この曲、当時ヤングギターの譜面で文句ナシの「ライオンさん」マークでありましたが、当時はイングヴェイやジョージのフラッシーさにばかり眼が(耳が)いっていた。 今改めて聴くと、デイブ・マーレイ&エイドリアン・スミスのツインギターやら、ドナルド・ローザー(ブルー・オイスター・カルトのG)のいぶし銀プレイなど実は、もっともっと聴き所があったことに皆さんも気付くはず。 しかし、それでも尚、イングヴェイだけは絶対的な個性を発揮しており(他のプレイヤーは映像とリンクしていないとどれがどれやらわからん輩が多い)、彼の凄さも再認識。 で、その肝心のビデオは、地方レンタルビデオ屋なんかには今でもたまに置いてあったりする。ついでに言うと、そんな店には「THE METAL YEARS」も同時に置いてあることが多かったりする(私個人調べ)。皆さんも是非まめにチェックを。 そういえば当時TBSで深夜に放送していた記憶がある。TBSってば「THE METAL YEARS」も放送したことあるし、アレはほぼ間違いなくPURE ROCKのディレクターの個人的趣味に違いないと今でも思っている。
グレッグ・ジェフリアって今どうしているのだろう? HOUSE OF ROSEもGIUFFRIAも夜中静かな時間に、自己と対峙する際の重要アイテムだった。 最近あまり聴いていないが、スルメのようにココロに効いてくる音だ。 中古盤屋で悲しいくらい安い値付けがされていることが多いが、そんな闇に葬るには忍びないどころか、あまりにも惜しいバンド、そして人である。
LIONSHEARTでのスティーブ・グリメットしか知らない人は、是非聞いて欲しい。 特に「IN SERCH OF SANITY」は1曲目の意味不明なシンドイ時間が過ぎ去れば後は名曲のオンパレードゆえ、絶対にハマル!ベイエリアクランチのあのザクザク快感と同じ感覚に一気に引き込まれること請け合いだ。 AC/DCの「LET THERE BE ROCK」を完全スラッシュチューンに仕立て上げたそのアレンジ能力と確実な演奏能力は、昨今のカバーと称してコピーの域から抜け切れていないバンド達に「カバーとはこうやるんじゃ」と教科書的な意味も持つ。 聴くべし!
3rd「PRACTIS…」アルバムリリース後に初来日した時、チャック・ビリーの想像を絶する巨大さ、エリック・ピーターソンの小柄ながらも圧倒的な存在感、それらにも当然びっくりしたが、イチバンの驚きは、アレックス・スコルニックがギターソロでステージ手前に出て来た時、両足をぴったりくっつけしかも内股気味に弾いていたことだ…PVでは膝ついてアグレッシブにソロ決めていただけに、騙された感も若干アリで。はじめ何曲かは結構皆目がテン。 が、現在知的職業についておられるというアレックス、とてつもなく巧かった。 当時、「OVER THE WALLのソロ弾ける?」がギター腕自慢の合言葉だった。 チャックも病を乗り越えたし、「FIRST STRIKE STILL DEADLY」にはガッツポーズだし、彼らにはこれからもまだまだ頼んますよ!と、エールを贈りたい。 最近のどへヴぃ路線も大好きだが、チャックのメロディックなラインと、アレックスのフラッシーばギターソロも、やはり捨てがたいなぁ…
メイデン若返り(当時ね当時)に寄与したヤニック・ガーズ、メイデンでのライブで「この猛烈に動きまくるオッサン誰やねん?」と、ヤニック加入後初のNO PRAYER FOR THE DYINGツアーで初めて動く彼を見たとき、「あ!そや!」と帰宅後にWHITE SPIRITに針を落としていた自分。 これは名盤です。アルバムは1枚きり、ヤニックはやはりイカしていたっちゅうことですな。
「STREETS OF BELRIN」(スペルミスご容赦)のすすり泣く雄たけびに、当時すっかりはまってしまい、毎日いったい何回聞いたやら… 中古でもなかなか見かける機会がないバンドだが、いい意味でB級な香りもあり、絡みつくような湿り気もあり、それでいてHRの真髄を味わえるいいバンドなんで、見かけたら聴いてみて。 昔、ディスクユニオンで特価で売っていて悲しくなったが…