シンセのイントロからして荘厳的で圧巻。 しかし、この曲で聴けるフレディーの圧倒的な歌唱力は何だ! 稀代のヴォーカリストが最後の、そして渾身の力を振り絞って「SHOW MUST GO ON」と叫ぶ様にはただただ圧倒されるのみ。 クイーンはHM/HRバンドではないし、この曲もそうではないが、この曲の持つパワーはそこらへんのHM/HRなんかでは全く相手にならないほどだ。 全ての音楽ファン必聴の超名曲!
DREAM THEATERのANOTHER DAYを想起させる美しいピアノの旋律から始まる超正統派(超ジャーマンではない)な楽曲。 確かにWE DON'T NEED A HEROみたいなジャーマンメタル然とした疾走感、かっこよさはないが確実に万人受けするメロディーラインが秀逸。 しかし、このアルバムの始めの4曲の流れは半端じゃないな~
いかにもLA METAL&MTV最盛期に作られたっぽいポッピーかつゴージャスチックな楽曲。 イントロのKeyとGuiのユニゾンフレーズはVAN HALENのJUNPを、タッピングを絡めたギターソロはNIGHT RANGERのROCK IN AMERICAを彷彿とさせる。 おどろおどろしい印象のある彼らからは想像しがたい爽やかなナンバー。 LA METALが好きな方は是非!
スティーヴ・ハリス作の楽曲だけど、らしいのは間奏のベースラインくらいで、むしろイントロの流麗なギターワーク、キャッチーなサビメロともにデイヴ・マーレイを想起させる曲。 だから、DEJA VU、JUDAS BE MY GUIDE(どちらもデイヴ作)あたりが大好きな自分にとっては当然この曲もツボにはまった。 きれいめなサウンドプロダクションも手伝って、哀愁・幻想感が漂っていてこれがまたいい。
個人的にはWSで最も好きな曲のひとつだ。 IS THIS LOVEみたいな、いかにも的な甘いバラードも嫌いではないが、やはりこの哀愁漂うドラマティックな曲展開の方が自分的にはツボにはまる。 メロディーだけでも素晴らしいのに、それをカヴァーデイルが歌ってるんだから星3つをつけないわけにはいかない! 確かにヴァイの起用について否定的な意見が多いのも分かるが、これがオリジナルなんだから、自分としては気にならない。 そういう先入観を捨てて、この素晴らしい楽曲を多くの人に聴いてもらいたい。
HMシンジケートでこの曲が流れたとき、「新たなヨーロッパ系の正統派バンドが出てきたか。いいな~この曲。」と思って聴いてたら、何とメイデンの楽曲ということで超ピックリ! しかし、実際にアルバムを買って、この曲でデイヴ・マーレイが始めにクレジットされてるのを見て思わずニヤリ。 彼はDEJA VU,JUDAS BE MY GUIDEといったコンパクトでキャッチーな楽曲を提供しており、この曲でもデイヴのコンポーザーとしての才能が伺える。 あまりにもメイデン色が皆無ではあるが、いい曲だ。
ボクもオリジナルを聴いたときはピンとこなかったけど、ROCK IN RIOを聴いて悶絶! これは紛れもなく超名曲でしょう! 改めてオリジナルを聴いてみたけど、意識してROCK IN RIOと比べなければ特にVoは気にならない。 何と言われようとあれがオリジナルなんだから。 個人的には、長尺ナンバーではHALLOWED BE THY NAMEに次ぐ名曲。
あまりにも素晴らしすぎる曲構成に脱帽!!STAIRWAY TO HEAVENを思わせる悲しげなアルペジオから始まり、ラストのGATES OF BABYLONを彷彿とさせるキスクのパワフルかつ伸びやかなVo、そして締めのアルペジオに至るまで単に長いだけの長尺ナンバーと違って1秒の無駄もない。 特にラストのツインリードとその後のキスクのVoがたまらなくいい! 俺はカイの方がヴァイキーより断然好きだが、HALLOWEENとこの曲との長尺ナンバー対決ではさすがに負けを認めざるを得ない。