1989年1枚目。 ハードロック色のパワー・ポップ。 メロディアス、かつ得意の浮遊感サウンド。デレク・フリーゴ(ギター)が弾きまくっていてハードロックしてる。前半はメジャー向け、"For Now"、"I Could Never Be Without You"など後半こそ味がある。 1stからクオリティー高い、ここから2nd「Strength」へ行くところが深い。
1993年3枚目。 ハードロック色のパワー・ポップ。 時代の流れか、2ndとは異なるダークさ、ちょいヘヴィ感を足してきた。いつものパワー・ポップも満載だ。レコーディング時期で曲、サウンドにバラつきがあり、仕上げでもう少しまとめて欲しかったが、私は良しとしている。 "Mary Anne Lost Her Baby"は尋常ではない、驚かされた。 Enuff Z'Nuffの奇跡は、ソングライター・チームとデレク・フリーゴ(ギター)が出会った事だ。
2007年1枚目。 スティーブ・グリメットの歌唱、疾走曲が魅力のブリティッシュ・ハードロック、ヘヴィメタル。 4人編成だが、女性ボーカルやキーボードも使用。"Wrath of the Ripper"は、Grim Reaperの1stからリメイク。"Fallen"はハードな面が光る。リズム隊も格好良い。
1994年2枚目。 ブリティッシュ・ハードロック好きにはたまらない王道。きっとスティーブ・グリメットの最高点。 キャッチーな"I Believe in Love"も面白いし、"Gods of War"は大作感漂う。スローな"Pain in My Heart"、"Who's the Wise Man"も1stより情感がこもっている。 ギターのニック・バーは良い仕事してますよ。2002年のFrictionも良く出来ているし、Killersの1stも彼のアイデアがあったのかな。
1985年1枚目。 歌メロシンセポップ。 楽曲の良さはもちろんだが、モートン・ハルケットの低音、ファルセットが素晴らしい。 プロデューサーはトニー・マンスフィールドだが、アラン・ターニーによって再プロデュースされた、"Take on Me"、"The Sun Always Shines on T.V."が中心。 "Living a Boy's Adventure Tale"、"Here I Stand and Face the Rain"も北欧ムードなのか、面白い。
1984年6枚目。 ファンク・ロックの名盤。 殿下の青春映画のサントラです。マイケル・ジャクソンに負けられないので、キャッチーに攻めてきました。音も洗練されている。 前半のバラード"The Beautiful Ones"も魅力的だ。後半の"I Would Die 4 U"、"Baby I'm a Star"もノリノリビートで弾けてて良い。