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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 7201-7216
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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 7201-7216
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北島健二 - A Criminal Aesteetics ギター犯罪美学 ★★★ (2021-06-24 01:12:18)

元FENCE OF DEFENCEのギタリスト北島健二が、逝去の報がニュースでも取り上げられた村上秀一、T-SQUAREの和泉宏隆、MARIAHのメンバーら多数のゲストを迎えてレコーディング、'81年に発表した2枚目のソロ・アルバム(1stソロも同年リリースというワーカホリックぶり)。ちなみに前作『反逆のギター戦士』には盟友・織田哲郎がゲストVoとして参加していましたが、本作では北島自らがVoを担当しています。
購入当時は、この人のジャンルを横断する多彩なセッション・ワークをまるで知らず、単純に「メタル・クイーン時代の浜田麻里のバックでギターを弾いてた人」としか認識してなかったため、本作に関してもてっきりバリバリにヘヴィ・メタリックな作風を想像&期待していたのですが、さに非ず。ジェフ・ベック辺りを彷彿とさせるGが軽快に踊るOPナンバー①から早くも明らかな通り、ここで披露されているのは70年代ロックへのリスペクトを感じさせるHRサウンド。北島のGプレイも十分にテクニカルでありつつ、速弾きの誇示よりもギターに感情を乗せて「歌わせる」ことを重視している印象です。
取り分け圧巻なのが11分以上に及ぶ大作⑦。和泉宏隆が奏でるピアノの援護を得て徐々に曲展開を盛り上げていき、クライマックスでは感情昂るままに弾きまくるGプレイが涙ちょちょ切れる程にエモーショナル。この曲だけでアルバム購入代金の元が回収できてしまうレベルの名曲&名演ですよ…と書くと他の曲が大したことないように取られかねないのですが、そんなことはない。③⑧のようなGがしみじみと泣く楽曲にグッときます。
1stソロ『ZODIAC 反逆のギター戦士』と併せてお楽しみ頂きたい1枚。


北島健二 - A Criminal Aesteetics ギター犯罪美学 - Movin' Waves ★★★ (2021-06-25 00:41:30)

アルバムのハイライトを飾る11分越えの大作ナンバー。
寄せては返すさざ波の如き、穏やかで抒情的なメロディに
包まれたバラードリーな曲調ながら、染み渡るピアノの
美旋律と、何より感情の赴くままにギターを歌わせる
北島の演奏が、長尺を全く意識させません。
むしろもっとこの世界に浸っていたいと思ってしまうほどで。


北島健二 - Zodiac 反逆のギター戦士 ★★★ (2021-07-05 23:25:07)

“SARA”や“時の河”等のヒットで知られるFENCE OF DEFESEのギタリストにして、数多のセッション・ワークで鳴らす北島健二が’80年に発表した1stソロ・アルバム。
その昔購入した廉価版のCDには北島以外の参加メンバーのクレジットが載っていなかったのですが、現在ではちょいとネット検索を掛ければ、「ゲストVoは学生時代の同級生でもある盟友・織田哲郎」「リズム隊が山下達郎バンドでの活動で知られる青山純と伊藤広規」、「Key奏者には難波正司」といった腕っこきのメンバーが参加する隙の無い布陣でレコーディングが行われた…と、簡単に分かってしまうのですからありがたい限りですよ。
北島と織田が組んだバンドといえば、織田哲郎&9th IMAGEを思い出しますが、ブルース・スプリングスティーンの流れを汲むストリート・ロックンロールを志向していたあちらに対し、本作は更にご両人のルーツへと遡る、LED ZEPPELINやジェフ・ベックを彷彿とさせるシンプルで骨太なHRサウンドを追求。正直『反逆のギター戦士』なる邦題から、もっとヘヴィ・メタリックなスタイルを期待していたので若干肩透かしの感は否めず、「いつかこういう渋い音も楽しめる男になりてえなぁ」と念願しつつも未だ叶わぬチャイルディッシュな身の上ゆえストライクゾーンど真ん中の作品とは言えませんでしたが、関わってる面子が面子だけに当然クオリティは高く、特にイントロの転調を挟んで曲のイメージがガラリと変わる②、ジェフ・ベックの名曲“哀しみの恋人達”を彷彿とさせる⑦のような、北島のGが切々と泣きメロを紡ぎ出すバラード系の楽曲はニクイ程にエモーショナル。
次作と甲乙つけ難いクオリティを有する、聴くほどに好きになる1枚です。


北島健二 - Zodiac 反逆のギター戦士 - Stainless Smile ★★★ (2021-07-09 00:27:07)

曲調といい、音色といい、ジェフ・ベックの“哀しみの恋人達”を
彷彿とさせるメロウなインスト・ナンバー。とはいえ安易なパクリとは
言わせないエモーションが泣きのGからは迸っていまし、
叙情性を増す難波正司のピアノも良い仕事してくれていますよ。


本城美沙子 - 魔女伝説 ★★ (2008-06-29 21:37:00)

和製メタル・クィーンの元祖・本城未沙子が、LOUDNESSのメンバーの全面バックアップを受けて
'82年に発表した1stアルバム。(他にも、NOVELLAの永川敏郎や、作詞家の亜蘭知子らも全面参加)
後発の浜田麻里が、メタル・ファンに与えた圧倒的インパクトと比べてしまうと、やはり、歌唱力的にも楽曲的にも
聴き劣りする感は否めないが、生瀬範義画伯の手による美麗なジャケット・アートワークも目を惹く
このデビュー作に限って言えば、彼女の全カタログの中でも最もヘヴィ・メタリックな内容に仕上がっていて、なかなかにカッコイイ。
オリジナル曲の弱さは如何ともし難いものの、RIOTの④、LOUDNESSの⑤、CREAMの⑥、パット・べネターの⑦、
RAINBOWの⑧、SLADEの⑨と、本編の大半を占め、且つ大胆なアレンジを施されたカヴァー曲の数々が、その弱点を
大きく補っていて、特に、ストリングスを導入して、よりドラマ性を高めた仕上がりの⑤や、有名な原曲を弄くり倒して、
スピーディなHMナンバーに作り変えてしまった⑥、レゲエ調の前半から一転、パワフルに盛り上がっていく劇的な⑦
(クライマックスで炸裂する、二井原実のソウルフルなシャウトが圧巻)は、非常に秀逸な仕上がり。
あと、QUIET RIOTに先んじて“CUM ON FEEL THE NOISE"をカヴァーした先見の明も評価されるべきか?
構成的には反則技もいいところだが、質は間違いなく高く、個人的には本城未沙子の作品では、これが一番好きかな。
尚、現在では彼女の初期3枚(『魔女伝説三部作』)を完全収録した、便利な2枚組アンソロジー盤が発売されているので、
興味を持たれた方はそちらをどうぞ。ところで、早川めぐみの旧譜は再発されたりしないのかな~。


本城美沙子 - 魔女伝説 - アフター・イリュージョン ★★★ (2008-06-29 21:59:08)

LOUDNESSの名バラードのカヴァー。
曲の持つ叙情性を増幅する、ストリングス・アレンジが良い感じ。
ちょい大人びた歌声を聴かせてくれる本城嬢のVoも○。


本城美沙子 - 魔女伝説 - ホワイト・ルーム ★★★ (2008-06-29 21:47:04)

言わずと知れたCREAMの超有名曲だが、
原曲の面影はイントロと中間部のちょこっとぐらいのもので、
あとは完全に別物な、パワフル且つスピーディな
HMナンバーに作り直されている。
CREAMファンが聴いたら激怒は必至だろうが、
個人的にはこの大胆なアレンジを支持したい。カッコイイよ、これ。


本城美沙子 - 魔女伝説 - ロスト・イン・ハリウッド ★★ (2008-06-29 21:52:29)

日本語詩もさほど違和感がなく、
瑞々しく、躍動感に溢れたアレンジも○。
秀逸なカヴァー・バージョン。
歌唱力にやや拙さの目立つ本城未沙子嬢だが、
この曲に関しては、そうした不満を感じさせない不思議。


本城美沙子 - 魔女伝説 - 暗黒の子供たち ★★★ (2008-06-29 21:55:13)

パット・べネターの名曲のカヴァー。
レゲエ調の前半から一転、後半は力強く盛り上がっていく
曲展開が素晴しく、クライマックスでゲストVoの二井原実が
炸裂させる、ソウルフルなシャウトは圧巻。


本城未沙子 - 魔女伝説 ★★ (2008-06-29 21:37:00)

和製メタル・クィーンの元祖・本城未沙子が、LOUDNESSのメンバーの全面バックアップを受けて
'82年に発表した1stアルバム。(他にも、NOVELLAの永川敏郎や、作詞家の亜蘭知子らも全面参加)
後発の浜田麻里が、メタル・ファンに与えた圧倒的インパクトと比べてしまうと、やはり、歌唱力的にも楽曲的にも
聴き劣りする感は否めないが、生瀬範義画伯の手による美麗なジャケット・アートワークも目を惹く
このデビュー作に限って言えば、彼女の全カタログの中でも最もヘヴィ・メタリックな内容に仕上がっていて、なかなかにカッコイイ。
オリジナル曲の弱さは如何ともし難いものの、RIOTの④、LOUDNESSの⑤、CREAMの⑥、パット・べネターの⑦、
RAINBOWの⑧、SLADEの⑨と、本編の大半を占め、且つ大胆なアレンジを施されたカヴァー曲の数々が、その弱点を
大きく補っていて、特に、ストリングスを導入して、よりドラマ性を高めた仕上がりの⑤や、有名な原曲を弄くり倒して、
スピーディなHMナンバーに作り変えてしまった⑥、レゲエ調の前半から一転、パワフルに盛り上がっていく劇的な⑦
(クライマックスで炸裂する、二井原実のソウルフルなシャウトが圧巻)は、非常に秀逸な仕上がり。
あと、QUIET RIOTに先んじて“CUM ON FEEL THE NOISE"をカヴァーした先見の明も評価されるべきか?
構成的には反則技もいいところだが、質は間違いなく高く、個人的には本城未沙子の作品では、これが一番好きかな。
尚、現在では彼女の初期3枚(『魔女伝説三部作』)を完全収録した、便利な2枚組アンソロジー盤が発売されているので、
興味を持たれた方はそちらをどうぞ。ところで、早川めぐみの旧譜は再発されたりしないのかな~。


本城未沙子 - 魔女伝説 - アフター・イリュージョン ★★★ (2008-06-29 21:59:08)

LOUDNESSの名バラードのカヴァー。
曲の持つ叙情性を増幅する、ストリングス・アレンジが良い感じ。
ちょい大人びた歌声を聴かせてくれる本城嬢のVoも○。


本城未沙子 - 魔女伝説 - ホワイト・ルーム ★★★ (2008-06-29 21:47:04)

言わずと知れたCREAMの超有名曲だが、
原曲の面影はイントロと中間部のちょこっとぐらいのもので、
あとは完全に別物な、パワフル且つスピーディな
HMナンバーに作り直されている。
CREAMファンが聴いたら激怒は必至だろうが、
個人的にはこの大胆なアレンジを支持したい。カッコイイよ、これ。


本城未沙子 - 魔女伝説 - ロスト・イン・ハリウッド ★★ (2008-06-29 21:52:29)

日本語詩もさほど違和感がなく、
瑞々しく、躍動感に溢れたアレンジも○。
秀逸なカヴァー・バージョン。
歌唱力にやや拙さの目立つ本城未沙子嬢だが、
この曲に関しては、そうした不満を感じさせない不思議。


本城未沙子 - 魔女伝説 - 暗黒の子供たち ★★★ (2008-06-29 21:55:13)

パット・べネターの名曲のカヴァー。
レゲエ調の前半から一転、後半は力強く盛り上がっていく
曲展開が素晴しく、クライマックスでゲストVoの二井原実が
炸裂させる、ソウルフルなシャウトは圧巻。


本田美奈子 - Wild Cats ★★ (2024-09-18 23:47:08)

ゲイリー・ムーアやブライアン・メイとコラボって“THE CROSS~愛の十字架”“CANCEL”“CRAZY NIGHTS”を発表する等、ロック色を強めた活動を行っていた時期の本田美奈子が、新たに女性メンバーのみで構成されたMINAKO WITH WILD CATSを結成して'88年にリリースした作品(この名義では一作目)。
活動期間は短命で、本田以外のメンバーは名前すらあやふやと、正式なバンドと呼ぶには実態が伴っておらず、正直「話題作り」以上の意味はないと思っていたのですが、後追いで本作を聴いてビックリ。いや良く出来ているんですよ、これが。ゴリゴリのHR路線ではなく、あくまで彼女のVoを生かした歌謡ロック・サウンドを基軸としつつも、手練れのソングライター陣のバックアップ、そして何よりプロフェッショナルなシンガーとして凄みすら漂わす本田の歌唱が強力なフックとして機能する楽曲は、ハードなGをフィーチュアして駆け抜けていく②、映画『キル・ビル』挿入歌として日本でも知名度を上げたナンシー・シナトラの名曲“BANG BANG”を重厚にカヴァーした④、本編のハイライトとして燦然と輝くドラマティックな泣きのバラード⑧を筆頭に、舐めてかかったこちらが逆に姿勢を正されてしまうクオリティを提示。リーダー・トラックとして収録された忌野清志郎提供⑪の「芸能界」っぽい色合いが逆に浮いてるように感じられるぐらいですよ。
アイドル時代、あるいは白血病と闘った晩年の(ある種神格化された)イメージが強い本田美奈子が、音楽面において試行錯誤を重ねていた時期に生み出した隠れた良作。ガールズ・ロック花盛りな現在の方が正当に評価されるのではないでしょうか。


本田美奈子 - Wild Cats - Because You're Mine ★★★ (2024-09-20 00:50:19)

アルバム後半を劇的に盛り上げる名バラード。
哀愁のメロディや泣きのGソロは勿論、
実力派シンガーとしての貫禄十分な
本田美奈子のタメの効いた熱唱に胸打たれます。