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夢想家・Iさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-300

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夢想家・Iさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
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夢想家・Iさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-300

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BOSTON - Boston ★★★ (2015-10-12 23:08:14)

'76年発表のデビュー・アルバムです。
邦題「幻想飛行」
非常にメロディアスながら、骨太なロックとしても十分に魅力的で、肉厚で重厚なギター、壮大なスケール感と広がりを持ったサウンド・プロダクションは圧倒的。
このサウンドをトム・ショルツ氏がほとんど一人で作り上げたというのも驚愕です。

デビュー・アルバムにして総てが完璧。完全に主観ですが、ここまで完璧な完成度を誇るデビュー・アルバムというのはKING CRIMSON「クリムゾン・キングの宮殿」、ASIA「時をかける詠時感」と、この「幻想飛行」位では無いかと思います。


NEUROSIS - A Sun That Never Sets - Stones From the Sky ★★★ (2015-09-19 22:40:59)

放出された負のエネルギーは、もはや怒りや痛みも通り越して、意識は虚空の彼方へ…。
心中に去来するのは諦めか、はたまた一種の悟りでしょうか。
聴いていると、まるで今立っている足元が崩れ落ち、奈落の底へ吸い込まれていくような感覚、闇が深過ぎる。


NEUROSIS - A Sun That Never Sets - The Tide ★★★ (2015-09-19 22:26:20)

暗黒サイケデリック・ハードコア、
静から動へ、負のエネルギーを爆発させていく展開が圧巻!
轟音の中に、不思議な安堵感を覚えます。


CATHEDRAL - The Carnival Bizarre - Hopkins (The Witchfinder General) ★★★ (2015-08-15 00:19:50)

ヘヴィなのに、やたらとキャッチーなリフが頭から離れません。
PVは今初めて観ましたが、色々とすごい。セクシー・ダイナマイトな褐色肌の女性ダンサーと、怪しいステップを踏むリー・ドリアンに目が釘付け(笑)。


CATHEDRAL - The Carnival Bizarre - Utopian Blaster ★★★ (2015-08-08 23:55:34)

ギター・ソロにトニー・アイオミ御大がゲスト参加。
'70年代英国HRの伝統的な手法を継承しつつも、モダン・ヘヴィネスを凌駕するサウンドにアップデートされており、ヘヴィながらも大変にノリの良いのが実に素晴らしい!

歌心があるのか無いのかイマイチよく解らないリー・ドリアンのVoも、慣れるとコレが結構ハマるんです(笑)。


TROUBLE - Psalm 9 - Assassin ★★★ (2015-08-08 00:34:08)

重々しいリフの刻み方がgood!
MAIDENの "2 Minutes to Midnight" に似たスピーディーな疾走チューンですが、爽快感よりも重苦しさの方が勝っていて、全体的な印象としてはむしろANGEL WITCH的と言えるかも。


TROUBLE - Psalm 9 - The Tempter ★★★ (2015-08-08 00:05:14)

アルバム・オープニング・チューン、
マニアにはたまらないジメジメとしたサウンド・プロダクションと、後にCATHEDRALに受け継がれるドゥーミーなリフが特徴。
それだけでなく、時折ザクザクとアグレッシヴに切り込む場面もあり、緩急を付けた展開が聴き手を飽きさせません。

ただ、ひとクセある粘着質なハイトーンVoは、下手では無いが好みが分かれそう。


SABBAT (日本) - Sabbatrinity - Witch's Weed (instr.) ★★★ (2015-06-23 23:07:18)

アルバムを締めくくるオカルティックなインスト・ナンバー、
古いドラキュラ映画のBGMみたいな雰囲気で、カビ臭いオルガンの音色と、Ishidamien氏の狂乱ギター・ソロとの絡みがたまりません。


SABBAT (日本) - Sabbatrinity - Karmagmassacre ★★★ (2015-06-23 23:00:03)

リフのインパクトが強烈!
西洋のバンドでは聴けないタイプの禍々しさです。


SABBAT (日本) - Sabbatrinity - Ravens Tell ★★★ (2015-06-23 22:45:11)

スラッシ-な疾走チューン、
独特なメロディー・ラインと派手に弾きまくるギター・ソロがGood!


SABBAT (日本) - Sabbatrinity - Witch Hammers ★★★ (2015-06-22 23:32:45)

緩急を付けた展開と、曲中盤のベース・ソロが聴き所。


SABBAT (日本) - Sabbatrinity - Witchflight ★★ (2015-06-22 23:27:30)

♪ウィッチフラ~イト!
Gezol氏のノリノリのVoがイイ味出してます(笑)。


SABBAT (日本) - Sabbatrinity - Total Destruction ★★★ (2015-06-22 23:21:48)

陰惨なメロディー使いのギター・ソロがGood!


SABBAT (日本) - Sabbatrinity - Black Metal Scythe ★★★ (2015-06-22 23:14:05)

アルバム・オープニング・チューン、
邪悪なフック満載のリフ、ダミ声で歌われる明確な起伏のある歌メロ、スタスタと軽快なハード・コア由来の2ビートに独特なサウンドのB…とSABBATサウンドの核心が詰め込まれています。


SABBAT (日本) - Sabbatrinity ★★★ (2015-06-22 23:01:36)

'11年発表作品。
ギタリストのメンバー・チェンジがありましたが、個性の塊のようなSABBATサウンドにはいささかのブレも見られず、METALUCIFERも主宰するGezol氏の卓越したソング・ライティング能力は本作においても冴え渡っています。
タッピングやフラッシーな速弾きを得意とする新ギタリストIshidamien氏のスタイルを生かした、ストレートに疾走するスラッシュ/ハードコア路線の作風がメロディアス志向だった前任者との違いを際立たせており、ギターがカッコいいのは勿論ですが、時折それ以上に派手なフレーズを弾きまくるGezol氏のベース・ラインも重要!
(Gezol氏のBテクはもっと多くの人に知られるべきだと思います)。

結成から30年超の大ベテランですが、ファンの期待どおりのスタイルを提示して、更に予想を上回るクォリティーの作品を作り続けられるのは本当に尊敬します。


SABBAT (日本) - Karmagmassacre - Possession of the Reaper ★★★ (2015-06-06 23:07:52)

性急な2ビートのリズムに高回転のリフを載せて終始疾走、
ブレイクにオブリガートを挟み込むBが巧い。

ギター・ソロ、カッコいいなぁ。


SABBAT (日本) - Karmagmassacre - The Letter From Death ★★★ (2015-06-06 23:00:40)

イントロの不穏なアルペジオ~妖しいオペラVoが実に胡散臭い。
ここでのメインVoはGのTemis Osmond氏で、締められた鶏のような(笑)怪鳥音が特徴。
曲中盤以降は十八番である、執拗にハモるメロディアスなギター・ソロが炸裂!


SABBAT (日本) - Karmagmassacre - Demonic Serenade / Brothers of Demons ★★★ (2015-06-06 22:45:17)

トレモロ・リフで疾走する "Demonic Serenade" を経て、ずしっとしたミッド・テンポで展開する "Brothers Of Demons" へのメドレー、
ミッド・テンポでもしっかり聴かせるソング・ライティング能力の高さは折り紙つき。
CELTIC FROSTばりに「ウゥッ!」と唸るVoが聴き所(笑)。
勿論それ以外にもフックの効いたリフやツイン・リードも素晴らしい。


SABBAT (日本) - Karmagmassacre - The Answer Is Hell ★★★ (2015-06-06 22:17:05)

アルバム・オープニング・チューン、
イントロの歪み切った邪悪なフレーズが強烈!
背徳的な暗いメロディーを紡ぎ出すギター・ソロも素晴らしい。


SABBAT (日本) - Karmagmassacre ★★★ (2015-06-06 22:09:33)

'03年発表作品、
邦題「魔業溶虐」
ANGEL WITCHやVENOMに代表されるN.W.O.B.H.Mのダークサイドを源流とする、くぐもったサウンドは不変、リフやメロディーのそこかしこに日本的なおどろおどろしさが感じられるのがポイントで、アルバムを重ねる毎にそれがより鮮明になっています。
本作を最後にバンドを脱退するTemis Osmond氏のハーモニーを多用した背徳的でメロディアスなギターも冴え渡っています。

オリジナリティーあふれるジャパニーズ・メタルの異端の傑作!


U.D.O. - Celebrator - Metal Gods ★★★ (2015-05-31 23:01:14)

「A TRIBUTE TO JUDAS PRIEST Vol.1」に収録されたヴァージョンと同一テイク、
選曲がドンピシャ! ほぼ完コピにもかかわらず、ウドの歌声と男臭いコーラスだけでU.D.O.のオリジナル曲のように聴こえてしまうのは単純にスゴい!

ウド・ダークシュナイダー、彼もまた "メタルの神々" のうちの一人なのです。


Bellring少女ハート - UNDO THE UNION - c.a.n.d.y. ★★ (2015-05-28 00:21:41)

「Blurの "Song2" にソックリ」というので聴き比べてみたらホントにそのまんまだった(笑)。
まぁ確信犯ですが。

グランジ―なギターとベルハーのゆるい歌声の組み合わせは相性良いですね。


Bellring少女ハート - UNDO THE UNION ★★★ (2015-05-28 00:06:56)

'14年発表の2ndアルバムです。
キャッチーなメロディー + サイケ/プログレッシヴなサウンド + 不安定な歌唱、という前作「BedHead」からの基本線はそのままに、ニュー・ウェイヴやハード・ロック、空間系に至るまで、楽曲のバラエティーは更に豊かになっています。
前作では良い意味でのアバウトさが混沌に拍車を掛けていましたが、本作はトラック自体が相当に緻密に作り込まれている印象、イメージ的には、前作は感覚的なサウンドで、本作はキチンと計算されたサウンド、という感じでしょうか。
随所に仕掛けが施されていて、聴く度に新たな発見があります。正直インディーズ・アイドルとは思えないレベルの作り込みですね。
そこに、ふらつく音程の不安定な歌唱(これは意図的なもの)が乗っかるアンバランスな魅力は流石ベルハーといったところ、やはり今回も中毒性は高いです。
まぁクセは相当強いですが(笑)。
パッケージ版は今回も無駄に力の入った変形紙ジャケ仕様でニヤリ(気に入ったからもう一枚保存用に購入しようとしたらもう売り切れてて中古でプレミアが付いてた(笑)、残念。音源だけなら配信で購入可能)。

キャッチーでありさえすれば何をやっても自由、むしろどれだけ奇想天外なアイデアを曲に盛り込めるかを競い合う壮大な実験が繰り広げられているようにすら感じられる昨今の女性アイドル・シーンの音楽ですが、その中でもこのベルハーはかなり風変りで興味深い事をやっているグループだと思います。
ある意味、洋楽ロックをマニアックに聴き込んで来た人の方が馴染み易いサウンドですし、ジャンルをはみ出した面白い音楽を探してるという方には、かなりオススメなアルバムです。


ENFORCER - From Beyond - Mask of Red Death ★★★ (2015-05-08 21:05:36)

聴いた瞬間「おっ、ANGEL WITCHか?」と思った(笑)。
ダークで重く引き摺るようなリフが印象的なナンバー、
こういう曲もやれるようになったというのは、ワンパターンに陥らない為にも彼等にとって大きい意味があると思いますね。


ENFORCER - From Beyond - Below the Slumber ★★★ (2015-05-08 20:51:54)

ドラマチックに展開する、かなりの力作。
イントロとアウトロに配されたアルペジオがGood!


ENFORCER - From Beyond - From Beyond ★★ (2015-05-08 20:44:45)

アルバム・タイトル・チューンにしてはちょっと大人しいかな? という気がしなくもないですが、暗い叙情メロディーが初期のSCORPIONSを想起させる、なかなかに魅力的なナンバー、
特にサビはクラウス・マイネが歌ったらばっちりハマりそう(笑)。


ENFORCER - From Beyond - Undying Evil ★★★ (2015-05-08 20:22:28)

これはカッコいい!
キャッチーなサビは、もはやENFORCER節といっても良い位に特徴的、
勢い任せに突っ走るだけで無く、クラシカルな叙情フレーズを挟み込んで来るあたりが本作ならではのポイント。


ももいろクローバーZ - シングル 『『Z』の誓い』 - CHA-LA HEAD-CHA-LA ★★ (2015-05-04 00:18:54)

ドラゴンボールはリアルタイム世代な私ですが、どちらかというと無印時代の方が好きで『Z』以降は疎遠になっていったので、実はこの曲にはさして思い入れも無く…というのが逆に良かったのか、まぁオリジナルはあの影山ヒロノブ氏なので、純粋にカッコよさの比較では分が悪いですが、全体的にはあまり違和感無く楽しめました。
サウンドはオリジナルのフュージョンっぽい感じを残しつつ、ボトムを強調したアレンジで、すごくカッコいい! このトラックで本家の歌を聴いてみたいという人もいそう。

れにちゃんの "Sparkin'!" も久々に飛び道具炸裂!といった感じでGood!(笑)


ももいろクローバーZ - シングル 『『Z』の誓い』 - ロマンティックこんがらがってる ★★ (2015-05-03 23:55:51)

まず曲タイトルが "ロマンティックあげるよ" を連想させますが、(本音を言えば、 "ロマンティックあげるよ"をカヴァーして欲しかったけど『Z』つながりじゃ無いから無理か 笑)曲調自体はそれとはほぼ無関係なオリジナル楽曲、ちょっと浮遊感のあるアレンジで、聴き易さ重視のPOPチューン。

「シャラララ」「ウォウォウォウ」「フゥ」(←特に玉井詩織の "フゥ" が印象的)といったコーラスが心地良いので、ライヴでも是非生で再現して欲しい所。


ももいろクローバーZ - 白金の夜明け - 『Z』の誓い ★★★ (2015-05-03 00:39:16)

劇場版「ドラゴンボールZ 復活の『F』」の主題歌、
"ピンキージョーンズ" を彷彿とさせるオリエンタルなサウンドにメタルコア/ラウドロックばりのゴリゴリのギターを絡ませ、派手な転調とエモーショナルなサビ、といかにもNARASAKI氏らしいナンバー。
歌詞は森 雪之丞氏(個人的にこの人の歌詞ではキテレツ大百科の "お料理行進曲" のインパクトが忘れられない 笑)で、Aメロが若干詰め込み過剰な嫌いはあるものの(ちゃんと韻を踏んでいるのは流石)、ももクロの個性を生かしつつ、DBZの世界観との擦り合わせもバッチリ決まっていて素晴らしい!

特に二回目のサビからの転調~

♪何故諦めてたんだろ? 何にもできるわけがないと 信じ込んでいたよ 絶望のプロパガンダ 
♪始まりの歌が響く 『Z』の旗が翻る さぁ行こう 仲間達が待ってる 明日へ

~夏菜子フリーザによる大サビまでの流れが感動的で、何度聴いても涙腺に来ますね…。


ももいろクローバーZ - シングル 『『Z』の誓い』 ★★★ (2015-05-02 23:46:32)

'15年4月29日リリースの15thシングルです。
いくら『Z』つながりの縁があるとはいえ、少年向けヒーロー物バトル漫画の金字塔である「ドラゴンボールZ」のアニメ映画の主題歌を女性アイドルが担当するというのは前代未聞ですがそこはももクロ、元々持っているヒーロー(ヒロイン)属性に加えてバトル要素との異常なまでの親和性がいかんなく発揮され、見事にももクロらしさを生かしつつDBZの世界観を描き切っています。

"『Z』の誓い" は鬼才NARASAKI氏によるゴリゴリかつエモーショナルなナンバー、
"ロマンティックこんがらがってる" はメンバーのコーラスが楽しいPOPナンバー、
"CHA-LA HEAD-CHA-LA" はTVアニメ版「ドラゴンボールZ」の主題歌のカヴァー、

それにしても、 '15年度三連続シングル・リリース固め打ちの充実ぶりがすごい!
ファンになりたての頃、「行くぜっ!怪盗少女」、「ピンキージョーンズ」、「ミライボウル/Chai Maxx」のリリース順を見て、その内容の濃さにそこはかとなく狂気を感じましたが(笑)、今回はそれに匹敵するか、あるいは超えてるかも。

あと、これまでのMVでは男前な百田夏菜子が度々クローズアップされて来ましたが、 "『Z』の誓い" のMVでは玉井詩織のイケメンっぷりが際立っています(笑)


Mary Poppins - Feed the Birds ★★★ (2015-04-14 22:40:27)

吹き替え版の邦題は「2ペンスを鳩に」
ジュリー・アンドリュースの慈愛に満ちた歌声は神々しいまでの美しい響きであり、ただただ聴き惚れるのみです…。


Mary Poppins - Step in Time ★★★ (2015-04-14 22:36:03)

吹き替え版の邦題は「踊ろう、調子よく」
ディック・ヴァン・ダイク率いる煙突清掃夫達が繰り広げる屋根の上のミュージカル・シーンは息つく暇も無いカットの連続で圧巻! 目が離せません。


Mary Poppins - Chim Chim Cher-ee ★★★ (2015-04-14 22:30:38)

♪チムチムニー・チムチムニー・チムチム・チェリー
♪煙突掃除は良い仕事~

子供の頃に観た時、うらぶれた寂しさを感じさせるメロディーが気に入ってよく口ずさんでいたのを憶えています。


Mary Poppins - Supercalifragilisticexpialidocious ★★★ (2015-04-14 22:21:16)

軽快なテンポの曲に合わせて、快活なステップを踏むジュリー・アンドリュースとディック・ヴァン・ダイクの息の合った掛け合いが見事!
楽しくて観ていて飽きません。


ももいろクローバーZ - シングル 『青春賦』 - Link Link ★★★ (2015-03-18 23:17:55)

卒業するものと引き継ぐもの、双方の気持ちを歌ったポジティヴなメッセージが胸を打つメロディアスなナンバー、
この曲に佐々木彩夏をフューチャーしているのは、劇中では在校生、現実では高校卒業というタイミングで、両方の立場とリンクしているからでしょうか?
そう考えると、単なるパート割りを越えて、あーりんの決意表明のようにも聴こえて来ます。


ももいろクローバーZ - シングル 『青春賦』 - 行く春来る春 ★★ (2015-03-18 22:39:28)

タイトルどおり春めいた陽性のメロディーが心地良い王道POPソング、
曲構成は意外とドラマチックで、電子音+早口ラップと、そこからの転調に用いられているフルートがほんの一瞬プログレっぽい雰囲気を醸し出す間奏のパートが個人的にツボ。


ももいろクローバーZ - シングル 『青春賦』 - 走れ! -Zver.- ★★★ (2015-03-17 00:20:55)

最初にももクロのヘンな曲(笑)が入口だった身としては良さに気付くのに時間はかかりましたが、やっぱりファンにとっても、ももクロ自身にとっても重要な曲なんですよね。
歌い込まれて表現力もUPしていますし、ライヴでの生バンド演奏のフィーリングを加味したアレンジがチープさを払拭、特にアウトロのギター・ソロがgood! 西川さんがノリノリで弾いているイメージが浮かんで来ます(笑)。


ももいろクローバーZ - AMARANTHUS - 青春賦 ★★★ (2015-03-15 22:29:22)

ももいろクローバーZ主演映画「幕が上がる」の主題歌、
これまでのシングル表題曲と比べると、ごくシンプルに過度な装飾を排したアレンジはモロに歌唱表現力が試され、ユニゾンのコーラスとか難しそうなパートもあり実は彼女達にとってはチャレンジングな楽曲。
これからライヴでどう磨き上げられていくのか、非常に楽しみな一曲です。
歌詞は表向き映画のエピローグ的な内容で卒業をテーマにしていますが、よく読むと "灰とダイヤモンド" や "GOUNN" と共通する輪廻転生のテーマがそれとなく埋め込まれており、ここからいずれ出るであろうニュー・アルバムのストーリー・ラインを想像してみるのも面白いでしょう。


ももいろクローバーZ - シングル 『青春賦』 ★★★ (2015-03-15 21:11:15)

'15年3月11日リリースの14thシングルです。
彼女達の主演映画「幕が上がる」の主題歌および挿入歌と、人気曲 "走れ" の新録ヴァージョンを含む全4曲はいずれも青春、卒業、春…等をテーマとした「THE・アイドル」な感じで、キラキラ感がすごい(笑)。
4曲入りなのでほぼミニ・アルバム的なボリュームで結構聴き応えもありますね、
初回盤は2種類あり、それぞれ別の曲のMVと豪華ブックレット付きで気合が入っています。

"青春賦" は卒業をテーマにした合唱形式のバラード、
"走れ!-Zver.-" はライヴの定番で人気曲の新録ヴァージョン、
"行く春来る春" はタイトル通り春めいた空気を感じさせるポップ・チューン、
"Link Link" はポジティヴなメッセージを伝える爽やかでメロディアスなナンバー、

それにしても、 "夢の浮世に咲いてみな" からの振り幅がすごい(笑)。
この「なんでもあり」感がももクロの大きな魅力の一つであるのは間違いありません。
(で、このあとDBZだし 笑)


遠藤賢司 - ちゃんとやれ!えんけん! - 夢よ叫べ-2012- ★★★ (2015-03-11 23:21:45)

エンケン '96年の名曲の再録ヴァージョン、
オリジナルのストリングス・アレンジに代わって山本恭司氏がギター・ソロを弾いていますが、これが "泣き" を通り越してもはや "慟哭" の域に達しており、エンケンの真っ直ぐなメッセージと同じ位、雄弁に存在感を主張しています。

♪そうさ そんな~夢に 負けるな~友よ 夢よ叫べ~


JUDAS PRIEST ★★ (2015-03-07 22:33:59)

JUDAS PRIEST UNLEASHED IN THE EAST!

「REDEEMER OF SOULS」来日ツアーの大阪公演に行って参りました!
詳細な感想はツアー終了後に改めてコメントしますが一つだけ、
今回ロブの調子がすごく良かった!
これから行かれる方は期待して良いかと。


佐井好子 - 密航 - 絹之道 ★★★ (2015-03-07 00:11:56)

シタールが妖しげなムードを醸し出しています。
聴いていると、まるで砂漠の蜃気楼の中を彷徨っているかのよう。
まさに吟遊詩人といった趣。


佐井好子 - 密航 - 春 ★★★ (2015-03-06 23:51:30)

ジャジーなピアノをバックに、気怠い雰囲気を纏った伸びやかな歌声にウットリ。


佐井好子 - 密航 ★★★ (2015-03-04 23:42:37)

'76年発表の2ndアルバムです。
基本的な作風としては前作と同一ですが、歌詞の面では自己の存在への不安や逃避願望、何処か遠い地への憧れ、といったテーマの内省的な歌詞が増え、アレンジ面ではシタールやタブラ等を用いて異国情緒を感じさせるサウンドになっています。
また、音楽以外の部分でも、アートワークの幻想的なイラストを佐井さん自身が手掛け、音楽と合わせて独特の世界観を形成しています。
本作のプロデュースはクニ河内氏、この方は元GS出身だそうでニュー・ロック人脈でも時々名前を見かけますね。
前作の大野雄二氏のカラフルなプロデュースと比べると、やや大人しく感じられるものの、しっとりとした歌声の魅力を前面に出し、落ち着いた雰囲気のヴォーカル・アルバムになっていると思います。


SARACEN ★★★ (2015-03-01 23:52:22)

"Redemption" の国内盤はリリースされないのでしょうか…。
ルビコン・ミュージックさん、期待してますよ!


佐井好子 - 萬花鏡 - 雪女 ★★★ (2015-02-22 00:16:02)

まさに雪女そのもののように、凍てつくような冷たさと澄みきった空気を感じさせる歌声とサウンドが絶品!
曲中盤とラストのスキャットは彼女の真骨頂。


佐井好子 - 萬花鏡 - 冬の地下道 ★★★ (2015-02-21 00:10:34)

美しいソプラノ・ヴォイスで歌われる気怠いメロディーと、イマジネーション豊かで情景が脳裏に浮かんで来るような歌詞に惹き込まれます。
乾いたトーンのブルージーなギター・ソロに魅惑のスキャットが絡むのが良いですね。

もし、カルメン・マキがロックに傾倒しなかったら、こういう方向に進んでいたかも知れないと思いました。


佐井好子 - 萬花鏡 - 夜の精 ★★ (2015-02-20 23:54:25)

アルバム・オープニング・チューン、
イントロから大野雄二氏の特徴的なサウンドが心地良い。
誰もいない深夜の街中を歩いている時のような、妙なウキウキ気分を思い起こさせる曲です。


佐井好子 - 萬花鏡 ★★★ (2015-02-18 00:45:59)

'75年発表のデビュー・アルバムです。
世界観はこの時点で既に完成されています。
この人の音楽の特徴は詩的でイメージ豊かな歌詞と、どこか懐かしい感覚を覚える包み込まれるようなメロディ、そして彼女自身の歌声。
透き通ったソプラノ・ヴォイスが美しく、また、昭和の歌手に特有の仄かな翳りやディープな響きが感じられます。
加えて、ルパン三世の劇伴等で有名な大野雄二氏がアレンジを手掛ける幽玄なサウンドが彼女の世界観と絶妙な化学反応を起こし、楽曲を何倍も魅力的なものにしています。

ジャズ/フォーク/童謡…全てが混在しているようで、そのどれでも無い、まさに佐井好子というアーティストの "インナー・マインド・ミュージック" が広がっています。


佐井好子 ★★★ (2015-02-17 23:48:44)

'70年代に活動し、4枚のアルバムを残した女性シンガー・ソングライター、
私がこの人の音楽に出会ったのはブリティッシュ・フォーク/トラッドで何かしっくり来るグループが無いかYouTubeを探索していた時に、関連動画に挙がっていたのがきっかけで、サムネイル画像(後に彼女自身の筆によるアートワークと判明)にピンと来て試しに聴いてみたらこれが大当たり! 最初の目的とは違いましたが、嬉しい誤算で結果的に一発で虜になってしまいました。
フォークとも歌謡曲とも違う、私の乏しい語彙では表現し切れない世界観。
例えるなら「開かない扉の鍵穴から、のぞき込んで観た先に広がる無限の空間」のようなイメージ。
YouTubeは時折こういったサプライズな出会いがあるので嬉しいですね。

一部でカルト的な人気を博しているようで、彼女の長年のファンであり、'08年のCD再発の際にライナー・ノーツも執筆しているJOJO広重氏は "インナー・マインド・ミュージック" と形容しています。
また、'08年には30年ぶりとなる5枚目のアルバムもリリース、その後はゆったりとしたペースでライヴ活動を行っているようです。


ももいろクローバーZ - シングル 『夢の浮世に咲いてみな』 (ももいろクローバーZ vs KISS) - Samurai Son ★★★ (2015-02-01 21:16:44)

「ワタシ ハ サムライ サン」

バック・トラックは "夢の浮世に咲いてみな" と基本的に同じですが、こちらは若干シンセが引っ込んでギターとドラムが強調されており、サウンドのロック度が増している印象です。
サビも、はんなりした感じのももクロVer.と違って、ダーティーな歌い回しでグランジ/オルタナ風に感じられたり、印象がガラッと変わるのが面白いです。
KISSが歌えば、それはもう完全にロックな訳で、ロックとしてのカッコよさ、説得力はさすがにももクロも到底及びませんね。

とKISSにあまり詳しくない自分が言うのも何ですが、っていうかKISSちゃんと聴くとメッチャカッコいいな!(笑)


ももいろクローバーZ - シングル 『夢の浮世に咲いてみな』 (ももいろクローバーZ vs KISS) - Rock and Roll All Nite ★★ (2015-02-01 20:49:54)

KISSの有名曲のカヴァー、
POPに振り切ったアレンジは、予想に反してと言った感じ(面子が面子だけに、てっきり原曲破壊系かと 笑)ですが、オモチャっぽいサウンドは、これはこれで悪くないです。
気になったのは、巻き舌で歌ってるもんだから全部有安杏果に聴こえる事(笑)。
誰がどのパートかよく聴けば判るんですが、最初はちょっと困惑でしたね。


ももいろクローバーZ - 白金の夜明け - 夢の浮世に咲いてみな ★★★ (2015-01-31 21:16:33)

PRIDEを思わせる威圧的なイントロから、和の旋律を持ったインパクト絶大なリフが切り込んで来る時点で名曲確定! な雰囲気、サウンドのフォーマットは(当然ながら)まんま洋楽ロックで、コールをガンガン誘発するダイナミックなグルーヴのスケール感はまさにスタジアム級! これは会場が大きい程盛り上がるタイプの曲ですね。
歌メロも和風というかアジアをちゃんぽんしたようなオリエンタル風味なメロディーで、個人的にはサビの "はんなり" した感じがすごく好き。
KISSのコーラスがまたシビれる位カッコいい!
予想以上にKISSサウンドとももクロらしさとの相性が抜群で、これは早くもライヴへの期待が高まります。

見どころ満載のMVも必見! 特にポール・スタンレーと百田夏菜子が腕を組み交わすラスト・シーンで突如劇画タッチになる所は謎の感動(と笑い)が込み上げて来ます。


ももいろクローバーZ - シングル 『夢の浮世に咲いてみな』 (ももいろクローバーZ vs KISS) ★★★ (2015-01-31 19:50:32)

'15年1月28日リリースの13thシングルです。
「KISS vs ももクロ」誰もが驚いたこのコラボ、元々は単発のライヴで共演する程度の話だったのを、プロデューサーの宮本氏がダメ元で曲を書いて欲しいと依頼したら快諾されたという経緯で実現したらしいですが、何とも図太いというか(笑)、ももクロらしいと言えばらしい話です。

"夢の浮世に咲いてみな" はダイナミックなグルーヴで迫るロック・アンセム、歌はももクロでコーラスにKISSが参加。
"Rock And Roll All Nite" はKISSのカヴァー、
"Samurai Son" は "夢の浮世に咲いてみな" とは逆に歌がKISSでコーラスにももクロが参加。

今回のコラボについてはKISS側が思った以上にガチで、「どうしてコラボしようと思ってくれたのか」というももクロメンバーの問いに対しては「何故こんな事をやるのかと聞かれるが、出来るからやるのさ!」と答え、別のインタビューでも「何がロックかは俺が決める、KISSは自由なんだ。」と言ったポール・スタンレーのコメントがいちいちカッコよく、プロフェッショナルな姿勢に感銘を受けました。
今までは個人的にブリティッシュ偏向趣味もあってKISS=アメリカン・ロックの権化みたいなイメージであまり興味が無かったんですが、一発でファンになりましたね(笑)。


U.D.O. - Decadent - Speeder ★★★ (2015-01-27 22:33:18)

「TIME BOMB」を彷彿とさせるパワフル&アグレッシヴなアルバム・オープニング・チューン、
キレのいいリフ・ワークと流麗なリード・ギターが冴え渡っています。


U.D.O. - Decadent - Pain ★★★ (2015-01-25 16:59:47)

「FACELESS WORLD」アルバム収録の "Blitz Of Lightning" を彷彿とさせる極上のメロディアス・ハード、
芳醇なギター・メロディーのキラキラ感がすごい! まさに宝石箱!

キャッチーな歌メロも、ウドのアノ独特なダミ声だからこそ良いのです。


U.D.O. - Decadent ★★★ (2015-01-25 16:48:14)

'15年発表の15thアルバムです。
ギタリストのメンバー・チェンジを経て2作目となる本作は、前作で見せたメロディー重視の方向性が更に推し進められています。
まず耳を惹くのはカスペリ・ヘイッキネンとアンドレイ・スミルノフのギター・コンビが放つ流麗なリード・ギター、テクニカルながらも歌心を大切にしたメロディアスなフレーズの煌めきは、名手マティアス・ディート在籍時のアルバムを彷彿とさせます。
それにつられてウドのVoも若返ったのか、メロディアスで艶のある歌声を披露、何かここへ来て再び黄金時代が到来して来たかのよう!

国内盤ボーナス・トラックも含めて捨て曲無しな本作ですが、本領発揮は5曲目の "Pain" から。
試聴出来る方は、まずはこの曲を聴いて下さい。
これはACCEPTでは絶対に聴けないタイプの名曲です!
(YouTubeでは公式にFull VersionがUPされています)

「SOLID」以来、リアルタイムでずっとフォロ-してきましたが、ここ数年は良作を連発しつつも再結成ACCEPTに話題をさらわれがちでもどかしい思いもしていただけに、これ程の大傑作アルバムが話題にならないとしたらそれは実に勿体無い! ACCEPTは聴くけどU.D.O.はちょっと…という人にも、U.D.O.ならではの美学が凝縮された本作の凄みを是非とも味わって欲しいですね。


ももいろクローバーZ - シングル 『一粒の笑顔で... / Chai Maxx Zero』 - KONOYUBi TOMALe ★★ (2014-12-30 23:53:36)

所ジョージ×ももクロの組み合わせとなると、やっぱり能天気なお気楽パーティー・チューンかな? と思いきや、そんな安直な思い付きをあざ笑うかのようにダウナーな曲調にニヒルな歌詞で、なかなか新鮮な感じですね。

個人的には寂しげなメロディーとノスタルジックな響きに何となく「ゲゲゲの鬼太郎」を連想してしまいます。


ももいろクローバーZ - シングル 『一粒の笑顔で... / Chai Maxx Zero』 - Chai Maxx Zero ★★★ (2014-12-29 22:52:07)

最初に "Chai Maxx ZERO" という曲タイトルだけを見た時は、Remixヴァージョンか何かだと思いましたが実際に聴いてみると、完全な新曲でした。
かなりノイジーで分厚いサウンドに低音の効いた四つ打ちリズムという曲調は、巷でいわゆるEDMとかいわれているスタイルでしょうか? (あまり詳しくないので違うかも)
リズムの中毒性はかなり高いです。
ももクロらしいハイ・テンションなわちゃわちゃ感を伴いながら、息つく暇も無く畳み掛けていく感じは "Chai Maxx" よりはむしろ "BIONIC CHERRY" に近い印象。

あと、↑のオリンピアさんも触れていますが、やはりどうしても比較されてしまうのは避けられないので、 "Chai Maxx" と関連付けるよりは独立したキャラクターを持たせてあげた方が良かったんじゃないかとは思います、十分に個性的で良い曲なので。


ももいろクローバーZ - シングル 『一粒の笑顔で... / Chai Maxx Zero』 - 一粒の笑顔で... ★★★ (2014-12-28 23:10:05)

作詞/作曲を小坂明子が手掛ける、ミュージカル調のナンバー、
やっぱり「アナと雪の女王」に影響されてミュージカルっぽくなったんでしょうか(笑)。
ともあれ、祝祭感に満ちたメロディー、ゴージャスなアレンジ、芝居がかった台詞パートと三拍子揃って、王道的な素晴らしい出来栄えです。


ももいろクローバーZ - シングル 『一粒の笑顔で... / Chai Maxx Zero』 ★★★ (2014-12-28 22:07:58)

'14年12月24日リリース「ももいろクリスマス2014 さいたまスーパーアリーナ大会~Shining Snow Story~」開催記念シングルです。

"一粒の笑顔で..." はミュージカル調のナンバー、
"Chai Maxx ZERO" はデジタル色の濃いアップ・テンポのダンサブルなナンバー、
"KONOYUBi TOMALe" はノスタルジックな感じの哀愁ナンバーです。

今回の限定シングルも良い曲揃いで力が入ってますね!


JUDAS PRIEST - Sad Wings of Destiny - Dreamer Deceiver (2014-12-21 19:46:09)

↑私のハンドル・ネームの由来についてですよね?
おっしゃるとおり、分不相応ながら、この名曲の邦題から頂きました。
初めて聴いて以来20年近く、ずっと私の心の中にあり続けています。
(まぁPRIESTの大半の曲、存在そのものがそうですが)

昔のレヴューではリッパーが歌うのを聴いてみたいとコメントしていますが、やっぱりこの曲は若い頃のロブだからこそ表現し得た世界観だなと思います。
ロブよりも強力なハイ・トーン・ヴォーカリストは結構いますが、彼の声質自体に含まれる湿り気に英国的なものを感じさせ、唯一無二の個性となっています。
グレン・ティプトンのギター・ソロも美しいし、、K.K・ダウニングのアルペジオ、イアン・ヒルのベース・ラインも好きです。

この曲のスタジオ・ライヴ映像が残されていますが、ブロンドのロング・ヘアーをなびかせてカメラ目線で迫るロブ様を初めて観た時はウットリ見とれてイケナイ感覚に目覚めてしまいそうでドキドキしましたね(笑)。


U.D.O. - Mission No. X - 24/7 ★★★ (2014-12-18 00:00:05)

↑の方々がご指摘のように、 "Monster Man" に酷似しているのが気にはなりますが、後発の強みを生かして個人的に音作りに不満のある「RUSSIAN ROULETTE」アルバムよりもサウンド・プロダクションが改善されてよりタイトになっている印象で、実はこちらの方が好きだったりします。


U.D.O. - Mission No. X - Mission No. X ★★★ (2014-12-17 23:52:23)

荘重なイントロ "The Embarkation" からつながる事実上のアルバム・オープニング・チューン、
いかにもU.D.O.らしい、どっしりと構えた威厳を湛えたミッド・テンポの重厚な楽曲。

当然、名曲!


TAI PHONG ★★★ (2014-11-16 16:45:40)

アートワークを見て何となくピン!と来るものがあった方は是非ご一聴をオススメいたします、恐らくその直感と期待が裏切られる事は無いハズです。
1stアルバムがとにかく衝撃的ですが、最新作「RETURN OF THE SAMURAI」も素晴らしい!
基本的に外れの無いバンドだと思います。


TAI PHONG - Return of the Samurai - Come to Me ★★★ (2014-11-16 16:28:48)

本作のハイライト・ナンバー、
落ち着いたムードの中、露がこぼれるような音色のピアノと、胡弓を思わせる音色のギターが織り成す、ヨーロピアンとオリエンタルが融合したような淡い叙情メロディーが紡ぎ出されます。
派手なテクニック的要素はありませんが、ロマンチックかつドラマチックな展開には、確かにプログレの名残りを感じ取る事が出来ます。


TAI PHONG - Return of the Samurai ★★★ (2014-11-16 16:07:00)

'14年発表の5thアルバムです。
邦題「静寂、抒情、そして夢幻 ~ リターン・オブ・ザ・サムライ」
基本的には前作と同様のソフトな作風ですが、本作は若干ですがプログレ由来のドラマ性が戻っています。
長いインターバルにも関わらず、紡ぎ出すメロディーの美しさはいささかも色褪せない中心人物カーン・マイの才能もさる事ながら、胡弓を思わせる儚げな泣きのトーンを湛えた流麗な速弾きギターを披露する彼の実子であるデビィー・キムの活躍が光っています。

尚、本作には '13年に12曲入りのCD-Rとしてサンプラー的にリリースされたプロトタイプ・ヴァージョンと、そこから8曲に絞ってリ・アレンジ&リミックスを施し、アートワークを差し替えたインターナショナル・ヴァージョンの2種類が存在します。
※私が今回レヴューしているのはインターナショナル・ヴァージョンの方です。(プロトタイプの方は未聴)
差し替え後のアートワークは「TAï PHONGといえばこれ!」 的な、1stに通じる幻想的な鎧武者のイラストで、非常に満足。

ジャンルを問わず哀愁の叙情メロディーを好む方には超オススメの一枚です。


TAI PHONG - Sun ★★★ (2014-11-09 23:26:59)

'79年に3rdアルバム「LAST FLIGHT」発表後、シングルを一枚リリースしたきりで解散状態だったTAï PHONGを、カーン・マイとステファン・コーサリューを中心とした新編成で復活させた2000年発表の4thアルバムです。
邦題「旭日の戦士 ~ サン」
元々あまりハードな音楽性のバンドではありませんでしたが、ここで聴けるのは最早プログレはおろかロックですら無いようなソフトなサウンドです。
あるのは、ただただ極上に甘美なメロディー・ラインとパステル・カラーの水彩画のような繊細なトーンの音世界。
以前の作品よりも、カーン・マイのルーツであるオリエンタルなムードが色濃く反映されている気がします。
彼等の代表曲 "Sister Jane" のセルフ・カヴァーも収録されています。

隠れた名盤! 彼等の紡ぎだす普遍的な美しさを持ったメロディーを、もっと多くの人に聴いて貰いたいと思います。


SATAN ★★ (2014-11-06 00:14:45)

てかぷりおさん

MANOWARがかすむ程のライヴとは!
パッチGジャンは私も昔作ろうと思ったけど途中で挫折した思い出が(汗)。

ANVILはすごいですね! 新潟のメタル・ファンも大喜びじゃないでしょうか、彼等にとっては海外で無茶苦茶な目にあって来た事を思えば、日本の地方都市なんてきっと天国みたいなものでしょう(笑)。


MANOWAR (2014-11-03 20:38:05)

てかぷりおさん

MANOWAR観に行かれたんですね!
最近の曲はあまり演らずクラシックス中心のセットリストで往年のファンは大喜びだっただろう事は容易に想像出来ます。
ジョーイ・ディマイオ閣下の日本語演説というのが気になる(笑)。
本当にうらやましいです、私も行きたかった…。


ACCEPT - I'm a Rebel - Do It ★★ (2014-10-25 21:50:58)

ミッド・テンポでゴツゴツした質感のリフ、これは充分にACCEPTらしさが感じられます。
サビもキャッチーでGood!


ACCEPT - I'm a Rebel - I Wanna Be No Hero ★★ (2014-10-25 21:45:21)

ACCEPTらしい硬質なリフとディスコなリズムが組み合わさっています。
これもなかなかキャッチーで悪くない。


ACCEPT - I'm a Rebel - Save Us ★★ (2014-10-25 21:42:02)

途中まではハード・ロック、ですがサビになると急にディスコ調になるという異色曲。
意外と違和感無くセンス良くまとめていて好印象。


ACCEPT - I'm a Rebel - I'm a Rebel ★★★ (2014-10-25 21:33:47)

溌剌としたR&Rチューン、
元々はAC/DCの為にヤング兄弟の長兄アレックス・ヤング(作曲クレジットではジョージ・アレクザンダーと名乗っています)が用意した曲ですが、結局AC/DC側がボツにした為、様々な経緯を経てACCEPTがカヴァーする事になったという逸話があります。

今ではACCEPTとU.D.O.双方でライヴの定番曲として親しまれています。


ACCEPT - I'm a Rebel ★★ (2014-10-25 21:04:34)

'80年発表の2ndアルバムです。
レコード会社から売れ線狙いを強要されPOPな作風になったという事で、メンバー達にとっては不本意なアルバムなようですが、演奏およびサウンドはあくまでHRの範疇で語れるもので、個人的には違和感無く楽しめました。
コンパクトでキャッチーな楽曲が揃っていて、R&R、バラード、ディスコ等、バラエティに富んでいて良いですね。
意図に反してセールスは振るわなかったようですが、もし彼等がドイツのバンドじゃなかったら、結果はまた違ったかも知れません。

1st、2ndは共に、ファンからもバンド自身からも軽視されがちですが、両方ともけっしてつまらない訳では無いので興味が沸いたら是非聴いて貰いたいアルバムです。
ACCEPTの新鮮な一面が垣間見れると思いますよ。


ACCEPT - Accept ★★ (2014-10-18 00:30:12)

'79発表の1stアルバムです。
邦題「アクセプト~殺戮のチェーンソー」
一般的なACCEPTのイメージ=ゴツゴツとした質感の男臭くいかめしい軍歌調メタル、というサウンドはまだ確立されておらず、SCORPIONSからの影響の強い欧州らしい暗い哀愁を湛えた叙情HRをやっていて、ウド・ダークシュナイダーは金切りヴォイス全開ではなく半分くらい地声で歌っていたり、コーラスも地を這う系ではなくファルセットだったりしますが、ウルフ・ホフマンのギター・プレイはこの時点で既に完成されている感があり、また楽曲も個性は確立されていないものの、この後登場してくる大多数のN.W.O.B.H.M群のバンドよりはレベルが高いと思います。

あとアルバム自体は地味ですが、裏ジャケのメンバー写真に写っている、セミロング・ヘアー&グラム・ロッカー風衣装のウドの出で立ちはなかなかのインパクトです(笑)。


PAUL DI'ANNO'S BATTLEZONE - Children of Madness - Metal Tears ★★★ (2014-10-02 23:18:01)

ポール・ディアノ十八番の男泣きパワー・バラード、
男臭さ力強さは勿論、哀愁や孤独なセンチメンタリズムも表現出来る多彩な魅力を発揮、ただのゴリ押しパンク・シンガーとは違う! という所を見せつけています。

名曲!


PAUL DI'ANNO'S BATTLEZONE - Children of Madness - Children of Madness ★★★ (2014-10-02 23:05:31)

タイトル・チューン、
重厚なグルーヴがちょっとACCEPTっぽくて、硬派で男臭い感じがGood!


PAUL DI'ANNO'S BATTLEZONE - Children of Madness - Whispered Rage ★★★ (2014-10-02 22:58:35)

展開が凝っていて、確かにMAIDENっぽい曲です。
パワフルなシャウトも決まっています。
文句無しにカッコいい!


PAUL DI'ANNO'S BATTLEZONE - Children of Madness - I Don't Wanna Be a Hero ★★ (2014-10-02 22:45:33)

ほんのりと哀愁を漂わせるミッド・テンポ・ナンバー、
時節柄、L.Aメタル風味のキャッチーネスをまとっていますが、ウェットな歌メロに英国を感じます。


PAUL DI'ANNO'S BATTLEZONE - Children of Madness ★★ (2014-10-02 22:34:41)

'87年発表の2ndアルバムです。
前作に引き続き硬派な正統派HMですが、歌メロにフックが増し、キャッチーさに配慮した事がうかがえます、実際は歌メロのヴァリエーションに乏しく、どの曲も似た感じに聴こえてしまうのですが、ポール・ディアノの独特な歌い回しがカッコいいので、個人的には不思議と退屈せずに楽しめました。
まぁこのバンドのアルバムは、基本ポール・ディアノのファン以外手を出さないでしょうから、これで正解でしょう(笑)。
相変わらず音質はあまり良くありません。

どうしてもメジャーになり切れないマイナー感が漂いますが、硬派な正統派HMとしてはそこそこ良いアルバムと言えるのではないでしょうか、ポール・ディアノのVoが好きな方であれば多分1.5倍位は良く聴こえるはず(笑)。


PAUL DI'ANNO'S BATTLEZONE - Fighting Back - Welfare Warriors ★★ (2014-10-01 18:57:21)

ストレートですね、
「 "2 Minutes To Midnight" のポール・ディアノVer.」みたいな雰囲気があります。


PAUL DI'ANNO'S BATTLEZONE - Fighting Back - The Land God Gave to Caine ★★★ (2014-10-01 18:44:28)

問答無用、これぞHEAVY METAL!
むせ返るような男臭さと哀愁がたまりません!


PAUL DI'ANNO'S BATTLEZONE - Fighting Back - Welcome to the Battlezone ★★★ (2014-09-30 21:56:38)

噛み付くようにシャウトする、ちょっとした歌い回しにポール・ディアノらしさが表れています。
シンプルながら求心力の高いリフ、時代を感じさせるシンガロングもGood!


PAUL DI'ANNO'S BATTLEZONE - Fighting Back ★★ (2014-09-30 21:47:36)

'86年発表の1stアルバムです。
SAXONあたりに通じる無骨で硬派な正統派ブリティッシュHMに、ポール・ディアノのドスの効いたVoが乗るという作風は素直にカッコいい!
ただ、愛想が無さ過ぎてイマイチ取っ付きにくい楽曲と、N.W.O.B.H.Mを引きずった鈍い音質は、マニアックなB級感を醸し出しており、人を選ぶかも知れません。

それにしても、やっぱりポール・ディアノの声は良いですね、平凡な楽曲も彼が歌うと途端に輝きが増す感じがします。


WARLORD - The Holy Empire - The Holy Empire ★★★ (2014-09-27 00:39:10)

アルバムを締めくくる11分余の大抒情詩、

・ 吟遊詩人のようなヴォーカル
・ 民族色濃厚なメロディーのツイン・リード
・ 深淵な響きのシンセ
・ 壮大なクワイア
・ 古代儀式を思わせる独特なリズム

その全てが "荘厳" その一点に集約されています。
圧巻の一言!


WARLORD - The Holy Empire - Father ★★ (2014-09-27 00:15:45)

ベタな哀愁、これぞWARLORD節!
シケシケなB級感がマニア心をくすぐりますねぇ…。


WARLORD - The Holy Empire - Night of the Fury ★★★ (2014-09-27 00:10:47)

ヴァイキング・メタル風の雄大なエピック・ナンバー、
宗教的荘厳さを醸し出すシンセがGood!
マーク・ゾンダー(Ds)による変幻自在のリズム・チェンジも聴き所です。


WARLORD - The Holy Empire - Kill Zone ★★ (2014-09-21 22:05:58)

アルバム中唯一のアグレッシヴなナンバー、
といっても攻撃性よりも神秘性の方が上回っていますが。
ちょっとRAINBOWの "Gates Of Babylon" っぽい様式美HRで、この曲ではリッパー・オーウェンズ型のゲストVoが歌っており、強力なハイトーンを聴かせています。


WARLORD - The Holy Empire - City Walls of Troy ★★★ (2014-09-21 21:51:21)

ヴァイキング・メタル風のスローなフレーズの繰り返しが軽いトランス状態に誘います。
聴いて何故かBATHORYを思い出した(笑)。


WARLORD - The Holy Empire - Thy Kingdom Come ★★★ (2014-09-21 21:44:38)

吟遊詩人がいにしえの英雄譚を弾き語るような、ヒロイックなムードあふれるミッド・テンポ・ナンバー、
淡々とした曲調にも拘らず、ドラマチックに聴こえるあたりに巧さを感じます。


WARLORD - The Holy Empire - Glory ★★★ (2014-09-20 21:57:03)

柔らかい物腰の奥に芯の強さ、気高さを感じさせるメロディー、
ヘヴィでもアグレッシヴでもありませんが、HEAVY METALの美意識を凝縮させたような名曲です。


WARLORD - The Holy Empire - 70,000 Sorrows ★★★ (2014-09-20 21:40:21)

アルバム・オープニング・チューン、
あふれ出るミスティックな神聖オーラ、アートワークのイメージそのままに、蜃気楼の向こうから神殿が姿を現すシーンを思い浮かべます。
この曲の中盤、ちょっとだけ小走りになる部分がアルバム中唯一の疾走ポイント(笑)。


WARLORD ★★★ (2014-09-19 23:41:54)

これまでこのバンドとはあまり縁が無く、昔買った疑似ライヴ盤「AND THE CANNONS OF DESTRUCTION HAVE BEGUN...」は当時の私にはピンと来ずに売り払ってしまい(今になって少々後悔)、HAMMERFALLのヨアキム・カンスが加入して話題になった '02年の2nd「RISING OUT OF THE ASHES」も何となくスルーだったんですが、3rd「THE HOLY EMPIRE」は本当に素晴らしい! アメリカのバンド、と言われても「ウソでしょ?」と言い返したくなるような堂々のエピック・メタルを披露しています。
アメリカというとMANOWAR、VIRGIN STEELEあたりを筆頭に欧州よりも欧州っぽいというか、良くも悪くも極端なエピック・メタル・バンドが結構いますよね。

それにしても、デビュー・アルバムが1983年、2ndが2002年、3rdが2013年と、時代も国籍も超越して何か色々とおかしいマイペースっぷり、もう存在自体がファンタジーみたいなバンドです(笑)。


WARLORD - The Holy Empire ★★★ (2014-09-19 23:07:25)

'13年発表の3rdアルバムです。
ジョン・マーティンの幻想的な絵画(ANGEL WITCHやCANDLEMASSでおなじみ)を用いたアートワークと店頭試聴で一発で気に入り購入しました。
それにしてもまぁ、何とも大仰極まりないアルバムです。リヴァーヴたっぷりなクリーン・トーンのギターと神秘のヴェールを覆い被せるようなKeyが奏でる、ヴァイキング・メタルを思わせるケルティックなメロディーに乗せて、ジェントリーな中音域Voが朗々と歌い上げるスタイルは、例えるなら "遅いFALCONER" あるいは "クリアーなBATHORYの「HAMMERHEART」" といった趣(しかしこの例えで分かる人いるんだろうか 笑)。
さしてヘヴィでもアグレッシヴでも無く、徹底してミッド・テンポを貫く作風、というと退屈なんじゃないの? と思う人がいるかも知れませんが、とにかくメロディーが素晴らしく、まさにエピックという以外に形容出来ない、悠久の大地を流れる大河のように壮大なスケールのサウンドは、知らず知らず聴き手を惹き込んでいく魅力を備えています。
また、元FATES WARNINGのマーク・ゾンダー(Ds)による手数の多い複雑なプレイが、シンプルな楽曲にドラマチックな彩りを付け加えているのも特筆すべき点でしょう。

中世ヒロイック・ファンタジー映画のサントラみたいなメタルが聴きたいという方にはオススメのエピック・メタルの傑作アルバムです。


BLACK SABBATH - Vol 4 - St. Vitus' Dance ★★★ (2014-09-07 18:10:19)

'70年代ならではのカオス感、
アシッド・フォーク的な部分とヘヴィ・ロックが上手く融合しています。


BLACK SABBATH - Vol 4 - Supernaut ★★★ (2014-09-07 18:05:14)

ヘヴィだけど妙に楽しげでイっちゃってる感じ、
OzzyのVoもテンションがおかしい。
おクスリパワー全開なのが伝わって来ます(笑)。


BLACK SABBATH - Master of Reality - Lord of This World ★★★ (2014-09-07 17:57:33)

重くてキャッチー、素晴らしい!
スタジオ・テイクならではの一人ツイン・リードがこれまたすごく良いです。


BLACK SABBATH - Master of Reality - Orchid ★★★ (2014-09-07 17:48:54)

英国らしい雰囲気のフォーク/トラッドなアコースティック・ナンバー、
小曲ですが見逃せない一曲です。