ビリーがボーカルを取る曲。エルヴィス・コステロのカヴァー。いやはや、普通に歌上手いじゃないですか。 暗すぎる感は否めないけどそれでも綺麗。APCにはどの曲にもかならず美しさが備わっていると思う。 最後に挿入されているストリングスは元APCだったパズかな?1stに入ってるROSEの最後もこんな感じだったからそうなのかもしれないね。 WHAT'S SO FUNNY 'BOUT PEACE,LOVE AND UNDERSTANDINGって歌詞にちょっと心を打たれた。
「POPで乗り乗り?」かと思ったらそんなでもないです。確かにGOT THE LIFEとかは乗れますがMY GIFT TO YOUとか重いです。でも初期のころのミドルテンポでとにかく重いって感じではなく疾走感がありながもHIPHOP調なグルーヴな感じです。ちなみにヴォーカルのジョナサン特有のSKITを聞けるのはこのアルバムまでです。
独特の世界を持ったダークなアルバムです。代表曲としてはFALLING AWAY FROM MEぐらいですが(まぁ他にもSOMEBODY SOMEONEやMAKE ME BADなどもありますが)このアルバムは「流れ」で全曲聞かせます。一曲だけで聞くのではなくアルバムとして聞くという感じです。個人的に好きな曲はDIRTY、LET'S GET THIS PARTY STARTEDなどですがやはりアルバムとしてです。アルバムとしての質は他に髄を見せないと思っています。何せ1STは各曲が我が我がと攻めてきますし2NDはアグッレシヴではあるけどこのアルバムほど作りこまれてない気がするからです。という事でこのアルバムが一番好きです。
...AND JUSTICE FOR ALLで一番好き。いっきにTO LIVE IS TO DIEのイメージが崩してこの曲に突入するのがたまりません。ラーズのツーバスが軽くなったけどこの曲ではむしろそれが良いと思う。最後のどこどこ叩いた後一瞬のジェームズの声で終わるのがあまりに印象的です。っていうかなんていってるんだろう・・・?
スロー、ミドルテンポばっかりで正直聴いてるのが辛いですが今までのMINISTRYのような意味不明な駄曲って感じの曲ばかりではなくRELOADやFLITH PIG、LAVA、CRUMBS、FALL、LAY LADY LAYなど結構多くの曲がダークだけど深みがある音を出してます。異色作ではあるけど駄作ではない、そんなアルバムです。他のアルバムのアグレッシヴで疾走チューンなんかを期待して聞いてみると肩透かしを食らうのでお気をつけて。
形容する言葉がないぐらい素晴らしすぎる。インダストリアルロックの金字塔であり最高傑作だろう。駄曲・捨て曲当然なし、特に最初の五曲はどれも名曲。内向的なNINに対して体育会系なMINISTRYといった感じ。あと上の方、NINも絶対聞くべきです。前記の通り2バンドととも対照的なバンドですがどちらも最高に素晴らしいです。ちなみにNINは内向的と述べましたが音楽的には激しいインダストリアルです。(静かな曲もあります)お気に入りの曲はN.W.O.、Jesus Built My Hotrod、PSALM69。