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ヤングラジオさんの同意された発言一覧 1-7
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ヤングラジオさんの同意された発言一覧 1-7



BUCKCHERRY - Confessions ★★★ (2013-02-20 12:03:02)

いくら世間で評価が高かろうが、メディアの評価が高かろうが、個人的にはそれが自分自身の評価に影響を及ぼす事は先ず無い。
逆に言えば、世間で評価されていない自分だけの名盤も数多く存在するし、その逆も数えたらキリがないくらい存在する。
作品の正当な評価とは、アーティストに変に肩入れする事でもなく、変に世間の空気を読む事でもなく、アーティストに敬意を表しながらも、各自が素直な意見を述べる事ではないだろうか。
勿論、そこにはある程度の節度が必要であるし、客観性も必要である。

この新作、基本的には何にも変わっていない。
音楽性自体も、「15」以降のスタイルをキープしている。
コンセプト・アルバムだからといって、身構える必要は無いし、難しさも特に無い。
だけどこの作品、楽曲的には、かなり新鮮さがある。
1曲1曲が作りこまれていて、単純にフックが多くメロディーも豊富である。
中でも、Vo.や楽曲の躍動感とスリリングさは、過去最高と呼べるレベルである。
特に⑨~⑪の流れなんて、これまでにはあまりなかった展開力を感じる事が出来るハズである。

アルバム「15」は、彼らの出世作であった。
続く「BLACK BUTTERFLY」も、トータルでは「15」を凌ぐ完成度であった。
そして前作「ALL NIGHT LONG」は、1曲1曲の出来は悪くなかったけれど、ややもすればマンネリ感が生まれそうな緩さがあった。
個人的には、多少不安を感じさせる内容だった。

この新作、コンセプト作という事が、かなり功を奏している。
意気込んで作った事が、全てにおいてプラスに働いている。
バンド自身の成長の過程において、絶対に不可欠なステップアップの作品である。

同意者: 帰ってきたクーカイ


MEGADETH ★★ (2011-11-02 22:30:56)

新作に対する評価は、僕の知る限り良いものが決して多くはありません。
だけど、帰ってきたクーカイさんが仰っている様に、繰り返し聞いていると、何かしらの発見があるのも事実で、実は楽曲そのものは悪くない、言い換えれば案外出来も悪くないと僕は思います。

第一印象は、音数の多さが楽曲の輪郭を不明確にしていて、確かに印象に残りにくい感じがします。
またメロディの変化の少なさと演奏のバリエーションの少なさが、アルバムに平坦な感覚を生みだし、これもマイナスな印象を生み出している感じがします。

しかし、ですよ。
楽曲そのものは実は強力で、過去の作品と比較しても、全く劣ってはいないのです。
このバンドの最大の強みである、楽曲のレベルの高さはこの新作でも健在です。
世間の評価や他人の評価は、全く気にする必要は無いです。

裏を返せば、かなりの名作にもなり得た、存在能力の高い作品です。
聞き込めば、印象はきっと変わるハズです。
やっぱり、すごいバンドですよ、メガデスは。

同意者: RoadStar


SLASH ★★ (2012-06-04 18:18:56)

新作「APOCALYPTIC LOVE」を聞いた。

こういった作品は、スラッシュに特に思い入れが無い人が聞いたとき、どう感じるのかかが案外キーポイントになると思うけど、僕は結構好きですね。
勿論ガンズの1stやVRの1st程のキャッチーさはないし、とにかくシンプルなR&Rなので、ゴージャスなサウンドが好きな人には、イマイチという評価を受けそうな気もするけど、楽曲は渋い曲も多いけど結構良い出来だと思います。
⑧みたいな変化のある分かりやすい楽曲がもう少しあってもいいと思うけど、やっぱりこのアルバムの中心はその部分ではないので、僕はよく聞いてますよ、この作品。

スラッシュ......やっぱり、良いコンポーザーですよ。

同意者: デッド・ツベルクリン


STONE SOUR | STONESOUR - House of Gold & Bones Part 2 ★★★ (2013-05-05 17:35:40)

昨年発売された、この作品の前篇となる「~PART 1」を僕は、その年のベストアルバムに選んだ。
今の時代に、2部構成......時代なんて関係ないぜと言わんばかりの、掟破りの方法論である。
それにしても、その内容も併せて、前作は僕にとってかなり衝撃的な作品だった。
その、続編である。

この「~PART 2」を聞くと、一見地味な印象に写るかも知れない。
「~PART 1」よりも、楽曲のバラエティーさに欠けるし、メロディもポップではない。
しかし、これは歌詞の内容に合わせた曲作りになっている為であり、決して曲自体がつまらない訳ではない。
むしろ、この「~PART 2」を聞くことによって、「~PART 1」の説得力が増して、それぞれが一層際立つという相乗効果を生み出している。

コリィーのVo.の迫力は、前作同様凄い。
それに加えて、各楽器のタイトさがもたらすこの切迫感は、最近ではなかなか味わえない感覚である。
また、サウンドプロダクションも最高に近く良く、ドラムのキレ方も見逃せないポイントである。

アルバム後半にやってくる、怒涛の展開力は圧巻の一言である。
やっぱり、凄い作品である。
全てがいい。

同意者: useless use


STRATOVARIUS - Nemesis ★★★ (2013-02-20 18:06:57)

今だから言うけど、僕にとってアルバム「POLARIS」は、楽曲的にはツギハギだらけという印象で、メインのソングライターを失ったダメージの大きさが、強烈に印象に残る作品であった。
だけど、裏を返せば、メンバーの必死さが伝わる内容で、何とかバンドを存続させたいという強い思いが、僕には痛いくらいに伝わってくる作品だった。
だから、彼らを応援したいという気持ちになった。

そして、前作「ELYSIUM」は楽曲的には完全復活という内容で、マティアスを獲得できた事が、運命的とも言える程の効果をもたらした作品となった。
今後このバランスさえ崩れなければ、彼らの将来は安泰であると言い切れる程の楽曲の充実度があった。

さて、この新作、かなりの違和感がある。
前作を聞いたファンで、この作風を予想できた人は居ないのではないかと言えるぐらいに、モデルチェンジをしている。
先ず全体の印象としては、トルキ在籍時の全盛期のような力強さが復活している。
前作にあった、作品全体の統一性という要素は若干減少したけれど、それを補って余りある新たな魅力が加わり、1曲1曲の聴き応えという点では、過去最高のレベルまで達している。
楽曲は、単純には流れない。
どこかにひねりが加わっていて、ある意味先が読めないワクワク感が持続するのである。

今までの自分達のスタイルを維持する事よりも、新たな自分達への挑戦的意識がそれをはるかに上回るという、ある意味アーティストのとって理想的な姿が、ここにある。

これは、いい。
STRATOVARIUSというバンドの、存在価値を高める作品である。
V字回復と呼べる成長具合で、タイトさとヘヴィさの復活は嬉しい誤算でもある。
予想を遥かに上回る、充実度である。

同意者: きーとす


TESTAMENT (2013-12-11 04:19:25)

ライブ盤である「Dark Roots Of thrash」の出来は、半端ない。
スラッシュ・メタルと呼ばれるバンドの中でも、メタリック感が圧倒的に強いのがこのバンドの最大の魅力だと思うけど、本当にこの作品が凄いのである。
僕は普段、ギターがどうのこうのとか、ドラムがどうのとかは言わないけど、アレックスのギターとジーンのドラムはホントに単純に凄い。
特にジーン・ホグランに関しては、いつも思うんだけど、これぐらいのこと朝飯前というぐらいの感じで叩いているんだけど、これが正確で安定感という意味では抜群なのである。

B!誌でも書かれたけど、今の彼らは四天王をも上回るライブ・バンドだと僕も思う。
是非、映像で確かめてもらいたいけど、この迫力はとにかく半端ない。
そこら辺の新人バンドでは、絶対に勝てないね。
とにかく、凄い。

同意者: ウィリアム征服王


THE ALMIGHTY - Crank ★★ (2009-03-09 16:17:00)

ありそうであまりない、バランス感覚で成り立つ作品である。
彼らの場合、作品毎に多少色が違うけど、客観的に言えば恐らく最高傑作であろう。
サウンドは今聞いても、あまり古さは感じない。モダン・ロックとしても成り立つような、作風である。
楽曲にはひとクセあり、この手が苦手な人でも、聞きやすい作品ではないだろうか。
僕は当時、結構好きなバンドだった。
でも、こういうアメリカンではないR&Rものは、イマイチ日本ではウケが弱いんだよなあ~。

同意者: Arsenal / Gunners