日本では過去最高の売り上げ、しかし本国アメリカではファンでさえ発売された事実を知らなかったというアルバム。それまでのアルバムで(ヌーノは)やりたいことをやりつくし、これが彼らの最終アルバムになりました。全体的にバンドのライヴ感を重視した作風で、これまでの作品に比べかなり異質な作風になっています。まず曲が異様にダーク。ゲーリーの書く歌詞は非常に宗教的、内向的な歌詞になっています。「NAKED」や「TELL ME SOMETHING KNOW」など、ヌーノのピッキングの細かいニュアンス、豊かな表現力は上手く納められておりギターを知っている人ならヌーノの上手さに改めて驚いたでしょうがそうでない人にとっては退屈そのものだったでしょう。私も最初そうでした。 アップテンポな曲での彼らのグルーヴ感覚は見事でとくにマイクの加入により今後の期待をさせたのですが…。
ガンズもかなりブートが出回りましたが、そのなかでもずば抜けて素晴らしいのがこのCD。全14曲すべてアコースティック・ライヴの音で1~6が1993年のアメリカでのライヴ。これが素晴らしい!音がむおんの凄いクリア(ライヴERAより上)で、演奏もアクセルのヴォーカルも最高で、感動の嵐です!7~14はよく出回っている初期のアコースティックのライヴ音源です。ジャケットの写真もいいし、ピクチャーレーベルだし、これは凄いです!収録曲は、 1DEAD FLOWERS 2YOU AIN'T FIRST 3YOU'RE CRAZY 4 USED TO LOVE HER 5MEDLEY:PATIENCE IMAGINE 6KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR 7ONE IN A MILLION 8USED TO LOVE HER 9PATIENCE 10MR.BROWNSTONE 11MOVE TO THE CITY 12JUMPIN'JACK FLASH 13NOVEMBER RAIN(piano & vocals) 14NOVEMBER RAIN(guitar & vocals) Totai Running Time 76M59S
BON JOVIのバラードについてですが、THIS AIN'T A LOVE SONGまでに登場する女性のモデルは殆どジョンの奥さんなんです。例外的にBED OF ROSESはJOHN自分自身について歌っていますが。だからCRUSH以降のバラードでのJOHNのバラードは、そもそもその位置づけ、というかJOHNの歌に対する感情移入感が違うのは当然のように思われます。 大概のアーティストにもそんなところあるじゃないですか。20年近く活動してて昔と同じような曲ばっかり作る種類のバンドと同じ事が出来るわけないですしね。 若い頃の感性ってやつを今のJOHNに求めることは私はしません。PRINCEとかとは違う種類のアーティストですからね。