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ヤング・ラジオさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-300

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ヤング・ラジオさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-300

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WINGER - Winger - Time to Surrender ★★★ (2005-07-13 23:43:56)

彼らの曲の中では、ベスト3に入るほど好きな曲です。


DRY KILL LOGIC - The Darker Side of Nonsense ★★ (2005-07-13 22:33:00)

このアルバムは、個人的には結構好きですね。リズムがやや複雑で展開もひとクセあり、イルニーニョあたりが好きな人は挑戦してもいいかも。数年前のアメリカで、猛威を振るっていたヘヴィ・ロックの典型的パターンの一つですね。


DREAM THEATER - Octavarium ★★ (2005-07-07 00:51:00)

ソングライティングに才能がある人は、似たような楽曲なら意外と簡単に書けるのである。つまりは、大ヒット曲のパート2みたいな楽曲である。これは事実である。しかし一流のバンドというのは、例え客観的に良いと感じても過去の楽曲に似ていると、それだけでボツにすることも多い。これは、ある意味アーティストとしてのプライドなのかも知れない.....。
彼らは今回、楽曲におけるバラエティーさを頭において新作を完成させている。自分達らしさを失わずに、その狙いは見事なまでに的確に表現されている。分かりにくいが、実は同じことは繰り返さないというアーティスト精神に満ち溢れた作品なのである。
彼らの凄さは、自分達が気に入らないものは一切やらないという妥協なき精神そのものではないだろうか。ファンよりも前に自分達がきている所をもっと評価して欲しい。僕はこの作品で、彼らの深さをより強く感じるようになった。作品を重ねる毎に間違いなく、大物バンドとしての風格がそこに出てきている.....。
楽曲を「徹底的」に磨き上げていないのも、ある種の狙いである。同じことは繰り返さないという、バンドとしての基本的精神をファンは忘れてはならない........。


AT VANCE - Chained ★★ (2005-07-07 00:06:00)

確かにパワーメタル色が強くなった気がします。ただやはり、バンドとしての個性というかインパクトが少し弱い所が、このバンドの弱点のような気がします。でも楽曲の芯は太くなったので、マッツの加入も正解だったような気がします。バラエティーさも加わり、彼らの作品の中では結構好きな方ですね。


DREAM THEATER - Octavarium - Sacrificed Sons ★★★ (2005-07-03 23:51:13)

アルバムの中でのベストソング!と言うより、彼らの曲の中でも5本の指に入るくらい好きな曲。後半にかけて徐々に盛り上がっていく構成力と展開力のすさまじさ......これこそドリーム・シアターでしょう....凄い!


ROYAL HUNT - Paper Blood ★★ (2005-06-26 22:00:00)

正直に言うと前作よりかは良いけど、過去の作品に比べると聞きおとりがするというのが本音です。アレンジに拘りすぎているというか、肝心の楽曲が弱い気がします。個人的には、初期のもの悲しい雰囲気が好きなので、そういう感想になるのかも知れないけど、アルバムに統一感が無いのは少し寂しい感じがします。
もっと、良い作品が作れるバンドだと個人的には思います。


BRUCE DICKINSON - Tyranny of Souls ★★ (2005-06-22 02:13:00)

客観的に言えば悪くは無いと思うけど、「アクシデント~」「ケミカル~」と力作が続いた後なので、それらを足して2で割ったような作風には少し物足りなさを感じます。
②や③とアルバム前半はオオッと唸る瞬間もあるけど、期待感がかなり高かったのでやっぱりちょっと物足りないです。楽曲はレベル高いし演奏も悪くは無いんだけど、訴えかける部分が無いというか緊張感がもっと欲しかった気がします。今年最も期待感が高かった作品だから、こういう感想になるのかも知れないけど、差し迫る何かがもっと欲しかった気がします。でも、結構聴いてます。


BLIND GUARDIAN - Somewhere Far Beyond ★★ (2005-06-20 23:02:00)

一番好きなのは前作だけど、3rdから5thまではどれもが名作と呼べる傑作揃いである。ハロウィンよりもハロウィンらしく......この時代の勢いは明らかに、ハロウィンをも軽く上回っていたように思う。疾走するメロディー、あくまでもドラマティックな展開に、僕は当時聞きまくった作品である。とにかく流れがいい。捨て曲が全く無いとは言わないが、特に前半は圧巻の出来である。これで文句のある人は、例え何を聞いても満足しない人だろうね。とにかくドラマティック........90年代のジャーマンと言えば、間違いなくこのバンドである。


3 DOORS DOWN - Seventeen Days ★★ (2005-06-03 21:57:00)

アメリカでは安定した人気を誇る彼らの新作。HR/HMでは決してないが、今アメリカで流行っている典型的なラウドロックである。前作の流れを汲む落ち着いたナンバーが多く、出来もかなり良い。落ち着いたロックが好きな人なら要チェックのアーティストである。


BRUCE DICKINSON ★★ (2005-05-18 23:26:00)

密かに楽しみにしていた新作から数曲聞いたけど、ちょっと心配である。「アクシデント~」「ケミカル~」と傑作が続いていただけに少し心配はしていたが、楽曲が少し弱い気がした....。後の曲が全て良ければ問題ないけど、こういう場合得てして良い結果が出ることは少ない。早く聞きたい....。期待度からいえば今年No.1であるから、いい意味で裏切られると良いけど......。


SYSTEM OF A DOWN ★★ (2005-05-12 23:20:00)

新作から数曲聴いてみたけど、なかなかの出来でした。特に②や⑧なんかは強力ですね。今の日本のHR/HMファンにどこまで受け入れられるのか注目です。


SYSTEM OF A DOWN - Toxicity ★★ (2005-05-12 23:10:00)

厳密に言えば、これはHR/HMではないのかも......というより、もしHR/HMシーンが80年代くらいに盛り上がっていたならば、彼らがここまで日本のHM/HRファンに注目されることは無かった気がする.......。とうとうラウド・ロックバンドにも頼らなければ、日本の市場もネタ切れになったのだろう......。僕は現在アメリカで売れているタイプのサウンドが大好きなので、このバンドも大好きであるが、とうとうホントに深刻になってきたんだなあ~と、思いは複雑である。確かにこのバンド、すでに個性は確立しているし、楽曲もいい。緩急の使い方、独特のグルーブ感は聞いていて凄く気持ちいい....。


FRAMESHIFT - An Absence of Empathy ★★ (2005-05-08 22:44:00)

Vo.にセバスチャン・バックを起用した、フレイムシフトの2ndである。1stではジェイムス・ラブリエを起用していたので、今回も前作に劣らず豪華な顔ぶれとなった。音楽性は何とも言えない摩訶不思議サウンドなので、単純にスキッド・ロウ路線を期待しては肩透かしを喰らうであろう........。
結局自分なんかは、バズのVo.が聞きたかっただけなので、改めてバズのヴォーカリストとしての才能に魅せられた気がした。これがもっと単純なロック・サウンドであればお勧めできるが、バズのファンでなければこの楽曲ではちと魅力が薄い気がする。でも部分部分では、魅力的なバズのVo.が何とも存在感を誇っているので、ファンならチェックすべきであろう。改めて言えば、バズのVo.のスキッド・ロウの新作が聞きたい。ロックしているサウンドで、バズのVo.が聞きたい.....。きっと誰もが思う感想ではないだろうか........。


MAGNITUDE 9 - Reality in Focus ★★ (2005-05-03 23:07:00)

実はこういったテクニカルでプログレっぽいサウンドを信条としているバンドは数こそ多い。その中でも僕が聴いた中では、レベルは高いほうである。ドリーム・シアターやシンフォニー・X等のファンの方には、この良さがきっと理解できると思う。
例えば日本のレコード会社の人達が上手くプロモーションすれば、ブレイクも期待できる完成度である。ポップであり楽曲のスタイルは本家には及ばないが、案外これがなかなかいいのである。こういったバンドも、もっと注目されていいと僕は思う。


DAMN YANKEES - Damn Yankees ★★ (2005-04-28 22:57:00)

ミスター・ビッグの2ndに勝るとも劣らない、アメリカン・ロックの完成型の1stである。スーパー・ユニットは長くは続かないという伝説通りに短命には終わったが、この作品は悶絶物の名作である。④を初め特に前半は、もの凄い楽曲が並んでいる。優れたメロディーメイカーがちょっと本気を出せば、こういった名作は生まれるわけで、時代に左右されない王道アメリカン・ロックが炸裂している。それにしても、いい。僕は今でもよく聞いている....。


THE CROWN - Crowned in Terror ★★ (2005-04-26 22:09:00)

もう最初からテンションは最高潮である。一般的な人気度はイマイチであるが、この手のファンの中ではトップクラスの人気を誇るバンドの、個人的には最高傑作である。もろデスラッシュ路線ではあるが、楽曲が良いため全く飽きることはない。HR/HMという音楽は、一見狭い世界と感じるかもしれないが、その深さはどのジャンルよりも深い......こういったいい意味での発見には、事欠かない優れたジャンルである..........。


YNGWIE MALMSTEEN - Unleash the Fury ★★ (2005-04-11 19:21:00)

やはり何度聞いても印象は変わらなかった。前半の出来がやっぱり良くないし、後半の数曲しか印象に残らなかった......。がんばれ!イングヴェイ!


CORROSION OF CONFORMITY - Live Volume ★★ (2005-04-11 17:10:00)

ジャンル分けをすれば、90年代以降のモダン・ヘヴィネスに属するバンドのライブ盤である。この路線がホントに日本でウケルとは思わないが、70年代の骨太ロックが好きな人には一聴の価値はある作品である。初期の頃とはまた違った感じだが、こういうストレートなハードロックも王道であり嬉しいサウンドである。


FEAR FACTORY - Demanufacture ★★ (2005-04-04 22:08:00)

近未来的という言葉を使えば、一歩引いてしまうファンもいると思うが、この作品は単純にモダンなHMアルバムと言ってしまっても良い作品である。これ以上、機械的な要素が増えると普通のHR/HMファンからは距離を置かれそうだが、そのギリギリの境界線にあるこの作品は、僕の中では名盤である。トータル的に言っても、先ずはこの作品から聞いていただきたい。


MACHINE HEAD - Burn My Eyes ★★ (2005-04-04 00:23:00)

恐らくマシーンヘッドなんかは、こういったジャンルが好きな人は聞くけど、それ以外の人は?といったバンドなのだろう。この作品は、確かに後にこの手のフォロワーをたくさん輩出したという意味においても、意義深い作品である。やっぱり僕もこの作品が一番好きである。モダンヘヴィネスと言えばこういった音楽を指すのだろうが、その中でも整合感のある作品である。


MCAULEY SCHENKER GROUP - Perfect Timing ★★ (2005-04-02 21:54:00)

多少中盤に中ダルミを感じるため、彼らの作品の中でも比較的地味な位置に存在する作品である。頭の2曲や⑦⑧あたりは好きだが、全体的にはこれだという決定力に欠ける内容である。マイケルのギターの泣きは少ないし、ハードポップというにはメロディーにツボが少ない。でも、今聞くとまあまあかなという気がしないわけでもない。「タイム」はいい曲だけどそういうのを聞きたければ、次の次の作品の方がよっぽどいい。複雑である....。


NUCLEAR ASSAULT - Handle With Care ★★ (2005-03-29 21:56:00)

いわゆる典型的な昔のスラッシュメタルと言えばよいだろうか......。彼らの作品の中では、まあ最高傑作になるであろう力作である。ベイエリア風に近いし、展開も少しひねってあるので、昔のスラッシュメタルが好きなマニアなら聞いて損はないであろう。僕は①が好きでよく聞いていた。比較的アンダーグランドに近い存在だが、HR/HMバンドの層の厚さをこのバンドなんかも証明している気がする。


RED HOT CHILI PEPPERS - Blood Sugar Sex Magik ★★ (2005-03-23 21:22:00)

HR/HMファンには、このバンドも当時から異端児扱いを受けていた。しかしまだこの頃は、HR/HMというフィールドで語られていたバンドである。まさかこの手のサウンドがアメリカの後のシーンの中核を担うとは、当時誰が予想しただろうか。
楽曲はファンクであり、正統派という言葉からは程遠い.......サウンドである。駄目な人は全く駄目なタイプではあるが、ラウドロックが好きな人はチェックすべきであろう....。


RAGE AGAINST THE MACHINE - The Battle of Los Angeles ★★ (2005-03-23 21:07:00)

この手のバンドの中では、先ず最初に紹介される程の大物バンドである事は間違いない。ミクスチャーという次元ではなく、時代を切り開いたバンドとしての風格に満ち溢れた作品である。当時はHR/HMにとって敵対視の向きが強いバンドであったが、今冷静に聞いてみるとHR/HMファンにも共感できる要素が多く、先入観抜きで聞くと案外いい作品と感じる人もきっと多いはずである。
ロックという大きなジャンルの中では、これも名盤であることは間違いない。


YNGWIE MALMSTEEN - Trilogy ★★ (2005-03-21 22:08:00)

①のイントロから鳥肌ものである。最近初めてこの作品を聞いた人なら音質がどうのこうのとか、ポップすぎるとか、ギターがどうのこうのとか言えるのかも知れないが、オンタイムで聞いた僕には強烈すぎるインパクトがあった。文句の言葉なんて全く浮かばなかった。
クラシックとHMの融合をわかりやすく、HR/HMファンにとっていいバランス感覚で楽曲に封じ込めたという意味合いだけでも、彼の功績というか存在そのものがHR/HMシーンにとって大きな意味を要していると思う。客観的に言えば、この作品は初期の泣きをポップな楽曲に見事に反映させている点でも最高傑作と呼ぶにふさわしい力作である。もう何回聞いたかわからない.......。この完成度で文句をつけるのは酷である.....。


CORONER - R.I.P. ★★ (2005-03-20 22:16:00)

いわゆるマニア向け作品とでも言おうか......。カセットテープを整理していると、偶然懐かしいテープが出てくることがある。この作品も、相当久々に聞いた.....。当時ダビングしたものだと思うが、音の質は良くない。変拍子と言えば変拍子ではあるが、ドリームシアターなんかのそれとは全く質が違う。スラッシュメタルの名盤として、たまに雑誌等で見かけるが、そこまでの作品とは思えない.....。マニアの方でなんでも聞く人以外の方は、まあ手を出すほどの作品ではないであろう.....。


ANNIHILATOR - Never, Neverland ★★ (2005-03-16 17:46:00)

当時はかなり聞き込んだ作品で、テクニカルで変則的なリズムはこの手のファンならガッツポーズの作品であろう。確かにメガデスとの比較もうなずけるが、変則スラッシュバンドはこの当時はかなり存在していたから、その中でも質の高いスラッシュメタルが好きで、リフリフの展開が好きな人なら先ず買っても損は無いだろう。なんか懐かしい.....。


EUROPE - Start From the Dark ★★ (2005-03-15 00:33:00)

少々サウンドがダークであろうと、楽曲が良ければそんなことはどうでもいい。この作品のどこがいいのか、僕には分からない。「プリズナーズ~」はサウンドがアメリカンだったが、曲の出来が良かったし意気込みも十分伝わる内容だった........。「アウト・オブ~」に関しても、サウンドのソフトさにかなり落胆はしたが、楽曲は良かった.......。
この新作は、ズバリ楽曲が弱いのである。らしさが所々に顔を出すが、なにか妙なバランス感覚を意識して保っている為か何がやりたいのか全くわからないのである。世間の評価はまずまずらしいが、彼らの実力からすれば全く物足りない内容である。


HIBRIA - Defying the Rules ★★ (2005-03-13 21:34:00)

Vo.の力量に結構助けられてる気もするが、新人バンドの作品としてはまあ良い出来ではないだろうか。1曲1曲を細かく見ていけば、詰めの甘さや唐突な曲展開に少々無理な部分も感じない訳ではないが、活きがいいのでそれらを勢いでカバーしている様に感じる。他のバンドとの差別化はあまり感じられないし、楽曲を練り上げるという今後の課題もあるにせよ、可能性は確かに感じる注目のバンドである。今後方向性を変えずに、どのように楽曲に色をつけていけれるかが鍵かなと、個人的には感じる。


OVERKILL - ReliXIV ★★ (2005-03-13 21:08:00)

いつもとあまり印象は変わらないけど、全体の質感としては結構いいような気がする。結局このバンドなんかも、ファンはあまり劇的な変化を期待しているわけではないので、楽曲よければそれで良しである。特に今作はアルバム中盤あたりから、いい意味でのしつこさが感じられて僕は結構好きである。もうベテランの貫禄で、バンドとしての実力と安定感をまざまざと証明してくれている。


KREATOR - Enemy of God ★★ (2005-03-09 22:34:00)

いい意味で、時代錯誤的なスラッシュメタルである。変に装飾することもなく時代性も全く無視した、真っ向正面にこういう路線の新作を出してくれた事が先ず嬉しい。楽曲もなかなか良く、彼らの作品の中でも、かなりいい出来ではないだろうか。アメリカでのエアプレイも絶好調だし、なんか久々の新作だと思うけど、こういうストレートなスラッシュメタルもかなりいいかも。


RAMMSTEIN - Reise, Reise ★★ (2005-03-09 22:23:00)

僕はゴシックがあまり好きではないが、このバンドは個性もあるし楽曲も変わっていて、なんとなく好きである。この新作も基本的には前作とあまり変わっていないし、あのおどろおどろしい独特な世界観は今作でも十分健在である。
ヨーロッパでの人気はすこぶる高い。が、ここ日本ではさっぱりの感は否めないが、なんでも来いという幅の広いHR/HMファンは挑戦してもいいかも.....。


SOILWORK - Stabbing the Drama ★★ (2005-03-03 22:22:00)

バンドとして前進しようとする姿勢は、すごく大事である。彼らが自分達の過去をどう捉えて、どう進化していくのか非常に興味深かったが、彼らは肩の力を抜きながら背伸びをせず、等身大の姿で自分達らしさに磨きをかけてきた。サウンドはよりダイナミックになり、リズムはより変則的になった。僕は①からもうノックアウトである。
またドラマーの交替は、個人的にはかなりプラスポイントになった。切れ味鋭く、リズム面も多彩になり躍動感もパワーアップした。全てにおいて前作を軽く超える完成度であり、個人的には彼らの最高傑作であると断言する。それにしても、この気迫はいい。文句のつけようが無い。


JUDAS PRIEST ★★ (2005-03-02 21:44:00)

新作には、自分達らしさを真剣に考えた結果が集約されている。バンドが前へ進もうとした時一番悩むポイントが、自分達らしさをどう捉えてどう残し、どう先に進むべきかといった全体としての方向性の決定である。
一度成功をつかんだアーティストが、復活するのは容易な事ではない。誰がイニシアティブを取りどうまとめるのかだけでも、決定するのは容易な事ではないだろう.....。だから第三者の力が重要なのである。
この新作を聞きながら、その「まとまりの強さ」に僕はすごく感動した。エゴを捨てある意味プライドを捨てた結果が、新作の作風につながっていると僕は思う。ロブが抜けた後、悩みに悩んでも見つからなかったその答えが、新作では明確にそして見事に表現されている。今だから作れたという側面もあわせ持つが、新作はスタッフを含めたバンドとしての結束力の強さを、あらためて証明したという意味においても実に興味深かった.......。
それにしても予想以上の出来で今年のベスト・アルバムは、ほぼ確実である。ベテランのやる気に、脱帽である。


JUDAS PRIEST - Angel of Retribution - Lochness ★★★ (2005-02-26 00:19:05)

この曲なんか聞けば、なんで彼らがいまだにHR/HMシーンにとって重要な存在であるか判ると思う。シーンそのものを活性化できるアーティストはホントに少ないけど、彼らは見事に復活した。大物は、存在感が他のアーティストとは全く違う。アングラ、エドガイ、ドラゴンフォースもいいけど........、スケールは比較にならないね。ファンの方には申し訳ないけど.....。


JUDAS PRIEST - Angel of Retribution ★★ (2005-02-24 01:36:00)

待ちに待った彼らの新作は、モダンでありクラシックであるという表現がピッタリの名作に仕上がっている。しかし、これが彼らの最高傑作かと聞かれれば答えはノーであるし、100%満足かと聞かれても答えはノーである。でも、さすがである。自分達らしさの表現方法に、僕は完全に度肝を抜かれた.......。
それにしてもファンが望む彼ららしさに満ちた、純度100%の内容である。恐らく厳選に厳選を重ねた10曲なのだろう。捨て曲は存在しないし、やる気もサウンドにみなぎっている。緊張感に満ちた空間に、僕は久々にジューダス・プリーストの音楽に陶酔した。
大幅に完成が遅れたのも、納得である。突き詰めていけば、やはり大物バンドはとてつもなく強大な力を発揮する。音楽が全てを語る.......。そこらへんのバンドとは、レベルが違う。プロデューサーであるロイ・Zの力も、大いに評価したい。


MASTERPLAN - Aeronautics ★★ (2005-02-22 10:05:00)

点数を付ければ、82点ぐらいかな。1stよりもバンドとしての特徴的な部分は、出てきていると思う。だけどミディアムナンバーが多く、変化に乏しい曲展開なので、さて繰り返し聞きたくなるかと言えば、少々辛いかなと言うのも正直な感想である。
まとまりすぎているから刺激に乏しい感じがするが、そこらへんのメロスピバンドよりは、遥かに良い。ハロウィン路線の曲を、逆に数曲入れてもいいかもしれない。


NEGATIVE - Sweet & Deceitful ★★ (2005-02-19 22:27:00)

決して悪い意味ではなく、どこかで聞いたような......くさいメロディーが炸裂している。THE RASMUSと近い印象でジャンルでいえば、どちらかと言えばHR/HMというよりも、ポップシーンに近いのではないか。楽曲はなかなか良いと思うが、決定的な何かには欠ける気がする。80年代のロック・バンドのサウンドにも近く、あの時代のサウンドが好きならばOK!であろう。HR/HMという側面で捉えれば、ちょっと物足りなさは感じてしまうが、楽曲はなかなかである。


MD.45 - The Craving ★★ (2005-02-17 20:53:00)

メガデスに近くないからという理由ではなく、楽曲がイマイチ弱いのであまり個人的には好きではない。久々に聞いたけど、やはり繰り返して聞きたくなる程の魅力は感じなかった。このサウンドは例えるのが難しい......。


MOTLEY CRUE ★★ (2005-02-13 21:36:00)

ベスト盤収録の新曲3曲を聴いたが、「If I Die Tomorrow」以外はいまいちピンとこなかった。この際ヒットメーカーの力を借りてでも、売れっ子ソングライターの力を借りてでも、強力な楽曲にして欲しかった。「Sick Love Song」なんかは、もう少しサビを練って欲しかった.....。ビルボード初登場6位というのは、なかなかの出だしではあるが、あっという間に圏外に落ちていかないか心配である。「If I Die Tomorrow」がチャートの上位にいる内に、次のシングルをカットするという戦略を実現する為にも、強力な楽曲にして欲しかった。


FIREWIND - Burning Earth ★★ (2005-02-13 21:20:00)

サウンドの質感から言えばメジャークラスだと思うが、個人的にはイマイチ楽曲が弱い気がする。オオッとうなるメロディーも存在するが、これだと言える決定打がなかなか見つからない。この手の音楽ファンならこれでよいのだろうが、何か他のバンドとの差別化が欲しい。まとまりはあるしレベルも高いとは思うが、僕は最近この手のバンドはあまり聞かないので、正直今一歩という気がした。


PRETTY MAIDS - Planet Panic ★★ (2005-02-10 22:35:00)

このアルバムなんかは彼らの作品の中でも地味な位置に存在してると思うけど、僕は結構お気に入りである。このプリティーメイズは、曲作りがすごく上手いんだけど、悪く言えばみんな同じで変化には乏しいから、好き嫌いが結構分かれそうなバンドではある。もっと評価されていいバンドだし、こういうポップな要素を持っているバンドが活躍しないとシーンが盛り上がらないんだけどなあ~、と最近強く思ったりする。個人的にベストトラックは⑧かな。結構いいバンドなんだけど......。


TO/DIE/FOR - Jaded ★★ (2005-02-10 22:08:00)

個人的には、どちらかというと苦手なタイプのサウンドだけど、曲はゴシック系の中でもポップなので、こういったタイプのサウンドが好きな人にはOK!の作品だろう。メロディーもキャッチーだし、もう少しメリハリがつけばいいバンドになりそうな気がする。このバンドならこの作品がお薦めだと思うが、こういう目立たないバンドの中にもいい作品が確かに存在する事を証明したような内容である。ただゴシックが駄目な人は、ちょっと難しいかも.......。


METALLICA - …and Justice for All - Dyers Eve ★★★ (2005-02-08 23:06:22)

比較的地味な存在の曲だが、個人的はかなり好きですね。ラストをしめくくる必殺チェーンです。


SOILWORK - A Predator's Portrait ★★ (2005-02-07 21:26:00)

激走するメロディーに、何故か涙が出てくる事がある。ソイルワークの最高傑作は、恐らくこの作品だろう。というより、ソイルワークの作品を聞いた事がない人にも、この作品だけは聞いてもらいたい。1曲目からハイテンション、エンジン全開である。最近の彼らも悪く無いが、この作品は全く別のレベルと考えて良い。とにかく激走、激走、激走である。完成度が異常に高いスラッシュ・アルバムである。


GODSMACK - Godsmack ★★ (2005-02-07 20:54:00)

「キープ・アウェイ」収録。僕をラウドロックに引きずり込んだのが、この曲である。今でもよく聞く作品で、恐ろしいまでの求心力がある。やはり「キープ・アウェイ」だけは別格の存在である。ラウドロックは認めないHR/HMファンも多いが、いいバンドもたくさん存在する。


DREAM THEATER - Six Degrees of Inner Turbulence ★★ (2005-02-06 18:59:00)

難解なナンバーが多く、これを肯定的にプログレと表現したくはない。次作「トレイン・オブ・ソート」の助走となるディスク1の①はともかく、全体的には何か歯切れが悪い。方向性を模索している過程がそのまま楽曲に反映されている点はある意味貴重ではあるが、あえて作りっぱなしにした点は迷いの現われではなかったのだろうか?今になって思う.......。
整合感がこのバンドには重要な要素である。彼らだからと、無条件に肯定的には受け止めたくない作品である。


FLOTSAM AND JETSAM - Drift ★★ (2005-02-05 22:20:00)

彼らの作品の中ではあまり目立たないが、①なんかは結構好きかも知れない。どれくらいの人がこのバンドに興味があるのか判らないが、出来は悪くない。モダンさも顔を出し、確かに今までとは肌触りが少し違うが、らしさは健在である。地味なバンドかも知れないが、案外いい曲も多いので、正統派スラッシュメタルが好きな人は、聴いてみてもいいバンドではある。書き込み少ないね.....。


THE RASMUS - Dead Letters ★★ (2005-02-04 21:53:00)

この辺りからは、ビルボードのポップチャートでも爆発的に大ヒットを記録するアーティストがたまに出てくるが、このバンドもどちらかと言えばポップ・アーティストに近い印象を受ける。ポップな楽曲が好きな人はOK!だろうし、HR/HMに限らず幅広く洋楽が好きな人にもウケはいいだろう。物悲しいメロディーが炸裂し、日本人にも十分理解できるいい曲のオンパレードである。いいね、こういったバンドも。


TAK MATSUMOTO GROUP (T.M.G.) - TMG I ★★ (2005-02-04 21:12:00)

う~ん、なるほどなという出来である。確かに日本的なハードロックだなあという気はする。でも例えば、②のようなヘヴィさのある楽曲をあと2~3曲バランスよく収録すれば、個人的には90点ぐらいはつけれた程、可能性と期待感を抱かせる良質なロックアルバムに仕上がっている。もっと極端に洋楽よりにしても良かったのでは.....。バンド内に有能なソングライターがいるが、ヒットメイカーを大胆に起用して、サウンドと曲に幅を持たせたらもっと凄いアルバムに仕上がっていたのかもしれない。でも②なんかは、ゾクゾクっとする展開で、2ndが楽しみである。


MUDVAYNE - The End of All Things to Come ★★ (2005-02-03 21:15:00)

もう少し先に発売される新作からの1stシングルのPVは、かなり格好良かった。ラウドロックバンドの中でも、僕は結構好きな方である。確かこの作品アメリカでのセールスはイマイチだったと思うが、完成度は予想以上に高い。③をはじめ、なかなかメロディーはキャッチーである。個性という点では、少しインパクトには欠けるが、楽曲はなかなかいい。こういうバンドは、もっと日本でも人気が出てもいいと思う。ヘヴィロックだからとか、HR/HMじゃないからとか、そういう先入観だけで敬遠するのはもったいない。


DARK TRANQUILLITY - Character ★★ (2005-02-01 23:22:00)

前作「DAMAGE DONE」で見事に蘇生した彼らの新作は、間違いなく大傑作に仕上がっている。もはやメロディック・デスというジャンルの中だけでは語りたくない程の完成度の高さを誇っている。1曲目から激走するメロディーが、本当に心地よい。前作でのハイテンションを間違いなく引き継いでいるので、前作を気に入ったファンは聴かないと絶対に損をするだろう。それにしてもこれは凄いよ!特に前半は鳥肌モノの怒涛の展開が続く。これはいい!


MOTLEY CRUE - New Tattoo ★★ (2005-01-18 00:08:00)

デフ・レパードが問題作である「スラング」から、従来路線の「ユーフォリア」に路線を戻した時と、実は状況がよく似ている。やっぱり自分達らしさは、こうなんだと完全に開き直れなかった分、デフレパードとは少し結果が異なった。らしさとは一体何なのか.......。もし前作「ジェネレーション~」がセールス的に成功していたならば........このような内容にはならなかったはずである。路線だけ戻しても.....楽曲が悪ければ何にもならない。市場を考える事は重要ではあるが、アーティスト自身がビジネスマン化しすぎるのも問題である。僕はこの作品から、何も感じなかった。単に楽曲が弱いという問題ではない....。


ROYAL HUNT - Fear ★★ (2005-01-10 23:32:00)

この作品を彼らの最高傑作だという人は、なかなか鋭いと僕は思う。歴史に埋もれた名作は案外数多く存在するが、この作品も例外ではない。ロイヤルハントと言えば、まず「パラドックス」辺りを最高傑作だとする人が多いが、その作品に肩を並べる作品がこれである。作風は違うが、この作品も立派なコンセプト・アルバムである。何故この作品の評価が低いのか、僕には理解できない。雑誌の評価を参考にするのもいいが、自分の耳で確かめてもらいたい。どの雑誌でもあまり評価は高くないが、この作品は名作である。


DARK TRANQUILLITY - Damage Done ★★ (2005-01-04 00:28:00)

前作や前々作と比較すると、随分焦点が定まった作品に仕上がっている。新作がもうすぐという事で久々に聴いたが、やはりこれはいい。初期のあの世界観が見事に復活し、メロディーにもタメやフックが適材適所で決まり、この作品で彼らは見事に復活したと思う。新作も同じ路線ぽいので、非常に楽しみである。進化や変化は目に見えづらくてもいい。中堅バンドのやる気が、見事に作品の勢いに分かりやすく表現されている。


IRON MAIDEN - Killers ★★ (2005-01-03 15:42:00)

よくポール・ディアノ時代こそ、メイデンだという人がいる。1st、2ndで見せつけたサウンドに漲るおどろおどろしい怪しさは、確かに初期2枚限定の世界である。だけどもしポールがずっとメイデンに居たとしても、サウンドは変わったはずである。あの時代だからこそ作れたサウンドであり、初期のアルバムだからこそ、この世界が作れたのである。
僕も初期の2枚は大好きであるが、アイアン・メイデンはやはりブルースの貢献があったからこそ今があると、個人的には思う。ポールも好きだしブルースも好きだし、ブレイズだって嫌いではない。確かにこの作品だって名作である。でも一流アーティストには、数多くの名作があり、だからこそ一流なのである。


IRON MAIDEN - Ed Hunter ★★ (2004-12-25 22:02:00)

あの曲もあの曲も、あの曲も入っていない......が、これがなかなか良いのである。個人的にはベストな選曲ではないが、構成というか曲順が微妙に良かったりする。ブレイズ時代の曲も入っているし、新旧入れ乱れではあるが、これがなかなか良いのである。僕がベストを作ったのであれば、内容もかなり変わってくると思うが、意外な構成は新鮮である。ファン投票の結果もうなずける内容ではある。


SKID ROW - Skid Row ★★ (2004-12-21 19:54:00)

89年のベストアルバム、堂々第2位に選んだ作品。あの89年の中である。オリジナルでの再始動を、最も期待するバンドの一つである。


SOULFLY - Prophecy ★★ (2004-12-16 00:00:00)

2004年のベストアルバムの第7位に、僕はこの作品を選んだ。HR/HM初心者に、いきなりこの作品を聞いてみたらとは、言いにくい。ソウルフライは、分かりにくいタイプのバンドである。激音ではあるが、そこらへんのバンドのそれとは意味合いも違うし、格も違う。進化しつづけるバンドの凄みを実感するといい......。亜流を全く寄せ付けない、存在感がここにある。それにしても、意気込みも半端でないし、作品の出来も半端でない.......。


RIOT V - The Privilege of Power ★★ (2004-12-15 23:09:00)

確かにSEは無駄だし、ホーンも必要ない。しかも、捨て曲に近いものもある。だけど、このアルバム僕は好きである。計算しつくされた人工的なアルバムも完璧ならいいが、そうじゃないなら人間的なサウンドの方がいい。詰めが甘いライオットらしさが、僕は好きである。全く無意味なSEやホーンも、実はライオットらしいのである。楽曲のバラツキも極端に多いバンドだが、中には歴史に残る程の楽曲も存在する。それがライオットなのである。昔僕の先輩が、ライオットをしきりに推していた。その時は他にもいいバンドがたくさんいるのに........と僕は思っていたが、その意味が最近はよく分かる。


PAPA ROACH - Getting Away With Murder ★★ (2004-12-15 21:01:00)

僕が選んだ今年のベストアルバム、第4位です。いい!


POISON - Flesh & Blood ★★ (2004-12-14 00:05:00)

1st、2ndで見せたサウンド・プロダクションの悪さを改善すべく、だからブルース・フェアバーンを起用した3rdである。勢いもあるし、曲作りは元々上手いし、ポイズンここにありの最高傑作である。曲順も文句無く、さすがブルースといえる名作である。①~③の流れなんて80年代HRの典型的パターンである。


MEGADETH - Cryptic Writings ★★ (2004-12-12 20:07:00)

当時を振り返ってみると、楽曲は悪くないと思ったし聴いた回数も多かった。それはあの時代だから......だったのかもしれない。誰もが方向性を見失っていた時代に、この作品はメガデスらしさもあったし、彼らが頼もしく思えた。しかし、である。作品にはコンセプトが存在しないし、カラーがないのである。嫌な予感はこの頃から、すでに感じていた。楽曲は決して悪くないが、何かがおかしい......。妙に大人しくなったと、何かすごく違和感を感じたのを覚えている。楽曲は悪くない........この心配は、次作で形に表れる......。


GAMMA RAY - Insanity and Genius ★★ (2004-12-11 22:51:00)

彼らの作品の中で、もっとも好きでないアルバムである。最初1曲目聞いたとき、これはイケル!と感じたものの、④~はなんじゃこれという展開が待ち構えていた。トータルとして、一体何がやりたいのか全くわからない作品である。しかし、その後彼らは見事に復活して、名作をたくさん誕生させたので、それを高く評価したい。好きな①や③の方が逆に浮いて聞こえるの事が、すべてを表わしている。


PRIMAL FEAR - Devil's Ground ★★ (2004-12-11 00:38:00)

あまり期待をせずに聞いた為か、初めはかなりの好印象であった。最近でもたまに聞くので、出来は悪くないと思う。ラルフの本気モード全開のVo.に、圧倒されたファンも多いであろう。しかし、あえて苦言を呈するなら、楽曲をもっとレベルアップした方がいい。個人的には③と⑤が好きだが、捨て曲なしというレベルではなく、一枚のアルバムとしてレベルをあげる工夫が必要である。1曲にもっとドラマがあってもいいと思う。ひねりのあるフックのある楽曲を、増やすべきである。正統派がウリでも......である。


SILVERTIDE - Show and Tell ★★ (2004-12-09 22:05:00)

少し前バックチェリーがでてきた時、正直言うといまいちピンとこなかった。しかしこのバンドの楽曲は、フックもありバラエティーに富んでいるし、面白い存在になりそうである。HR/HMというジャンルに特別に自分達のルーツを持たない新人バンドのデビュー盤としては、かなりの出来である。こういう新人がアメリカから出てきた事が凄く嬉しい。HR/HMファンにも通用するし、普通のロック・ファンにも通用する楽曲のレベルは半端でない。これはすごい新人である。ライブによって着実にファンを獲得している事も、見逃せないプラスポイントである。


DREAM THEATER - Images and Words ★★ (2004-12-08 23:54:00)

大絶賛の嵐である。僕も大好きな作品ではある。しかし、彼らはこれ以外にも数多くの名作を残してきているはずである。と、いうことは............似たような意見が、多すぎやしないだろうか?僕は「トレイン・オブ・ソート」は、この作品と肩を並べる名作だと思っている。ある意味完璧と感じた「メトロポリス~」よりも「トレイン・オブ・ソート」の方が好きである。この作品は、確かに完璧である、でも、もっと個性的な意見があってもいいと思うし、俺はこれよりも........といった意見があってもいいと思う。彼らはこの作品後も、名作を数多く残してきた。だから、凄いのである。この作品だけが、特別とは僕は思わない。


PANTERA - The Great Southern Trendkill ★★ (2004-12-08 23:01:00)

一時代を築いた彼らの96年度発売の作品である。この作品が決して最高傑作ではないが、パンテラというバンドは僕にとって一種の精神安定剤である。前作の路線から従来の路線に戻したばかりでなく、何故かタイトになった様に僕の目には映る。パンテラにジャンルなどというカテゴライズは全くもって、不必要である。個人的には「オフィシャル・ライブ~」あたりがお勧めだが、この作品だって注目度は低いがかなりの力作である。メタル側から見たハード・コアそのものである。


EVIL MASQUERADE - Welcome to the Show ★★ (2004-12-08 21:55:00)

ヘンリックのVo.が聞けるだけでも、個人的は大満足である。ロイヤルハントとの比較で言えば、オカケンさんの言うとおりあの哀愁溢れるロイヤルハント・サウンドの方が、ヘンリックには合っている気がする。この作品を聞いて、ありがちだなと思う人は、この手のサウンドが好きで結構作品数を聞いている人ではないだろうか?特筆すべき点は見つけにくいが、トータル・バランスは悪くないし、クラシカルなヨーロピアン・メタルが好きな人は、聞いてみてもいいと思う。


MASTODON - Leviathan ★★ (2004-12-07 20:42:00)

一聴しただけでは、理解するのが難しいタイプのサウンドである。例えていうならばの例えが、なかなか思いつかない。変則なリズムによって構築されているサウンドは、スピリチュアル・ベガースとは少し違うが、全体的な感触は近いかも知れない。このタイプのサウンドは欧米や欧州と違い、日本ではなかなか理解されにくいが、個性は確かにある。ただ一般のHRファンにアピールするわかり易さが皆無に等しいので、マニア向けという言葉がどうしても適当に思えてしまう......。


KILLSWITCH ENGAGE - The End of Heartache ★★ (2004-12-06 21:57:00)

エモコア的な要素も含む、最新版のミクスチャーロックである。メロディーも十分あるし、楽曲にフックもあるし、この手のサウンドの中ではトップクラスの仕上がりである。実はインディーシーンにはこの手のバンドがゴロゴロ存在するが、そんなバンドとは比較にならない位の整合感が作品にはある。メロディックデスファンやハードコアファン、モダンロックファンとクロスオーバーしてファンを掴む魅力が存在するのが、最大の武器かも。これはいいね。聞きやすいし、適度にマニアック的な所は日本でもウケそうである。


THE HAUNTED - rEVOLVEr ★★ (2004-12-06 21:33:00)

これは嬉しい誤算である。Vo.チェンジもなんのその、①から爆走サウンド全開である。サウンドがクリアにタイトになった事によりデス色は減ったが、逆に一体感と緊張感が生まれその結果、バンド史上最高傑作の仕上がりとなった。それにしても、期待以上の出来である。これをメロディック・デスというのか、モダンなデスラッシュと言えばよいのか判らないが、何故かグイグイ作品に引き込まれる魅力がここにある。一部のマニア向けのバンドから卒業し、とうとうメジャー行きのチケットを受け取った感じである。これはいい。


SHADOWS FALL - The War Within ★★ (2004-12-05 14:49:00)

個人的な意見としては、前作の方が圧倒的に良かった。曲には整合感も生まれ、展開もスマートになっている。しかし、個性という点や耳を引く楽曲におけるフックが減った分、やや面白みに欠ける気がしてならない。アメリカでのウケは悪く無いが、前作にあったB級臭さは残してもらいたかった。この手のサウンドならレベルが高い事は、間違いない。


BREAKING BENJAMIN - We Are Not Alone ★★ (2004-12-02 07:37:00)

①曲目収録の「So Cold」が、アメリカのロック・チャートで大ヒットしている彼らの新作。基本的な路線は従来とあまり変化はないが、今回の新作はなかなか深い。ここ数年アメリカでウケがいいタイプのモダン・ロックであるが、これも十分ハード・ロックである。バランスもいいし、ステインドやクリードやア・パーフェクト・サークルあたりの良さが判る人は挑戦してもいいかも.....。いい出来ですよ、これがなかなか。メロディーもいいし。


DEF LEPPARD - Retro Active ★★ (2004-11-25 07:31:00)

企画物ではあるがクオリティーから言っても、一枚の作品として十分な完成度を誇る作品である。当時未発表だった①②という比較的ダークな楽曲を聞いたとき、これもいいな!と思った。決して手詰まりという感じではなく、新たな一面を見せ付けたという意味でも興味深かった。ダークなデフ・レパードも悪くない.....。その後あまりにもらしくない「スラング」の発売によって、彼らはかなりの代償を支払った。楽曲の違和感ではなく、らしくない方法論によってアルバムを作った事により、過去を否定しているように僕には映った.....。それが悲しかった.....。この作品で彼らの第一章は幕を閉じた。


MEGADETH - The System Has Failed ★★ (2004-11-24 22:26:00)

デイヴ・ムステインは実は冷静な男である。感情的な部分もあるが、冷静である.....。メタリカの「セイント・アンガー」に対しては賛否分かれたが、内容はともかく彼らの意気込みを否定するファンは案外少なかった気がする.......。
ファンがメガデスに期待するもの..............、デイヴは間違いなくこんな事は一切考えていなっかたはずである。サウンドに漲る異様な緊張感.......全てを威圧する孤独感..........これを計算して作る事は絶対に出来ない.....。この新作、やはり訴えかけるものが今までとは明らかに違う。サウンドに潜む鋭角的な感覚が、心にグサッときて僕は胸が苦しくなる........。僕は間違いなくこの作品を、今年のベスト・アルバムに選ぶであろう。深すぎて苦しい....。


CIRCLE Ⅱ CIRCLE - Watching in Silence ★★ (2004-11-24 22:00:00)

もう1曲目から、かなりの衝撃である。こういったドラマティックな普通のハードロックがウケない今のHR/HMシーンこそが、問題なのである。専門誌で大絶賛されていたわけではないし、最先端のHR/HMでもない........が、いいものはいい!ダークで今風と言えば今風だが、やっている音楽は非常にノーマルな普遍のハード・ロックである。クリードの深さが理解できて、それでもやっぱりHRが好きという人は挑戦してもいいかも....。


ANTHRAX - The Greater of Two Evils ★★ (2004-11-24 21:34:00)

確かに違和感はある......。昔からのファンにとっては少々複雑な気分になるが、これを一つの企画物として考えれば、ファンにとっては嬉しい内容である。セルフカバーのベストではあるが、元々の楽曲が良いので現代風にアレンジされた感じがしてなかなか新鮮ではある。
しかし、やはり僕は昔の楽曲はオリジナルの方が圧倒的に好きである。ジョンのVo.も好きだけど、やっぱりオリジナルには到底勝てない.....。当たり前ではあるが......。やっぱり企画物である。でも興味深い試みであるし、この意気込みは買いたい......。


ARTENSION - Into the Eye of the Storm ★★ (2004-11-24 21:15:00)

個性という点でも僕は彼らの作品の中では、一番好きである。サウンドはシンフォニーX辺りに近いが、より正統派に近いせいかその分、少々とっつきにくい作風に感じるかも知れない。テクニカルだし楽曲もいいし、彼らの作品で何から聞こうかという人にはお勧めの作品である。よーく聞き込めば、十分サウンドがドラマティックである事に気がつくはずである。


SONATA ARCTICA - Reckoning Night ★★ (2004-11-24 21:03:00)

個人的には好きなバンドであるし、出来も悪くない。しかし、安心して聞いていられる反面、印象に残りにくい楽曲が目立つのが難点である。1stから彼らの作品はずっと聞いているが、なにか物足りないのである。点数にすれば80点ぐらいの作品は、実は一番印象に残りづらかったりする。今更大幅な変化は期待しないが、マイナーチェンジという方法論を試してみてもいいかも知れない。ファンならこれでいいと思うが、一般のHRファンの心を掴むには何か物足りない....気がする。


VELVET REVOLVER - Contraband ★★ (2004-10-27 23:14:00)

それにしても、シングル「フォール・トゥ・ピーセズ」の予想以上の大ヒットと快進撃はまだまだ続きそうである。このバンド、日本以上にアメリカでのウケが良い。アルバムも順調に売れている。じわじわ売れている.....これが良いのである。僕は最近、このアルバムばかりを聞いている。よーく聞いてみると、まだまだシングル・カットできるナンバーが多く、このアルバム予想以上に大ヒットしそうである。実力のあるメンバーがちょっと本気モードになれば、ある程度のバックアップ体制があれば、必ず売れることを証明したような作品である。アメリカという国はロックのムーブメントが意外に速い......。このサウンドは、今アメリカで一番ホットなロックである。


RIOT - Thundersteel - Fight or Fall ★★★ (2004-10-18 23:40:44)

この曲が2曲目に位置している事が、このアルバムの印象を決定的なものにしている。B級で何が悪い!彼らのこの気合にひれ伏すがいい!


FAIR WARNING - Fair Warning ★★ (2004-10-18 23:26:00)

メロディアスロックの最高峰であると、僕は断言する。1stにして、フェア・ウォーニングの最高傑作である。とにかく熱い。サウンドには躍動感があり、これでもかと名曲が立て続けに展開する構成は、まさに圧巻の一言に尽きる。もはや僕はこの1stで、彼らの虜になった。とにかく楽曲、メロディーが良いのである。泣きを要しながらも、ソフト過ぎないのが彼らの最大の魅力である。この作品に文句のある人は、まず居ないであろう....。


LAMB OF GOD - Ashes of the Wake ★★ (2004-10-18 00:31:00)

前作、前々作と比較すると、ずいぶんすっきりしたサウンドになった気がする。確かに凄みという点ではやや迫力に欠けるかなという気もするが、これがいわゆるメジャー化なのである。サウンド・プロダクションは格段に向上し、押しと引きのバランスも明確になり、一皮剥けたという表現が最適かもしれない。しかし、である。何かが足りないのである。それは説得力かもしれない。優等生になって面白みに欠ける気がしてならない。意図した変化か自然な成長か、聞き込んで評価したいと思う。


BON JOVI - These Days ★★ (2004-10-18 00:06:00)

せつない時に、特に聞きたくなる作品である。全体的に地味な作品ではあるが、ボン・ジョヴィの懐の深さを知りたければ、この作品を聞くといい。彼らはインタヴュー等でアメリカにおけるセールスの話をたまにするが、そんなことは気にしなくてよい。彼らは不器用である。セールスの為に作品を作れる程、器用なバンドではない。この作品が売れようが売れまいが、個人的にはどうでもいい。ソングライターとしての実力の高さを証明した内容で、僕は大好きな作品である。


STEEL DAWN ★★ (2004-10-10 22:48:00)

CDを整理してたら久々に見つけたので....。当時はマイケル・ボーマンがプロデュースを行っているという理由だけで、確か購入したような気がする。サウンドは適度にハードでポップな哀愁ロックである。これだと言える要素は無いが、全体的なまとまりはあると思う。しかしこの手は探せばいくらでも存在するようなバンドの音なので、わざわざ購入するには勇気が必要である。でも、なかなかいいんだな、これが....。マイケル・ボーマンファンの方は、聞いてみてもいいかも。


ALTER BRIDGE - One Day Remains ★★ (2004-10-07 23:01:00)

解散した元クリード組による1stである。クリードはやはりスコットのVo.あってのものという印象が強かったが、このアルター・ブリッジはもろ今アメリカで売れ線タイプのビッグ・プロダクションによる典型的なモダン・ロックである。ビルボードの出だしはいまいちだったが、この作品はロング・セラーになること間違いなしである。普通のロックになったといえばそれまでだが、元々ソングライターとしての力のあるメンバーが健在であるため、安心して聞いていられる今アメリカで主流のアクティブ・ロックである。


SHAMAN - Ritual ★★ (2004-10-07 22:17:00)

冷静に聞いてみると、クオリティーは高いし期待を裏切られたという人は少ないであろう。もろ「エンジェルズ・クライ」を期待すると少々物足りないかも知れないが、ある意味アンドレ・マトスの集大成であるこの作品は、結構味わい深い力作である。よーく聞いてると、細かい部分も丁寧に作られていて、今のアングラと比較しても負けているとも思えない。アングラの最新作よりも僕はこちらの方が好きである。


DOKKEN - Hell to Pay ★★ (2004-09-29 01:07:00)

「バック・フォー・ジ・アタック」までの彼らと、それ以降の彼らは全く別物と考えてよさそうである。モダンになったからという理由ではないが、昔の方が断然よかった。そう感じてるファンがほとんどではないだろうか。楽曲には何かが明らかに足りない....。無難に作っている意識はバンド内ではないかも知れないが、客観的に見ると楽曲が弱すぎるのである。初期~中期の作品にはあった、気合が全く感じられない。こんな程度のレベルでは、ファンは納得しないだろう.....。数曲に良さは感じるが、それは昔に楽曲に近いからである。


ALIEN - Alien ★★ (2004-09-26 18:38:00)

知る人ぞ知る北欧ハードポップ路線の傑作である。この甘味過ぎる世界観は、ゴリゴリメタルファンには少し敬遠されそうだが、演奏している楽曲は結構よかったりする。AORに近い安らぎを得られるサウンドで、大人のロックである。なんかかなり、懐かしいサウンドである。


ANGRA - Temple of Shadows ★★ (2004-09-26 18:23:00)

多様性極める音楽性・サウンドを、上手く一つにまとめた作品である。確かに1曲1曲は丁寧に作られている。これは、大幅な進歩と捕らえて間違いない。しかし、である。わかり易い「エンジェルズ・クライ」路線を期待していたファンは、本当に皆無だったのであろうか?僕はアンドレ・マトスが大好きである。彼より上手いヴォーカリストなら、巷にいくらでもいる。肝心なのは歌の上手さだけではない......。
確かにいい作品である。しかし僕は、もっとわかり易い典型的な従来のアングラ路線を期待していたので、この絶賛の嵐には少々疑問を感じる。賛否あっていいはずである....。


TALISMAN - Genesis ★★ (2004-09-20 00:51:00)

かなり評価低いなぁ~...。この作品はバンドの最高傑作である。ポップであり、ファンクっぽい要素もあるタリスマンの持ち味100%の力作である。僕は彼らの作品は全部聞いているが、やはりトータル的に言ってこの作品である。この手に近いサウンドを信条とするバンドは探せばいるが、出来は全く比較にならない。ポップであり、哀愁を好むファンなら聞いてみてもいいかも....。


LION - Trouble in Angel City ★★ (2004-09-20 00:37:00)

この泣きが、なつかしい。結局報われなかったバンドだが、このなんともいえない湿った泣きが久々に聞いてもいい。哀愁たっぷりで、彼らの歴史を知る人達にはたまんないだろうね。HR/HM歴が浅い人が聞いたとき、どう感じるか聞いてみたいが、少なくとも僕は彼らの歴史を多少なりとも知っているので、涙がでる思いである......。バッド・ムーン・ライジングの1stも好きだが、泣きという点ではこちらが上かなという気がする。


ANGRA - Rebirth ★★ (2004-09-20 00:19:00)

新作も視聴したが、僕はこの作品の方が好きである。アンドレ・マトスという中心選手を失いながらも、同等レベルの作品を提示してきた彼らのやる気をまず評価したい。やはり1stが個人的には一番好きだが、この作品の出来はまったくそれに引けを取らない。なんといっても、メンバーチェンジのダウンイメージを、感じさせないバンドとしての力量に拍手である。楽曲もまとまりがあるし、最高傑作とするファンも多いはずである。


LAMB OF GOD ★★ (2004-09-16 06:35:00)

新作からの数曲を聴いたが、これがなかなか良い。メジャー志向にサウンドが変化したのか、随分楽曲は聴きやすくなった。ビッグ・イン・アメリカという汚名は返上できそうである。マイナー系バンドのマジャー路線化をあまり歓迎しないファンも多いが、これは化けそうな予感がする。後はプロモーション次第かな...。


EUROPE - Rock the Night: The Very Best of Europe ★★ (2004-09-15 21:53:00)

ファンとしては、未発表のアウトトラックやレアなライブ音源が注目だろうが、アウトトラックに関してはまあまあといったところかなというのが僕の感想である。その点ライブ音源は、確かに貴重かなという気もするし、ジョーイの歌の上手さを感じる事もでき良いと思う。しかし過去の音源を持っているファンが改めて買う必要性は少ないかなという気がする。でもいい曲のオンパレードで初心者は買いである。


EUROPE - Out of This World ★★ (2004-09-07 22:47:00)

オンタイムで聞いた自分にとって、この作品を初めて聞いたときはかなりひきましたね、正直言うと...。アレンジがね、ちょっと....。後追いで聞けば、ある意味前作からの流れは無視できるからいいけど、当時聞いたファンにはちょっとこれはきついなと思った人が少なくないはず。曲は悪くないし個人的には好きだけど、らしさから言えば少し複雑かなというのが、僕の意見です。


FAIR WARNING - 4 (Four) ★★ (2004-09-05 22:59:00)

このバンドの作品の出来は、4枚とも驚異の域にある。特にこの4thは個人的には、1stと肩を並べる名盤中の名盤である。曲の出来や構成も文句は無く、とにかく一度は聞いて頂きたい。分裂してそれぞれバンドを結成し作品を出しているが、出来はやはり本家には及ばない。「マジック」・・・・・がここに存在している。爽快感はあるが、どこか悲しげでもあり同時に勇気も沸いてくるという、何とも言えない不思議な世界が彼らにはあった.......。


SALIVA - Survival of the Sickest ★★ (2004-09-04 00:11:00)

個人的には大好きなバンドである。まさしく今アメリカで流行っているタイプの、アクティブ・ロックである。この加工されたサウンドや出来すぎなサウンド・プロダクションを良しとしない人もいると思うが、昔のポイズンがモダンになればこういうサウンドになるのでは、といったサウンドである。リーダートラックは好きではないが、全体としては前作が気に入った人なら、買って損はないであろう。


LAMB OF GOD - As the Palaces Burn ★★ (2004-09-03 23:59:00)

今アメリカでメタルといえば、こういうサウンドをいうのだろうなあ~といえるサウンドである。これをどう例えて言えばいいのか?悩んでしまうけど、昨年このアルバムはアメリカのメタルチャートで大健闘した。モダンなグルービー・デスラッシュとでも言おうか.....。この手のサウンドの中では確かに1曲1曲はよく出来ているし、オヤッと思うような捨て曲も無い。モダンなHR/HMが好きであればOK!だし、ハードコア系が好きな人にもアピールできる作品である。