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ヤング・ラジオさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 601-700

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ヤング・ラジオさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 601-700
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SALIVA - Blood Stained Love Story ★★ (2007-09-15 18:32:00)

アメリカでは安定した人気を誇る彼ら。何故か、日本のHR/HMファンからの支持は得られないが、僕は好きなバンドである。
メロディはキャッチーだし、アルバム単体でみても常にクオリティーが高いバンドである。ポップなHR/HMが好きな人や産業ロック的アメリカン・ロックが好きな人には、この良さがわかるハズである。
日本のメディアのプッシュは皆無に等しいが、楽曲は確かにポップで良い。


SALIVA - Survival of the Sickest ★★ (2004-09-04 00:11:00)

個人的には大好きなバンドである。まさしく今アメリカで流行っているタイプの、アクティブ・ロックである。この加工されたサウンドや出来すぎなサウンド・プロダクションを良しとしない人もいると思うが、昔のポイズンがモダンになればこういうサウンドになるのでは、といったサウンドである。リーダートラックは好きではないが、全体としては前作が気に入った人なら、買って損はないであろう。


SARGANT FURY - Still Want More ★★ (2007-11-28 07:23:00)

この手の路線が好きな人なら、名盤の1stである。発売当時のメディアでは、プッシュされていた作品である。
とにかくハードポップファンなら、聞いて損はないと断言できる熱い作品である。彼らの中でも一番の出来で、作品に統一感があり適度なウェット感もある力作である。
まあ雑誌等でも、隠れた名盤として紹介されていたりするから、この手のファンの方は要チェックです!ジャーマンに勢いがあった頃の作品です。


SAVAGE CIRCUS - Dreamland Manor ★★ (2005-10-08 20:42:00)

まんま、ブラインド・ガーディアンである。これがブラインド・ガーディアンの新作だと言えば、半数以上の人が信じるのではないか.....と、思うほど似ている。最近のブラガに不満があった人は、多かったはずである。ファンがブラガに期待するものが、ここでまんま表現されているのはある意味皮肉でもあるが、楽曲もいいし何よりこの展開力が大好きである。
これを何故ブラガで出来なかったんだろう......と思うのはファンの身勝手であって、トーメンの意地と実力を個人的には高く評価したい。
それにしても、この独特の展開力こそが、ブラガの最大の魅力だったはずなのに......。


SAVAGE CIRCUS - Dreamland Manor ★★ (2005-12-25 00:31:00)

ブラインド・ガーディアンのここ数作品の煮え切らなさを吹き飛ばすこのアルバムを、僕は2005年のベスト・アルバムの第7位に選んだ。
楽曲の詰めの甘さなんて、どうでもいい。このサウンドは、熱いね。とにかく熱い。熱い。最高。


SAVATAGE - Edge of Thorns ★★ (2005-09-06 22:49:00)

このバンドなんかも結構名作と呼べる作品を残しているけど、恐らく一般的には地味な存在なのだろう。こういったバンドは固定ファンはそこそこ存在するが、音楽性の影響でなかなか新しいファンを獲得しにくいのである。例えばこのアルバムなんか隠れた名作で、初めて聞いた人の中には、サヴァタージってなかなかいいじゃんと思ってくれる人も結構でてくるのではないか。このアルバムかこの前作、前々作あたりがおすすめである。


SCORPIONS ★★ (2006-05-31 07:54:00)

このバンドなんかは、基本中の基本である。彼らの作品の良さが理解できないなら、HR/HMを聴くのは止めたほうがいいかも知れない。
僕は再評価という意味で発言しているが、ホントにいいバンドである。彼らの作品は.....いい。


SCORPIONS - Blackout ★★ (2005-01-18 00:25:00)

このバンドの強みは、作品によってのバラツキが少ない所にある。つまりは、楽曲の平均的なクオリティーが常に高いのである。安心して聴いていられる信頼感が、スコーピオンズにはある。このアルバムも、何回聴いたか分からないくらいは聴いている。初期の彼らもいいし、後期の彼らもいい。また黄金期である中期もいい。ベテランはまだまだ健在である。下手にわけの分からないバンドに手を出すぐらいだったら、こういうバンドの作品こそ聴くべきである。


SCORPIONS - Humanity: Hour I ★★ (2007-06-02 14:27:00)

前作は、悪夢というべき「EYE Ⅱ EYE」から、元の路線に戻ったという意味においては、嬉しい嬉しい帰還であった。
この新作、デスモンド・チャイルドがどのくらいソングライティングに関わっているのか、僕は正直知らない。最近は、敢えてあまり雑誌等も見ないようにしているので......。
でも、メロディーのメリハリの付け方やダイナミックなサウンドプロダクションには、彼の貢献が想像できる。メロディーはキャッチーだし、新たなメロディーラインもあって、かなり楽曲は充実している。
特に後半にかけて、楽曲の質が落ちない所は、前作よりもトータルで言えば上という事が確定している。らしさを忘れず、新たならしさも誕生し、名盤の輝きを既に放っている。これは、なかなか良いよ。


SCORPIONS - Humanity: Hour I ★★ (2007-06-15 15:58:00)

最近大物のリリースが相次いで、久々にCDを結構買ったと思うが、その中でもこの新作は結構リピート率が高かったりする。
アルバムの前半は、比較的キャッチーな楽曲が多いという構成は従来とあまり変わり無いが、楽曲の平均的なレベルが高いのが、この新作の最大の特徴であるかもしれない....。
ベテランバンドになると、実は新規のファンの開拓が難しかったりする。固定観念が、ジャマをすることが多い。このバンドが今の時流に合っているとは思えないが、逆にそこがセールスポイントとなる。いい作品に、流行りなんて関係ない。
往年のファンを満足させる楽曲の充実度である。こういった作品が評価されにくい今のシーンこそが、おかしいのである......。


SCORPIONS - Humanity: Hour I ★★ (2007-11-28 05:29:00)

アルバムに曲数埋め合わせという、俗にいう捨て曲が存在しないところが素晴らしい。また曲順も良く、ハードさとソフトさといったバランス感覚にも、優れた作品である。
曲の細部も実に丁寧に作られていて、これで文句の言葉は浮かばない。僕が選ぶ、今年の作品の第3位である。


SCORPIONS - Pure Instinct ★★ (2004-05-30 22:28:00)

後期スコーピオンズの作品の中では、圧倒的に好きである。彼らの作品は全作品聞いているが、楽曲の充実度はかなり高い方だと思う。確かに地味だし、セールスもいまいちだったが僕は結構聞いた作品である。バラードが多いので、80年代のドライブ感あふれるポップなHRを期待すると一見オヤッと思うかも知れないが、メロディーは泣いてるしその充実度は想像以上のはずである。新作の前半は、この作品の質感に近い...。


SCORPIONS - Unbreakable ★★ (2004-05-15 22:44:00)

オリジナルとしては久々の新作である。確かにファンが、彼らに期待する要素を盛り込んだHR色が強い佳作に仕上がっている。らしさ全開の前半に比べ、後半は少々楽曲のレベルが落ちる気もするが、まあ合格点ではないだろうか。少なくとも前作なんかよりは、はるかに良い。欲を言えばもう一歩踏み込んで、らしさに磨きをかけてもらいたかったと思うが、ベテランバンドの奮闘ぶりには頭が下がる思いである。「PURE~」と「CRAZY~」の中間をいきながら、所々にゾクゾクっとするフレーズが出てきたりもする。個人的には84点かな。


SCORPIONS - World Wide Live ★★ (2003-08-18 21:16:00)

彼らは数多くのベスト盤が発売されているが、ほぼベストな選曲で構成されているこのライブ・アルバムを聞かずには、スコーピオンズファンどころか、HR/HMファンは名のれないはずである。バンドとして最も勢いがあった頃のライブゆえに、とにかく熱い、熱い、熱い。どこか湿り気のあるメロディーの曲が多いゆえ、日本のファンが嫌いなわけが無い。個人的には、彼らの作品の中で一番好きである。HR/HMバンドの強さはライブにある。それを証明する作品である。オリジナル・アルバム収録よりも各々の楽曲は、より躍動感を帯びていてイキイキしている。もっと評価されても、いいバンドである。


SEBASTIAN BACH ★★ (2007-11-28 06:35:00)

やっぱり自分はバズが好きなんだなあ~........何かわからないけど、最近この作品よく聞いている。こういうロックした音楽こそ、やっぱりバズにはよく似合う。僕は昔のスキッド・ロウのライブの印象が、今でも強く残っている。フロントマンとしての存在感は、圧倒的であった。
何故もっと早く新作、出さなかったのだろう......。Vo.としての実力は、今でも半端でないよ。


SEBASTIAN BACH - Angel Down ★★ (2007-11-23 21:49:00)

多くのファンの方が望むスキッド・ロウの1stや2ndの路線で無いことは、ある意味予想できたので、なるほどねというのが僕の最初の感想だった。
ファンの心理を鋭く射抜くROY Zのプロデュースである。ROYもかなり苦労したのではないだろうか.....。もしプロデューサーが違っていたならば、もっとロック色の薄い作品になった可能性は正直高い。ファンが何を望んでいるのか、その感覚に長けたROYらしい仕上げ方である。
アクセル参加等、話題性はかなり高いが、ファンの方がどう評価するのか、その評価が分かれやすい作品である。僕は、バズのフロントマンとしての存在感やVo.としての力量に、改めて感心させられた。楽曲はスキッド・ロウと比較すると正直弱いけど、決して酷評されるような駄作でもないというのが、僕の感想である。個人的には、①②⑧⑨⑭あたりがお気に入りである。
もっと早く出ても良かったのではないか........バズの声は、やはり魅力的である。


SEETHER ★★ (2007-11-06 18:34:00)

個人的にはかなり好きなモダン・ロックバンドである。アメリカでの安定した人気は、楽曲の充実度が保証している。新作を買ったが、これがまたいい。相変わらず楽曲の出来は良く、Vo.の声質は自分のストライクど真ん中である。
ロックチャートだけでなく、ナショナルチャートでも健闘する楽曲は、すこぶる出来が良い。


SEETHER - Karma and Effect ★★ (2006-07-20 23:56:00)

日本では全く人気は無いが、一枚のアメリカン・ロックの作品として聞くと名盤である。とにかく楽曲がいい。渋いVo.は鳥肌ものだし、タイプは少し異なるが、ブライアン・アダムスやニッケルバック等と通じる産業ロックに近いクオリティーが非常に高いロックアルバムである。
ミディアム路線の楽曲が多いが、これがまたいいのである。こういうバンドがアメリカで売れて、日本では全くダメという現状を見る限り、どっちのロックシーンが健全なんだろうかと疑問を投げかけたくなる。
僕の中では、間違いなく名盤である。


SENTENCED - The Funeral Album ★★ (2006-04-11 23:52:00)

僕は彼らの作品を全て聞いてはいないし特別な感情もないけど、この作品はなんか隠れた切なさがあっていいですね。最後だからと身構えて聞いたわけではないけど、最後の作品としてはかなり良い作品ではないでしょうか。
まあ全盛期に解散を決意した彼らの真面目さとこだわりが、上手く楽曲の悲しさに表現されている気がします。こういう考え方を持ったバンドは少ないので、ホントに残念な気がします。点数付けるなら90点ぐらいは付けたいです。


SHADOW KING - Shadow King ★★ (2006-07-13 23:54:00)

僕はルー・グラムが大好きなので、この作品今でもよく聞いている。当時この1stが出た時には、まあ先ず間違いなく2ndが出ることはないと思っていたが、案の定出なかった。
という事で唯一の作品であるが、フォリナーよりはロックしてるし、特に前半の楽曲はポップでいい曲がズラリと並ぶ良作である。ポップなHRが好きな人やフォリナーあたりが好きな人は必聴ですよ。曲作り上手し!


SHADOWS FALL - The Art of Balance ★★ (2004-06-09 23:26:00)

スラッシュ・メタルが好きな人は、絶対にこの作品は聞いておくべきだろう。ハードコアでも最近流行りのアメリカン・メタルでもない、比較的ノーマルなスラッシュ・メタルである。突然変異ではないが、この作品でかなり劇的に変貌を遂げている。これはいい。新作ももうすぐだと思うが、この作品聞かなきゃ損である。


SHADOWS FALL - The War Within ★★ (2004-12-05 14:49:00)

個人的な意見としては、前作の方が圧倒的に良かった。曲には整合感も生まれ、展開もスマートになっている。しかし、個性という点や耳を引く楽曲におけるフックが減った分、やや面白みに欠ける気がしてならない。アメリカでのウケは悪く無いが、前作にあったB級臭さは残してもらいたかった。この手のサウンドならレベルが高い事は、間違いない。


SHADOWS FALL - Threads of Life ★★ (2007-04-14 12:56:00)

アメリカでは安定した人気を獲得しているバンドの新作である。基本的な路線は従来とあまり変わりは無いが、前作同様サウンドはメジャー化が進み、楽曲の整合感は一段とアップしている。またHR/HMファンの立場で聞くと、より押しと引きが明確になった分、随分耳に残るメロディーが増えた気がする。
ただメタルコアのファンの立場で聞いた場合、楽曲がスマートになりすぎて、個性は無くなってきているかも知れない.........。
こういった作品の評価は難しい.....。でもHR/HMファンには、過去のどの作品よりも好意的に受け入れられる充実した内容に仕上がっている。客観的に聞いた場合、楽曲の出来は間違いなく過去最高である。


SHAMAN - Ritual ★★ (2004-10-07 22:17:00)

冷静に聞いてみると、クオリティーは高いし期待を裏切られたという人は少ないであろう。もろ「エンジェルズ・クライ」を期待すると少々物足りないかも知れないが、ある意味アンドレ・マトスの集大成であるこの作品は、結構味わい深い力作である。よーく聞いてると、細かい部分も丁寧に作られていて、今のアングラと比較しても負けているとも思えない。アングラの最新作よりも僕はこちらの方が好きである。


SHINEDOWN - Leave a Whisper ★★ (2004-01-16 20:46:00)

1stシングルの①がアメリカのロックチャートで大ヒットを記録した、シャインダウンのデビュー作である。とにかく僕もこの①が大好きで、昨年狂ったように聞いていた時期があった。サウンド・プロダクションも良好で、今アメリカで流行のモダンロックが受け入れられる人には、合格のデビュー作ではないだろうか。サウンドの分厚さは強力なスタッフ陣によるものだろうから当然だが、楽曲の作り方の上手さは非凡なものがある。これは近い将来、化けそうな気がする。本当に今のアメリカのロックシーンは層が厚い。こういったバンドはインディーシーンにも、たくさん存在するから、ある意味驚異である。


SILENT FORCE - Infatuator ★★ (2004-08-20 22:37:00)

久々に聞いてみた........。なんとなく聞いてると、ありがちだなといえるサウンドだけど、確かに楽曲の出来は前作をはるかに凌ぐ出来である。スピード感あり、いい意味でのポップ感ありと、全体としてもなかなかの出来である。⑤はもろプリースト感丸出しだが、これもなかなかの緊張感である。もう少し煮詰めれば、かなりの作品になったのではないか?僕は合格点の出来だと思う。


SILVERTIDE - Show and Tell ★★ (2004-12-09 22:05:00)

少し前バックチェリーがでてきた時、正直言うといまいちピンとこなかった。しかしこのバンドの楽曲は、フックもありバラエティーに富んでいるし、面白い存在になりそうである。HR/HMというジャンルに特別に自分達のルーツを持たない新人バンドのデビュー盤としては、かなりの出来である。こういう新人がアメリカから出てきた事が凄く嬉しい。HR/HMファンにも通用するし、普通のロック・ファンにも通用する楽曲のレベルは半端でない。これはすごい新人である。ライブによって着実にファンを獲得している事も、見逃せないプラスポイントである。


SKID ROW ★★ (2003-12-09 23:01:00)

結局は、どんなに声がバズに似ててもどんなに歌が上手くても、バズ抜きのスキッド・ロウは個人的には認めたくない。メイデンだってプリーストだって、形は違えど結局は駄目だった(ファンの方には申し訳ないが....)歴史が証明しているように、同じバンド名を使うなら、他に適任者はいないのである......というのが、僕の意見である。バズのパフォーマンスを見たことがある人なら判ると思うが、どんなに歌が上手かろうが、変わりがいるとは到底思えない。もし、新作が違うバンド名で発売されていたら、違った見方ができたかもしれない....。


SKID ROW ★★ (2003-12-13 22:51:00)

僕はメンバーチェンジを否定しているわけではない。例えば、もし自分がそのバンドに居たとする。限られた人数しかいないバンドの中で人間関係が崩壊した場合、自分はきっと耐えられず新しい道を選択するであろう。バンド活動の時だけ割り切るというプロ的な考え方もあるが、僕はきっと絶えられない気がする.....。だから、それだけ考えてもメンバーチェンジがあって当然なのである。
スキッド・ロウの場合、確かに権利関係の上でもバズ抜きのスキッド・ロウはありえる。しかし、それなら何故今更なのであろう...?バズを戻す為に時間が掛かったというなら、理解できる...。お互いの感情が収まるのには、時間がかかるためである。しかし.....。3rdから、新作までの空白の歴史を振り返って欲しい......。出来上がった新作のどこに、彼ららしさがあったであろう?言い方は悪いが、僕には過去の自分達の物真似にしか聞こえなかった。悪い意味での計算が、そこに見え隠れする。もし同じ楽曲でもバズが歌っていたら、全く迫力の違う新作になったという自信が僕にはある。バズの方がよっぽど、音楽に対して純粋である。今回の新作には、バズがいないと絶対にダメなのである。絶対に、である。僕は熱烈なバズのファンではない。僕はあくまでも、スキッド・ロウというバンドのファンである。前にも言ったが、この程度の出来なら発売してもらいたくなかった。


SKID ROW ★★ (2007-01-09 21:01:00)

久々に昔のブート物のライブCDを発見して聞いてみたが、これがかなり良かった。現役でありながら、僕の中ではもう伝説のバンドになりつつある。バズがいないとやっぱり個人的には駄目で、最新作も友人から借りて聞いてみたが、楽曲弱しで魅力はもう無いに等しい。
もしかしたら、オリジナルである意味復活を最も期待するバンドである。期間限定でもいいから、バズありのスキッド・ロウをもう一度観てみたい。


SKID ROW - Skid Row ★★ (2003-12-09 22:36:00)

2ndも結構好きだけど、なんといってもこの1stが一番好きである。ポップでありながらも、サウンドの芯は太い。個人的には新人バンドに、期待することは少ない。だからこの作品も、当時何気に買って何気に聞いたが、まず活きの良さに圧倒された。ポップではあるが、硬派である。これがスキッド・ロウの最大の魅力である。収録曲にバリエーションは少ないが、新人バンドにそんなものは必要ない.....と、作品の勢いが全てをぶっ飛ばしている....。本当に元気が出る作品である。バズ抜きの新作が発売されたが、この作品を聞いてバズ抜きでもスキッド・ロウと認める事が出来る人がいたら、僕はその人の気持ちが理解できない...。


SKID ROW - Skid Row ★★ (2004-12-21 19:54:00)

89年のベストアルバム、堂々第2位に選んだ作品。あの89年の中である。オリジナルでの再始動を、最も期待するバンドの一つである。


SKID ROW - Slave to the Grind ★★ (2004-02-14 00:14:00)

マイケル・ワグナーがプロデュースした2ndである。とにかくマイケルのプロデュースした作品は、音のバランスがいい。この作品もバンドの絶頂期に制作されただけあって、かなり魂のこもった力作に仕上がっている。1stで見せたポップな要素は後退し、その分バンドの硬派な部分が強調されている。当時も予想以上だったヘヴィな内容にファンもメディアも度肝を抜かれたが、この作品を聞く限りやはりVo.はバズでないと、ここまで硬派な作品に仕上がらなかった気がする。厳選された楽曲は勿論捨て曲が全く無く、アルバムとしての完成度は驚異の域にある。とにかくヘヴィである!


SKID ROW - Subhuman Race ★★ (2003-07-03 22:47:00)

時流への迎合であったと思うが、個人的には結構好きである。ヘヴィーさを意識しすぎた為か、曲には大衆性が無い。しかし、バンドとしての底力をまざまざと見せ付けたと言う意味でも、このアルバムの意味するところは大きい。代表作とはいえないが、決して駄作では無い。ある意味彼らの集大成的な作品で、これを聞かずに彼らは語れない。


SKID ROW - Thickskin ★★ (2003-10-18 22:52:00)

なんか聴き終えて、複雑な気持ちになった。単にVo.がチェンジしたという事ではなく、これをスキッド・ロウと認めてもいいのかという、なんともスッキリしない感覚である。あまり期待していなかったから、思ってたよりは良かった。しかしこの手のサウンドでこの出来なら、今更スキッド・ロウと名乗らなくても.......というのが個人的な感想である。先行シングルの⑤なんかは悪くない。しかし、サビのメロディーが弱かったり、なんとも煮え切らないのである。バズの声があってこそ、スキッド・ロウなのではないか??僕は、単純にそう思った。悪くない......程度の出来なら、今更新作を出す必要がないと僕は思う。アルバムからはオーラが出ていない........。


SLAUGHTER ★★ (2006-05-23 05:31:00)

僕は、いつもHR/HMを聞いているわけではないけど、できるだけ多くのバンドのサウンドを聞くようにしている。それは、自分がまだ出会っていない作品の中にも、名盤は必ず存在するからである。そう、自分だけの名盤である。
デスだけ聞いてても、デスの良さは分からないと僕は思う。それはスラッシュメタルだけを聞いてても、スラッシュの良さがわからないと同じことである。
このバンドのベスト盤を買った。いい曲が多いバンドである。音楽は、幅広く聞いた方が絶対にいい。


SLAUGHTER - Stick It to Ya ★★ (2005-09-01 21:40:00)

スローターと言えば、やっぱりこれでしょう。1stといえども、既にサウンドは確立していてツボを押さえたキャッチーなメロディック・ポップロックを堪能することが出来る名盤です。その後に何枚も作品が出ていますが、やっぱりこの作品が最高傑作だと僕は思います。バラードの出来もいいし、曲作りの上手さが際立っています。


SLAYER - Christ Illusion ★★ (2006-08-09 20:54:00)

前作のモダン路線から一変、あのスレイヤーが帰ってきたというのが僕の感想である。まあここまでらしい作品を作れる頑固さは一流の証でもある。オールド的な部分がかなりあり、モダンさは最小限に抑えられている。
他のスラッシュメタルバンドとは一味違う、威厳に満ち溢れる作品である。ベテランの意地が炸裂している。


SLAYER - Reign in Blood ★★ (2003-12-17 16:31:00)

作品の出来もさることながら、この作品に対する異常なまでの人気の高さは一体....。スラッシュの中でも硬派な部類に属するサウンドで、劇的な変調やブレイクのある作品ではない。確かに装飾がないところが逆に良いともいえるが、一気に駆け抜けていくマシンガンサウンドは一聴の価値はある。スレイヤーと言えば確かに僕もこの作品が思い浮かぶが、これ以外にも良い作品はたくさんあるので、ファンなら歴史を遡るのも面白いと思う。徹底的に、硬派である。彼らは、速くてヘヴィなサウンドの代名詞的なバンドであった。


SLAYER - South of Heaven ★★ (2006-06-01 23:39:00)

なんでスレイヤーが好きかといえば、メンバーのユーモラスさと反面する頑固一徹なまでの音楽的方向性にある。この作品には楽曲にタメがあり、これなら一般のHR/HMファンにも通用する完成度である。モダンになったりする部分はあるが、このバンドは芯となる部分は全く変わらない。この作品も、やっぱりいい。


SLIPKNOT - Slipknot ★★ (2003-11-04 21:58:00)

僕は彼らの大ファンという訳ではないけど、この作品が残した功績は大きいと思う。それは、その後シーンに登場してきたバンドのサウンドを聞いた人には理解できると思う。フォロワーと呼べるバンドがたくさん登場したのである。ヘヴィ・ロックというよりも、個人的にはハード・コアに近いという印象である。爆音系が好きな人は勿論の事、その他のジャンルのファンの心をつかんだところに、この作品のすごさが表れている。これを聞きやすい作品と表現するのは適切ではないと思うが、曲にはちゃんとツボがあり一般のHR/HMファンにも十分アピールできる力作である。この手の路線では、終着点の作品である。これ以上を作ろうと思えば、路線を少し変えるしかない.....。


SLIPKNOT - Vol. 3: (The Subliminal Verses) ★★ (2004-05-27 21:29:00)

1stにしてHR/HMサイドから見たハードコアの限界点的な作品を作ったために、2ndは違った角度からのヘヴィさを追求した作品になった。そして、1stとも2ndとも違った作品を目指したが為に、新作は結果的に消化不良的な作品になったというのが、僕の感想である。成長の質について考えた上での結果だから、これはこれで仕方ない気がする。僕は1stが好きである。でもこの作品で彼らが成長について、真剣に考えていることがわかってなんだか嬉しかった。正直、楽曲はいまいちである。でも、嫌いではない....。


SODOM - Agent Orange ★★ (2006-07-10 23:07:00)

このバンドなんかも、スラッシュという枠組みの中では無視できない存在である。もう何枚アルバムが出ているのか知らないが、やっぱり僕は初期の方の作品をお勧めする。この時代のスラッシュメタルにはお決まりの、一種変わったメロディーも健在でいい意味で時代を感じさせるサウンドである。アンスラックスもいいけど、ソドムもいい。この作品も何度となく聞いている。


SOILWORK ★★ (2003-05-19 22:37:00)

最近のHR/HMバンド勢の元気の無さには、苦言を呈したい。最近HR/HMファンが減ったと言う話しをよく聞くが、あたりまえである。いつまでたっても将来を担えるような新人バンドは現れないし、なんと言っても各バンドの作品のクオリティーが低すぎる。前作「ナチュラル・ボーン・ケイオス」が素晴らしかっただけに新作には相当期待していたが、「フィガー・ナンバー・ファイブ」の出来は予想を超える素晴らしい作品である。これぞHR/HMである。時流なんて関係ないぜというメンバーの声が聞こえてきそうである。我を貫けるのが、己を貫けるのがHR/HMバンドである。救世主と呼んでも言いぐらいの、説得力がある。


SOILWORK ★★ (2005-04-03 23:52:00)

今回の新作はいい。今年発売された作品の中で、一番良く聞いている。名盤!


SOILWORK ★★ (2007-10-06 17:34:00)

新作から3曲程聞きましたが、う~ん複雑な心境ですね、正直言うと。リーダートラックは好きですけど.....。平均点を求めるならば、たぶん合格点ですよ。でも僕の場合、彼らに求めるものは結構高いので、この3曲以外の出来が非常に気になります。
いい意味で期待を裏切るアルバムであることを、祈ってます。このままいくのか、一歩踏み出すのか、非常に新作の方向性が楽しみです。


SOILWORK ★★ (2007-10-16 17:26:00)

このバンドの作品を評価する時、僕は楽曲一曲一曲を個別に見るのではなく、全体的な印象として捉えて評価している。確かにバリエーションは多いタイプのバンドではない。だけど、そこが逆に散漫な印象を与えないというプラス効果を生み出しているのも事実である。
新作僕も全曲聞いたけど、評価は実際にCDを購入してからしたいと思う。けど、嬉しい誤算かもしれない......。3曲の視聴時よりも、はるかに良い感触であることは間違いない.......。


SOILWORK - A Predator's Portrait ★★ (2004-06-28 00:07:00)

サウンドに荒々しさが残っていて、尚且つ完成度も高いことから、この作品を最高傑作に挙げるファンも多いはずである。この作品から彼らのこだわりが、より強く表われるようになった。最初から最後まで徹頭徹尾、ソイルワークらしさ全開の作品である。この作品が、未来のメタルと言われたのも納得である。もはやこの作品で、彼らは自分達のスタイルを確立してしまっている。この作品で感動できないようなら、HR/HMからは卒業した方が良いであろう。個人的には次作が一番好きだが、最初のインパクトから言えば圧倒的にこの作品であった気がする。


SOILWORK - A Predator's Portrait ★★ (2004-08-25 21:43:00)

とにかくいい!最近の彼らには無いアグレッションさがいい!傑作!


SOILWORK - A Predator's Portrait ★★ (2005-02-07 21:26:00)

激走するメロディーに、何故か涙が出てくる事がある。ソイルワークの最高傑作は、恐らくこの作品だろう。というより、ソイルワークの作品を聞いた事がない人にも、この作品だけは聞いてもらいたい。1曲目からハイテンション、エンジン全開である。最近の彼らも悪く無いが、この作品は全く別のレベルと考えて良い。とにかく激走、激走、激走である。完成度が異常に高いスラッシュ・アルバムである。


SOILWORK - Figure Number Five ★★ (2003-05-18 21:58:00)

音楽的な方向性、そしてサウンドは前作とほとんど変わっていない。バンドが前作同様、デヴィン・タウンゼンドをプロデューサーに起用したかった気持ちがよくわかる。「ナチュラル・ボーン・ケイオス」との違いは、サウンドにみなぎる緊張感の後退と、Vo.の躍動感の増大に表れている。個人的な嗜好で言えば、前作の方が好きである。機械的な冷たさが後退した分、サウンドによりグルーヴ感が生まれたわけであるが、前作でバンドの新しい個性をせっかく確立したのにいとも簡単に手放すのはもったいない。確かに完成度は高い。しかし、もしデヴィンがプロデュースしていたら.....と考えると、非常に悔しい気がする。機械的な冷たさを、もっと追求して欲しかった。でも、バンドのポテンシャルは相当高い。


SOILWORK - Natural Born Chaos ★★ (2003-02-08 01:06:00)

個人的には頭の2曲が、とにかく好きです。2曲の為だけにアルバムを買っても、損はしないです。サウンド面はとにかく飛躍的な成長を見せています。いい作品です。


SOILWORK - Natural Born Chaos ★★ (2007-09-20 18:41:00)

新作ももうすぐ発売されると思うが、ソイルワークというバンドは僕にとって他のバンドと違う点が一点ある。それは作品を発売する度に、どんどん好きになっていっているという事実である。今や、この手では一番好きなバンドである。
実は彼らは、作品を発売する度にマイナーチェンジを繰り返している。それは微妙な変化であったりもするが、そこが僕の心を見事に捉える。初期もいいが、今もいい。時流に流されるという変化ではなく、それはある意味自然な変化でもあり成長でもある。
この作品は、デヴィンのプロデュースが冴えに冴えまくっている。バンドにとって、大きく一歩進んだ作品である。ソイルワーク恐るべし、作品を聞いて落胆した事が、まだ無い所が僕にとっては貴重な存在でもある。


SOILWORK - Stabbing the Drama ★★ (2005-02-25 23:54:00)

巷では評価が高かった前作は、個人的にはあまり好きではなかった。彼らの最大の持ち味である緊張感の後退が、アルバムに散漫な印象を与えていたように感じた。迫りくる怒涛の展開力は、どこに行ってしまったのか?個人的には大きな違和感を感じた内容だった......。
正直言うと新作にあまり期待はしていなかった。が、この新作はっきり言ってかなりいい。サウンドにタイトさが復活し、リズム面にも彼ら独特の個性が発揮されている。楽曲のキャッチーさもバンドとしての強みだったが、それもレベルアップしトータル的にも集大成的な作品に仕上がっている。
これはいい。少なくとも、前作にあった消化不良的な要素は無い。一皮剥けたような気がする。


SOILWORK - Stabbing the Drama ★★ (2005-03-03 22:22:00)

バンドとして前進しようとする姿勢は、すごく大事である。彼らが自分達の過去をどう捉えて、どう進化していくのか非常に興味深かったが、彼らは肩の力を抜きながら背伸びをせず、等身大の姿で自分達らしさに磨きをかけてきた。サウンドはよりダイナミックになり、リズムはより変則的になった。僕は①からもうノックアウトである。
またドラマーの交替は、個人的にはかなりプラスポイントになった。切れ味鋭く、リズム面も多彩になり躍動感もパワーアップした。全てにおいて前作を軽く超える完成度であり、個人的には彼らの最高傑作であると断言する。それにしても、この気迫はいい。文句のつけようが無い。


SOILWORK - Stabbing the Drama ★★ (2006-12-20 23:36:00)

バンドがメジャー化する過程において、サウンドはマイナー路線からの脱却を図る。それを良しとしないファンも多い。その気持ちも理解できるが、実力のあるバンドというのは、必ずその後にゆり戻しの現象が現れるから、不思議である。
僕はこのバンドを高く評価している。ちょうど今、バンドはスケールアップしている過程である。精神性という要素が、HR/HMバンドには不可欠である。決して方向性が、ポップ化に向かっているわけではない.........。


SOILWORK - Steelbath Suicide ★★ (2007-10-04 15:06:00)

最近の彼らとは違いメロディーにはひねりが少ないが、逆にそこがスラッシュ好きにはたまらない要素かもしれない。メガデスの初期には劣るものの、変則的なリズムワークがある意味特徴の作品である。1曲1曲も短くコンパクトで、この作品こそベストと言うファンの方の気持ちもよくわかる。
典型的なスラッシュメタルファンは、聞いて損は無いであろう。ソイルワーク恐るべしである。才能のあるバンドであればあるほど、結局は変化・進化していくのである。それは、大物バンドの宿命でもある......。


SOILWORK - Sworn to a Great Divide ★★ (2007-10-23 17:50:00)

唯一このバンドに弱点があるとすれば、それは楽曲を個別に聞いた場合の楽曲の類似性からくる1曲1曲の魅力の乏しさだったかもしれない。
実はバンドには2つのタイプがあって、シングルの寄せ集めのように1曲1曲を単体で見せるタイプと、1曲1曲はちょっと弱いかもしれないけど一枚のアルバムで、トータルとして統一性で勝負するタイプがある。間違いなく彼らは後者であった.......。
今度の新作の違和感の原因は、ズバリここにある。決して違和感=悪いということではない。メインのソングライターのチェンジが、このあたりに影響を及ぼしているのかもしれないが、これは大きな変化である。後者から前者へと、シフトチェンジしようとしているのである。
作品の質感は、前作までと明らかに違う。でもそれが逆に新鮮さを生み、マンネリからの脱却にプラスに働いている。この新作が新鮮に聞こえる原因が、ここにある。
しかし、同時に失ったものもある。アルバムを一気に聞くとわかりやすいが、今までの作品にあった一枚のアルバムとしての威圧感の減少である。彼らの最大の魅力の一つ、威圧感は楽曲が単体的になった事で、少し減少してしまっている。
でも、さすがである。なんだかんだ言っても、作品のレベルは客観的に聞いても高い。大物バンドは、変化していく運命にあるという法則に漏れることなく、彼らも進化を続けている。前作や前々作にあったメロディーのキャッチーさは少し後退したが、楽曲の面白みはそれを補ってあまりある結果をもたらしている........。やっぱり、期待を裏切らないバンドである。


SOILWORK - Sworn to a Great Divide ★★ (2007-10-28 03:40:00)

メロディック・デスとかモダン・デスとか、そういう枠組みの中で語るのがもったいないと感じてきた時、逆説的にはバンドが成長した証になる。
この新作、僕は高く評価したい。楽曲はコンパクトになり、バリエーションも豊富になっている。
特色という点ではイン・フレイムスの「COME CLARITY」と実はよく似ていて、楽曲の面白さという点では、過去最高かもしれない。失った要素もあるが、全体で捉えればマイナスには至っていない。メディアに騙されてはいけない。


SOILWORK - Sworn to a Great Divide ★★ (2007-11-28 05:58:00)

バンドは変化するものである...........ファンが、変化をどう捉えるのか。僕は1stや2ndも好きだけど、今の彼らも好きである。
いい意味で、楽曲の幅は広がっている。メロディーも甘味になりすぎず、キャッチーである。楽曲のバラエティーさは、決して散漫さは与えておらず、新たな魅力になっている。
いい出来だと僕は思う。今年の作品で、個人的には第4位かな。


SOILWORK - Sworn to a Great Divide ★★ (2008-04-06 21:16:00)

僕は、この作品はリトマス試験紙のような作品だと思っている。メディアの評価やファンの評価を気にせず、一体どれくらいの人が購入しどう評価するのか.........この作品、地味ではあるが、内容は決して悪くない。
こういった作品が、あまり評価されない今のシーンは、どこかおかしい.......。
楽曲のバリエーションは、彼らの作品の中でもトップクラスである。この事実を見逃しては、ならない.....。


SOILWORK - The Chainheart Machine ★★ (2002-05-15 23:35:00)

アーク・エネミーの異常人気には少し苦言を呈したいが、逆に言えばソイルワークの過小評価に苦言を呈したい。ソイルワークにはメロディック・デスラッシュ路線を好きでない人をも惹きつける魅力がある。アーク・エネミーと比較してもイン・フレイムスと比較しても全く弾けひけを取らない楽曲の構成力にはただただ脱帽。今でも愛聴盤である事実からして、やはりこの作品は名盤であると断言できる。聴かなきゃ損よ。


SONATA ARCTICA - Ecliptica ★★ (2003-12-06 23:56:00)

メロディックなスピード・メタルが好きな人は、大絶賛の1stである。僕も、個人的には一番好きなアルバムである。確かに安定したハイレベルの作品を彼らは作り続けてはいるが、衝撃度・完成度から言ってもこの作品が最高傑作ではないだろうか?とにかく、くさいメロディーがこれでもかと言わんばかりに連続する展開は、圧巻!の一言に尽きる。哀愁が漂いながらも、疾走するメロディー.....この手の路線が好きな人には、たまらない一枚である。日本でここまで人気が出たのも、充分納得できる。しかし最近の作品には、なにか物足りなさを感じているのも事実である。この作品は、彼らの作品の中でやっぱり別格の存在である。


SONATA ARCTICA - Reckoning Night ★★ (2004-11-24 21:03:00)

個人的には好きなバンドであるし、出来も悪くない。しかし、安心して聞いていられる反面、印象に残りにくい楽曲が目立つのが難点である。1stから彼らの作品はずっと聞いているが、なにか物足りないのである。点数にすれば80点ぐらいの作品は、実は一番印象に残りづらかったりする。今更大幅な変化は期待しないが、マイナーチェンジという方法論を試してみてもいいかも知れない。ファンならこれでいいと思うが、一般のHRファンの心を掴むには何か物足りない....気がする。


SONATA ARCTICA - Winterheart's Guild ★★ (2004-08-25 21:03:00)

狭義的に捉えると、この手のバンドの中では安定して楽曲のレベルは高いと思う。しかし、1stが大好きな自分にとっては、この作品少し物足りない。オオッと唸るフレーズが少なく、突出した楽曲も少なく悪い意味での安定感というのが誕生しつつある。お約束路線でもある音楽的方向性には何の問題もないが、そろそろ新しい何かが欲しい気がする......。でも個人的には凄く好きなバンドでもある。


SOULFLY - Prophecy ★★ (2004-04-17 22:55:00)

いい出来ですね。元々万人受けするタイプのサウンドではないけど、今作なんかは渋い出来だなあと個人的にはすごく思う。まあ、いつもの彼らと言えばいつもの彼らだし、ファンの期待にはこたえている気がする。個人的には2ndが好きだけど、こういうサウンドもやっぱりHR/HMだという気がする。


SOULFLY - Prophecy ★★ (2004-12-16 00:00:00)

2004年のベストアルバムの第7位に、僕はこの作品を選んだ。HR/HM初心者に、いきなりこの作品を聞いてみたらとは、言いにくい。ソウルフライは、分かりにくいタイプのバンドである。激音ではあるが、そこらへんのバンドのそれとは意味合いも違うし、格も違う。進化しつづけるバンドの凄みを実感するといい......。亜流を全く寄せ付けない、存在感がここにある。それにしても、意気込みも半端でないし、作品の出来も半端でない.......。


SOUTHGANG - Tainted Angel ★★ (2005-09-11 22:07:00)

確かにメロディーはキャッチーだし、出来も悪くない。しかし、例えばオークション等で高いお金を払ってまで購入するほどの魅力は無い。あの当時何故売れなかったのかといえば、こういったバンドはまだたくさん存在していたし、そこまでの作品ではなかったからである。
2ndよりかはいいが、あくまでもマニア向けの作品である。


STAIND ★★ (2005-08-09 23:17:00)

待望の新作がもうすぐである。先行シングルは、お得意のバラード路線であったが、このバンドはソングライティングのレベルが高いので新作も期待を裏切られる事は決して無いであろう。
初期のあの世界観も好きだけど、今のステインドも僕は好きである。楽曲のクオリティーが高ければ、どんな路線であっても結構である。待ち遠しい....。


STAIND - 14 Shades of Grey ★★ (2003-06-02 22:54:00)

衝撃的な変化である。明るいステインドなんて想像もしていなかった。それにしてもメロディーの洪水である。ソイルワークの新作も良かったし、ハロウィンの新作もなかなかであったが、やはり格が違うと言わざるを得ない。正直1STシングルの①を初めて聞いたとき、不安がよぎった。いまいちだと思った。しかし、である。最近のアメリカのロック・シーンを否定するファンは多い。いつまでも80年代を振り返っていて、一向に新しいバンドを認めようとしないファンも多い。評論家の意見を鵜呑みにし、音楽に深くのめり込むファンは少ない。この作品を聞いて何も感じないなら、HR/HMファンどころかロックファンをなのる資格は無い。深い。そして熱い。ステインドはやはり、格が違う。8割がシングル向きという驚異の完成度である。


STAIND - 14 Shades of Grey ★★ (2003-09-01 22:28:00)

やっぱり良い作品は何度聴いてもいい。前作と比較するとかなりポップなサウンドに変化しているが、なんせこのバンド、ソングライターとしての力量が半端ではない。前作までの暗くダークな路線から一転、ポップなチューンがこれでもかと続く前半の展開は特に圧巻である。アメリカでは地味なチャート・アクションながら当然のようにロング・セラーを続けている。ロック・チャート以外のナショナル・チャートでも十分通用するナンバーが数多く収録されているため、ロックファン以外にもかなりアピールできる魅力を持った驚異の完成度と言っておく。ステインド.....やっぱり格が違う。


STAIND - Break the Cycle ★★ (2003-04-27 23:22:00)

新作がもうすぐ発売になる、ステインドの3rdアルバムである。アメリカにおける、ここ数年のヘヴィ・ロック全盛シーンの立役者であるステインドが放った渾身の一枚である。確かに今アメリカで流行っているロックは、自分の好きな典型的なHR/HMとは違う。80年代にHR/HMを聞き始めた僕にとって今のロックシーンにはどこか寂しさも感じるが、一流のバンドは例えどのジャンルであっても一味違う事を印象づけた作品が、この「ブレイク・ザ・サイクル」であった。とにかく曲がいい。作品に華やかさは無いが、HR/HMファンを魅了するメロディーがこの作品には存在する。新作の方向性が、これからのアクティブ・ロックシーンの流れを決めそうな気がする。


STAIND - Chapter Ⅴ ★★ (2005-08-18 20:04:00)

待望の新作は、やはり期待通りの完成度である。前作は意表をついての明るいステインドだったが、新作は前々作までの陰の部分と前作の陽の部分を併せ持つ集大成的な作品に仕上がっている。
あくまでも前作があったからこういう作品になったという流れも明確で、個人的には予想通りの内容であった。前作しか聞いていないファンにはオヤッと思う曲が多いかも知れないが、これが本来のステインドのサウンドである。①③⑤等ハードな曲も多く、楽曲も良く出来ている。期待通りの新作であるとしか言いようが無い。さすがの出来である。


STAIND - Chapter Ⅴ ★★ (2005-10-10 23:51:00)

このバンドは、一種独特なメロディーラインの進行具合が特徴的である。前作はバラード路線に佳曲が多かったが、この新作はどちらかと言えば、ハードな楽曲に彼ら自身の特徴がよく表れていて佳曲が多い。1stシングルはミディアムバラードで大ヒットしているが、この曲よりもいい曲が多いのが、ズバリこの新作の強みである。
ファンの期待を裏切らない楽曲のレベルの高さこそ、彼らの最大の強みである。


STAIND - Dysfunction ★★ (2005-08-31 22:24:00)

個人的な事を言えば、この作品で彼らに出会った。この発売時期頃は、こういった退廃的なサウンドは一種の流行りであった。マイナーな中にも似たようなサウンドのバンドは結構いたが、整合感という意味合いでは彼らは頭一つは抜き出ていたと思う。
このけだるさが妙に心地良かったのを覚えている......。まあ全曲メロディーはキャッチーではない。しかし、この作品を聞いていたからこそ、新作の出来には何か懐かしさを感じることが出来た。1stよりは2nd、2ndよりは3rdと彼らは見事に成長しビッグな存在になった。ファンならチェックすべきだが、初心者なら4thか新作がおすすめである。


STEEL DAWN ★★ (2004-10-10 22:48:00)

CDを整理してたら久々に見つけたので....。当時はマイケル・ボーマンがプロデュースを行っているという理由だけで、確か購入したような気がする。サウンドは適度にハードでポップな哀愁ロックである。これだと言える要素は無いが、全体的なまとまりはあると思う。しかしこの手は探せばいくらでも存在するようなバンドの音なので、わざわざ購入するには勇気が必要である。でも、なかなかいいんだな、これが....。マイケル・ボーマンファンの方は、聞いてみてもいいかも。


STILL REMAINS - Of Love and Lunacy ★★ (2005-07-20 23:21:00)

アメリカのメタルチャートを見れば、こういったサウンドのバンドが異常に多い事に気が付くハズである。活きの良さは認めるけど、楽曲の完成度はSHADOWS FALLあたりに比べると、やや劣るような気がしてならない。こういったメタルエモコア路線は好きなんだけど、個人的にはお腹いっぱいのジャンルでもある。
確かにいいけど、レベル的には他のバンドとの差別化までは至っていない気がする....。


STONE TEMPLE PILOTS - Purple ★★ (2004-06-04 22:27:00)

日本のHR/HMファンからは、全く支持が無いバンド......ストーン・テンプル・パイロッツのヒット作である。このけだるい雰囲気は、駄目な人は全く駄目という典型的グランジ作品でもある。でもこのバンド、結構器用なバンドである。メロディーにはツボがあるし、はまるとはまるタイプのサウンドである。興味がある人は「シャングリラ~」の方から聞いた方がいいかもしれない。いきなりこの作品では、少々重過ぎるかもしれない。


STONE TEMPLE PILOTS - Shangri‐La Dee Da ★★ (2004-04-14 22:06:00)

出だしの3曲だけでもいいから、聞いて頂きたい。このバンド、ここ日本では知名度が低いどころか、あまりいいイメージをもたれていない。どこかのバンドのパクリだとか、オリジナリティーが無いとか、その評価はすこぶる低い。しかし楽曲はサビがキャッチーだし、そこら辺のグランジものよりは、遥かに良い。すなわち正当な評価を得られていないのである。その音楽がグランジだろうが、正統派HRだろうが良いものは良いし、悪いものは悪いのである。僕は彼らの作る楽曲は大好きである。偏見は捨てて、聞いてみて頂きたいバンドである。


STRATOVARIUS ★★ (2003-07-20 23:08:00)

ここまで音楽性が変化しないバンドも珍しい。いい意味で、頑固なバンドである。企画物ではあるが、「インターミッション」収録の①なんか、ほんと彼ららしいパワーバラードで、いいバンドだなあと改めて彼らの存在を見直した。正直、パッとしない時期もあったが、やっぱり頑固なバンドには心惹かれるものある。北欧系のバンドは過大評価や過小評価される事が多いが、個人的には大好きである。


STRATOVARIUS - Elements, Part 1 ★★ (2004-07-11 12:08:00)

こんなバンドだったかな?と、正直思った....。全作品聞いてきたが、このアルバムはオヤッという感想しか出てこなかった。いつもの彼らと言えば、何も変わってないともいえるが、楽曲の出来があまり良くないという気がしてならない。いつもの突き抜けるような感覚が、少ないのである。作品毎に多少バラツキはあったが、全作品の中でいえば下の方にランクされる作品ではないか?何かが足りない気がしてならない......。


STRATOVARIUS - Fourth Dimension ★★ (2003-11-27 21:38:00)

ヨーロッパのバンドで音楽的方向性をほとんど変えず、ここまで長く生き残っているバンドは数える程しかいない。その事実からして、彼らの頑固さとクリエイティブさには、ただただ脱帽である。この作品、彼らの歴史の中でも少し浮いた感じがするが、個人的には結構好きである。サウンドにスケール感が増大し、マイナーなバンドからメジャーなバンドに転身したのだと当時は喜んだ。世間ではあまり評価が高くないが、典型的な彼らとは一味違った新鮮味が、特にミディアムテンポのナンバーに凄く感じられる。とにかく、頑固なバンドは大好きである....。勿論、新作は必ずチェックするし、今でも大好きなバンドである。


STRATOVARIUS - Intermission ★★ (2006-12-12 14:27:00)

企画盤といえども、侮ってはいけない。彼らの特徴的な部分が詰まったアルバムである。一時期僕はかなりこのバンドのサウンドが大好きだった。
後にも先にも、こういったサウンドを信条とするバンドは出てきたが、安定したソングライティングの能力を持つバンドは少なかった。
最近の作品よりは、断然いい。久々に聞いても、聞き込める企画物である。


STRYPER - To Hell With the Devil ★★ (2004-01-29 23:06:00)

本当に久々に、この作品を聞いた。やはり良いものは良い。バンドの最大の特徴でもある、ポップで派手なコーラスワークが冴える作品である。とにかく僕は⑤が大好きだった。シングルチャートでも健闘したが、この曲を当時は繰り返し聴いていた。個人的には4thあたりも好きだが、一番聞いたのはやはりこの作品である。こういうポップなアルバムは最近めっきり少なくなったので、逆に価値が上がっているのかなという気もする。この80年代型サウンドが、いいね。相当前の作品だけどね。


SUPREME MAJESTY - Danger ★★ (2003-11-01 23:54:00)

う~ん......。この手のサウンドの場合は、楽曲の出来に全てが懸かっている。ヨーロッパに近いというより、典型的なスウェデニッシュ・メタルという表現の方が合っている気がする。前作はマニアの間で評判になっていたが、今作はなんか中途半端という気がする。それは方向性の曖昧さが、アルバムに緊張感を無くしている為である。この楽曲では他のバンドとの差別化がしにくいし、ポップなメタルファンからもメロディック・メタルファンからも支持を得ない気がする......。また個人的には前作の方が好きだし、よくまとまっていた気がする。あまりこの手のサウンドを聞いたことがないファンには受けが良いのかも知れないが、マニアの心を揺さぶる程の説得力は残念ながら無い。


SYMPHONY X - V: The New Mythology Suite ★★ (2003-12-07 17:48:00)

昔の作品に比べると、随分展開が複雑になった気がする。それにしても彼らの頑固さは、敬意に値する。ここまで作風が変わらないバンドも珍しい。徹頭徹尾己を貫く姿勢だけでも、僕は彼らを尊敬する。音楽が本当に好きなんだなあ....と、いつも彼らの音楽を聴くと純粋な気持ちになれる。出来に関しては、賛否分かれるであろう....。よりマニアックな方向に進んでいる為、わかりやすさを期待しているファンにはイマイチだろうし、プログレ路線を期待しているファンには、納得の出来であるように思う。とにかく個人的には、この手の路線では一番好きなバンドである。


SYSTEM OF A DOWN ★★ (2005-05-12 23:20:00)

新作から数曲聴いてみたけど、なかなかの出来でした。特に②や⑧なんかは強力ですね。今の日本のHR/HMファンにどこまで受け入れられるのか注目です。


SYSTEM OF A DOWN - Hypnotize ★★ (2006-06-26 22:39:00)

「MEZMERIZE」の続編であるが、違いはこちらは一枚の作品としては1曲1曲は地味ではあるが、まとまりとしては上である。
バンドの個性は確立しているため目新しい部分は無いが、完成度はすこぶる高い。地味という部分に、だまされてはいけない。完成度は高い、「MEZMERIZE」よりも....。


SYSTEM OF A DOWN - Mezmerize ★★ (2005-05-18 23:11:00)

感触としては2ndよりも、2ndのアウトトラックを寄せ集めた「スティール~」に近い印象を受けた。それは作りこみという作業を完璧にせず、ラフさやエッジをあえて意識的に残すという手法の成果なのかも知れない。曲数は少ないし、楽曲はコンパクトなので一気に聞けるという爽快感を十分に感じることが出来る良作である。
少なくとも今までの彼らが好きであれば、落胆することは決して無いであろう。少し贅沢を言えば、2,3曲大作が欲しかった。特に⑧のような楽曲は、もっと劇的に仕上げても良かったのではないだろうか。
でも質は高いし、らしさも十分健在である。シングル・ヒットを狙える楽曲が、もう少し欲しかったかな.....まあ贅沢かも......。


SYSTEM OF A DOWN - Steal This Album! ★★ (2004-01-12 22:56:00)

2ndのアウトトラックを中心に構成されたアルバムではあるが、十分に一枚の作品として楽しめる程の完成度を誇っている。特にアルバム前半のたたみかけてくるマシンガン・サウンドの連発は、ハード・コアの格好良さを改めて思い知らされた気がする。このバンドは一見ごった煮サウンドに聞こえるが、構成が上手いのでメロディーがすごくキャッチーであるのが、最大の特徴かもしれない。モダン・ロックといえばそれまでだが、既にバンドの個性は確立している。新作では、一気にメジャーバンドに化けそうな気がする。


SYSTEM OF A DOWN - Toxicity ★★ (2005-05-12 23:10:00)

厳密に言えば、これはHR/HMではないのかも......というより、もしHR/HMシーンが80年代くらいに盛り上がっていたならば、彼らがここまで日本のHM/HRファンに注目されることは無かった気がする.......。とうとうラウド・ロックバンドにも頼らなければ、日本の市場もネタ切れになったのだろう......。僕は現在アメリカで売れているタイプのサウンドが大好きなので、このバンドも大好きであるが、とうとうホントに深刻になってきたんだなあ~と、思いは複雑である。確かにこのバンド、すでに個性は確立しているし、楽曲もいい。緩急の使い方、独特のグルーブ感は聞いていて凄く気持ちいい....。


TAK MATSUMOTO GROUP (T.M.G.) - TMG I ★★ (2005-02-04 21:12:00)

う~ん、なるほどなという出来である。確かに日本的なハードロックだなあという気はする。でも例えば、②のようなヘヴィさのある楽曲をあと2~3曲バランスよく収録すれば、個人的には90点ぐらいはつけれた程、可能性と期待感を抱かせる良質なロックアルバムに仕上がっている。もっと極端に洋楽よりにしても良かったのでは.....。バンド内に有能なソングライターがいるが、ヒットメイカーを大胆に起用して、サウンドと曲に幅を持たせたらもっと凄いアルバムに仕上がっていたのかもしれない。でも②なんかは、ゾクゾクっとする展開で、2ndが楽しみである。


TALISMAN - Genesis ★★ (2004-09-20 00:51:00)

かなり評価低いなぁ~...。この作品はバンドの最高傑作である。ポップであり、ファンクっぽい要素もあるタリスマンの持ち味100%の力作である。僕は彼らの作品は全部聞いているが、やはりトータル的に言ってこの作品である。この手に近いサウンドを信条とするバンドは探せばいるが、出来は全く比較にならない。ポップであり、哀愁を好むファンなら聞いてみてもいいかも....。


TALISMAN - Humanimal ★★ (2003-11-26 07:26:00)

時流に流されたのか、作風はダークである。しかし、曲はいい。本当に曲作りが上手い、このバンド。一聴しただけでは単なる時代への迎合に感じられるが、らしさがそこには立派に存在しているし、なんせ上手いんだな曲作りが。ファンク・ポップなHRが好きなファンは、必聴である。僕は結構好きで全作品聴いているが、1,2位を争う位好きな作品である。この手のサウンドが好きな人には、たまらないサウンドである。もっと評価されてもいいと思うけど、個人的には...。


TALISMAN - Talisman ★★ (2005-08-21 22:17:00)

僕もヨランのVo.好きですね。結局は好みの問題かも知れないけど、ジェフよりも哀愁感が強いヨランの方が僕は好きです。このバンド自体が過小評価されているからアレだけど、このアルバムの半分ぐらいは名曲と呼べる完成度だと個人的には思いますけどね.....。


TESLA - Bust a Nut ★★ (2003-02-08 21:09:00)

世の中で過小評価されているアルバムは少なくない。この作品もその一つである。テスラと言えば2ndにあたる「グレイト・レイディオ~」が有名であるが、この作品は、当時の評価では時流に迎合したアルバムと認識され、ファンからも敬遠されていたように思う。しかし、アルバム全体には統一感があり、前作での失敗を上手くカバーした意気込みが伝わる作品に仕上がっている。楽曲にはシングル向きの曲が無く確かに地味だが、逆に味がある渋い作品に仕上がっている。過小評価...この言葉がよく似合うバンドであった。


TESLA - Five Man Acoustical Jam ★★ (2007-06-08 12:38:00)

こういうラフなスタイルこそが、ホントは一番彼ららしいのかもしれない。ジョン・クーガーやトム・ペティ辺りにも通じる素朴なアメリカン・ロックである。
「グレイト・レイディオ~」も名盤なら、このアルバムも名盤である。復活してコンスタントに活動してるし、案外今でもアメリカでは固定ファンが多いバンドである。
肩に全く力が入っていないし、この雰囲気もかなり良い感じである。


TESLA - Into the Now ★★ (2004-03-12 23:39:00)

本当に久々の新作である。1stシングルである⑥がアメリカでも、エアプレイがなかなか好調である。でもこの曲の印象で新作を期待すると、完全に肩透かしを喰らうであろう。再結成第一弾のオリジナル作品は、最も攻撃的だった「サイコティック・サパー」とダークだった「バスト・ア・ナット」を足して2で割ったような内容である。ある意味、時代のブランクを感じさせない所は流石だし、何より彼らの歴史上最もヘヴィな作品である。8割の楽曲が、ハードなナンバーで固められている。僕は③のサビが出てくるまで、テスラどうしてしまったんだ....と真剣に思ったぐらいである。肝心の楽曲は、なかなかの出来である。確かに「グレイト~」のような作品を期待すると少々期待はずれではあると思うが、少なくともらしさは充分楽曲に詰まっている。モダンになっても、今アメリカで流行っているロックとは一味違う.....。僕は、この作品好きである。ファンの方はどう評価するのだろうか....?飛びぬけた楽曲が2~3曲あれば、もっと良かったかも知れない....。


TESLA - Psychotic Supper ★★ (2007-06-07 17:54:00)

このアルバムが発売された頃が、このバンドの日本における人気のピークであったと思うが、僕は当時からあまり好きな作品ではない。
多すぎる曲数も出来が良ければ何の問題も無いが、結局出来にバラツキがあるためマイナスポイントとなる。2ndの大ヒットの後だっただけに、この出来は残念で仕方なかった....。
聴いた回数は案外多いが、彼らの作品の中では、やはり一番好きではない。攻撃的な作風は評価できるが、大ヒット作の次作は、実は失敗は許されないのである。大ヒット作の次は、すごく重要なのである......。


TESLA - The Great Radio Controversy ★★ (2004-01-30 22:46:00)

テスラ復活おめでとう!!TESLAと言えば、先ず間違いなくこの作品である。バラード⑪⑫の出来は勿論の事、全体的なレベルが相当高い作品である。ミックスも最高級に良い。思い起こせば、東京ドームのファイナルカウントダウンのイベントで、ある意味メタリカ以上に観たかったのが、なにを隠そうこのテスラである。このファイナルカウントダウンのメインはメタリカであり、彼らの演奏中はあまり盛りあがっていなかったが、僕は密かに集中して観ていた。彼らのライブはこの一回しか観ていないが、演奏は抜群に上手かった。イモくささも感じられたが、それもまた逆に好感がもてた気がする。新作からの先行シングルは地味な楽曲だが、それもまた彼ららしいと僕は思う。彼らの音楽には、時代性に左右されない良さがある。