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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-200

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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-200
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BLIND GUARDIAN - Imaginations From the Other Side ★★★ (2012-09-29 17:40:08)

毎度おなじみのアンドレアス・マーシャルによるアートワークが最高にファンタジックな5th。音作りからもわかるように初期の荒々しさはやや抑え目になり、その代わりに丁寧に作りこまれた構築美が強く押し出されることで勢いだけでない新たな魅力を提示している。ガツンとくるような即効性こそは前作、前々作に譲るものの、押しと引きのバランスが絶妙な本作も全く引けをとらない傑作です。


BLIND GUARDIAN - Imaginations From the Other Side - Bright Eyes ★★ (2012-09-29 17:48:44)

淡々とした雰囲気がブラガーにしては異色に感じられる。しかしコーラスはいつものように分厚くコッテリというギャップが面白い。


BLIND GUARDIAN - Imaginations From the Other Side - I'm Alive ★★ (2012-09-29 17:44:40)

トーメンのドラミングはまさに怒涛の如し。もはやドラムが曲展開をリードしていくかのようだ。


BLIND GUARDIAN - Imaginations From the Other Side - Imaginations From the Other Side ★★★ (2012-09-29 17:42:54)

計り知れないほど壮大なスケールで描くコーラスはシンガロングを誘うこと間違いなし。煽られる高揚感もハンパじゃない。


BLOTTED SCIENCE - The Machinations of Dementia ★★★ (2014-03-15 23:46:13)

SPASTIC INCなどで知られるロン・ジャーゾンベク(G)によるインスト・バンドの2007年発表の1st。なぜかその4年後の2011年頃に日本盤が地味にリリースされていたりする。古くはWATCHTOWER時代から受け継ぐエクストリームに尖りまくったRUSHのような音楽性はそのままにより現代的なモダンでブルータルな質感が増量し、この上ない刺激の塊となって脳ミソを容赦なく貫く。

全編徹底したバカテク万歳、変拍子の入り乱れるスリル溢れるインタープレイの数々が拝めるインストのオンパレードは圧巻の一言で、それでいて常に予測出来ない流れはとんでもなくハイテンションだが緻密に組み上げられる高度なジャム・セッションのようであり、好奇心をくすぐられる。かなり極端なサウンド傾向なので聴き手を選ぶかもしれないが、テクニックの極地を堪能したいという向きにはオススメ。


BRAINSTORM - Downburst ★★ (2013-02-26 21:21:42)

独逸パワーメタルのベテランによる7th。彼らの敬愛するVICIOUS RUMOURSを思わせる硬派なサウンドは不変で、サシャ・ピートのプロデュースということもあり曲によっては薄らとシンフォニックな味付けがプラスされ、さらに甘くなりすぎない程度にキャッチーさが加わって聴きやすくなった。基本はミドルチューンながらも芯の通ったサウンド、熱いメロディでがっつり盛り上げてくるので意外とだれずに聴かせるところが好印象。


BRAINSTORM - Downburst - End in Sorrow ★★★ (2015-05-09 23:55:08)

男泣きを誘うメロディに熱いものが込み上げてくるパワーバラード曲。薄っすらと覆いかぶさるようなシンフォニックなストリングスが絶妙で、より哀愁度合いを強めていて効果的。


BRAINSTORM - Downburst - Fire Walk With Me ★★★ (2013-02-27 23:10:33)

バッキングはゴリゴリと重低音を唸らせつつ、ヘドバン誘発のグルーヴでパワフルでキャッチーに聴かせる曲。Fire!


BRUCE DICKINSON - The Chemical Wedding ★★★ (2015-09-19 23:08:27)

IRON MAIDENの看板ヴォーカリスト(リリース当時はまだ離脱中だったが)、ブルース・ディッキンソンの5thソロ作。TRIBE OF GYPSIESの実力派メンバーらに加えMAIDENを離脱して放浪中だったエイドリアン・スミスをバックに従え、さながらサバスやカテドラルを思わせるほどにドゥーミィなヘヴィさとどこか神秘的な雰囲気を纏った正統派メタルを展開。破壊力抜群の1や4を始め5や7のような展開の妙技を堪能できるプログレ大曲、サイケデリックな浮遊感と憂いに満ちた10と聴き所は多く、MAIDEN時代とは一味違う魅力が満載。ウィリアム・ブレイクの作品を引用したアートワークや錬金術等をテーマにした歌詞と深みのある世界観も特徴で、それらが楽曲のムードと絶妙にリンクしているのがいい。

ちなみにボートラの11がこれまた素晴らしいアップテンポのメタル・チューンなので買うならば日本盤をオススメしたい。


BRUCE DICKINSON - The Chemical Wedding - Killing Floor ★★ (2015-09-19 23:20:38)

まるで巨大な怪物がのたうつ様なうねりとドロドロと纏わりつくヘヴィリフが強烈なミドル曲。PVもシリアスすぎずどこかコミカルな感じがあって面白い。


BRUCE DICKINSON - The Chemical Wedding - Return of the King ★★★ (2015-09-19 23:16:25)

日本盤ボーナストラックながらも下手すれば本作のキラーチューンにもなり得るほどのポテンシャルを秘めているであろう、飛翔するようなメロディが極上級のカタルシスをもたらすアップテンポ曲。Gソロもその高揚感に拍車をかけるかのような扇情力で迫る。


BRYAN ADAMS - Reckless - Run to You ★★★ (2012-09-06 20:51:03)

ブライアンの掠れたアダルトな歌声が絶妙にマッチした哀愁ロック。


BULLET FOR MY VALENTINE - Scream Aim Fire - Scream Aim Fire ★★★ (2014-10-03 22:23:35)

キレのあるスラッシーなリフワークと疾走感、エモでメロディックな歌メロとつかみは十分な1曲目。駆け回る高速ソロも短めだがスリリングでカッコイイ。


CAMEL - Breathless - Echoes ★★★ (2014-10-03 22:38:14)

イントロでの咽び泣くかのようなGメロディを始め、次々に投下される美メロの洪水にひたすらやられてしまう。名曲。


CAMEL - Breathless - Summer Lightning ★★★ (2015-07-11 21:08:06)

何と言っても中盤~ラストに掛けて炸裂するアンディのGソロが最大の聴き所。実に曲の半分ほどにも渡って弾きまくる長尺ソロだが、エモーショナルの極みともいえるほどの情熱ほどばしるトーンに聞き惚れる。


CAMEL - Breathless - Wing and a Prayer ★★ (2015-10-10 01:18:00)

エレピやサックス等が心地よい癒し空間を作り出す、まったりしたメロディック・フュージョン。温もりのあるVoメロディと共に程よいクールダウン効果をもたらす。


CAMEL - Mirage ★★★ (2015-12-15 21:57:09)

有名な煙草の銘柄によく似たジャケが特徴の2nd。本作は幻想性よりもストレートなロック色が強く現れていて、熱気を帯びたハードなアンサンブルが炸裂する1や4はその筆頭核といえる。以降の作品でも度々登場するフルートをふんだんに使った2や大曲の3や5においてはバンドの最大の魅力である繊細で美しい叙情性を存分に堪能できるので丁度バランスが取れている。曲数は少ないが、一つ一つの楽曲の個性はもちろんメロディや情景作り等を見ても濃密な作りなので決して食い足りない印象を与えない。


CAMEL - Mirage - Earthrise ★★ (2016-01-17 23:40:50)

序盤こそはゆったりした雰囲気だが、テンポを上げてヒートアップする緊迫ムードへと発展。ハードロッキンな躍動感とスリリング極まりないスピーディーさに息を呑む。


CAMEL - Mirage - Freefall ★★★ (2014-10-03 22:31:30)

テクニカルなアンサンブルの上を舞うアンディのGソロは必聴。ゲイリー・ムーアのような情熱に満ちた素晴らしいメロディを聴かせてくれる。


CAMEL - Mirage - Supertwister ★★ (2014-10-03 22:34:34)

素朴なフルートが鳴り響く叙情的なインスト曲。3分ほどの小作ながらもなかなか染み入る。


CAMEL - Moonmadness - Air Born ★★★ (2015-07-15 00:14:28)

牧歌的なフルートに導かれ、ゆったりと物憂げな雰囲気へと誘うイントロだけでもかなりの名曲を予感させる。ハードな展開はないが、とろけそうになるほどのゆるやかでドリーミーな情景描写が見事。


CAMEL - The Snow Goose ★★★ (2015-12-15 22:18:09)

ポール・ギャリコの短編小説「スノー・グース」をモチーフとしたコンセプト作である3rdで、スキャットが入る8を除いて全編がヴォーカルレスのインストで構成される点も含め異色の作品。時折インタールードの役割を果たす小作を挟みつつフルートが奏でる躍動感溢れるメロディによる2の幕開けからラストの16までノン・ストップでゆるやかに進行していき、ハードな展開は控えめだがCAMELの真骨頂ともいえる雄大かつファンタジックな叙情ムードは見事な完成度の高さを誇る。40年ほどの月日が経った今でも魅力が色あせない名盤。


CAMEL - The Snow Goose - Dunkirk ★★ (2015-08-29 18:01:14)

この曲の後半パートは、本作において最も熱気に満ちた瞬間かと。今までの叙情的で牧歌風の暖かな雰囲気から想像つかないほどに異質でハイテンションな展開だが、燃える。


CAMEL - The Snow Goose - Friendship (2015-08-29 17:51:21)

長閑な農村の風景が脳裏に浮かんでくるような、何ともまったりした雰囲気がリラックスを誘う。


CAMEL - The Snow Goose - Migration ★★ (2015-11-29 22:58:16)

インストメインの本作では唯一Vo入り(といっても歌ではなくスキャットだが)の曲。スリリングな7拍子リズムに乗せた透明感のあるハーモニーが淀みなく決まっていて美しい。


CAMEL - The Snow Goose - Rhayader ★★★ (2015-08-29 17:49:53)

フルートが奏でる躍動感に満ちたメインメロディが忘れられない名曲。バックで流れるピアノの繊細な響きにも注目。


CAMEL - The Snow Goose - The Snow Goose ★★ (2015-08-29 17:55:43)

程よく肩の力が抜けたようなゆったり空間だが、アンディの奏でる哀愁のGメロがやはり絶品。ふんわり包み込むようなオルガンの音色に温もりがあって心地よい。


CAMOUFLAGE - Voices & Images - The Great Commandment ★★★ (2017-06-10 03:07:05)

80年代中期のDEPECHE MODEが好きな人におすすめ。ほんのりゴスな哀愁メロ満載の王道エレポップナンバー。


CARCASS - Heartwork - Heartwork ★★★ (2012-09-06 20:18:30)

容赦なく畳み掛けてくるようなリフ、地を這うような野卑なグロウル、絶品のメロディを奏でるアモット兄のG。今聴いても刺激的なメロデスの名曲。


CARCASS - Heartwork - This Mortal Coil ★★★ (2012-11-02 00:05:11)

この曲の聴き所というか肝はGリフ。最初から最後まで耳を捉えるほどの魅力に満ちた名リフだと思う。


CARCASS - Reek of Putrefaction - Regurgitation of Giblets ★★★ (2012-08-15 20:50:33)

初めて聴いたCARCASSはまさにこの曲で、当初はあまりのアレに閉口でしたw。グチャグチャに潰れた凄まじい音の雪崩れ込む様は邦題通り「内臓大爆発」。


CARCASS - Swansong - R**k the Vote ★★★ (2012-09-06 20:26:43)

デスVo以外今までの面影は殆どないが、ソリッドなDsやキャッチーなリフなどハードロックのカッコよさがストレートに突き刺さってくる。Gソロがグレイト。


CARCASS - Swansong - Tomorrow Belongs to Nobody ★★ (2012-09-06 20:28:27)

ずっしりと重く図太いシュレッドリフがカッコいい。


CARCASS - Symphonies of Sickness - Reek of Putrefaction ★★★ (2012-09-06 20:22:50)

病んでいるような不穏さと吐き気を催すグロさ全開の下水道Voがもう強烈すぎて・・・。初期CARCASSといえばこの曲でしょう。


CATAMENIA - Location:COLD - Expect No Mercy ★★★ (2014-08-07 23:08:55)

寒々しいブリザードが吹き付けるかのごとき壮絶なメロブラ疾走ナンバー。リフもカッコよくこれが一番のお気に入り。


CATAMENIA - Location:COLD - Tribe of Eternity ★★★ (2014-08-13 21:50:55)

超高速刻みのリフと怒涛のブラストの嵐で攻め、シンガロング誘発のやたら男臭いコーラスというメロブラとヴァイキングがドッキングしたような仕上がりがなかなか美味。さりげなくGフレーズもクサくてたまらない。


CHARON - Downhearted ★★★ (2013-11-11 20:36:57)

3rd。前作から基本的に大きな変化はないが、前作における課題だった刺々しさを抑え目にしてより甘くロマンティックな耽美性を高め、微妙に力みというか荒さが見受けられたJ.P.レパルオトのVoに滑らかな艶が増したことで純粋に質が向上。SENTENCED由来の悲壮感とタフな男らしさとHIMのようなグラマラスな色気といった上記2バンドの折衷的な趣が前作以上の完成度で具現化されている。

沈み込むほど鬱ではなくほんのりと倦怠を誘うような空気をまとうフィンランド産ならではの哀愁ノリノリ・ゴシックを展開し、ミドル~スローとアップテンポの曲を交互にはさむ構成が何ともシンプルだがその分淀みがなくテンポ良く進む。大半の曲で用いられるJ.Pのマイルドなディープヴォイスともの悲しげな女性Voがハーモナイズするコーラスワークもセンスのよさが光っていて耳を惹くポイントになっている。


CHARON - Downhearted - Bitter Joy ★★★ (2014-02-17 02:11:19)

いきなり落ち着いたスローナンバーの幕開けだが、薄暗く包まれる気だるさとしっとりと濡らすJ.Pのムーディな色気ヴォイスに心をガッチリつかまれる。


CHARON - Downhearted - Craving ★★ (2014-02-17 02:15:37)

どこか虚しく漂う悲しみを感傷的に綴るコーラスがグッド。女性Voのハモりもかなり効果的。


CHARON - Downhearted - Desire You ★★ (2014-12-18 23:50:42)

1曲目に似たタイプの薄暗い叙情性が支配するミドルナンバー。解き放たれるように炸裂するエモーショナルなコーラスの哀感にグッと来る。


CHARON - Downhearted - Little Angel ★★★ (2014-02-17 02:26:46)

冒頭のセクシーな囁きに思わずどきっとさせられる、メランコリックでキャッチーなドライヴ感が何とも心地よいキラー曲。


CHARON - Songs for the Sinners ★★★ (2014-02-20 00:34:08)

5th。初の日本盤も出た本作だが、前作の荒さとその前の耽美なロマンティシズムに加えてチェロやハモンドの導入による渋くコクのある叙情性をブレンドし、まさにバンドの集大成ともいえる最高傑作に仕上がった(だが同時に最終作となってしまったのが悔やまれる・・・)。今回はミドル~スローメインでスピード曲控えめという感じだが、とにかくメロディの充実振りがモノを言わせており全く退屈することがない。

男のセクシーさに惚れ惚れするJ.PのVo、派手に弾きまくるパシのGワークはいうまでもなく重厚な音作りによる楽曲はもはや大物の風格すら感じさせるほど。日本盤はさらにボートラ3曲入り(いずれもシングルからの未収録ナンバー)でお得。


CHARON - Songs for the Sinners - Bullet ★★★ (2014-03-08 22:23:31)

チェロのしわがれた響きが優雅で格調高い雰囲気をより引き立てるミドルナンバー。この上なく渋い味わいがリピートを誘う。


CHARON - Songs for the Sinners - Colder ★★★ (2014-03-08 22:33:33)

女性コーラスがふんだんに使用される冒頭が印象的なOPナンバー。重厚なサウンドと共に繰り出す耽美的でありながらも芳醇な気品に満ちた叙情メロディと、明らかに格段の成長が見て取れる。


CHARON - Songs for the Sinners - Deep Water ★★ (2015-10-23 23:25:58)

やや落ち着いたミドルテンポ曲だが、SENTENCED系譜の北欧メランコリーが息づくGのフレージングに惹かれる。


CHARON - Songs for the Sinners - Rain ★★★ (2014-02-17 01:49:34)

このアルバムでは数少ないアップテンポ曲の一つ。コーラスにおけるJ.Pの情熱的な歌いまわしから滲む男前ぶりも惚れ惚れするほどのカッコよさで、人気のある7曲目に劣らない。


CHARON - Songs for the Sinners - Ride on Tears ★★★ (2014-12-18 23:46:20)

このアルバムにおけるキラーチューンのひとつ。爆発力のあるコーラスのカッコよさは随一。


CHARON - The Dying Daylights ★★ (2014-02-20 00:19:41)

4th。SENTENCED直系のメランコリック・ゴシックメタルを展開するのは以前と同様だがよりサウンドが荒くヘヴィになり、1や5などは前作には足りなかったアグレッシヴな勢いを感じさせていてグッド。その分ロマンティックな倦怠・叙情性が後退しているのでやや痛し痒しなところではあるが、印象的なGソロの増加やJ.PのVoのさらなる成長と聴かせどころは以前よりも多い。


CHARON - The Dying Daylights - Failed ★★★ (2014-02-17 01:56:19)

ガツンと強力な疾走感とシンプルながらも勢いのあるリフが秀逸で、OPとしてのツカミは文句なしのレベル。


CHARON - The Dying Daylights - Religious/Delicious ★★ (2014-02-17 02:02:27)

退廃メロが程よいテンポでドライヴする、十八番のノリノリ・メランコリックナンバー。マルコ・ヒエタラがゲスト参加しており、出番はほんの一部分ながらも強烈にアピールする彼の存在感はさすが。


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll ★★★ (2012-12-06 20:55:56)

4th。今作で初期のネオクラシカル路線との決別を果たしたがそれを補うべきヘヴィネスや時にシンガロングさえも誘うようなキャッチーさといった要素の充実振りは最高で、さらに言えばカヴァーも含め全ての曲が粒揃いで文句なしの高水準。これ以降はよりヘヴィな音楽性への志向を強めるが、総合的な出来ではやはりこのアルバムが一番でしょう。2000年代を代表する名盤です。


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll - Chokehold (Cocked 'n' Loaded) ★★★ (2012-11-10 23:41:39)

メカニカルなリフ刻みがテクニカルスラッシュ風でクール。Gに負けないメロディアスな流麗さで魅せるKeyソロもお見事。


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll - Needled 24/7 ★★★ (2012-11-10 23:34:00)

聴き手をねじ伏せるような勢いと逞しいヘヴィネス、そして一度聴いたら頭から容易に離れられないキャッチーさが一体化した強力キラーチューン。アドレナリン大放出必至のスリリング極まるソロバトルも最高!


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll - You're Better Off Dead ★★ (2012-12-06 19:34:52)

どストレートにFuck You!って決めるところも痛快なヘヴィ・スピードチューン。合唱を誘うようなコーラスがいい。


CHILDREN OF BODOM - Hatebreeder ★★★ (2013-02-15 22:33:06)

よりモダンでコアな現在とは違う、欧州ネオクラサウンドで彩られた初期チルボドの代表作である2nd。アレキシのやや甲高めにギャウギャウ喚くようなVoは今と比べて若干迫力不足かもしれないが、それがかえって聴きやすい印象を与える。前作よりもさらにパワーアップしたGとKeyが鬩ぎあうソロバトルはエキサイティングなことこの上なく、さらに全編ネオクラなメロディ満載というところも悶絶を誘うポイント。後のHate Crew~と双璧をなす名盤です。


CHILDREN OF BODOM - Hatebreeder - Bed of Razors ★★★ (2013-02-15 22:44:37)

薄らと冷気の漂う雰囲気がいかにも北欧らしい感じでグッド。キャッチーに聴かせるGメロディに己の耳が集中。


CHILDREN OF BODOM - Hatebreeder - Hatebreeder ★★★ (2013-02-15 22:36:32)

ゴリゴリ刻むGリフやばしばし叩きつけるようなDsが実にブルータルだが、これでもかというくらい絡んでくるクラシカルなフレーズがメロディアス。これまた素晴らしいソロで締めくくるアウトロまでもが極上。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate ★★★ (2009-07-29 22:22:00)

ノルウェーのプログレッシヴ・メタル期待の新星による日本デビューとなる2ndです。7弦使用のGリフに顕著なヘヴィネスとテクニカルなサウンドはDTの「Awake」を彷彿させるものだが、マイルドな音作りからも伺える北欧らしい透明感を湛えた時にハードポップ的な瑞々しさやマイケル・エリクセンのクセのない美声が聴きやすさを与え、メロディの良さが際立つ作りにこだわった楽曲はどれもが素晴らしい。インスト曲でも一人よがりな印象を与えないのはそうした意識が行き届いているからだと思います。これは文句なしの傑作でしょう。
次回作にも期待大!


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - A Darkened Mind ★★★ (2012-09-17 20:40:52)

メロディックなパワーメタルの躍動感に満ちた曲。物語の始まりを思わせる導入部の演出や起承転結のはっきりしたのある流れ、そしてメロディを明確に捉えたコンポージングから新人離れしたセンスが感じられます。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - Abyss ★★★ (2009-08-11 22:42:23)

豪快なフィルインから性急なテンポでスリリングに攻め立てるアグレッシヴチューン。アコギを交えたファンシーな浮遊感のあるブリッジから儚く切ないメロディとともに急降下していくコーラスの流れがたまらなくツボ。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - Arrival of Love ★★★ (2009-07-28 21:55:57)

まるで全盛期のTNTかと錯覚してしまいそうなハード・ポップな爽快感がたまらない、ほんのり切なさを湛えたメロディが飛翔する必殺チューン。滑らかなGソロもこの上なくメロディアス。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - From Childhood's Hour... ★★ (2009-08-08 22:03:06)

アルバム後半ということで存在が埋もれがちだが、優しく包み込むようなメロディは癒し効果抜群。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - Mouth of Madness ★★★ (2009-08-11 22:37:11)

Gソロの名演振りが素晴らしい。
12分という長さを感じさせずに聴かせるところはさすがの一言ですね。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - Sane No More ★★ (2009-07-29 22:29:04)

いかにもプログレ・バンドらしいテクニカルさを押し出しつつも、
ちゃんとメロディを意識した作りがいいですね。
マッツ・ハウゲンのGワークのぶっ飛び振りが凄い。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - Ultimate Sacrifice ★★ (2012-09-17 20:42:16)

本編を締めくくる9分台のアップテンポ・チューン。前半こそはメタルらしいアグレッシヴさを伴う緊迫感が支配的だが、後半からは一転してストリングス主体のシンフォニック・サウンドが現れ、フィナーレに向かって盛り上げていく様に圧倒される。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - Wither ★★★ (2009-07-28 21:08:21)

イントロのへヴィなリフにちょっと驚くが、メロディアスなサビで確実にやられます。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - Zero ★★★ (2009-08-08 22:05:33)

マッツ・ハウゲンによる渾身の泣きまくりGソロに問答無用でグッと来ます。


CIRCUS MAXIMUS - Nine ★★ (2012-12-13 20:32:53)

2007年の傑作「Isolate」から5年の時を経てようやくリリースされた3rd。前作・前々作とは異なるやや時代の流れを組んだモダンでスタイリッシュな洗練さえも感じさせる今時のプログレ・ハードとなり、前作で見られた80年代北欧ハードポップの空気は大幅に後退している。歌メロもやや翳りのあるダークなトーンが強く、そのせいかマイケルの歌声も以前のような瑞々しさは控えめになり、低めのトーンで感傷的に歌い上げるように感じられる。歌よりもヘヴィネスやリズムが主軸となる場面も多く、3や4などはまさにその筆頭格。

始め聴いた時はDTへの接近の強いアプローチにやや落胆の色を隠しきれなかったが、よりエモーショナルに紡ぐGを始め深みのあるメロディアレンジに惹かれた。即効性はあまり感じられないが、聴けば聴くほど味わいが増すスルメ盤。


CIRCUS MAXIMUS - Nine - Burn After Reading ★★ (2012-12-16 01:18:09)

メロウな浮遊感から一転迫り来るような緊張感を剥きだす激しいインストパートでおおっと仰け反る大作チューン。「Octavarium」や最新作「A Dramatic~」のドリーム・シアターを彷彿させるようだ。


CIRCUS MAXIMUS - Nine - I Am ★★★ (2012-12-21 23:41:50)

これがおそらく一番前作のスタイルに近いと思われる、適度にヘヴィなメロディアスHRチューン。アップテンポで元気良く進む展開とKeyを始め広がりのあるメロディアレンジで心地よく聴かせる。


CIRCUS MAXIMUS - Nine - Namaste (2012-12-13 20:39:58)

ボトムの引き締まった硬質でシャープな音作りのヘヴィネスが骨格を支えるミドルチューン。妖しく浮遊するメロディさえもかき消しかねないほどにヘヴィなうねりが目立つが、Gソロでは一転メロウな開放感を見せる。


CIRCUS MAXIMUS - Nine - Reach Within ★★ (2012-12-21 23:45:17)

どこか落ち着いた雰囲気がレイドバックした印象さえ与えるメロウなミドルチューン。あまり自己主張せずにあくまで裏方に徹するGの渋さが良い感じ。


CIRCUS MAXIMUS - Nine - The One ★★ (2012-12-13 20:41:58)

ラウドなヘヴィネスの中で躍動する不思議なポップさを湛えたキャッチーなメロディが閃く。時代性を感じさせるアレンジが冴える。


CIRCUS MAXIMUS - The 1st Chapter ★★ (2009-07-28 21:48:00)

2ndがとても気に入ったのでこちらも後追いで聴いてみましたが、なかなか良いです。
こちらのほうがプログレ色が濃い印象ですが、歌メロのせいか聴きやすいという感じは相変わらずですし、聴き応えが十分あります。
欲を言うならば、もう少しコンパクトな曲があってもいいかなと思いました。


CIRCUS MAXIMUS - The 1st Chapter - Alive ★★★ (2012-10-05 23:21:57)

美しく優雅さを感じさせるメロディは絶品。メロウな味わいのGソロも美味しい。


CIRCUS MAXIMUS - The 1st Chapter - Biosfear ★★ (2012-07-27 16:44:40)

流麗なメロディ、ヘヴィなグルーヴ、変拍子も交えたトリッキーなフレーズが入り乱れる様がまるで曲芸のような雰囲気を感じさせるテクニカル・インスト。


CIRCUS MAXIMUS - The 1st Chapter - Silence From Angels Above (2009-08-08 22:18:32)

淡々としたムードのバラード。
悪くないけど何だかあっさりしすぎている気がする。
2ndのボートラとして収録されているリメイクバージョンの方を
お勧めします。


CIRCUS MAXIMUS - The 1st Chapter - Sin ★★ (2012-10-05 23:20:19)

ヘヴィで攻撃的なリフを中心に切り込み、中近東風のフレージングも混じるイントロが重く鋭さ満点。コーラスのメロディがやや地味なのが惜しいが1曲目としてはまずまずの掴み。


CIRCUS MAXIMUS - The 1st Chapter - The 1st Chapter ★★ (2009-08-08 22:14:48)

19分もの長さを聴かせるタイトルトラック。
泣きのGソロやスリリングな演奏パート、バラード・パートと聴かせどころ満載ですが、無駄な部分もありどうしても長いなあと感じさせる点が惜しいです。


CIRCUS MAXIMUS - The 1st Chapter - Why Am I Here ★★ (2012-10-05 23:24:05)

テクニカルなリフと変拍子を絡めて突き進むプログレッシヴ・ナンバー。骨格を支える歌メロディは爽快で気持ちいい。


CRYPTOPSY - And Then You'll Beg - Shroud ★★ (2013-05-11 22:38:08)

超高速Gソロがとにかくメロディアス!たまらんものがある。


CRYPTOPSY - And Then You'll Beg - We Bleed ★★★ (2013-05-11 22:34:01)

緩急自在に操る常に予測不可能の展開にひたすら翻弄されるのみ。これぞ変態テクデスの名曲。


DARE - Beneath the Shining Water - Sea of Roses ★★★ (2012-08-15 21:02:33)

雄大かつドラマティック。これでもかというくらい染み入る哀愁メロディは最高級の癒しと共に泣かせてくれます。


DARE - Calm Before the Storm ★★★ (2013-06-24 22:40:32)

3rd。前作ではハードロック寄りに舵を切ったがメンバーチェンジと共に1stの路線へ軌道修正し、あたかもアイルランドの情景が脳裏に浮かぶような独特の哀愁をたっぷり湛えた極上のAORを展開。ダーレンの甘くハスキーなウィスパーボイスでしっとり歌い上げるメロディの素晴らしさは言うまでもないが前任者のヴィニーに代わるアンディ・ムーアのGワークもポイントで、紡ぎ出す情熱的なフレーズがじわりと沁みる。全曲落ち着いたミドル~バラード調で統一されているので癒しの一時に浸れる。10はTHIN LIZZYの名曲のカバーでこれがオリジナル以上に泣いていてまた素敵。名盤です。


DARK LUNACY - Devoid ★★★ (2014-03-12 19:49:19)

イタリアはパルマ出身の叙情派メロデスバンドの1st。アレンジ面での完成度としては2ndにはやや及ばずともベーシックなメロデスに生の弦楽四重奏を大胆にフィーチャーという独特のサウンドはこの時点で健在で、若干軽さがあるものの録音状況も概ね良好。核を担うメロデス面もぬかり無しで安定感抜群なのだが、何といってもこの鬱ゴシックなムードや弦楽隊が鳴らすどこまでも暗く悲しすぎる慟哭メロが格別に素晴らしい。本場である北欧のそれとはまた異なる翳りを感じさせていてたまらない。


DARK LUNACY - Devoid - Dolls ★★★ (2012-12-10 20:23:47)

イントロの耽美的な響きを湛えたヴァイオリンのフレーズだけでも身震い必至。ちなみに2ndのボートラとしても収録されています。


DARK LUNACY - Devoid - Forlorn ★★★ (2014-03-12 19:32:29)

ミドルテンポ主体の曲だが随所に有名なロシア民謡「ポーリシュカ・ポーレ」を引用しており、それがとことん暗く陰鬱なムードを加速させる。


DARK LUNACY - Forget Me Not ★★★ (2012-12-11 23:12:17)

さらに化けた2nd。弦楽器を大々的にフィーチャーしたクラシカルな気品を感じさせる独特のサウンドは前作と同様で、尺度の長さからも伺えるように濃ゆいドラマ性や深みを一層増した楽曲で魅せる。とにかくヴァイオリンの奏でる哀しい旋律の殺傷力が凄まじく、DARK LUNACYならではの醜と美の融合を果たしている。ゴシック風の陰鬱で厭世的な世界観は最近のDARK TRANQUILLITYやETERNAL TEARS OF SORROWあたりが好きならばハマること請け合い。メロデスファンならば必携の一枚です。


DARK LUNACY - Forget Me Not - Defaced ★★ (2012-12-11 23:23:14)

G以上に際立つヴァイオリンの浮遊するようなメロディが哀しくも美しい。初期ダートラに弦楽器をフィーチャーしたような雰囲気。


DARK LUNACY - Forget Me Not - Die to Reborn ★★★ (2013-02-13 19:23:08)

血の涙を流せといわんばかりの嘆きに満ちたメロデスチューンで、泣きまくるGや絡みつくヴァイオリンの畳み掛けが反則。慟哭のピアノが彩る静寂パートの何と哀しいことか。


DARK LUNACY - Forget Me Not - Fiamm ★★ (2013-02-13 18:46:07)

聴いているだけで胸が張り裂けそうなほどの悲壮感ダダ漏れの長尺ナンバー。静かにフェードアウトしていく最後までどっぷりと浸れる。


DARK LUNACY - Forget Me Not - Forget-Me-Not ★★★ (2013-02-13 17:48:51)

ソリッドな疾走感で突き進みつつ朗々としたクリーンVoの歌唱を始め中盤以降の弦楽ソロで絶妙な緩急をつけ、最後はピアノを交えたスローテンポで哀感たっぷりに幕を引いていく。様々な表情を見せる展開はまるで1つの演劇のよう。


DARK LUNACY - Forget Me Not - Fragile Caress ★★★ (2012-12-11 23:29:11)

性急なスピード感に絡む女性Voやヴァイオリンは勿論のことだが、ドラマティックな緩急のつけ方も悶絶モノ。抒情メロディック・デス好きにはたまらない。


DARK LUNACY - Forget Me Not - Lunacyrcus ★★★ (2012-12-11 23:19:56)

悲劇的なメロディと共に禍々しい邪悪さの渦巻く展開で否応無しに引きずり込まれるOPチューン。バンドサウンドが一端鳴りを潜める一時の静けさが全体を覆う不穏な翳りを一層際立たせる。


DARK LUNACY - Forget Me Not - Serenity ★★★ (2012-12-11 23:40:28)

イタリア産らしい(?)プログレ風の味付けが美味しい激泣きドラマティック・チューン。静から動への流れと目まぐるしい展開と濃ゆい要素でお腹がいっぱいになります。


DARK LUNACY - Forget Me Not - Through the Non-Time ★★ (2012-12-11 23:34:49)

比較的ソリッドに纏まったシンプルなメロデスチューン。バックでよどみなく流れるような哀愁メロ、合いの手の掛け声が印象的。


DARK LUNACY - The Diarist ★★★ (2013-07-01 21:49:22)

3rd。前作まで大活躍した弦楽クァルテットが不参加という評判を聞いて多少の心配があったものの、いざ聴いてみればそれが杞憂にすぎないと思わせるほどに素晴らしい出来だ。確かにあの弦楽隊が奏でる妖艶な旋律こそは鳴りを潜めたが、何と言っても全体的に演奏がグレードアップしたことが大きい。よりヘヴィなエッジの利いた音圧による叙情リフ刻みやツインリードのハーモニー、時にピアノや女性Voを駆使した悲壮感に満ち満ちたアレンジは本場の北欧メロデス勢も顔負けなくらいの表現力が光る。前作と同様に傑作!


DARK LUNACY - The Diarist - On Memory's White Sleigh ★★★ (2013-07-01 21:57:12)

中盤からの展開はあまりに美しく、血の涙を流せと言わんばかりの悲壮感に打ちひしがれるのみ。これぞ極上のメロデス。


DARK LUNACY - The Diarist - Snowdrifts ★★★ (2013-07-01 21:52:34)

まさに慟哭のゴシック・メロデス。バックで流れる哀しみのピアノ、そして女性ボーカルの儚い歌声が胸を掻き毟る。


DARK TRANQUILLITY - Character ★★ (2009-09-05 22:17:00)

7th。のっけから強烈な1を聴けば判るとおり今作は前作以上にブルータルな疾走感とメロディのキレが増し、さらにプログレッシヴな展開美も加わることで初期の傑作「The Gallery」の頃を思わせるような作風に。もちろん単なる焼き直しなどではなく、ややフューチャリスティックな音色で儚く美しいメロディを奏でるシンセワークが絡むことでバンドの現在と過去を掛け合わせたような趣を感じさせるテイストに仕上がっている。

しかしどうしても攻撃性重視になっているせいか中盤以降になるとやや食傷気味になるところがある。勢いがあるに越したことはないのだが、個人的には4のようなニューウェーヴ風の退廃テイストをもう少しアクセントとして取り入れてほしかったかな。トータルの完成度に関しては路線を引き継ぎつつ絶妙なバランスに仕上がった次回作に譲るものの、ガツンとくるインパクトや体感的なアグレッションについては今作の方が上。