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k.s.m.2さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-200
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k.s.m.2さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-200
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DREAM THEATER - Images and Words ★★ (2005-03-27 00:46:00)

上の沢山の書き込みではどうやらあまり触れられていないので。
アートワーク、歌詞まで含めて、生々しさを時に損ないかねないとしても"完璧に構成された美しさ"を目指し、そして成功した唯一のアルバムであるが故に特別視する、というのを絶賛の根拠に挙げてはいかがでしょうか?この意味で、YESやCAMELといったプログレ・バンドが創ってきた"創作芸術としての幻想"をメタルのフィールドで極めた作品だと思うのですが。(ついでに、HELLOWEENの『Keepers~Ⅱ』の絶賛の理由も同様だと考えています。)
テーマ設定や音色の実験性はそれはそれで新鮮ですし、先人への敬意作も結構ですが、これ無しにはあと一度の大化けは無いのではないかと。
私の好みを付け加えると、打ちのめされた気分の時には『Awake』、ハイになりたい時にはLTE『2』の方が余程合うので、単純に名作かどうかで評価するなら『I&W』は"ただの成功作"です。
以下は上の書き込みで気になったものについて。
ソウコム。:さん
「このような書き込みはどうかと」なんて、とんでもない。「ジャンルを超越した名盤」であるということは、逆に「それぞれのジャンルのファンからすると、どの視点でも亜流でしかない」ことでも有り得ますし、私見では音楽的に夢劇の今までの7作のうち、このサイトに一番馴染まないアルバムですし、貴重な御意見だと思います。
中曽根栄作さん:
「産業ロックの一つ」なるほど!言われてみるとそうですね。所持CDの6割をメタルが占める私には痛い言葉にも思えますが……。


DREAM THEATER - Octavarium ★★ (2005-06-26 02:27:00)

"何をやろうが聴き手がついて行かなければいけないバンド"の風格が、ようやく作品と交わったアルバム。(武道館ライヴDVDはその印象がありましたが、スタジオ盤とは自ずからフィールドが違うので)
歌詞がひがみっぽくなくなった、同じく時事問題への言及が直接的には見えなくなった、職人芸なインスト・パートの比率が下がった、と語るべきことは色々ありそうですが、それらは置いておくとして(夢劇についてなら誰でも考えるでしょうし)。
今作の最大の目玉は、音楽作品として大切な"流れてくる音が心地好いのに流されていたら、いつの間にかCDが終わっていた"感覚がちゃんとあること、ですね。この快感は『Awake』以降ほとんど消えていた感があるので、まず満足です。
(熟考したという)曲順や、曲の中での部分が"こうであるべき"な滑らかな流れと共に繰り出されてくるのも、個人的には評価が高いです。
味付けの濃さを要求するのは、次回作への課題ということで。LTEならぬ夢劇本隊で、この作品の時点でそれを盛り込んだら、せっかくの(作品上で感じられるだけなのかもしれませんが)"バンドの作品らしさ"や整合性が見事に破綻しそうですから。
余談で、④「I Walk Beside You」について。
たまにはヒット・シングル狙いも見過ごしてあげましょう(笑)私自身からは「嫌いではないが不要な曲」です。ラブリエの歌(というより声?)の好みで曲についての評価が分かれる気もします。


DREAM THEATER - Six Degrees of Inner Turbulence ★★ (2005-03-06 04:24:00)

すぐ上のヤング・ラジオさん:
同感です。本当に。
Disk1の1以外を「オフィシャル・ブートレグだ!」と言って発売し、『Train~』に
「Glass~」と「6degrees~」を入れてくれれば、文句無しの「聴けない奴はついて
こなくていい」と言っている作品、として捉えられたのですが。『Falling~』でも
感じましたが、"感情をそのままぶちまける"のではなく"緻密に作り上げることで
理解させる"ことを得意としていそうなバンドなのに、慢心なりプライベートな苦労
なりでそれをおざなりにしてしまったのではないかと。"過去作は所詮過去の話"だと
ばかりに実験性を取り入れるにしろ、自身のカラーに対する矜持をテクニック以外にも
持っていてほしい……と思うのは失礼なんでしょうか?


DREAM THEATER - Train of Thought ★★ (2005-03-27 00:19:00)

前作で(あくまで私の中で)見事に失墜した権威をちゃんと取り戻した作品なのですが、これがマスト・アイテムかと問われれば否定的な意見しか書けない気がします。先頃の"武道館ライブ・アルバム"の凄さをひしひしと感じたため、余計に(←ファンを自認する方以外は、こちらから買ってみるのが順当ではないでしょうか?)。
ここ数年の夢劇は、とりあえず何でも誉められうる程にビッグになったからか、「ついていける人の為のアルバム」を出しているように感じられて、何だか複雑な気分です。
前作『Six~』はテーマ・音色ともに一般受けしそうではありましたが、あくまで(多分)1メタラーでしかない私には夢劇史上最高(言葉が変ですが)に聴き難い。今度は音色の面で重くギターも弾きまくりで馴染み易いのに、(ライブでは仕方ないとして)「This Dying Soul」で強制的に『Six~』を思い出させたり、METALLICAのフレーズなどを織り込んで余計な連想を浮かばせたりしてアルバムに浸りきることを終始許してくれない。
常に変化を続けるバンドだというなら、スタジオ・アルバムは一枚毎にファンが変わるくらいの完成度を、一枚毎の完璧な完結を、作品それぞれに整えないといけないのではないかと……。そうでないなら、RUSHがやったように時期毎の色を統一してゆく手法を取る、とか。
このバンドの悲劇は、多様でありながら誰でも聴けてしまうアルバムを過去に連発した為に、こういう(私のことです)余計なリスナーを抱え込み、それでもしっかりした作品を作れてしまうポテンシャルがあること、かもしれませんね。もしくは、全作品に一貫したヴァイブをもたないのに、時代分けされた聴き方をされる程厳しい目で迎えられる機会を持つほどには古のバンドとして伝説化できていないこと、でしょうか?
などと言いつつ、常に危惧と隣合わせで買ってみるバンドであり続けるだろうとは思います。何てプログレッシブ(苦笑)。


DREAM THEATER - When Dream and Day Unite ★★ (2005-03-27 01:03:00)

SHADOW GALLERYは唯一所持の2nd(ですよね?『Carved in Stone』)がかなり好きですが、萌えはしないかと(笑)。
……真面目に書きます。
聴いたのが夢劇『I&W』『Awake』『Falling~』の後、METALLICAは『~Justice~』を除く5枚の後、RUSHも三枚聴いた後だったので、RUSHmeetsMETALLICAぶりの見事さに思わず微笑んでしまいました。こう言うと安易ですが、そこからこれだけの要素が出てくるものだとは。後の時代にはない感覚満載(共通点はケヴィンの歌詞くらい?)で、若いながらも構築へのこだわりとその結実は十分で、良いアルバムです。お陰で、私が夢劇と言えば1~3だったり。
ただ、ジャケットは買う気を減退させますね……音質は1st相応に悪いですし。


EDENBRIDGE - Aphelion ★★ (2007-08-16 13:30:00)

女性voのメロスピ。
妙に明るくなっていないので、そういう風情が欲しい向きには物足りないだろう。
スピードに拘るより、①や⑥(曲名は上参照)のような曲でファンタジックに冷涼に攻めるのが
このバンドの王道かと。


ELVENKING - The Scythe ★★ (2007-11-25 01:05:00)

血塗られた大鎌伝説 という正気とは思えない邦題が付記された4thアルバム。
帯にはメタル分50%増量と書いてあるが、確かに硬い音作りになった感はある。
ダマゴラスの歌が時たま音程が怪しいのは相変わらずだが、流石にというかパワー感が
増しているので、3rd『Winter~』よりは安心して聴ける。
民謡メロもノリも別に消えているわけではない(「Moonchariot」のようなノリを
期待すると少々厳しいが、前作とは大差が無い。むしろミドル・テンポの曲の歌
メロが練られてきた様子)ので、とりあえず安心して良いかと。
コンセプト・アルバムらしく、各曲の冒頭に短い語りが入る。
前作ではなかなかにホラーな題材を扱っていたが、その要素が濃厚になり、前編に
敷衍したと思えば良いかと思う。こういう暗さはメタルの重要な要素なことだし、
これはこれで個性かと。なんとなくブラック・メタルと共通した印象を受けるが、
このバンドはイタリア出身なんだよなぁ……
ちなみに、欧州版はボートラが違うらしく、ブックレットのアートワークはそちらに
合わせたものになっている。どうせならイラストまで差し替えてほしいところだが、
あまり望んでは権利問題になるだろうか。


ELVENKING - The Winter Wake ★★ (2006-02-25 18:47:00)

この3rdで日本デビューだそうで。ジャケ買いしました。
走る替わりにリールらしき舞曲のリズムを多用したWUTHERING
HEIGHTSというイメージです。舞曲とはいっても、私好みの三拍
子ではないのですが、これはこれで味があります。
コンセプトのせいかKORPIKLAANIよりは物語調で、「Bard's Song」
辺りのBLIND GUARDIANが進歩の方向を間違えて(笑)いたら、
こんな曲を書くようになっていたのかもしれませんね。

それにしても、ULTIMATIUMの『New Dawn』並に怪しいvoは、
もう少し力量を上げた方が良いのでは……?これでマイケル・
キスク系が歌ったら完璧な“クサメタル"になってしまうので
しょうが、声質(は合っていそう)とは別にパワー不足の感。
囁く部分では、声が掠れていてイマイチ締まらないし。
曲作りのテンションを下げずに演奏力を練っていければ次回
に期待できるバンド、という印象でした。


ELVENKING - Two Tragedy Poets ...and a Caravan of Weird Figures ★★ (2009-03-14 21:41:00)

...and a Caravan of Weird Figures という副題つき。
現時点での最新作らしい。
『The Scythe』でメタル色を強めた反動か、アコースティック・アルバムとなっている。
だが、それでまったりフォークになるかというとそうでもなく、実質一曲目の、
四葉のクローバーを探す「Another Awful Hobs Tale」では気持ちよく疾走してくれるし、
「Heaven is a Place on Earth」(カヴァー?)ではエレキG.もしっかり味付けしている。
ついでに歌詞の方は、ダークに染まった大鎌に比べると、随分と牧歌的になっている。
ここまでくるとメタル・バンドの作品ではないが、そこに拘らないのなら良作。
こうして聴くと、「Moonchariot」のような『Wyrd』期のフィーリングを全く失っていない
印象が強くてありがたい。
「The Wanderer」「The Winter Wake」のアコースティック・バージョンも収録、
ヨーロッパ版の限定仕様では「My Little Moon」が追加収録。


EPHEL DUATH - Through My Dog's Eyes ★★ (2010-05-21 22:12:00)

本当に、ここでレビューされている作品を出したのと同じバンドなのか?
(レビューを見る限り、他のCDを褒めてる面々にウケるとも思いにくいし)
EARACHE発の'10年作らしい。
ちゃんと歌うvo.、スローテンポ中心ながらヘンテコなリフと拍子、中期VOIVODとか
MESHUGGAHとかSPIRAL ARCHITECTを思い出させる……つまりは「明らかに変態!」では
ないのにトリッキーな刻みが面白い、「インテリゲンチャっぽいメタル」の音。
重めでちょっと潰れたリフの音質や、時々エフェクトを使ったりデスっぽくなったりする
vo.の音作りはいかにも現代のバンドながら、これはよろしい。
次を期待できるともちょっと思えないが、とりあえずよくやった、細かいことは何も知らないバンドだが。


ERIK NOLANDER ★★ (2010-08-27 22:52:00)

中古で安かったから(失礼)『Music Machine』入手。
LANA LANEの結構重篤なファンとしては、やはりレビュー書くべき……なんだろうなぁ。


ERIK NOLANDER - INTO THE SUNSET ★★ (2009-03-14 20:14:00)

何枚目なのか判らないが、LANA LANEとROCKET SCIENTISTSの頭脳、Ericのソロ作。
ゲストvo.にグレン・ヒューズを迎えた疾走曲(メロスピというよりRAINBOW「Kill the King」系列)「Rome is Burning」、
序曲「Fanfare for the Dragon Isle」に導かれる、LANAがvo.をとる「Fly」、
10分もある「On the Wings of Ghosts」、
ゆっくりと雰囲気のあるボーナス(日本だけだったりするのか?)「Archemy and Astronomy」、
が売り。というより、レギュラーサイズの曲は7曲で、他は小品。

しかしこのサイトだと人気がないんだな……


ETHS ★★ (2010-05-17 18:02:00)

やっと『Soma』ゲット。注文してから長かった……
普通に流通しているらしい2枚目の方が、↑より評判悪い理由が気になる。
とりあえず、フランス語でこの曲調ってのが良いですね。


EXODUS - Fabulous Disaster ★★ (2008-10-06 20:46:00)

アルバム全体の雰囲気が暗い。G.の音は重いけど、ゼトロのVo.がいまいちキレてない。
走ってないし、かといって次作『Impact~』や一発屋な復活作『Tempo~』ほど
「小洒落たクランチ・リフ」をブチかましてくれるわけでもない。
……かなり中途半端な印象の3rd。
上では絶賛のタイトル曲も、次作の「Changing of the Guard」が似てるし上だと思う……。
うーむ、実は問題作では?


EXODUS - Impact Is Imminent ★★ (2008-10-06 20:54:00)

硬い。でも米産ビールが似合う(とB!誌に書かれた)カラッとした音。
中盤(音も歌詞も)ヘヴィな曲もあり、決して疾走感一辺倒ではないのに爽快。
そういう意味では本当にツッタカツッタカな「Objection Overruled」(裁判官ネタ)、
スピード命な「Changing of the Guard」(ルーマニアの革命←史実?ネタ)もあり、
意外とバラエティに富んだアルバムかもしれない。
ちなみに、時たま中古で出ていたので私はさっくりと買えました(7年くらい前)。
初聴きは実は図書館という素敵さ。
ギャリンギャリン鳴るG.の音色とゼトロの爬虫類vo.、それに一巻き加わった捻くれリフ、
これが揃うという意味ではクランチ系の頂点の一つ、だと言っても問題ないような。


EXODUS - Tempo of the Damned - Tempo of the Damned ★★ (2008-10-06 21:06:51)

スローに始まり、約30秒で爆走。で、1分くらいからリズミカル。
いつもの「スラッシュ賛美チューン」だが、ゼトロは掠れる寸前まで
吼えてるし、リフの音色は重いし、ソロは懐かしのH-Team印。
で、サビの最後を繰り返して終わる「Bow, bow, bow to the
Tempo of the Damned!」のシャウトまで完璧。
4:21は(ソロ後の刻みが)ちょっと長過ぎる気もするが、これで
ライヴが始まったら燃えるだろうなぁ…編成面でもう無理か。


FATES WARNING - Awaken the Guardian ★★ (2005-09-05 10:50:00)

目が回ります。……褒め言葉に聞こえませんねぇ。
タイトルからしてそうですが、ファンタジーと言うべきか、何とも不可思議な世界に連れて行ってくれます。歌詞も、普通の辞書で見つからない単語が並んだりしますし。
ここまでの3作(『On the Night of Brocken』『Spectre Within』)はvoが違うこともあって、Q~と並べるのは(毎度ながら)違和感があります。
この路線で10年続けたら、命運が違った、かもしれませんね。別に今のFWも嫌いではないですが。


FATES WARNING - Parallels ★★ (2005-09-05 10:44:00)

>これぞという名曲は無い
とは、また手厳しいですねぇ……。
幾らなんでも書き込みが片手の指に満たないとは。
ただ、書き出そうとしてみると、良さの形容が難しいですね。淡白だけれどキラリと光る作品なんですが。
えーと、ジャケットとも関連しますが(あれは「The Eleventh Hour」か?)、歌詞が示唆的なので、読みながら聴きましょう。
QUEENSRYCHEの影響というのは、あくまでレイの声や、この作品を挟む前後3作(『Perfect Symmetory』『Inside Out』)でのことで、正統なメタルの様式を複雑化していったQ~と、もともと(普通のメタル好きレベルからすれば)変態に近い曲構成のファンタジー指向から簡素化を進めたFWを一緒にするのはどうかと思います。'00年代に辿り着いた所は似ている気もしますが(苦笑)


FATES WARNING - Parallels ★★ (2006-06-19 12:56:00)

データ的な面を補足。
『No Exit』『Perfect Symmetry』に続く、レイ・アルダー参加の3枚目、
バンドとしては6thのはずです。
『Awake』以降のケヴィン・ムーアの指向性がこちらに集束すればよかった
と思うのですが。F.WARNINGの面々も迷走してるからなぁ……。


FATES WARNING - Parallels - Life in Still Water ★★ (2005-09-05 11:00:40)

どうしてこれが無いかなぁ(笑)
2曲目です。ちょっとだけ有る変(偏?)拍子といい、疎外感のある歌詞といい、良い曲だと思うのですが。
意外とRADIONHEAD好きに受けたりして……?


GALNERYUS - Advance to the Fall ★★ (2005-03-27 01:38:00)

1stより複雑になっていますか?何やら分かり難い……それが欠点には思えないですが。
同色で違うトーンの二枚が並んだ、というか、変わらないのに同じに聴こえない、違う筈なのに安心して聴ける、というか。このまま段々メジャーになってくれれば本望です。
ただ、音色の影響か、やや重なり過ぎた音像に感じられますし、voが弱く聴こえる感もあります。些末事に過ぎないにせよ、印象としては言及すべきでしょうから、ここは敢えて。


GALNERYUS - Beyond the End of Despair… ★★ (2006-07-29 22:18:00)

大概のことは上で書かれているので。
私見での変化は、歌メロの多様さと深みが増したこと。
暗め(哀しい系……?)で走る曲が後半にも入るように
なったこととの相互作用もありそうですが、「厚み」や
「堅牢さ」によって「明るさ」と「単調さ」に陥ること
を避けてきたこれまでの作より、飽きずに聴ける印象。
お薦め曲を挙げるなら、イントロはともかくとして
「相変わらず」な③「Raid again」と、少々変態的ながら
楽しめる⑤「Point of no return」でしょうか。
⑧「Vanishing hope」は、プログレ風味な展開を消化し
きれていない感じ。悪くはないのですが。


GERARD ★★ (2007-08-15 15:48:00)

『Infinity』と『Irony of Fate』について書こうかと思ったが、余裕がないので
次回。
今の時代にプログレと呼ぶのは語弊がありそうだが、曲が長め(インスト重視)で
歌メロはキャッチーなkeyロック、と言っておけば問題はないかと。
つまるところ、ROCKET SCIENTISTSに似たテイストを感じる。英詩と日本詩は、
voの交代によって変わるようだ。


HELLOWEEN - Pink Bubbles Go Ape ★★ (2004-12-10 11:47:00)

おーこ☆Type-Rさんの
"SAVAGE"をシングルB-sideじゃなくて、この
アルバムの1曲目に持ってきてくれたら・・・、みんなぶっ飛んでたろうなぁ。
てゆうか、このアルバムの評価も多少は違っていたのではないでしょうか??
に目から鱗でした。確かにその通りですね。ただ、中途半端に(それ以前の)HELLOWEEN、という感覚があるため、あまり好きになれない(『Chameleon』の方がよく聴きます)のが正直なところ。メンバーチェンジ後の作品三枚はどれも同じ理由で苦手です(苦笑)。ジャケットも痛いですし。
ただ、人に薦める時には最適かも知れませんね。


HIGHLORD - Breath of Eternity ★★ (2006-07-17 23:43:00)

所謂メロディック・ハード・タイプでしょうか。とは言え、STRATOVARIUS~SONATA ARCTICA系列の“キラキラ"ではなく、ハープシコードやオルガンの音色をメインにした
keyはイタリアン・バンド故?
似ているといえばAT VANCEやHAMMERFALL、NOCTURNAL RITESの名は挙がりそうです。
スピードよりも、単純な(けっこう密度の薄い)リフの上に乗る歌メロと、殆どの場面で
自己主張しているkeyが楽曲を決める造り。走るのは⑦「Follow Me」のイントロ位ですか。
Gとkeyのソロでの頑張り方がSYMPHONY Xちっくなのと、思い出したようにリフを繰り
出すシーンとがある御陰で、一応メタル・バンドの域には居るようです。(実質1曲目の
「Atlantis Part2」はリフがメインの曲ですが)
そこそこ印象に残る(聴いていて気持ちの良い)歌を持ってはいますが、結局目玉は
⑪「Pegasus~」ですね(笑)原曲を知らない身でも楽しいです。いきなり“Burning
Cosmo down"とか歌われるからなぁ……。


HIRAX ★★ (2010-08-29 13:56:00)

某店で一気に中古で売ってたので買ってみた。
1st+2ndは『Not Dead Yet』にタイトル変更してタマゴジャケなんですね。
『The New Age~』は全般にスピードダウンしていて、ちょっと迫力が微妙。


HOLE ★★ (2010-01-29 23:27:00)

むかーし昔、とあるフリーペーパーがMALYRIN MANSONだのFAT BOY SLIMだのと
一緒に宣伝してましたとさ。
……どういう繫がりだったんだ?時代の若者の売れ線?


ICED EARTH - Something Wicked This Way Comes ★★ (2007-09-14 02:04:00)

色々言い尽くされてしまいました(笑)
『Grolious~』(この声では怖くないぞ)、『Night~』(スピードよりもじわじわ効く方が
こいつららしい気がする)がいまいちヒットしなかった後に、タイトル(誰の小説だったか)を
覚えていたこのアルバムを買ってヒット。
ダークなスラッシュってこういうものですかね。


IMAGINARY FLYING MACHINES - Princess Ghibli (2011-07-09 22:22:24)

聴きました。
というより、Disharmonia Mundi持ってないのにたまたま情報にひっかかった。

ジブリ自体に別に思い入れがない身としてはかなり楽しめましたね。
ポニョすごい……メロデス版アニメタルもしくはIRON ATTACK?

>1
なんだかNileでのコメントに類似しますが、フォークロアとかゴシックとか
の導入というのは(近年のサブジャンルの色々としては重要でも)'80s由来の
メタルの硬質感とかダイナミズムを大きく殺ぐものでもあるので、あんまり
何にでも要求するのもどうかと……。
(プリブラとか民族フレーズ導入がお好みらしいということで追記)


IN FLAMES - Lunar Strain ★★ (2005-03-27 14:59:00)

私はIN FLAMES自体は苦手なのですが、ミカエル目当てで聴いてみました。リマスター前の盤なので16曲通して聴くことになりましたが、どうやら楽曲の色に関しても、『Subterranean』とでは結構異なりますね。
『Lunar~』本編は疾走の無いDTの『Of Chaos & Eternal Night』といった印象を受けました。その意味では私にとって当たり作。音の悪さも、NAGLFARの1st『Vittra』あたりで慣れていたので、特に気にはなりませんでしたし。
『Sub~』は異様に暗いIFで驚きました。こんな時代もあったのですね。リフ以外でのギターの自己主張も最近に比べて強い気がしますし、これはこれで好きです。ただ、メジャー感を増したIFから入ったファンにとってはどうなんでしょうか……。


IRON ATTACK! ★★ (2009-05-17 04:53:00)

屍忌蛇さんの弟子がやってるらしいのでOKかもしれませんが、
こういうバンドがこのHPのメインコーナーに入っていいのかな?
まぁ、「Sparking!」を大人しく聞けば普通にメタルなんですが……
ABSOLUTE AREAまでくるとメタルとは言いにくい(vo.の声がでなく曲の方が)し、
一応「非」に入れて、LIGHTNINGからリンクするとかした方が良いような。


IRON MAIDEN - A Matter of Life and Death - Brighter Than a Thousand Suns (2011-01-19 12:46:50)

冒頭のリフが,また「いつもの名電」とは違う感覚。

徐々に盛り上がる歌もよろしいが,雰囲気はPAIN OF SALVATIONの『One Hour~』に
近いイメージ。

このアルバム,実はかなり実験的なんじゃないの?


IRON MAIDEN - A Matter of Life and Death - Different World (2011-01-19 12:32:01)

イントロのリフからして,7枚目以降の名電の雰囲気。

そこでニコニコするのだが,続く歌メロが妙にキャッチーでコンパクト。
GREEN DAYあたりがやると様になりそう。こういうの書くバンドだったっけ?

ブルースの声が少し苦しそうに聞こえるとか,Cavemanのプロデュースがいまいちに感じる部分も
あるので,この星の数で。


IRON MAIDEN - A Matter of Life and Death - These Colours Don’t Run (2011-01-19 12:36:20)

感覚としては,『The X Factor』で出てきたベトナム戦争で上官殺しちゃう曲に近い。
アレをまともなvo.(『XI』ではともかく『X』のブレイズはちょっと)で聞けると思えば
なかなかお得な曲ではないだろうか。

ただ,前曲に続き,これまでの名電とは雰囲気の違うパートも出てくる(中間部の
インスト部分。上で書かれている「おぉぉぉ」の前)。

歌メロ自体は「Ghost of Navigators」のそれを洗練した感じだろうか。
割に,曲として熱くなるダイナミズムが薄めだが。
ライヴだったら盛り上がるだろうに…


IRON SAVIOR - Condition Red ★★ (2005-03-27 14:54:00)

試聴してみてドライ過ぎる印象が強かったので随分長いこと買わずにいたのですが、やはりカイが抜けていましたね。
いかにも金属な曲・音が揃っているので魅力的ではある作品ですが、2nd『Unification』にあったような「映画作っちゃったぜ」という感じの何処とない明るさが消えてしまったため、いまいちはまり切れないです。voに関してはピート一色で正解だと思うのですが、もう少し柔らかなところも欲しかった、かな。


IRON SAVIOR - Reforged: Riding on Fire (2017-12-17 17:16:09)

日本盤は2ndから「Coming Home」がボーナスで入りますよっと。

というか、NOISE時代の作品は廃盤ですか。なんてこったい。
こうしてリレコしてくれるから、いいといえばいいんですが。

しかし、「Battering Ram」は実に(昔の)BLIND GUARDIANっぽいなぁ。
歌メロのせいかしら。


IRON SAVIOR - Unification ★★ (2005-03-27 14:46:00)

1stはアマチュアっぽさが抜けていない感が強く、3rd以降は鉄っぽさを増しすぎた感があるので、このアルバムが一番好きです。ボーナストラックだったと思いますが、ベタな選曲のBLACK SABBATH「Neon Night」も良いですし。
とっつき易いし曲の質も平均的に高いし、所謂"ジャーマン・メタル"の教科書的作品ではないでしょうか?


JOHN MCLAUGHLIN & AL DIMEOLA & PACO DE LUCIA - Passion, Grace & Fire (2010-11-26 11:49:40)

持ってませんが…
『Friday Night in San Fransisco(Live!!)』の後に出来たスタジオ盤。
タイトル曲は,2人verと3人verがあり,それだけを聞きたければ
Al DiMeolaの『アコースティック・アンソロジー』にあります。

ちなみに「Mediterranian Sundance」スタジオ版はこれではなくて,
その他の曲がエレクトリック・ギターなAlの『Elegant Gypsy』収録です。
(まぁ,その元曲「Rio Ancho」はPacoのアルバムに入ってるそうですが・・・)


JOHN MCLAUGHLIN & AL DIMEOLA & PACO DE LUCIA - The Guitar Trío ★★ (2010-11-26 11:36:40)

'96作,スタジオ作としては2nd(一応,再結成後1stでもあり)。
足しときます。


JUDAS PRIEST - Angel of Retribution ★★ (2005-03-31 02:52:00)

ものすごく不思議なアルバムに思えます。
私は『Point of Entry』以前の作品は知らず(『Starbox』でいくつか聴きましたが「Breaking the Law」が未だに好きになれず……「You've Got Another Thing Comin'」も)、通して聴けるJP作品は『Painkiller』だけ、という、とてもファンとは言えない人間ですが、『Angel~』でのこの声を聴いて何故か、これがJPだ、と確信させられたので。
思うに、これは“おじいちゃんが初めて全ての引き出しを開けて見せた"作品なのではないでしょうか?酷い例えですが、HALFORDで昔杵柄に留まらない余生を楽しんでいた元組長が、唯一残った若メンバーのスコットの体力で、遺書代わりの最後の華を咲かせた、という感じの。
『Brave~』で“戻った上での今の作品"を作ったI.MAIDENと違って、あとはいかに静かに散るかを考える体力しか無い時期なのに、今までに試したことのない盛り合わせを(少なくとも元ネタが割れて恥をかかないレベルで……ファンの方には平謝り……)成功させてしまった。その為にまともな評価がどういう角度からもできない作品、という。
結果、JPをよく知っていて追いつづける人、とりあえず問題無くJPを俯瞰したい人(初期作はやはり、音質の悪さや、それから今までに積み重ねられたメタルのアイデンティティ……曲なり歌詞なり作品構成なり……を持たない、という時代的問題が避けられないので)、に向く作品が出来た……
つまり、新曲だけで出来たベスト・アルバム、と見るのが最適ではないでしょうか。TESTAMENTの『First Strike Still Deadly』のような(こちらは熱狂しました)。ロブの復帰は“ベストなのにメンバー写真に奴が居ないと、若いファンにわかんねーしさー"程度の認識でよいのでは、と……(VAN HALENのベストのD.L.ROTHの新曲みたい?)。
以上、自分がメタルに入る前の“伝説"は全て歴史的遺産、同時代は伝説になるのを見ることなく自分がそのバンドの新作を聴かなくなる、と考える若輩メタラーの意見でした。


JUDAS PRIEST - The Essential Judas Priest ★★ (2010-04-30 22:05:00)

二枚組、限定だと3枚組のベスト版。タイトルやジャケや仕様がマイケル・ジャクソンの
ベスト版に酷似しているが、STAR BOXのような企画ものの一つなのだろうか?
選曲としては2nd『Sad~』から『Angel~』まで、ロブvo.限定。
ディスク1の冒頭が「Judas Rising」、本編ラストであるディスク2のラストが「Revolution」。
限定仕様らしいディスク3は曲数が少ないものの、「Better~」「Rock Hard~」「Riding~」「All Guns~」と、
ある意味「2番手の名曲」が揃い踏み。
オリジナル・アルバムのみ収録の曲まで聞いてこそのバンドという批判もあるだろうが、ここ数年のうちに
出したベスト盤として考えると大したものではないだろうか。
『Deffenders~』でクーカイさんが書いていた、曲順の作りがうまくないバンド、という
特徴(同感)も拭われていることだし。
JPはもう今のバンドではない(少なくとも、キッズの「同年代のバンド」でも、破竹の
新進気鋭バンドでもないはずだ)。
I.MAIDENやMETALLICAの歳のバンドでも昔の遺物になっているような昨今の感性をもつ層に、
遡れば'70年代に由来する音を本気で全部楽しめというのは酷だろう。
それを考えると、美味しい曲を真面目に(誰がかはともかく)考えたであろう曲順で
(通常版で)34曲も聴けるベスト盤というものの意義は小さくないと思う。
JPは純然たるメタル・バンドではないと思う。(時代背景の問題で。ブリティッシュ・ロックの一流派かと)
それでも時代に見事に乗ってきた功績からゴッドになってしまった、レザーと鋲の写真しかベスト盤に載らなくなってしまった。
そんなバンドの遺産として、新規リスナーにはお薦めしたいと思う。
『Painkiller』くらいしか通して聞けない新しいファンにこそ、こうしたチャンポンCDで
昔の曲を聞く楽しみがあるんではないだろうか?と。
なにしろ、
Judas Rising
Breaking the Law
Hell Bent for Leather
と来て、ここから
Diamonds and Rust
Love Bites
Heading~
Ram it Down
Beyond~
と続く。こんな曲順、よく考えついたと思う。


KAMELOT - Epica - Center of the Universe ★★ (2007-08-30 09:59:01)

「メロスピ」も良いなぁと思った曲。
多分、あの物柔らかなサビの歌メロと、結構頻繁にリズム(というか
定拍の)チェンジしている(と思われる)全体の展開のせいだろう。
チェック項目が謎な組み合わせな気もする。自分のせいですが。


KAMELOT - Ghost Opera ★★ (2007-08-30 10:14:00)

お前等「メロスピ」バンドだったよな?少なくとも三作前(『Karma』のこと)までは。
と、初聴で少し困った作品。ここまで来ると、柔らかい声がクラシックちっくな楽器の上で
重なったゴシック・メタルと呼んでも問題が無いかもしれない。

別にそれはいいのだが、
弦楽器(Vlnとかの方)っぽい刻みやバックのメロに、スカイギターとまではいかないものの
澄んだ高音系のg.を重ねる手法が、どうも未熟に感じられる(下手なg.じゃないんだから、
いっそバンドの音だけで表現できないのか?)
だとか、
カーンの歌がしんみりしている分、いまいち突き抜けて聴こえてこない。替わりにジェイムズ・
ラブリエみたいに囁かれても嬉しくないぞ(おいしいところを女声に取られてるし)
だとか、細かい部分で不満がいくつかある。⑨「Silence of the Darkness」みたいな、以前
の路線を明確に見せる曲が前半にもっと入っていれば印象も違ったろうか?(タイトル・トラック
は一応それらしいが)

この路線でこれからも進むつもりなら、THERION『Vovin』とか中期SENTENCEDのようなセンス
があった方が望ましいかもしれない。もともと美メロ(どういうのを形容するかはひとまず置く)
を売りにするバンドがダークやヘヴィに染まるのは、持ち味を殺しかねない賭けだと思うので。
意外と現状はナイフ・エッジですよ?トーマスさん。


KAMELOT - The Black Halo ★★ (2005-03-27 15:59:00)

シャグラットが居る曲を始め、平均的には歌メロが中途半端な印象ですが、劇において全場面で涙腺緩むわけもないのと同じこと、必然的なものなので、欠点ではないですね。
ただ、KAMELOTに求められるものを出し切ったアルバムか、という点での不満感だけは拭えません。コンセプト・アルバムが非常によく似合うバンドなので、匙加減は微妙なのでしょうが……。それもあって『Karma』がいまいち、『Epica』で一流のフックを持つようになった、という意見を持っているので、今度はファンを増やす方向に働ける作品ではないかと思います。夢劇場のファンとか。
次はこのアルバムでのインパクトを「Moonlight」のような美しい情景だけに向けた作品が聴いてみたいです。とはいえ、一連の作品での歌詞の書き方からして、そう上手くはいかないかもしれませんが……。どうせなら、中世風でこてこてのラブストーリーを書いてみる、とか?


KATANA - Head Will Roll - Heart of Tokyo (2012-04-27 23:04:03)

★は曲のみの評価。
PVすげぇ……広島とか千葉とか書いてあるんですが……
誰かツッコンでやれよ!!


KICK - CONSIDER THIS (2013-01-27 17:43:56)

>9
Enough is enough.
を表音しただけかと思ってます。
METALLICAでJamesがJaymzになるのと似てる?

>8
SACRED REIGH
ARCH ENEMY
も同様ですな、英語だと「ク」になる気がしますが、そもそも
英語圏の人じゃないメンバーだとどうなるんだろ…

MSGは「マイケルシェンカーグループのミカエル・シェンケル」と
本人が言ってたとか伝聞した記憶あり。


KISSING THE MIRROR ★★ (2009-05-17 04:55:00)

有志がデス声入れてメロデス版を放流したりしてますね。
まだ成熟はしてないんだなぁ、東方アレンジってジャンルは。


KOTOKO ★★ (2006-05-15 03:51:00)

KANSASを探していて偶然発見。何故にこの人が……?
ライヴ版だと、原曲に比べて打ち込み色の減退(バンド
色の増強)があるので、そういう方向で一枚くらいリリ
ースしてくれないものでしょうかねぇ。
それ以前に『SHORT CIRCUIT』系の曲は通常リリースの
気配が薄いので、そちらの方が問題ですが。


KOTOKO - Kotoko Anime's Compilation Best - きれいな旋律 (2010-10-22 17:38:20)

曲そのものは良いと思う。マーティはまぁ,業界参入記念ということで。

KOTOKOに望む曲という意味では,「七転八起~」あたりから違和感が出てきたと思う。
I've本体もそろそろネタ切れだろうし,それも栄枯盛衰。


KOTOKO - Love a Riddle - Love a Riddle ★★★ (2006-05-15 04:20:25)

曲が長いですが。
コンピレーションの曲と違い、提供先の余計な暗さに
影響されなくて済んだからか、平和に恰好良いので、
好きです。
今思うと「地に還る」と組にしても良い曲?


KOTOKO - Short Circuit Ⅱ - Princess Brave! ★★ (2006-05-15 05:02:27)

珍しく打ち込みではない(ように聴こえる)曲。
GとDrは生でしょうか?
歌詞は見事にRPG(姫様が剣ブン回して竜とか
魔女とか倒してます)。
曲調も含めて、HIGHLORDがカヴァーしても
違和感ゼロです。というか、ロリータ風味な
声出せるvo呼んで演ってほしい。Gソロの追加
してくれると尚良し。
個人的には、2番のヴァース前半の単音リフが
好みです。Baも一応ちゃんと仕事してるみたい
だし。


KOTOKO - 不明 - らずべりー ★★ (2006-10-04 22:59:56)

冒頭の「ちょっとだけだよ 覗かせたげる
制服の透き間 こぼれた木苺~」に耐え切れない人が
多いのでは?楽しいですけど。
ZEPの「Lemon Song」だと思えばどうにか……ならないか。


LAAZ ROCKIT - Nothing$ $acred ★★★ (2012-04-27 23:32:40)

あれ、評価低いんですね。
個人的には最高傑作、立ち位置としてはANTHRAX『Persistence~』や
EXODUS『Impact~』と並ぶのではないかと思ったり。

音色、リフともに烙印ばっちりなベイエリア・メタルで、
ハイトーンを混ぜる叫び(メロディは一応ある)vo.、
弾きまくりなg.と、鋼鉄感満載。

各曲もリフに耳を寄せるだけで次々に聞き通せる出来
(そこしかとっつき易さがない、というわけではない)で、
「聞き疲れ」どころか「快適に走り抜ける」一枚。

ただ、音質はちょーっとシュラプネル・サウンドな気が
しなくもない。リマスター版も出ていたので、そちらで
改善されているかな?
尤も、Ba.もクリアに聞こえるし、バランスも重さも
問題のあるレベルではない。ベイエリア・クランチと
して覚悟さえしておけば、お薦めアルバムとして十分。


LANA LANE ★★ (2009-09-27 19:43:00)

なんてこった。
久々に見てみたら『Red Planet Boulevard』の項目すらできてないじゃないか!
……みんなセーソクに騙されすぎだよー
3rd(『Garden~』)以外も聞こうよー


LANA LANE ★★ (2010-07-27 14:42:00)

更に久々に見てみたら
……ROSWELL SIXの登録もない
なんてこったい


LANA LANE - Curious Goods ★★ (2007-09-14 01:41:00)

これだけが抜けているとは……ファンとして書き込み。
1st『Love~』と同じくマーキー・ベル・アンティークから発売され、後に再録され、AVALONレーベルから
発売された2ndアルバム。私の所持は再発(2002)ver.。
「エッシャーの階段」「天使のシンフォニー」といった有名曲の他、しっとりとした
「Brahms' Lullaby」「Satyr's Moon」「Voices」など名曲満載で、バランスとしては、
ベスト発売まで(1st~4th)の中で最高かと。
女声メタル好きは、HRになったなったと言って喚くセイソク氏に騙されずに、これも聴いてみるべきでしょう。
もっとも、ERIC NORLANDER名義やROCKET SCIENTISTSでの音に近い、ある種プログレ寄りという
特色が強いアルバムでもあるので、柔らかな感触を望まないリスナーにとっては心地よくないかも
しれませんが。


LANA LANE - Echoes from the Garden ★★ (2007-09-14 02:06:00)

ミニアルバム『Echoes』シリーズ第一弾。
目玉は牧歌的な「Leaving Stardust」、ハモンドだかのイントロとソロを追加・少々中身も
いじった「Evolution Revolution」の完全版。
他はリミックスで、後に再発版のアルバムに反映されることになる変化や、少々プログレ・
ロック寄りにアレンジした、既発曲の改造試作品です。


LANA LANE - Echos from the Ocean ★★ (2007-09-14 01:55:00)

ミニアルバム『Echoes』シリーズ第二弾(現在までに二枚しか出ていませんが)。
タイトル通り、4thアルバム『Queen of the Ocean』からのアウトテイクやリミックスで
構成されています。
が。侮るなかれ、「Rhapsody」はヘヴィなHR曲、倍近い長さになり歌詞も追加された
「Frankenstein Unbound」の完全版、の2曲は中古で回収して聴く価値は十分にあります。
他のリミックスは、『Curious Goods 2002ver.』の前身なので、アルバムを買って
しまえばどうということはなし。


LANA LANE - Lady Macbeth ★★ (2005-03-26 01:28:00)

アルバム数をどう数えたものか迷いますが、企画を除いたスタジオ盤では7枚目、今日の時点での最新作。
マクベスに題をとり、また増やしたメンバーの影響もあるのか、少々音の詰め込み方に凝りすぎた感のある作品です。ただ、『Queen of the Ocean』『Secrets~』『~Shangri-la』の連続する三枚を合わせたような作りと、湿り気と暗さのある幻想的な雰囲気を楽しめる(少しだけ5th以降のDREAM THEATERの感触も)ので、それが悪いとは思いませんが。
どうやらカバー曲が無く、歌詞を始めとした印象が他の曲と浮くトラックが無いのも、個人的には評価が高いです。
それにしても、書き込みが少ない……人気無いのかな?
ベスト盤などのライナーではひたすら『Garden~』を薦めていますが、柔らかい空気感や曲の取り合わせ・アルバムの構成を含めて、前期のマストは『Curious Goods』ではないかと。2002バージョンが良いですね。『Garden~』『~Ocean』はミニアルバム『Echoes』シリーズ収録のバージョンが本来の形だ、と思いたいところ。


LANA LANE - Lady Macbeth ★★ (2005-03-31 02:03:00)

再書き込みです。CDのエリク・ノーランダーのライナーを読みつつ聴き込んでの追加事項。参加ミュージシャンに関しては上のベリーさんが語ってくださっているのでそちらで……。
ひたすら重い作品です。
音の重さに関しては、「そこにもし貴方が居たら」読者を劇中の人物としての視点に引きずり込む手法の具現化、と捉えるのが妥当かと。
歌詞の重さはそのまま、マクベス夫人の個人的視点で物語を描くために三ヶ月読み込んだことの成果でしょう。
今までの10年でやっていないことはロック・オペラを作ること、ラナが選ぶテーマは文学であるべきであること、出来事を順に見ていくのではなく場面に観客を取り込むこと。自ら設定したテーマを見事に作品に封じきりましたね。
女性voや空気感重視、という要素で食わず嫌いをしているダイ・ハードなメタル好きの諸氏にもお薦めです。私見では、DREAM THEATERやQUEENSRYCHEのファンよりも、KAMELOTやFATES WARNING、それにKING DIAMONDのファンにとっての方が馴染み易いように思います。
ただ、90年代後期からのスピード派の方にはお薦めできないですが……。
物語を追うのが苦手な方は④「Summon the Devil」で頭を振ってください(笑)。


LANA LANE - Love is an Illusion ★★ (2008-06-01 22:03:00)

こちらは98年版の方を。
奇しくも……というより狙ってなのでしょう、日本公演とそのライブ・アルバムである『LIVE in JAPAN』と同年のリリース。
ライナーでは「神秘的な空気を取り去って骨太に仕上げた」と書いてありますが、むしろこのリリース以降(つまり4th『Queen~』もしくはミニ『Echoes from the Garden』以降)の作品に通じる、key.が乗せる優雅さとリズム・セクションが組み立てる逞しさを同居させたタフなサウンドになった、という印象。
追加曲である「Into the Ether」「A Night in the Garden」は、確かに骨太なリフ基盤の曲ですが。構成として、この2曲の追加と「LIAA interlude」の追加、というこだわりは大したものかと。
ふんわりした音を求める向きには厳しいミックスかもしれませんが、『Queen~』以降のラナ好きにはオリジナル版より良いんじゃないでしょうか。
まぁ、ミニにオリジナルの「Through the Fire」を収録したり、最新作『Red Planet Boulevard』でLIAI(ところで、何故インスト曲の名が「LIAA」なのだろう?)のオリジナル版の話題が出たりと、エリク・ノーランダー本人もオリジナル版にこだわっている印象ですが。
しかし良いバンドだよなぁ……。


LANA LANE - Project Shangri-La ★★ (2005-03-26 01:47:00)

↑ARTENSIONですか。私見では、似ているとは言えなくとも、求めるべきものに共通点のある組み合わせに思えます。同時期ということは、単純にジャケットの雰囲気の類似で間違われたのかもしれませんが……(笑)。
『Garden~』や『~Illusion』(やライナーでの薦め)のように、"ハードロック"であることを譲らない姿勢で聴くなら別ですが、やや焦点のぼやけた感のある作りに不満が出なければ、十分にラナの作品として代表させても良いのではないでしょうか。一発殴られるような曲がなくトータルで、という聴き方も、作品の色に合うと思いますし。
……それにしても、ファンだったつもりはないのにCDが10枚も手元にある現状が多少不思議です。中古でよく見かけるからでしょうか。


LANA LANE - Secrets of Astrology ★★ (2005-03-26 01:37:00)

初聴きでは「今度はジャーマン?」と思ってしまいました。音色も他の作品と多少違いますし。
メタル派の方にはこのアルバムから薦めるのも手ではないですか?
メロディという意味でも「アシュラ」がラナの個人的トップ5入りする曲なこと、「Raining」は緩くなく激しくなくキャッチーなこと、などから、特に弱みもないですし。
ただ、一般に広めることを狙うなら、『Winter Sessions』には敵わないのかな……。あちらはしっとりした味が良いですから。全体的にメロウさが魅力なアーティストではありますが、その中に含む色が多いので、オリジナル・アルバムは意外と癒し系好きには薦め難いように思います。


LAST TRIBE - The Ritual ★★ (2005-09-05 10:00:00)

妙に評価が高いですね……。驚きました。
いや、悪い作品だとは思いませんが。いかにジャケットと帯の文句が謎でも。
「Spellbound」「Blood on Your Hands」「Black Widow」以外は、飽きさせなくなったVISION DIVINEという印象で、取り立てて言うべきこともないかと。これを単なる興味以外でわざわざ選んで買うべきリスナー層があるのか疑問でしたが、上の書き込みからすると、そうでもないようですね。
曲単体の評価も高い「BW」について少し。
構成が凄いです。違う曲を3つ繋げたような強引さながら、それで成立している辺りが。リリース当時のメタル仲間に聴かせたら、一様に笑いは取れましたが……。これを"正統派"と銘打って良いのでしょうか?


MAHAVISHNU ORCHESTRA ★★ (2009-07-30 23:04:00)

『Birds of Fire』リマスター版を購入。
……「You got it!」とステレオグラムで書いてあるソロ・アルバムを
聞いた時からそうですが、凄いギタリストなことも作曲センスも非常に
ハイレベルなことも判るのだが。
埃っぽい楽器の音色といい、不協に感じられる和音がひたすら繋がる曲と
いい、聞いていてどのトラックでも例外なく気持ちが悪くなってくる。
ある意味、ここまでしっかりと「凄い音楽なのに生理的に消化器にくる
ストレスの塊」な音を作れるレベルに完成された能力が(リスナーの立場から)恨めしい。
TOOLとは別口の危険さがあるが、どちらも「感性が合わないリスナーには
ただの神経毒」というのは共通だったか。


MAJESTIC - Trinity Overture ★★ (2005-06-26 02:53:00)

所謂メロスピ好みの方にとっては名曲の多いバンドだと思うのですが、書き込み少ないですねぇ。
TIME REQUIEMでの長編展開主義も好きですが、MAJESTICでのコンパクトな仕上がりも捨てがたいので、このスタイルをやめてしまったのは勿体無い気がします。インギーのパクリとよく言われますが、インギーと違って終始アメリカンにならないで済んでいるので、ネオクラな曲の純粋培養が聴けるという特色は重要ではないでしょうか。それ以外にも、こうしたメロディをKeyの音でお腹一杯聴けるバンドは(私の知る限り)他に無いので、その意味でも好みです。
vo.が同じ、歌詞などの雰囲気も同じ(つまりリチャードの独裁が確立した作品)なので、TIME REQUIEMのファンの方は是非。……何か違う?


MANOWAR ★★ (2010-08-08 15:32:00)

スタジオ版「Sign of the Hammer」初体験。
……なるほど、これはライヴ版(WheelsかStageかは忘れた)が懐かしくなるなぁ。
なんだろう、ああいう熱気はやはり特別なものなのか、音質問題なのか。
スタジオ版Guyanaのラスト、ぶちっ!と曲が切れるんですね。ちょっと違和感。
あれか、事件に沿ってみんな死んじゃったってことか?


MANOWAR - Kings of Metal - Sting of the Bumblebee ★★ (2010-05-21 22:37:40)

タイプはネタです。
だって「熊蜂の飛行」だよ?
ライブ版ではネタとしての驚きだったが、
こちらでは本気で格好良い。
熊蜂というより蜜蜂の針みたく耳にぐりぐりくる。


MANOWAR - Kings of Metal - The Warrior's Prayer ★★★ (2010-05-21 22:56:53)

敢えて☆三つ。語りと効果音しか入ってませんが。
ライブ版での観客コラージュも笑ったが、更に上を行かれた。
こういうのが入るのがスタジオ版のいいところ。
乗り物はバイクじゃなくて馬なのね。


MANOWAR - The Triumph of Steel - Achilles, Agony and Ecstasy in Eight Parts ★★ (2010-09-03 19:55:00)

RUSH「2112」のMANOWAR版だと思えば大した問題もない。
各パートで繰り出されてくる音を追うだけで飽きはこないので、
これが捨て曲かというと、MANOWAR的にそんなことはないだろう。
SEも語りもオーケストラもなし、あるのは歌パートと四人のソロという
純な中身なので、ブラザーは持っておいて良い曲かと。


MARDUK - Plague Angel ★★ (2005-09-13 23:21:00)

名声を知ったのが前作『World~』発売時なので、完全な後追いで購入しました。
飛ばしてるなー、とは思います。これはこれで恰好良い。
ただ、若干GやDrの音が軽い、というかパタパタして聴こえるのに不満が残りました。予算に問題があるバンドではないのだろうから、これはメンバーもしくはプロデューサーの好みなのでしょうか?
CRYPTOPSYの様に何を演奏しているのか付いて行くだけでも大変、というわけでもなく、EMPERORやMORBID ANGELの様にまともに聴いていると何処かに連れて行かれるわけでもないので、さらっと聴くには最適です。とはいえ、激しさ故にBGMにするには向かず、かといってミドル・テンポの曲は(私には)単調に聴こえて飽きるので、どうも楽しみ方が判然としない印象があるのも本音です。30分間飛ばして終わってくれるアルバムだったら、こうした感想は持たなかったと思いますが。

最後に。ライナーを読んだ方なら判ると思いますが、自身の名と創る曲のイメージがずれているバンドって、違和感を感じませんか?私の場合は最近のC月がその最右翼(不名誉……)だったりしますが、MARDUKも少々。


MARILYN MANSON ★★ (2012-01-30 13:05:00)

話題作の発売から10年経ってようやくまともに聞けるようになった,という
意味合いでSLIPKNOT(初期の)とかSOAD(末期の)みたいな立ち位置のバンド。
そしてSpleenさんのコメントが常に連想されるバンド。

音としては,メタルと呼ぶのには色々と違和感があるが,こと「ロックとしか
呼べないバンド」に分類すれば世紀末最強という印象。ポップでキャッチーで
メロディアスなグラムだったりアリーナだったりするロックで,よくぞここまで
キャラと主張を立てたものだと思う。
PVも「Tourniquit」とか「Dope Hat」とか,映像が映ってる景色以上に見る側の
イメージを更に膨らませるセンスが実に見事。

1st~ベスト(通常版)まで所持だが,好みとしては
歌心満載の『MA』
リズム感とポップさを混ぜて見事に装飾した『GAoG』
だってライヴ版だもんかっこいいのが当然じゃんな『LToE』
の順。

初期二枚はトレント・レズナーの影響だろう,音が薄くて尖ってるのと
マンソン本人の歌の艶が見事に殺されてる印象が強いのとで,あんまり
好みではなかったりする。
エロっぽいというか,粘液絡みまくりな色気出すには合わないプロデュース
だったんだろうなぁ。

『HW』は,好きな曲は好きだけどそれは『MA』のリアレンジみたいな曲が
多いし,全体では雰囲気ものに近い部分もあるような。

・・・メイクが地味になってからの二枚はちょっと手を出す気がしない。


MEKONG DELTA (2012-11-17 15:42:26)

中古で落ちてて、状態はいまいちだったが3rdと4thを入手。

『Kaleidoscope』はvo.がアレレなのと、歌詞がいくらなんでも
単純過ぎる(VOIVODとかと比較しちゃうとなぁ)という理由で
売却してしまったが、スラッシュ色の強い時期は幸せに聞ける。

KREATORが『Terrible Certainty』だけ楽しめるのと同様の
扱いな自分だが…もしかすると、どうしてこうなる?という変な
リフの連続が楽しめなくなかったからだろうか?


MERCYFUL FATE - Don't Break the Oath ★★ (2005-04-05 03:07:00)

正当にお耽美になった感じが強いです。"I deny Jesus Christ"なんて歌っている時点で本格的に悪魔なんですが、かと言ってKING DIAMOND名義での作品ほど物語に引き込まれる印象は無く、良く言えば何処でも通る名作、悪く言えばいまいち怖くなく纏まり過ぎた作風、かと。
ちなみに、購入したのはリマスター版の日本盤です。KING DIAMONDの方は、最近輸入店で外盤のリマスター版を見た記憶がありますが……M.F.の方は出ていないのでしょうか?
vo.の個性は、要は慣れかもしれませんね。気分が作品に合う時に初聴きすれば一発でいけますし(笑)。考えてみると、彼に限らず、味で鳴らしたヴォーカリストは多かれ少なかれ異常な要素を技にしている気がします。


MERCYFUL FATE - Return of the Vampire: The Rare and Unreleased ★★ (2005-04-05 02:57:00)

初発見がこのCDで、迷わず購入。
音は多少悪いですが、耳につく程ではなく、King Diamond氏の叫びが後に買ったアルバム以上に荒っぽく強烈で、こちらの方が好きです。オリジナル作にしても、そんなに音が良いわけでもないですし。
ただ、デモだけに歌詞のついていない曲が多く、あっても合っているのか怪しいのが残念。「On a Night of Full Moon」(「Desecration of Souls」の原曲)などこちらの方が好きなのですが……どなたか、歌詞情報をお持ちでしたら、知りたいです。


MESHUGGAH ★★ (2008-09-14 23:04:00)

『Caosphere』に『True Human Design』を足した「Reloaded」がUSで、
『Nothing』リミックス盤が国内で、月末発売だそうな。
どうもこういう売り方をされると買う気が失せるなぁ…
NEVERMOREの『Enemies of Reality』もそうだが。
追記:NEVERMOREの方はバンドの歴史の中でのアルバムの独自性を潰して
しまったような変化で、個人的には頂けなかった(5ドルで買う手法は
海外決済でしか無理な気がするし……)が、『Re-Nothing』(青)は良かった。
そうかこれが完成形か……って。オレンジ版はあれでデモ・レベルだと?

そういえば、何故かいきなりMORBID ANGEL(の特に『F』のvo.)でメタルに
入門した知人が、このバンドの最新作(『obZen』)を買ってきて、
「Dancers to a Discordant System」の妖しさが最高と言い出した。
今までゲーム音楽ばっかりだった人間がはまれる曲なのか?あれは。


MESHUGGAH - Catch Thirtythree ★★ (2005-05-12 15:09:00)

ライナーノーツ辺りにも書いてあることですが、前作『I』の路線を更に進めた大作。その影響なのか、いきなり静かなパートを挿入するような展開も無理がなくなり、全体は長くなったのに聴きやすさが増したように感じます。
音質の影響なのか『Nothing』に似た印象も弱くなく、2nd『Destroy~』当時の直接的なスラッシュ・メタル的色彩は成りを潜めましたね。
トーマス・ハーケの歌詞は相変わらずで、2ndから聴き続けてきた身としてはそろそろ飽きてきたようにも思います(笑)が、抽象的で、また"チャプター"と言いながら3行ずつしか無いような短いものなので、言葉のみから組み立てられるイメージを楽しむには良い作品でしょうか。


MESHUGGAH - Chaosphere ★★ (2005-03-26 22:20:00)

始めは地味な作品に思えましたが、じっくり聴くと沈み込めるアルバムですね。ただ、「Elastic」の長~い最終音符(ノイズ除く)はちょっと。それ以外では名盤。モダンヘヴィ系好きな方にも馴染み易そうです。
所持が外版なので、日本盤ボーナスの「Unanything」がかなり気になります。静かなインストらしいのであくまでオマケなのでしょうが。『Rare Trax』に入れてくれればなぁ……。


MESHUGGAH - Chaosphere ★★ (2011-04-21 21:20:43)

>11
確かに、最近聞き込んでみると、2ndよりもリズム面がよほど狂っていることに気がついた。

『Catch 33』あたりで耳を鳴らしたせいなのか、それなりにちゃんとリフの下にあるDrを
聞けるようになったからなのかは判らないが、なるほど、このバンドの進化とはリズムに
対するこだわりなのだな、と納得できる。

ちなみに、今は『True Human Design』(「Future Breed Machine」のキャンプファイヤーなどが
入っているアレ)とカップリング、リマスターした「Reloaded」版が出回っているが、
音そのものの処理が若干変わっており、妙に「やかましい」印象。

2ndもそうだったが、原盤の方がソリッドな良い音だと思う。
日本盤を出していたのがVICTORだけに、とうに日本版は廃盤のようだが……。


MESHUGGAH - Contradictions Collapse / None ★★ (2009-01-27 21:17:00)

歌声のインパクトを少し減らし、ちらっとだけFEAR FACTORYとNEVERMOREをふりかけ、
電子音とジャズの合間を行くG.ソロを挟んだ、螺子を巻きすぎた『Ride~』『And~』の
METALLICA。そういう印象です。
確かに、この音をベースにしてきたバンドがデスメタル扱いされたら困惑でしょうね。
所々に2nd『Destroy~』以降のMESHUGGAHの顔が覗きます、が……2ndでは相当過激になったんですねぇ。


MESHUGGAH - Destroy Erase Improve ★★ (2005-03-26 22:02:00)

メタル歴の初期(デス声以前にMETALLICAのジェイムズが駄目だった頃)に薦められて買い、以来ずっと聴いています。なかなか乗れないリズムながらとっつき易かったので。
メトロノームの狂ったスラッシュとしか形容できないですが、「Destroy Irase Improve」「Vanished」は普通の疾走好きにも向く曲では……?
歌詞はフォロワーがわらわら生まれそうな内容だし、OzzFestのコンピにも入ったし、ブレイクしないでしょうかね。……無理か。『I』があれだったし。
四月に新譜が出るそうなので、また期待。


MESHUGGAH - I ★★ (2005-03-26 22:16:00)

『Nothing』が『Chaosphere』より更に狂った(誉め言葉。クレジットからすると曲作りの主導権がバンド内で移動したようなのが多少気がかりですが)内容に感じられた分、『I』を初めて聴いた印象は「普通だ!」でした。レギュラー作の中で『Contradictions~』のみ未入手なので初期の音と比較できず、原点回帰したのかな?と思いましたが、そうでもないようですね。
相変わらずMESHUGGAHで。
難点は国内発売されていなさそうなこと。ファンしか買わないだろうCDでも、流通しないのは辛い……。そして、そろそろライブ作出してくれないでしょうか。


MESHUGGAH - Koloss ★★★ (2012-04-08 22:34:31)

あれ、初発言?

いや、良いです。
『obZen』からの正統進化。スネアドラムが多少スカンスカンと
いう音になった程度の音質の変化はありますが、素敵素敵。
思わず両手にメロイックサインで前後に振りつつ聞いてしまった。

前作でのストレート(と言ってもリフの組み合わせの妙さ加減は
いつも通りだったと思うのですが)さと『Nothing』あたりから
顕著なトランシー?でモダンヘヴィで変態な感触が融合、即効性
攻撃性ともに盛られたときめきメシュガーな一作。なんたる安心
クオリティ。

アートワークがクトゥルー神話にでもやられたようなTOOLみたい
ですが、もういいやそんなのはどうでも。
とりあえずMESHUGGAHNERは「Marrow」とか聞いて喜びましょう!


MESHUGGAH - Nothing ★★ (2005-09-12 21:05:00)

このバンドがおかしいのはいつものことなので。
アートワークが綺麗ですねぇ。始めから買うことは決めていたのですが、ジャケ買いの色彩まで加わってしまいました。ただ、歌詞が書いてない(日本盤だと、ライナーがある付属ブックレットに刷られている)のは、難と言えば難。
重い。遅い。複雑。
3rd『Chaosphere』の曲では「Neurotica」「The Exquisite Machinery of Torture」に近いでしょうか。
楽器をやっているから巧ければ聴く、という人以外にどう薦めていいのか、とうとう分からない作品を作ってしまいました。あーあ。

それにしても、ライナーの中で、曲名はおろか曲の長さまでも間違って書かれているのはどうなのか。対訳が見事に間違っている場合(多いですよね)と同じく、こうした付属の文が価格に計上されているなら、是非とも返してもらいたいものです。


MESHUGGAH - Nothing ★★ (2007-11-23 02:58:00)

このバンドがおかしいのはいつものことなので。
アートワークが綺麗ですねぇ。始めから買うことは決めていたのですが、ジャケ買いの色彩まで加わってしまいました。ただ、歌詞が書いてない(日本盤だと、ライナーがある付属ブックレットに刷られている)のは、難と言えば難。
重い。遅い。複雑。
3rd『Chaosphere』の曲では「Neurotica」「The Exquisite Machinery of Torture」に近いでしょうか。
楽器をやっているから巧ければ聴く、という人以外にどう薦めていいのか、とうとう分からない作品を作ってしまいました。あーあ。

それにしても、ライナーの中で、曲名はおろか曲の長さまでも間違って書かれているのはどうなのか。対訳が見事に間違っている場合(多いですよね)と同じく、こうした付属の文が価格に計上されているなら、是非とも返してもらいたいものです。

追記:青(『Re-Nothing』とdiskには書いてある)買いました。
大分音が変わりました。ゾリゾリとした、もう見事に巨大な機械の印象。
vo.にもザラザラとしたエフェクトがかかり、MESHUGGAH史上最も無機的になったアルバム、
というべきか。
テンポが遅くなった(体感では「Stengah」からして顕著)効果もあり、リフの切れ目一発一発が
殺傷力のあるボディブローに変化。
これは重いメタルを好む人にも薦められる出来になりましたね。「有機的・内省的」な
原版(オレンジの)と、機械的・叙述的な青版。両方を聴く価値だって生まれた、と思う。
それから、オフィシャルで歌詞が載ったのも有難い。


METALLICA - Death Magnetic ★★ (2008-09-17 20:53:00)

これだけ書かれていても、同意見の人はいないようなので書き込み(『St.Anger』の
3桁書き込みは色々な意味で凄いが読む気がしない)。
とりあえず肯定的な印象なので、その前提で。

はい、今回の作は、なんのことはない「『St.Anger』の姉妹盤」ですな。
つまりは『Load』に対する『Reload』と同じこと。
前作が感情を表に出すことを楽しんだ(純粋に楽しい、という状況からは程遠かったよう
ではありますが、そういう意味でなく)作だとしたら、今回は作る側が熱さを増しつつも
もっと狙った作風で組み立てた、前作の土台に更に一段加えた作。
前作が様々な「刻み」の音を楽しんで掛ける音楽なら、今回は「うねり」を楽しむ作。
前作が強制的にぶち上げられた「宣言」なら、今回は訴えかけられるこちらが内省的に
ならざるを得ない「訴え」。

こう考えると、今作に「The Unforgiven Ⅲ」が入っているのは至極当然の流れ、ということだったりして。
それにしても、5th(ブラック。セイム・タイトル。最近の人が呼ぶ綽名は何なんだろう)~『Load』~『Reload』に
含まれていた神経症的な暗さが大分前面に帰ってきましたね。それでいて攻撃的な印象も
あるのは『Ride the Lightning』のノリかな?


METALLICA - Reload ★★ (2005-03-06 03:48:00)

METALLICA史上では『And~』だけが未だに馴染みきれない……逆に、6,7(今作)ともに
問題作だとも思えないです。
イントロの効果音ちっくなエフェクトが長い曲があるので、そこだけは少々聴き難いですが、
他のやさぐれ具合はメタリカそのもの。これを「らしくない」と言ってしまうのなら、
『Master~』から見た1stの立場も危ういくらいだと思うのですが……。
どのアルバムも彼らでしか作れない作品だろうし、文句無しにかっこいいから良いんですよ。
方法論としてこの音が広まってしまうと、少々複雑な気分にならざるを得ないですが、それだけ
万人向けのロックなのかもしれませんね。


MIND ODDYSEY - KEEP IT ALL TURNING ★★ (2005-06-26 03:03:00)

↑そういう意見もあるんですね。発売からかなり経ってから、メタル入門の一枚として聴いたせいかもしれませんが、いまだに良いアルバムだと思います。
HELLOWEENとの共通点は出身国くらいで、色としては四人編成時代までのRAGEにむしろ近いのでは?その後の動向は首を傾げるものではありますが。あまり"ジャーマン"の名称に拘って期待を持つのもどうかと……。
「Fire in the Sky」はB級の垢抜けなさを感じるので、本当に"初心者向けの疾走曲"だと思いますが、冒頭の二曲の暗いポップさや、「Stranger in the City」の若干アメリカ寄りな曲調は捨てがたく、これはこれで(世に言うレベルの)名盤には含められると思います。
名声なども加味して考えると、中古で安ければお薦め、といったところでしょうか。実際、よく中古で見かけますし(笑)


MORBID ANGEL ★★★ (2011-09-27 08:36:44)

渋谷行ってきました。
Davidかっこ良すぎ・・・

この後名古屋と大阪があるのでネタバレはまだ避けますが,
ライヴ中盤以外に関しては,「地上を魔闘気で侵し始め」た
ころまでの予習をちゃんとしていくことをおすすめ。


MORBID ANGEL - Domination ★★ (2005-09-07 23:02:00)

懐かしのデス・メタル初体験アルバム。今となっては輸入盤中古で1000円切りましたか……。
「Dominate」は当時(EXODUSとANTHRAXでメタルに入門した頃)からキャッチーだと感じていましたが、改めて聴くと、全編かなり聴きやすい部類に入るように感じます。篭った音とデヴィッドのvoのせいか、そこはかとない瘴気は常に出ていますが。
サンクス・リストの最後を見ないとラヴクラフト風味に気付けない(歌詞に呪文が無いですし)せいもあるのでしょうか?知って聴けば別ですが(ジャケットの雰囲気も良いので……夢劇『I&W』、SYMPHONY X『Olympus』の人だしなぁ)。
それにしても、このバンドを起用したアニメーション……出来たら見てみたい。恐いですが。


MORBID ANGEL - Formulas Fatal to the Flesh ★★ (2005-09-14 17:11:00)

音については上の方々が述べているので、歌詞のことについて追加します。
vo不在で製作されたからなのか、どうやら詞もトレイが手掛けたようで(クレジットにもTreyの名しか書いてない)、『H』までの6枚の中で唯一、呪文だらけでクトゥルフ一色の世界が繰り広げられています。裏ジャケにも(歌詞で御馴染みの?)「偉大なる3竦み」というやつが出ていますし。
異界に棲むバンドだけに、こういう部分での自己主張が過剰なのは、私の目には好ましく映ります。
それにしても、ブックレットの「Great Incantation of the Living Continuum」と「The Living Continuum」は楽曲化されないのでしょうか。前者は大変な長さになりそうですが、是非聴いてみたいものです。
こもったスティーブの声は、非人間的で、これで良いのではないかと。楽器陣の篭もりの方が(多少なりとも)気になります。
最後のインストの連続も、流して聴いていると「これでいい」と思えてくるから不思議。曲単位で聴いていくには疑問符の残るトラックなのですが(特に最後の「Trooper」)。


MORBID ANGEL - Gateways to Annihilation ★★ (2005-09-13 13:15:00)

中古屋ではよく束になっていますね。その割に高いけど。
速い曲は「To the Victor the Spoils」「God of the Forsaken」だけですが、あのモコモコしたGの音で速くされると何を弾いているのかわからなくなるので、むしろこの位のバランスで良いのかもしれません。
ただ、ピートのDrはクリアに響いているので、この点は大きく評価できます。
全体に遅い分、瘴気めいた雰囲気がアルバム全体に漂い、聴いてきて気持ち悪くなってきました。善からぬ呪(まじな)いをかけられているような気分になれます。
……これでいいのか。M.ANGELの作品だし。
始めの2トラックの間、延々と続く蛙の声(なのかよ本当に)だけでも、それは実感できるかと。
歌詞やメンバー・ショットに異教(クトゥルフ?)な雰囲気が出ているのも、神秘的で良いですね。露骨な悪魔崇拝をするより、彼等に似合うと思います。


MORBID ANGEL - Illud Divinum Insanus (2011-11-24 12:34:14)

星献上は無しで。ちょっと無理。
私はSAMAELにしろFEAR FACTORYにしろMINISTRYにしろ,インダス
トリアル色の強いバンドが苦手なので,あくまでもともとのデスメタル
路線が好きだった視点での意見です。

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さて,これのリミックスアルバムが2枚組で出るそうな。
そりゃ昔のミニ『ライバッハ』は楽しめたけど,それはないと思う昨今。

ライヴに関してはEvil Dの復帰は喜ばしいことだったと思います。
AやCの曲目をふんだんに盛り込んだセトリが生で聞けたわけで。

ただし,なるほどGENITORTURERSに寄ってしまったこの作自体は,
正直なところ(悪い方に)ありえない舵取りだと思います。
もともとシンセっぽいインストものを入れてみたり,ふつーに曲を聴く
だけのリスナーには価格向上要因でしかない『H』2枚目を標準装備
してみたりと移り気なバンドではありましたが,ブランドの看板を塗り
変えるような新作っていうのはどうなのかと。

'70年代の音作りに変化してしまったOPETH(メロは意外と前2枚の
ままだと思う),フォークロックですかと言いたい最近のPAIN OF
SALVATIONは,まだそのバンドとしての音の主張が残っていましたが,
コイツに限れば,リフの中にたまに見えるメロが「いつものトレイ節」
なだけで,起伏がまるでなくて実に飽きる。

マシなのは「Existo Valgore」「Blades for Baal」くらいか。
音質も,何故かクリアに冷たくメタリックにしてしまったので,
あの「異様な音」を期待しても無駄に思える。

加えて,ジャケットはBEHEMOTHの二番煎じみたいだし,LIVING
CONTINUAM関連の「教条」も書いてないしで,バンド史上最高に
薄味な作でもあるような。
歌詞もあんまり邪教してないみたいだし・・・

・・・まぁ,8年も潜伏してれば,路線も変わるよね。
アメリカのバンドだし,こういう流行もきっと見てきたんだよね。
と言ってあげたい!言わないけど。


MR. BIG - Get Over It ★★ (2010-05-17 20:02:00)

聞き手の好みの差なのか、メンバーの趣味が出すぎたのか……
ブルース・ロックとして聴けてしまう故に、エリックの歌にすら軽さ(パワーが無いとか
下手とかいうわけではない)が感じられなくなり、結果楽しめるようになった、という印象。
リズム隊の二人がアレだからだろう、やたらと重さを感じる。
歌詞・アートワーク含めてかなり好きな一枚。
自分としては、1stのみに存在していたバンドのカラーが瞬間風速的に戻ってきたアルバムだと思う。
だって、もともとのバンド名の由来がTHE WHOなんでしょ?
今の時代にこの路線でずっと続けられたらちょっと反応に困るが、一枚作ってくれる限りには良作。
ついでに。
上の方で少し書かれている「作りこみ」の要素が入った御陰なのか、真性ブルースの
とっつきにくさは漂っていないように思う。ぎりぎり「HR」のレールに乗って、
ブルースっぽいロックをやった、そういう位置づけじゃないだろうか。
そう考えると、本当のブルース親父世代向けでも新世代向けでもなく、バンドが散る頃の時代に
マッチした徒花だったのかもしれない。


MR. BIG - Superfantastic ★★ (2010-05-17 20:10:00)

言うべきことが全て言われている……
いや、他の二曲も十分に良いのです。でも③が定価分の全てを食ってしまっている。
この曲のソロがこれほど待ち遠しく聞こえるカヴァーって。
こんなもん録音するようなバンドの状態って、アンサンブルとしてどんなだったのだろう?
今となっては考える意味の無い疑問だろうが、少なからず気になる。


NANOWAR - True Metal of the World - Master of Pizza (2010-08-08 15:47:25)

つべでライブを見てみた。
……あれ?かっこいいじゃん?歌詞が謎だけど。
学祭とかでやるならこの方が……


NEVERMORE ★★ (2010-05-16 13:11:00)

あれっ
よく見たら1stアルバムの項目が無いではないか!
……折角買ったし、聴いたら書くとしよう。


NEVERMORE - Enemies of Reality ★★ (2005-03-16 04:49:00)

やはり、今作の音は評判が悪いようですね……私は、「肉を詰めた袋でぶん殴られてるような音(でしたっけ?)」の今作の方が好きなのですが。
バンド自体は3rd『Dreaming Neon Black』から知っていましたが、入手は5(これ)、4、3、SANCTUARY2の順です。そういう聴き手の意見ということで。ブルータルな印象の他に、口ずさめる歌メロが増えたのも特長ではないでしょうか(「Seed Awakening」などでは私には無理ですが)。ギターの目立ち方といい、アルバムの流れといい、起伏が増えたために彩りが増した感があります。
そして最大の疑問。どうしてこんなに書き込みが少ないんでしょうか……私はスーパー内のCD店がしっかり試聴に入れていたのまで見たというのに……。サッチモリーさんの意見そのものの良作なのに。あーあ。


NEVERMORE - Enemies of Reality ★★ (2008-10-09 22:03:00)

やはり、今作の音は評判が悪いようですね……私は、「肉を詰めた袋でぶん殴られてるような音(でしたっけ?)」の今作の方が好きなのですが。
バンド自体は3rd『Dreaming Neon Black』から知っていましたが、入手は5(これ)、4、3、SANCTUARY2の順です。そういう聴き手の意見ということで。ブルータルな印象の他に、口ずさめる歌メロが増えたのも特長ではないでしょうか(「Seed Awakening」などでは私には無理ですが)。ギターの目立ち方といい、アルバムの流れといい、起伏が増えたために彩りが増した感があります。
そして最大の疑問。どうしてこんなに書き込みが少ないんでしょうか……私はスーパー内のCD店がしっかり試聴に入れていたのまで見たというのに……。サッチモリーさんの意見そのものの良作なのに。あーあ。
追記:A. Sneapリミックスを聴きました(公式HPでは、原版購入者は5ドルで買えたそうですが、海外決済とか英語とか面倒なのでアマゾンで3300円くらい)
マスターテープの影響か、バックングの篭った音感は残留。
上に乗るG.は全般にクリアな印象の音になっている。
印象としては、「普通の格好良いメタル」の音になった、といったところ。
原版にあった、灰色の濃霧に視界を奪われたまま終末予言を突きつけられるような
緊張感が消えてしまい、バンドの音楽の神秘性を台無しにした感覚。
これが悪いとは言わないけれど、流石にミスマッチでは?


NEVERMORE - Enemies of Reality - Enemies of Reality ★★★ (2007-08-09 01:27:55)

文句無い。ヘヴィってこういうことだ。
ギターがメロディアスで弾きまくるっていうのも、こういうことだ。
スピード感があってイーヴルで。モダン・スラッシュというジャンル
の規範になることを希望。