メタル有名フレーズの折込はかなり少ない(明確な ものはブックレット内の曲タイトルに書いてある)が、 Fast as a Shark(ひゅーま)のリフやイカロスの リフがちゃんと曲に組み込まれていて素敵。 がっちゃめんにイカロスが合体というのはネタ的にも 良いし。 (●マゾンのレビューではひゅーまについて「交互に フレーズをくっつけただけ」なんて書いてあったり したけれど、元祖のシャイダーとかを知らないのかな? もしくはリフの骨格だけでも曲の性格を表せることを 聞き取らないタイプのリスナーなのか)
とうとう小池(key)まで抜けてしまったか…… 四人編成での新作、初回はDVD付(見てないが)。 今回は(なんとなくだが)各楽器の音の輪郭が、それなりにはっきり聞こえるように思える。 インストの①「The Earth Dies Screaming」からイントロ長めの②タイトル・トラックに 繋がる中では、欧州バンドのような音の作りに驚く。 とはいえ、早弾きが入れば、それはいつもの島の音。 (②のサビメロが「Almighty Wings」に似ているように聞こえるが。この辺りは ワンマン・バンドとしての弊害?) 日本語詞になったこと、メロディアスなソロをしっかり聴かせてくれることから (このバンドに求めるものとしての)懐かしさを覚える展開はあれど、やはり 井上の重い声が入ると、いつもの最近のこのバンド。 それでも⑥「Dance with the Ghosts」は本気で懐かしい曲調。カムバック尾崎!とも思うが……。 というより、ああいう甘めハイトーンの使い手で声量のあるvoどっかに落ちてないのか? 印象としては、原点回帰まではできていないのものの、日本のバンドらしいメロを 取り戻した『Life on the Wire』か。 確かにこの音では小池は不要かもしれない……。 買ったばかりの時期だと贔屓目が入りやすいので困るが、歌メロはなかなかにキャッチー (尾崎時代くらいの比率での日本語詞の導入は吉と出た。③「Lost in the Dark」など)だし、 過去曲の再現はともなく小池不在の痛さは感じられないし、島の作るリフが好きで井上の 歌い方に抵抗がないリスナーには良作かと思う。
↑確かに……ただ、雇われ感(感じます)を別にすると、尾崎がいてこそ、という要因以外の変化が大きい気もします。リメイクについては、そのCDのコーナーで。 歌詞も含めてですが、物語的なドラマチックさ(例として「End of the Century」……タイトルうろ覚え、このアルバムの長編曲です)はこのアルバムでしか味わえないものだと思います。お金に余裕があってC.Moonの曲が好きならば買いましょう。再発版のボーナスのライブテイクも美味しいですし。イングウェイはいまいち雰囲気が合わない、という方にもお薦めできます。 それにしても、どう間違えばこの作品に"宗教音楽"というジャンル名を付けられるのかが、少し知りたいです(笑)。オリジナル版の中古品にそういう札がついていたのですが。メタル専門店ではないのですが、店としても街としてもメタルに馴染みは深いところなのに……。
贔屓バンドなのに書き込むのを忘れていました……。 このアルバムは、酷い話「Half~」と「Unstill Night」を聴く為にある気がしてなりません。通して聴くとそれぞれの曲が楽しめるのですが、尾崎のvo.が合わない曲(「Time to Die」が好(?)例)もあり、またアルバム後半でダレる感は拭えません。先行ミニ『Time~』の収録曲が美味しいのもあって、正直入れ替えて欲しいです。 外盤(フランスの?)では↑の先行が"2 in 1"になっていてお得なので、輸入盤店が近くにある方はそちらを探すのも良いかと。ジャケはRHAPSODYの『Power~』みたいなものに差し替えられていますが。
Into the Fire The Mule Black Night Rat But Blue Bloodsucker Strange Kind of Woman Living Wreck Super Trooper Never Before Maybe I'm a Leo Mary Long Anyone's Daughter Smooth Dancer No One Came
---------------------- DISC 2
Flight of the Rat Lazy Fools No, No, No Our Lady Smoke on the Water Hard Loving Man Highway Star Fireball Child in Time Pictures of Home Place in Line Space Truckin'
-------------------- 厳密に1枚が70分台に収まるかどうかは計算していません。 Demon's Eye,Woman from Tokyoが抜けるという選曲ですが, Mk. 2をほぼ完全シャッフルしてみました。
Usher-to-the-ETHERさん:「Feathers Fell」って、日本盤の真中に挟まれる形でボーナス収録しているアレですか?短くて囁きvo.の。同じく「Son of the Mourning」は1st『The Somberlain』の日本盤に入っていたような……。 言うべきことは上の方々に任せるとして。ギター単音の印象的なメロとギターソロが減ったのは雰囲気の好みから痛いですが、その分"夜の季節(もはや"冬"ですらない)"の感触がひしひしと伝わってくるので、それも良しです。歌詞の詩的な味も増しましたし、ドラマティックな構成も良い。名盤ですね。 それにしても、新作の先行CDが"女神カーリ"って……どうしたんでしょうかジョンさん……。