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柴が2匹(会社から)さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100

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柴が2匹(会社から)さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100
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AFFINITY - Affinity ★★ (2004-02-11 18:37:00)

上記の方がAFFINITYの良さを殆ど説明してくれているのであまり語る事がなくなってしまいましたが、
あえて言わせていただくとJAZZ、プログレよりのバンドなのに現在もHR雑誌等でも語られる
理由の一つに、楽曲によってですがヘビィな鍵盤とファズの効いたギターの絡みが上げられると思います。
妖艶なボーカルと相まって独特の世界を表現した傑作です。


AFFINITY - Live Instrumental 1969 ★★ (2004-02-12 22:20:00)

メジャーデビュー前のライブ音源集。(03年発売)
リンダ・ホイル嬢が参加する前のライブなので全てタイトル通りインストでの演奏です。
内容はジャズのカバー中心にオリジナルの曲も収録されており、すでに普通のアマチュアとは
一線を画した内容となっております。収録時期にばらつきがあるものの音質は当時としては
超良好なアルバムなのでお勧めできます。


ALPHONSE MONZON - MIND TRANSPLANT ★★ (2004-02-02 18:52:00)

ジョコ・パスで有名なウェザー・リポートのドラマー、ムゾーンのソロアルバム(74年)
トミー・ボーリンがコブハムの作品の次に参加したアルバムですが、ジャズの名門レーベル、ブルーノートから発売されたこともあってか、
イマイチHR界では「スペクトラム」程、メジャーになりきれないアルバムですね。内容は全8曲中、
7曲がインストでフュージョン創世時代のかなりファンクで激しい楽曲が収録されており、トミーのギターもかなりシャープです。
後のジェフ・ベックやコージー・パウエルのソロ作品よりも楽曲によっては非常にスピーディでハードな感触を
受けるのでインストが好きな方にはお勧め出来る作品です。


ARMAGEDDON (70'S) - Armageddon ★★ (2004-03-31 19:40:00)

75年に発売された唯一のアルバム。
ドラムスが手数の多いB・コールドウェルの為か、キャプテン・ビヨンドの1stに近いサウンドと
紹介されることが多いようですが、実際はギターのマーティン・ピューの影響が強く、オープニング
の「BUZZARD」はもろ、スティームハマーの4stそっくりだったりします。全体的には鋭利なギターと
破壊的なドラムスが印象的なHRナンバーと、クラシカルなアコギの曲など職人芸を感じる1枚です。


ATOMIC ROOSTER - Atomic Rooster ★★ (2004-03-17 18:22:00)

70年発売の1stアルバム。
今となってはカール・パーマーが一時在籍していたバンド、という扱いしかされていない印象を受け
ますが、実際は鍵盤奏者がメインのHRバンドです。クラシックをモチーフにジャズの即興性を取り
入れたサウンドです。上記のひょうすべさんが仰るとおり、メンバー間の微妙な音楽性の違いなどが
うまい事ひとつにまとまった作品かと思います。


ATOMIC ROOSTER - Atomic Rooster ★★ (2004-04-07 19:29:00)

80年発売の6thスタジオアルバム。
ギターにジョン・デュ・カンが復帰し英国HRブームに乗る形で再結成を遂げたわけですが、雑誌等
で語られている2ndのようなヘビィな作品というよりも、80年当時としては、スピード感溢れる
楽曲や、かなりノイジィーなギターサウンドが堪能出来る、全体を通してよりヘビィ・メタリックな
サウンドに仕上がっています。是非ともCDで再発して欲しいアルバムです。


ATOMIC ROOSTER - BBC Radio 1 Live in Concert ★★ (2004-03-31 19:42:00)

72年録音のオフィシャルライブアルバム。
「メイド・イン・イングランド」発表後のBBCライブの模様で、93年にリリースされた作品です。
もちろん、クリス・ファーロー時代の曲中心の構成となっています。スタジオ盤ではピアノの部分が
本作ではハモンドで演奏されている為若干、違和感はありますが生々しい演奏が楽しめます。BBC
音源ということもあり音質も当時としては良好な1枚ではないでしょうか。


ATOMIC ROOSTER - Death Walks Behind You ★★ (2004-03-21 12:14:00)

70年発売の2ndアルバム。
上記のお二人(?)が仰るとおりギターのジョン・カン氏を前面に出したアトミック・ルースターの
作品中、最もヘビィな作品です。前作よりもメンバーの違いからか曲自体にまとまりが有るので聴き
やすく、得意のハモンドのみならず、ピアノの旋律がいかにも暗いブリティッシュサウンドに緊張感
を与えてくれています。本作もHR創成期の名作と呼んでも過言ではないでしょう。


ATOMIC ROOSTER - Headline News ★★ (2004-04-14 20:50:00)

83年発売の7thスタジオアルバム。
ジョン・デュ・カンが脱退し音楽性のイニシアチブをビンセント・クレインが掌握した為、HR的な
攻撃性は後退し鍵盤主体の半プログレ風な作品です。ギターには友人のデイブ・ギルモアやバーニー
トーメが参加しています。最もA・ルースターの作品では薄い印象を受けますが、もっと音質に気を
配れば今以上の評価につながったのではと思わせる内容です。残念ながら本作で消滅、のちの89年
ビンセント・クレインも自らの命を絶ちました。合唱・・・。


ATOMIC ROOSTER - Live and Low-70/71 ★★ (2004-03-24 19:54:00)

00年発売のオフィシャルライブアルバム。
表記タイトルが示すとおり、カール・パーマーが在籍した70年の音源と2nd発売後の71年録音
の音源が4曲づつ収録されています。両テイクともジョン・デュ・カンのギターがスタジオ盤以上に
テンション高く演奏されています。演奏曲自体1st,2ndの有名どころがピック・アップされて
いますが、若干、音質がよろしくないのは已むを得ないですね。


ATOMIC ROOSTER - Live at the Marquee 1980 ★★ (2004-04-11 10:51:00)

02年に発売されたオフィシャルライブアルバム。
またしても発掘・廃盤音源の再発で知られるエンジェル・エアーから出た作品ですが録音自体は復活
後の80年のものらしいです。黄金の第2期メンバーで編成され、復活作・2ndの楽曲を荒々しく
または、激しく演奏しています。もとがオーディエンスの録音の為、多少音質に難がありますがそれ
を感じさせないヘビィ・メタリックなライブを堪能できます。


ATOMIC ROOSTER - Made in England ★★ (2004-03-27 20:32:00)

72年発売の4thスタジオアルバム。
コロシアムのクリス・ファーローというよりも、HRファンの方々にはジミー・ペイジのソロ作品に
参加した渋い歌声のおじさんが若い頃加入したアルバムです。前作では、これまでのハード・ヘビィ
路線からリズム中心の音楽性に変化しつつありましたが、本作ではかなりR&Bやファンクな楽曲も
有りそれらを融合したどこか暗い、癖の強いブリティッシュな作品に仕上げている好盤ですよ。


ATOMIC ROOSTER - Nice & Greasy ★★ (2004-04-04 13:00:00)

73年発売の5thスタジオアルバム。
前作同様の作りですが更にまったりした雰囲気が漂う作品で、もちろん、クリス・ファーローお得意
のR&Bやファンク調の黒っぽい歌声と、ビンセント・クレインが奏でる繊細な鍵盤が絡み合う独特
な味を醸し出したアルバムです。2曲目は1stのセルフカバーですが、リズミカルでソールフルな
出来も良いのですが、残念ながら本作で一時解散となってしまいます。


BACK STREET CRAWLER - Second Street ★★ (2004-01-28 19:06:00)

コゾフのオーバードラッグ後に発売された遺作(76年)
前作は若干ワイルドなつくりでしたが本作はかなり洗練されたつくりでソールフルなアレンジが目立つ洒落た楽曲です。
アコースティックの曲も非常に憂いがあり死を目前にしたコゾフのギターがもの悲しく心に響きます。
実際、全曲にコゾフは参加していませんがニューギタリストが意思を引き継ぎ良い仕事を行っています。合掌・・・。


BACK STREET CRAWLER - The Band Plays On ★★ (2004-01-27 19:16:00)

ポール・コゾフが結成したニューバンドの1st(75年)
非常にフリー時代よりアメリカ南部を意識した泥臭いロックナンバーで占められた作品です。
同じアメリカを意識したバド・カンよりもドライな雰囲気を持っていますが、楽曲自体はコゾフメイン
ではなくキーボードのMike Montgomeryの作品が多いためでしょうか。しかし、良く雑誌などで
書かれているような粗いプレイではなく楽曲にあったノビノビしたコゾフのプレイが堪能できる作品です。


BAD COMPANY - Bad Company ★★ (2003-12-23 23:36:00)

いきなり、全米1位となったこの作品はまさにシンプルなロックとはこういうものさ!
というような内容でシングルカットされた「キャント・ゲット・イナフ」もまさに
タイトなロックナンバーでヨコノリのロックンロールがカッコよすぎです。
もちろん、他の曲もブルージィだったりして男の渋さが感じられます。
いくぶん、湿っぽさがあるバラードも絶品!


BAD COMPANY - Company of Strangers ★★ (2004-01-02 09:39:00)

11枚目のスタジオ盤(95年)
ポール・ロジャース系、味わいボーカルですが、歌いまわしは似ていても声質はそれほでそっくりではありません。
この系統のボーカルはデビカバを含めみんな似てしまうのはしょうがないと思います。
Brian Howe時代の判り易いHRからより、ブルースに傾倒した作品で非常に渋さが滲み出た
オヤジロックの真髄を聴かせてくれます。後期バドカン真の名作!


BAD COMPANY - Dangerous Age ★★ (2003-12-29 17:32:00)

スタジオ8作目(88年)
前作はもともと、バドカン名義として作曲された曲が少なかったので違和感が有りましたが
本作はバドカンらしいブルージィさとBrian Howeの声の質をうまく調和させたアルバムです。
ロジャース時代と違いピアノやフォーキーな楽曲は激減しましたが、今まで以上にラルフスの
ギターが前面に出されたタイトでストレートなロックアルバムです。


BAD COMPANY - Desolation Angels ★★ (2003-12-26 19:05:00)

79年のスタジオ5作目。
以前からアメリカ南部を意識した曲作りをしていましたが本作は顕著にそれが現れた作品です。
しかし、泥臭さは薄く洗練されたブルージィさが魅力ですね。
HR色は薄れましたがそのぶんドライなサウンドが堪能できます。
アメリカではビルボード誌で3位、キャッシュボックス誌で1位を記録、ファーストに次ぐ売り上げでした。


BAD COMPANY - Fame and Fortune ★★ (2003-12-29 00:19:00)

新たにテッド・ニュージェント・バンドのボーカリスト、Brian Howe迎えて
制作されたスタジオ7作目。(86年)
たぶん、バドカン史上最も人気のない作品です。プロディースにミック・ジョーンズ
を迎えましたが、バンドとしても予想外のシンセやイカにも流行りのホーン・セクションの導入は
賛否を呼び、まるでフォリナーのようだとプレスから叩かれました。
しかし、楽曲はこれまでのバドカンにはない良質でおしゃれなハードポップで泥臭いのが苦手な方にはお勧めです。


BAD COMPANY - Here Comes Trouble ★★ (2004-01-01 03:21:00)

スタジオ10作目。(92年)
より、ルーズでシンプルなロックとC&W調のフォーキーな楽曲がさえわたる作品。
前作ではいくぶん、POPな雰囲気の曲もありましたが本作はよりタイトな方向性
に進んでいます。Brian Howe時代では最もブルージィなアルバムです。


BAD COMPANY - Holy Water ★★ (2003-12-30 07:50:00)

スタジオ9作目。
前作は密かにゴールドディスク獲得しましたが、本作では評論家の酷評のなかプラチナディスク
を獲得した隠れたヒットアルバムです。ど~んと上位には食い込みませんが長いこと売れ続けていました。
上記の方の仰るとおりの内容で素晴らしい出来です。
フォーキーなギター曲にも味わいがでていて良いですね。


BAD COMPANY - In Concert: Merchants of Cool ★★ (2004-01-05 17:51:00)

02年発売のオフィシャルライブ。
バドカンとしてはポール・ロジャース初のライブアルバムなのにミック・ラルフスの姿がありません。
しかし、選曲はあくまでオリジナルが中心でフリーの名曲「オール・ライト・ナウ」も演奏しています。
音質のほうは最近のライブではまずまずで味のあるプレイが堪能できる作品です。


BAD COMPANY - Rough Diamonds ★★ (2003-12-27 22:29:00)

82年発売の6作目。
前作「DESOLATION ANGELS」の延長線上のつくりですが、本作はよりレイドバック
されており気だるい雰囲気とより南部な音作りがされています。
ストレートなHRナンバーが皆無なのでイマイチ人気が無いアルバムですし、ライブ活動
の停止や当時はやりのプロモーションビデオも作られなかったのもあってか売り上げも30位台と
今ひとつでしたが今聴くと味わいのある男らしい作品です。この作品でP・ロジャース脱退。


BAD COMPANY - Run With the Pack ★★ (2003-12-26 00:05:00)

76年発売の3rd。
前作よりもHRは幾分ミデアムな印象を受けます。また、モータウン等の黒人音楽
の影響も見受けられる曲も有り、シンプルで洗練されたバラードは貫禄さえ漂います。
本作もヒットし全米5位まで上昇、70年代中期デビュー組では最も売れたグループでした


BAD COMPANY - Stories Told & Untold ★★ (2004-01-03 11:46:00)

96年のスタジオ12作目。
Robert Hartのボーカルが前作以上にバドカンにフィットしてます。
新曲のストレートなロック、憂いのあるバラードも絶品ですがリメイクされた昔の名曲を
よりブルージィに、またはよりフォーキーなC&W調に仕上げた楽曲も素晴らしい!
非常に良いアルバムですが本作でボーカル解雇・・・。


BAD COMPANY - Straight Shooter ★★ (2003-12-24 23:59:00)

一般的に代表作と呼ばれる前作はフリーの湿っぽい色が強くでていましたが
本作からフリーの幻影から離れシンプルでストレートな作品を発表していきます。
本作ももちろんヒットし全米3位まで上昇、初期の作品では最も音質にすぐれ、楽曲も
明るいロックンロールとC&W調の曲で統一されていて彼らのルーツ音楽である米国南部
を意識しはじめたアルバムです。


BAD COMPANY - The 'original' Bad Co.anthology ★★ (2004-01-04 08:44:00)

99年発表の「オリジナル・バッド・カンパニー」のベスト
名曲がデジタル・リマスターされかなり音質が向上しています。しかも、シングルB面のみ
の曲や未発表曲も収録、更に久々のオリジナルメンバーでの新曲が4曲披露されています。
他にもオリジナル・メンバー時代のベストはありますがこのCDにはかなわないでしょう。


BAD COMPANY - What You Hear Is What You Get ★★ (2004-01-01 11:37:00)

初のオフィシャルライブ(93年)
もちろん、年代的にBrian Howe時代の曲中心の選曲でロジャース時代の名曲も演奏しています。
さすがにベテランらしい余裕のあるプレイですが折角、もう一人のギタリスト、デイブ・コウウェル
がいるのにも関わらずギターの音自体小さめに録音されているのは少しがっかり。
しかし、第2期黄金期の彼らのプレイ自体は最高です。残念ながらBrian Howe本作で解雇・・・。


BAKER GURVITZ ARMY - Elysian Encounter ★★ (2004-02-12 22:28:00)

75年発売の2ndアルバム。
新たに専任のボーカルとキーボードが加入したので5人組みの大所帯編成となり、一層、音楽的に
拡散の方向へ向かった作品です。1曲目は彼ららしいハードでスピード感溢れる作品ですが、
全体的に当時の流行でもあったファンキーなカッティングやブルージィまたはC&W調の楽曲など
軽めのHRサウンドで構成された聴きやすい一枚です。


BAKER GURVITZ ARMY - Hearts on Fire ★★ (2004-02-13 18:43:00)

76年発売の3rdアルバム。
キーボードがすぐに脱退した影響もあるのか、6曲目のダンサブルな曲を除くと非常にシンプルな
内容で鍵盤の曲もピアノメインとなっています。また、HRな曲もメタリックなスピードナンバー
は皆無でブルースを土台にしたややミデアムでタイトな印象を受ける曲調です。むしろ、アルバム
の統一感的には1stよりすぐれていますが残念ながら本作で解散しています。


BAKER GURVITZ ARMY - Live in London ★★ (2004-02-14 20:30:00)

75年収録のオフィシャルライブ(91年発売)
2nd発売後のツアーの模様です。案外ブートは見かけますがやはりオフィシャルということか
多少の音のバラツキはあるももの音質自体はそれなりに良好な作品です。選曲はもちろん、2nd
中心でスタジオ盤よりアグレッシブなプレイが堪能できるライブです。特にラストの7分を超える
「ピープル」の演奏はすごいですよ。


BAKER GURVITZ ARMY - The Baker Gurvitz Army ★★ (2004-02-11 18:47:00)

THREE MAN ARMY時代のメタリックな雰囲気からシンセサイザーを多様したよりメロディアスなHRサウンドです。
当時、アフリカンミュージックに傾倒していたジンジャー・ベイカー氏が醸し出す、弾むようなリズム
のドラムがインパクトを与える作品です。1曲目のスピードナンバーを除くと空間の多いサウンド中心で
ヘビィな面よりも聴きやすさを前面に出した印象をあたえる1枚ではないでしょうか。


BBM - Around the Next Dream ★★ (2004-05-05 11:42:00)

正直、J・ブルース、G・ベイカーに並ぶと、すでに良い御歳を召されたG・ムーアが小僧に見えるの
には笑いましたが、とんでもなく男らしいサウンドですね。60年代の空気を再現しつつ歳相応の貫禄
のあるプレイはまさに職人芸と呼んでも良いかと感じます。ブルースロックこそハードロックの元祖で
あると主張しているかのような余裕のある演奏が楽しめる1枚ですね。残念ながらライブはキャンセル
が続いたようですが、かなりの即興も聴けたはずで是非ともオフィシャルライブの発売を希望します。


BEDLAM - Anthology ★★ (2004-04-07 19:30:00)

99年リリースの2枚組オフィシャルアルバム。
ベドラム名義というよりも、COZY・POWELLとギターのDAVE・BALLとのセッションを収めたアルバムです。
1枚目はベドラム結成前のデモ・テイク(すでに1812を演奏)からコージーが亡くなる少し前に
録音されたセッションまでわりとまともな音質で収録されています。2枚目はベドラムのライブ音源
でブートよりは音質は良いといったところじゃないでしょうか。ブルース・ロックから少しずつ拡散
していく音楽性を感じとれる1枚です。


BEDLAM - Bedlam ★★ (2004-04-04 12:59:00)

73年に発売された唯一のアルバム。
コージー・パウエルとプロコール・ハルムのギタリストが結成したバンドとして一部で知られている
ようですが、当時はマウンテンのフェリックス・パッパラルディがプロディースしたことで多少話題
になったようです。レインボー以降のメタリックなサウンドではなく、JBGを通過したファンク&
R&Bなリズミカルな楽曲と、前進バンドから継承するヘビィブルースな楽曲中心のアルバムです。


BEDLAM - Live in London 1973 ★★ (2004-04-11 10:52:00)

03年リリースのオフィシャルライブアルバム。
タイトル通り73年に録音された作品です。これまでブートや一部のオフィシャルで彼らのライブを
聴くことは出来ましたが、やはりそれなりの音質でした。本作はそれらに比べると非常に音質に優れ
ていることがあげられます。もちろん、演奏自体もスタジオ盤以上にテンションが高く特にコージー
のおかずの多いドラム等、聴き所も多い1枚ではないでしょうか。


BIG BERTHA - Live Featuring Cozy Powell ★★ (2004-04-14 20:49:00)

99年リリースの発掘オフィシャルライブアルバム。
ボーカル加入前のベドラム前身時代の名義です。録音は70年のドイツでの演奏でなぜか音質も発掘
音源としてはかなり良好な優れもので、しかも2枚組なのは嬉しいですね。JBG加入前の泥臭くも
エネルギッシュなプレイが堪能できます。しかも、すでに「THE BEAST」が完成しているのにも驚きを
隠し切れません。ややマニアックかもしれませんがコージーファンには堪らない1枚ですよ。


BILLY COBHAM - Spectrum ★★ (2004-02-01 16:59:00)

ジャズロックでは著名なジョン・マクラフリン率いるマハビシュヌ・オーケストラのドラーマーのソロ作品(73年)
HRファンにはボーリンが参加したことで知られていますね。特に1曲のスピード感と感性の塊のようなギター、
パワフル且つリズミカルなドラム、3曲目のヤン・ハマーのキーボードとの掛け合いはHRファンも唸るはずです。
ブロー・バイ・ブロー作成前のジェフ・ベックも参考にしたほどのインストアルバムと言うのが頷ける作品です。


BLACK SABBATH ★★ (2003-12-05 18:56:00)

私もハードロックさん同様、サバス自体外れがないグループだと思います。サバスの音楽遍歴を感じたいなら発売順に聴いてみたらどうですか。
個人的には全て買え!といいたいところですが店に並んでるものから
ちょっとづつでも良いかとおもいますよ。


BLACK SABBATH ★★ (2004-01-27 18:32:00)

私もリマスターと米盤(ワーナー)のレコードを聴き比べたのですが
特に差異はなかったですね。
もしかして、歌詞の方はZEPPの「天国への階段」同様、
誤植だったことは考えられませんかね?


BLACK SABBATH ★★ (2004-01-28 17:59:00)

>ぷらねっときゃらばん
普段は見逃したり聞き逃したりする曲も思い入れが強いとそういう疑問を発見することも多々ありますよね。
「天国への階段」の歌詞は最後の部分の「ナット・トゥ・ロール」が「ナチュラル」と
20年以上表記されていました。
案外、昔のバンドの歌詞は誤りが多いようですよ。


BLACK SABBATH - Black Sabbath ★★ (2003-10-25 12:49:00)

サバスもデビュー前は当時流行りのブルースロックをやっていたらしいけど、
これほどホワイトブルースを昇華させて別のジャンルの音楽を作ったってのが凄いと思います。


BLACK SABBATH - Black Sabbath ★★ (2003-11-04 22:21:00)

お!さすが泣きおやじさん、確かにジャンゴ・ラインハルトが好きだったとは聴いたことがありますよ。
他にもフラメンコ・ギターにも影響を受けたと言ってましたね。


BLACK SABBATH - Dehumanizer ★★ (2003-11-06 23:19:00)

確かにディオ復帰ともなれば「ヘブン・アンド・ヘル」路線だと思いますよね。
でも、ヘビィーだったのはむしろ原点回帰だったのでは?


BLACK SABBATH - Forbidden ★★ (2003-11-08 16:32:00)

ジャケットもお茶目と考えれば許せます(笑)
1曲目もICE-T氏が参加しようがヘビィなリフなのでOKです。
上記の方の仰るとおり駄作扱いはできましぇん。


BLACK SABBATH - Heaven and Hell ★★ (2003-10-30 18:28:00)

発売される前はサバスのサウンドにロニーの声合わないだろ~、なんて思っていましたが
いざ発売してすぐ購入!早速、聴くと・・・・、
メロディアスとヘビーネスの見事なまでの融合!!
80年代以降のヘビィメタルの一形態をつくってしまった作品となりました。
オリジナル・サバスがメタルに直接的に影響を与えたとするとこの作品は広く、間接的に
影響を与えた作品かと思います。名盤!


BLACK SABBATH - Live Evil ★★ (2003-11-02 00:34:00)

臨場感あふれるライブですね~。
どちらかと言うと当時は賛否両論でしたよね。
オジーの曲を歌うロニーに対して似合う、似合わないって・・・。
でも、それより、自分の曲でさえ力んで歌うロニーにはビックリしましたが・・・。
ブートの方が自然に歌ってたりするバージョンだったりして(笑)
ライブ録音ってことで相当、気合入っていたんでしょうね。


BLACK SABBATH - Master of Reality ★★ (2003-10-26 12:27:00)

「テクニカル・エクスタシー」がリアルタイム初だったので数年後後追いでこの作品に触れたときは
余りの重さに腰を抜かしました。
当時、お金がなくて友人から借りて聞いていたのですが、なんだかんだ理由をつけて結局返さず4分の1世紀がすぎました。時効ですよね。


BLACK SABBATH - Mob Rules ★★ (2003-10-31 19:55:00)

前作よりもサバスらしいですよね。
ヘビィなリフの作品も増えているし、ロニーのボーカルもメロディアスな曲だけが
魅力ではないことも証明してくれてますし。
個人的には「オーバー・アンド・オーバー」のラストのギターソロがしびれます。


BLACK SABBATH - Never Say Die! ★★ (2003-10-28 22:25:00)

哀愁あり、ある程度の重みあり、スピードのある曲ありと案外盛りだくさんで
飽きのこないアルバムだと思うけど・・・。
この作品ってやっぱし「ヘブン・アンド・ヘル」へ移行するターニング・ポイントだと
思いますよ。佳作!


BLACK SABBATH - Paranoid ★★ (2003-10-26 11:38:00)

うちの中二の娘もサバスはなぜか好きらしい。ロードウォリアーズのテーマでさえ知らない世代なのに・・・。
名盤は時を超え、世代を超えて・・・・。


BLACK SABBATH - Past Lives ★★ (2003-10-29 17:21:00)

確かに「ライブ・アット・ラスト」を持っている方々には、お~い!単品で出してよね~!って方が多かったはず。私もそうでしたが・・・。
しかし、サボタージュ時期の音の良いライブ(ブートよりって意味です)は素敵です。
ぜひ、聴いていただいてヘビィなサバスを堪能していただきたいものです。


BLACK SABBATH - Reunion ★★ (2003-11-09 20:03:00)

個人的にはオジー氏が昔、嫌がっていたアルバムからもしっかり演奏しているのがグッドです。
新曲2曲についてもディオ以降のサバスやオジーのソロとは違うオドロしさが出ています。
スタジオアルバムも作ればよかったのに・・・・。


BLACK SABBATH - Sabbath Bloody Sabbath ★★ (2003-10-27 18:32:00)

面白いアルバムですね~、アイオミさん自身がフルート吹いてみたりして。
曲調の変化も少しずつ激しくなってきてるとこも素敵です。


BLACK SABBATH - Seventh Star ★★ (2003-11-03 17:54:00)

一番、聴きやすいアルバムですね。
また、ヒューズのボーカルと楽曲がマッチしてると思います。
当時のビデオクリップではヒューズがひげ面・おでぶさんでびっくりしましたが・・・。


BLACK SABBATH - Technical Ecstasy ★★ (2003-10-22 00:02:00)

リアルタイムで始めて購入した作品なので思い入れが深いですよ。
当時、ミュージックライフを購入してて英国チャートでもTOP10に入ったのをみて
単純に感激してた自分を思い出します・・・。
このアルバム(特に2曲目)のインパクトがでかすぎてアイオミ師匠の虜になってしまいましたよ♪


BLACK SABBATH - The Eternal Idol ★★ (2003-11-04 22:25:00)

前作までは元~~のボーカル参加って感じで騒がれていましたが、このアルバムは発売も地味でしたね。
でも、後期サバスではライブで結構演奏する1曲目、またラストのオドロオドロシイ曲等聴き応えのある作品ですよ。


BLACK SABBATH - Tyr ★★ (2003-11-05 17:34:00)

コージーが2作続けてサバスにいることが当時は凄いことだと思いました。
アイオミ師匠のネチッコイギターとコージーの重いドラムが絶妙ですね。
来日公演ではドラムソロはなかったもののコージーのリアクションはかっこよすぎました。


BLACK SABBATH - Vol 4 ★★ (2003-10-26 22:48:00)

初めて聴いたときは音わるいな~って思いました(笑)
このアルバムの1曲めってギターがメローでびっくりした記憶があります。
ヘビーだけじゃないサバスの息吹を感じ取れる作品。


BLACK WIDOW - Black Widow ★★ (2004-02-10 21:57:00)

70年発売の2ndアルバム。
黒魔術をテーマに持ち込んだメンバーが脱退した為、全くコンセプト自体がオカルトから
遠ざかった作品です。しかし、楽曲的には前作以上にバラエティに富んだ内容でジャズ・
ブルース・ボサノバ等の影響の作品以外にもアコギを前面に出したり、また、リフがメタリック
な8曲目のようはHRがあったりと非常に楽しめるアルバムです。


BLACK WIDOW - Black Widow III ★★ (2004-02-11 18:58:00)

71年発売の3rdアルバム。
残念ながら、「黒魔術」のテーマから離れた彼等は初期のショー・バンドのイメージが強すぎた為、
セールスを伸ばすことが出来ず本作発表後、解散に至ります。確かに1stはインパクトが大きいですが
音楽的内容としてはこの作品が最もまとまりがあり、1曲目からハードな3部構成の大作やラストの
ブルージィな作品まで非常にセンスの良い楽曲がつまった、裏名盤と呼んでも良い作品
に仕上がっています。


BLACK WIDOW - Black Widow IV ★★ (2004-02-12 22:36:00)

97年に発掘された72年制作のスタジオ4作目。
本作が完成した際はすでにレコードディールを切られていましたが、しばらく活動を続けていたようです。
内容的には、最もソフトな印象を与える作品で特に1曲目の鍵盤は印象的なフレーズを醸し出し
全体的により大作志向の方向に進んでいます。楽曲は当時のバンドの水準以上の出来ですが
最初の黒魔術のイメージを払拭出来なかったのが彼らの敗因ではないでしょうか。


BLACK WIDOW - Return to the Sabbat ★★ (2004-02-07 19:02:00)

69年録音の発掘音源(98年オフィシャルにて発売)
1stの「SACRIFICE」と同じ曲目ですが前身バンドの『PESKY GEE』時代の女性ボーカルも在籍
しているのでダブルボーカルを聴く事ができます。また、楽曲自体も正式な1stに比べると若干、
荒々しい部分もあったり、また、両ボーカル交互に歌う部分などは新鮮に聴こえたりします。随分、
古い発掘音源なので音質はやはりイマイチなのが惜しいです。


BLACK WIDOW - Sacrifice ★★ (2004-02-09 19:40:00)

当時、ブラック・サバス、ブラック・キャット・ボーンズと並び3大ブラックバンドと評されていたそうです。
もともと、ジャジィなバンドだったのですが、メンバーの一人が黒魔術をテーマに持ち込んだ為、アルバム全体
を通してコンセプトな作品に仕上がっています。楽曲的にはジャズ、ブルースのみならずラテンを基調にした
音楽性も披露しています。実際、黒魔術の演出を用いたライブこそ、当時の彼らの真骨頂だったそうですが
スタジオ盤を聴く限りは多彩で詩が分からない限りオドロオドロしいバンドとは思えませんよ。


BOX OF FROGS - Box of Frogs ★★ (2004-06-12 23:07:00)

84年発売の1stアルバム
ヤードバーズのリズム隊とリズムギター、そして英国ロックファンにはお馴染みのジョン・フィドラー
をボーカル&ギターに配した80年代のヤードバーズです。ゲストではJ・ベックやM・ミドルトン、
R・ギャラガー等も参加した、ある意味豪華プロジェクトでした。内容的には80年代の洒落た感覚
をセンス良く導入したブルースロックやシンプルで粋なロックンロールサウンドです。MTV全盛期
のポップな時代の中で後のブルースブームを先取りにした音に感じますよ。


BOX OF FROGS - Strange Land ★★ (2004-06-19 22:28:00)

86年発売の2ndアルバム
前作同様、ヤードバーズのメンバー中心にロリー・ギャラガー等が参加してバックを固めていますが
本作では、旧友ジミー・ペイジや畑違いと思われるグラハム・パーカー等もゲストで参加しています。
1stはブルースの匂いを幾分感じる内容でしたが、2ndはかなりメロディアスに昇華され80代
を思わせるPOPな雰囲気の楽曲中心に変化しています。しかし、本作でバンドは消滅・・・。


BRITISH LIONS - British Lions ★★ (2004-06-06 09:25:00)

78年発売の1stアルバム
解体したモット(ザ・フープル)のメンバーがギターのジョン・フィドラーを迎えて結成したバンド
です。モット時代に少なからず感じられた泥臭さは完全に抜け、タイトで洒落てるハード・ポップな
ロックンロールが聴ける作品になっています。全米70位代とロクなプロモーションも出来なかった
割にはマズマズの成績を残しましたが、残念ながら2ndの発売を待たずに解散したのは悲しいですね。


BRITISH LIONS - Live and Rare ★★ (2004-06-19 22:25:00)

99年発売の主に未発表ライブ集
8曲目までが78年に録音されたライブ音源で発掘ものとしては、わりと良い音質でスタジオ盤以上
のドライブ感を感じるラウドなロックンロールになっています。きちんと録音処理されていたなら、
かなり良好なライブアルバムになっていたと感じさせてくれます。9曲目以降はデモ音源中心の選曲
ですがこちらもスタジオアルバムとは違った魅力を与えてくれています。


BRITISH LIONS - Trouble With Women ★★ (2004-06-12 23:11:00)

80年発売の2ndアルバム
78年に録音されていたものの解散後に発表された作品です。基本的には前作同様にメロディアスで
ハードポップなロックンロールアルバムなのですが若干、1stより硬質な印象を受けます。むしろ
曲によってはレゲエのリズム等取り入れたりと作品の巾が広がって非常に良質で煌びやかなロックが
堪能できるいかにも英国サウンドな1枚ではないでしょうか。


BRITISH LIONZ - British Lions ★★ (2004-06-06 09:25:00)

78年発売の1stアルバム
解体したモット(ザ・フープル)のメンバーがギターのジョン・フィドラーを迎えて結成したバンド
です。モット時代に少なからず感じられた泥臭さは完全に抜け、タイトで洒落てるハード・ポップな
ロックンロールが聴ける作品になっています。全米70位代とロクなプロモーションも出来なかった
割にはマズマズの成績を残しましたが、残念ながら2ndの発売を待たずに解散したのは悲しいですね。


BRITISH LIONZ - Live and Rare ★★ (2004-06-19 22:25:00)

99年発売の主に未発表ライブ集
8曲目までが78年に録音されたライブ音源で発掘ものとしては、わりと良い音質でスタジオ盤以上
のドライブ感を感じるラウドなロックンロールになっています。きちんと録音処理されていたなら、
かなり良好なライブアルバムになっていたと感じさせてくれます。9曲目以降はデモ音源中心の選曲
ですがこちらもスタジオアルバムとは違った魅力を与えてくれています。


BRITISH LIONZ - Trouble With Women ★★ (2004-06-12 23:11:00)

80年発売の2ndアルバム
78年に録音されていたものの解散後に発表された作品です。基本的には前作同様にメロディアスで
ハードポップなロックンロールアルバムなのですが若干、1stより硬質な印象を受けます。むしろ
曲によってはレゲエのリズム等取り入れたりと作品の巾が広がって非常に良質で煌びやかなロックが
堪能できるいかにも英国サウンドな1枚ではないでしょうか。


BUDGIE - Budgie ★★ (2004-01-15 20:44:00)

71年発売の1stスタジオアルバム。
ギターがトニー・アイオミ氏のようなネチッこいプレイとプロデューサーがロジャー・ベインということも
あってかサバスのフォロワーという評価がついて回るバンドです。が、確かにサバスのような暗く
重い金属音のHRメインなのですがアルバム全体を通すとアコギの曲がかなりの割合で入っていたり、
HR自体も曲によってはサバスより起承転結はっきりしている曲が多かったりしています。
最も違う点はやはり、ボーカルでしょう。初期ラッシュのボーカルスタイルに近いカナきり声・・・。癖になりますね。


BUDGIE - Deliver Us From Evil ★★ (2004-01-24 18:30:00)

82年発表のスタジオ9作目。
前作で芽生えたメロディアス路線を前面に押し出した作品です。キーボード加入により楽曲が「産業ロック」風
のサウンドになっていますが、やはりこのボーカルが一種独特の世界を醸し出しています。
残念ながら本作が最後のスタジオアルバムとなり、一部のプレスからは音楽性の変化に失敗した作品
との評価を目にすることが多いのですが、実際は彼らの全作品のうち発売後1年の売上げでは
最も売れた作品となっています。
これはこれで非常に聴きやすい1枚です。


BUDGIE - Heavier Than Air: Rarest Eggs ★★ (2004-01-26 18:14:00)

98年発売の2枚組オフィシャルライブ。
97年発売の「WE CAME WE SAW」がレディングの模様で占められていますが本作はデビュー時から
81年までと幅広い選曲でライブのみならずTV用音源も収録されています。その為か音質的にはバラツキがあるのはしょうがないですね。
ディスク1はある程度バラバラな年代で構成されており特に72年のBBC音源は非常にヘビィで考え深い内容です。
また、ディスク2は78年のライブが10曲とある程度まとまって収録されており、彼らが決して
スタジオバンドではないことを証明してくれるようなプレイが堪能できますよ。


BUDGIE - If I Were Brittania I'd Waive the Rules ★★ (2004-01-20 02:35:00)

76年発売のスタジオ6作目。
前作「BANDOLIER」からハード&ヘビィ以外の面も見せるようになってきたのでが、本作では
一段と変調でジャジィな曲展開の曲や微妙に屈折したロックンロールなど非常に癖のつよいHR
の楽曲が目立つ作品です。ハードさはあまり感じられませんがヘビィではあるアルバムです。
80年代以降のライブでも数曲は必ず演奏されるのも納得する内容ですね。


BUDGIE - Impeckable ★★ (2004-01-21 23:34:00)

78年発売のスタジオ7作目。
最も英国HRが衰退していた時期の作品で、当時の大多数のバンド同様、どこかPOP且つ、
フュージョン的な香りも漂わせているアルバムです。その為、BUDGIEの作品の中では問題作として
評価されることが多いようですが本作からも80年代に復活後のライブでも演奏される「MELT THE ICE AWAY」等
橋渡し的な過渡期の作品であることがわかります。癖はすくないですが楽曲のクオリティは高い1枚ではないでしょうか。


BUDGIE - In for the Kill ★★ (2004-01-18 23:15:00)

74年発売のスタジオ4作目。
一般的に彼らの代表作という位置づけがされています。本作もメタリカがカバーした「脳手術の失敗」が
含まれていることで案外知られているようですが、それ以外の曲も非常にミデアムかつメタリックな楽曲で占められています。
ともかく、重くねっとりとした彼らの良さが開花した一枚です。


BUDGIE - Life in San Antonio ★★ (2004-01-27 18:42:00)

02年発売のオフィシャルライブ。
録音は再結成後のアメリカツアー(!)で02年テキサスでの収録です。この前後、他のバンド
とも(ジューダス・プリースト等)ジョイントがありかなり盛り上がったと聞きます。音質は最上とはいえないものの、それなりに良好で選曲も彼らの歴史を網羅するベスト的な内容です。
すでにボーカルの甲高い声は聴けませんがその分、かなりテンションの高い演奏が楽しめた作品です。
ライブだけではなく是非ともスタジオ盤を作って欲しいものです。


BUDGIE - Never Turn Your Back on a Friend ★★ (2004-01-17 19:44:00)

73年に発売されたこの作品、当時の常識を超えたごり押しスピードナンバーの1曲目は上記の方の仰るとおり
メタリカが後にカバーしたことで有名ですね。完全にサバスとは違う速さやノリを発揮しています。
また、やはりラストが圧巻です。劇的かつ叙情的な楽曲は英国バンドにしか出せない味です。上記の方の意見と同じですね。


BUDGIE - Nightflight ★★ (2004-01-23 19:38:00)

81年発表のスタジオ8作目。
前作は全編ゴリ押しストレートなメタリックアルバムでしたが、本作では1曲目からアコギで始まり
非常に憂いのあるドラマティックな彼らの後期の名曲「I TURNED TO STONE」で始まり、ライブ
での定番ゴリ押しメタル「SUPERTAR」等、音楽性の幅が広がった作品です。他の楽曲についても
彼らにしてみればややメローな雰囲気の楽曲もあり時代に反映したサウンドです。


BUDGIE - Power Supply ★★ (2004-01-22 19:36:00)

80年発売のスタジオ8作目。
パンクブームに押され一時、レコードディールを切られていた彼らですがNWOBHM勃発後の英国で再び、
不死鳥のごとく蘇った作品です。70年代の作品に比べるとドゥームな雰囲気は殆ど感じられないので
現在はその手のファンの方には評価がイマイチのようですが、当時の英国では今までにないスピード感ある楽曲が
ライブで受け徐々に人気をとりもどした重要な1枚です。非常にパワーとごり押し感のあるヘビィメタリックアルバム。


BUDGIE - Squawk ★★ (2004-01-16 18:00:00)

72年発売のスタジオ2作目。
1曲目の「ウィスキー・リバー」からヘビィで重いサウンドが楽しめますが、やはりただ重いだけではなく
スパニッシュな香りのするフォーキーな楽曲も良いですし、ストリングスを導入した楽曲を
披露したりと実験的な部分もあり、当時の英国的な音を象徴する作品ですね。


BUDGIE - The Definitive Anthology An Ecstasy of Fumbling ★★ (2004-01-28 18:20:00)

96年発売の2枚組BOXベスト。
特に珍しい曲が入っていないので初めて聴くにはうってつけのベストだと重います。
現在も1枚もののベストは何種類か発売されていますが、若干、選曲が甘いのとライブテイクが
入っていなかったりしているので全時代を網羅した楽曲とライブバンドであった証明となる82年のレディングの模様が
収められている本作はかなり良質な作品です


BUDGIE - We Came, We Saw ★★ (2004-01-25 20:03:00)

97年発売の2枚組オフィシャルライブアルバム。
収録は80、82年のレディングフェスティバルの模様。80年の録音の方は若干、音質がよろしくないですが
70年代の曲と復活後の曲中心の選曲で演奏自体はかなり走っています。82年の録音の方は
音質はキーボードが聴こえづらい以外は良好で復活後の代表作中心の選曲、演奏そのものも非常に
クオリティの高い名演です。


CARMEN - Dancing on a Cold Wind ★★ (2004-03-13 22:29:00)

73年発売の2ndアルバム。
前作の延長線上の作りですが、全体的にアルバムを通して聴く限り、ハードな部分は後退してより、
アコースティックな部分を強調した作品ですが、1曲目の「VIVA MI SEVILLA」では鬼のようなタップ
と重厚なリズム隊、煌びやかなギター全てそろったヘビィなサウンドが度肝を抜かさせてくれます。
より、メロディアスでフラメンコな叙情性が堪能できるアルバムです。


CARMEN - Fandangos in Space ★★ (2004-03-10 20:29:00)

72年発売の1stアルバム。
発売当時、フラメンコを土台にした異色バンドとして、P・マッカートニーやD・ボウイからも絶賛
され、日本でもM・ライフに新しいハードロッカー登場と題してフォガットやアレックス・ハーベイ、
モントローズと一緒に紹介されていました。1stは現在の感覚ではプログレ・ハードのようなメロディアス
且つフラメンコ特有の情熱的なアルバムです。やはりタップとカスタネットが織り成すリズム感は
斬新でプログレ系もいけるなら購入されても損はしないアルバムです。


CARMEN - The Gypsies ★★ (2004-03-17 18:23:00)

74年発売の3rdアルバム。
彼ら(彼女ら)のラストアルバムとなってしまった本作は、いかにもフラメンコチックな土着的匂い
が薄れ、メロディアスな楽曲により溶け込んだ佳作と呼べる内容です。アルバム全体を通すと、より
聴きやすくまとまった印象を受けます。もちろん、1,7曲目のようはプログレ・ハード風な楽曲も
あり聴き応え十分なアルバムで、官能的なジャケのセンスも良いですよ。


CHRIS CATENA - Chris Catena ★★ (2004-03-13 22:26:00)

03年発売のアルバム。
メンツが非常に豪華だったので(G・ヒューズ、J・スコット、J・ロートン、B・マースデン、M・ムーディ、T・フランクリン、J・テイラー、E・シンガー
T・アルドリッチ、B・キューリック、A・クーパー、他多数)購入したのですが、ご本人「CHRIS CATENA」氏の詳細が勉強
不足で未だに分かりません・・・。詳しい方がいらっしゃいましたら教えてほしいです。サウンド的
には、かなりグレン・ヒューズの声に似た歌いまわしでファンクなHRを演奏しています。パープル
やホワイトスネイクのカバーもなかなかの出来でした。


CLEAR BLUE SKY - Clear Blue Sky ★★ (2004-04-18 23:34:00)

70年発売の1stスタジオアルバム。
ヴァーディゴレーベルから発表された3ピースバンドの本作は一発廃盤とロジャー・ディーンの描く
ジャケットが有名ということもあり一部のブリティッシュロックファンは知られているバンドですが、
全員10代とは思えないようなヘビィなギターを前面に押し出した組曲風な大作中心に、やや複雑な
展開の楽曲が目白押しです。プログレ好きにもお勧めな1枚かと思いますよ。


CLEAR BLUE SKY - Cosmic Crusader ★★ (2004-04-25 23:21:00)

96年発売の3rdスタジオアルバム。
90年代に入り再結成しライブ活動を行っていましたが本作で完全復帰したようです。オープニング
から分厚いシンセサウンドなのでプログレ風かと思いきや、他の曲はブルース主体だったりジャジィ
な楽曲もあったりといかにも70年代を彷彿させる曲調です。全体的にはコンセプトアルバム的作品
ですが若干、時代を考えるとイマイチな音質が玉に瑕でしょうか。


CLEAR BLUE SKY - Destiny ★★ (2004-04-21 19:48:00)

71年録音の2ndスタジオアルバム。
もともとお蔵入り音源だったものが93年にようやく日の目を見たアルバムです。1曲目が9分強の
大作で、それ以外はどの曲もコンパクト且つ判り易いHRを展開しており、ある意味ダイナミックな
作風から洗練された曲作りに転換した作品です。発掘音源ということもあってか、若干、ドラムの音
等、劣化している部分もありますがそれなりに聴ける1枚かと思います。


CLEAR BLUE SKY - Mirror of the Stars ★★ (2004-04-28 19:05:00)

01年発売の4thスタジオアルバム。
前作以上に楽曲がコンパクトで聴きやすく、1曲目からメタリックなナンバーで始まり全体的に鋭利
なギターと重さを兼ね備えた作品ですね。もちろん、曲によってはPOPな一面も覗かせてはいます
が、歳相応に洗練されハードな印象を与えてくれています。やはり全体の流れ的にはプログレッシブ
な香りも感じとれ、マイナーレーベルとはいえ音質もそれなりに良好な1枚です。


COLOSSEUM II - Electric Savage ★★ (2004-02-29 21:52:00)

77年発売の2ndアルバム。
専任ボーカルが脱退し、G・ム-アがボーカルを兼任していますが実際、歌入りの楽曲は8曲中、1曲
のみで、よりインストゥルメンタルな方向性に転じた作品です。やはり、フージョンらしい曲構成の為
メロディを活かしながらの楽器のバトルが繰り広げられています。曲によってはかなりハードな印象も
あり、一番、テクニカルな時代のG・ムーアを堪能出来る作品です。


COLOSSEUM II - Strange New Flesh ★★ (2004-02-27 18:01:00)

76年発売の1stアルバム。
ジョン・ハインズマンがフュージョン路線の新しい新境地を目指して結成したユニットです。1曲目の
激しいインストを除くと全体的に聴きやすいジャズ・ロックで透明感のあるボーカル(後ルシーファーズ
・フレンド)と洒落たメロディラインが本作の特徴です。楽曲によってはすでにG・ムーアのマシンガン
・フレーズが聴けたりしますが各楽器の戦いよりも整合感をメインとした1枚です。


COLOSSEUM II - Wardance ★★ (2004-03-02 23:18:00)

77年発売の3rdアルバム。
前作同様、インストに力を入れたジャズ・ロックですが全3作の中では最もコンパクトな楽曲が多く、
割と聴きやすい演奏が続くのでコロシアムⅡの中ではとっつきやすい作品かと思われます。基本的に
G・ムーアのギター自体も一番、弾きまくっているアルバムなので、ファンであっても聴いたことが
ない方にはお勧めできる作品です。是非ともオフィシャル・ライブを発売して欲しいものです。


COVERDALE・PAGE - Coverdale・page ★★ (2004-01-10 23:37:00)

ブルース・R&B・ロックンロールなど、お二人のルーツをHRで表現した作品。
デビカバがWS時代から念願だったJ・ペイジを迎えたのですがすっかり主導権をペイジにもっていかれましたね(笑)
デビカバらしいソールフルなナンバーも有りますがペイジのソロを拡大解釈したような内容で、
シャガレ声についてはペイジにそのように歌えと指示されたそうですが、もちろん、
わざとやっています。往年のブルースマンは非常にシャガレ声の方が多いかったのでその雰囲気を出すための処理だったようです。
しかし、唯一の日本公演はよかったですね。本作の演奏もまとまっていたし、デビカバの歌うZEPPも侮りがたし
だったし、WSの曲を演奏するペイジはソロが妙に簡単でしたけど、トータルで本当にテンションの高い名演だったと思います。


CREAM - BBC Sessions ★★ (2003-10-12 12:11:00)

これは失礼いたしました。
時代背景てきに録音時間が短いのはしょうがないと思いますよ。
5分以上の曲がなかった時代ですから(笑)
BBC音源はクリームに限らずどのバンドも少しは手がくわえられていますしね。
好きな方には良いのでは???
こんど、うちの方にも遊びにきてくださいよ、オヤジばかりですが(笑)
歓迎いたします♪


CREAM - Disraeli Gears ★★ (2004-01-10 23:47:00)

彼らの出世作として名高い作品。後に「マウンテン」のメンバーとして名高いフェリックス・パッパラルディ
のプロデュースが光る1枚です。前作と一聴きで違う点は楽器の音を前面に出している点ですね。
ブルースを昇華して独自のロックに完成したサウンドが聴きものです。
メンバーの若さ溢れるプレイ・フレーズが堪能できますね