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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1101-1200

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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1101-1200
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NEVERMORE - This Godless Endeavor - The Psalm of Lydia ★★★ (2012-11-02 19:13:57)

前作譲りのダークなうねりとプログレッシヴなアレンジのミドルチューンで、中盤からはジェフとスティーヴのテクニカルGコンビによるGソロ合戦開始。呆気に取られてしまうほどにアツいバトルぶりに興奮。


NEVERMORE - This Godless Endeavor - This Godless Endeavor ★★★ (2013-02-15 23:01:35)

メロウな哀感からダークな混沌を操る9分間の大作チューン。吹っ切れたように暴れる5分以降からの驚異的なまでにテクニカルなインスト陣の活躍にぶっ飛ぶ。Gに関してはもはや言うまでもない!


NIGHTRAGE - Descent Into Chaos ★★★ (2013-05-16 22:05:44)

参加メンツもなかなか豪華なギリシャ発メロデスバンドによる2nd。音の感触はモダンだがまさに古きよきイェーテボリ・スタイルど真ん中のそれで、スピーディでザックザクに攻める凶暴なファストチューンからポップとさえ表現できそうなほどにキャッチー度高のミドルまで旨みを縮した楽曲群のどれもがメロデスファンのツボを押さえた出来でグッド。現代的な厚みとクリアさに富んだ音作りも上質。ガスGの華麗なGワークもさることながらその話題性だけとは言わせないほどに充実した、純粋に楽曲そのものの高品質さが好印象を与える好盤。


NIGHTRAGE - Descent Into Chaos - Frozen ★★★ (2013-05-16 22:11:27)

このアルバム随一のキャッチーさがたまらないイン・フレイムスばりのメロディック・ミドルチューン。ダートラのミカエルによるクリーンボイスが意外と曲調に合っていて驚き。ガスGの個性が生かされた派手なGワークも聴きどころ。


NIGHTWISH - Once - Dark Chest of Wonders ★★★ (2012-11-04 23:44:42)

分厚く荘厳なオーケストレーションとヘヴィ・メタリックなバンドサウンドの一体感に圧倒されるOPチューン。美しいですね。


NIGHTWISH - Once - Dead Gardens ★★ (2012-11-04 23:52:31)

シンフォアレンジは控えめに硬質なリフで徹頭徹尾メタリックに迫るシンプルなアップテンポチューン。Voラインはそれとは対極をなすかのように優雅で美しく、耳を捉える。


NIGHTWISH - Once - The Siren ★★ (2012-11-04 23:38:18)

シタールの音や浮遊するようなコーラスが妖艶な雰囲気を彩る。深くダークな世界観にぐいっと引き込まれそうです。


NIGHTWISH - Once - Wish I Had an Angel ★★★ (2012-11-04 23:48:21)

ユーロビートを思わせる打ち込みのダンサブルなリズムを取り入れながらも彼ららしさを貫く。マルコとターヤのツインVoが織り成す「美女と野獣」の如き見事なコントラストを描くコーラスは劇的極まるカタルシス。


NILE - Annihilation of the Wicked - Cast Down the Heretic ★★★ (2012-11-09 23:47:43)

しっかりメロディを意識するソロや体をズタズタに切り刻むようなGリフが強力。だがそれ以上に存在感を放つえげつない手数足数で叩き出すジョージのDsはもはや化け物の域。


NILE - In Their Darkened Shrines - Execration Text ★★★ (2012-10-30 23:07:28)

いかにもエジプトっぽい音階の高速リフや地獄の底から這い出てきたかのようなグロウル、尋常ならざる手数を誇る怒涛のブラストといった、短い尺度を上回る圧倒的な密度のブルータルさに脳天を貫かれます。PVもカッコいい!


NILE - In Their Darkened Shrines - I Whisper in the Ear of the Dead ★★ (2012-10-30 23:41:21)

厳粛なムードの中、耳元で押し殺すように囁きかけるかのような呪詛デスVoはこの上ない恐怖感を煽る。こういう雰囲気よりの曲における世界観の表現が見事ですね。


NILE - In Their Darkened Shrines - The Blessed Dead ★★★ (2012-10-30 23:14:34)

得体の知れないNILE流の邪悪なブルデスワールドへの入り口。トリプルVo体制による極悪デスVoや荒れ狂うようなドラムの凄まじさで早速言葉を失います。


NOCTURNAL RITES - Afterlife ★★ (2013-02-27 23:22:13)

Voチェンジ第一弾の4th。新加入のジョニー・リンドクヴィストのVoはトミー・ハート(FAIR WARNING)をよりストロングにしたような感じで、パッショネイトな熱唱は前任者よりも魅了的だ。前作まで聴かれたクラシカルなクサメロは姿を消しマシーナリーでダークなリフが支配的な作風へと変化したが、ジョニーのVoは本作の正統派的なイメージに非常にマッチしていてグッド。しかし前作であれほど活躍していたノーベリのGソロまでもが控えめになってしまったのは大いに不満で、楽曲がいいだけにそこが惜しいポイント。


NOCTURNAL RITES - Afterlife - Afterlife ★★★ (2013-02-27 23:27:43)

一発目から熱い疾走曲でツカミはばっちり。ただこのGソロにおける変なエフェクトはちょっと疑問符だが・・・。


NOCTURNAL RITES - Afterlife - Hell and Back ★★★ (2015-05-16 23:34:14)

ジョニーのVoといいサウンドの質感といい違う点もあるが、比較的前作に近い哀愁メロディライン。個人的にはタイトルトラックと同じくらいに好きな曲。


NOCTURNAL RITES - Afterlife - Wake Up Dead ★★ (2015-05-16 23:26:45)

重くモダンな質感のGリフがズンズン響くヘヴィ・疾走ナンバー。コーラスは意外なほどにキャッチーに決めてくる。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion ★★★ (2012-08-27 21:53:48)

2005年リリースの7th。これまでとは意表をつくようなどっしりとしたミッドテンポの曲による幕開けでぐいぐい引き込まれ、正統派メタリックな2、ノクタらしい哀メロが決まるキラーチューンの3という流れだけで本作の充実ぶりが窺い知れる。疾走曲は姿を消してミッドテンポの曲が中心となっているが、どの曲もジョニーの胸を焦がすような熱唱やノーベリのテクニカルなGワークが素晴らしい聞かせどころを作り出し、さらに多数のゲスト参加も相まってだれることはない。前作で妙に気になっていた音作りもしっかりと重厚で奥行きのあるサウンドになって改善されている。日本盤ボートラもやや作風は違えども本編から外すには勿体無い佳作ぞろいなのでおすすめ。

前作、前々作と立て続けて期待を裏切ることなく高水準&充実をキープしたメロディックメタルの好盤。ただレビュー欄が妙に荒れているのが何とも残念なところだが・・・。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion - Cuts Like a Knife ★★ (2012-09-12 20:57:15)

ダークで禍々しい雰囲気漂うヘヴィなミドルチューン。邪悪なデスVoやイェンス・ヨハンソンのKeyなどといったゲスト陣の参戦がさらに盛り上げます。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion - End of Our Rope ★★★ (2013-03-19 00:10:08)

情念に満ちたメロディを乗せて重厚なサウンドと荘厳なKeyの装飾でドラマティックに迫る。まさに現代にアップデートした北欧メタルのような趣ですね。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion - Fade Away ★★ (2015-10-28 22:15:03)

ボーナストラックのひとつで、コーラス裏でさりげなく入るストリングスが隠し味ともいえそうな重厚ミドルテンポ曲。テクニカルでトリッキーなソロもいい感じだが、もう少し前に出てきてもいい気がする。

ちなみにイントロのアレはゲスト参加しているアンダース・ヨハンソンが便器やらスプレー缶、自身の○○○などを使って鳴らしたパーカッションだそうな。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion - Fools Never Die ★★★ (2012-09-12 20:43:50)

こうしたミッドテンポの幕開けに賛否が分かれるかもしれないが、個人的にはアリ。重厚なヘヴィネスに北欧らしいKeyの味付け、堂々たる存在感のVoと1曲目から心を鷲掴みにされる。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion - Never Ending ★★ (2015-10-28 21:51:50)

ズンズンと重低音の利いたギター刻みが気持ちいい、3連符系アップテンポ曲。一際ヘヴィさを増すソロセクションがなかなかスリリング。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion - Never Trust ★★★ (2016-01-01 23:41:39)

ミドル時々疾走といった感じの正統派メタルナンバー。ちょっとドスを利かせた「Never trust a stranger!」の歌い回しが超カッコいい。JUDAS PRIESTっぽいGソロのスピーディな展開もスリリング。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion - Our Wasted Days ★★ (2012-11-08 22:04:36)

テクニカルで派手に弾きまくるGソロで熱くなる。いわゆる疾走曲とは違うが、パワーメタルらしい勢いとメロディで聴かせる曲。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion - Still Alive ★★★ (2012-09-12 20:54:01)

ノクタらしい哀愁メロが胸を焦がす、劇的な盛り上がりを見せる問答無用の必殺チューン。緊迫感を醸すGリフの重低音の刻みもカッコいい。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion - UNDER THE ICE ★★ (2015-10-28 21:58:39)

日本盤のボートラで、Afterlifeの頃を思わせる若干デジタル色を塗した硬質でヘヴィなサウンドで疾走するスピードナンバー。アルバム本編とは毛色が違うので外れたのも納得だが、お蔵入りにするには勿体無い仕上がり。


NOCTURNAL RITES - New World Messiah ★★ (2013-01-07 21:25:28)

6th。前作で硬派な正統派メタル路線を極めたが今作では初期のようなメロパワ度合いをやや強め、ノクタならではの泣きメロディが冴え渡る哀愁パワーメタル作に仕上がっている。3といった強力なキラーチューンの存在も見逃せないが2、4、5なども勢いに頼らないアレンジが秀逸。ボートラも含めメロの充実度では前作を凌ぐ勢いだ。だが特別に悪いというわけではないが、全体的に乾いた感触で奥行きに欠ける音作りが難ありで前作を聴いた後だと余計に惜しいと感じる。


NOCTURNAL RITES - New World Messiah - Avalon ★★★ (2013-01-07 21:31:15)

思わず「ラーイズ、アーヴァローン!」と歌いたくなるほどの高揚感を煽る哀愁メロと疾走感がたまらない本作屈指のキラーチューン。しかし曲は文句なしに良いのにPVが・・・ww。


NOCTURNAL RITES - New World Messiah - Awakening ★★★ (2014-11-23 22:18:22)

軽快に走るギャロップビートによる前のめりな疾走感で攻め、テンポダウンして劇的なメロディで盛り上げてくる展開に熱いものが込み上げてくる。妙なエフェクトをかけたGソロがイマイチパッとしないのが難点だが、それすら帳消しにするほどの哀愁メロと高揚感はさすがの一言。


NOCTURNAL RITES - New World Messiah - Egyptica ★★ (2013-01-07 21:39:38)

タイトルからも窺い知れるようなアラビアンな雰囲気が特徴的。ただスローなだけでなく途中でテンポアップして熱気を帯びる展開を設けたりとダイナミズムを忘れないところがいい。


NOCTURNAL RITES - New World Messiah - New World Messiah ★★ (2015-10-25 00:45:54)

アルバムの幕開けを飾る劇的なタイトルトラック。一部Gの歪みが若干割れ気味なのと折角のスケール感がスポイルされている音質が気になるも、胸を焦がす哀愁メロは外すことなくストライク。


NOCTURNAL RITES - New World Messiah - Nightmare ★★★ (2015-10-25 00:50:10)

アルバム本編を締める3連符の疾走曲。メロディの盛り上げ方も文句なしで、ニルスのGワークもがっつりクサメロ全開で攻めまくるのがまたたまらないところ。


NOCTURNAL RITES - New World Messiah - The Flame Will Never Die ★★ (2014-11-23 22:10:59)

男泣きを誘う哀愁メロディとそれを歌い上げる熱血ヴォイスがたまらない。FAIR WARNINGをモダンな北欧メタル化させるとこんな感じかも。


NOCTURNAL RITES - Shadowland ★★★ (2013-02-27 23:46:45)

5th。ジャケこそは初期を思わせるようなファンタジー・タッチだが基本的に前作を踏襲した正統派路線。しかし無機質な冷たさが目立った前作と比べてメロディの哀愁度合いはこちらの方が圧倒的に上で、1やタイトル曲を始め胸を焦がすような熱さがひしひしと伝わってくるのがたまらない。さらにDARKANEやIN FLAMESなどの作品も手がけたダニエル・ベルグストランドがミックスに携わったことで音質が大幅に向上し、特にドラムサウンドに顕著なモダンで硬質な音作りは一級品。勢いのある楽曲は粒揃いでイマイチな曲はナシ、しかも7というキラーな曲も健在だ。


NOCTURNAL RITES - Shadowland - Eyes of the Dead ★★★ (2015-10-25 00:59:08)

ドラムの硬質でヘヴィなヒットが痛快極まる、3連符のアップテンポ曲。扇情力抜群のノクタ節炸裂のメロディがグイグイ引き込んでいく展開にひたすら燃える。


NOCTURNAL RITES - Shadowland - Invincible ★★ (2013-08-11 23:27:36)

重々しく強靭なリズムが支えるややダークめなミドル曲。どことなくヴァイキングの香りも感じさせる勇ましさがある。


NOCTURNAL RITES - Shadowland - Shadowland ★★★ (2013-08-11 23:25:14)

まるで前作の曲をそのまま数段階グレードアップしたかのようなストロングで叙情的なタイトルトラック。スネアの抜けのいいヒットも気持ち良く響きわたる。


NOCTURNAL RITES - Shadowland - Vengeance ★★★ (2013-08-11 23:22:33)

重厚でモダンなヘヴィネスを纏ったスピード感と扇情的な盛り上がりを見せる哀愁メロが見事にブレンドされ、反則級の悶絶キラーチューンの仕上がりに。細かいところで気になるところもないわけではないが、それすら帳消しにしてしまうほど。


NOCTURNAL RITES - The 8th Sin ★★ (2009-08-20 22:04:00)

タイトルどおりの8th。つながりを感じさせるジャケのように前作同様の路線でいわゆる2バスのパワーメタリックな疾走曲は完全に排除されたが、2や7などのように時折オルタナやゴス色をさりげなく取り入れたモダンさを新機軸にしながら、メロディアス・ハード的とも言えるほどの親しみやすく力強い歌メロや煌びやかなKeyアレンジで時に熱くもの哀しく彩る新たなノクタ像を打ち出した意欲作。

久々のバラードである9はジョニーの魂を込めた熱唱に胸を打たれる素晴らしい曲で、ハイライトにもなっている。ノーベリのGソロも前作以上に楽曲を引き立てるような役目を果たしていていい(初期のGヒーロー的な活躍が恋しいが、この裏方職人ぶりもまたそれはそれで良し)。エッジが殺がれてやや丸みを帯びたサウンドが個人的に気に食わないが、それを差し引いてもこの完成度の高さはサスガの一言。


NOCTURNAL RITES - The 8th Sin - Call Out to the World ★★★ (2009-10-01 23:13:37)

COBのNeedled 24/7を彷彿させるヒロイックなメロディが乱舞するOPナンバー。ノクタらしい熱気を帯びた哀愁メロディも冴え渡り、文句の付けようのない名曲。


NOCTURNAL RITES - The 8th Sin - Leave Me Alone (2009-10-01 23:10:22)

コンパクトにまとめながらもキャッチーなメロディを聴かせてくれる。
煌びやかなKeyの装飾もなかなか。


NOCTURNAL RITES - The 8th Sin - Me ★★★ (2012-09-11 17:01:42)

おそらく3rd以来久々となる本格派バラード。ピアノだけなのでジョニーの熱唱がこれでもかというくらいストレートに響く。あまりに感動的なメロディに涙。


NOCTURNAL RITES - The 8th Sin - Never Again ★★ (2009-10-01 23:17:03)

のっけからデジタリーな打ち込み音が顔を出してモダンさを現すミドル曲だが、上手く消化してノクタ版メロハーな仕上がりになっている。PVはもうちょっと何とかならなかったのかと思うw。


NOCTURNAL RITES - The 8th Sin - Not Like You ★★ (2009-10-01 23:05:17)

Still Alive系統の曲ですね。
Gソロもしっかりと決めているのが好印象。


NOCTURNAL RITES - The 8th Sin - Pain & Pleasure ★★ (2012-09-11 16:58:34)

シンフォニックな厚みのあるKeyアレンジが引き立てる。MESHUGGAHのイェンス・キッドマンがデスVoでゲスト参加していますが、最後の「Pain!」のところだけなので物足りないかも。


NOCTURNAL RITES - The 8th Sin - Strong Enough ★★★ (2013-02-28 00:04:27)

ダンサブルなリズムとズクズクと刻むリフがモダンな印象を与えるが、この歌メロはノクタならでは。テクニカルなGソロを中心としたインタープレイも聴き所。


NOCTURNAL RITES - The Sacred Talisman - The Journey Through Time ★★ (2017-02-28 17:10:23)

何となくMANOWAR風味な感じのヒロイックなメロディで聴かせる、日本盤ボートラのどっしりミドルナンバー。疾走系の曲ではないものの、本編に負けず劣らずのクサメロ満載。


NON HUMAN LEVEL - Non-Human Level ★★★ (2013-03-21 22:19:58)

2006年リリース、Darkaneや元Meshuggahの面々によるプロジェクト。クリストファー・マルムストロム(Darkane)によるShrapnel直系のネオクラシカルGワークを大幅にフィーチャー+若干のプログレ/フュージョンな味付けを施したメロディックなデスラッシュを聴かせる。元々NHLはクリストファーのソロプロジェクトなのだそうだから当然といえば当然だがDarkane以上に叙情的に、そしてテクニカルに弾きまくるGがとにかく耳を捉える。本作ではピーター・ウィルドアーはDsではなくVoで参戦しているが、歪んだスクリームも意外に様になっていていい。

単なるいちプロジェクトに留めるだけには勿体無いほどの完成度の高さが魅力的。これ以降は丸っきり音沙汰なしだが、是非とも続投してほしい。


NON HUMAN LEVEL - Non-Human Level - Divine Creation of Void ★★★ (2013-03-21 22:23:27)

とても美しいアコースティックGによるイントロダクションに導かれ、鋭いGリフとともにバンドサウンドが切り込んでいくところで興奮が一気に高まるOPチューン。ツカミとしては文句なしのカッコよさ。


NON HUMAN LEVEL - Non-Human Level - Journal of a Nightmare ★★★ (2013-03-21 22:48:40)

ブルータルだがキャッチーさも感じさせるリフが秀逸な疾走チューン。これぞ抒情派デスラッシュならではの醍醐味を堪能できる。


NON HUMAN LEVEL - Non-Human Level - Personal Hell ★★★ (2013-03-21 22:28:07)

ブルータルな高速刻みのリフで激走するデスラッシュな一曲。叙情的でスリリングな展開を見せるGワークは初期ARCH ENEMYばりの構築美。


NON HUMAN LEVEL - Non-Human Level - The Genetic Failure ★★ (2013-03-21 22:40:31)

邪悪なグロウルも炸裂するヘヴィなサウンドで進行、そしてメロウで静かなフュージョン風のセクションで一息入れつつ再びギアを上げて疾走と多彩な展開で楽しませる。Gの弾きまくるソロもハイテンション。


OPETH - Blackwater Park ★★★ (2014-02-07 00:27:03)

亡霊がおぼろげに佇む薄暗い霧の立ち込める朽ち果てた死の森と、その足元に広がる毒々しく黒ずんだ澱み。トラヴィス・スミスによる薄気味悪くも壮麗なアートワークの世界観を見事に描写した、"黒水公園"という愛称でも親しまれる(?)傑作の5th。

じりじりと神経を捻るフレージングの繰り返しでどこまでも執念深く追い込まれるような感覚に陥るリフワークを筆頭に渦巻く混沌の暗黒プログレの躍動感、ふと訪れるひと時の安らぎのようなアコGの静寂を巧みに組み込む音楽性は前作と同様だが、静動の落差をより強調したダイナミクスと淀みなく進むテンポの良さ、技巧的なアンサンブルが引き立つ端整な音作りと美点が軒並み向上。PORCUPINE TREEのスティーヴン・ウィルソン氏によるプロデュース効果で一層洗練された薄暗く霧深いヴェールに包まれた幽玄美に心をつかまれること間違いなし。頭からラストまで7~10分超の大曲がずらりと並ぶが聴き所は盛りだくさんで、さらに埋め合わせのような曲もないスキの無さが強力。

ほとんどの作曲を手がけ、凶暴な咆哮と慈悲深き美声の両極端なVoを自在に操るだけでなく叙情的な泣きのリードGもこなすバンマスのミカエル・オーカーフェルトの神がかった天才ぶりに頭が下がるばかり。


OPETH - Blackwater Park - Blackwater Park ★★★ (2014-06-05 19:46:31)

この傑作アルバムを締めくくる、本編中最長の12分に渡って繰り広げられる暗黒叙情詩。不吉な予感を煽る静けさの後に容赦なく投下する妖しくダークなリフや悪魔と化したミカエルの凄惨な絶叫が木霊するパートの凄まじさに背筋が凍りつく。


OPETH - Blackwater Park - Bleak ★★★ (2014-06-05 19:11:31)

序盤での泣き叫ぶようなGトーンが突き刺さる、不条理な混沌リフが次々投下されながらじっくり展開するミドルナンバー。アコG中心に奏でられる中間部の静寂感はつかの間の安堵のよう。


OPETH - Blackwater Park - Dirge for November ★★ (2014-06-05 19:31:17)

そこはかとなく古きよきプログレを匂わせる風情溢れる美と絨毯爆撃のごとく襲い掛かる鬱度MAXの醜のコントラストが極端に描かれるため、比較的わかりやすい曲。うっすらと霧の中へ消えていくかのようなラストの余韻にほっとする。


OPETH - Blackwater Park - Harvest ★★★ (2014-04-04 19:11:59)

薄っすらと霧がかったヴェールの奥で揺らめく幽玄美に吸い寄せられる極上のアコースティック・バラード。デスVoは一切なくクリーンVo一本で通しているので初めて聴くにもおすすめ。


OPETH - Blackwater Park - The Drapery Falls ★★★ (2014-06-05 19:22:05)

どんよりと陰鬱な空気が圧し掛かるイントロだけでも何か吸い寄せられる力を感じる。エコーがかったGが悲しげに響き渡り物憂げなミカエルのクリーンVoを聴かせる場面に聴き入っているといつの間にか醜悪なリフ&グロウルのパートに叩き落され、その後も激しく入り乱れる静・動の流れに翻弄される。


OPETH - Blackwater Park - The Funeral Portrait ★★★ (2014-06-05 19:37:15)

幽玄美を湛えたアコGに導かれ、体が揺れる躍動感とのたうつウネりを伴うGリフでぐいぐいリードしていくところが強く印象づけられる長編プログレ絵巻。かなりのカッコよさ。


OPETH - Blackwater Park - The Leper Affinity ★★★ (2014-02-07 00:31:26)

執拗に繰り出される不安な気持ちを駆り立てるような音階のリフが感覚を狂わせ、無意識のうちにグイグイと深みに引き込まれる。長丁場ながらも淀みのない展開が見事。


OPETH - Damnation ★★★ (2014-02-07 01:11:15)

前作「Deliverance」とは対の関係をなす7th。メロトロンの本格的な導入に加えアナログ的な丸みと暖かい聴き心地をもたらす音作り、そしてデスVoやメタルサウンドの撤廃によってまるでCAMELやPORCUPINE TREEを思わせるブリティッシュな香り漂う上質な抒情プログレに仕上がったのが最大の特徴で、OPETHとしては異色の変化球作品。3や7など曲によっては今まではサブウェポン的な扱いの多かったアコGがメインとなる場面も。

前作では凄惨極まるグロウルを轟かせていたミカエルも今作では一切咆哮せず一貫して甘く慈愛に満ちた美麗クリーンVoで歌っている。ほんのりと大人の色気を覗かせる美声は思わず溜息を漏らしてしまうほどに素晴らしく、通して聴いているとメロウなサウンドと相まって耳がトロけそうになる。基本的に穏やかさが中心になっているが1のミドルセクションのように時折覗かせる不協和音が瞬間的に空気を歪める場面もあり、このバンドならではの暗黒面が垣間見える点はさすがの一言。

前作までとは大分異なる大胆なアプローチだが、こういうある種のイレギュラー的なアルバムもアリだと思えるところや、おまけにそれが極上の出来だというのがまた恐るべしなところ。個人的には黒水公園に次いでお気に入りのアルバム。


OPETH - Damnation - Ending Credits ★★ (2015-12-08 20:53:29)

アルバムのラス曲みたいなタイトルだけど最後から2番目にあたるインスト曲。ミカエルの敬愛するアンディ・ラティマー(CAMEL)を思わせるいぶし銀のGワークが沁みる。


OPETH - Damnation - Weakness (2015-12-08 21:01:23)

まるで深海を連想させる神秘的で深遠なムード。エフェクトがかったミカエルのVoは虚しく響き渡り、聴き手の感情を鬱方面へと静かに誘っているかのようだ。


OPETH - Damnation - Windowpane ★★★ (2014-02-17 01:08:15)

メロトロンやGの暖かい音色を聴いているとふわっと漂うような気分に浸れる。癒しと同時に不安な気持ちを駆り立てるような薄暗さに包まれる感覚は、一度ハマれば病み付きになること請け合い。


OPETH - Deliverance ★★ (2014-02-07 00:43:07)

前作から短めなインターバルを挟んでリリースされた6th。轟々と響く2バス連打の頻度上昇や分厚い音圧と確かにダーク・ヘヴィな側面を強く押し出した作品なのだが、実際のところはそこまで極端にブルータルさに特化したわけでもなく(メロウな表情も頻度は少なめだけどちゃんと登場するし・・・)、今までよりは幾分ヘヴィだけど基本部分は変わらずいつもどおりのOPETHといった感じ。ミカエルの咆哮もますます醜悪なエグさに磨きが掛かっていてたまらなく、また自身の操る情緒溢れるリードGワークも注目どころ。


OPETH - Deliverance - A Fair Judgement ★★★ (2014-02-17 01:33:04)

攻撃的な曲の多い本作における穏やかな変化球ナンバー。安堵感をもたらす美しい静寂と儚げなGメロがたゆたう躍動が交互に繰り広げる流れは圧巻で、10分という長さがいつの間にか過ぎてしまう。


OPETH - Deliverance - By the Pain I See in Others ★★ (2015-04-06 17:32:30)

アルバムを締める長編暗黒大作。複雑な緩急だが全体的に性急さに重きを置いた流れになっているので間延び感がなく、なかなかスリル溢れるものになっている。確かにワルツパートのふわふわしたバッキングが洒落ていていい感じ。


OPETH - Deliverance - Master’s Apprentices ★★ (2015-04-06 17:42:11)

あのドロドロした空気と粘着質のヘヴィネスは確かにMORBID ANGELを彷彿させるほどで、穏やかになる中盤とのギャップがすごい。後半というか締めの部分がやや間延びしている印象なのが勿ちょっと残念なところ。


OPETH - Deliverance - Wreath ★★★ (2014-02-17 01:19:49)

ますます凶暴かつヘヴィに進化したOPETHの姿を見せるOPトラック。神経を逆撫でする不条理なリフワークとのコンビネーションによる深遠へと導いていく神通力にも磨きが掛かる。


OPETH - Ghost Reveries ★★★ (2014-02-06 23:59:02)

「Roadrunner」レーベルへの移籍後の第一弾となる8th。Key奏者が正式に加入したことでメロトロンやハモンドも多く聴かれ、⑥などに顕著なようにヴィンテージ・プログレ方面へのアプローチが強くなったが禍々しくも美しい暗黒世界はしっかりと健在。美と醜の二重人格的な極端さが素敵なミカエルのVoに関しては今までどおり文句なしで、魅惑的なクリーンVoパートが若干多く聴かれるところは個人的にはうれしいポイント。メロディも比較的掴み易くなっていて以前よりも聴きやすくなった気がする。


OPETH - Ghost Reveries - Atonement (2009-09-02 17:24:32)

この独特な雰囲気が何とも言えない感じ。


OPETH - Ghost Reveries - Beneath the Mire ★★ (2015-03-19 21:03:21)

どこか不気味さを感じさせるメロトロンが暗く湿った空気を強めている。前作と前々作のいい所を上手くブレンドさせた折衷具合がグッド。


OPETH - Ghost Reveries - Ghost of Perdition ★★★ (2009-09-02 17:18:10)

混沌へと叩き落すかのようなリフワーク、魂が離脱しそうなまでに幻想的で美しいミカエルの幽玄歌唱パートとやや古典寄りなアプローチが強まりつつもまさにOPETHの魅力満載。初めて聴いたときはかなり衝撃的だったな。


OPETH - Ghost Reveries - Hours of Wealth ★★★ (2015-03-19 21:11:42)

Damnationの作風をさらにレトロ方面へと持っていったような趣が美味しい、寂寥バラード曲。ミカエルの美声に泣きのGソロ等を聴くと、「侘び寂び」のイメージを喚起させるものがある。


OPETH - Ghost Reveries - The Grand Conjuration ★★★ (2009-09-02 17:29:31)

ダークなGリフが印象的。
展開は意外とストレートな方なので聴きやすいかも。


OPETH - Heritage ★★ (2014-05-22 19:55:28)

摩訶不思議なジャケが印象的な10th。グロウル等のデスVoは排除、曲の雰囲気のみならずレコーディング状況や機材チョイス等にも拘ったのがうかがい知れる様なオーガニックでアナログ風な音作りまで本格的に70年代プログレッシヴ・ロック~英国HRに接近したような仕上がりで、ぶっちゃけジャケ裏に70年代発表だと記載されていても何ら違和感を感じないほどの気合の入れようだ。当初あの「Damnation」のような作風なのかと思っていたが、実際に聴いて見るとあれと違ってメロウなアコースティック調ではないし音作りが前作あたりの質感だったら、多少古めかしいとはいえいつものOPETHといった混沌プログレな作風なので似て非なる感じ。

今までのイメージを念頭において聴くとこれじゃない感が湧くかもしれないが、これでもかと注ぎ込まれたレトロなヴィンテージ・ロックならではの枯れた味わいは何だかんだ無視できない魅力があり、こんな寄り道的な路線でもあなどれないところはさすが。番外編のような感じで聴いてみると案外アリかも。


OPETH - Heritage - Slither ★★ (2014-05-25 22:15:11)

故ロニー・ジェイムズ・ディオに捧ぐ、OPETHフォーマットから逸脱した完全なる純クラシカルHRナンバー。ハモンドオルガンを従えながら至ってシンプルに疾走と、特に目新しいことをやっているわけでもないのに何故か新鮮に映ってくるのが不思議。


OPETH - Pale Communion ★★ (2014-09-13 00:37:17)

3年ぶりとなる待望の新作11th。前作はちょっと寄り道みたいな位置づけの作品ということで今回は従来どおりの路線へと回帰するだろう・・・と思いきやその予想とは全く異なり前作の路線を順当に受け継ぐ70'sプログレなサウンドを展開。

今作の特徴を挙げると湿った暗がりと美しい静粛な空間作りに力が入っているところで、メロトロンやアナログならではの温かな音とともに果てしなく広がるしめやかな世界に引き込まれる(数年前にスティーヴン・ウィルソンとコラボしたSTORM CORROSIONをちょっとだけ彷彿させるところも)。もちろん静けさ一辺倒というわけでなく所々ジャジーなアンサンブルの演奏陣が躍動する場面もあり、以前のような極端なコントラストは拝めないもののある程度はメリハリを利かせている。ちなみに今回もミカエルはデスVoの咆哮を封印してクリーン歌唱一本で通している。

単純に前作と比較してみると暗さが強まって僅かながらも昔のOPETHに近い雰囲気が戻ってきており、何となく散漫だった前作よりも統一感が出て向上している。しかしこの作風に加えGのディストーション音がさらに抑えられた結果前作以上にメタルから遠ざかっているのも事実なので複雑なところ。


OPETH - Still Life ★★★ (2014-12-19 00:05:32)

初期の傑作とされる4th。次回の黒水公園にも通ずる躍動感溢れる暗黒プログレ絵巻だが本作は全体を通して薄暗く退廃的なムードが貫かれ、何とも幻想的な感触のメロディが最も印象付けられるポイントになっている。フォーキーなアコGを巧みに挿入するアレンジや、美醜の両極端に揺れるミカエルの二重人格型両刀Voによるダイナミクスはいうまでも無く完成度高し。しかしマスタリング作業のミスなのか、片チャンネルの音量が不安定になるところがあり。あくまでごく一部分のみなので慣れてしまえば気にならないかもしれないが。

8thあたりの作品から入っていったので、なぜOPETHがゴシック・メタル扱いなんだろうと今まで疑問に思っていたが、儚げで美しいメロウさがゆったりと漂う幽玄ムードを聴いて納得。


OPETH - Still Life (2014-12-19 22:04:23)

>>netalさん

所有しているのは2008年の2枚組み仕様(CD+オーディオDVD)のリマスター盤です。具体的にいうと1曲目の終盤の、だいたい11分あたりで一瞬ですが右チャンネルからの音の出力が若干弱くなる(と言ったほうがいいのかな)箇所があります。オリジナル盤は持っていないのでわかりませんが、元もそういう仕様なのですかね?だとしたら両方を混同したような書き方になってしまったかも・・・。

そして改めて聴き返してみると、その音量の難点が実はごく一部しかなくあまり大した問題でないことに気づきました(汗)。リマスターとオリジナルでの違いも知らず、調査/文章力不足ゆえの誤解を招くレビューになってしまって申し訳ないです。


OPETH - Still Life - The Moor ★★★ (2014-12-19 00:09:01)

異世界に迷い込んだようなイントロ部、そして悲しげに鳴り響く美しいアコGの調べと共に暗黒世界へ引き込んでいくOPにして強力な名曲。物憂げなメロディを歌い上げるミカエルのクリーンVoのメロディも染み入る。


OPETH - Watershed ★★ (2014-02-07 01:24:24)

GとDs奏者が交代し新たな布陣で挑む9th。ヴィンテージ的なプログレ・デスという基本的なサウンドはそのままに、Keyのフィーチャー度合いが増したことや女性Voの導入などこれまでとは違う側面もちらほら。以前のような複雑さは控えめにブルータルな凶暴さとメロウな美麗さのコントラストもハッキリとしていて前作以上に聴きやすさが増した一方、不条理な暗黒性が後退しているのでそこで賛否が分かれるところかも。以前の作品ほどの衝撃はないものの、この混沌と幽玄美が交差するサウンドは相変わらず引き寄せられる。


OPETH - Watershed - Burden ★★★ (2014-06-05 19:54:47)

大人の色気を滲ませるミカエルのクリーン歌唱がすばらしい、古めかしく風情溢れるバラード曲。これでもかと言わんばかりに長めに引っ張るエンドソロも○。


OPETH - Watershed - Coil (2015-09-14 23:18:38)

いつもとは大分印象の異なるアコースティカルなOP曲。女性Voとのデュエットを交えながらゆったりと穏やかな雰囲気で進むが、地響きのような禍々しいエンディングが不気味。


OPETH - Watershed - Porcelain Heart ★★ (2014-02-17 00:49:05)

アダルトな落ち着きムードを主軸にしつつ、暗い影を落とすような暗黒面を覗かせる動パートが絶妙なメリハリをつける。5:00~で聴かせるトロけるような甘い美声が悩殺モノ。


OPETH - Watershed - The Lotus Eater ★★★ (2014-02-09 21:05:43)

長閑でマッタリしたイントロから一転ブラスト炸裂(それに美麗なクリーンVoを乗っけるセンスに脱帽!)、極悪パートへ叩き落す極端な落差に撃沈。メロウなセクションを挟んだ中盤からはジャジーなインストという意外な展開を見せ、アレンジの多彩さが垣間見える。


ORPHANED LAND - All Is One - All Is One ★★★ (2014-01-18 22:43:02)

この上ない神々しさに包まれた7拍子のOPトラック。平和を願うポジティブな光に浄化されるような雰囲気。


ORPHANED LAND - Mabool: The Story of the Three Sons of Seven ★★★ (2013-03-05 00:58:42)

イスラエルのプログレッシヴ・メタラーによる3rd。伝統の民俗楽器も聴かれるミドルイースト(中東)メタルと称されるそのサウンドは計り知れないほどのドラマ性とオリジナリティに満ちた素晴らしさで、これぞまさに民俗音楽とメタルの完璧な融合。日本盤がでていないのが理解できないほどの完成度の高さに驚かされる。1曲目からディープな宗教世界への旅路へと誘われ、最後まで気持ちよく酔いしれる感覚に大ハマリ。温かみのある優雅なクリーンヴォイスや凶暴なグロウルを使うVoも上手くて好印象です。最高傑作!


ORPHANED LAND - Mabool: The Story of the Three Sons of Seven - A Call to Awake (The Quest) ★★ (2013-05-08 23:19:28)

メロディアスでキャッチーに聴かせる前半と、DTばりに性急な展開でスリリングに攻め立てるプログレッシヴな後半と両極端の表情を持っていて聴き応えアリ。


ORPHANED LAND - Mabool: The Story of the Three Sons of Seven - Building the Ark ★★ (2013-03-05 00:32:30)

これもすごく濃ゆい民謡テイストで聴き応えアリ。目をつむればあたかも聖地の情景が浮かんでくるよう。


ORPHANED LAND - Mabool: The Story of the Three Sons of Seven - Norra El Norra (Entering the Ark) ★★★ (2013-05-08 23:16:01)

ヘブライ語で歌われるVoラインは独特な響きがあってとても個性的。静かに引いていくようなエンディングが美しい。


ORPHANED LAND - Mabool: The Story of the Three Sons of Seven - Ocean Land (The Revelation) ★★★ (2013-03-05 00:28:49)

民俗調のイントロからぐいぐいと引きこまれていく。短くコンパクトに纏められながらも深みのあるメロディ展開が美しい。


ORPHANED LAND - The Never Ending Way of ORwarriOR ★★★ (2013-11-17 23:16:08)

初の日本デビューを果たす4thで、今作も同様にコンセプト作で3つの章に分かれる壮大な物語を綴る一大抒情詩。長編大作の他に短い小作を随所に挟み込み、前作以上にプログレッシヴ寄りの仕上がりだ。あのスティーヴン・ウィルソンが関わっているためか、時にはOPETHのBlackwater Parkを思わせるようなところもチラホラ。全体的にマイルドな音像でグッと洗練されたことで民族臭は微妙に薄まったような気がするが、バンドの個性をスポイルするほどのものではないので問題なし。プログレ方面のアプローチとお国柄を感じさせる民族楽器や中東メロの絡みに悶絶。


ORPHANED LAND - The Never Ending Way of ORwarriOR - Sapari ★★★ (2013-11-17 23:20:15)

サッパーリー♪の連呼が頭から離れられない、初っ端から強烈なインパクトを与える土着民謡ナンバー。ノリノリなテンポも相まって中毒性高し。


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz - Crazy Train ★★★ (2012-11-02 00:10:21)

独特のトーンやフレーズですぐにこの曲だとわかるほどのキャッチーなリフが素晴らしい。たとえメロディが明るめでも良い曲だということには変わりないね。


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz - Mr. Crowley ★★★ (2012-11-02 00:14:50)

この比類なき美しさを描くクラシカルなGソロこそが全て。ランディの名演技ですね。


PAGAN'S MIND - Celestial Entrance ★★ (2012-07-22 22:52:29)

ノルウェーのプログレッシヴ・メタラーによる2nd。DREAM THEATERを手本にした典型的なプログレ・メタルサウンドですが、曲によってはストレートなパワーメタルな勢いが強いのが特徴です。ニルス・K・リューの伸びやかなハイトーンVoはなかなか強力で、アクの強い声質は好き嫌いが分かれるかもしれませんが存在感があります。また今作から参戦するロニー・テグナーのスペーシーなKeyワークが近未来的な世界観を作り出すのも耳を惹くポイント。

メロディにフックがもっと欲しいと思う箇所もあり、曲によってはモロにDTからの拝借フレーズが散見されたりともう一歩な印象ですが、前作からかなりの成長を感じさせる力作です。


PAGAN'S MIND - Celestial Entrance - Aegean Shores ★★ (2012-09-02 17:27:14)

後半でがっつりと決める疾走感溢れるパワーメタリックな曲で、わかりやすくキャッチーなメロディ展開がいい。ソロ前のブレイクがDTのUnder A Glass Moon風。


PAGAN'S MIND - Celestial Entrance - Approaching (2012-11-18 21:38:57)

次曲へのつなぎ&イントロダクション的な位置づけにある短い曲。個人的には1分25秒くらいで切った方がよかったと思うが・・・。


PAGAN'S MIND - Celestial Entrance - Dreamscape Lucidity ★★ (2012-11-18 21:48:59)

ストレートに勢いで攻めるメロディックなアップテンポチューン。途中からヘヴィなバッキングの3連符に切り替えて神秘的で煌びやかなKeyを聴かせたりと、複雑になり過ぎない程度のアレンジもいい。ただGソロが抑え目なのがちょっと物足りないかも。