THREE MAN ARMY時代のメタリックな雰囲気からシンセサイザーを多様したよりメロディアスなHRサウンドです。 当時、アフリカンミュージックに傾倒していたジンジャー・ベイカー氏が醸し出す、弾むようなリズム のドラムがインパクトを与える作品です。1曲目のスピードナンバーを除くと空間の多いサウンド中心で ヘビィな面よりも聴きやすさを前面に出した印象をあたえる1枚ではないでしょうか。
98年発売の2枚組オフィシャルライブ。 97年発売の「WE CAME WE SAW」がレディングの模様で占められていますが本作はデビュー時から 81年までと幅広い選曲でライブのみならずTV用音源も収録されています。その為か音質的にはバラツキがあるのはしょうがないですね。 ディスク1はある程度バラバラな年代で構成されており特に72年のBBC音源は非常にヘビィで考え深い内容です。 また、ディスク2は78年のライブが10曲とある程度まとまって収録されており、彼らが決して スタジオバンドではないことを証明してくれるようなプレイが堪能できますよ。