1986年発表の3rd Album。 Bon Joviの出世作と言える名盤。 何しろ、“伝説の"86年モノである、HM/HRの全盛期である、それだけで凄い。 前作までとはうって変わって、とてもポップで親しみ安くなりました。 今や、世紀の名曲として愛され続けている「You Give Me A Bad Name」「Livin' On A Prayer」もこのアルバム収録。 これまであった哀愁感も残ってます、随所にそういったフレーズがはいってます。 オススメは②、③、⑤、⑧、⑩。 当初は個人的フィーリングより遙かに売り上げが良いのが驚いたが、しばらく聞き込むうちにこれは卓越したアレンジ力やセンスによってもたらされた名盤だと実感。
リリース時は7曲目、再発盤は10曲目に収録されている曲。 この曲はボーナストラックではない、“おまけ"である。 Kai要素を抑えてキスク&ヴァイキー要素を出すために本編から外したい、という意向もリリースしてしまった以上叶わなかったのか、結局ギリギリ本編曲で扱われてしまっている。 何しろこの曲は浮いている感が拭えない、「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」の後になんて聴いたら、ボーナスにしか聞こえない。 タイトルコールをそのままサビにする典型的なカイソングだけど、ギターソロ前のCメロ?がかなり好き。
1988年発表の4th Album。邦題『メタル・ジャスティス』 このアルバムは、とにかく曲が長くて音が軽いというのが第一印象だった。 急逝したCliff Burtonの後任としてJason Newstedは入ったもののベース音がほとんど聞こえてこない。 3rdでメタリカにはまって1st~3rdまで聴きまくった後に聴いたためか、まるで短所だけが浮き彫りな悪い印象だらけだった。 このアルバムもブラック・アルバム同様のスルメの傑作だった。 「Blackend」に「Dyers Eve」の二大疾走曲から入り、そりゃ何十回も聞き込みました。 「One」「To Live Is To Die」の良さに気付いた時、このアルバムを半分くらい聴きこなせた感じで、ライブ盤での「Harvester Of Sorrow」でやっとグルーヴの聴き方、ノリ方がつかみ、全曲の良さが分かりました。 長尺な曲ばかりですが、どれも素晴らしいリフと展開を持っています。 「メタリカ唯一のプログレッシヴメタルアルバム」と言っても良いくらい、変拍子と二転三転する曲展開が目立つ実験的なアルバムですが、慣れると癖になる。
なお、Jasonのベース音は爆音でヘッドフォン等で聴くとかすかに確認できます。 「Eye Of The Beholder」「One」「The Shortest Straw」あたりなら確認しやすいでしょう、まぁ、これでもかなり聞きとりづらいんですがね。 オススメは①、②、④、⑧、⑨です。 ⑥もライヴでの演奏頻度が高めです、気に入ってるんでしょうね。 中でもメタリカを一気にメジャーバンドにしてしまった伝説の名曲④「One」は必聴です。