバー。
それだけに優しいメロディが頭に残りやすいけど、歌詞はどこか倒錯した愛情です。


MOONSPELL - Sin/pecado - Magdalene ★★★ (2011-05-29 00:55:19)

クリーンボイスはもちろん、ベース音と、時折入る中近東メロディが良い。
妖艶な美しさを匂わせる歌詞も相まって、聴き心地は最高です。


WITHIN TEMPTATION - The Unforgiving - Where Is the Edge ★★★ (2011-05-29 00:45:53)

メタル色が強いながらも、このメロディセンスは秀逸。
この感覚は日本人好みじゃないでしょうか。


WITHIN TEMPTATION - The Unforgiving - Sinéad ★★★ (2011-05-29 00:36:07)

まさかのダンサブルなWT! シンセの使い方もシンフォニックメタルじゃなくてダンス・ミュージックのそれです。
この思い切った冒険、個人的には大好きです。
ついでに、Pet Shop Boysにカヴァーしてもらいたい。


WITHIN TEMPTATION - The Unforgiving ★★ (2011-05-29 00:29:31)

'11年発表の5thにして、初のコンセプト・アルバム。しかもアメコミ的世界観。
……というだけあって、最初にシングル・カットされた「Faster」を中心に、シンフォニック色がだいぶ後退してメタル色が強まってます。そしてオーケストラの装飾を取り払う分、メロディのキャッチーさも強まってます。シャロンの歌唱法も3rdくらいまでのクラシカル路線ではなく、地声を活かした感じに。何かここらでもう賛否両論は免れないし、特に以前からのシンフォニック性が好きなファンは否定的になりそうです。

私がこの方向性にがっかりさせられなかった理由は、それでもなおメロディがいいから。特に「Sinead」のWTらしからぬノリは、思い切りの良さが気持ちいいし、ついつい耳に馴染んでしまう感もいい。らしくないことをやって呆れられたり失笑されたら失敗かもしれないけど、彼らは外さなかったと思います。
それに、コンセプトが「アメコミ」なら、シンフォニックを抑えてヘヴィ路線に走っていてもそんなに不釣り合いじゃないし。

ただ、「だとしたら、フルオーケストラ呼んで大仰&クラシカルにしまくった路線でコンセプト・アルバム作ったらどうなる?」なんて好奇心も一方ではあるので、いっそこちらも試していただけないでしょうか(笑)?


DIMMU BORGIR ★★★ (2011-02-21 23:16:11)

滑り込みでライヴ駆けつけました……。

密かにぷよってきてるシャグラットですが、やっぱりステージに君臨するお姿はカッコいい。
シレノスとガルダーが並んでギター弾く姿もカッコいい。
何だかんだ言っても彼らはカッコいいリフやメロディーを持ってるので、CDよりシンフォニックパートが薄くても(そりゃサンプリングですから)、まるで関係なかったです。
尚、ガルダーは隙あらばオーディエンスとアイコンタクトとってくれます(笑)。

ちなみにクリーンボイスパートの不在は、シャグラットとオーディエンスのシンガロングで乗り切ってました。
でもブラックメタルって「シンガロング」っていうキーワードが似合いませんね(笑)。
(一応、私自身はディムがブラックメタルっていうことに異論ありません)

最後に、「またすぐに戻って来る」って言いましたよね、シャグラット。
「またすぐ」が10年後とか無しにして下さいよ(笑)。


IHSAHN (2011-02-11 00:30:37)

5月にKABUTO METALで来日です。
イベント名が何か締まらないけどやったーー!!


DIMMU BORGIR - Abrahadabra - Gateways ★★★ (2011-01-23 16:54:30)

疾走したりリズミカルになったりスローになったりと、曲展開の変化は今に始まったことじゃないけど、今回はそれが大分ひねくれてきてるように思えて、そこが面白い。
珍しい女性ボーカルの導入も、世界観に見事調和してます。


DIMMU BORGIR - Abrahadabra - Born Treacherous ★★ (2011-01-23 16:50:17)

荘厳なオーケストラのイントロから一転、ヘヴィ・ロックを思わせるギターで本編が幕を開けるというDimmuにしては異例のオープニング。でもこれが功を奏した。
タイトルを歌うクワイアも良い感じに冷たくて不吉です。


DIMMU BORGIR - Abrahadabra - Endings and Continuations ★★★ (2011-01-23 16:45:43)

「Abrahadabra」を囁く冒頭のシャグラットの掠れ声、その後に同じく「Abrahadabra」を繰り返すクワイアが、下手すると冗談のような響きになりそうなアルバム・タイトルににわかに呪術的な響きを持たせます。
クリーンボイスのパートも、大仰でパワフルなVortexとはまた違った、抑えた魅力があります。


DIMMU BORGIR - Abrahadabra ★★★ (2011-01-23 16:24:47)

前作まで音の重要な鍵を握っていたVortexとMustisが脱退し、3人体制となったDimmu Borgir。
大々的なオーケストラとクワイアの起用はもちろんのこと、多くのアーティストがゲスト参加と聞いて(誰が参加しているかは極力秘密にされているものの)、人数の少なさを音の多さでゴリ押しカバーしてたらまずいんじゃないかと思ってました。
が、当然音は重厚ながら、計算されたラインを描いてリスナーの耳を包み込むような音のつくりこみ方がありました。耳に残る旋律にも大いに恵まれているし、クワイアもここぞというところで盛り上げてくれます。「音の重厚さだけで進めるなんて安直なんだよ」という自信と知力に溢れているようでした。
『Puritanical…』と『Death…』あたりで「1つの高みに達しているけど、まだこれから最高傑作と呼べるものは作れそう」との感想を述べましたが、この作品はまさにその最高傑作の候補に挙げられると思います。

ただ、ここまで作り込むと、ライヴはどうなるんだろうという思いはあります。


CRADLE OF FILTH - Darkly, Darkly, Venus Aversa - Forgive Me Father (I Have Sinned) ★★★ (2010-12-25 22:04:24)

ギターメロディ主体で、ロックに近いリズム感。テンポが落ちるところのカッコ良さもあり。さりげなくバックのキーボードのフレーズが良かったりもする。『Thornography』の異質感がより良い方向に活きているように思えます。
これぐらい冒険する曲がもう少しアルバムにあっても良かったんじゃなかろうか。


グループ魂 - 嫁とロック - スーパー! サマー! アックスボンバー! ラブハンター! 06! ★★ (2010-12-25 21:44:04)

無駄に長くてパワーありそうで暑苦しそうなタイトル付けておきながら、着眼点は「二の腕」だけ。
たまに「親しみやすい変態」から「ただのど変態」になってるようにも思えますが……。
最近は残念ながら演ってないみたいです。これも鉄板の夏フェスアンセムにしてほしかった。


グループ魂 - 嫁とロック - NO YOUNG TOO YOUNG ★★★ (2010-12-25 21:37:23)

さりげなくイギー・ポップの「Lust For Life」っぽい。
ただし「生」にしがみつくのではなく、「老」と「若」の間でバタバタしてる感がイギーより格が下がる所以(笑)。イギーの高みに行きつけない我々はこんな感じです。


グループ魂 - 1! 2! 3! 4! - 職務質問 ★★★ (2010-12-25 15:42:19)

あまりにもショボいうえに情けないマイケル・ジャクソン(笑)。
破壊さんのもともとハイテンションなボーカルが、さらにテンションあがってキレが良くなってます。


グループ魂 - 1! 2! 3! 4! - 聖夜 ★★★ (2010-12-25 15:29:42)

タイトル違うけど、実質「男、腐りかけ」シリーズ最終章。
クリスマスネタなだけに、強いて言うならこれが一番共感してもらえるんじゃなかろうか。
靴下にトナカイのフン詰める労力はともかくとして(笑)。


グループ魂 - 1! 2! 3! 4! - 男、腐りかけ2 ★★★ (2010-12-25 15:10:23)

全体的に言えるけど、これって男じゃなくて人間的に腐りかけだよな。
いや、とっくに腐ってるな。
でも何回も聴きたくなる。


グループ魂 - 1! 2! 3! 4! - 男、腐りかけ1 ★★★ (2010-12-25 15:06:58)

パンクの疾走感と歌謡曲のキャッチーさを合わせた音楽に乗せて、最高に大人げなくてヒドい歌詞を石鹸さんががなりたてます。
こんなに金かけた嫌がらせ、むしろ偉い。


CRADLE OF FILTH - Darkly, Darkly, Venus Aversa ★★ (2010-12-08 00:51:03)

「夜の魔女」「アダムの最初の妻」として語られるリリスをテーマとしたコンセプト・アルバム。とはいえバソリー夫人やジル・ド・レイのように元ネタとなる歴史記録はないので、リリスの神話をもとにした暗黒物語となっています。
音楽の方向性はUsherさんも仰っている通り、前作『Godspeed…』路線の正統メタル&シンフォの融合です。それ自体に文句はないし、これまでと違う試みも見受けられたりするのに、どこか「物足りなさ」があるのがもったいない。
例えば、クレイドルのコンセプトものにつきもののイントロ、インタールード、アウトロなし。物語の主役(ここではリリス)の語り部分が少ない。最初のPVになった「Forgive Me Father(I Have Sinned)」のキーボードよりギター主体のメロディ。このあたりの変化球をもっと上手く活用してたら、それはそれで賛否両論あったかもしれないけど、面白味は増したんじゃなかろうかと思ってしまいます。
あと、単に私が聴き慣れただけかもしれませんが、「あ、ここらでブラスト入って疾走始まるな」とか曲の展開が読めてしまうので、ここらでまた変化に富んだ10分級の大曲を作ってみてはどうだろうとも思います。

しかしこの作品もまた『Thornography』同様、文句をつけながらもメロディセンスの抜群さには頭が下がります。キーボードもいいけど、上記の「Forgive Me…」に代表されるギターメロディもいい。さらに綜合評価でいえば『Thornography』より高いでしょうし、ストーリーも面白いし。

ちなみに私が買ったのもボーナスディスク付きの輸入盤です。国内盤はボーナストラックが輸入盤ボーナスディスクから2曲しか入っていないので、歌詞対訳重視でなければ輸入盤2枚組のほうがいいかも。


グループ魂 - 嫁とロック - 嫁とロック ★★★ (2010-12-02 00:21:59)

Sex Pistolsへのオマージュ……と言えば聞こえはいいけど、世にも情けないパンクス。ロックに嫁をプラスしただけで面白いほど情けない。ちなみにこの場合のパンクスってのは「アホ」の意でもあります。
密かにジョン・ライドンのボーカルを真似してる破壊さん、ナイスワーク。


MURDERDOLLS - Women and Children Last ★★ (2010-11-05 00:21:12)

もう活動停止しちゃったものだと思っていたところ、まさかの8年越し復活を遂げた'10年の2nd。
ウェンズデイのアルバム(ソロやFrankenstein Drag Queens込み)も含め、これまで「人畜無害のパーティー・ホラー・ロック」だった彼らですが、今回ちょっと人畜有害(?)な方向に傾いた気がします。
というのも、歌詞がホラー映画愛&ハロウィン愛一辺倒ではなく、他愛もない悪口ばかりでもない、ちょっと本気のドス黒さを持ってるからと思われます。前作のノリが鮮やかでポップですらある血糊だとしたら、本作は少し酸化して黒さを帯びた本物の血です。
ライナーによると、最近ウェンズデイがプライベートな思いも歌詞に書くようになっただとか、スーツケース1つで生活してきたとかの事情が背景にあったようで。道理で吐き出すものに毒が大分加わってるわけだ。
また、ダークになったのは曲調も同じです。冒頭の「Chapel Of Blood」のリフからして、アップテンポなのにかつてよりも不吉。「Summertime Suicide」みたいな明るい曲にも、うっすら不気味な影が差してます。

何というか、彼らが愛する古き良きB級ホラー要素に加え、近年のPOVホラー(ハンディカメラとかで素人が撮ったっぽくしてるやつですね)やソリッド・シチュエーション・スリラーなど、良質の低予算映画の要素も加わったようです。
パーティー・ホラー・ロックこそがMurderdollsの魅力と思う人にはこの作風は微妙かもしれませんが、もっと違った側面から彼らを見てみても面白いかもと思える人には是非一聴して頂きたいところ。
これこそ2010年のMurderdollsです。


CHARON - Songs for the Sinners ★★★ (2010-10-31 21:37:25)

北欧バンドのメロディは何故か日本の歌謡曲のノリに近いことが多いせいか、日本人の耳に馴染みやすいです。
この作品も、どちらかというとダイナミックだしそれなりに疾走する曲もありますが、
日本人の琴線に触れまくるメロディが強い根幹になってます。
哀愁メロディ入ったHM/HR好きな人にお勧めしたいです。

また、HIMのヴィレ・ヴァロの低音ボイスが好きという人は、JPの声も好きになるかもしれませんね。
メロディ作りにも何か近いものがありますし。


MOONSPELL - Darkness and Hope - Nocturna ★★★ (2010-10-31 21:27:56)

闇を歌いあげるのにフェルナンドの声はうってつけです。
闇が深くなるだけじゃなくて、暗闇の心地よさと美しさが加わる。
ヴェルヴェット・ボイスの本領発揮といったところか。


MOONSPELL - Darkness and Hope ★★ (2010-10-31 21:23:52)

'01年発表の5th。
『Sin/Pecado』を彷彿させる、ほぼクリーンボイスのみの構成です。
『Sin…』の時は「デスボイスがないのがちょっと寂しい」と書いたのですが、その後の作品を聴いてから、
「デスボイスばっかよりはクリーンボイスばっかの方が良い」と思うようになったので、本作はお気に入り寄りに。
せっかく艶があってディープな良い声なので、武器に取っておいて欲しいですね。
音の方はフェルナンドのクリーンボイスに合わせてか、ミドルテンポ寄りが多くなってます。

ちなみに、ボーナストラックでオジーの『Mr.Crowley』が入ってるバージョンがあります。


MOONSPELL - Memorial - Memento Mori ★★ (2010-10-13 23:42:08)

オープニングやバックに使われる妖しげなシンセの響きがよろしい。
静かなパートのクリーンボイスも、デスボイスパートに埋もれ過ぎずちょうど良い具合です。


MOONSPELL - Night Eternal - Scorpion Flower ★★★ (2010-10-13 23:30:13)

ex-The Gathering、現Agua de AnniqueのAnneke van Gierbergenがゲストボーカル参加。
哀愁漂うメロディを重視してか、フェルナンドもデスボイス封印/ヴェルヴェットボイス全開です。
ところで、「デュエット歌謡曲ですか?」っていうツッコミ(ボケ?)は禁句でしょうか。


MOONSPELL - Memorial ★★ (2010-09-22 00:56:00)

'06年発表の7th。
前作から、フォーク路線よりもデジタル路線よりも、ヘヴィネス路線が色濃くなってますが、本作もその流れを汲んでます。
それはいいとしても、「後半がやや弱い」という前作の傾向もうっすら引き継いでいるのが残念なところ。いや、端々にこれはという曲はあるし、後半にも「Luna」というディープボイス全開のキラーチューンがあるんだけど、そういう比較的良い曲だけ突出しちゃってるのがちょっとバランス悪いように思えます。
あと、あまりクリーンボイスが活用されてないのも勿体ないところ。
でも、「Luna」「Sanguine」の女性ボーカル活用は良かったです。
それに、死と官能と退廃美の歌詞はやはり良い。フェルナンドが詩人としても活躍してるだけあります。


HYPOCRISY - Live & Clips ★★ (2010-09-22 00:40:00)

ヴァッケン出演時(1998)のライヴ映像とPV集のDVD。ライヴはCD『Hypocrisy Destroys Wacken』のと同じ音源です。
テントステージ出演だったようなのですが、初っ端から全員上半身裸でボルテージ高。
さぞかし暑かった/熱かったのだろうなと思わせます。この熱気はディスプレイを通じて観てる側にも届きそうです。
演奏もピーターのデスボイスも終始絶好調で、あっという間の11曲でした。そりゃオーディエンスも「えー!!?」ですって。
PVはそこまで凝ったつくりではないですが、演奏の生々しさ重視なので必然的にこうなるかなと。また、ピーターがボーカルとってるのはうち半分ぐらいです。
とりあえず、やっぱり「Roswell 47」は名曲だなと実感してしまう。


HYPOCRISY - The Fourth Dimension ★★ (2010-09-22 00:16:00)

'94年の3rd。2ndまでは別のボーカリストがいたのですが、この頃には脱退してしまい、ピーターがボーカルも兼任するようになっていたようです。
元々正統デス色が濃いし、今回もまだ『Abducted』ほどのメロディックさはなく、音の重さのインパクトが大きい(それでもCannibal CorpseとかDeicideとかの真性ほどではないのですが)。
ただ、そんなに疾走とか豪速ブラストに頼るところは少なく、スローテンポで攻めてます。特にタイトルトラック。
でも、実は重くて遅い中にも、気が付いたら頭に残るメロディーがあるってあたり、さすがピーター。次回作への布石が整ったといったところか。


WITHIN TEMPTATION - Black Symphony ★★ (2010-09-21 23:54:00)

'08年発売のライヴ盤。
フルオーケストラ&コーラス起用なので、出来る限り良いオーディオ環境で楽しみたい1枚。
ちなみに私のは輸入盤なので、CD音源はDVD音源22曲から13曲に絞り込まれてます。CD音源もフルで聴きたい方は3枚組を。
パイロとか演出とかステージ特殊効果は、前回の『The Silent Force Tour』より抑えられてますが、生オーケストラの音圧の前では特殊効果も大して必要じゃありません。「Jillian」や「Our Solemn Hour」では生コーラスの迫力も凄く活きてる。
しかし、これだけ凄いバックグラウンドを揃えておきながら、シャロンは相変わらず一際輝いてます。確かに、インパクトそれなりに大な衣装取りそろえてますが、そんなに度々衣装替えがなくとも、その美声だけで存在感は際立っていたはず。「Mother Earth」では大地母神、「Ice Queen」では雪の女王とでもいうように、いとも簡単にライヴのど真ん中に君臨していました。
あと、WTのライヴはバンドが皆互いにアイコンタクトとって、楽しそうにしてるのが微笑ましい。今回に至ってはオーケストラの方々まで、カメラに向かってニコニコしながらマロイックサイン。迫力とか臨場感はもちろんライヴ盤で重要だけど、こういうバンドの雰囲気の良さも見ていて楽しいものです。(だから直後にメンバー脱退とかあると哀しさ倍増なんだけど)


MORBID ANGEL - Domination ★★ (2010-09-12 02:57:00)

一ジャンルに「帝王」の称号を持つバンドがひしめき合ってるのはよくある話。
Morbid Angelもまた然り。
で、彼らを「帝王」たらしめる理由の一つは、やっぱりこの作品でしょうか。
どこをどう切ってもあふれ出る、逃れようのない支配力と邪悪さには、「帝王」と呼んでも全く差し支えない威厳があります。
個人的には、ブラスト全開疾走曲よりも、暗黒がじわじわと押し寄せるような激重ミドルテンポ曲の存在感に押されました。


OZZY OSBOURNE - Under Cover ★★ (2010-09-12 02:49:00)

予想はしていたけど、あの独特の声のおかげで、ビートルズもストーンズもクリムゾンも、どっぷりオジー色です。
ケースに付いてたシールの言葉を借りるなら「Ozzified」か。本当上手い言葉編み出したなぁ。
オジーは実際「Working Class Hero」だからレノンの歌詞もものにしてるし、クリムゾンの「21st Century Schizoid Man」なんか、終盤はもはや病んだ人間の笑い声です。
何をやっても自分のカラーを出せるという点、しかもそれをほとんど天然でやってのけるという点で、オジーのセルフ・プロデュース力はジーン・シモンズに勝るのかも。


BEHEMOTH ★★ (2010-09-01 23:56:00)

ネルガルが早く回復しますように!!
ドナーが早く見つかりますように!!
あの声がまた聴けますように!!!!
もうどこに祈ったらいいか分からないけどとにかくロックの神様に祈ります!!!


OZZY OSBOURNE - The Ultimate Sin ★★ (2010-08-23 01:46:00)

何か聴きやすいと思ったら、曲が実は割とポップだった。
でもオジーのボーカル聴いてると、どうもあの独特な声の癖が目立つせいか、「オジーはオジー」との印象が強く、ポップであることが気になりませんでした。
ミドルテンポ中心だし、首を振るよりも足がリズムをとることが多いので、個人的にはLAメタルというよりハードロックだなと思って聴いてました。


BLACK SABBATH - Mob Rules ★★ (2010-08-23 01:32:00)

タイトル・トラック然り、前作に顕著だった様式美色よりも、ロックンロール色が強くなったように思えます。
それでも際立った存在感を放つロニーはさすがというべきか。
それとも、アルバム全体の印象が変わっても、そのリフは「サバス」としか言いようのないアイオミはさすがというべきか。


DIMMU BORGIR - Puritanical Euphoric Misanthropia ★★ (2010-08-16 00:28:00)

正直、大仰なオーケストラとの整合性や聴きやすさで言ったら、次の『Death Cult Armageddon』より良いのではと思いました。ついでに言えば、ヴォーテックスのクリーンボイス活用もこっちの方が上手いかもしれない。ここぞという時に宇宙的な世界観をもたらしてくれますから。
この作品の「暗黒」はブラック特有のそれというより、宇宙空間の暗黒のようにおもえます。
次回作では「Progenies…」が突出し過ぎていると言われるDimmuですが、今回は逆にバランスがいい分「これ!」というキラーチューンがないのが難点。大仰シンフォニックという点では今作と次作とで一つの高みに達しているDimmu Borgirですが、まだまだ「最高傑作」を生み出せる底力はあるはず……と期待したいです。


EMPEROR - Emperor/wrath of the Tyrant ★★ (2010-08-10 00:14:00)

真に荒削りなのはこちらの作品でした。
『In The Nightside Eclipse』のレビューには「サウンド・プロダクションはまだ良くないにも関わらず洗練されている」と書きましたが、こっちのサウンドは良くないどころか全体的にジャリジャリ。さすがはデモ作……と思ったものです。
……が! 本作を単なる初期音源集以上のものにしているのが、イーサーンの声です。
威厳も表現幅もまだ無いですが、とにかく邪悪性だけはひたすらに図抜けてます。この人こんなに人間失格だったっけ……? と訝ってしまうほど。
そして、曲から滲み出る雰囲気もまた、ボーカルに負けず劣らず邪悪です。この邪悪さは音質に左右される以前の問題ですね。
才能、雰囲気共に、もはや人外魔境の作品です。


THEM CROOKED VULTURES - Them Crooked Vultures ★★ (2010-07-29 00:57:00)

'10年のデビュー(?)盤。
Nirvana/Foo Fighters、Led Zeppelin、Queens Of The Stone Ageのツワモノが揃い、それぞれの特色がものの見事に浮き出た作品となりました。デイヴのパワフルなドラム、ジョン・ポール・ジョーンズのベースがグルーヴを生み出し、ジョシュの気だるいボーカルがQOTSAのトリップ感を醸し出しているといったところで。
しかし、これが「それぞれの才能/カラーのぶつかり合い」とも、ましてや「互いに譲り合い」とも思えません。むしろ、3つのバンドの音楽性が重なり合う部分を上手いことぐっと掴み取ってみせたような。しかもその掴み取って見せた部分が、ストレートにカッコいいロックンロール。
ロックンロール(HRであれそんなにハードでない曲であれ)のノリが好きな人は、それぞれのバンドを詳しく知らなくても楽しめると思います。


MOONSPELL - Wolfheart ★★ (2010-07-21 00:15:00)

'95年発表のデビュー作。ライヴCDと2枚組になった再発盤があります。
この頃は民族音楽色が濃厚で、母国語で歌っている曲も他の作品より多く見受けられます。それでも「フォーク」より「ゴシック」面が強まるのは、歌詞の上でヴァンパイアや舞踏会などホラー、ロマンス小説の世界観が強く、音の不吉な響きが薄闇を思わせるからかもしれません。
この民族音楽の要素が、Moonspellの音楽特有の妖しさの根幹といえそうです。
ちなみにデビュー作ともなるとデス声が拙いのはもうご愛敬ですが、今となっては強力武器たるディープボイスまでも拙いってのは惜しいなぁ。なまじ「Vampiria」とか「Alma Mater」とか、今でもライヴの定番の名曲に恵まれてるだけに。ライヴ映像/音源の方が、深みを増した今のフェルナンドの声を堪能出来ます(但しこのアルバムのDisc2は'95年のライヴだから、まだ拙い頃のボーカルです)


MOONSPELL - Sin/pecado ★★ (2010-07-20 23:41:00)

デジタル色が濃くなってくるのはこの辺からですが、この頃は4thほどではありません。デジタルも取り入れられてるけど、神経症っぽい響きになっている4thに対し、今作はそれがサウンドの艶めかしさを強める方向に作用しているような。
デス声が極力抑えられているのがちょっと残念ですが、この後凄味も深みも大躍進を遂げて復帰したので良しとした方がいいのか……?
ちなみに歌詞ですが、狼やヴァンパイアや烏や月といったゴシック・ロマンスの要素に加え、「官能」という要素が目立ち始めるのもこのあたりからです。


THE ABYSS - THE OTHER SIDE AND SUMMON THE BEAST ★★ (2010-07-13 01:13:00)

'94年と'96年にピーターがThe Abyssとして出した『The Other Side』と『Summon The Beast』の2枚を1枚にまとめたアルバムです。
M1~M8が『The Other Side』、M9~M16が『Summon The Beast』みたいです。
メンバーは全員ピーターをはじめHypocrisyのメンバー(当時)なのですが、音はほとんどHypocrisyとは別物。粗い音質で、高速ブラストのドラムにシャリシャリしたギターサウンドが乗る、割とスタンダードなブラックです。ジャケット内部に書いてありますが、HellhammerやBathoryといったブラックの始祖にあたるバンド、あるいはImmortalやGorgorothといったブラック始祖の生々しいサウンドを受け継ぐバンドの影響が濃いようです。実際、『The …』の方でHellhammerのカヴァーを入れています。
ただ、音質の粗さからスカンジナヴィアン・ブラック特有の荒涼感は色濃く表れているのですが、闇が押し迫って来るような暗黒の雰囲気はあまり感じられません。何というか、ピーター自身が色々なカラーの音楽を手掛けてきている人だからか、ブラックの暗黒に染まりきれていないように思えました。ブラックの闇がそう簡単に染まれないほど深いのか、はたまたピーターが数多く手にしているカラーが強すぎたのか。
まぁそれはいいとしても、生々しさや粗さを追求するあまり、リフやメロディがあまり印象に残らないのは残念です。数々のブラックメタルをプロデュースしてきたピーターなので、ここはもう少しリスナーにぶちかませるようなポイントが欲しかったです。
ピーターのボーカルは今回ドスのきいた低音デスボイスを封印、高めのデスボイスです。ピーターだけでなく、あとの2人(ミカエルとラーズ)もボーカルをやっているようです。ただ、音質とボーカルワークのせいか、時に悪く言うところの「カエル声」になってしまっているボーカルがあるのですが……誰の声だ? ちなみに、『Summon…』のボーカルは主にHypocrisyメンバーのミカエル・ヘドルンドが担当しているようです。


THE ABYSS ★★ (2010-07-13 00:26:00)

Hypocrisyでデスメタル、Painでキャッチーなインダストリアル・ロックを手掛け、Lock UpやBloodbathのボーカルも一時務め、Mardukのライヴギタリストも務め、果てはプロデューサーとしても活躍するピーター・テグレン。
これだけでも十分多才なピーターですが、まさかブラックメタルまでも自身で手掛けているとは……。
しかもギター以外のパートとミキシングまで担当……。
バケモノか、あんたの才能は。


MAYHEM - Ordo Ad Chao - Key to the Storms ★★ (2010-07-09 01:32:30)

例のアッティラの高音泣き笑いボーカルを聴いた時「……何かが憑いた!!」と思ってしまいました(笑)。
本当に何があったんですかアッティラさん。
……なんて言ってても、この意表を突きすぎた進化は大歓迎なんですけど。


MAYHEM - Ordo Ad Chao - Anti ★★★ (2010-07-09 01:26:34)

最後の最後でとっておきの呪殺曲投下。
ブラストは人間業じゃないわ、ギターリフが最骨頂に暗黒かつ邪悪になってるわ、ブレイク後のベースは不気味に響くわ、ボーカルは別の意味で人間業じゃないわ……。
「俺達こそ最強のブラックメタルだ!!」というステイトメントに相応しい一曲です。


MAYHEM - Ordo Ad Chao ★★ (2010-07-09 01:18:00)

アッティラのボーカル復帰がトップニュースに来る本作ですが、いざ聴いてみたらそれだけの話じゃなかったです。
まずヘルハマー。もともと超人だけど、ツーバス&タム回し聴いてて「……今のは普通ありえねぇ!!」と驚かされる個所が格段に増えてます。
ネクロブッチャーのベースの存在感も今までで一番強い。ベースの響きが一番邪悪に思えるのは本作と言ってもいいかもしれない。
ブラスフェマーのギターもそれに負けちゃいない。それどころか、彼がソングライティングに携わってから一番リフやハーモニーが邪悪になってると思います(それだけに脱退が残念だ)。
そしてアッティラ……進化を遂げたと言えば聞こえはいいけど、随分と怖い方向に進化/深化しましたね。『Mediolanum…』でマニアックと共演した時のような、イっちゃってる高音絶叫を何度となく拝聴出来ます。もちろん低ーい呪い声も一段とオカルト性を増してます。やっぱりこの人のボーカルは一撃で何人か呪い殺せそうだ(笑)。
しかし、「アッティラボーカルで音質はマニアック在籍時ばりにクリアなMayhem」ってのも、一度は聴いてみたいものです。(そのためのライヴでもあるのか?)


VENOM - Welcome to Hell ★★ (2010-07-04 01:28:00)

2ndもめちゃくちゃでしたが、デビュー作たる本作はそれに輪をかけてめちゃくちゃでした。何かもう「バカか!?」ってぐらい。
特にドラムのバッタバタ加減は、「とりあえず速くて荒々しけりゃいいんじゃぁぁ!!」とでも言わんばかりのやけっぱちぶりで、リマスター技術も太刀打ちできません。曲によっては何かリズム合ってないし。
まぁ、リマスター盤とはいえ粗さと汚さが残っているから、あのバッタバタドラムも良い味になってるのかもしれませんが。
しかし、ただただ粗く汚くひたすら速くってばかりでもなく、ついニヤリとしてしまうほどカッコいいリフを持ってたりする。
Venomは色んな意味でバカ(もちろん褒めてます)ですが、こんなカッコいいリフを隠し武器にするあたり、愛すべきロックンロールバカです。


KOTIPELTO - Waiting for the Dawn ★★ (2010-07-03 22:49:00)

『Stratovarius』収録「Maniac Dance」あたりのロックンロールなノリが嫌いじゃないなら、このアルバムもいけるかもしれません。
とはいえ、本作収録曲はあれほど異色でもなく、割とストレートなハードロック風です。個人的には、せっかくソロでやってるんだから本家ストラトばりのメロスピである必然性もないだろうと思っているので、この路線も大いに歓迎でした。
あとは、さすがに自分で曲書いてるだけありますね。ハイトーンに無理が無い(笑)。
それにしても、『ハムナプトラ』以上にB級なエジプト風アートワークは何とかならんものか。特にディスクを取った時が笑い(あるいは脱力)の瞬間でした。
そして小ティモの写真……申し訳ないけど、私には眠そうに見えました(笑)。


MANOWAR - Sign of the Hammer ★★ (2010-07-01 00:18:00)

これが大仰な装備を削ぎ落としたManowarの姿なのかもしれませんが、装備省いたってマッスル野郎はマッスル野郎です。
後の作品に比べれば曲数もアレンジもコンパクトな方ですが、いくらシンプルにしてもウォリアー精神は後の作品に一つも引けを取らないほど濃ゆい。
もちろん無駄な熱さ(褒めてます)もこの時点から健在です。
彼らが「真のメタル」を名乗る通り、音はメタルに違いないのですが、ロックンロール的なノリの良さも感じられます。


MAYHEM ★★ (2010-06-24 00:24:00)

来日情報を目にして思わず「うぉ!?」と叫んでしまいました。
今から既にテンション上がります。
余計な話ですが、気になるのはアッティラがどんな風体で現れるかということ。
一昨年のDOJOでは袋みたいなの被ってたし、同年のフランスでのライヴ映像ではサングラスかけた普通のおじさんになってたし、果たして現在は……?
ボーカルに関しては何も心配するところ無いんですけどね。
参考映像:

http://www.youtube.com/watch?v=TlqqqSaJC3U&feature=related


CHTHONIC ★★ (2010-06-22 00:17:00)

Loud Park'10に出演決定しましたね。
やっぱり彼らには苗場の爽やか(時に過酷)な会場よりも、メタラーの熱気が暑苦しいアリーナでしょうか。


MAYHEM - De Mysteriis Dom Sathanas - Freezing Moon ★★★ (2010-06-20 14:19:33)

イントロのリフが、暗黒・邪悪・荒涼・冷徹とブラックメタル主要素の全てを物語ってます。このリフだけでもユーロニモスの才能を窺い知ることが出来ます。
スローパートも多いですが、ヘルハマーのドラムはテンポが遅くても重厚な存在感を放ってます。
アッティラのボーカルは……本当に誰か呪い殺せる。


MAYHEM - A Tribute to Mayhem Originators of the Northern Darkness ★★ (2010-06-20 14:05:00)

上質のトリビュートアルバムにして、ブラックメタルシーンの重鎮クラスを一気に知ることができるお役立ち盤。
もちろん技術も醸し出す暗黒の空気も、全曲ハイレベルです。ただ、Sethがこの面子の中だと没個性になってしまうのが残念。頑張れフレンチブラック。
あとは、Usherさんも仰ってますが、皆さんアッティラのボーカルスタイルを意識しすぎじゃないかなと思う面も。原曲に忠実ってのもリスペクトの一つかもしれませんが、せっかく実力もあって個性の強い面子をそろえたんだから、もっと冒険しちゃっても良かったんじゃないでしょうか。
ここはBehemothよろしく普段通りに吠えまくった挙句ギターソロ&リフメドレーやっちゃうとか、Emperorよろしくアッティラ本人呼んじゃった挙句曲のラストに次の曲のイントロリフ(しかも荘厳な鐘の音付き)入れちゃうとか、Gorgorothよろしく曲カットしちゃうとか、それぐらいの思い切りの良さを見せて欲しかったです。


CELTIC FROST - Vanity/Nemesis - This Island Earth ★★ (2010-06-16 02:12:43)

この曲のギターソロ、個人的には「泣き」の部類です。トムがこんな哀愁漂うメロディを弾くとは。
曲全体にも、冷やかな中に哀しさが感じられます。


CELTIC FROST - To Mega Therion - Jewel Throne ★★ (2010-06-16 02:03:47)

初期作の中では、比較的リフがロックンロールのノリ。
でも、走るパートではスラッシュの鋭利さが窺えます。


TYPE O NEGATIVE - Bloody Kisses ★★ (2010-06-09 02:03:00)

'93年発表の3rd。
良い意味で何とも気持ち悪い作品です。
スローな曲はピーターのディープでねっとりした低音ボイスと調和しますが、何故か合間合間にM5,M9などの疾走ナンバーやら、M13のロックンロールなノリやらが入っています。
しかも何をやっても、ピーターの粘着質なボーカルのせいか、霧がまとわりつくようなじっとり感がキレの良さを上回ります。
そして最後は嫌がらせのように中途半端なところで曲ぶち切れ。
どうにも落ち着きがないのに、妙に聴き心地が良い1枚です。


TYPE O NEGATIVE - Bloody Kisses - We Hate Everyone (2010-06-08 22:38:19)

疾走感あり、変にアホなメロディの挿入あり、「Wow,wow……」の軽快コーラスあり。
でも良い具合にじっとりしていて爽快感がありません。


CELTIC FROST - Vanity/Nemesis - Wine in My Hand (Third From the Sun) ★★★ (2010-06-04 00:57:50)

ロックンロールのノリの良さ+スラッシュの爽快感。
暗黒度は薄れてますが、それでも尖りまくってるトムはカッコいい。


CELTIC FROST - Emperor's Return - Procreation(of the Wicked) ★★ (2010-06-04 00:51:01)

邪悪な響きのリフでスローに進んでいく曲。
「邪悪の始まり」なんてタイトルは彼らに相応しいですね。


CELTIC FROST - Monotheist - Ain Elohim ★★★ (2010-06-04 00:45:45)

ギター、ベース、ドラム、ボーカルと、全ての音が威厳を持って迫って来ます。
「Tetragrammaton」なんて単純に旧約聖書で神を示す4文字のことなのに、トムの声だと何であんなに邪教めいた響きになるんだろう。


CELTIC FROST - Monotheist - Triptych: II. Synagoga Satanae ★★★ (2010-06-04 00:40:54)

暗黒・ドゥーム路線の『Monotheist』集大成のような大曲。
そこにSatyriconのサティアーやプロデューサーのピーター・テグレンまで加わっての一大邪悪祭り。
底なしの暗さの中に沈められるような音なのに、それが心地良く思えてしまうあたり性質が悪いです。


CELTIC FROST - Into the Pandemonium - Rex Irae (Requiem) ★★ (2010-05-26 23:43:24)

やや芝居がかった女性ボーカルと、泣きそうなトムのボーカルとの重なりが気持ち悪くて気持ちいい。
ストリングスの響きが居心地悪いようでいて落ち着く。
一応レクイエムだけど……これで魂鎮まるかなぁ(笑)。


SLIPKNOT ★★ (2010-05-26 10:30:00)

ベースのポールが遺体で発見されたとのことです。
http://www.barks.jp/news/?id=1000061346
まだ若いし、今後いくらでも活躍出来るのに。
彼らはあの9人で1つのモンスターなのに。
次回作にも意欲的だったのに。
ピーター・スティール、ロニー・ジェイムズ・ディオに続いて、今年で3回目です。昨年のザ・レヴを含めると断続的に4回。もうこれ以上お悔み書きたくないところです。
R.I.P, Paul Gray


BEATALLICA - Sgt. Hetfield's Motorbreath Pub Band ★★ (2010-05-24 23:24:00)

'07年発表。
もちろんあの『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』のパロディ。ちゃんとオープニングはタイトルトラックで始まり、最後から2番目にタイトルトラックのリプライズがあります。
Beatles×Metallica÷全力バカの路線はいつも通りパーフェクトで笑えます。
ただその分アルバムごとの変化も少ないので、いっそ全曲『Sgt. Pepper's…』を徹底パロディしてしまえばより面白かったかも……。


HYPOCRISY - Abducted ★★ (2010-05-24 23:01:00)

'96年の4th。
暴虐よりも、ブラスト&ツーバスの疾走よりも、速弾きよりも、メロディのカッコ良さが要です。
「Roswell 47」を筆頭に印象に残るメロディがそこかしこにあるのですが、疾走・暴虐路線の曲にもそういったメロディが持ち込まれています。でもそれがギターソロみたいな目立つ形ではなく、概ね全体を構成するリフだったり、ボーカルの背景だったりと、さりげない形で紛れ込んでいる。リスナーを「凄ぇ!」とあからさまに湧き立たせるというより、「やるな……」とニヤリととさせる演出です。
ちなみにこのメロディ、いわゆるメロデスの「泣きのフレーズ」ではなく、どちらかというとキャッチーと言える部類。このキャッチーな部分を引き延ばすと、Painの音楽性になるのでしょうか。
あと、掠れ高音&迫力の低音を駆使するピーターのデスボイスは個人的に好みのうちです。特に低音の叫びが良い。


HYPOCRISY - Abducted - Drained ★★ (2010-05-23 15:39:57)

ラストを飾る約4分半の静かなメロディ。
掠れたようなクリーンボイスで淡々と哀メロを歌いあげてます。
Hypocrisy流バラ—ドと言えるかもしれません。


HYPOCRISY - Abducted - Buried ★★ (2010-05-23 15:29:22)

メロディよりヘヴィネス重視の一曲。
そんな中でも隠し味のように憂いあるメロディが織り込んであるのが、良いアクセントになってます。


HYPOCRISY - Abducted - Killing Art ★★★ (2010-05-23 15:21:57)

ピーターの低音デスボイスが効いてます。
疾走パートが中心ながら、シンセの音が入って束の間スペーシーな空気になるところ、1分半ぐらいのところでテンポ落ちするところ等、聴いてて面白い展開満載。
あっと言う間に終わる……と思ったら2:56でした。そりゃ短いよ。
むしろこの短時間によくドラマを盛り込んだよ。


HYPOCRISY - Abducted - Roswell 47 ★★★ (2010-05-23 15:14:42)

機械的なインストのM1を経てのミドルテンポ曲。疾走せずともリスナーを惹きつけます。
ポイントは、どこか哀愁を帯びていながら、メロデスと呼べるほどの美麗さには至らないギターのメロディーライン。個人的にはこのさじ加減が絶妙です。


THE WHITE STRIPES - Get Behind Me Satan ★★ (2010-05-19 01:27:00)

'05年発表の5th。
ギターとドラムだけという制約を大幅に取り払い、マリンバやピアノを導入しています。
これが大々的に賛否を醸すような実験作ととられるのではなく、自然なことであるように映るのが彼らの凄いところ。何をやっても、ジャックのブルース愛が裏打ちとなり、The White Stripesの音になってます。


MOONSPELL - The Antidote - The Southern Deathstyle ★★ (2010-05-19 00:32:40)

アグレッシヴなんだけど、ノリはロックンロールに近いものがあります。
南部流の死がどんなものかは知らないし、銀の弾やマンドレイクがどう関係あるのかも分かりませんが、ラテン/南ヨーロッパ=陽気のイメージと対照的という点は面白いように思えます。


MOONSPELL - The Antidote - In and Above Men ★★ (2010-05-19 00:24:04)

アルバムの幕開けでリスナーの心を掴むには丁度良い攻撃性。ボーカルもデスボイス全開。
このノリから、リズミカルでクリーンボイス中心のM2に繋げる演出も面白いです。
しかし、一番印象に残った「I'm inside man/I'm above man」の歌詞が載ってないのは何故だ?


MOONSPELL - Wolfheart - Vampiria ★★★ (2010-05-19 00:15:08)

ゴシックといえばヴァンパイアは欠かせない。
Moonspellのステージにもこの曲は欠かせない。
闇と血に彩られた暗黒芸術です。
中でもキーボードが大活躍してますね。イントロからの荘厳な雰囲気はもちろん、終盤の雪が舞い落ちるような優しいサウンドまで、暗黒美の構成の中核を担ってます。


MOONSPELL - Irreligious - Ruin & Misery ★★ (2010-05-19 00:06:33)

デスボイス部分が迫力不足なのは残念ですが、クリーンボイスの超低音は聴き心地が良い。
「Ruin & misery」の部分のメロディと、2:28ぐらいから入るコーラスが印象的です。


MOONSPELL - Irreligious - Full Moon Madness ★★★ (2010-05-19 00:02:02)

大抵ライヴの最後を締めくくる曲。
やや軽快とも言えるイントロを経て、荘厳な空気を醸し出す暗黒美の世界へ誘われます。シンセのメロディには冷たさが宿っています。
この頃はまだフェルナンドのデスボイスが拙いのですが、ディープボイスの語りは威厳があります。


MOONSPELL - The Butterfly Effect - Tired ★★ (2010-05-18 23:53:32)

彼方から聞こえてくるような、モーツァルトのレクイエムのサンプリングが効果的。
スローで重々しい中に、ふっと冷たい空気が過ります。


MOONSPELL - The Butterfly Effect - Can't Bee ★★ (2010-05-18 23:42:07)

タイトル……駄洒落!?
というツッコミはさておき、この曲ではフェルナンドはデスボイス封印、艶やかなディープボイスで語りかけるように歌ってます。YouTubeのコメント欄で「ヴェルヴェット・ボイス」と言われてたのは伊達じゃない。
メロディーラインの美しさも印象に残ります。歌謡曲か演歌っぽい気もしますが(笑)。


MOONSPELL - The Butterfly Effect - Lustmord ★★★ (2010-05-18 23:36:47)

デジタル色の強いアルバムの中、生音とアグレッションが際立っている一曲。
音もバイオレントですが、歌詞もサディストめいてます。


MOONSPELL - The Butterfly Effect ★★ (2010-05-18 23:28:00)

本当はエレクトロ方面に行ったのは本作ぐらいみたいなのですが、これで一気に「デジタル・ゴシック」の印象が強まったようです。
フェルナンドいわく「パラノイアと、何かが起こることへの恐怖についてのアルバム」。確かに、どこか神経症めいたプログラミング・サウンドの使い方と、冒頭を飾る「Soulsick」やM2「The Butterfly FX」の歌詞にはそのコンセプトが表れてると思います。
ゴシックものに顕著なロマンスの要素が薄れているのはちょっと残念ですが、ボーカルの妖しさがその辺をカバーしてくれています。


CELTIC FROST - Monotheist - Triptych: III. Winter (Requiem, Chapter Three: Finale) ★★★ (2010-05-18 23:03:10)

ほぼストリングスのみで構成された、静かなクラシカルインスト。
冬の到来……というより生物が死に絶えた世界の静けさのような。皆「Synagoga Satanae」の毒にやられてしまったとか。
あるいは毒にあてられた魂への、サブタイトル通り「レクイエム」ってことになるのでしょうか。


HIM - Greatest Lovesongs Vol. 666 - When Love and Death Embrace (2010-05-18 22:53:50)

歌詞はほとんどひねりが無いし、リズムも単調ですが、SCARECROWさんが仰っている通りキーボードのメロディーラインが良いアクセントになってます。
あとはやっぱりヴィレの低音のおかげ。


HIM - Screamworks: Love in Theory and Practice - Like St. Valentine ★★★ (2010-05-18 22:48:28)

決して歌詞は不気味じゃないのですが、イントロの暗さとギターパートの荒々しさにより不吉さが残っています。
個人的には何故か映画『ブラッディ・バレンタイン』を想起しました。映画ほど血の臭いのする雰囲気じゃないはずなのに。


HIM - Screamworks: Love in Theory and Practice - Heartkiller ★★★ (2010-05-18 22:38:06)

先行シングル曲。
『Dark Light』を彷彿させるキャッチーさですが、死を匂わせる歌詞のためか、『Dark…』に溢れていた明るさの中に不吉な影が差しています。


HIM - Screamworks: Love in Theory and Practice - Scared to Death ★★ (2010-05-18 22:32:36)

サビのメロディーのポップさはアルバム内でも際立ってます。
ついでに、暗さはあるとはいえ、これが一番正統ラブソングに近くなっているような。


HIM - Screamworks: Love in Theory and Practice - In venere veritas ★★ (2010-05-18 22:30:11)

「Let's fall apart together now」というイントロの歌詞だけで、破滅的でさえあるゴシック・ロマンスの幕が上がります。
ゴシック・ストーリーの語り部たるヴィレのボーカルは、甘い裏声からシャウトから吐息モードまで駆使していて、優しさだけでなくバイオレンスも内包。


THE RASMUS - Dead Letters - In the Shadows (radio edit) ★★★ (2010-05-18 22:03:15)

アルバム1、あるいはThe Rasmus屈指の明るいトーンの曲。「影の中」にいるとは思えません。
自分の趣味からすると明るすぎるかな、と思って聴いてたら、気付いた頃には癖になってました。それぐらい病みつきになるメロディーです。


THE RASMUS - Live Letters ★★ (2010-05-18 21:55:00)

『Dead Letters』発表に伴ったDVD。内容はスイスでのライヴ映像、PV7本(内3本は『In The Shadows』のバージョン違い)、PVのメイキング、インタビュー、フォトギャラリーです。
哀愁だけでなくポップな明るさも活きるのがThe Rasmusの音楽。
そう認識しながらも、彼らのライヴ・パフォーマンスのアグレッシヴ度には驚きました。特にラウリは飛び回ってはしゃいでる子供みたいで、実年齢よりずっと幼くさえ見えます。
思えば彼らはPVにも歌詞にもゴシックの雰囲気……というより仄暗さがあるバンド。実際にはポジティヴなことを歌っていても、切なさ漂うメロディのせいか、陰の方が目立つ性質のようです。
ライヴは彼らの陽の部分がフィーチャーされる場所なのかもしれません。インタビューでラウリはThe Rasmusの音を「ポジティヴな悲しみ」と語ってましたが、このライヴ映像が一番彼らのポジティヴィティがにじみ出ていると思います。
そしてオーディエンスと共有するパワーも強い。特に「In The Shadows」のイントロだけで歓声が上がり、コーラスが響き渡る瞬間は、観ているこちらも鳥肌が立ちます。
あと、今更ながらアキのドラムの良さにも気付かされました。
難点は……強いて挙げるなら、エーロのコーラスの音の方が大きくて、ラウリの声が埋まってしまう時があることでしょうか。PAバランスの問題?


HEAVEN & HELL ★★ (2010-05-18 01:13:00)

ディオ参加バンドの中では一番思い入れが深いのでここに書きます。
昨年Hellfestで勇姿を拝んだばかりなので、にわかには訃報を信じられませんでした。
あれがディオを観た最初で最後になってしまうなんて思いもしなかった。
またメタル界から偉大なボーカリストが一人ステージを去ってしまいました。
R.I.P


APOCALYPTICA - Worlds Collide - Ural ★★ (2010-05-16 19:08:00)

ボーナストラック曲。解説には「ブラックメタルにも通じるイーヴルなムード」とあります。
が、不穏さと仄暗さはあれど邪悪度は薄いので、ブラックというより「ダークなクラシック」です。チェロのメロディの優美さが勝っているからでしょうか。


APOCALYPTICA - Worlds Collide - I Don't Care ★★★ (2010-05-16 19:01:54)

Three Days Graceのアダム・ゴンティアがボーカル参加。
コリィの「I'm Not Jesus」に並ぶHRナンバーですが、一部にピアノの音も入った美しいメロディから、哀愁度はこちらが上です。


APOCALYPTICA - Worlds Collide - Last Hope ★★★ (2010-05-16 18:57:20)

Slayerのデイヴ・ロンバードがドラム参加。
高速タム回しと速弾きチェロ(速弾きソロあり)によるクラシック風味のスラッシュメタルです。


APOCALYPTICA - Worlds Collide - Helden (2010-05-16 18:52:15)

デヴィッド・ボウイの「Heroes」を、Rammsteinのティル・リンデマンがドイツ語カヴァー。同じくRammsteinのリヒャルトもギター参加。
原曲よりも暗いトーンにしつつ、メロディアスなのはさすがチェロ演奏。……なんだけど、意外性という面では今一つなのが残念。


APOCALYPTICA - Worlds Collide - I’m Not Jesus ★★★ (2010-05-16 18:44:23)

コリィ・テイラー参加曲。ボーカルスタイルはStone Sourに近い。
間奏部分、特に後半にはチェロの優美さを残しつつ、基本はノリのいいロックンロールです。