余談ですが、Amazonの商品説明欄には「2015年7月には主催イヴェント:Long Live The Loudを開催、いわゆる嬢メタルが旋風を巻き起こしていた当時のトレンドとは真逆の発想で、男気溢れるヘヴィ・メタル・バンドを結集し、見事ソールド・アウト。9月には配信限定となるシングル「Sign Of Heavy Metal」を発表、瞬間的にではあるが、Amazonチャート1位を記録(2位はBABYMETAL)し、そのトレンドキラーぶりを見せつけることとなった」という、ちょっとイイ話が(笑)。
イントロの時点でヤバい! リフ/メロディー/構成の全てが完璧。 とてつもなくドラマチックかつ壮大なスケール感を持った曲で、特にギター・ソロの部分はそれ自体が起承転結を持って曲として機能している感じすら受けます(JUDAS PRIESTファンの私は "Beyond The Realms Of Death" のグレンのソロを連想しました。)。
このバンドは作を重ねるごとに着実にレベルアップしていて、特に彼等の特長とも云えるギター・ソロの泣きに関してはARCH ENERMYのマイケル・アモットと比肩出来るレベルに充実しています。 前作にはAT THE GATES的なリフの曲が幾つかあったように思いますが、本作では1stの頃のブルータルな感じが戻って来ていて、(以前からアクセント的には用いられていましたが)ハイピッチのスクリームがかなりの割合で使われており、トレモロ・リフの併用とも相俟って個人的にはブラック・メタル的な質感も若干感じられます。
待ちに待ったメタル・ゴッドのNEW ALBUM「REDEEMER OF SOULS」が7/24にリリース決定!
01. Dragonaut 02. Redeemer Of Souls 03. Halls Of Valhalla 04. Sword Of Damocles 05. March Of The Damned 06. Down In Flames 07. Hell & Back 08. Cold Blooded 09. Metalizer 10. Crossfire 11. Secrets Of The Dead 12. Battle Cry 13. Beginning Of The End
*デラックス盤の追加収録曲 14. Snakebite 15. Tears Of Blood 16. Creatures 17. Bring It On 18. Never Forget
はじめまして、 "Defenders Of The Faith" の合唱、すごくうらやましいです。 大阪公演では演奏されなかったんですよ、私はまだ生で聴いた事が無いし、今回のライヴで結構楽しみにしていた曲だったんですが。 でも個人的にPRIESTのライヴで絶対外せない "Victim Of Changes" を演ってくれたので満足です(ただ、グレンの長いソロ・パートは無かったですが…)。 この曲に関しては、なぜか年を追うごとにパワー・アップしている気がしますね。
「EPITAPH」ツアーの来日公演を観てから度々聴き返していますが、いやぁいいんだな~これが。 '05~'08年の世界各地で行われたライヴ・テイクを収録した内容で、 "Between The Hammer And The Anvil" 、 "Riding On The Wind" 、 "Dissident Aggressor" 等普段あまりプレイされない埋もれた名曲群が採用されているのはファンにとっては嬉しい点です。 そしてK.Kダウニングのプレイが聴ける現時点で最終のカタログでもあります。 ベテランらしい威厳と貫禄に満ちた演奏は実にへヴィかつタイトでロブのヴォーカルも中音域は現在の方が太くてパワフルだと思いますし、ここぞという所ではまさに鼓膜に突き刺さるようなトゲトゲしいシャウトを繰り出しています。