古くからのファンにとって、これはとても落ち着いて聴けるアルバムではありません。 それは一重に、とても鮮やかで華やかだったあのフレディの歌声が、何かを悟ったかのように、壮厳で重く響いているからなんだと思います。 アルバム全体も、そういった雰囲気が漂っていますが、しかしどうした事か、このアルバムの 奥底からは、「勇気」、「希望」そういったポジティブなエネルギーを感じます。 長々と書かせていただきましたが、やっぱりフレディやクイーンは、これで終われて良かった んだと思っています。こんなに素晴らしいアルバムを、最後の最後に出してくれて。 フレディは力強く歌い上げます。「show must go on」