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Power, Soul, Rock n'Roll - Live in Germany

元祖メタルクィーン我らがリー・アーロンが2019年にリリースしたライブアルバム。

①DPのカヴァー
⑦ココ・タイラーのカヴァー
③⑪アルバム『Bodyrock』
④アルバム『Metal Queen』
⑥アルバム『Lee Aaron』
⑧⑨アルバム『Some Girls Do』
⑩⑬アルバム『Call of the Wild』

上記以外は知らない曲のなのですが、驚くのがディープパープルのブルースナンバーからスタート、正直、実際のライブはどうだったのか分かりませんが、渋いブルースナンバーで幕が開けたライブに驚きます。そしてリーは年齢を感じさせないパワフルかつエモーショナルな歌声で魅了、色んな意味で驚いていたら②がスタート、知らない曲でしたがタイトルが示すようなお転婆ロックは健在、キャッチーでパワーポップなサウンドにアーロンの歌声はよく似合います。
このライブは、現在の彼女を示すモノなのでしょう、個人的にはメタリックな④みたいな曲を聴きたいのだが、ブルースナンバーの⑦があるように、古き良き古典ロックの旨味をリー・アーロンというフィルターを通して現在進行形の姿へと変換されることを最優先されているように感じます。もう還暦近い年齢なはずなのに、ここまで現役感を出しハードなサウンドに負けない歌声をキープしている姿に驚かされます。バックのメンバーも活きの演奏でアーロンをバックアップ。リラックスしたムードに包まれた貫禄のステージに耳が奪われました。
かつては女を売ることを強要され苦しんだ時代もあるでしょう。早かったメタルクィーンの登場、そういう性差別的なニュアンスを乗り越え今があります。地に足をつけたパフォーマンス、日本では今だに性を消費することが重要です。可愛いことが最大のポイントにされては音楽の世界はお仕舞いです。女であるが故に苦しんだ彼女、そして女だかこそ出来る音楽、ここに不自然さは一切介在しない、我々、日本も学ぶべきミュージックビジネスモデルがあると思う。

失恋船長 ★★★ (2022-02-07 18:48:41)