突如フランスから現れた大型新人マニガンス。素晴らしい曲が揃った ANGE OU DEMONでも特に耳につくのがこの曲だ。美しいメロディを載せて疾走するというパターンは有りがちだがこの曲は違う。Voは美しいハイトーンを持った素晴らしいシンガーだし、フランソワのギターもスリリングかつ流麗で巧い。ソロも決めフレーズがあり一つのハイライトを生んでいる。勿論歌メロは言う事なし。特にサビの高揚感は凄まじい。フレンチメタルの歴史に残る名曲となるのは確実だろう
GRAND OPUSの方ではハイライトなんて書いてしまったがじっくりこのアルバムを聴いてるとこの曲の方がハイライトに相応しいのではないかと思えてきた。イントロは透明感ある凍てつくようなピアノにバラード調の哀メロが乗る。疾走後も歌メロは素晴らしく特に哀愁たっぷりのクラシカルなサビは聴いてるとだんだん切なくなってる。ラストで移調してからのコーラスにはもう絶句、鳥肌が立ちっぱなしだった。音楽ってこんなに感情を揺さぶるとは…