最近このアルバムを聞き返すことが多いのですが、昔以上に好きになってきた。 完成度ではPYROMANIAに及ばず、好きじゃない曲もある (実はPour some sugar on meが一番嫌い)のだが、 このどこかゆったりしたスローペースな楽曲群は、PYROMANIAとはまた違った楽しみ方が 可能なのではないかと感じている。
例えばPUMPの「YOUNG LUST」、 GET A GRIPの「EAT THE RICH」、 ROCKSの「RUTS IN THE CELLAR」・・・ 確かにこれらの最高にかっこいい部類に入る曲たちが収録されていない。 しかし、この作品の収録曲を見て下さい。 「BACK IN THE SADDLE」「WALK THIS WAY」「LOVE IN AN ELEVATOR」・・・ そうなんです。このベスト盤だけでも、十分過ぎるほど世界をひれ伏させた名曲だらけなのです。 エアロ30年の歴史を手っ取り早く知ることが出来るベスト盤。 僕が最初に聴いた洋楽はこれです。入門者に本当にぴったりだと思います。 それはシングルヒット曲のみ収録だというのにエアロの凄さを十分に感じる曲ばかりだということ、 そして収録されていない名曲が山のようにあるわけですから、 オリジナルアルバムを聴いた時の楽しみも約束されているということ。 エアロのシングルカット、ベスト盤作りは本当に上手いと思います。
ギターなど音が薄くなっていて、インパクトが少ないのは事実ですが、 その分アンドレ・マトスの美しいボーカルが目立っており、聴かせるアルバムとなっています。 民族音楽のパーカッションやメロディを多分に取り入れ、効果的に消化しています。 1stだけでは示せなかった、アングラの幅の広さ、懐の深さを見せつけた作品。 ちなみにボーナストラック「Queen of the night」も名曲ですよ!
ビートルズとメタリカの融合。こんなアホなことをやっちゃった人が、世界にはいるのだから驚きです。 ジャケットはビートルズのホワイトアルバムとメタリカのブラックアルバムを足して2で割った感じ、即ち灰色です。アホや~ そして曲名を見て下さい。「Blackened the USSR」「Hey dude」「I want to choke your band」・・・ほんまもんのアホです。 しかし、これが中々いける!スラッシュ版「Back in the USSR」は初めて聴いた時爆笑しましたが、結構様になっているのですよ。いやホント。 オフィシャルサイトで何と全曲ダウンロードできます。「俺たちはCD売らないからお前らも売るな」だそうで。おもろいわ~。 ちなみに、「怒られるから」との理由で住んでる場所とかはあんま明かしてません。 http://www.beatallica.org/ とても楽しいアルバム。
第2章。主人公が「エメラルド・ソード」を手に入れるための戦いを描いた作品です。 そして「EMERALD SWORD」はサビの高揚感が最高の超名曲!一緒に合唱しましょう! 他にも「WISDOM OF THE KINGS」、「ETERNAL GLORY」、「THE DARK TOWER~」、 「RIDING THE WINDS OF ETERNITY」・・・アップテンポナンバーがこれでもか!と押し寄せてきます。 「WONDS OF DESTINY」は至高のバラードでこちらも素晴らしいです。 唯一の欠点は長い曲が多いこと。他のフルレンスではアップテンポはコンパクトにまとまっているのに対し、 この作品では約7分が3曲も。それはそれで悪くはないのですが個人的にちょっと複雑で冗長。 とはいえ、最強の2曲目を収録しているわけで、長くたって十分に名曲ばっかですので絶対に手に入れましょう!