WAKING THE FURYリリースに伴うヨーロッパツアーを収録した二枚組みのライブアルバムです。 まず音質が良いのが好ポイント。 予想通りだがジェフのギターは兎に角狂いが無く正確で、ただただ御見逸れ入る。 ALICE IN HELLからWAKING THE FURYまでのキラーチューンを殆ど抑えており、心の底から燃え上がる内容となっている。 ボーカルのジョー・カミューもドスのある声で歌ってて迫力満点。 KING OF THE KILLなんかは原曲よりこっちの方が数段かっこいい。 ある意味ベストアルバムと言っても過言ではない気がする。
投票数が一番多いがしかし、これをアナイアレイターの代表作とは認めねぇ!! だってスラッシュ色薄いし(笑)。 いやでも素晴らしい出来ですね、捨て曲無しです。 スラッシュという概念を捨てれば名盤ですね。 SOUNDS GOOD TO MEは正真正銘至高の名曲。 SNAKE IN THE GRASSも好きです。
ジューダスプリースト系統の正統派直球疾走曲。 このザクザクしたリフにパンチの効いたボーカル、そしてメロディアスなギターソロ、最高ですね。 INSANITY AND GENIUSの方が好きですね。 ラルフもかっこいいけど、それ以上に演奏が荒々しく迫力があり好き。 BLAST FROM THE PASTの方は綺麗にまとまっちゃってるなぁって感じがある。
う~ん、水準は高いんだけどキラーチューンが見当たらないなぁ…。 あと個人的にはI WANT OUT、RICH AND FAMOUS、HEAVEN OR HELLみたいな分かり易い正統派曲も一曲欲しかった。 しかし改めて聴き込んで、質の高さは確かなものだと確信しました。 REVELATIONのドラマティックっぷりには感服ですね。
点数で言うと80点前後ってところかな。 結構良い線行ってるんだけど、沸騰点まで煮え切らなかった。 まさにこれだ!というキラーチューンも特に見当たらなく、曲の幅も穏やかな平行線を辿ってる感じで、波や起承転結などに欠ける。 私的には良く見て佳作かなぁ。 まぁこれはこれで良いんじゃない?ってなところ。 THE KING FOR A 1000 YEARS、GET IT UP、THE INVISIBLE MANは気に入りました。 サシャが頑張ってくれてますね。曲もプレイにも耳を奪われます。 あと個人的にはサウンドプロダクションはチャーリーよりトミー・ハンセンの方が好きです。
疾走曲ばかり注目されてたりしますが、これはスローテンポの曲も完成度が高いですよ。 THE DEPARTED (SUN IS GOING DOWN)なんかはメロディや展開がドラマティックでゾクゾクしてくる。 しかしサウンドプロダクションのショボさは苦笑。ドラムのツーバスパタパタパタパタ…はねぇ、ちょっと。
ボーナストラックなのはやはり勿体無いねぇ。 TIME OF THE OATH→STILL I DON'T KNOW、と言う流れは非常に合っている。 歌詞も「死神との死の契約」→「俺は死んだらどうなるんだろう?」と、結構繋がっているし。 TIME OF THE OATHからこの曲までの数秒の空白がまたシークレットトラックって感じで良い。 もし私がHELLOWEENメンバーだったら「この曲は歌詞カードにも載せないシークレットラックにしよう」と提案する(笑)。