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Boogieさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 201-300
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Boogieさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 201-300
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MARTY FRIEDMAN - Dragon's Kiss - Saturation Point ★★ (2003-06-01 02:40:25)

タイトルどおり、音が粒子ならば溢れ出しそうなほど詰め込まれたパワフルなマーティ流メロディアスソング。ただしあくまで「マーティ流メロディアス」なので誤解なきよう。


MARTY FRIEDMAN - Dragon's Kiss - Thunder March ★★ (2003-07-24 00:12:45)

テーマメロディもいいけど、イントロのフレーズも好きかも。


MCAULEY SCHENKER GROUP - M.S.G. - This Night Is Gonna Last Forever ★★ (2002-07-02 20:10:44)

全く同感。
マイケルのエモーションに溢れた素晴らしい演奏は、ロビン・マッコーリーだからといって聴かないのは、あまりに勿体ない。
正直言って、巷の凡百のバラードのギタープレイなど、遠く及ばないプレイが聴ける。


MCAULEY SCHENKER GROUP - Perfect Timing - Here Today, Gone Tomorrow ★★ (2002-07-02 20:13:52)

音は軽いが、イントロのハーモニープレイといいギターソロといいマイケルらしい、とても良いメロディが印象的。
中間部のテンポダウンしたところの裏で鳴るギターの切なさはマイケルならでは!!


MCAULEY SCHENKER GROUP - Perfect Timing - I Don't Wanna Lose ★★ (2002-07-02 20:23:43)

HM/HR系のギタリストの中で、クリーントーンのカッティングの表現力No.1はマイケル・シェンカーということに気付いた曲。
ソロで展開される擬似ツインリードは鳥肌者。
あと、曲途中で頻繁に鳴らされるダブルチョーキングが、個人的にはお気に入り。


MCAULEY SCHENKER GROUP - Save Yourself - Anytime ★★ (2002-07-02 20:16:42)

中間部のギターソロのハーモニーパートは絶品。
それだけで十分打ちのめされる。
ときどきスッポ抜けたようにシャープしそうになるロビンにもう少し頑張ってほしかった。


MCAULEY SCHENKER GROUP - Save Yourself - Save Yourself ★★ (2002-05-08 23:10:57)

もろにイングヴェイ丸出しのディミニッシュフレーズもあるが、シェンカーらしい丁寧かつエモーショナルなフレーズ回しはまさに神の領域。
しかしこの人の弾くべきタイミングに絶妙のフレーズを弾く才能は本当に凄い。


MEGADETH - Rust in Peace ★★ (2002-05-04 23:25:00)

スピード、テクニック、メロディ!!
MEGADETHはこのアルバムさえ聴けばOK!!(暴言?)


MEGADETH - Rust in Peace - Poison Was the Cure ★★ (2002-05-04 23:27:38)

疾走するギターリフ。
Ds.ニック・メンツァの上手さに感服。
Gソロはまるでトニーマカパインのように燃え上がる!


MEGADETH - Rust in Peace - Tornado of Souls ★★★ (2002-05-04 23:23:06)

リフからソロまでカッコいい、ギター好きにはたまらない名曲。
ギターソロ前にリフがハモリで展開して、いきなりのマーティのチョーキングでノックアウト。和音階をスウィープしながら展開していくなんて彼以外の何者も発想できない。


METALLICA - Master of Puppets - Battery ★★ (2002-05-05 14:14:03)

10何年前は、無感情な殺人機械とまで言われたリフだけど、今聞くと相当人間臭い。
言うまでもなくスラッシュメタルの代表曲。


MICHAEL JACKSON - Thriller - Beat It ★★ (2002-05-05 15:34:36)

エディの超名演。
タッピングとアーミングだけで痺れさす、という彼の真骨頂。


MICHAEL SCHENKER GROUP - The Michael Schenker Group - Bijou Pleasurette ★★★ (2002-07-02 20:19:26)

メランコリック。
マイケルらしいタッチのサウンドに、メロディに気品がある。


MICHAEL SCHENKER GROUP - The Michael Schenker Group - Into the Arena ★★★ (2002-05-08 23:06:51)

3連のヘヴィなリフから、あのクラシカルなキメのあとのソロ、何といってもテンポダウンしたあと、一瞬メジャーの青空が見えた直後に泣きの極致に落とし込む、あの絶妙な曲構成は神の領域としか言いようがないでしょう。


MINISTRY - ΚΕΦΑΛΗΞΘ (Psalm 69: The Way to Succeed and the Way to Suck Eggs) - Jesus Built My Hotrod ★★ (2003-08-21 00:07:20)

私の中では高速走る時に聴かないほうが良い曲No1。
殺伐としたマシンの疾走ゴリ押しがたまらない。


MOGWAI - Young Team - Summer (Priority version) ★★★ (2003-07-23 00:37:42)

最近巷でブレイクし始めた、ポストロックともスペースロックとも言われるバンドの曲だが、延々と続く静謐なアルペジオとベースのパートと、その静寂を破るいきなりディストーション轟音の洪水パートの繰り返しは、何度聴いても嫌になるくらいのカタルシスを得ることができる。
Pink FloydやNirvana、90年代Crimson、Radioheadなんかに免疫のある人に是非一聴をお勧めする。


MOTLEY CRUE - Dr. Feelgood - Don't Go Away Mad (Just Go Away) ★★★ (2002-07-11 01:21:49)

爽快な曲。歌詞の内容とジャストフィットしててすがすがしくなる。
イントロでベースがメロを弾くところはGNRの"Sweet Child O' Mine"を思い出しもするが。


MOTLEY CRUE - Dr. Feelgood - Dr. Feelgood ★★★ (2004-02-10 03:34:33)

叩き潰すようなトミーのドラムとミックのリフの絡みのグルーヴィーさがたまらん。ケバくもありマッチョでもありモトリーの魅力満載ナンバー!!


MOTLEY CRUE - Girls, Girls, Girls - You're All I Need ★★★ (2002-07-11 01:32:53)

シンプルなピアノとバンドサウンドで組み立てられているイントロを聴くだけで心に訴えかけてくる。ヴィンスの声がしみじみと聞こえる。
PVの、歌詞の内容をドラマ仕立てにしたモノクロ映像のインパクトもあって、今でもこの曲を聴くと心が絞めつけられる。


MOTLEY CRUE - Too Fast for Love - Live Wire ★★ (2002-07-11 01:26:03)

シンプルで派手、という意味でモトリーの魅力溢れる曲だと思う。
イントロのギターの音なんて最悪なんだけど、カッコいい。
最後のカウベルの音が入るブレイクでは、いつも勝手に手が動く(笑)。


MR. BIG - Bump Ahead - Colorado Bulldog (2003-07-10 14:55:26)

私が見に行ったBumpAheadツアーのとき、しょっぱなからこの曲をやってくれました。が、やっぱさすがに、イントロのユニゾンずれてました(^^;。ま、ラフでよかったけど。


MR. BIG - Hey Man - Take Cover ★★★ (2002-07-16 21:23:57)

聴いていると病みつきになってくる細かい符割のリフ。
その状態から、Bメロからサビに入っていくときの高揚感と解放感。
エリック・マーティンの、他に得がたいあの声質が発揮された曲だと思う。


MR. BIG - Mr. Big - How Can You Do What You Do ★★ (2002-07-16 21:16:32)

間違いなくポール・ギルバートなんだけど、らしくないような緩急を押さえたギターソロの展開が良い(お手本のようでもあるが)。途中で絡んでくるビリーのプレイも、彼らしくていい。


NAKED CITY ★★ (2003-09-12 04:12:00)

とりあえずこのプロジェクトはメタルではありません。
ま、トンでもないものが聴きたいなら一度聴いてみたらいいとは思いますが…。
一聴したあと、こんなの音楽じゃない、と後悔されても責任もてません。怒られても仕方ないと思います。たぶん何かしらのイヤーな感じか、あるいは、キッツイなぁ、という印象を持たれるでしょう。深入りは決してお勧めできません。
しかし、通常フリージャズやアヴァンギャルドと呼ばれるミュージシャン達にはない、このプロジェクトの遊び心、というか、余裕とか、スマートさとか、ダサさ、というのに一度感じ入ってしまうと、これはクセになります。
ちなみに、このプロジェクトではないですが、ジョン・ゾーンは去年初めて生を見に行ってぶっ飛びました。とてつもなくエゲつなかったです。
最後になりましたが、CDジャケは基本的にエグすぎるので持ち歩けません。


NEAL SCHON ★★ (2002-06-28 23:34:00)

天才、っていうか、この人はある意味エドワード・ヴァン・ヘイレンやスティーヴ・ヴァイ、イングヴェイのレベルでエレクトリックギターのスタイルを極めた人ですね。
キャッチーな曲の中で弾かせても、ハードな曲の中でも、はたまたバラードであっても、弾き倒しのソロであっても、メロディ重視のゆったりしたソロでも一瞬はっとさせる音を出します。
どうして天才かといえば、サンタナにいた頃の17歳くらいからそのセンスが全く変わっていないから。大好きなギタリストの一人です。


NEAL SCHON - Late Nite - Late Nite ★★ (2002-06-28 23:28:32)

滑らかになフィンガリングと、ちょっとエッジを効かせるニール独特のピッキングの魅力が良く出てます。アタックが強くて、ちょいと高音が強く鳴るのが心地よいんですね。
この曲は何といってもメロディが良いし、シンセとのハーモニーパートからなだれ込むギターのリック、最後にようやく出てくるニールお得意の弾き倒しソロ。ほんとすごい人です、この人は。


NEIL YOUNG - Mirror Ball ★★ (2003-06-01 02:12:00)

"Vitalogy"を発表しアメリカを代表するライブバンドとして絶頂期に差し掛かったパール・ジャムが、信奉するニール・ヤングとコラボレーションしたという話題が先行したアルバム。
レコーディングがコラボレーション特有の高揚する雰囲気の中で進んだということが音からバシバシ伝わる、超強力なロックアルバムになった。
パール・ジャムがバックを務めているとはいえ、例のニールのぼへーんというギターの音とあのしゃがれ声がアルバム全体をバリッと締めている。全曲名演・名曲目白押しだが、ただひたすら突き進んでいく潔さが漲る3"I'm The Ocean"が最高。


NIACIN ★★ (2004-01-27 03:26:00)

Niacinを見に行った時、本当にDennisのプレイにはひっくり返りそうになった。しかし本当にひっくり返ったのは、Steve Morseがそのライブを見にきてたのを発見したことだ(その後はSteve Morseのスレを参照)。いやいや1stはよく聞きました。


NIACIN ★★ (2004-02-04 02:05:00)

いまそのHowe/Wooten/Chambersを聴いてますが、一曲目のしょっぱなからデニスが炸裂してます。全体通して聴くとファンキーかつスムーズなフュージョンですね。
デニスのドラムとHR/HM的な接点でいうと、KANKAWAの"B-III"がお勧めですね。
ジョー・リン・ターナーとLiving Colourのコーリー・グローヴァーがVo参加、キンクリのトニー・レヴィンと、ディメオラの「スペイン高速悪魔」で激烈ユニゾンのアンソニー・ジャクソンがベース参加、ジミヘンの"ストーン・フリー"だけでノックアウト必至な、とにかくハデなロック・ジャズアルバムです。


NIACIN - Niacin - Pay Dirt ★★ (2004-02-01 03:07:02)

イントロのオルガンから熱くなる、疾走あり哀感ありの、HMに一番近いタイプの曲かも。
BlueNoteで見たとき、さすがにスタンディングできず、座ったままこの曲で暴れていた少年がいた。


NIGHT RANGER ★★ (2003-07-11 01:54:00)

特上のメロディを支えるために構築されたアレンジを、魅力と捉えるかただのポップと捉えるかがHR/HMバンドとしてのNRの評価を分けると思うのですが、そんな議論は抜きにして、表現のスタイルのヴァリエーションが幅広く、抑制と発散の調節が上手い、優れたテクニックと個性を持ったミュージシャンの集合体ということで評価してもらえれば、というバンドです。
初めて聴いたのは小学生の頃で、自分がHR/HMというジャンルの音楽に入っていくきっかけを作ったバンドでもあります。ほどよいハードさ、メロディの良さ、それでいてギターソロでは当時最高峰のテクニックを美味しく折り込む、というちょっと前でいえばMr.Big的な位置付けのバンドです。吠えるブラッドのアーミング&ハーモニクス、たたみかけるジェフの8フィンガー&エコノミーピッキングというようにギター奏法だけで語るのは勿体ない魅力あるメロディ・楽曲、その素材にタイプの違うヴォーカル、ケリーとジャックが彩りを添えています。
一時解散までの5枚のアルバムは、すべてアメリカンハードの名盤といって差し支えないものです。
そういえば再結成したあと、またその名を聞かなくなって久しいですが、どうしたのでしょう…。


NIGHT RANGER - 7 Wishes ★★ (2002-07-03 12:03:00)

Boogie的にHM/HRアーティストとして初めて購入したアルバム。
でも、とてもポップになった酷評されたアルバムらしい。
しかし全体に良いメロディに溢れていると思うし、ブラッドの名演「Sentimental Street」や「I Need a Woman」、Jeffの名演「Goodbye」「4 in the Morning」を聴くことができる。
アルバム全体を眺めた、ヒットポテンシャルという意味で完成度が非常に高いので、お勧めしたい。
曲にあっていて、コンパクトなよいギターソロの研究をしたい人にもお勧めできる。


NIGHT RANGER - 7 Wishes - Four in the Morning ★★ (2003-03-30 02:07:38)

爽やかなシンセサウンドに導かれるポップさが心地よい。
ジェフのメロディアスなセンスと曲を心得たプレイというのも、ブラッドに負けず劣らずなかなか真似しがたい。


NIGHT RANGER - 7 Wishes - I Need a Woman ★★★ (2003-03-30 02:19:49)

ケリーのVo.の持つ男気溢れる雰囲気と、ミステリアスで徐々に盛り上がる曲調が上手くマッチした、NRの中では異色作といえる作風だが、ブラッドのギターソロが戦慄ものの強烈さ。
楽器を使って表現される表現では、人間の「肉声」が持つ説得力をほとんど超えることができないと思うが、この曲のブラッドのソロは肉声の持つ表現力を遥かに凌駕している。一音たりとも無駄なノートを弾いていないし、その一音一音の艶やかなサウンドとコントロールされっぷりがまた信じられない。
ここまでやってくれるとはフロイドローズ・トレモロを作った本人も思っていなかったんじゃないだろうか、というほどの超名演。


NIGHT RANGER - 7 Wishes - Sentimental Street ★★ (2002-05-04 22:55:08)

この曲はケリーとブラッドで盛り上げる、NRスタイルのバラードとしては一番素晴らしいと思う。
この曲のブラッドのギターソロは、ほんとに人の声のようにメロディーを歌い上げている。ブラッドは過小評価された天才ギタリストだと思う。


NIGHT RANGER - 7 Wishes - This Boy Needs to Rock (2002-05-04 22:58:14)

炸裂するツインリード、NRらしいストレートなハードロック。夜クルージングするにはもってこいの佳曲。


NIGHT RANGER - Big Life - Big Life ★★ (2003-03-30 02:03:53)

ラップ調のジャック・ブレイズのAメロVo.もいいが、この曲はなんと言ってもブラッドのギターソロの入りばなの勇壮さが印象的。
シンセの分厚い壁のようなサウンドの中を自由奔放に舞うギターソロは必聴。アーミングやハーモニクスを表層的なギミックとしてではなく、曲の中での聴かせ方を十二分に心得て弾きまくる快演。


NIGHT RANGER - Big Life - I Know Tonight ★★ (2003-07-11 01:19:13)

ポップすぎる、ということで酷評されているアルバムの中でも一番ポップ寄りの曲だと思いますが、ブラッドとジェフの個性溢れるプレイを上手くコンパクトにまとめたギターソロに代表されるように、アレンジとしてはさすがNR、と唸ってしまう曲。


NIGHT RANGER - Big Life - Love Is Standing Near ★★ (2003-03-30 02:27:29)

ちょっと切なくなるようなメロディ展開もありながら、ストレートなケリーのVo.もカッコよく、というような、ある意味NRの魅力の詰まった曲。
メロディ重視のエイトフィンガーでのソロは、タッピングでしか出せないトーンといい、構成といいジェフのプレイの中でも出色の出来。


NIGHT RANGER - Big Life - Rain Comes Crashing Down ★★★ (2003-07-11 01:31:16)

「叩きつける雨」というリフレインに相応しいブラッド&ジェフのギターソロの完成度は高く、ギミックでなく曲の一部としてテクニックを披露できる二人の傑作の一つとして、是非抑えてもらいたいチューン。


NIGHT RANGER - Dawn Patrol - Don't Tell Me You Love Me ★★★ (2002-05-04 23:02:43)

アメリカンハードの名曲10曲には必ず入れる。
イントロとサビのカッコよさは言わずもがなだが、ギターソロの競演に圧倒される。伸びやかに弾きまくるブラッドと、畳み掛けるジェフのギラギラしたバトルに平伏すのみ。


NIGHT RANGER - Man in Motion - Don't Start Thinking (i'm Alone Tonight) ★★ (2002-05-04 23:05:40)

一時解散前の、ちょいと切ない感情の溢れる曲。
ジェフがギターソロから最後の最後まで弾き倒す、ジェフワトソン・ファンにはたまらない曲。ちなみにジェフの直筆サイン色紙を持っている私。


NIGHT RANGER - Man in Motion - Half Way to the Sun ★★ (2003-03-18 02:43:09)

ヘヴィなミドルテンポの曲。
アーミング&ハーモニクス賢者のブラッドとエイトフィンガー炸裂のジェフのギターソロは「最強のツインギターバンド」NR総決算を図った最高峰のプレイの応酬だが、意外とNRでは軽視されがちなバッキングもカッコよいフレーズ満載だ。
実はジェフのエイトフィンガーソロ後の静寂から立ち上がるハーモニープレイの勇壮さがたまらなく格好よかったりする。


NIGHT RANGER - Midnight Madness - (You Can Still) Rock in America ★★★ (2002-07-10 13:18:32)

初めて見に行ったライブでRock In Osaka!!と歌詞を変えてくれたのが非常に印象に残っている。
ジャックのVoの小気味よさと、好対照なブラッドのソロとジェフの8フィンガー上昇フレーズが完成度高い。


NIGHT RANGER - Midnight Madness - Touch of Madness ★★ (2003-07-11 01:07:10)

ほどよいヘヴィさが心地よい、ライブのオープニング必殺ナンバー。ライブ一曲目で、あのブラッド&ジェフがステージ前に出てきてハーモニーソロをとるんだからたまらない。
アルバムの中では、「シスター~」のあとのヘヴィナンバーなので、これまたインパクト大。


NIGHT RANGER - Midnight Madness - When You Close Your Eyes ★★★ (2002-05-04 22:48:39)

ポップでメロディアス、NRファンならきっと大好きであろうこの曲。
NRの強みであるツインVo、ツインGの良さが最大限発揮されている超名曲。サビのドリーミーなコーラスの掛け合いはほんとうっとりするくらい・・・。


NIGHT RANGER - Midnight Madness - Why Does Love Have to Change ★★ (2003-03-30 03:02:43)

スピーディーに疾走しながら、NRらしいカラッとした哀愁メロディが心地よい。サビからギターソロ導入前の緊張漲るケリーのVo.パートは今聴いても十分カッコよい。


NIRVANA - Nevermind - Breed ★★ (2002-06-26 23:12:24)

病んだ詞、疾走するギター。
ただの衝動でしかないだけに、凄まじい迫力。
中間部のギターソロ(?)を左右に振るのだけはいただけない。


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz - Crazy Train ★★ (2002-05-16 22:49:13)

明るいメロディだからこそCrazyTrainという雰囲気が出ている気がするんですが?
スタジオバージョンでのランディのソロの構成力と集中力は特筆もの。名曲であり、超名演。


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz - Mr. Crowley ★★★ (2002-05-05 14:22:43)

ランディの残した最高の名演。彼のフレーズの組み立て方は今影響を受けていないHMギタリストを探す方が難しいくらいHMの代名詞になっている。
「泣き」のフレーズが、繊細なピッキングとフィンガリングでさらに際立っている。後半のクラシカルなソロのエモーショナルぶりはまさにギター史に残る名演。
だれもジョージ・リンチが弾いてジョー・リン・ターナーが歌ったバージョンについて書いていないが、そのバージョンでの2人は正直言って彼らの名演に数えられると思うので、そちらもぜひチェックしてほしい。


PINK FLOYD - The Dark Side of the Moon ★★ (2002-05-05 18:34:00)

プログレッシヴ・ロックというと難解、というイメージを振りまき、聴いたことのないリスナーを威嚇するように使われる場合が多いが、実は今まで表現されていないことを表現しようとする純粋な衝動から生み出されるサウンドである、と定義づけたい。
それは音楽理論的に前衛ということを必ずしも意味しない。
その証拠に、PINK FLOYDがこのアルバムで作り上げたサウンドも決して理論的に新しいところは何もない。強引に括ればブリティッシュ・ブルーズの発展形である。
しかし、虚無を漂うような寂しさを表現しえた、という点で最大限評価されて然るべきアルバムであろう。
虚空のスキャットで聞かれる密室に広がる壮大なスケール感、"Us And Them"で表現される凍てつくような暖かさ。
全てありえない表現ですが、一度聴いていただければ分かる。
アメリカで最も長い間チャートインした作品であるのも頷ける、ロックという表現の極北。


PINK FLOYD - Wish You Were Here ★★ (2002-05-05 18:22:00)

自由な宇宙空間を漂うようなイントロから立ち上がってくる、"Shine On You Crazy Diamond"。
暴力衝動を全て振り去った時、このメロディが頭に響くようになれば、解脱へはもう一歩。
全ての曲に明確なメッセージとコンセプトがある。
サウンドバリエーションの豊富さにもぜひ注目してほしい。


POISON - Flesh & Blood - Life Goes On ★★★ (2003-03-18 02:07:49)

イントロのギターハーモニーは一度聴いたら忘れがたい、なかなかドラマチックな味がある。
全体を通して聴くと、リズムセクションはたどたどしいし、ギターのピッチはあやしいし、ボーカルも投げやりといえば投げやり。
でもどうも、そういう演奏面のマイナスが、詞の持つやり切れなさの表現に上手く作用している気がする。煮え切らなさ、というか、淋しさ、というか…。


POISON - Look What the Cat Dragged In - I Won't Forget You ★★ (2002-07-16 21:10:07)

この曲のCCのギターソロ、アームアップを多用していて印象的。
CCいわく「クジラの求愛の歌からインスパイアされた」らしいが、確かにそれっぽく聞こえる。


PRAXIS - Warszawa ★★ (2003-11-18 01:41:00)

2001年の作品らしいです。タイトルのとおり、ワルシャワでレコーディングされたもののようです。
アヴァンギャルド、というより、アンビエントな匂いの漂う作品ですが、メタルファンには3でついに雄姿を現すBucketheadのプレイをお勧めします。恐らくGN'Rの過去曲を練習しまくってた頃なんでしょう、そこらここらにプンプンSLASHのテイストが漂ってます。


PRINCE - Purple Rain(Soundtrack) - Purple Rain ★★★ (2003-06-01 02:22:23)

名前が読めないのでレコードが売れないと契約を切られ、最近名前をプリンスに戻した(笑)彼ですが、この頃は圧倒的なポップスターでした。
彼が凡百のポップスターと一線を画しているのは、彼がマルチインストゥルメンタリスト、ということ。特にギターに関しては同じ黒人であるジミ・ヘンドリックスを強く意識しているせいか、そのエモーショナルなソロプレイやコードワークはギターフリークなら一聴の価値ありです。ジェフ・ベックやジョー・サトリアーニのような最高峰のプレイヤーからも彼の名がでたこともあります。
で、この曲はそのエモーショナルなギタープレイが堪能できる素晴らしい曲です。後半延々とつづくリリカルなギタープレイは何度聴いてもため息が出ます。


QUEEN - Innuendo - Innuendo ★★★ (2002-07-06 02:59:11)

死期を悟ったフレディのために作られたアルバムの冒頭に収められたタイトル曲。悪かろうはずがない。歌詞を読むと、またそれが深く実感される。
中間部の幻想的なオペラティックなパートと、スティーヴ・ハウまで動員しての華麗なフラメンコパートは、劇的な曲構築を一つの売り物にした彼らの最後の挑戦といった趣で胸が熱くなる。
ブライアン・メイのギターソロ導入部のオーケストレーションの組み上げ方も彼ならではの「様式」が現われてて心地よい。


QUEEN - Innuendo - The Show Must Go On ★★★ (2002-05-19 15:09:56)

HIV感染を知ってて、ツアーにも出れないことになって、この歌ですからね。勿論、発表当時は当然フレディがHIVキャリアというのは伏せられていたわけですが、それにしても張り詰めるような緊迫感と、バンドが一丸となったパワーの凄さに圧倒されました。そんな状態でI can fly,my friends!だから、涙なしでは聴けない。


QUEEN - Jazz - Don't Stop Me Now ★★★ (2002-07-06 03:14:15)

フレディ・マーキュリーが真の天才だというのは、この曲を聴けば明らかですね。大空を思わせるように伸びやかな歌唱、軽快なピアノ。
一点の曇りもないこのヴォーカルだけでこの曲は最上級の評価。
曲構成にしても、絶妙な掛け合いの入る中間部からギターソロに突入していく高揚感は何度聞いても減じることはないし、メイらしいアクセントを付けたソロも完成度高いです。
何といってもポジティブなメッセージに溢れた歌詞が、この曲を文句なしの名曲にしています。


QUEEN - Made in Heaven - Made in Heaven ★★ (2002-05-19 15:15:30)

オリジナルは結構シンプルな曲だったのに、凄いドラマティックなアレンジに生まれ変わって、さらに良くなりましたね。朝に聞くと生きてるって良いことだな、って思いますね。それにしても万感こみあがってくるブライアン・メイのギターソロに涙。


QUEEN - Queen II - Ogre Battle ★★ (2002-05-19 15:17:54)

こんなヘヴィなリフもあり、お得意のコーラス攻めもあり、ほんとにクイーンというバンドはカテゴライズが無意味だということを教えてくれる。


QUIET RIOT - QR III - Slave to Love ★★ (2003-10-22 03:09:05)

キャッチーな泣きメロのサビが堪えられません。
上手いなぁ、ケヴィン・ダブロウ…。
最後に絡んでくる女声Voもいい雰囲気を醸す。


QUIET RIOT - QR III - The Wild and the Young ★★★ (2002-07-10 13:33:01)

曲調はまさにメタル・アンセム的。
サンプリング等今では珍しくもないギミックを使ったりもしているが、今聞きなおすとケヴィン・ダブロウはこれだけ歌が上手かったのか、と再認識。


QUIET RIOT - QR III - Twilight Hotel ★★ (2003-03-30 03:35:47)

曲全体に溢れる、救いようのない哀感。
意外に分厚いコーラスと微妙なタッチニュアンスで震えるギターソロが、必要以上に哀感を感じる要因なのかも。
しかし的確でパワフルなフランキー・バネリのドラムスと抜群に上手いケヴィン・ダブロウのVoは聴かなきゃ損です。


QUIREBOYS - A Bit of What You Fancy - Sweet Mary Ann (2002-08-10 19:25:25)

懐かしい感じのするメロディ。
バンドで歌ったときはあまり好きではなかったが、しばらく経って好きになった曲。


RADIOHEAD - OK Computer ★★ (2002-07-16 23:20:00)

虚無感がじっとりと体中に張り付いてくるような・・・。
70年代のPINK FLOYDのようだ。


RAINBOW - Difficult to Cure - I Surrender ★★★ (2002-06-30 16:01:13)

ジョー・リンのVoに酔い痴れる。
後半でカコンカコンと入ってくるピアノの音がまたほどよい哀愁を感じさせる。


RAINBOW - Down to Earth - All Night Long ★★ (2002-07-14 21:48:14)

カラオケで歌うときにはこめかみあたりの血管に注意したいナンバー。
リッチー印のイントロのリフとAメロとのギャップがよいです。
聴きモノは何といっても、サビ前のテンポダウンしたところから歌い上げる(がなりたてる?)グラハム・ボネットでしょう。3回とも違う。


RATT - Dancing Undercover - Body Talk (2002-05-18 00:00:44)

アルペジオからリフにつながるイントロの流れのカッコよさは絶品、そしてウォーレンのきらびやかなギターソロも良い。ただ、いつひっくり返るか分からないドラムスがやっぱり曲の出来に大きく響いてしまった。


RED HOT CHILI PEPPERS - Californication ★★ (2002-06-30 20:09:00)

切ないアルバムですね。
サウンドがゴージャス過ぎた"One Hot Minute"に較べ、バンドの一体感によるパワーが良く出ているんだが、それが「負」の感情が根っこにあるためか、聴いたあとに爽快感はなくて、Eaglesの"Hotel California"とよく似た感傷を感じる(根っこにある部分は2枚とも良く似ている)。
もう、ただのおバカバンドじゃないなぁとしみじみ。


RED HOT CHILI PEPPERS - Mother's Milk ★★ (2002-06-30 20:12:00)

超がつくおバカバンド「だった」彼らの、おバカバンド時代の最高傑作!!
"Magic Johnson"なんて最高におバカ!!でもカッコいいんだよな。
当時HMサイドからは徹底的に無視されていたけど。


RICHIE KOTZEN&GREG HOWE ★★ (2003-07-04 01:41:00)

彼らのこのジョイントプロジェクトで演奏されているのは、決してHM&HRスタイルの音楽ではなく、ジャズ/フュージョンと位置すべき音楽ですが、リッチー、グレッグとも圧倒的なテクニックを存分に発揮しながら、心地よいギターミュージックを作り上げています。この2人の名義で2枚アルバムを発表していますが、ある意味パーマネントなプロジェクト?と思えるくらいお互いに自作曲を持ち寄って、存分に魅力あるリックを弾き倒してくれています。
ジャズ/フュージョン界では「大物」ギタリスト同士の競演アルバムというのは、それほど珍しくありません。ラリー・カールトンとリー・リトナー、パット・メセニーとジョン・スコフィールド、アル・ディメオラとジョン・マクラフリン(とパコ・デ・ルシア)、サンタナとマクラフリン、フランク・ギャンバレとアラン・ホールズワースだとか枚挙にいとまがないほどですが、その中には遠慮があったり相手に合わせたりというのが伺えたり、もっと悪いのになるとお互いのプレイを聴きもしないでただ同じバックにあわせて別々のスタジオで弾き倒したのをミックスしただけ、というお粗末なものもある中、この2人のは安心してお勧めできる、最高峰のテクニックを駆使しながら、そこはかとなくセクシーささえも漂わせるハイレベルなギターミュージックです。是非一聴あれ。


RICHIE SAMBORA - Stranger in This Town - Rosie (2002-06-30 19:56:35)

誰がどう聞いてもBonJoviの捨て曲。
でもリッチー色がやはり強く仕上がっている。
リッチーの声っていい声なんだけど、メインを張るにはインパクトないし、コーラスを務めるにはパワフルすぎるし・・・。


RIVERDOGS - Riverdogs - Whisper ★★★ (2002-07-12 03:02:11)

音像が生々しい。
Voは呼吸が聞こえてきそうなくらいだし、Guにもそれほどエフェクト臭がしない。なので、サビで切々と訴えかけられるような気になる。
ヴィヴィアンといえば派手なソロイストのイメージが強いが、この曲ではバッキングでの押し引きの効いたプレイに注目したい。


ROBERT PALMER ★★ (2004-01-04 01:00:00)

HR/HMサイドから見れば、アンディ・テイラーが参加したPower Stationとその後のアルバムが魅力的か。とにかくカッコよすぎ。アルマーニ着てモデルはべらして歌っていた"Addicted to Love"なんかはバブリーすぎてクラクラきた。


ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB BAND - ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB ★★ (2004-01-30 01:09:00)

Takのプレイにも痺れるけど、Voが二人とも素晴らしい!!洋邦問わず様々なカヴァーアルバムやトリビュートアルバムがあるが、これくらい全編通して楽しめるアルバムに滅多にない。この点はVoの二人に負うところが大きいと思う。
ちょっと遅れて発売されたJoe Lynn Turnerの"Undercover"(続編もある)というカヴァーアルバムと選曲が一部重なっているので聴き比べると面白いかも。


RUSH ★★ (2002-06-26 00:17:00)

RUSHとはあまり関係なく、C3さんとLTIAさんの往復書簡(?)に老婆心ながら一言。
私は「このCDを買え! PINK FLOYD"Dark Side Of The Moon"」でプログレッシブ・ロックという「ジャンル」について、こうコメントしました。
「プログレッシヴ・ロックというと難解、というイメージを振りまき、聴いたことのないリスナーを威嚇するように使われる場合が多いが、実は今まで表現されていないことを表現しようとする純粋な衝動から生み出されるサウンドである、と定義づけたい。
それは音楽理論的に前衛ということを必ずしも意味しない。」
まず私の基本的意見として上の文章をよく読んで下さい。
C3さんは「プログレ」と「プログレッシブ」を使い分けておられるようですが、どうもその辺に私が納得できる部分がありません。「ヘビメタ」と「ヘヴィ・メタル」みたいな感じで、私には理解不能です。「ヘヴィ・メタル」という言葉で、我々がお互い指し示そうとしている音楽のイメージが多かれ少なかれ固定できるのに、社会一般で使われる「ヘビメタ」という言葉が邪魔なのと似て、徒に言葉の意味をずらして使おうとすると(またその言葉が個人言語であればあるほど)周囲の理解は得られないと思いますよ。特に意見を異にしている人とコミュニケーションをとろうとする時には。
LTIAさんは、プログレッシブ・ロック(というジャンル・カテゴリー)に精通しておられるようですので、敢えて質問を。
例えばジョン・ゾーンといったNYのアヴァンギャルド系ミュージシャンはロック寄りな音楽を展開することもあります。
また三柴江戸蔵参加時の筋肉少女隊なども特異なシンフォニックスタイルを持っていますよね(特撮やアンダーグラウンド・サーチライも)。
大槻ケンヂは著書の中でキング・クリムゾンに1年365回泣かされたとまで語っています。
あと気になるのがヤンス・ヨハンソンの「飛べない創造物」(日本盤が数年前に復刻してくれてよかった!!)などの、一連のジャズ・ロックというより、ハイブリッドミュージック的なもの。
と言ったものもプログレッシブ・ロックと呼んで良いものなのでしょうか?
さしでがましいですが、宜しければ教えて下さい。


RUSH ★★ (2002-08-02 15:07:00)

最初に
RUSHとは大きく外れてはいないものの、あまり関係ない話になっています。すみません。
>YOSIさん
私がそのまま打っ遣ったままの文に続きを書いてまとめてもらってありがとうございます。酷く混乱したままになっていたので何とかしたほうがよいな、と思いつづけていたので、すっきり片がついたかと思います。
特に、
>70年代の有名バンド達は殆ど全てがプログレと呼んでもよいバンドであったと思います。
という部分に、激しく同意します(「精神性」が「先取的」という意味です)。
HM/HRに限らず、The Doors,やThe WhoやT REX,DAVID BOWIEなんかのグラムロック、Eaglesのようなウェストコーストサウンド、それにQueenなんかも含めて、ロック自体が先鋭的、先取的な精神の発露にあったという感があります。
もちろんそれは音楽理論的な部分でもあり、歌詞の部分でもあり、サウンドの構築でもあり、楽器の調性でもあったり、ファッション性でもあるわけなんですが。
(70年代は小学生低学年くらいでリアルタイムで体験していないので多少なりとも憧れの混ざった解釈だとは思います)
加えてその70年代には、プログレシッブロックがジャズの方向へ近づくのと同時に、ジャズのほうからのロックへの接近というのがほぼ同時期に行われていることも、見逃せないと思います。
たとえば「Bitches Brew」から一時引退までのマイルス・デイヴィス、そこでギターを弾いていたジョン・マクラフリンのマハヴィシュヌ・オーケストラ(スティーヴ・ヴァイが聴きまくっていたと発言)など、恐ろしく濃密な音楽世界が'70年代にあったということに衝撃を覚えます。
HMの世界で、そういう精神性を持っているバンドとしてJudas Priestというのは大きく頷けるところです。
>わるあがきさん
>MELVINS、NEUROSIS等がジャンル分け不可能なように、本当に自分たちの目指す音楽を才能の有る人たちが作ると、プログレとかなんとか細かいジャンルにはおさまらなくなって行くものだと思います。
MELVINS、NEUROSISは未聴なので、どういうことをやっているのかはわからなくて申し訳ないです。
ちょっと表現をかえてみますが、音楽を作る人間というのは、ある意味先取的で常に周りの人々より一歩も何歩も先の、まだ聴こえたことのない音楽が聞こえているはずであり、その聴こえてきたものに対して誠実に表現しようとする衝動があるはずです。
そして、彼らにそれを表現できる環境(つまりレコード契約の有無や所属するマネジメントがある、といったこと)があり、さらにはそれを表現しようとする技量があれば、ほとんどの場合、おっしゃるように細かいジャンル分けは無意味になる作品を作り上げることになると思います。
YOSIさんがおっしゃっているように現在使われるプログレッシブは
>有名プログレバンドの特徴を集めて平均化してデフォルメして固定したような音楽スタイル、
となっていてRush自体もさりげなくそういうところに放り込まれることも多いんですが、Rushというバンドはその歴史と作品群が証明するように「誰々風」ではなく、その作品はRushでしかありえない、と言い切れるだけの精神性と技量を持った集団だと思います。
LTIAさん、こんな感じですが、読んでくれますかね・・・。


S.O.D.(STORMTROOPERS OF DEATH) - Speak English or Die ★★ (2002-05-05 15:32:00)

最速最悪の圧倒的作品。
スコットとチャーリーの生み出すグルーブに酔え!!
ビリーミラノ毒吐き過ぎ。


SANTANA ★★ (2003-10-03 00:25:00)

例のグラミー総なめ以来、21世紀に入ってポップスターの評価を得た感のあるカルロス・サンタナだが、活動歴はめちゃめちゃ長い。
ジミ・ヘンドリックス、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーンの3人の魂を継承すると公言し、マクラフリンと一緒に「魂の兄弟たち」を作ったりしたこともあったり、わりと精神主義的なところもあるが、やっぱり艶やかなギター・プレイがこの人の音楽の核にある。つまり、とってもエモーショナルで、ちょっとエロティックという感じがある。
ヒップホップ連中に名前を連呼されている中でギターを弾く近作もそれなりに好きだが、どうしても"LOTUS"とか"Santana"(III)とかの70年代のアルバムが印象的。


SANTANA - Santana Ⅲ - Toussaint L'overture ★★★ (2003-10-03 00:14:12)

ラテン・ブルーズで、しかも疾走タイプ。
サンタナのギターもパーカッションも、グループ全体が圧倒的なグルーヴを発散しながら高みに登りつめていく様は何百回聴いても鳥肌が。
このアルバムでデビューを果たしたニール・ショーンはこの曲の最後の方でワウをかませた強烈なトーンで割り込んできて、これまたとんでもなくカッコよい。


SAVATAGE - Gutter Ballet ★★ (2003-10-09 03:15:00)

このアルバムの完成度は傑出している。曲順からして全く隙がない。
哀感を滲ませながら、飛翔し地を駆け巡るクリス・オリヴァのギターと、ジョン・オリヴァの効果的なピアノと暗闇でメラメラと燃える青白い炎のようなヴォーカルとが両輪となって一枚のアルバムのドラマをグイグイと引っ張っていく。
聴く度に心が熱くなる、名盤中の名盤。


SAVATAGE - Gutter Ballet - Gutter Ballet ★★★ (2002-05-04 23:14:52)

ピアノで静かに導かれ、劇的なリフに突入するするところはいつ聞いてもジンと来る。クリス・オリヴァのこねくり回すようなフレーズ回しが堪能できる。


SAVATAGE - Gutter Ballet - Hounds (2002-05-04 23:18:42)

クリス・オリヴァ以外、アレンジに演奏の表現力が追いついていないのが残念だが、その分クリス・オリヴァのギターの独壇場とも言うべき中間部のソロとアウトロのカッコよさは必聴。


SAVATAGE - Gutter Ballet - When the Crowds Are Gone ★★★ (2003-10-09 02:43:50)

ピアノの単調な伴奏での切ない歌い出しから、力強く、そしてドラマティックに盛り上がり、極みに達したところで、クリス・オリヴァがしなやかに哀感たっぷりのソロを聴かせ、もうそこからは泣くしかない。
とんでもなく美しい抒情詩。


SHAWN LANE ★★ (2003-10-12 05:24:00)

George LynchやPaul Gilbertといったギタリストたちから最後のギターモンスターと言われ続け、結局はメジャーからほとんどアルバムをリリースしないまま活動を続け、先月亡くなってしまったShawn Lane。
ギタリストとしては独特のスピードピッキングと瞬間移動するようなスケール移動を肝にしたフィンガリングを駆使した凄絶な速弾きを得意としていたが、彼の真骨頂はその音楽的才能。特にここ数年のJonas Hellborgとのアジアを感じさせる無国籍音楽へのチャレンジは、音楽の深淵に触れるような美しさに溢れていた。
まったく、彼の後を追う旅に出る者がいるのだろうか…。


SHAWN LANE - Icon ★★ (2003-10-12 05:37:00)

盟友Hellborgと、その他歌い手と打楽器奏者とを迎えた作品。
壮絶な速弾きやハッとするようなテクニカルなフレーズはほとんどないが、アジア音楽の影響を垣間見せる無国籍サウンド。まるで桃源郷に渡る途中に聴こえるような悠久のメロディとポリリズム。貪欲な音楽世界をご堪能ください。


SHAWN LANE - Temporal Analogues of Paradise ★★ (2003-10-12 05:31:00)

ギタートリオでのライブ即興演奏を編集したアルバム(名義はJonas Hellborg/Shawn Lane/Apt Q-298)。
収録曲はたった2曲、しかも曲名は"1st Movement","2nd Movement"。
この"1st Movement"でShawnが聴かせるギタープレイがもう常識離れしたスピードと軽快さ。
単にめちゃくちゃ速いだけでなく、実に音楽的に歌っているし、しかも熱い。Shawnに叩きのめされるならこのプレイを聞いてみるべし。


SHINING PATH - NO OTHER WORLD ★★ (2003-09-20 02:40:00)

JensとAndersのJohansson兄弟、そして「ベースギター」の怪人Jonas Hellborg(現在ではShawn Laneとのセッションでよく名を見る)の3人にヴォーカルを加えたバンド、というかプロジェクト。
Jens、AndersとJonasの3人なら、"e"や"飛べない創造物"のような、テクニカルなハード・ハイブリッド・フュージョンになるのだが、Voが加わったこのセッションで聞かれるのは、プログレッシブ・ロックの匂いプンプンなサウンドからギターレスのスラッシュメタル。
しかし、見事なJensのキーボードとJonasの超絶技巧によって、ギターレスであることを感じなさせない素晴らしい出来。
Jensは様式美派キーボーディストだと思ってたら大間違い。


SKID ROW ★★ (2002-06-30 20:40:00)

演奏は下手、ルックスが際立って良いVoを擁し、Bon Joviがバックで支えてデビューという逸話があったことが、妙に偏見を買ってしまったバンドでしたが、Vo.が合流したあとバンドのスタイルを変化させる間もなくデビューし、ストレートなストリート感覚を直接チャートの上位に持ち出すことができたのが、彼らの最大の功績でしょうね。
奇を衒うことなくストレートにミュージックシーンに叩きつけた1stと2ndは80年代のHMブーム最後の収穫だったといっても良いと思います。
バズはフレディ・マーキュリー、アクセル・ローズ、デイヴィッド・カヴァーデイルと並ぶ私のヴォーカル・アイドルです。


SKID ROW - Skid Row - 18 and Life ★★★ (2002-06-30 20:24:29)

歌詞がグサリとくる。そしてその歌詞を歌い上げるバズのシャウトは、本当に切ないです。
18にして人生を知る、っていうんじゃなくて、18なのに、人生の全てが見えてしまう事態に陥った(人を撃ち殺して逮捕された)ことを歌った歌ですよ。


SKID ROW - Skid Row - Sweet Little Sister ★★ (2002-06-30 20:30:12)

ストレートでシンプルな曲ながら、過剰にスネイクが弾き倒すギターソロに、勢いでぶっ飛んでいくバズのvoに痺れる!!
タイトルは、つまりHな意味です。


SKID ROW - Slave to the Grind - Slave to the Grind ★★★ (2002-06-30 20:19:31)

重厚なリフから始まり、押し殺したバズのVoに驚かされる一曲。
所詮Bon Jovi一派でしょう?なんていうコアHMファンから糞味噌扱いされたSKIDSが、実はGuns'N Rosesばりにキレる連中だったと知らしめた曲。正直、この曲ぐらい「怒り」という切迫した感情を整合性をもって表現した曲というのが見当たらない。


SKID ROW - Slave to the Grind - The Threat ★★ (2002-06-30 20:32:25)

最高にカッコよいイントロです。下手だけど。
バズの声の持つ切迫感というのが一番良く出ている。


SKID ROW - Slave to the Grind - Wasted Time ★★★ (2002-06-30 20:27:23)

ヴォーカルの高音部のコントロールでは、バズはロブ・ハルフォードと十分タメを張れることを証明した曲でもある。
ギターソロ前と、最後のアウトロはまさに絶唱。


SLIPKNOT - Iowa - People = Shit (2002-05-05 14:56:47)

メタル/非メタルというような不毛な議論は抜きにして、衝動性を掻きたてるという点では近年久々の王道。演劇性もメタリックではあるけどね。
歌詞や音楽性という面で21世紀アメリカンな佳曲。


SOULFLY - Soulfly ★★ (2003-07-25 01:09:00)

気分が落ち込んだ状態が続いていた頃に、久しぶりにヘヴィ系のアルバムでも、と思って買ってみたアルバムだったんですね。毎日毎日Pink Floydの"Dark Side Of The Moon"とアヴァンギャルド系ばっかり聴いてて。今から思うと相当ヤバイ時期だったなぁ。で、こんなんじゃいかんと、ひとまず近くのダイエーの中のCD屋へ。
で、その店は珍しくHM&HRコーナーが独立していて、大御所から新進バンドまでズラッと並んでる中で、ほんとたまたまのジャケ買いでした。SOULFLYもSEPULTURAのことも雑誌で名前を見たくらいで音は全然知らなかったので。
が、聴いてみてビックリ。
トライバルなリズムの躍動感が、殺伐さとは正反対のヴァイタルでポジティブなエネルギーを発散しまくり、ひたすら押し押し押し。正直とても癒された。
その日以来、このアルバムは僕にとって究極のヒーリングアルバムの一つです。


SOULFLY - Soulfly - Bumba ★★★ (2004-01-01 04:23:27)

蹂躙ヘヴィリフ、咆哮Vo、そして高々と響き渡るトライバル・リズム…まさに灼熱の原初のノイズ。


SOULFLY - Soulfly - Eye for an Eye ★★ (2002-06-30 23:34:25)

何かコメント少ないが、境界線上のバンドかな?
ヘヴィ具合とポップさとを兼ね備えた良いパフォーマンスと思うのだが。


STEELHEART - Steelheart - Can't Stop Me Lovin' You ★★ (2002-05-05 15:46:42)

マイクの歌の上手さが一番にじみ出た曲だと思われます。
加えてクリス・リゾーラのねっとりと歌い上げるギターソロが(ギターサウンドはともかく)熱い!