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ヤング・ラジオさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-200
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ヤング・ラジオさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-200
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BUCKCHERRY - 15 ★★ (2005-12-05 19:46:00)

従来と路線はあまり変わっていないと思うが、サウンドにはタメが生まれ良い意味ですき間のあるサウンドに変貌を遂げている。よって、これはいいと評価する人の気持ちはよくわかる。
しかしSILVERTIDEと比較した場合、何か決定打に欠ける気がするのも事実である。例えば⑦のような脱力感を前面に出すとか、イージーさをもっと強調してもいいと思う。
手っ取り早く問題を解決する為には、大胆に外部のソングライターと手を組むのも良いと思う。もう一歩という完成度で、何かもったいない.......。でも、いい出来ではあると思う。


BUCKCHERRY - 15 ★★ (2007-01-02 20:58:00)

1年ぶりの発言である。脱力感を前面に出した、⑦がアメリカのロックチャートで大ヒットを記録し、結果的にアルバムのセールスもなかなかの成績を収めた。もし⑦のような路線で楽曲作りをしたならば、世界的な成功を収めるチャンスは十分にある。
1stアルバムでは楽曲作りのセンスを嫌というほど見せ付けたが、2ndでは少し方向性を見失った感があった。しかし、バンドとしての演奏力やカリスマ性は僕は高く評価している。
⑦のような空間が十分にある楽曲で、今後は勝負してもらいたい。可能性はある。


BULLET BOYS - Bulletboys ★★ (2004-07-16 23:42:00)

当時はアメリカでも、スマッシュヒットを記録した作品である。このサウンドはまさしく80年代の、ビッグ・プロダクションによるハード・ポップなロックンロールである。このバンドの作品の中では、これが一番だから、よほど興味がある人は中古屋さんで探してみてもいいかも。でもこれといった決め手がないので、一般のファンにはあまりお薦めできないのも事実である。ホントに久々に聞きました....。


BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2008-02-16 18:38:00)

新作が、ビルボード初登場4位だった。これはかなり、前作やライブによって固定ファンをガッチリ掴んでいることを証明した形になった。初動のセールスは、予想以上に多かった.....。
僕は新作が正直あまり好きではない。楽曲が弱いというより、なんか妙に大人しくなった点が一番気に入っていない。でも、次作まで待とうと思う。きっと、やってくれるハズ......だからである!


BULLET FOR MY VALENTINE - Scream Aim Fire ★★ (2008-01-31 20:50:00)

冷静に客観的に聞いてみると、全体的な作風は前作とあまり変わらない。元々1曲1曲に個性を強くもたすタイプのバンドではないから、どちらかと言えば同じ路線で突っ走るタイプのバンドである。
前作とあまり変わっていないから、衝撃度はやはり前作の方が強い。もう少し1曲1曲にメリハリが付けば、ファンの誰もが納得できたのかも知れない。Vo.のスクリーム度の減少が、アルバムの元気さを後退させているのは明らかで、結局エモコア的要素が減少した分、メロディが平坦になり、印象として残りにくくなっている点はすごくもったいないという気がする。
前作の路線を続けて欲しいというファンの方の気持ちはすごく分かるけど、どこかで路線変更はしないといけないタイプのサウンドなので、それが早めにきたかなというのが僕の感覚である。
でも、やっぱり楽曲が少し弱いかな.......でも僕は、今後も応援を続けたいと思う。


BULLET FOR MY VALENTINE - Scream Aim Fire ★★ (2008-02-13 19:51:00)

僕の周りのHR/HMファンの間で、この新作賛否が真っ二つに分かれている。思い返せば、前作は僕も最終的にはかなりお気に入りの作品になった。
絶妙なバランス感覚の上に成り立った作品......モダンでありながら、どこか懐かしさも感じるメロディ.....それが、次世代を担える若いバンドであった点.....彼らが前作で見せ付けた印象は、かなり強烈であったことは間違いない。
でも、前作はいわば過渡期の作品であり、スタイル自体がまだ確立していない時点での、作品だっただけに、今後の不安感があったのも事実である。
そして彼らが新作で見せた音楽性は、前作のインパクトに比べれば、かなり地味な印象を受ける。アレンジしかり、楽曲しかり、なんかしっくりこないのである。
平坦な作品..........いきなりの壁だったのかもしれない......。
でも「ポイズン」で見せ付けた可能性を、僕は信じている。これからも、応援は続けたい。


BULLET FOR MY VALENTINE - The Poison ★★ (2006-04-09 00:24:00)

個人的な見解で言えば、アメリカで流行りのHMの要素を多分に含むエモコアスタイルであると思う。僕はこの手も最近よく聞くので、特別に凄いとは思わなかったが、恐らく整合感のあるサウンドと比較的キャッチーなメロディーが日本でもウケている要素ではないだろうか。
客観的に聞いてもよく出来ていると思うし、完成度は高い。しかし、このサウンドは今のアメリカのシーンには腐る程いるので、今後の方向性が課題かもしれない.....。メタリカやメイデンの影は薄いと、僕は思うが......。


BULLET FOR MY VALENTINE - The Poison ★★ (2007-04-24 14:42:00)

このバンドのサウンドは、モダンなエモコア路線であると僕は今でも思ってるけど、確かにリフの格好良さやインストパートのHR/HM的アプローチには、目を見張るものがある。またライブにおけるパフォーマンスにも、新人らしからぬ魅力が存在している。
でもこういった路線は、ずっと続けていくのは難しい。どこかでモデルチェンジが必要になってくる。次作で変化するのか、もっと先で変化するのかわからないが、その選択は凄く重要であると思う。
僕はこういったバンドには、大きく育ってもらいたい。一部の熱狂的ファンの為のバンド、言い換えればこじんまりまとまって欲しくない。音楽的方向性が、やっぱり鍵かなという気がする。
ここ数年のアメリカン・メタルをあまり聴いてなかった人には、かなり新鮮なサウンドだろうね。


BULLET FOR MY VALENTINE - The Poison ★★ (2008-03-19 18:19:00)

今年になってから恐らく一番聞いているのが、この作品だと思う。もう既にいろいろな新作が発売されたが、それでも圧倒的に聞いた回数は一番多い。新作が出た事で、もう一度聞き返してから、鬼のように聞きまくっている。
奇跡の名盤だと思う。この作品の凄さに、今頃気づいたのかも知れない.....。全曲いい!
この作品を超えるには、一体どんな作品を作ればいいのだろう......想像が難しい。


BURNING IN HELL - Burning in Hell ★★ (2004-07-09 23:40:00)

僕はこの作品を友人に借りて試聴したので、あまり強くは言えないけど.....。きびしい言い方をすれば、楽曲の魅力に少し欠ける気がする。確かにドラゴン・フォースファンには、いいのかも知れないけど、僕なんかはあくまで楽曲至上主義だから、少し物足りない。この手のサウンドはマイナーにもたくさんいるから、それらのバンドと比較した時何か突出した部分がないと正直辛い。日本ではこういったサウンドが今流行っているのかも知れないけど、こういったサウンドを演奏するバンドでも昔聞いたバンドの方が、より個性はあった気がする。でも、4名も発言者がいたことに、少し驚いた。


CALIBAN - The Undying Darkness ★★ (2006-04-15 13:33:00)

こういったバンドの評価はすごく難しい.....。ここ数年猛威を振るっているエモ系メタルコア路線とでも言おうか......。腐る程存在するこういったバンドの評価は、ホントに難しい。ああ、この手ね、という一言で評価が終わってしまいがちだけど、構成や演奏も悪くない。この手が好きな人ならOKだし、そうでない人なら存在すら無視されるだろう。
もう少し特徴があれば.....いいのに。


CELLADOR - Enter Deception ★★ (2006-07-15 15:45:00)

一部のメディアでは絶賛されながらも、BURRN!では58点を記録している作品。あなたは、どちらを信じますか?いわゆるリトマス試験紙のような作品である。
まあ今に限らずアメリカにもインディーの世界を覗けば、こういったバンドは存在する。ただ比較的メジャーに近い位置からデビューするバンドも出現し、確かに一種の流行りのような気もするが....。Vo.のハイトーン具合は当然キスクを感じさせるし、これが南米からだと案外すんなり絶賛されていたのではとメディアに対し意地悪も言いたくなる内容であるが、僕は結構お気に入りの作品である。それは元々こういったサウンドが好きであり、80点ぐらいの平均的な作品(言い換えれば何の印象も残らず、無難で何の面白みもない作品)を聞くぐらいだったらよっぽど魅力的に感じるからである。
雑誌等の点数なんて、所詮そこには何らかの圧力が働くわけで、ライターが本音を書けない事情を理解すれば、なんてことはないのである。もしレヴューの内容によっては、何らかの報酬があるのなら、僕だって作品の評価は変わるかもしれない。
アングラの1st程の衝撃はないが、質感的には近いものがある。世間でこの作品がどう評価されるのか、非常に興味深い。


CHEVELLE - Vena Sera ★★ (2007-07-13 20:41:00)

まあこういったバンドは、この手のファンの中でしか語られる機会が無いと思うけど、この新作僕は結構お気に入りである。
数年前までは、アメリカのロックシーンのど真ん中のサウンドだったけど、今では他のバンドが少し路線を変えてきているので、今後は案外貴重になってくるかも。
楽曲的には前作よりも好きである。確かにサウンドは、勢いがあり多少明るくなったかもしれない。


CHILDREN OF BODOM - Are You Dead Yet? ★★ (2005-09-20 23:05:00)

僕は彼らにあまり思い入れがないので、客観的にこの新作を聞いたが、軽く平均点はクリアしている良作であると思う。というより、この手のバンドの中では圧倒的にカッコイイし、群を抜いていると思う。
前作で初めて彼らの凄さを知ったが、新作は僕の期待を軽くクリアしている。要はらしさを何処に置くかの問題で、楽曲的には決して悪くない。これで文句のある人は、余程のファンだろうね。ファンだから許せるとか、許せないという感覚は、思い入れの強さにもよるから、賛否出てアタリマエかなという気はする。


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll ★★ (2003-12-25 20:56:00)

例えば、何でもないと思える⑤の配置といい各々の楽曲における押しと引きのバランスといい、全てが計算だとは思わないが本当に彼らは飛躍的な成長を見せている。僕は前作まで、何故彼らがここまで日本で人気があるのか、理解できなかった.....。楽曲は悪くないと思っていたが、イン・フレイムスなんかと比較すると、正直聴き劣りがしていたのも事実であった。しかし、この作品で彼らは、完全に別のバンドになった。サウンドは分厚くなり、個性という点でも他のバンドとの差別化が明確になった。確かに、良い。単純にかっこいい。過去のどの作品よりも音楽的な幅は広いが、芯が一本通っているため緊張感は最後まで持続する。それにしても捨て曲は一切ないし、どの曲もテンションが異常に高い!


CHROMING ROSE - Garden of Eden ★★ (2003-11-29 20:22:00)

ジャーマン・メロディック・パワーメタルを好きな人なら、知らない人はいないと思うが、僕は①②④が好きで当時はよく聞いていた。典型的なハロウィン路線を期待するなら、やはり1stの方がお薦めである。結局1stをピークに、徐々に作品の質は落ちていった様に思う。ファン以外の方は1stで充分かも知れない。しかし、僕はこのアルバム結構好きである。ポストハロウィンと呼ばれたバンドは当時から多かったが、このクローミング・ローズも全ての面で本家には追いついてはいない。


CINDERELLA - Long Cold Winter ★★ (2005-08-29 22:09:00)

個人的には一番好きな2nd。80年代後期ブルージーなHRが流行ったが、その中でも群を抜く完成度であったのが、この作品である。1曲目の出だしから、もうエンジン全開である。結局ポップでありキャッチーなメロディーを奏でるバンド達が方向転換をしたり、また激減したのがシーンの流れを変えたわけであるが、今の時代でこのサウンドのバンドを探すのは不可能に近いかも知れない。僕は名盤であると、断言する。名曲多し!


CINDERELLA - Night Songs ★★ (2003-11-03 23:20:00)

実は2ndが一番好きではあるが、代表作となるとやはりこの1stになるからこの作品を選んでみた。とにかく熱い!このサウンドを例えるのは、すごく難しい。これはこのバンド独特のサウンドであると思うから、是非一度は聞いていただきたい。AC/DCよりはポップだし緩急もあるから、結構聞きやすい作品であると思う。ブリティッシュとまでいかないものの、この泣きの種類はLAメタル的ではなく、アメリカは東海岸のバンドの泣きである。シングル・カットされた③や⑦よりも④⑥⑨が個人的には好きである。若さがあったからこそ作れた作品ではあるが、これからバンドを始めようとしている人達には、是非サウンドにおける勢いのつけ方に注目していただきたい。


CIRCLE Ⅱ CIRCLE - Watching in Silence ★★ (2004-11-24 22:00:00)

もう1曲目から、かなりの衝撃である。こういったドラマティックな普通のハードロックがウケない今のHR/HMシーンこそが、問題なのである。専門誌で大絶賛されていたわけではないし、最先端のHR/HMでもない........が、いいものはいい!ダークで今風と言えば今風だが、やっている音楽は非常にノーマルな普遍のハード・ロックである。クリードの深さが理解できて、それでもやっぱりHRが好きという人は挑戦してもいいかも....。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate ★★ (2008-02-05 19:03:00)

このタイプのバンドは数こそ案外多いけど、あまり注目される事がないので、人気投票3位の結果には正直驚いた。恐らくこの手のファンの気持ちは、ガッチリ捉えたのであろう。
個人的にも結構聞いた作品であり、楽曲によってはマイナーになったクイーンズライク的な要素もあり、Vo.の説得力も手伝い不思議な魅力があるのは事実である。
こういったバンドは、時代に埋もれてしまいがちなので、ファンの方にはしっかり応援してもらいたいと、個人的には思う。


CLOSURE - Closure ★★ (2004-04-14 22:41:00)

最近のアメリカで主流のヘヴィ・ロックバンドのデヴュー作である。日本では全く無名だと思うが、これが良い。メロディーはキャッチーだし、アメリカン・ロックが好きで好きでたまらないと言う人にはお薦めの1枚である。実はこの手のバンドが、今のアメリカにはたくさんいる。その中でも無名ながら、楽曲の充実度は群を抜いている。①なんかは超名曲である。とにかく楽曲がいい。SALIVAに近いが、サウンドはこちらの方が硬派である。


CLOSURE - Closure ★★ (2006-11-20 21:43:00)

というわけで、2年半振りの書き込みである。わかりやすく言えば、ニッケルバックあたりの楽曲が好きであれば、この良さはわかるハズ。
このアルバム、ほんとに楽曲がいい。アメリカの真っ直ぐのハイウェイを走る時に聞きたい作品である。サウンド・プロダクションが分厚いアメリカン・ロックの名作である。


CORONER - R.I.P. ★★ (2005-03-20 22:16:00)

いわゆるマニア向け作品とでも言おうか......。カセットテープを整理していると、偶然懐かしいテープが出てくることがある。この作品も、相当久々に聞いた.....。当時ダビングしたものだと思うが、音の質は良くない。変拍子と言えば変拍子ではあるが、ドリームシアターなんかのそれとは全く質が違う。スラッシュメタルの名盤として、たまに雑誌等で見かけるが、そこまでの作品とは思えない.....。マニアの方でなんでも聞く人以外の方は、まあ手を出すほどの作品ではないであろう.....。


CORROSION OF CONFORMITY - Live Volume ★★ (2005-04-11 17:10:00)

ジャンル分けをすれば、90年代以降のモダン・ヘヴィネスに属するバンドのライブ盤である。この路線がホントに日本でウケルとは思わないが、70年代の骨太ロックが好きな人には一聴の価値はある作品である。初期の頃とはまた違った感じだが、こういうストレートなハードロックも王道であり嬉しいサウンドである。


CRASHDIET - Rest in Sleaze ★★ (2005-10-09 22:05:00)

もろ80年代型のR&Rである。バンド自身がどこまで意識してこのサウンドを作ったのかは不明だが、タイムスリップしたとしか言いようが無いサウンドはすごく懐かしさを感じる。
しかし、課題もある。この手の楽曲ならあの80年代には腐る程いたわけだから、その中で比較すると、インパクトは薄い。スキッド・ロウの1stのような勢いか、ガンズの1stのような楽曲のレベルの高さは欲しい。贅沢かもしれないが、何か突出したものが欲しい。でないと、先は長くない気がする。厳しい言い方だけど.......。


CREED - Human Clay ★★ (2001-12-22 21:52:00)

これをHR/HMと認めるのか?これは個人の問題である。最新作「weathered]の出来はいまいちであったが、このアルバムは隠れた名盤である。ある意味、未来のメタリカを思わせるサウンドは、重く暗い。しかし、楽曲にはツボとフックがあり結構メロディーはキャッチーである。ミクスチャーと言えばそれまでだが、全世界で2000万枚売れた実績は、これが「現代のロック」であることを証明している。音楽は幅広く聴いた方が良い。その中から、自分の感性に合う音楽を見つければいい。今のHR/HMファンはあまりにも視野が狭すぎる。


CREED - Human Clay ★★ (2003-12-17 22:30:00)

という訳で、約2年ぶりの書き込みである。この作品を99年に初めて聞いたとき、「ロード」「リロード」を経過したメタリカが今後、目指していくサウンドだと思った.....。その予想は見事にハズレたが、この作品はその後のアメリカのロック・シーンの流れを大きく変えたのである。イマイチだと思った新作の「WEATHERED」も、結局アメリカではなかなかのセールスを記録した。今のラウド・ロック勢のVo.は、もの凄くエモーショナルである。一種の流行りといってもおかしくない....。その流れを作ったのは、間違いなくこの作品であると個人的には思っている。重いし暗いが、これが現代型のロックだと僕は思う。だから、先入観なしで聞いてもらいたい。とてつもなく、エモーショナルな作品である。


CYCLONE TEMPLE - I Hate Therefore I Am ★★ (2007-07-11 17:10:00)

ホントに久々に聞いた。隠れた名盤と呼ばれる事も多い作品である。変則的な展開力が魅力のバンドであるが、この手のスラッシュメタルが好きな人なら、聞いて損はしないであろう。
先が読みにくい展開が持ち味のバンドは、この頃結構存在したが、整合感があって楽曲が面白いバンドは案外数が少なかった気がする。
この手のファンなら知らない人は、恐らくあまりいないであろう。久々に聞いたけど、やっぱりなかなか良かった。不思議な世界観がある作品である。


DAMAGEPLAN - New Found Power ★★ (2004-02-15 06:55:00)

簡単に言ってしまえば、今風のサウンドで重厚なアレンジによるラウド・ロックである。でも内容は、比較的古典的なロックである。1stシングルもエアプレイが好調で、アメリカのラジオでも受けがいい。どこまでセールスに結びつくか、注目である。このメンバーで想像通りのサウンドなので、コアなファンには満足できる仕上がりではないだろうか。個人的には、こういったストレートなハードコア寄りのロックも大好きなので、先ずは合格点である。


DAMN YANKEES - Damn Yankees ★★ (2005-04-28 22:57:00)

ミスター・ビッグの2ndに勝るとも劣らない、アメリカン・ロックの完成型の1stである。スーパー・ユニットは長くは続かないという伝説通りに短命には終わったが、この作品は悶絶物の名作である。④を初め特に前半は、もの凄い楽曲が並んでいる。優れたメロディーメイカーがちょっと本気を出せば、こういった名作は生まれるわけで、時代に左右されない王道アメリカン・ロックが炸裂している。それにしても、いい。僕は今でもよく聞いている....。


DANGEROUS TOYS - Dangerous Toys ★★ (2004-02-21 00:34:00)

僕も結構好きですよ。たぶん全作品持っていると思う。この独特なリズム感、少しひねくれたVo.スタイルなんか、結構個性があって楽しいロックンロールだと僕は思う。先ずはこの作品を聞いて気に入れば、次に進んでいくといいと思う。この手のロックは、日本ではイマイチ受けが良くないけど、音楽を幅広く聞く人にはこの良さがきっと判るはず。最近この手のロックは全く聞く機会がないから、久々に全部聞いてみようかな......。


DARK TRANQUILLITY - Character ★★ (2005-02-01 23:22:00)

前作「DAMAGE DONE」で見事に蘇生した彼らの新作は、間違いなく大傑作に仕上がっている。もはやメロディック・デスというジャンルの中だけでは語りたくない程の完成度の高さを誇っている。1曲目から激走するメロディーが、本当に心地よい。前作でのハイテンションを間違いなく引き継いでいるので、前作を気に入ったファンは聴かないと絶対に損をするだろう。それにしてもこれは凄いよ!特に前半は鳥肌モノの怒涛の展開が続く。これはいい!


DARK TRANQUILLITY - Damage Done ★★ (2005-01-04 00:28:00)

前作や前々作と比較すると、随分焦点が定まった作品に仕上がっている。新作がもうすぐという事で久々に聴いたが、やはりこれはいい。初期のあの世界観が見事に復活し、メロディーにもタメやフックが適材適所で決まり、この作品で彼らは見事に復活したと思う。新作も同じ路線ぽいので、非常に楽しみである。進化や変化は目に見えづらくてもいい。中堅バンドのやる気が、見事に作品の勢いに分かりやすく表現されている。


DARK TRANQUILLITY - Fiction ★★ (2007-05-05 13:17:00)

先に断っておくけど間違いなく悪い出来ではない。ファンとは時にわがままで、幾ら質が高くても同じ路線を続けると、こういった物足りなさを感じるものなのである.........。
同じ路線を続けて欲しい..........と言いながら、ファンとは変化を嫌う傾向が強い。多くのアーティストが、そこで一度は迷うのである.........。
この新作、僕は80点は付けたい。ここ数作同様、作品には良質な空気が流れている。ただ、インパクトという点では、やや変化に乏しいかも知れない。
でも、この路線で今後も頑張ってもらいたい。ファンの方の評価が、すごく気になる....。


DAUGHTRY - Daughtry ★★ (2007-02-04 15:14:00)

このバンドのCDを買う人が、一体どの層に当たるのかを考えた場合、恐らくHR/HMファンでは無いであろう。ロック的なアレンジはなされているが、楽曲はどちらかというとポップアーティストが唄う路線である。
産業ロックが好きな人ならOK!だし、AOR路線が好きな人にもOK!であろう。僕は好きな作品である。でも、決してHR/HMではない。完成度の高い楽曲群には好感が持てるし、清涼感がたまらない....。


DEATH - Symbolic ★★ (2007-02-05 19:00:00)

この良い意味でのマイナー臭さがたまらない........。この作品以外にも名作はあるけど、楽曲の面白さやサウンドプロダクションの良さから、この作品をお薦めしたい。
まあ一昔前のデスメタルというか、スラッシュメタルというかテクニカルスラッシュというか、とにかくこの手の音楽が好きな人には鳥肌もののサウンドだろうね。このバンドは、この手の中でもなんか異質で、なんとも言えない存在感がかなり魅力。個人的には、結構聞いた作品。


DEATH ANGEL - The Art of Dying ★★ (2004-07-11 09:07:00)

エクソダスといいこのデス・エンジェルといい、なんか嬉しい音ですね。確かにモダン的な要素もあるため手放しでは喜べないけど、まあでも合格点はあげたい出来です。やっぱりどうしても昔のサウンドに近い楽曲に耳がいきがちだけど、こうして長いインターバルがあったことを考えると、復活して新作が聞けたことだけでもかなり嬉しいです。それにしてもいい意味でこの安っぽいサウンドは、今のバンドには作れないだろうね。


DEF LEPPARD - Adrenalize ★★ (2006-04-20 22:07:00)

徹底的に楽曲を磨き上げるというのが、このバンドのポリシーであった。作品と作品のインターバルの長さは、まあ当然の結果だったのかも知れない。
どんなことが起ころうとも、彼らは自分達を貫いていた。その姿勢が僕は好きだった。「ヒステリア」の大ヒットを経ての作品だが、デフ・レパードらしさ満開の傑作である。結局は楽曲こそ命なのである。それにしても、メロディーは抜群に良い。


DEF LEPPARD - Euphoria ★★ (2007-08-23 16:40:00)

彼らの言動をオンタイムで見てきた自分にとって、彼らは質の高い楽曲・アルバムを制作することによって、ファンをひきつけてきたように思う。
元々作品と作品のインターバルが長いバンドであるが、結局良質の作品を発表することによって、それらの不満要素を上手く排除してきた。でも、オリジナルの新作をなかなか作らない姿勢には、僕は大いに疑問を感じている。ファンへの感謝があるのなら、新作はもっと早めに登場してもいいはずである。
安易に企画モノという発想は、大物だから出来る技だが、あえてそれをしないバンドが僕は好きである。いい意味でも悪い意味でも、彼らはアメリカンなバンドになってしまった.....。


DEF LEPPARD - Hysteria ★★ (2005-08-15 22:41:00)

この作品に限って言えば、アメリカではモンスターヒットを記録したにも関わらず、ここ日本でのセールスは予想外にイマイチであった。それは市場性の違いによる所が大きいが、この時代を除いても彼らはここ日本で過小評価されている気がする。
ソフトすぎるからと、また自分の好みのサウンドではないからと、作品を正当に評価しないニセHR/HMファンが多い。この時代は確かに女性ファンがシーンの流れを決めていた感があったから、デッドスペースに存在していた彼らの過小評価はある意味仕方が無い事と、当時は割り切って考えていた。
ここ日本での彼らの人気のピークはその後になるが、この作品のセールスがここ日本でイマイチだったのはすごくショックだったのを今でも覚えている..........。楽曲は、もちろん良い!


DEF LEPPARD - Retro Active ★★ (2004-11-25 07:31:00)

企画物ではあるがクオリティーから言っても、一枚の作品として十分な完成度を誇る作品である。当時未発表だった①②という比較的ダークな楽曲を聞いたとき、これもいいな!と思った。決して手詰まりという感じではなく、新たな一面を見せ付けたという意味でも興味深かった。ダークなデフ・レパードも悪くない.....。その後あまりにもらしくない「スラング」の発売によって、彼らはかなりの代償を支払った。楽曲の違和感ではなく、らしくない方法論によってアルバムを作った事により、過去を否定しているように僕には映った.....。それが悲しかった.....。この作品で彼らの第一章は幕を閉じた。


DEF LEPPARD - Slang ★★ (2003-11-06 08:45:00)

このアルバムを機に、彼らは多くのファンを失ったはずである。結果として、完成した作品の出来が少々悪くたっていい。ファンは応援を続けるはずである.....。しかし、この作品は今まで自分達のしてきた事の良い点を、ことごとく否定する形で作られている。つまりは、安易な発想によるらしさの否定なのである。簡単に言えば、単なる時代への迎合なのである。次作で方向性を完璧にまで修正した点にも、当時僕は彼らにかなりの不信感を感じたことを今でもはっきり覚えている。まさか.....デフ・レパードまでもが時流に歩みよるとは....当時は、かなりショックだった....。最近の彼らの作品には、なにか訴えかけるものがない。アバウトな感覚ではあるが、これがすごく大事なのである。そういう意味では最近の作品よりはいいのかも知れないが、ファンとしてはこの作品はお薦めできない....。


DEF LEPPARD - Songs From the Sparkle Lounge ★★ (2008-05-01 19:15:00)

久々の新作であるが、僕にはかなり違和感のある作品に仕上がっている。楽曲の無個性化の原因は、何処にあるのだろうか........。それは、恐らく作りこむという作業を敢えて徹底的にやっていない点にあるような気がする。
オリジナルの前作である「X」は、僕は結構高く評価している。アレンジこそ大人しくなったものの、楽曲の出来は良くセールス的にはイマイチだったが、完成度は結構高かった気がする。
カヴァー作品である「YEAH」で、実は嫌な予感はあった......。何故、もっと作りこまないのか......彼ららしさとは、楽曲を徹底的に磨き上げることではなかったのか......何かすごく寂しい感じがする新作である。
僕は敢えて言うけど、問題作と呼ばれる「スラング」よりも、らしくない作品である。あの、デフ・レパードは何処に行ったのだろうか.........。


DEF LEPPARD - Vault: Def Leppard Greatest Hits (1980–1995) ★★ (2004-01-13 23:06:00)

ベスト盤支持者ではないけど、このベストは「POUR SOME SUGAR ON ME」から始まる流れが良いのでお薦めである。やっぱりデフ・レパードは、ビッグ・プロダクションがよく似合うね。収録曲数には限界があるし、ヒット曲の多いバンドであるから、あれもこれも入れて欲しかったという希望はそれぞれあるだろうが、さすが完璧主義者らしく一枚のアルバムとしてもバランスがすごくいい。それにしても、いい曲多いね。こんな楽曲書けるバンド、他にはいないよホントに。今だからこそ聴いて欲しい一枚!この時期にピッタリだね。


DEF LEPPARD - X ★★ (2004-12-04 23:18:00)

ビッグ・プロダクションからの脱却がずっとテーマになっているのか、質感は作品を重ねる毎により自然な感じになっている。しかし、楽曲はいつものデフ・レパードである。ポップというキーワードはあまり気にする必要は無い。これまでの作品が好きであれば、この作品も絶対に気に入るはずである。「ヒステリア」の頃と比べれば大人しくはなっているが、メロディーメーカーとしての力はまだまだ健在である。秀作。


DEF LEPPARD - Yeah! ★★ (2006-07-19 01:07:00)

アルバム「X」は、楽曲の出来から言えば良い出来であったと思う。しかし、セールス的にみてどうだったんだろうと振り返った場合、決してバンドにとって満足できるものではなかったのではないだろうか。
彼らに限らず何も活動しなくてもバックナンバーが売れ続け、興行すればある程度の成功を収めることが約束できるアーティストにとって、新作を作ることは今の時代あまり面白みはないのかも知れない。
集金ツアーという言葉は好きではないが、フルパワーのエネルギーを使って新作を作ることよりも、こういった企画物を作ることの方がいろいろな意味で簡単なはずである。
個人的な意見を言えば、何をやっているんだ、新作早く作れよと言いたい。
大物でありながら、コンスタントに新作を発売しているアーティストは、実は凄いことなのである。
カヴァーアルバムであるこの作品は、はっきりいって原曲の方がいいと思えるものが多く、出来も良くないと僕は思う。ファンの方には申し訳無いが.......。


DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD) - The New Black ★★ (2006-11-25 22:51:00)

僕もこのバンドのサウンドは結構好きです。日本でこのバンドが、どのくらいの位置づけになるのかわからないけど、この迫力が僕には結構ツボです。
アメリカでは結構人気があるんだけど、日本では苦戦してますね。僕は好きです。


DIONYSUS - Anima Mundi ★★ (2004-07-08 21:31:00)

決定的な何かには欠ける......。でも、楽曲の平均的な出来は悪くない。ああ、聞いたことあるね、といった展開の曲も多いが、それが逆にこの手のサウンドが好きな人にはたまらないだろう。ネイションと共通する点もあるが、それは忘れていい。これを掘り出し物と思える人もいるだろうから、ネイション好きな人は一聴の価値ありと、言っておく。個人的には83点。結構ドラマティックである。


DISARMONIA MUNDI - Fragments of D-Generation ★★ (2007-02-12 18:31:00)

この作品は、発売当時あるCD店の方から勧められて購入した。そのCD店は僕が結構行く店でもあり、この方とは仲も良く薦められると無条件で購入する事が多い。ある意味、そこには信頼関係があるのかもしれない。
この作品は、ソイルワークファンにもイン・フレイムスファンにも通用する楽曲の質の高さが特徴である。僕はこういったモダンなデスラッシュ路線も好きで結構聞いているが、その中でも楽曲の質はトップレベルと断言できる程高い。こういった作品は、この手のファンのフィールドの中だけで語られるのはもったいない気がする。
僕はこの年の、ベストアルバムの第5位にこの作品を選んでいる。新作も出たが、この作品の方が衝撃度は遥かに高い。未聴の方は要チェックですよ。


DISARMONIA MUNDI - Mind Tricks ★★ (2007-07-14 16:06:00)

前作を初めて聞いたとき、これは......!という衝撃が走った。このジャンルにおける僕の2大帝王である、イン・フレイムスとソイルワークのテンションに負けない完成度に、正直度肝を抜かれた。
衝撃度から言えば前作に軍配が上がるが、だからと言ってこの作品が前作に比べ劣っているとも言いにくい高い完成度なのである。先ずは楽曲の充実度が素晴らしい。そして、あくまでも真面目な姿勢に好感が持てる。それにしても、これがホントにバンドとして機能し始めたら、恐ろしい存在になりそうである。楽曲がいい!


DISTURBED ★★ (2003-01-26 13:38:00)

例えばこのバンドがHR/HMに属するのか、それともニューメタルに属するのかなんて論議はあまり興味が無い。彼らが1stそして2ndで見せた音楽は、まさに僕が大好きなHR/HMそのものである。HR/HMに限らず心に響くアルバムに出会うこと自体最近少なくなってきたが、彼らは今のラウド・ロック勢と同じ土壌で戦いながら、見事にセールス的にも勝ちを収めている。攻撃は最大の防御であるという言葉に気がつかないベテラン勢や、いつまでたっても昔を振り返っている中堅バンド勢にこのアルバムを聞かせてやりたい。「魂を感じる」。このバンドは間違いなくもっと大物になる。


DISTURBED ★★ (2003-02-08 00:21:00)

彼らのどこが好き?と聞かれた場合、僕は間違いなく楽曲と答える。アルバムには捨て曲が全く無い。それどころか何度聞いても飽きない程の完成度を、どの曲もが誇っている。それにしても、これは驚異である。救世主と言っても、決して過言ではない。まだ聞いていない人がいたら、絶対聞いて欲しい。損は無い。僕は断言する。昨年はボン・ジョヴィの「バウンス」と彼らの「ビリーブ」が、群を抜いた完成度を誇っていた様に思う。彼らの音楽には、今のバンドが忘れてしまっているHR/HMバンドとしての誇りがある。逆境の時代にこそ、バンドとしての真価が問われる。ここまでの作品は、音楽が純粋に好きでない連中でないと作れない。一日に一回は彼らのアルバムを聞いている事実には、自分でも驚いている。


DISTURBED ★★ (2003-02-12 00:06:00)

本国アメリカでは、数年前から流行ったミクスチャー路線が影を薄め、よりメロディーを重要視したロックが流行ってきている。言い方を変えれば、オルタナ系バンドのアクティブ化・メインストリーム化とでも言おうか。。。分かりやすく言えば、どのアーティストも楽曲に徹底的に拘ってきている。装飾部分ではなく、楽曲そのものに力が注がれている。
こうなってくると、流行に便乗した形でシーンに登場したバンドは、力が無いとシーンから消えていく運命にある。僕がディスターブドを高く評価しているのは、HR/HMバンドの基本であるライブにおいてその実力を高めているところにある。もし売りたい事を最優先にして音楽を作ったならば、新作「ビリーブ」の楽曲は、各々もっとシングル向きになったはずである。新作「ビリーブ」のビルボード初登場1位は、僕の中では当然の結果であった。チャートに詳しい方なら分かっていたと思うが、彼らはデビュー作である「シックネス」で既にトップクラスのファンを獲得していたのである。それにしても「深い」。。。HR/HMバンドには、アーティストとしての深さが必要である。このバンド、Vo.であるデイヴィッド・ドレインマンのカリスマ性といい、バックを固める3人の実力といい、無限大の可能性を秘めている。それにしても、すごいバンドの登場である。
PS.アメンボさん、ありがとうございます。間違いなく彼らはもっとビッグになりますよ。HR/HMのフィールドでも....。


DISTURBED ★★ (2004-01-12 23:22:00)

昨年の年間チャートの結果がそろそろ出揃ってきたが、案の定「ビリーブ」からのシングル・カット3曲はロック・チャートでは、好成績を残している。「未来のメタル」という言葉も、あながち嘘ではない気がする。サウンドは確かにモダンであるが、心はHR/HMバンドという非常に選別しにくい位置に、彼らは存在している。それこそが未来のメタルなのではないか?見分けがしにくいというか、その選別そのものが無意味なのかもしれない.....。FUZZの脱退は結構痛いが、それでも新作は予想をいい意味で裏切る路線であることは、保証する。彼らも常に進化するバンドの代表格である。既にアメリカでの人気は、すごいものがある。


DISTURBED ★★ (2004-02-05 22:24:00)

CHEVELLE他のアーティストの楽曲も収録した、変則ライブ盤「MUSIC AS A WEAPON Ⅱ」が、ようやく発売されそうである。伸びに伸びての発売でタイムリーさはあまり無いが、DISTURBEDが何故アメリカで人気があるのかが、このライブ盤で少しは判るはずである。今年中には発売されるだろう?新作発売迄のブランクを埋めるという賢い計算も見え、新作はモンスター的ヒットを記録しそうである。「FADE TO BLACK」のアコースティック・カバーも聞き所ではある。ちなみに未発表曲はらしい曲だが、大した出来ではない。でもファンなら買いである。


DISTURBED ★★ (2005-07-01 00:00:00)

ようやく新作が発売されそうである。結果的に大幅に遅れたが、それでもすごく楽しみである。1stシングルは比較的地味ではあるが、らしい楽曲である。1stと2ndを足して2で割った内容であるならば、個人的にはかなり嬉しい。
日本での知名度はまだまだであるが、アメリカでは間違いなくNo.1を獲得するはずである。非常に楽しみである。


DISTURBED ★★ (2005-07-27 20:57:00)

僕は、てっきり「GUARDED」が1stシングルだと思っていたが、実はオフィシャルには「STRICKEN」が1stシングルであるらしい。たまにこういった現象は起こるが、ある意味彼らの人気の高さを証明した形になった。
確かに「STRICKEN」が1stシングルだと、かなり前からアナウンスしているサイトもあり、オヤ?と思ったいたが、それにしてもこの「STRICKEN」は強力な楽曲である。これぞディスターブドと言える強力な楽曲である。「GUARDED」も悪くなかったが、やっぱり1stシングルは重要である。これで新作の発売がますます楽しみになってきた....。すごい!


DISTURBED ★★ (2005-08-09 23:36:00)

新作の全貌が少し見えてきた。3年という月日は非常に長かったが、新作は待っただけの価値はある作品のようである。2ndは1stより正統派HRに近づいた、シングル向きの楽曲が多かったが、新作はどうもかなりアーティスティックな内容の様である。進化し続けるバンドの底力を、見せ付けてもらいたい....。今一番好きなバンドの新作だけに、期待感はかなり高い。


DISTURBED ★★ (2005-11-30 07:12:00)

新作は、1stそして2ndと聞いてきたファンにとっては、まさに理想的な内容である。1stと2ndは少し作風が違うが、それらの作品の良いところを集めた集大成的な作品に仕上がっている。
このバンドはホントに楽曲がいい。演奏も上手いし、今年発売された作品の中では間違いなくNo.1である。


DISTURBED ★★ (2007-07-21 22:45:00)

このバンドのボーナストラックのレベルの高さは、さすがの一言。いい曲、結構あります。侮れません。


DISTURBED ★★ (2007-08-13 19:07:00)

ポイントカードで、トランスフォーマーのサントラを買った。勿論、たった1曲の為にである。もったいないかな....と思いながらも、ファンである以上、止めたくない行為である......。もちろん、らしい曲です。


DISTURBED ★★ (2008-04-03 21:49:00)

新作からのリーダートラックのオンエアが、始まっている。前作は1stと2ndを足して2で割ったような作品だったが、この1曲を聴く限り新作も今までとは少し違うようである。
変化の質は毎回微妙ではあるけど、大きく道をそれない。でも、全く同じではないという理想の変化を続けている。新作の発売が非常に楽しみである。


DISTURBED - Believe ★★ (2002-09-15 20:58:00)

待ちに待ったディスターブドの新作である。1stを聴いていない人は、先ず1stを聴いていただきたい。方向性は前作と全く変わっていないが、より正統派HR/HMに近づいたとの印象を受ける。パパローチが、新作で見せた変化とよく似ている。意識的な変化というよりも、自然な変化に近いと思う。さて1stは全米で200万枚以上のセールスを記録したが、この作品がそれを上回るかと言えば?である。しかし、それは作品の質が落ちたわけではなく、今売れるタイプのサウンドでないということである。シーンの流れは、予想以上に速い。ただ、ファンの期待は絶対に裏切っていないと断言できる。もうすこし、サウンドをソリッドにして欲しかったと思うのは贅沢なのかも知れないが、彼ららしさにいささかの変化もない。


DISTURBED - Believe ★★ (2003-07-21 21:55:00)

ディスターブドは、ここ日本ではまだまだ過小評価されている気がする。アメリカでは1stとこの2ndが、当たり前のようにロングセラーを続けている。ライブ・パフォーマンスにおいて実力を磨き、あくまでもHR/HMバンドとして妥協無き精進を続ける彼らの魅力に、まだまだ気づいていないファンが多すぎる。アメリカでは恐らく3本の指に入るくらいの人気を獲得しているが、日本ではまだまだという彼らの作品を聴いた事が無い人がいたら是非一度聴いていただきたい。とにかく作品全体に漲るパワーに圧倒されるはずである。捨て曲なんてもちろん存在しないし、良質なフックのあるメロディーの洪水にノック・アウトされるはずである。


DISTURBED - Music As a Weapon Ⅱ ★★ (2004-02-23 21:33:00)

待ちに待ったリリースである。昨年の春シカゴで行われたライブを、収録したものである。「THE RED」のシングル・ヒットによって一躍人気者になったシェヴェル、吠えまくるヴォーカリストのステファン擁するタップルート、ルックスはいまいちだけど実力はあるアンロコ、今や人気も超一流の本家本元ディスターブドと、4つのバンドの音源を収録している。収録曲が代表曲というわけではないが、それぞれバンドの特徴はよく出ていると思う。実はDVD付きのものと2種類があるが、少々高いがDVD付きの方がお薦めである。今アメリカの若者に、どんなロックが受けているのか知りたければ、このアルバムを買えばいい。どのバンドもアメリカでは結構人気がある。その中でもやはりディスターブドは、楽曲そのものが一番しっかりしている。サウンドの質はいいから、結構お薦めである。高いけどね。


DISTURBED - Ten Thousand Fists ★★ (2005-09-27 21:48:00)

待ちに待ったリリースである。一言で表現するなら、1stと2ndを足して2で割ったような内容で、ファンなら間違いなく気に入る傑作である。
それにしても、楽曲の充実度が素晴らしい。①から怒濤の展開がずっと続き、テンションは最後まで落ちない。1stとも2ndとも違うが、そのどちらの良さも十分すぎるくらいに取り入れたような内容である。
これは良い!事前に今度の新作は、かなりアーティスティックな内容になると情報は掴んでいたが、ここまで完成度の高い作品なら文句の言葉なんて先ず浮かばないだろう....。
バランスもいいし、これはいい!完成度が高いし、ファンの期待に100パーセントに近い形で答えている力作である.....。今年No.1の傑作である。


DISTURBED - Ten Thousand Fists ★★ (2005-10-14 22:26:00)

ビルボードでは、ボン・ジョヴィを押さえて前作に続き2作連続初登場1位を記録した作品である。全世界的にCDの売り上げはダウンしているが、それはアメリカも例外ではない。新旧のHR/HMバンド(ボン・ジョヴィとディスターブド)がチャート上で激しいバトルを繰り広げているのは、個人的には非常に興味深いが、前作が売れたからと言って新作がある程度の売り上げを記録する保証は今の音楽市場では無いに等しい.........。
彼らが何故アメリカで人気があるのか........彼らはビッグ・イン・アメリカなのか.....そんな事はどうでもいい。
地道に安定した実力でライブを続け、楽曲作りに妥協を許さない姿勢が彼らをビッグにしたのである。この作品、地味ではあるが非常によく出来ている。捨て曲など勿論存在しない。


DISTURBED - Ten Thousand Fists ★★ (2006-11-20 20:53:00)

やはり予想通り、アメリカではロングセラーを続けている。僕は昨年のベスト・アルバムに選んだが、結果的に今年もかなりの回数を聞き込んだ。
発売から1年が経過したが、アメリカでは未だにシングルカットが続いている。とにかくエアプレイは絶好調である。でも、早めの新作を期待したい。演奏も上手い!


DISTURBED - The Sickness ★★ (2002-02-25 23:32:00)

驚異の完成度であり、驚愕の完成度である。リンキン・パークやステインド、リンプ・ビズキットなんて比較にならない。個人的には、十分HR/HMフィールドに属するバンドであると思う。近年まれに見る傑作。多く語る必要は無い。


DISTURBED - The Sickness ★★ (2003-11-27 21:05:00)

この作品の聞き所は、シングル・カットされたナンバーが続く前半ではなく後半にある。具体的に言えば、⑤~が、この作品の本当の聞き所である。実はこのディスターブドのすごい所は、アルバムに一切捨て曲が存在しないどころか、全曲に魂がこもっている所にある。それは、ライブにおいても同様の事が言える。一度映像で確認して頂きたい。アメリカで何故彼らが驚異的に人気があるのかが、判るはずである。アメリカで人気があるバンドは、必ずライブにおいてその実力を発揮している事が最低条件でもある。人を惹きつける何かが、必ずそこに存在しているのである。全体の流れも完璧だし、1stにしてこの完成度はやはり驚異的である。


DOKKEN - Back for the Attack ★★ (2003-09-27 22:58:00)

バンド内の仲が悪くたっていい..........。よく考えてみると、バンド内の全ての人間が同等に仲がいいということは、まずありえない。この作品に漲る緊張感は、いい作品を生み出そうとして協力して出来たものではなく、ドンとジョージがお互いに負けまいとして対立して出来た結果である。例えば、ドリーム・シアターの作品にみなぎる緊張感とは質が全く違う。まさに水と油の関係である。「ある意味これがプロである。」結果的に、すごい作品を生み出した所に、僕はプロとしての誇りを感じる。お互いが歩みよるという方法論も勿論あるが、こういうお互いが対立しあうという方法論も存在する。本当のことは分からないが、この作品を作った時、すでに人間関係は崩壊していた気がする。ヴォーカルとギターが、ここまで真っ向に対立している作品もめずらしい。


DOKKEN - Hell to Pay ★★ (2004-09-29 01:07:00)

「バック・フォー・ジ・アタック」までの彼らと、それ以降の彼らは全く別物と考えてよさそうである。モダンになったからという理由ではないが、昔の方が断然よかった。そう感じてるファンがほとんどではないだろうか。楽曲には何かが明らかに足りない....。無難に作っている意識はバンド内ではないかも知れないが、客観的に見ると楽曲が弱すぎるのである。初期~中期の作品にはあった、気合が全く感じられない。こんな程度のレベルでは、ファンは納得しないだろう.....。数曲に良さは感じるが、それは昔に楽曲に近いからである。


DON DOKKEN - Up From the Ashes ★★ (2004-03-07 07:47:00)

ドッケンは、ブレイクする前に分裂した。結局「バック・フォー・ジ・アタック」の異様な緊張感は、バンドの崩壊を示唆していたのである。もちろんドッケンは好きである。やはり解散する前までの作品であるが.......。このアルバム、僕は結構好きである。ジョージ・リンチファンにはこのソフトな印象を与えるサウンドにもの足りなさを感じるであろうが、楽曲はもろドッケン節である。特に①②は当時も気に入っていて、よく聞いていた。その他の楽曲もなかなかの出来で当時も評価が低かったが、僕は今でもよく聴いている作品である。


DON DOKKEN - Up From the Ashes ★★ (2005-08-21 22:01:00)

ドッケンを語るとき、その歴史を知っている人とそうでない人の感覚は、絶対に異なるはずである。本当はドンは、ドッケンという名前に拘っていなかった事や、ソロ名義のような名前を使いたくなかったという事実を、知っているか否かだけでも感覚は微妙に異なってくるはずである。
エゴがお互い強すぎたんだろ.....と、部外者が言うのは簡単である.......。
この作品に限って言えば、当時は評価が高くなかった。でも僕は当時から、お気に入りの作品であった。ドンという男は誤解を受けやすい人物である。先入観を捨てて聞けば、十分名作といえる完成度である。①なんか聞いてると、なんかすごく切ない気分になるのは自分だけだろうか.......。


DOWN ★★ (2007-10-08 20:37:00)

ポップなバンドもいいけど、こういった重厚なHR/HMバンドも必要である。新作を聞いたけど、なかなか良かった。こういった良い意味でむさ苦しいバンドもいて、正解である。パンテラとは違った良さがここにある。
コア過ぎない楽曲の出来も、個人的には好きである。HR/HMは、やっぱり懐が深いね。


DREAM EVIL - The Book of Heavy Metal ★★ (2004-06-26 21:12:00)

前作から音楽的な変化はあまり見られないが、楽曲の質感は随分変わったような気がする。1stで示したHR/HMのお手本のような作品ではなく、いい意味でバンドの音としての個性が前面に出てきたような気がする。こういった作品は気合を入れて聞かないと、案外さらっと流れてしまう。僕も1回目ではまあまあぐらいにしか思わなかったけど、これが今では結構好きな作品になっている。貫禄というか存在感というか、大物の匂いをプンプン匂わせている。これはいい。


DREAM THEATER ★★ (2003-11-05 21:26:00)

新作の発売が非常に楽しみだが、1曲目の「アズ・アイ・アム」を聞く限りは悪くない!というのが僕の感想である。少なくとも、まとまりに欠けていた前作よりは、はるかに良さそうな気がする。長けりゃ良いというものではない。最近の彼らは方向性に迷っている気がする。何処に終着点があるのかを、暗中模索で探している......。ゴールが分からないから、探しようがないのである。開き直れば良い.....というのは他人だから、簡単に言える。彼らが何処に向かおうとしているのかが、新作で明らかになる。前作から短いインターバルでの新作発売であることに、注目すべきである.....。


DREAM THEATER ★★ (2005-07-15 23:08:00)

個人的には、新作にどっぷりハマってます。迷いが無いというか、時代性の無視というか、己の道を貫いている所がたまらなくカッコイイですね。
ファンに媚びない、市場に媚びないという姿勢は、やっぱり重要ですね。ファンの期待に答えようとしすぎるバンドや市場への迎合バンドが、今の音楽界には多すぎますね。ついてこられない奴は、ついてこなくてもいいという彼らの姿勢は、本当に格好いいですね。セールスなんて、彼らはあまり気にしていないハズですよ。


DREAM THEATER ★★ (2005-07-31 16:55:00)

新作の出来は、個人的には今年の作品の中では断トツの1位ですね。「トレイン・オブ・ソート」を経たからこそ、「OCTAVARIUM」が出来たわけで、そういう作品と作品の間の流れを考えてみても、彼らはホントに奥深いですね。
それと忘れてはならないのは、作品と作品のインタバールの短さですね。3年や4年がある意味当たり前となってきている最近のバンドの中で、コンスタントにいい内容の新作が発売できるバンドとしての力量を、忘れてはならないですね。


DREAM THEATER - A Change of Seasons ★★ (2004-07-16 23:51:00)

僕は当時この作品、鬼のように聞きまくった。企画物というレッテルを貼られているのが、そもそもおかしいのである。②~のカヴァーも確かに貴重だけど、なんといっても目玉は①である。この1曲のみでも、買う価値はある。1曲だけでも充分ドラマである。ドリーム・シアターにドラマを求めているファンは、買って損なしである。


DREAM THEATER - A Change of Seasons ★★ (2005-01-23 21:32:00)

1曲目のテンションの高さだけで、もう脱帽である。彼らに一体何があったのだろうか。何も無い状態でこのテンションの高さを維持できる秘密は、どこにあるのだろうか。是非知りたい。
身震いさえ感じさせる①だけでもいいから、聴いていただきたい。心にズシっと響いてくる......。


DREAM THEATER - Awake ★★ (2003-12-05 23:01:00)

究極的なことを言わせてもらえれば、一流バンドには数多くの傑作が存在する。だから、一番好きなアルバムの票も割れて当然なのである。彼らの最高傑作を「イメージズ~」だという人もいれば、最新作だという人もいるであろう。また「メトロポリス~」だという人もいるであろう。いずれにせよ、オンタイムで聞いたファンとそうでないファンの作品に対する温度差は、それだけでかなり開きがあるはずである。僕もこの作品を聞いた時、正直「イメージズ~」よりは少し劣るなと思ったけど、結果的に結構よく聞いた作品になった。僕は、自分自身の歴史を否定しないバンドが好きである。だから、例え結果的に駄作になったとしても、一生懸命努力している姿勢が感じられれば、僕は微力ではあるがそのアーティストを応援し続ける。失敗してもいい。音楽性を意識して全く変えないバンドより、努力したけど失敗してしまったバンドの方が僕は好きである。一番の理想は、結果的にいつもと変わらないバンドではあるが...。そういった意味でも、彼らは昔とほとんど変わっていない....。一流である以上そうそう音楽性は、変わるわけがないのである。


DREAM THEATER - Awake ★★ (2008-03-24 18:33:00)

1stにおける衝撃、そして2ndの度肝を抜く完成度から言えば、この3rdが地味な印象を当時与えたのは当然の結果であったように思う。
誤解されがちなのは、彼らは名作である2ndで一気に人気が出たのではなく、作品を発売するごとに一歩一歩大きくなってきたという事実である。
当時を振り返ってみると、僕はこの作品に問題作という強い感覚はほとんど無く、まあダークになって楽曲が少し弱いかなあ~という、楽曲の出来そのものだけに関心があったように思う。
今この作品を聞いて感じるのは、過渡期の作品だなあ~という感覚である。今のように開き直っていないという面では、ある意味貴重かもしれない。新鮮に聞こえるのは、彼らの歴史の中でも過渡期の作品だからであると思う。
個人的には、83点かな。


DREAM THEATER - Falling Into Infinity ★★ (2003-12-08 22:43:00)

もうストレートに言えば、「アウェイク」そしてこの「フォーリング~」と続いた時、これでドリーム・シアターも終わったかな?と少し思った。らしさが全く無いとは言わないが、やはり楽曲がイマイチというか弱いのである。緊張感が持続しないドリーム・シアターなんて.....、正直に言って過去のどのオリジナル・アルバムよりも圧倒的に聞いていない。今でも通して聴くのは少し辛い....。本当にこの出来には、ファンの立場としては当時かなりショックであった。しかし、彼らは次作で見事によみがえるのである。しかも、想像を絶する完成度で!圧巻の出来で!


DREAM THEATER - Images and Words ★★ (2004-12-08 23:54:00)

大絶賛の嵐である。僕も大好きな作品ではある。しかし、彼らはこれ以外にも数多くの名作を残してきているはずである。と、いうことは............似たような意見が、多すぎやしないだろうか?僕は「トレイン・オブ・ソート」は、この作品と肩を並べる名作だと思っている。ある意味完璧と感じた「メトロポリス~」よりも「トレイン・オブ・ソート」の方が好きである。この作品は、確かに完璧である、でも、もっと個性的な意見があってもいいと思うし、俺はこれよりも........といった意見があってもいいと思う。彼らはこの作品後も、名作を数多く残してきた。だから、凄いのである。この作品だけが、特別とは僕は思わない。


DREAM THEATER - Live at Budokan ★★ (2004-10-27 23:43:00)

実力のあるアーティストは、スタジオ盤よりもライブ盤の方が良かったりする。ある意味ファンが完璧を求めるドリーム・シアターのようなバンドでも、それは例外ではない。確かにライブ盤を出しすぎの感は否めないが、僕なんかは「トレイン・オブ・ソート」が大好きであるから、①からもう既にノックアウトである。音楽に身をゆだねる.........という感覚が、今ではすっかり自分の中でなくなっている......。懐の浅いバンドが多すぎる最近のHR/HMシーンに嫌気を感じているのは自分だけではないだろう......。ドリーム・シアターは確実に成長している.......。バンド自身の持つ凄みは、年々その強さを増している。なんか心が熱くなる.......。さすが、としか言いようがない.....。


DREAM THEATER - Live at the Marquee ★★ (2003-11-11 00:27:00)

収録曲数から言えばもの足りなさを感じるかも知れないが、数あるオフィシャルなライブ盤の中でも間違いなく最高傑作である。ライブ盤というのはファンでないとなかなか手を出しづらいが、少なくとも買って損をする事はないであろう。①~②へとつながる流れなんかも最高で、1stの曲をラブリエが歌っているという事実だけでも、ファンなら一聴の価値はある作品である。野心に満ち溢れていた若かりし頃のライブだけあって、サウンドには言葉では表現しづらい何かがたくさん詰まっている。「ア・チェンジ・オブ・シーズンズ」同様、ミニアルバム的雰囲気が強いが、質は高く最近の彼らにはない良さも感じられるので、ファンなら必ずチェックすべし!


DREAM THEATER - Live at the Marquee ★★ (2005-01-24 20:21:00)

僕はライブ盤が好きだが、ベストな選曲であったりすることが少なく、また逆に加工されすぎている作品も多く、なかなかお気に入りというレベルまで到達しない事が多い。しかし、この作品は僕が聴いたいろいろなアーティストのライブ盤と比較しても、かなりの上位にランクインする程の傑作である。
ドリーム・シアターというバンドの懐の深さを見せ付けただけでなく、HR/HMバンドとしての演奏技術の高さはもちろん、自分達は他のバンドとは違うんだという一種の挑戦状的な闘争心が全面に出ている所がなんといっても凄い。特に⑤の展開なんて鳥肌ものである。差別化を音として、技術として、やる気として表現している点は圧巻である。


DREAM THEATER - Master of Puppets ★★ (2004-07-05 23:52:00)

確かに観客の反応も凄い。しかし、ここまで完璧な形でコピーできる実力も凄い。結局こういうカバーは、そのバンドに対する敬意の程がうかがえる訳で、そこら辺のバンドのコピーよりは何か説得力がある。ドリーム・シアターファンなら聞いておいた方がいいであろう。それにしても、実力あるねドリーム・シアターは....。ライブは、やっぱりいい。


DREAM THEATER - Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory ★★ (2003-11-11 01:09:00)

前作、前々作の不振から、起死回生の一発のような作品である。個人的には、分かりやすいドリーム・シアターが帰ってきて、すごく嬉しかったのを覚えている。彼らはすごく高度な技術を駆使しながらも、同時にそれを分かりやすく、あくまでもHR/HMという立場から表現する能力に優れている。ただ単に長い曲というのは、どんなバンドにだって書けるし、転調の多い曲を書くのも、そう難しい事ではない。この作品が非常に作りこまれたコンセプト・アルバムであるのは、彼らがいずれ到着すべき場所にたどり着いたのだから、誰しもが納得する結果ではなかったであろうか?その反動からか、「SIX DEGREES~」は非常に難しい作品になった。それは、この作品がひとつの完結になっている事を無言で証明しているのである。新作の動向が非常に気になるが、一度完成形の作品を作ったバンドが新たな道を探し見つけるのは安易なことではないので、少し心配ではある......。


DREAM THEATER - Octavarium ★★ (2005-06-09 23:22:00)

BURRN!のインタビューで、マイク・ポートノイは「人々の反応は、さほど参考にしない」「ファンのご機嫌を取るためだけの変化だとしたら、バンドを続ける価値はない」と発言している。この発言は、非常に興味深い。当たり前の事なのだが、これはすごく大事な基本的精神でもある。
予想以上に早く登場した新作は、大まかに言えば前作の流れの上に成り立っている作品だと僕は思う。特に⑤~⑦の流れには、前作にあった怒濤の展開力を感じるはずである。また物悲しい②も、圧巻の出来である。全体的に歌メロが増えた点は、個人的には凄く嬉しいプラスポイントである。でも彼らの作品の中で何番目に好きかと問われれば、5番目だと僕は答えるだろう。しかしそれは、新作の出来が悪いということでは決してない。
ファンの期待に答えるとは、どういう事なのだろうか......?。それは、ファンの望むものを提供するということではないハズである.......。いい意味でファンの期待を裏切る事こそが、その答えではないだろうか.....。


DREAM THEATER - Octavarium ★★ (2005-06-12 07:16:00)

彼らだからと擁護するつもりは無いが、この新作は焦点が見えにくいので理解が少し難しい。分かりにくさから来る、中途半端さを感じるファンも多いのではないだろうか。結局、彼らは同じ道を選択しなかったのである。
一見散漫な印象を与える作風だが、実は彼ららしい作品であると僕は思う。少なくとも「フォーリング~」で感じた、消化不良的な要素は感じない。また整合感に欠けていた「シックス~」の様な、未完成的なにおいも感じない。
同じ道を選択しない......これが彼らの道なのである。「トレイン・オブ・ソート」を気に入っていた自分も最初はオヤッと思ったが、聞き込めば味のある作品である事に気がついた。自分の期待していたものと違うからといって、内容がイマイチという感覚だけは持ってもらいたくない.....。彼ららしい作品である...。


DREAM THEATER - Octavarium ★★ (2005-07-07 00:51:00)

ソングライティングに才能がある人は、似たような楽曲なら意外と簡単に書けるのである。つまりは、大ヒット曲のパート2みたいな楽曲である。これは事実である。しかし一流のバンドというのは、例え客観的に良いと感じても過去の楽曲に似ていると、それだけでボツにすることも多い。これは、ある意味アーティストとしてのプライドなのかも知れない.....。
彼らは今回、楽曲におけるバラエティーさを頭において新作を完成させている。自分達らしさを失わずに、その狙いは見事なまでに的確に表現されている。分かりにくいが、実は同じことは繰り返さないというアーティスト精神に満ち溢れた作品なのである。
彼らの凄さは、自分達が気に入らないものは一切やらないという妥協なき精神そのものではないだろうか。ファンよりも前に自分達がきている所をもっと評価して欲しい。僕はこの作品で、彼らの深さをより強く感じるようになった。作品を重ねる毎に間違いなく、大物バンドとしての風格がそこに出てきている.....。
楽曲を「徹底的」に磨き上げていないのも、ある種の狙いである。同じことは繰り返さないという、バンドとしての基本的精神をファンは忘れてはならない........。


DREAM THEATER - Octavarium ★★ (2005-10-17 22:21:00)

僕も昔は新作が発売される前は、「好きなアーティストには自分が気に入った過去の作品と同じような作品を、心のどこかで期待していた。」
しかし今は、その考えは180度は変わらないが、135度くらいは変わった気がする。「変わって欲しくない」と望むのはファンの自由ではあるが、それは同時にファンのわがままそのものなのである。
いつも同じでは、アーティスト自身も飽きるし、ファンにも必ず飽きが来る。だからマイナーチェンジは、必要不可欠なのである。ファンもアーティストも成長しなければならない....。
彼らはこの作品に限らず、同じ事は繰り返さないという強い信念の基に活動を続けている........。僕はこの作品で、彼らの懐の深さに改めて感心させられた。単に楽曲が、というレベルではなく、彼らの精神性にもっと関心を示してもらいたい、個人的にはそう思う。


DREAM THEATER - Octavarium ★★ (2006-04-14 23:49:00)

この完成度で文句の言葉が出るのは、ある意味バンドへの期待感が相当高い事を表しているし一流の証でもあるが、言い方を変えればファンは本当に楽曲そのものを真剣に聞いているのかという単純な疑問が僕の場合は浮かんでくる。
アーティストは万人のために音楽をやっているのではなく、またコアなファンの為だけに音楽をやっているわけでもない。この完成度で満足しなかったならば、一体どんな作品をアーティストは作ればいいのだろう............。
良くも悪くも人は年を取る。アーティストが言う、同じではなんら成長していないことと変わらないという考え方の理解度が、今のファンには足りない気がする。ドリーム・シアターだけ聞いていても、彼らの偉大さはわからない........ハズである......。


DREAM THEATER - Octavarium - Sacrificed Sons ★★★ (2005-07-03 23:51:13)

アルバムの中でのベストソング!と言うより、彼らの曲の中でも5本の指に入るくらい好きな曲。後半にかけて徐々に盛り上がっていく構成力と展開力のすさまじさ......これこそドリーム・シアターでしょう....凄い!


DREAM THEATER - Six Degrees of Inner Turbulence ★★ (2005-02-06 18:59:00)

難解なナンバーが多く、これを肯定的にプログレと表現したくはない。次作「トレイン・オブ・ソート」の助走となるディスク1の①はともかく、全体的には何か歯切れが悪い。方向性を模索している過程がそのまま楽曲に反映されている点はある意味貴重ではあるが、あえて作りっぱなしにした点は迷いの現われではなかったのだろうか?今になって思う.......。
整合感がこのバンドには重要な要素である。彼らだからと、無条件に肯定的には受け止めたくない作品である。


DREAM THEATER - Systematic Chaos ★★ (2007-06-07 14:02:00)

僕はドリーム・シアターが好きだけど、だからと言って、何でも肯定的に受け入れる事が出来る程の熱狂的ファンではない。
最近の彼らの音楽を聴くたびに感じるのは、完全に開き直っているというか、もうセールスや新たなファンの獲得等、彼らはあまり深く考えていないように僕は感じる。例えメンバーが、そう語ろうが.........。何故なら、もしセールスを優先に考えるのなら、この作風は時流に全く迎合していないし......勿論、売れっ子プロデューサーを起用しての方向転換もない...。戦略なんて、どこにもない....。
また、もしホントに新たなファンを獲得したいのなら、何かしらのチェンジがあってもいいハズなのに、全くその気配すら感じない..........。いつもの、彼らの音楽そのものである....。
僕はこの新作は、前作と前々作を足して2で割ったように感じる。1曲1曲にコントラストを多様しながら、作品全体にもコントラストを散りばめる、最近の彼らのサウンドそのものである。
良い意味で、ファンの事など知りません。自分達が作りたいものを作りましたという感覚が、非常に強い作品である。
他人の意見に耳を傾けないバンドこそ、僕は一流であると思う。悟りを開いたバンド、ドリーム・シアター色が強い作品である......。ファンよりも先に、自分達という考え方は、決して間違いではない....絶対に。


DREAM THEATER - Systematic Chaos ★★ (2007-06-09 15:42:00)

簡単に言うと、僕はこの新作は彼ららしい作品であり、出来が悪いとは全く思わない。例えば、「イメージズ~」のような作品を作ったとすれば、ファンの方は納得できるのかも知れないけど、それを意識的にしなければならないほど、このバンドの実力は低くないはずである。
ファンへの迎合によって、どれほどのバンドが消えていったか........もう一度考えてみて頂きたい。アーティストという精神を失って、表面上はファンの満足できる作品を作りましたと、ファンへの迎合によって出来た作品の何処に、感動できるのだろうか.......。そういった迎合等が無いから、ドリーム・シアターは凄いバンドではないのだろうか....。
彼らも歴史が長くなり、今更劇的な変化を求めるようなバンドでなくなってきている。これは、事実である。
自分達が今やりたい事を、やりました。ファンは大事だけど、だからと言って、ファンへの迎合はしませんという姿勢は、もっと評価すべきだと僕は思う。
僕は、ある意味開き直った今の彼らも、嫌いではないですよ。


DREAM THEATER - Systematic Chaos ★★ (2007-11-28 05:13:00)

例えば、1stや2ndのような作品を作ってもらいたいという願望が、ないわけではない。また、そろそろ作風を変えてみても良いのではと、思ったりすることもある。でも逆に、このバンドの頑固さが、僕は好きだったりする。
いい意味でファンを振り回すバンドが、最近少なくなった。直接的ではないにしろ、ファンへの迎合を口にするバンドもいたりする。こうでないといけない.......という枠組みをアーティスト自らが無視し続けている姿勢に、僕は好感が持てる。
この作品、僕は好きである。相変わらず頑固な、ドリーム・シアターが健在である。今年の作品の中では、僕は第2位にこの作品を選ぶ。