名曲ですね~。もしもギターが弾けたなら(笑)、こんな曲をかっこよく弾き語りたいですね。泣かせるギターもさることながら、鼻歌っぽかったり、裏声使ったりと、声色も存分に楽しめます。この曲(路頭に迷ってしまった・・・)があるからこそ、この後のPresence Of The Lord(神に見守られながらとうとう道をみつける・・・)が心に沁みてくるわけですね・・・。
90年発表。聴きまくりました(笑)。シンセ・エレクトロ・テクノ。USで大ヒット。「Policy of Truth」「Enjoy the Silence」「World in My Eyes」のシングル・ヒットも出ました。個人的には、ラジオから流れてきた「Enjoy the Silence」がツボでした。(推測ですが)この曲は、R.E.Mにとっての「Losing My Religion」のような、DMのハイライト的な曲になっていると思います。リズムカルで力強い打ち込み、繊細なボーカル、ちょっと暗めのサウンドに内向的な歌詞、そして聴きやすいメロディ、なかなか聴き応えがありますよ。当時、僕はなぜかカセット・テープ(古っ・笑)のA面にELP(Emerson, Lake & Palmer)、B面にDMを入れて聴きまくっておりました(笑)。DMならこれ、テクノ系のサウンドの代表的なアルバムのひとつといってもいいのではないでしょうか。
高校生の時、テレビでF1を見終わって、いつもの通りラジオをかけながら布団に入りました。田舎なので深夜にならないとFENが入らず、そんななか、深夜の静寂を破るように聞こえてきたのがこの曲(話の前ふりが長い・笑)。とくに、ギターソロと、最後のlet it go, let it go...のところが深夜に響いて印象的でした。この曲を聴くと、期待と不安を抱えていたあの頃の気持ちを思い出します。あと、歌詞のI was F.I.N.E. Fineの、F.I.N.Eってところがなんとなく意地張ってる感じがしていいですね(単に語呂合わせかもしれませんが・・・)。まっ、そんなわけで(笑)、超名曲です。
8月13日、Wolf Trap/VAでCS&Nを観ました。夏の野外コンサートということもあり、早くから芝生にシートを敷いてピクニック気分の年配夫婦・家族連れがたくさんいました。なかには若者もいくらかいました。僕は開演1時間前に着いたのだけど、すでに芝生は満席。しかし、親切な人が場所を空けてくれて、しかも、サンドイッチやぶどうまでいただきました。みんなビールやジュースを片手に、あるいは本を読んだり、芝生のうえをふわふわと飛んでいる風船をみんなでつついて時間を過ごしました。 そしていよいよ開演。1曲目はWoodstockでした。あの名曲を実際に聴くことができ、感動に我を忘れてしまいました。2曲目は軽快なリズムでMarrakesh Express。前半の最後はDeja Vu。比較的静かな曲が多かっただけに、盛り上がりもいっそうでした。休憩を挟んで後半の1曲目はHelplessly Hoping。夜の更けてきたころにコーラスが心にしみて来ます。Southern Crossでは大合唱。座っていられずほとんどの人が立ち上がり、こぶしを振り上げていました。僕の好きなStillsのLove The One You're With。原曲の緊迫感とはかけ離れたリラックスしたアレンジでしたが、Stills本人が目の前ですので十分楽しめました。NashのChicago、CrosbyのAlmost Cut My Hairとそれぞれに見せ場があり、Wooden Ships。この曲の静と動の見事さ、Stillsのギターがかっこいい。間奏部分がスリリングで素晴らしく、ライブ映えのする名曲だと実感しました。アンコールの1曲目は、Baffalo SpringfirldのFor What It's Worth。これには観客も驚きの声を上げ、総立ちになり、アンコールの最後の曲は、Teach Your Children。"And know they love you"の部分はもちろん大合唱。歴史のあるバンドだけに、ファンにとってもそれぞれの思い出があると思われる名曲だけあって、独特の暖かさと懐かしさのこもった1曲で幕が下りました。 全体的に観て、僕が思っていた以上にNashがコーラス部分を中心に演奏も纏めている感じで、体でリズムを取って、曲の最後も指揮者のごとく締めくくっていました。Stillsがときどき舞台脇へいくなどノイジーでワイルドなギタープレーとは逆におとなしい印象でした。Crosbyは堂々たる体格(?)での歌いっぷり、とくにAlmost Cut My Hairでは熱唱を響かせ健在振りをアピールしていました。Crosbyといえば、彼の曲Deltaを紹介するときに、Jackson Browneについて触れて、この曲は素晴らしいからぜひ書き上げるべきだとJacksonに励まされた、というエピソードを披露していました。 CS&Nのコンサートを野外で経験できたのはなんとなく歴史の証人になったような気持ちでした。もともとCS&NはStillsの曲に代表されるように恋愛に関する曲が多かったのですが、60年代後半から70年代初めという時代背景と、実力のある個人の緩やかな連帯というグループの特徴が、CS&Nを自由と連帯の象徴的な存在にしたこと、これはCS&Nのメンバー自身も想像しなかったことではないかと思います。そんなグループが2005年になったいまでもこうして熱狂とともに迎えられているのはなんとも感慨深いものがありました。そして、実際にコンサートにいってみて、CS&Nと観客とのつながり方が、懐かしさだけではなく、つねに現在進行形であるところに、CS&Nの魅力を感じました。彼らが歌い続けてきた恋愛、自立、自由、救済、意志などは楽観的ではなく、むしろ哀しみの色に帯びています。そういう視点から彼らが歌い続けていることがメッセージとなってつねに人々をencourageしているんだな、と感じずにはいられませんでした。とにかくCS&Nのコンサートは素晴らしく、一生の思い出になりました。
もし街角で別れた人に再会したら・・・きっと「What cha doin' out there. Who ya trying to be」という、どうしてるんだい?という軽い(もしくは他人行儀な)挨拶をして、そしてこの曲が描いているように、昔のことをいろいろ思い出して、だんだんと相手に感情移入してしまうんだろうな・・・。昔を懐かしむ気持ち、君がいなくたって僕は平気さという無理と矜持、ひそかに思い続けている切なさ、いろんな思いが美しいメロディから伝わってきます。
ロック史上最も重要な曲。たしかHank Williamsの"Lost Highway"の一節"I'm a rolling stone, all alone and lost"にinspireされてつくられたと聞いたことがあります。この曲を一聴すれば、歌声・歌詞・メロディのすべてが、陽気な"how you doing?"の挨拶とは裏腹に孤独を抱えながら生きているアメリカ人の心にいかに揺さぶってきたかということがわかります。さて、ここからはどうでもいい話ですが、この曲は僕にとってのRock and Rollのイメージを確立した曲でもあります。ご存知の通り、Rock and Rollは揺らして転がすというノリ(グルーブ感)を表しているのですが、僕は(中学生になるまで)Rockは岩のほうの意味だと思っていました(恥)。Roll(転がる)はDylanのこの曲から、Rock(岩)はZeppelinのStairway to Heavenの一節"to be a rock, not to roll"やS&GのI Am A Rockからイメージしていました。岩のような固い意志を貫きながら(ときに自分と他人との壁に苦しみ)、転がり続けること(下から上へは転がれない・堕ちていくのは楽じゃない)、これがMy Rock and Roll。そういう間抜けで不器用な僕にDylanはいつも問いかけてくる"How does it feel?"。
"Ah, but I was so much older then, I'm younger than that now." いろいろなところで言われていることですが、この曲はディランの「一生若者宣言」ですね。歌詞がロックしてます。ディランの歌詞から離れるけど、個人的には、子供の頃から感じていた社会悪みたいなものに対して今までずっと避けてきたが、いまはそれに立ち向かえるだけの勇気がある(それが若さだ)というような意味合いの曲だと考えています(笑)。個人的にはバーズのバージョンの方が好きです。バーズの斬新なアレンジ、ポップセンスは素晴らしい。でも、作曲者であるディランへのリスペクトを込めて、ここに書き込みました。
リアルタイムではないですが、初めて聴いたとき、(ある意味)ぶっ飛びました。よく言われているように、クラフトワークには、テクノの創始者でありながら、テクノ=無機的という偏った見方(?)を許さない人間らしさを持ち合わせています。僕はこのアルバムが特に好きですね。Europe EndlessからEndless Endlessまで全体の流れもけっこういいです。Trans-Europe Expressを聴いたときは、Pink FloydのOne of These Daysを聴いたときのような、こんなんあり?みたいな衝撃を受けました。ドップラー効果の雰囲気も出ています。テクノポップの初期の音は、間(ま)があって、心の琴線に触れるんですよね~。ジャケットも含めて、オススメです!
Guns n' RosesのAxlのパワーバラード"Estranged"や"November Rain"あたりが好きな人ならハマるかも? あえて唐突なことを書きました。70年代最高の詩人といわれ、ロックの殿堂入りもしたジャクソン・ブラウン。70年代のウェストコースト・ロックを盟友イーグルスとともに盛り上げたひとり。彼の内省的な歌詞、弱々しく時に力強い歌声、情感豊かなピアノ、美しくゴスペル風に畳み掛けるコーラス、(初期は)さまざまな音色で魅了するデヴィッド・リンドレーのギター。これらのひとつでも心に訴えるものがあれば、すぐにジャクソン・ブラウンにはまることになるでしょう。とくに、人間の孤独、愛の悲しい結末、人と分かり合えない悲しさ、などを歌わせたらジャクソン・ブラウンの右に出る者はいません。この辺は、個人的にはGunsのAxlに通じるように思いました。ベスト盤から入ってもいいですし、しっとりハマリたい人は、3作目の『Late For The Sky』、よりロック肌の人は、5作目の『Running On Empty』、その中間でより宗教的な人?は4作目の『The Pretender』がおすすめです。少なくともこれらのアルバムのタイトル曲は必聴してください! HM/HRのサイトに、ジャクソン・ブラウンを書き込むのには気が引けますが、Eaglesの書き込みはすでにあるし、デヴィッドリンドレーのギター・テクは素晴らしいし、なによりジャクソン・ブラウンの歌の良さをぜひ知ってほしいと思って書きました。
DOKKENの2nd。シングルヒットを含む出世作。 ①Without Warning~②Tooth and NailでKOでしょう。 とくに②のギターはイントロからソロまで鬼神のようなプレーで突っ走っている。 ライブでのこの曲のギターソロ、一番盛り上がるのはタッピングではなくて その後の(2分過ぎあたり)メロディアスなフレーズ。さすがにファンはおいしいところを知ってる(笑)。 個人的には、⑥When Heaven Comes Downがいい。重い感じ。⑦Into the Fire。ギターソロが最高。
DOKKENの3rd。名曲・佳曲揃い。メロディアスさでは4thを上回る。 なんともいえないジャケット。これが購買意欲をそそります(笑)。 ①Unchain the Night、この哀愁の旋律。ドンの憂いある歌声。 (4分15秒過ぎくらいから)後ろでキュイ~ンと泣いてるギターがたまりません。 ⑧Don't Lie to Me、⑨Will the Sun Riseの2曲は、Dokkenのメロディアス・サイドの最高峰でしょう。
↑まさにその通りですよね! この曲はTooth and Nailとセットで聴かないと・・・。ライブ開始前の緊張感を思い出します。 SEX MACHINEGUNSのファンの友達から「これってDOKKENってバンドの曲なんですね」といわれたことがあります。 僕には「?」だったけど、ライブかなにかの場面で使われてたんでしょうか・・・。
Dokkenは大好きなバンド。いまでも聴いていますよ。 やはりGeorgeのギターですね、なんといっても(いまはいませんが・・・)。 昔YG誌の別冊「100%George Lynch」で巨匠自らが選んだbest guitar soloは、 Into The Fire, In My Dreams, It's Not Love, Heaven Sent, Kiss Of Death。 でした。さらに巨匠のfavorite song 8では、 Kiss Of Death, Mr.Scary, Sleepless Nights, Dream Warriors, Unchain The Night, The Hunter, Till The Living End, Tooth And Nail。 でした。ご参考まで。
今朝のワシントンポスト紙(ロサンゼルス・タイムスからの引用)に、good)ガンズのベストがチャート3位に入った、bad)ロック・イン・リオの出演をキャンセル、が報じられていました。記事によれば、アクセルはバケヘの脱退への悪印象をもっておらず、彼のバンドへの貢献を評価しているようすでした。新作については、"Chinese Democracy? We hope to announce a release date within the next few months"とアクセルは答えています。つまり、数ヶ月以内にリリース日を発表する、ってあんた(笑)。数ヶ月?リリース日?ほんまかいな・・・。その日を気長に待ちましょう。アクセルの写真に"Drama exacerbates Axl's stress eating"と書かれていました。それが心配ではあります。
ズバリ、世に出るのが早すぎたアルバム! ジョージ+ドンときいて名盤2rd~4thを期待せずにはいられず、最初聴いたときはがっかり。 ⑤Nothing Left to Sayのドッケン節に復活を実感して涙した以外は??でした。 しかし、来日公演(95年)にいき、このアルバムの曲が(思いのほか)ハマることがわかり、 その後もブートで復習。ヘヴィな音が世の主流になっていくなかで耳も徐々に慣れてきました。 このアルバム、世に出るのがちょっと早すぎたんじゃないかな(僕は流行おくれですが)。 ①What Priceは90年型Paris Is Burning(?)、③Long Way Homeの重いリフ・ドラミング(この曲はほんと最高!)、 ④The Maze、⑨Too High To Fly、でのDonの哀愁 ダークな歌声。 ジョージの加入は一番最後だったそうなので、彼が曲作りにどれだけコミットしていたかはわかりませんが、 ドッケンの解釈したドッケンらしいヘヴィネスを聴くことができます。 改めて(これは禁句だけれど)やはりジョージは欠かせない・・・と思いました。再評価したいアルバムです!