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NEVERMORE - Nevermore ★★ (2010-05-20 20:55:00)

1stアルバムが載ってないとは……と言いつつ、いつの間にか出ていた
リマスター版を入手して、ようやく書いているのですが。
もともとはデモをそのままアルバム化した作品とのことですが、
ニール・カーノンのプロデュースの腕なのか、リマスター効果が
かなり高いのかはともかく、音質・楽曲両面で通常作品クオリティ。
躍動感と透明感の増したSANCTUARY『Into~』というイメージでしょうか。
現代的でうねった(普通の所謂ヘヴィ・グルーヴではなく、リフがのたうつイメージ)
メロディアス・スラッシュ・メタルと言ってよさそうではある。
ただし、所々でざくざくと刻むリフが確かに武器の一つではあるものの、
楽曲そのもののテンポはミドルより遅い。
また、ウォーレルのvo.は随分と旋律豊かで、歌モノとしての味も強い辺り、
NEVERMOREが今持っている音へ接近してはいても、オーソドックスな印象はある。
重い音が嫌いでなければ、これはメタル者以外にも薦められるかもしれない。
ただし、ジェフ・ルーミスのg.は最近の作品より大人しいので、
極めまくりのソロは期待してはいけない。


NEVERMORE - This Godless Endeavor ★★ (2005-09-01 05:40:00)

アマ●ンで調べて来ましたが、ジャケット綺麗ですねぇ……
日本盤はキングから10/6に出るらしいので、それ待ちです。同系統のCOMMUNICというバンドが国内発売されていたのと、以前にも冷遇されつつ国内発売されたのを理由に粘ってみた甲斐があた?
>コカワさん
あ、同意見の方が。スニープよりカーノンの音の方が、私も合っていると思います。
それにしても、純粋な音であるが故に人気が無いのだとしたらCONCERTO MOONかと愚痴を言いたく(以下略)


NEVERMORE - This Godless Endeavor ★★ (2005-10-27 13:22:00)

国内版入手しました。ライヴ・テイク二曲追加でした。
ちょこちょことレビューを見て周った限り、①“Born"の人気は高そうですが、私にはあまり響きませんでした。ヴァースがザクザク刻むだけで、ウォーレルの巧者ぶりを無駄遣いしている気がしまして。
全体的にも、速くなったSANCTUARYというべきか、今となっては少々懐古趣味に過ぎるスラッシュに戻った感があります。前作『Enemies~』の、明るさとwickedな展開の入り混じった感触が大好きなので、悪くはないけれど物足りない印象。
前作のリミックス版(入手していませんが)を出すほどにメンバーが入れ込んでいるらしいA.スニープの音作りも、特に魅力的でもなく(Gのリード・ブレイクは確かにクリアですが)、彼等がわざわざ取り入れるべき要素ではないと私見。

原点に戻った部分や、バンドの歴史を鑑みての価値、アルバム単品としての完成度に文句はなけれど、すっきりしない作品に思います。


NILE (2012-06-27 23:04:52)

新譜が出たので、項目だけ足しておきます。
またボーナストラックはインスト版2曲と、ちょっと残念。


NILE - Annihilation of the Wicked ★★ (2005-06-19 22:40:00)

良いですねぇNILE。私にとってはMORBID ANGELよりCANNIBAL CORPSEよりNAPALM DEATHよりブル・デスの象徴なので、今作の予想以上の出来に満足です。
幾分雰囲気作りに寄った感のある2nd『Black~』、デスメタルとしての直情性を重んじた曲調の為か叙事詩的な部分が多少遊離していた3rd『~Shrines』と比して、独特のメロディが曲と分かちがたく噛み合った作品になりました。
以前の作品で登場した旋律らしきパートが数箇所あるように思いましたが、アルバム一枚を通して一気に聴かせる力の下では些細な問題。組曲形式のトラックは事実上無くなりましたが、7分を越える長編が3曲あり、ボリューム面でも不足はありません。
歌詞は相変わらずエジプトの歴史書(の宗教統治や残酷さを象徴する場面)やラヴクラフトの著作を元にしたもので、毎度の本人解説もしっかり付いています。ジャケットも含めて、幾分分りやすくなったように感じますが。
バンド名と曲(音および詞)のイメージがこれ程一致するバンドも珍しい。
この音をキャッチーと呼んでいいものか迷いますが、少なくとも三枚聴いた中ではそうではないかと。これを機会にファンが増えてほしいものです。


NILE - Ithyphallic ★★ (2007-09-09 23:45:00)

ユニオンではやたら並んでいるのに、書き込みが少ないですね。
これ以前のアルバム四枚からのベスト盤もほぼ同発のようです。
『The Bleeding』頃のCANNNIBAL CORPSE的なデスメタル部分と、『Gateways~』あたりの
MORNID ANGELのようなスローパートに入るNILE御馴染のメロディ(中近東ちっくというか、
暑い国の薄闇の儀式ちっくな)とが半々に混じった、良し悪しはともかく「すっきりとした」
印象のアルバム。ゴングや読経があからさまに入らなくなったのも、これに荷担しているかも
しれない。
2nd『Black~』、3rd『~Shrines』のように「一聴してでは判らない曲が詰め込まれた作品」
から、突撃志向に感じられた4th『Annihilation~』を経て、「ルーツ志向のデスメタル」に
変化したように感じられなくもない。
一曲目から(インストではない正規の1トラック目)判りやすいクトゥルーものだし、「判り
易さ」を狙ったのだろうか?
というわけで、そういう作品。
追記。
日本ボーナスは収録曲のインスト・バージョンが2曲。
ブックレットにも日本ライナーにも、2nd以降御馴染の曲内容解説が無い。
この仕様はあまり良くない変化だと思う。


NILE - Those Whom the Gods Detest ★★ (2010-04-28 21:23:00)

↑で、らくがきアニソンでよく見るお名前が並んでいるのが謎。
日本盤は、収録曲2つのインスト版を追加でした。
うーむ……
歌詞のカール本人解説が戻ってきた(ただし今回は対訳なし)のは嬉しいのですが、
肝腎の音が、聞き込まないとどうにもすっきりしすぎている。やってることは相変わらずなのに。
ニール・カーノンのプロデュースが効いてるのか?
トリオ編成(g,b,dr)になった影響もあるのか、重層的な音作りも三人でグルグル言ってたvo.の重なりも薄くなり、
ソロなどのgメロが聞こえやすくはなったものの全体に(圧迫という意味での)迫力不足な印象。
こいつらにクリーンvo.(絶叫みたいな「いやぁぁぁぁ」なの)は不要だし、いつもなら
ブルデス部分に溶け込んで聞こえる民族要素が少なくなっているのも妙な印象。
↑でUsherさん(長い)がコメントしている変化が、3rd『In Their~』以降追っている自分にとっては少々生温かったのでした。
暗黒ぶりでも拷問にも似た曲のややこしさでも、3rdが頂点だったのかもしれません。
つまり、それ以降のNILEに求めるべきものは、少々変わってきたという……
そういえば、歌詞も今回はそんなに残酷じゃないですね。
アラーの他に神はいまさず
から始まるアルバムだもんなぁ……(とはいえ、本人解説で見る限り、あらゆる侵略や
宗教的圧迫に対してFxxkと言える人のための歌として歌った、というような記述が
あったりします。Extreme Metalを聞く人は、大抵そうなんじゃない?とも。
このあたりは「The Blessed Dead」に近いかもしれない)
一線級ブルデスとして聞く分には十分に安定株であると思います。
今回はもしかすると、カールのペダンティズムをすっきりと形にしたアルバムなのかもしれない。
……歌詞解説をちゃんと読んで聴くと、面白みが格段に増します。英和辞典片手にどうぞ。


NORTHER ★★ (2010-05-26 22:58:00)

MEGADETHカヴァー目当て(音は知ってる)で3rdを買うかと思ってみたら、
いつの間にか貴重盤になっている様子……
最初のジャケのバージョンなんてレアものの仲間入りか?
まぁ、インパクトはあってもあまり聞き込めなかった記憶はあるので、
そう値段を上げてまで買う気にはならないのだが。


OPETH ★★ (2007-08-24 01:54:00)

↑ARCH ENEMYやPAIN OF SALVATIONみたいな変身はしないでほしい……
ところで、関連付けでPORCUPINE TREEが無いのも変な話では。私は権限ないですが。グフ。


OPETH ★★ (2009-11-02 00:04:00)

最近は「持ってはいたがいまいち印象の弱かった曲」の価値の再発見が続いている……が、このOPETHも例外でなく。
黒水園の中で一番ランクの低かった「The Funeral Portrait」が、実は凄く美味しいメロディ持ってるじゃないの、と。
このバンド、意外にも「メタルとしての熱さ」もしっかり持ち合わせていたらしい。
普段の曲想が、アグレッシブな割に幽玄だから、その辺りは意識していなかったのだが……


OPETH - Blackwater Park ★★ (2004-12-10 12:23:00)

私のOPETH初体験です。へヴィさも結構あるのですが、凍りついた空気感を楽しむのが本来の味だと思います。曲の長さも良いです。細かいことは既に上で語られているのでそちらを参照(笑)。
『Still Life』(前作)と比べると、曲毎に独立で聴く構造ですが、逆にそのお陰でアルバム全体の色調のコントラストが見えるのは特長ですね。前作のドラマ性も良いものですが。
蛇足ですが・・・ケインさんの発言にある曲名、ブレイクではなく「Bleak」ですよね?「荒涼とした」の。


OPETH - Deliverance ★★ (2004-12-10 12:30:00)

良いアルバムなのは確かですが、『Damnation』にクリーンパートを取られたせいか、メロディに単調さを感じる部分が結構あるのが、少し辛いです。MORBID ANGELぽく感じられるパートがちらほらあるので、重さ重視の正統派デス系が好みの方に薦めるにはこれがいいと思いますが。
こんなことを書いてはいますが、次作(8th)が出たら多分真っ先に買います(笑)。


OPETH - Ghost Reveries ★★ (2005-09-07 23:31:00)

美しく、そして禍々しい。若干メジャーな色合いを過剰に身に付けた感はありますが(「Ghost of Perdition」どうしてこのオープニングで、ラストがこれですか(^^;)、これまでの素直な延長線に乗った作品ですね。
ジャケ買いの線もありだと思いますが、内ジャケ等は『Still Life』の表に死の埃を掛けたような内容なので、EMPERORの2nd(『Anthems~』)や同3rd(『IX~』)の雰囲気です。SENTENCEDの『Cold~』のような絵柄を期待する向きは、すこしだけご注意。


OPETH - Still Day Beneath the Sun ★★ (2005-09-07 23:41:00)

USAのみのシングルだそうです。EU版『Blackwater Park』の限定版ディスク2としても聴けますが、そちらでは歌詞が付いていないんですよね、残念。(シングル版に付属しているかは未確認)
『Damnation』の先駆け、というのも変な言い方ですが、アコースティック風味・デス声無しの、穏やかで儚い曲が聴けます。「Patterns in the Ivy」のpart2も収録。
要らないデモ・バージョンやリミックスを入れたりするくらいなら、こういう曲を日本盤ボーナスにして欲しい、と思うのは贅沢でしょうか。


OPETH - Still Life ★★ (2005-03-06 03:28:00)

言うべきことはもう上に書き尽くされていますね。ストーリーアルバムなのに楽曲の
多彩さを欠かず、長いのに一気に聴ける、とだけ言い足します。
『Blackwater Park』とセットで、"一枚の絵巻"と"小品(十分長いですが)を集めた
画集"、という位置付けで楽しむのもよいのではないでしょうか。どちらも多分に絵画的
な作品ですから。


PAIN OF SALVATION ★★ (2010-06-13 20:47:00)

「リノリウム」の次出たんですね
……でも、レビューを見る限りだと、『Be』~『Scarsick』の低迷ぶりを
脱するだけのものはできていない様子。ある意味予想通り……。
それにしても、『Scarsick』って、確かブックレットに「part2」表記があった記憶が。
まぁ、1と言っておいてから2や3を繋いでもロクなことにならないのは
大概のバンドが証明してみせてしまってはいるとはいえ、このバンドが
ここまで陥穽にはまると辛いなぁ。


PAIN OF SALVATION ★★ (2010-08-27 22:15:00)

久しぶりの(実際にはアルバムとしては『Scarsick』を挟んだだけだが)新作を入手。
詳細はレビューの方へ。
しかし、PEのコンセプトは、もうDREAM THEATERの「Metropolis」になるんじゃないだろうか。
布陣も趣味もPt.1の頃の枠組みは崩壊して、本人たちにも永久に埋められないカタチになるという。
(シグナスはBook 2の方が個人的には超名曲なので、アレと比べるとパート氏が可哀想だ)


PAIN OF SALVATION - 12:5 ★★ (2005-12-19 13:57:00)

タイトルの意味が分からないのが唯弐の難点。もう一つは「This Heart of Mine」で、
私の好きな“I believe this heart of mine~"の部分が割愛されていること。
お気に入りは「Oblivion Ocean」。上で美雪さんも書かれていますね。これのお陰で
1st『Entropia』を買う気になりました。
「Ashes」が長調にアレンジされていたり、それまでの曲に異なった繋がりを与えたり
と、ライヴ盤ならではの調理の仕方が見事。
音作りにおいて(時に過剰な感のある)尖った感触が無いので、1stや3rd『Perfect Element pt.1』の楽曲が聞き易くなったのも好感触。
まぁ、このバンドですし。……毎度ながら凄い。


PAIN OF SALVATION - BE ★★ (2004-10-21 22:35:00)

雰囲気が違うといえば、スタジオ前2作(「PE.1」「RL」)で顕著だった、「血の味と肌の感触」を思わせる生々しさが消えましたね。その分、特に気合を入れなくても一気に聴ける作品になった気がします。PinkFloydの「狂気(DSotM)」に似た感じがしたのは私だけですか?


PAIN OF SALVATION - Entropia ★★ (2004-12-10 12:17:00)

何故に書き込みが一つしか…。練りこむタイプのバンドの1stは時に中途半端なものだと思いますが、PoSに関してそんな予想が成り立つはずも無いわけで。
『12:5』で「Oblivion Ocean」が気に入ったら是非購入しましょう。こちらのオリジナルバージョンを聴くためだけでも(失礼?)買う価値はあります。


PAIN OF SALVATION - Remedy Lane ★★ (2004-10-21 22:48:00)

記念すべき、私のPofS初体験アルバム。
感情的でテクニカルで、味わって聴くべき作品の筆頭だと思います。舞曲(ワルツ?)系のリズムが多いのもポイント高いです。何より、コンセプトに音や歌詞やアルバムの構成が喰われてしまわず、一曲ずつ切り出してもトータルでも楽しめる作品であることが重要かも知れませんが。
それにしても、どうしてこんなにPofSについて書き込みが少ないんでしょう?
重く、時に具体的な歌詞であるとはいえ、(特にこのアルバムは)受け入れ辛いテーマではないと思うのですが……。


PAIN OF SALVATION - Road Salt One ★★ (2010-08-27 22:38:00)

>2Y1Y1Z2さん
あの……だからPt.2は『scarsick』がそうなんじゃないのかと……
(個人的には音楽として見事な黒歴史アルバムですが。楽曲としてのつまらなさを
弁護しきれなかった)

まずはアルバムの詳細について。
外版デジパックだと、アタマに「What she means to me」が追加されます。
そして、「No way」と「Road salt」が伸張バージョンだそうです。
自分はこっちを中古で入手。
今般出た日本版だと、アタマのボートラは同じですが、ラストに「Tip toe two」が付くそうです。
裏ジャケのクレジットでは、伸張バージョン曲はない模様。

さて、肝心なのかどうかは読む人任せな、内容の紹介。
私としては、『Be』『Scarsick』の「エフェクト・SEでの構成路線」から、「ヘヴィかつ
人肌の温もりを持つ悲痛な歌もの作品」に回帰してくれて、ようやく真面目にバンド作を
作る気を取り戻したかダニエル……といった感じの評価。
ただし、音は確かに、ガレージバンド風味。もしくはその昔のパブ・バンドだろうか?
ブックレットの中が、キャンプに来ている夫婦のような写真で構成されているので、
その中にあるキャンプファイヤーで奏されている音楽なのかもしれない。
とはいえ、弦楽器の響きを聴くと、アコースティックかつ埃の空気感のある屋外演奏ではなく、
スタジオで真面目に作ったんだろうなー、と思う感触もある。
変な例えだが、OPETHでいうところの『Damnation』のような作品かもしれない。
ALICE IN CHAINSとか、FREAK KITCHENとかが好きな人が半分洒落で買ってあげると
良い感じなんじゃないかと思うが……どうなんだろう?
歌詞も、どうやら「これまでの人生で常に刻んできた、個人間関係での軋轢」を綴ったような、
中期(『PE1』『RL』)路線に戻ってきたようで、いつもの日常感&暗さで一安心。

歌としては、ボーナスである①をはじめ、vo.曲として楽しめるメロディ・ラインに
それなりに富んでいるので、『scarsick』で見せた言葉の羅列やラップ調、ディスコ気取りの
声の入れ方に比べれば随分と、一聴した時点で楽しめる印象。
ダニエルの声も、『PE1』や『RL』で出てきた、有機由来の鉄錆の匂いたっぷりのメロが
所々で顔を出し、押し付けがましさが減ったように思う。
初期二枚(『Entropia』『One~』)で見られた透明感のある歌い方が懐かしくなることもあるが……。

最後に。
各曲は長さやバンドのインスト部分が薄め(歌の後ろはなかなか凄いことをやっている
ようにも思うが)なこともあってあっさりサイズだが、どうやらアルバム全体の中で切れ目が
意識されない構成になっているようだ。
次々に繰り出されてくる歌メロを追っているうちに「あれ、もうこんな後半?」と我に帰る
体験をさせてもらっている。
これは「聞き飽きていない」ことのサインではないかな……と歓迎中。
……しかし、コンセプトに反するのか何なのか知らないが、①からボーナス(しかも
美味しい曲)というのはどうなんだダニエル……本国のファンが泣くのでは?


PAIN OF SALVATION - Scarsick ★★ (2007-02-23 22:07:00)

ライナーでは「冒頭2曲がラップ調で面食らう」とか書いてありますが、これまでの作でも
歌のバックに速い語りが入ることは多々有ったわけで、何を勘違いしているのやら、です。
『Be』のように本当に「語りだけ」に近いトラックがあるわけではなく、『RL』の構造と
『One~』のころの単色さや直接的な社会性を合わせて、全体に静かにしたような、言って
みればいつものPoS。相変わらず、ハードカバーの本を通して読むような作品。
固有名詞ちっくな言葉を組み合わせて出来た曲もありますが、DREAM THEATERが「Just Let
Me Breath」でやった程あからさまではないので、作詞者本人の愚痴には聞こえずに済んで
いますし。
ポップな「America」とリズム楽器が見事に電子音な「Disco Queen」が、違和感なくアルバム
の流れに入ってしまっているのは、ダニエルの能力にキャリアが加わった故か。
ただ、確かにGソロは全然目立ちませんね。Baのクリスが抜けたせいでダニエルが疲れちゃった
んでしょうか。
ブックレット冒頭に、解説無しで「part II」とあることからTPE2と考えてよさそうです
(「King of Loss」に対応していそうな「Kingdom of Loss」もあるし)。しかし、
主人公に程近い視点でのオムニバスの物語を語っていくことでストーリーを作るような
『Entropia』~『RL』までの4作に、『Be』の手法を混ぜたような作りなので、QUEENSRYCHE
の『Operation~II』のような位置付けとは異なりますね。
『TPEI』と『RL』のような血塗れの作品ばかり続いても怖いので、こういう展開もありかと。
欲を言えば、歌メロ作るのも巧いんだから、もう少しそっちで酔える曲を増やしてほしいか。
-----------------------------------------------------------
相当時間が経ってから追記。
今でも「バンド(=ダニエル)としてのPoS作品」としての価値は十分だと思いますが、
「これまで(特にTPE1~RL)のPoSリスナーのための作品」かというと、もうはっきりと
「No」が出てしまったように思う。
『Be』の20年くらい前のNHKの教養ドキュメンタリー的な構成からして違和感はあったが、
今回はそれが顕在化(もしくは固定化)した印象。
このバンドに対しては、激しい音かつゴシカル、ついでに楽器隊が頑張った上で描かれる
ドラマが見たいんであって、TV評論家っぽい記事ものは期待していない。
「現代のメタル」⇒「現代のロック」なのかもしれませんが、この変化は受け付けられなかったので、
フォローはやめることにしました。


PAIN OF SALVATION - The Perfect Element, Part I ★★ (2005-12-19 14:11:00)

リリースは知っていて、当時は見送ったアルバム。今だから書けますが、4th『RL』が
無かったら、本格的に触れることはなかったのではないかと。
具体的なことは上の書き込みの数々に譲るとして。
コンセプトの選び方やアートワークの陳腐さ(あくまで「幾分」のレベルですが)、
若干インダストリアル寄りの音質、など、“生々しさに寄った円やかさ"を含み始めた
バンドのカラーが初めて出た故の、試行錯誤の産物に感じます。
美しさと痛々しさの界面をどう加工するか、という好みの問題で片付くことなのです
が、敢えて酷評。ちなみに、一番耳馴染みが良かったのは「In the Flesh」でした。


PARADOX - Electrify ★★★ (2012-01-27 10:24:57)

こういうのが聞けると「あぁスラッシュ・メタルっていいなぁ」と思う。
内容は一個上で語られてるので省略。


PARADOX - Riot Squad ★★★ (2012-01-27 10:36:02)

また一個上で全て言うべきことを言われてる・・・

えーと,前作よりちょっとだけ音質がラフです。
攻撃一辺倒だけど各曲はドラマティックな現代風
スラッシュ(モダンヘヴィ以降って意味でなく)。

前作『Electrify』と変わらず邦盤も出てて幸せ。
ボーナス一曲ありなのまで同じ。


PORCUPINE TREE ★★ (2009-07-23 21:38:00)

まぁ、影響を受けた、とかプロデュースした、とかの繋がりを追っても
そうそう当たらないのはいつものことで。
『The Sky Moves Sideways』購入しました。多分4th、『Signify』の前作。
一曲目の大作から、デジタルっぽいリズムに土着音楽ちっくはPrac.が乗り、
なんとも分類の難しそうな音楽。
『Rayforce』のオリジナルBGM(ZUNTATAの)が、今まで聞いた音楽では
一番近いかもしれない……。
当人は、このアルバム以降「プログレ」(特にP.フロイド)扱いされるように
なったことが随分気に食わないんだそうな(ライナーより)。
特に似てはいないように思うが。
更に以前はサイケデリック・ロックだったというが、ううむ。


PRAYING MANTIS - Forever in Time ★★ (2005-03-27 15:05:00)

ライブを見てから買うことになった唯一のバンドだからか、トニー・オホーラのvoの印象が強く、その点で他の作品より頭一つ抜けていると感じます。分かりやすくありがちそうなメロディや歌詞も、歳のせいか渋みを増しているようで、私好みですし。
あまり青春に幸せな思い出の無い方は『A Cry~』よりこちらからどうぞ、というのはダメですか?


P名とアルバム表記に関しての相談スレ (2012-02-21 09:19:28)

最近はP名義のアルバムも増えているし,同じ曲が
複数のアルバムに収録されることも多いので,
このシリーズの現物を知らない人の便宜も考えると
コンピの名称でなく
 P名⇒曲
の登録に変えた方がいいと思うのですが,どうでしょう?


RAGE ★★ (2009-12-05 21:03:00)

しかし、ヴィクターってあまりにもライナーとかで持ち上げられすぎじゃないだろうか……
隠し味的に数曲作らせるのはいいけれど(いつも収録曲数多いし)、ピーヴィーの
作曲が肝なバンドなんだから、そっちに依存してはまずいと思う。
初期作(『Black in Mind』以前)がリマスターされたようだから、
最近しか知らない人はそっちに手を出してほしいところ。
改めて聞くと「Supersonic Hydromatic」がロックマンのBGMみたいだ……。


RAGE - Reflections of a Shadow ★★ (2005-03-27 15:22:00)

『Trapped!』の評価の割に、こちらは書き込みが少ないですね。タイトル曲はRAGEのフェイバリットの一つで、またこのマンニ時代の作としては『Missing Link』と並んで曲が粒揃い(質や傾向は違いますが)なので、不思議な気がします。安く見かけたら入手するのが吉かと。ただ結局、スピードとハイトーンvoをメインに求めることをしない限り、入門者には現編成の三枚で十分、と思ってしまいますが……。


RAGE - Soundchaser ★★ (2005-03-27 15:37:00)

このサイトのレビューで熱く扱われているので買いました。……文句無かったです。「Secrets~」「Human Metal」の歌メロで初めは飽きる、というのが欠点に感じましたが、「Defenders~」「Flesh~」があるのでそれで帳消しです(笑)。
リフ・オリエンテッドでありながら深い曲が並んでいる感触で、良質なクラシック音楽的フィーリングがあるように思います。メタルの耳に馴染み易く、更に聴き込みが楽しめる作品を作るようになったという意味で、現編成はバンド史上最強でしょう。
大学生さん:
「Human Metal」の歌詞は、主を失ったSoundchaserが現生人類の手で甦らされたシーンの歌ではないかと。まぁ、ヘヴィメタル万歳、というダブル・ミーニングもあるのかもしれませんが、アホみたいというのはちょっと。折角のストーリー・アルバムなら、物語の意味を考える楽しみもあるので……。それを考えないと、「Soundchaser」の冒頭の変な声(笑)も、何処の妖怪だこいつ、と思ってしまいますし。


RAGE - Thirteen ★★ (2005-03-27 15:17:00)

『Black in Mind』以降の歌メロ路線の終着点。そんな印象です。幽霊が見えるようになったら世界がこう見えるのだろう、という情景に、ピーヴィーの声が表現力不足でついていけていない気もするのですが。良い作品だと思いますが、少々早く出しすぎた異端作だったのかもしれません。そう言いつつ、RAGEのアルバムとしては『Welcome~』に次ぐ冒頭展開の妙を感じます。この路線はもう出ないでしょうから、折角なのでファンの方は聴きましょう。


RAGE - Welcome to the Other Side ★★ (2005-03-27 15:11:00)

本当に評価が低いですね。私もここのサイトで『Soundchaser』のレビューを見てから最近の作品を集めだした口なので豪そうなことは言えませんが……。
発売直後に試聴した時はフックが無いように感じましたが、この地味さとキャッチーさのバランスが絶妙だったのですね。現時点での新メンバー三作の中で、一番ゴシカルな作品なので、『Black in Mind』『Ghost』路線の完成形として、もっと評価されても良いのではないかと。「Sent by the Devil」「Waiting for the Moon」の歌詞が好きな方も是非。


RAINBOW - Live in Germany 1976 ★★ (2006-05-29 00:02:00)

一覧のアルバム数が増えすぎて見難いので、ここに書き込みます。
コージーのソロがある(個人的には、Drの音だけで4分続くのは
楽しむのに邪魔。「1812」入りのバージョンなら良かったのに)、
音源が同じ筈なのに「Kill the King」のロニーの声がイマイチ
綺麗に聴こえない、と『On Stage』に比べて不満点もあるアルバム
でしたが(選曲ではこちらに軍配)。
……出ましたね完全版。VAPの『Deutschland Tournee 1976』の
ことですが。リマスターもされていて有難い。
各曲については、ライヴならではの即興と迫力が増した(やたらと
クドくなったとも言う:笑)、と書けば十分ですね、リストは少し
上でSTPさんが書いて下さっていますし。


RAINBOW - Ritchie Blackmore's Rainbow ★★ (2006-05-28 23:24:00)

『Bent Out of Shape(ストリート・オブ・ドリームス)』と比べて
書き込みが1/3とは……。
「Smoke on the Water」のイントロが深紫の定番なら「16世紀」の
リフはファンタジーHRの定番だろうし、「Pictures of Home」と
「Temple of the King」の対照も楽しめると思うのですが。
全体に湿っぽい雰囲気なのが許せれば、名盤ではないかと。
「Black Sheep of the Family」が若干浮いているとか、「Still
I'm Sad」がインストだ(『Stranger in Us All』のドゥギー・
ホワイトvo.版の方が印象が強い)とか、文句はありますが。


RAINBOW - Stranger in Us All ★★ (2006-05-28 23:37:00)

少し上(4/21)のanthemさんが全て書かれているので、私として
は、内容について何も言えなくなってしまいましたが(笑)
最近のBLACKMORE'S NIGHTの傾向を見ていると、このアルバム
の路線に戻ってきてくれるのではないか、と淡い期待が生まれる
のも事実。
年齢や時代のテンションの影響もあるので、比較するのは間抜け
ですが、『Long Live Rock'n'Roll(バビロンの城門)』から
こういう方向に来ていてくれたら……私としては嬉しいのですが、
セールスがかなり落ちたかな(爆)


RENAISSANCE - Novella ★★ (2007-02-19 02:38:00)

私の所持は日本版です。
中性的ではないのですが、異常なまでの透明感の御蔭で人間味のない(無機質な
わけではない)voが売り?なバンドの有名作。
前半はかなりアトモスフェリックな曲が3曲連続です。こう言えば幻想的ですが、
ノリとしては、同じフレーズ(歌メロ含む)が延々と繰り返すので、薄曇りの浜辺で
温い温度の海水に浸かって延々揺られている雰囲気です。
なので、①(イントロは恰好良い)の長さは少々辛い。時々鳴る音量の大きい管弦や
目立つB&Drの存在意義に疑義も挟まります。PfやGは細かいところで良い仕事をして
いるのですが。
②はメロも弦も綺麗なのに、被さる男声voが少々目障り。慣れればどうということは
ないですが、これが無ければもっと浮世離れできたろうに。
小品で歌メロ重視な④、①と同系統ながら展開(インストの強いプログレ系とは
ニュアンスが異なりますが)とそれなりの激しさを備えた⑤(やはりB,Drと、
後半頑張るサックスの存在意義は微妙かと。妙に目立っているので)ではそれまで
とは異色な雰囲気で盛り上げてくれます。
クラシックの声楽曲の現世離れっぷりや協奏曲の長さにはついていけないが、
繰り返す主題と管弦の音に浸かりたい方向けかと。独特の雰囲気も曲の出来も
一級品ですが、万人に喜ばれるかといえば、私見では否定的。
苦い珈琲と併せるべきマニアの名盤。


ROCKET SCIENTISTS ★★ (2010-08-27 22:53:00)

『Earthbound』が入ってないじゃないか!
なんてこった。


ROCKET SCIENTISTS ★★ (2010-08-27 22:55:00)

『Earthbound』が入ってないじゃないか!
なんてこった。
それにしても、色々楽器に凝っているわりに「別に僕、凄いって思われなくてもいいもんね」と
素直に言ってそうなサウンド・メイキングに惚れる。
……なんか夢見る少年な人相ですよねErik。


ROCKET SCIENTISTS - Brutal Architecture ★★ (2009-03-14 20:30:00)

地味、というかジャケット通りの灰色の薄い霞がかかったような味気なさは否定できない。
が、タイトル曲や、ラスト3曲(ボーナス除く)連続する歌ものの浮遊感はイギリス系の
音として楽しめると思うが……(カリフォルニアの人でしたっけ、本人は)。
とはいえ、やはりインスト・バンドから始まったからか、サウンドメイキングを楽しめないと、
アルバム全体を通して聴くのは辛いかもしれない。
タイトル曲の歌詞に出てくるような、昔の小道具的な概念SF(数学者が作った異次元な家が
ネタ。原作は知りませんが……書いてくれよタイトル)にあるような人工的なのに湿った、
コンクリ建物ばっかりの区画の朝霧の匂いのような空気感は、後の作品では薄れてくる。


ROCKET SCIENTISTS - Looking Backward ★★ (2010-06-06 01:40:00)

2007年発売のBOX-SET。
『Earthbound』(インスト主体じゃなかったのか?vo曲が沢山あるが)
『Brutal Architecture』
『Oblivion Days』
の3枚に、既存曲のスタジオ・セッション中心のボーナスCD、更にボーナスDVDをつけた5枚組。
過去作は全てリマスターが入っている。
歌詞も全部書いてあって、本人ライナーも充実。
このバンドを極めたいマニア諸氏はどうぞ。……世界でもどれだけいるんだ?


ROCKET SCIENTISTS - Oblivion Days ★★ (2009-03-14 20:03:00)

『Brutal Architecture』の次なので、バンドとしては3rd(のはず。1stが『Earthbound』)。
前作よりも、グランジ寄り?なダルな感覚を減らし、「Brutal Architecture」(イントロの1分くらいを除く)での
挑戦的な(ライト・プログレとでも言うのか?)アプローチと、「Mariner」での叙情性を強化したような作風。
LANA LANE『Red Plabet Bouleverd』との差別化が少々難しいが、タイトル曲や「Escape」での
大仰かつメロウな歌メロは良品だと思う。
ラナの方の日本版ライナーでよく書かれる「ハードロック」の音像を求めると少々つらいが、
かっちりと組まれつつ意外性のある曲構成は、幕間の多い舞台劇を見るような楽しみ方が
できるかもしれない。
Ericのソロ作での「Rome is Burning」のような疾走曲はないので、そういうのがお好みの向きは
そちら(『Into the Sunset』)を推奨。


ROCKET SCIENTISTS - Revolution Road ★★ (2009-03-14 20:24:00)

前作『Oblivion~』と同様の相変わらずのジャケットな(褒め言葉)、2枚組の作品。4thか?
このバンドの「らしさ」は何にも変わっていません。
天文学者の名前シリーズや、本国アメリカのTVシリーズのカヴァーといったインスト曲も毎度の如く収録、
『Brutal~』の頃の無機質な浮遊感のある楽曲もしっかり収録。
全体では、より「ロック」した曲が増えた感触があり、気持ち良くノレるアルバムでもあります。
今回もタイトル曲が判り易くて良いので、とりあえずそこから聞くのをお勧め。
オルガンちっくな音色と、重いのにどこか甘やかなリフを使いこなすこの人、マニア向けに
しておくのはもったいな……いや、そんなものか。


ROTTING CHRIST ★★ (2010-07-17 21:39:00)

同じくDEAD POEMは持ってます。
あんまり純正ブラックは楽しめないタチなので、判りやすいリフで
押してくれるバンドになっててくれれば買う気がするんですが……


ROTTING CHRIST ★★ (2010-07-17 21:55:00)

公式PVらしきものを見つけたので貼っておきます
Enuma Elish

http://www.youtube.com/watch?v=THJ0bjl9dRI


RUSH - Clockwork Angels ★★ (2012-06-27 23:16:32)

『Hemisphere』が今のところ一番のお気に入り、
『Moving Pictures』はリマスター版で再評価、
『Counterparts』が最近のお気に入り、
レギュラー作で持ってないのが『Hold~』『Roll~』
(『Presto』もか?)、『Vapor~』と『Snake~』は
売ってしまった人のコメントです。

何処かで『Vapor Trails』+『Counterparts』と
書かれていましたが、なるほどそんな感じです。
ヘヴィでグルーヴィで、でもメロディは(ある意味
「いつものRUSHらしく」)優しげで耳を刺激する。

かといって進歩がないかというと、上の書き込みなどを
見る限り、退潮したから聞きやすくなったというわけでは
ない模様。

これが「第一線」の実力か。


S.O.D.(STORMTROOPERS OF DEATH) - Speak English or Die ★★ (2007-08-10 00:18:00)

上の評価はどれも正解だと思う。
ただし、BRUT TRUTHの1stのように熱く暴れる印象よりも、何処か気分が憂鬱になる印象が強い。
SEX PISTOLSやGRENN DAYでもそうなので、もしかしたら、このアルバムこそが「ハードコアなパンク」なのかもしれない。


SENTENCED - The Funeral Album ★★ (2005-07-19 02:00:00)

輸入盤の三面開き(でいいのかな)パッケージを中古で見つけたので、日本盤を待てずに買ってしまいました。ボートラは『Ever-flost』のc/wだと勝手に予想して無視です(笑)。
これで散るのは美しいですね。凄絶さでは"Lay thorns on my grave!"で散ったEMPERORには劣りますが。
内容から見ると、"当たり前のロック・バンドに"なるギリギリ手前で踏みとどまった感があるので、その意味でも引き際を心得た作品(と解散)ではないかと。
ただし、年月や経験による洗練を除けば、『Crimson』には何とか並べるとしても『Cold White Light』を越えるとは言い難いように感じます。元より本人達にそんな気が無かったのではないかとも思いますが……。散漫さを無くせた分だけ即効性が消えた『Frozen』といった感触。
それにしても、良いと思える曲はちゃんとアルバム毎に有って(ヴィレ時代のみですが。『Amok』は好みの問題なのか、ほとんどラックの肥やし)、アートワークの雰囲気も好きなのに、終始贔屓バンドとは言えない中途半端な存在でした。不思議。


SEX MACHINEGUNS - 45°↗ ★★ (2009-10-10 14:24:00)

矢印マークだタイトルに書けませんよ。
本当に新型METALLICA大好き~な内容になりましたね。
リーダートラック「ANACONDA」はどうということもない、速さより重さのリフワークが要。歌い方はもろに「JUNK FOOD」。
シングルの「プライド」(ミックス違い)は様式美SMの久々の曲ですが、それなら
シングル買えばいいだけだしな……。
イントロが美メロなバラード「CHE」もMETALLICA。
「DEATH GAME」は初期METALLICAっぽいが、ハイトーンvo.が何故か苦しそう。
普通のとか電動とかの自転車を歌った「チャーリーママ」が比較的ナイス。
ラムちゃん(トレイ大喜び?羊肉ちゃいまんがな)「TIGER BIKINI」も最近のMETALLICA。
全体的に、『LOAD』~『DEATH MAGNETIC』期のMETALLICAが合わない向きにはまずいアルバム。
前作『キャメロン』より方向性は統一されたが、この音で今のメタル、というのはどうなのだろう……。
「青春時代」もそうだが、世代が本当に体育会系ですねANCHANG。その歳のせいなのか、シャウトで楽しめる曲が
ほとんどないのが寂しい。本当に『~USA』で燃え尽きたか?


SEX MACHINEGUNS - 45°↗ - チャーリーママ ★★ (2009-10-18 02:25:03)

渋めの声でANCHANGが歌うママチャリの歌。
跳ね気味のリフが楽しい。
『MADE IN USA』に入っていても違和感はなさそうな曲調。
サビ最後の「こっから駅まで三分半だぜー!」の高音が気持ちいい。
g.ソロはもろにANCHANGのノリ。
音作りにしろ勢いにしろ少々地味な印象はあるが、カラオケで
叫ぶと気分が良さそうだ。


SEX MACHINEGUNS - Barbe-Q★マイケル ★★ (2005-04-05 03:34:00)

「とうちゃん」「愛こそ」「Fire」「みどり」が揃っているので文句は無いです。2ndよりは通して聴き易いですし。ただ、ライブ版を見る限り、やっている曲が私の好みと綺麗に反対なので、この先迷走しないかな……と心配ではありました。これは結局杞憂だったようですが、一枚くらい、完全王道だけでしかも飽きないアルバムを作ってくれないかな、と淡い期待が残ります。


SEX MACHINEGUNS - HEAVY METAL THUNDER ★★ (2005-03-16 03:44:00)

SHARKさん:やはり元ネタありですか。時たま聞き覚えのあるフレーズが出てくるので、幾つか邪推していたのですが。余談ですが、バンド・ロゴがPRAYING MANTISに見えた私は捻くれ者でしょうか?
全体に、今までのマシンガンズのパーツ(抽象的にも具体的にも)を集めて、それらを骨太なメタルの様式のもとに纏め上げた、という感のアルバムですね。Voの声色が結構多様だったり、現代的("このご時世"の流れは置いておくとして)な曲構成もあったりするので、単純にオーセンティックなメタルだ、と言い切れる内容ではないと思いますが。何にせよ、通して聴くことが楽しいアルバム、という意味では、5枚中での最高作ではないかと私見します(二位は『Ignition』、三位は『Sex Mashinegun』)。
他に、歌詞の練りが確実に増してきた気がします。1stの直球路線も好きですが、キャリアを積んだバンドだけに、このアルバムでの味は嬉しいです。「踏み台昇降運動」が哀愁(勿論、「ONIGUNSOW」系の)ソングなのは当然として、まさか「出前道」で泣くとは思いませんでした……。


SEX MACHINEGUNS - IGNITION ★★ (2005-04-05 03:28:00)

勢いが無い……なるほど、言われてみればそうですね。
尤も私としては、好きな曲の存在がある故のお気に入りだったこれまでの三枚と違い、アルバムの流れが充実しているので、この作品に文句はありません。1stはメタルと言えばメタル一色ですが、"この曲がここに無くても……"と思う曲があったので、独自性を頭から見せたことによるインパクトの高さ以外では凡庸、とも言えますし。
それに、「暴走ロック」を聴いて"とうとう「Highway Star」まで戻ったか"と笑えるのも、これはこれでメタルの原点なのでは?古すぎますが(笑)


SEX MACHINEGUNS - MADE IN USA ★★ (2006-05-11 23:31:00)

音質に関しては、前作との比較ではともかく、ジャケ
のように埃っぽい印象で、絶賛する気にはならない処。
元ネタ楽曲が結構古そう('80年代なのでは?)なので、
合ってはいると思いますが。
内容は、偉大なるオマージュ。
……としか言えません(笑)
これはこれで、もう芸風として納得できます。

METALLICA風味というより、一曲ずつに明確な元ネタ
楽曲がある感触です。②「JUNK FOOD」は『St.Anger』
のMETALLICAを、歌いまわしまで含めて再現、とか。
……それで【カップ・ラーメン喰いてぇ】とか歌われる
方の腹筋の心配もしてください安藤さん。
歌詞にしても、(特にサビで)言葉の響きまで含めて
お題バンド(の英語詞)に似て聞こえるように作って
ある雰囲気です。いつか聴いた曲がどうしようもない
歌詞で歌われるので、脱力度において過去最高(褒め
言葉)なのではないかと。
この意味で、私としては新機軸として楽しめました。
④「ZERO」の【残高ゼロ~】最高。

ここまでやると、懐古趣味に響かないか、が心配ですが。
1at『SEX MACHINEGUN』もそういう路線ではあったので、
大丈夫ですかね。


SEX MACHINEGUNS - SEX MACHINEGUN ★★ (2005-03-16 04:16:00)

ばい(by)さん:あくまで個人的な意見ですが……。↓
・まず、作品に対してそれだけの挑戦をしているということ自体、ちゃんと聴いていると言ってしまっていいのではないかと(失礼に聞こえたら、御免なさい)。所謂プログレ・メタルや"メッセージ系"の現代的バンドならば頼まれなくても分析するリスナーは多いですが、何せマシンガンズですから。その上で、以下、聴き方の提案(のようなもの)を書きます。
・案1:とりあえず、音楽の面で一番好きな曲を決めて聴きこみ、それで感じたものを自分の中で整理してみる。(私の例:「Burn」「American Z」「頬白鮫の悲劇」)ただし、私自身は際どい歌詞と真面目な曲の取り合わせは"そうあるべきもの"として受け止めてしまったので、こちらの手は余り使いませんでしたが。
・案2:アルバム全体なり複数枚のCDなりを通して聴いて、自分の経験から歌詞の状況が思い浮かぶ曲を見つける(これが共感のもとになると思うので)。このサイトの曲評価で「ONIGUNSOW」に"哀愁"マークが付いていたりするのは、そういうことではないかと。「みどりのおばちゃん」「踏み台昇降運動」も、経験ある方は多いでしょうし。私の知人からは「世直しGOOD VIBRATION」の"お前に仕事は無い~"で自分の境遇を思い出して落ち込んだ、という話も聞きました。この意味では、1stアルバムは内容が不向きかも知れませんね。予算に余裕があれば他のアルバムを試してみるのが早いと思いますが……(「Illusion City」、「そこに、あなたが……」や「刺身と山葵」、「4」、ソロ・アルバム(SEX MASHINEGUN名義)からのシングル「語れ、涙!」あたりなら、「SEX MACHINEGUN」「犬の生活」のような抵抗感(あくまで推量でしが)は少ないでしょうし)。
・案番外:参考書籍になってしまいますが、未読ならAnchangの「HEAVY METAL FACE」を読んでみるという方法もありますね。「Pla●er」誌の連載の単行本化ですが、見事に真面目なので。
結局、作り手の求めるものとは別に、(特に詞まで統合して考えるなら)作品を契機に自分の中から何が出てくるかに注目するしかないのでは、という結論になってしまいますが……。参考になれば幸いです。


SEX MACHINEGUNS - SMG ★★ (2011-10-19 12:07:55)

『45°』に続くインディーズ落ち後2作目。

ちょっと音質良くないとか,ハイトーン少ないとかありますが,
勢い重視になってきた,ある意味粗っぽい音に変化。

3,000円という価格設定は辛いけど,書き込みゼロっていう扱いも
哀しいなぁ。


SEX MACHINEGUNS - 『マシンガンズの集い』ザ・ベスト ★★ (2009-09-23 14:04:00)

「さよなら。まぼろし。」と「みかんのうた(ライブ)」が入っているので、
これはこれで美味しいフルアルバムかと思う。選曲も、通常アルバムを買わない
前提で見るなら文句はない。
音質的にも他の曲との取り合わせの面でも疑問の残る2nd「~JAPAN」から、
「illusion city」「TEKKEN Ⅱ」「American Z」「ONIGUNSOW」がリマスターで入ってしまい、
様式美派にとってはあのアルバムの立ち位置が微妙になりましたが……。


SEX MACHINEGUNS - キャメロン ★★ (2009-09-23 14:34:00)

うーん、暗い。
歌詞の影響も多分にある(検索できるので調べてください。世相を反映しすぎた?)の
だろうが、曲調そのものが(別に重いリフに拘った、というわけでもなさそうだが)
全般に暗めで、シャウトも「頬白鮫~」に代表されるようなハイトーンでなくなった、
というのが理由かと思います。
PVが出ている、いつもの【曲だけシリアスなメタル】な「人妻キラー」(サビ前で流れが一旦ぶっつり切れるのが残念)、
軽快なリフが曲を引っ張るパンキッシュな印象の「青春時代」(こんな青春送った人が世間に居ること自体が自分には驚き)、
もう突っ込み無用なほど『Load』以降のMETALLICAな「愛の相撲部屋」、
あたりが一応キラーチューンかと。
しかし、「嫁探し」が「SAMURAI No.7」に聞こえたりと、ところどころでバンド自身の過去の曲を
思い起こさせすぎるシーンがあるのは少々問題にも思う。
『Made in USA』が大当たりだった自分には、前作の劣化焼き直しをベースにした
新曲入りミニアルバムに聞こえなくもない。
……まぁ、おっさんバンドになる歳ならこれで十分だが。ジャケットのばーちゃんの影響で
アルバムの中身まで歳とりすぎたんじゃないですか?安藤さん。

※何度も聞いててふと思いついた。「青春時代」のリフも、よく聞くと(初期っぽい)METALLICAじゃないか。
……おい!今回のキラーはMETALLICAばっかりか!?


SHADOW GALLERY - Carved in Stone ★★ (2005-04-05 03:16:00)

所謂プログレ・メタル好きしか読まないだろうことを見越して(笑)コメントすれば、メタリックさが無くなり、スピードを出さないARTENSIONの要素を加味した、SYMPHONY X『V』、という形容はどうでしょう?
歌詞の世界観は『Tales~』『Somewhere~』でのBLIND GUARDIANの雰囲気も感じますが。夢劇と並べて語れない最大の点は、このファンタジックさではないかと思います。輪郭を掴み難い音像で構成されたアルバムなので、じわじわ染み込んでくるまでローテーションさせる作品にしか成り得ないでしょうが、逆にCAIRO辺りと比べるとポップな感触もあり、バランス感覚は大したもの。夕焼けカラーの物語を楽しみたい方はどうぞ。


SHADOW GALLERY - Legacy ★★ (2005-09-05 10:37:00)

リリースからやたら経って、珍しく中古で見かけたので入手。ついでに2nd『Carved~』も聴き直してみました。
このバンド、意外とメタルしてたんですね。どうもセピア色の甘さ(ポップス寄り?)を感じてしまうので気付いていませんでしたが、「Cliffhanger」シリーズ(まだ1と2しか無いですが)を筆頭に、派手に楽器が鳴っているタイプの曲としても楽しめる作品。
セルフ・カバーと言えば言えそうですね。
でも、同じシリーズの楽曲を違うカラーのアルバムに立て続けに入れられると姑息な続編主義に思えて仕方が無いので(RUSHのように、あまりに大量に作品がある場合はともかく)、続編を入れる以上それなりに似通った作風にして欲しい。ので、この2ndと4thの関係は吉かと。
それにしても、結尾の曲はまた長いですね。「The Ivory Gate of Dreams」ですか(笑)


SHADOW GALLERY - Room V ★★ (2005-09-05 10:11:00)

頭2曲の時点で「何か拾って食べた?」とCDに訊いてしまった最新作。
どことなく焦点のぼやけた、淡色の絵画のような音作りをしてこそのバンドだと思うので、いかにもHR/HM的な音の重さやガチッとした構成を狙われると、どうも私の好みにはフィットしてくれません。
ゴチャゴチャ詰め込んで呑み込み難い作品を作るようになってしまった夢劇と比べると、すっきりしてはいるのですが……贅沢なコメントでしょうか。


SHAKRA ★★ (2009-10-18 02:55:00)

あれ、『Fall』からはvo.が変わったのか。
Pretty Maidsみたいな声で悪くはないが、以前のhard drivin'な威力が
減ってしまったなぁ……。
今聞くと『Power Ride』が一つの頂点だったように思う。
でも流通してないのが困り物。


SHAKRA - Moving Force ★★ (2006-06-02 14:57:00)

『Power Ride』の前作にあたるらしい2nd。日本版では1st『Shakra』収録の
「The Devil in Me」のアコースティック・バージョンがボーナス収録です。
印象としては、渋いSOUL DOCTOR。
voはトミー・ハートを少し骨太にした感じで、特にアクの無いGに、ツボを押さえた
リズム・セクション。そしてゴツい割に哀愁漂うメロ。

……確かに、ここまで直球では売れないかもしれません。
GOTTHARDはもう少しポップ、というか耳に残り易いので。
SHAKRAにはどこか、前トリオ期のRAGEのエッセンスのようなものが混じっている
為にこう感じるのでしょうか。
余談ですが、『Power~』は「B!」誌で藤木88点。普段“ハードロック"言うしか
能の無いセー●クはこういうバンドの後押しはしないのね……。


SHAKRA - Power Ride ★★ (2009-10-18 03:00:00)

言うべきことが既に言い尽くされている(笑
今のところ、このバンドにしては一番熱くて硬い一枚かもしれない。
vo.も今作ではPretty MaidsっぽさよりもFair Warningっぽさが強いために
過度に哀愁に寄らない曲が展開されていてよろしい。


SIEGES EVEN ★★ (2010-08-23 12:39:00)

2nd,3rdと再解散前のライブ作を注文してみた。
FREAK KITCHENの話題からここに辿りついた経緯が我ながら謎。
首尾良く聞けたらレビュー書きます。多分。


SIEGES EVEN - Paramount ★★ (2012-01-27 08:54:59)

ライヴ作『Playgrounds』を除けばラストアルバム。

前作『The Art~』に続いてレーベルはInsideOut。
というわけで,『Parallels』期のFATES WARNING辺りにも
近いような枯淡な変拍子メタルです。

少し長めな「When Alpha & Omega Collide」から始まり,
ヘヴィな「Duende」,どっしりしたリフの歌もの「Where Our
Shadows Sleep」など,統一感はいまいちながら充実した内容。

キング牧師の演説を全面的に使ったせいで歌になってない
「Mounting a Castle in the Blood Red Skies」は
音楽としてはオマケかもしれない。


SIEGES EVEN - Sophisticated ★★★ (2012-01-27 09:09:42)

『A Sence of Change』と『Uneven』に挟まれた4th。

『Perfect Symmetry』期あたりのFATES WARNINGを食った
『Move』期あたりのFREAK KITHCENという印象。
(前者より躍動的で,後者より素直だが)

基本は素直な歌ものハードロック(vo.をはじめメンバーの
技量に不安はない)に聞こえるが,数小節単位で変化していく
ようなリズムに導かれるパッセージがそうそう単純なわけも
なく,結果として「なんじゃこれHR」が出来ている。

流通がまともなら実に注目に値するアルバムだと思うのだが,
注目されなかったのかなぁ。


SIEGES EVEN - Steps ★★ (2010-08-24 22:36:00)

『Lifecycle』の後にくる2nd、だそうだ。
冒頭から組曲形式の楽曲が出てくることに顕著な通り、「所謂プログレ・メタル」としての
カラーをはっきり出している。
vo.がそこまで達者ではない(このアルバムで脱退したとか)こともあり、間を重視したような
楽曲の傾向もあり、規則的かつ不規則な感覚で鳴らされるDr.が軸となって展開する印象がある。
静寂パートはMESHUGGAHが得意とする雰囲気に何故か似ている……。
こういう作品も、プログレ・メタルの畑で育った音楽としてよろしいかと思う。
そもそも流通しているのかかなり怪しいバンドだが。


SIEGES EVEN - The Art of Navigating by the Stars ★★★ (2012-01-27 09:39:46)

2005年作,『Uneven』後に(またアルバム2枚で)
vo.とg.を替えての6th。InsideOut配給。

30秒程度の赤ちゃんの泣き声のイントロに続く
「Weight」をメインテーマとしたコンセプト
アルバムのようだ。
事実「The view from here is frightining...」と
いうフレーズで幕を開けたアルバムは,同じフレーズを
疑問系にして幕を閉じる。
人生を航海に喩えるというより,個人の漠然とした
人生の見通しを航法に喩えるという姿勢に思える。

歌メロは印象に残るが「所謂メロディアス」でなく,
淡いメロが美しいし雰囲気もあるがkey.はいるのか
いないのか分からないレベルの少導入ぶり。
ずっしりと響くリフは重いんだが音圧はない。

g.とvo.だけで構築しきる『Power Windows』辺りの
RUSHの遺伝子の進化系だろうか。
方向性そのものに不満を抱くリスナーはあるだろうが,
一つの頂点であることに異議が出ることは少ないように
思う。耳と心に優しいProg.Metal。
「Stigmata」の構築美,「To The Ones Who Have Failed」
の歌心は見事。

それにしても,リズムセクション以外が替わるという
歴史を繰り返したバンドだそうだが,3rd以降よくも
こう毎回巧者が入るなぁ。


SINNER - There Will Be Execution ★★ (2005-10-06 00:25:00)

ACCEPTはベスト盤(だと思います。『No Substitutes』)で知っていますが、ANTHEMが事実上未体験なので、その立場で。
「正統派」と書かれる音に何を期待していいか、よく悩む性分なのですが、この作品はなかなか良いと感じました。voメロが普通に歌っていてテンポが爆走しない「オールド・スラッシュ」なのかな……という印象です。作品を掻き集めるバンドかどうかは分かりませんが、一家にどれか一枚くらいはあってもいいのかも。
ただ、冒頭3曲はともかく、以降が冴えない曲の連続ではありますね。⑤「Finalizer」、⑦「God Raises the Dead」は時々聴きたくなりますが、通して聴くのはBGM用の時だけです。
METALLICAカヴァーは無難な出来ということで。もう少し雰囲気を出してほしかった気もしますが、曲が『“Black Album"』からですし、相手が悪かったということで。


SKYLARK ★★ (2010-08-15 18:55:00)

『Dragons~』は持ってる。
UNIONでの女性vo.メタルのレビュー集に載ってた『Wings』の解説が
ものすごかった……(笑
キアラのvo.が素人っぽさ全開の健気ぶりで、特有の異臭世界を異次元に
運んでるって、アナタ。
言いたいことがすごくよく判るだけに、どう反応していいのか。
とりあえずメタル友に見せて笑いました。流石SKYLARK。


SLAYER ★★ (2009-12-20 19:01:00)

何だか最近は久しぶりにSLAYERを集め出しているが
……よく作られている非凡な曲なのは判るけど、「Angel of Death」に
大して魅力を感じない自分はいい加減おかしいんだろうか?と思ったり。
アルバムとしても、3曲目あたりで飽きが来て止めたくなるし。
音楽として凄いのと、リスナーに嵌るのとは別問題のファクターなんだなぁと
思うバンドのトップが現状SLAYER。
というわけで、よく聞いているのは疾走が気持ちよい『CI』と邪悪さ(だけ?)が際立つ『DiM』。


SLAYER - Diabolus in Musica - Perversions of Pain ★★ (2009-12-20 18:29:48)

緩急がついているせいか、それほど速くは感じられない。
けれど、実際には大した速さだと思う(SLAYERとしてはともかく)
最後の「Higher level of pain!」の早口連呼は忘れられない。


SLAYER - God Hates Us All ★★ (2006-01-21 03:12:00)

……これが日本版の状態良で、中古\500だった理由が知りたい。です。
3rd『Reign in Blood』が「Angel~」以外飽きて通しでは聴けず、
6th『Diabolus~』が遅すぎて嫌(アートワークに引いたのも一因)、
というファンの風上にも置いて貰えなさそうな身で聴いて、一聴でやられ
ました。
(ちなみに、ヘヴィロック系は大抵苦手です。参考までに)
この位のテンポや構成の方が、スピード感や邪悪さが良く出て素敵なのでは。
歌詞も(今回ばかりは)見事に気に入りましたし。
ただ、折角だからアートワークの釘の穴、左ページは反転させた方が(笑)
ただ、今作で(色々な意味での)バランスを奇跡的に実現してしまった感が
あるので、バンドとしてフォローするかというと、結構微妙。


SLIPKNOT ★★ (2010-08-08 18:25:00)

久しぶりにIowaを聞いてみたが、やはり②以外は飽きてくる。
このバンドの場合「The Blister Exists」や「Pulse of the Maggots」のよな
パーカッシブな曲に良さを感じるが、2nd収録曲はどうにも「重さ」に
「だけ」拘った出来になっている印象が強い。
……あとはあれか、タイトルトラックの歌詞が非常につまんない……


SODOM - Ten Black Years: Best Of ★★ (2010-06-20 11:02:00)

そのまんまですが、せっかく買ったので追加。
『The Sign of Evil』~『Masquerade in Blood』までかららしいベスト、2枚組36曲。
そうは表記されていないがライブ・テイクも混じっている。
ただし、『Obsessed by Cruelty』だけはブックレットのバックカタログ一覧にない。

とりあえず、名盤が多いと言われるSODOMの曲をこれだけ一気に聞けるのは有り難いと思う。
重症SODOMerから見ると、この選曲はどうなのかな?


SONATA ARCTICA ★★ (2010-06-20 12:20:00)

ベスト盤が出ていた記憶があるが、登録ないですねぇ。
あれに「Shy」入ってたら買ってたんだけどなぁ。
1st発売当初に買って、voの声質と、速い曲の上で鳴るkeyの喧騒に負けて
売った過去があるが……
「Shy」を聞く限り、歌メロの作り方は大したものだとも思う。
「San Sebastian」のリフも結構頑張っているし、
そうそうお子様向けといって叩かれるジャンルである必然もないのでは。
まぁ、往年のメタルの美学からしたら亜流なのかもしれないが、
「初期衝動」系のロック原理主義者からしたらそもそもJPやIMでも
亜流らしい。年寄りというのも困ったものだ。


SPIRAL ARCHITECT - A Sceptic's Universe ★★ (2009-07-08 19:19:00)

リフそれぞれは初期DREAM THEATER的だが、展開や歌メロは初期FATES WARNING似。
それで、曲展開の各部品がばらばらにならずに、歌もの楽曲としての形を保っているのが凄い。
プログレメタルを聞き易くするには、パーツそのものを分かり易くする必要はないのですよ、
と言われている気がする。
でも、こんな方向性で二枚目を出すのは大変だろうなぁ。


SUBSIGNAL - Beautiful & Monstrous ★★ (2010-08-23 12:34:00)

SIEGES EVEN(『Paramount』『Playgrouds(ライブ)』の後で再解散したとか)の再結成6th
『The Art of Navigating by the Stars』で加入したvo.とg.による新バンドのアルバム…らしい。
例えるなら4th『Falling~』直前のDREAM THEATERが,変な色気やテクニカル志向を出さずに
静謐なプログレ・メタルをやったらこうなっていただろう作品。
FATES WARNINGの薄明な色でもないし,QUEENSRYCHE系の思索色でもない,不思議な独自色のある雰囲気が良い。
曲そのものも「そういう王道プログレ・メタル」だが,このカラーは『Test for Echo』あたりの
RUSHを継いでいるのだろうか。
ジャケットの周辺部が黒いバージョンは,「Rain is the Most Beautiful Color」を
追加収録しているので,どうせ買うならそちらを。


SUICIDAL TENDENCIES - How Will I Laugh Tomorrow When I Can't Even Smile Today (2011-04-21 21:44:11)

SLAYERの『Diabolus in Musica』の日本版ライナーにこのバンドの
名前が出ていたんですよね。

それで、遅れること10年ばかり、試しに(メタリックとの評判の)これを
中古で見つけたのでゲット。

無茶に走りはしませんが、小気味良いリフ主体の楽曲で、さらっと流しておくには
気持ちよい作り。

ただ、vo.が(音程は問題なさそうなものの)歌い方がへにょっとしていたり、
曲そのものには展開がそんなになかったりで、最高!かと言うとそうでもない。


SYMPHONY X - Iconoclast ★★★ (2011-10-21 12:35:14)

今回も問題なく素敵。
・・・だけではレビューになっていないので,遅ればせながら参加。

ここ二枚(オデュッセイアと失楽園)は「オーソドックスな(メロスピ台頭
時代的なオールドファッション?)メタルの流儀に徐々に接近してきた
イメージがありましたが,今回は巨大な組曲はないものの,全般にスケールの
でかい曲で埋め尽くし,「プログレッシブ」のジャンルタグが付きそうな特性を
久々に全開してきた印象。

で,何が凄いって,濃密に作りこんでいるボリュームたっぷりの作品な割に,
イントロのリフだの歌メロの各部分だのをちょっと聞くだけで,二回目には
「あぁ,あの曲がきたか」と記憶が甦るような作曲がしっかりできているところ。

「Dehimanized」なんてヘヴィで無機質なだけになりそうな気もするのに,
ラッセル・アレンの歌が先頭に立って引っ張ってくれて魅力的に聞こえるし・・・
『V』でも個々のメロの印象度は大したものでしたが。

>3
変化を心がけた丁寧な作曲,というのには実に同意。
魅力の基本要素は3rd『The Divine~』から変わっていないが,流石ベテラン。


SYMPHONY X - Paradise Lost ★★ (2007-08-10 00:20:00)

確かにB!誌の評価は謎。まぁ信者の言うことですが。
g.もkeyも弾いていないわけではないのに、歌メロ重視なアルバムの気がするのは
⑨「The Sacrifice」のせいか?
「The Accolade」のような曲もあるにはあるし。
5th『V』のノリと6th『The Odyssey』の音で3rd『The Divine~』を作った印象。
「コンスタントな質」よりも「毎回手を変え品を変え」なバンドなのかもしれない。
イントロで吹き飛ばされる傾向は少ないものの、リフワークは毎度の複雑さ。gソロ
で何処かで聴いたようなフレーズが時たま耳につくものの、込み入った展開の中で
聴くことになるので、「誰それのあの曲と同じ」という感じにはなっていないように
思う。
ま、ゆったり活動してください。でも4thのようなクリーンそのものの声ももっと
入れてほしいかな。


SYMPHONY X - Prelude to the Millennium: Essentials of Symphony ★★ (2005-09-12 20:20:00)

ZEROコーポが消えた今でも売っているのでしょうか?なベスト盤。
以前は1st『Symphony X』収録の「Masquerade」のリテイク(ラッセルvo)版が聴ける、という旨みがありましたが、『The Odyssey』にボーナス収録されてしまったので、完全に初心者向けの作品かもしれません。
人気のあるスピード曲、長い組曲、バラードとして際立つ曲、とバンドの歴史の一応の俯瞰ができるので、興味はあるけれど音を知らない方は是非。そうじゃない方は、全部集める方向で(何)


SYMPHONY X - Twilight in Olympus ★★ (2005-02-09 00:42:00)

SLAYERさん、同感です。と言いつつ私は『V』の完成度を褒め称えましたが・・・。
Drについての不満感は確かにありますが、特に指摘しなければいけない程でもなく、作品毎の誤差範囲(2nd『Damnation~』の音質とか)に含めてよいのではないかと。一聴では6,7曲目が地味に聴こえるかもしれませんが、少なくとも1~5の暗さを伴う華やかさは、3rd『Divine~』の全体を通した流れには期待できない深遠さと相俟って、より飽きのこない作風を実現してくれたと思っています。
以上、「Out of the Ashes」「Witching Hour」は単純すぎる、と思っている贅沢なリスナーの私見でした。「Smoke & Mirrors」「Through the Looking Glass」はベスト『Prelude~』に入っていることですし、ベストで「Of Sins & Shadows」「Divine~」と聞き比べて、好きな方を買う、というのが、初心者の方には妥当な線でしょうか?


SYMPHONY X - Twilight in Olympus - Smoke and Mirrors ★★★ (2007-08-06 03:36:19)

この曲調で「米国」。(上の書き込み参照)
……えーと、この曲が無かったら自分から買ってメタルを聴いていないので。
今でも大好きですが。


SYMPHONY X - Twilight in Olympus - Through the Looking Glass, Parts I-III ★★★ (2007-08-06 03:43:53)

「無名」は皮肉で。この累積点数は低すぎる……。
一曲がストーリー仕立てな歌には大抵そそられますが、サビメロを
ちゃんと反復させつつ場面を展開していて(このメロが「ポップ」。
らしい旋律ではあるのだが)、更にPart1,2,3がバラバラになって
いない。
DREAM THEATERの「Metropolis pt.1」と並ぶと思う。故に「正統」。


SYMPHONY X - V: The New Mythology Suite ★★ (2005-02-09 00:22:00)

自分の最高バンドなので感情的に書きます。
3rd『Divine~』、6th『Odyssey』が名盤と挙げられるのに納得はできます(3rdがしっくりこず、4th『Twilight~』で大好きになったので私見は別)が、『V』に即効性が少ないという評価には(購入以来ずっと)合点が行きません・・・。「Grand Design」や「Bird Serpent War」の、リフ中心のいかにもメタルな曲でありながら情景が迫ってくるような音像は、映像的な魅力をバンド史上最高に発散している作品だと思うのですが。
いかにも欧州昔話的な暗さは彼等にしては希薄ですし、普段フュージョンとブルータル・デスしか聴かない知人にも(意外な)好意的な評価を受けましたし(私事ですが)、初聴き用名盤という評価が正当では?


T.M REVOLUTION - 1000000000000 ★★ (2007-01-20 21:58:00)

'06発売の10周年ベストらしいです。セールで拾いました。
ここのサイトでランク上位の曲は大抵入っているし、2枚組なのに\2625なので
お買い得かと。
単純なデザインのジャケットも良い。格子にグラデーションで色をつけてるだけですが。


T.M REVOLUTION - 1000000000000 - Web of Night (English Version) (2007-01-23 19:15:18)

英詩なのでロック調のノリが出ています。しかし。
SEちっくなイントロといい、いかにも電子音なgのリフといい、
どうも『ロックマン』な雰囲気が……(笑)


T.M REVOLUTION - coordinate - INVOKE -インヴォーク- (2007-01-20 21:49:07)

たまたまMステを見た時に演っていた曲。
こういうのも偶には良いですね。
異様に疾走感があると思って調べたらアニソンだったというオチ付き。
あぁなるほどと思ったのは内緒。


T.M REVOLUTION - triple joker - WHITE BREATH -MORE FREEZE MIX- (2007-01-23 19:19:45)

電子音とメロがグラディウス(むしろサンダーフォース?)ちっく。
なのに歌が無い部分のギターが変にろけんろーで、voや歌詞が往年の
J-POP(この場合は賛辞。歌謡曲的というか)風味。
結果楽しい。ある種ミスマッチの妙?


T.M REVOLUTION - vertical infinity - ignited -イグナイテッド- (2007-01-20 21:54:42)

プコプコした刻みがメイン(普通のリフもありますが)で軽めのノリ
なのに恰好良く聴こえるのは何故なのか。
これはこれで良い声だし、どうでもいいか。
知ったのはゲームで。アニメの方は全ガンダム合わせて3分くらいしか
見てないので、当然付いてた映像その他の知識は無し……。


TESTAMENT - The Formation of Damnation ★★ (2008-06-18 21:08:00)

細かいことは後で修正書き込みするとして……
1st、2nd、『First~』しか知らない身からすると、TESTAMENTというよりRAGE+METALLICAという印象。(出自で見ると当たり前か)
タイトルトラック④は微妙に「普通リフを弾くMESHUGGAH」という気がする部分もあったが。
とりあえず、ブランド名を忘れてヘヴィ・スラッシュの新作として聴くには十分な出来かと。
こういう声でもっとぶっ飛んだのが聴きたければDEW SCENTEDを買えばいい、とか……。
まぁ、おじさん達にブレーキ壊れた速度を期待するのはやめて、ヘヴィメタルの教科書になってもらう路線で楽しめるかと。
こうして考えると、もともと個性そのものが中途半端なバンドだったのかもしれない、とは思う。四天王には入れなかったバンドだし、仕方無いと言えば仕方無いのか。


THE DILLINGER ESCAPE PLAN ★★ (2010-01-29 23:23:00)

新作?のあまぞんレビューで、
NINE INCH NAILS、TOMAHAWK、APHEX TWIN、とくると、どうも購買意欲が湧かない。
歌詞もアレだしなぁ……
そしてこのバンドに近い話題でよく思うが、メタルとハードコアのファンを
一括りにするのは、良くも悪くも問題があると思う。
まぁ、MESHUGGAHだのAHTEISTだののタタキにこのバンドの名を出すRELAPSEが
悪いだけかもしれないが……


THUNDERHEAD - Behind the Eight-Ball ★★ (2007-08-16 13:25:00)

4th『Killing~』の汗臭さに比べると、まだしも爽やか、というか勢い一発のロックンロール。
(とか言うとThe BeatlesとかOASISとかG'N'Rとかモトリーの信者が五月蝿そうだが)
しかし、タイトル曲の歌メロは、拍子のせいか存外乗りにくい。意外と芸が細かい、のか?


THUNDERHEAD - Killing With Style ★★ (2007-08-16 13:21:00)

上で まんだむ さんが全て語っているので、票追加のみで。
「まともに歌メロのあるMOTORHEAD」という認識で良い作だと思う。
②「8-Bald」は歌というより喋り。
日本版ボートラ「Payback Time」はスピード感や暑苦しさの点で本編より多少劣る。前作あたりのアウトテイクだろうか?


TIME REQUIEM - Optical Illusion ★★ (2006-02-23 22:44:00)

初書き込みとは。とうとうリスナーが居なくなってしまったのでしょうか(笑)
「BURRN!」レビューの通り、以前の“メイン・メロディがどれか悩む程には
近年のDREAM THATER的に複雑な、key版イングヴェイ"というカラーが一気に
薄まり、“SYMPHONY XにかぶれたKAMELOT"の様な音になりました。もしか
すると“疲れずに聞けるWUTHERING HEIGHTS"?
たま~に登場する疾走部分の歌メロだけがイングヴェイちっくなままなので、
そういうパートに違和感が生じてしまいましたね。かと言って、他の部分で
キラー・リフや印象深いコーラスがある訳でもないので、どうにも中途半端
な印象です。悪いアルバムではないと思いますが、これをわざわざ国内版で
出す意味は、少々疑問かもしれません。
以前のカラーのままな⑥「Creater in Time」と⑧「Sphere of Fantasy」、
不思議な展開なのに滑らかに纏まった(keyソロが浮いてますが)タイトル・
トラック③、は良い出来なのですが。
SPACE ODYSSEYの(セルフ?)カヴァー⑨(日本ボーナス)「Despair and
Pain」は普通。安心して聞けます。
そして、ぼやけた(環境音楽ちっくな?)印象を更に増しているだろうのが、
新任voのヨラン・エドマン。ライナーノーツではかなり褒められていますが、
もう少し安定感のあるメロディのなぞり方は出来ないものでしょうか。前任
のアポロの柔らかボイスが好きだった身には、今作の最大の不満点に感じら
れます。
これなら(インギー人脈でなら)マッツ・レヴィンを呼んだ方がましだった
のでは?


TOOL - 10,000 Days ★★ (2006-05-23 16:05:00)

癒し系な音ですねぇ……。ベンベンとヘヴィロックな音を鳴らしてはいますが。
①「Vicarious」のvoは『Test for Echo』の頃のRUSHに似ている気もします。
歌詞はネットで検索した限りでは、いかにもアメリカで受けそうな雰囲気ですし、
予想よりも随分聴き易い音(というか、BGMにして寛ぐのに妙に向いた印象)なので、
ただの「本来の(=現代で要求されうる)一貫性を備えたKING CRIMSON」といった
風情。
かなり崇められているらしいので、NINE INCH NAILSを悪趣味にしたような歌詞
でMESHUGGAH『Catch 33』みたいな音だったらどうしようと思っていたのですが、
普通に「かっちり」した音楽で安心しました(……どうやら、この新作からの傾向
のようですが)。ただ、ちゃんと聴こうとすると、インスト曲が長いので、どうも
飽きが来るのが難点。

上の皆さんが「前作との比較」中心のレビューなので、初心者のコメントを書いて
みました。


TOOL - Ænima ★★ (2006-10-15 00:18:00)

歌詞が若干ややこしい風情なのは置くとして。
時たまガナったりヨレたりすることはあっても、基本はメロディを
ちゃんと歌ってくれる高音vo.。
カツカツした音ながらしっかり刻むDr.。
ソロは無いし、vo.の入らない繰り返し部やノイズになる部分はたまに
退屈に感じられるものの、単音リフによるメロディで常に耳を引くg.。
……と書くと、ダークめではあれど上質なヘヴィロック、で落ち着きそう
なものなのですが。
後ろに引いた感じというか篭もり気味な音質のせいなのか、どうも聴くと
胃袋を下から搾られるような感覚が味わえます。
TOOLの味はこの横隔膜に悪そうな感覚なのでしょうね。普通に高品質な
メロ持ちのミニマル的構成の作品なのに、どうしてこんなのが最大の特徴
なのやら(笑)