良い意味で非常にバランス良く大衆性を取り入れた作品。 かといって単にアメリカ市場に迎合したのではないところがミソ。 "JUST LIKE AN ALLOW"を彷彿とさせる"START TALKING A LOVE"は間違いなく名曲だし、 "DON'T WAKE THE LION"なんか、しっかり英国風大作。 とにかく聴きやすく、しかも奥がふかい。 個人的に、MAGNUMの代表作にプッシュします。
1曲目、"FASTER THAN THE SPEED OF LIGHT"はRAVENの中でも1,2を争う疾走曲。 2曲目、"BRING THE HAMMER DOWN"も、RAVENらしさが全開の佳曲。 以下、充実した楽曲が目白押し。 全体的な印象としては、機知我意ロックの一歩手前、危ういバランスを保って、しっかり聴きやすいところは失わないと言った感じかな? 個人的には度が過ぎて路を見失うまえのRAVENが好きです。 RAVEN聴くなら、これから聴くのがオススメです。
久々に聴きましたが、ううむ、何とも言えません、この雰囲気。 アルバムの頭から悲しげな曲を続けて、本来なら何かメンドクサイな、となりそうなとこをしっかり聴かせますねえ。 古き良きハードロックです。 熱く悲しい"Over The Edge"、クーパーの"I'm Eighteen"、"I'm On To You"(「♪ナーナナ、ナナ-ナー」が最高)と続き、"Messin' On The Hurricane"でHR全開。 これ以上続くと全曲解説になりそうなのでストップしますが、ジャケットも美しいし、(実はジャケ買いでした/笑)なんか本当にいい感じ。 >うなぎさん、家宝にしましょうねえ。(笑)
はっきり言って、超名盤です。 グレンのHR界での偉業が改めて生命を吹き込まれてます。 これに匹敵するライブ盤は、そうザラにはないです、ほんと。 はじめは中古で買ったんですが、あまりの素晴らしさに新品で買い直しました。(笑) しかし、"BURN"でいきなりテンションMAX,その勢いで序盤は走り、 中盤には「聴かせる」曲で聴くものを恍惚の世界に誘う。 "STILL IN LOVE WITH YOU""COAST TO COAST"なんかは涙なしには聴けません。 そんでもって"LADY DOUBLE DEALER"などでまた盛り上げ、 アンコールには"I GOT YOUR NUMBER",そんでもって "STORMBRINGER"じゃ、もう信者になるしか。 ちなみに"KISS OF FIRE"は「TALK ABOUT IT」に収録。