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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1201-1300

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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1201-1300
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PAGAN'S MIND - Celestial Entrance - Through Osiris' Eyes ★★★ (2009-07-28 20:31:21)

アルバムのOPを飾る、タイトルどおりのエキゾチックな雰囲気を漂わせるミドル・ナンバー。スケールの大きいドラマ性もさることながらヨルンのブルージーなGソロのフレージングがROCK魂炸裂で激クール!


PAGAN'S MIND - Enigmatic: Calling ★★★ (2009-08-20 23:49:00)

日本デビューとなる3rd。前作と同様のプログレ・メタル路線だが、2のようにより即効性の強いダイナミックなパワーメタル度がアップしたことによって印象的なメロディがグッと増し、それに伴って重厚で分離のいいサウンドプロダクションも全体的に音圧が上がって迫力アップ。前作に引き続きSF的な近未来サウンドで展開される楽曲は、プログレとはいえ小難しいことは控えめにあくまでわかりやすく、ストレートにテクニカルさやメロディアスさが伝わる爽快感が魅力的(それでいて自己満足になっていないのもいい)。殆どの曲は5分~6分台とボリュームがあるが、それぞれのキャラクター立ちのよさがあって飽きさせない。

メンバー皆かなりの熟練プレーヤー揃いだが、その中でもヨルン・ヴィッゴ・ロフスタッドの変幻自在なGワークは注目ポイントで、ヴァン・ヘイレンやスティーヴ・ヴァイの影響下にあるフレージングで縦横無尽に決めるGソロはセンスやテクも抜群。


PAGAN'S MIND - Enigmatic: Calling - Coming Home (instrumental) (2012-11-02 00:01:08)

シンセを大々的にフィーチャーした短めのインスト。メロディは良い感じなのだがこれから盛り上がるぞと思ったとこでテンションが下がって終わってしまうところが勿体無い気がする。


PAGAN'S MIND - Enigmatic: Calling - Enigmatic Mission ★★★ (2009-07-28 20:55:29)

躍動感に満ちたリズムで小刻みよく突き進む即効性抜群のメタリックチューンで、キャッチーなリフや飛翔するようなコーラスの爽快感がクセになる。アクロバティックに舞うようなヨルンのGソロも素晴らしい。


PAGAN'S MIND - Enigmatic: Calling - Entrance to Infinity ★★★ (2012-11-18 22:01:13)

重々しい曲調でミステリアスなメロディを聴かせるヘヴィなスローチューン。中間部でのフュージョン風のトーンでムーディに奏でるGソロ&ジャジーなピアノパートは思わずうっとり聴き入ってしまうほどの幻想的な空間。


PAGAN'S MIND - Enigmatic: Calling - New World Order ★★ (2012-10-10 23:04:00)

アルバムの締めを飾る8分台の長尺大作チューンだが、わかりやすい展開と終始パワーメタリックなテンションで突っ走るのでダレない。中盤からのスピードアップ&GとKeyのソロバトルが熾烈。


PAGAN'S MIND - Enigmatic: Calling - Supremacy, Our Kind ★★ (2012-09-29 20:38:48)

力強い歌い上げのブリッジが至高。特にGソロから勢いを引き継いだ展開はこの上ない爽快感。


PAGAN'S MIND - Enigmatic: Calling - Taken ★★★ (2012-09-29 20:45:20)

Keyの音色が近未来的な世界観を描く大作チューンで、ニルスのVoも分厚い音圧に負けない存在感を放つ。滑らかに構築するヨルンの躍動感溢れるGソロは最大の見せ場。


PAGAN'S MIND - Enigmatic: Calling - The Celestine Prophecy ★★ (2012-11-18 21:56:36)

アルバムOPを飾る分厚くヘヴィな音像で組み立てる濃厚ミドルチューン。躍動感溢れるリズム隊や勇ましいメロディが上手く絡むので長めの展開でも意外とあっさり聴ける。


PAGAN'S MIND - God's Equation ★★★ (2009-08-11 23:22:00)

4th。国内盤は一年遅れで2008年にリリース。今作はエンジニアが変わったことによってサウンドが全体的にヘヴィになってモダンなタッチに変化(Dsのクリアで立体感のある音作りが特にグッド)。楽曲もプログレ色が薄れよりストレートなパワーメタル度が強まりKeyが若干引っ込んだことによって神秘的なムードが減退したが、そのかわり今まで分厚い音像に埋もれがちだった歌メロディが前面に出てきて聴きやすさがアップ。

時にサイケデリックなウネリや酩酊感を醸すSF風のサウンドと爽快感溢れるキャッチーなメロディのコンビネーションが今まで以上に心地よさを運んでくる今回の作風は、音の感触こそ異なれども前作と比較しても全く遜色のないクオリティだし聴き応えも充分。傑作です。


PAGAN'S MIND - God's Equation - Alien Kamikaze ★★ (2012-11-11 00:13:05)

アメリカンなオルタナティヴ・メタル系を思わせる図太いヘヴィネスで押し捲るハイテンポのR&Rチューン。今までのPAGAN'S MINDのイメージからは大分異なるスタイルながらもこれがカッコいい。


PAGAN'S MIND - God's Equation - Atomic Firelight ★★ (2012-07-16 23:02:52)

ゴリゴリとしたヘヴィネスにエクストリーム・メタル由来の攻撃性を感じさせつつも、ブリッジやコーラスでは重々しい雰囲気をガラッと変えるような爽やかなメロディを聴かせるというギャップがいい。


PAGAN'S MIND - God's Equation - Evolution Exceed ★★★ (2012-09-11 17:14:16)

サイバー風エフェクトを多用したグルーヴィーなウネリの利いたリズムで突き進むヴァース~ブリッジのカオティックな雪崩れ込みから力強く飛翔するメロディックな開放感のあるコーラスへの流れが絶妙で、前半のハイライトとなるべき曲。


PAGAN'S MIND - God's Equation - Forever Seeking ★★ (2009-07-28 20:46:46)

ボーナストラックですが、本編の曲と比べても遜色がないのがいいですね。
歌のメロディのよさに癒されます。


PAGAN'S MIND - God's Equation - Hallo Spaceboy ★★ (2012-09-02 17:39:56)

デヴィッド・ボウイのカヴァー。やや前衛的な原曲の雰囲気を壊さない比較的忠実的な再現ながらも、彼ららしいセンスでカッコよく仕上がっています。


PAGAN'S MIND - God's Equation - Painted Skies ★★ (2012-09-11 17:09:41)

仄かなダークさが支配的なヘヴィなミドル・チューン。まるでスティーヴ・ヴァイのような変幻自在でエキセントリックなフレージングを決めるGソロパートのみならずデスメタルばりの超高速2バス連打やブラストビートまで飛び出す(といっても最後のところだけだが)、実験的な色合いを特に感じさせる曲。


PAGAN'S MIND - God's Equation - Spirit Starcruiser ★★ (2012-09-02 17:44:10)

ニルスの歌うVoラインが独特で耳に残る緩急激しめなハードロック・チューン。弾き倒すようなGソロもテンションMAX。


PAGAN'S MIND - God's Equation - United Alliance ★★★ (2012-09-02 17:35:52)

SFチックなKeyによる空間処理が印象的な、頭を上下せずにはいられないドライヴィングなノリが中毒的な心地よさを醸すアップテンポチューン。歌メロのキャッチーさも秀逸で決めのGソロもナイス。


PAGAN'S MIND - Heavenly Ecstasy ★★ (2012-12-13 20:15:39)

4年ぶりの5th。基本的には前作の流れにあるが、エフェクトの多様などやや実験的な試みが見られた前作と違い今回は比較的シンプルに纏まっているのが特徴。さらに勢いやプログレ色が後退してよりオーソドックスなメロディック・メタルに接近したことでこれまでの作品のなかでは最もメロウで聴きやすい。メロディや楽曲重視の姿勢が強まった一方でテクニカルさはやや鳴りを潜め、プログレッシヴ・メタルとしてのスリルに欠ける面も見られるので以前と比べると若干聴き劣りはするが、相変わらず一級品の音作りだし楽曲のツボはしっかり押さえている。驚きは少ないものの、期待を裏切らない手堅い作品に仕上がっていることは確かだ。デジパック仕様の限定盤のみボートラが2曲入っており、両方ともなかなかメロディアスな佳曲なのでおすすめ。


PAGAN'S MIND - Heavenly Ecstasy - Create Your Destiny ★★ (2012-12-16 01:03:22)

限定盤のボートラとして入っている曲の1つで、モダンなアレンジは控えめで5曲目と同様に80年代HR的な雰囲気が強め。


PAGAN'S MIND - Heavenly Ecstasy - Eyes of Fire ★★★ (2012-12-13 20:03:09)

エキゾチックなメロディとヘヴィネスがグルーヴィにうねるOPチューン。透明感のあるKeyやポジティヴな歌メロでメロウに聴かせつつ、緊迫感のあるインストパートからフラッシーな速弾きのGソロへのエキサイティングな展開も見せる重厚な1曲。


PAGAN'S MIND - Heavenly Ecstasy - Follow Your Way ★★ (2012-12-14 00:15:34)

RUSHを思わせるスペーシーなシンセから始まるリズミカルなグルーヴで突き進むミドルチューン。様々な音色を駆使するKeyのセンスの良さが光る。


PAGAN'S MIND - Heavenly Ecstasy - Intermission ★★★ (2012-07-16 22:45:08)

自然と体が揺れるハードロッキンなドライヴ感が心地よいアップテンポ・チューン。綺麗に粒の揃うタッピング中心のソロもエキサイティングでいいですね。


PAGAN'S MIND - Heavenly Ecstasy - Power of Mindscape ★★★ (2012-12-16 00:59:34)

限定盤のボートラ。これといったヒネリは加えずにストレートな展開を見せるが、だからこそメランコリックで美しいメロディが一層際立つ。


PAGAN'S MIND - Heavenly Ecstasy - Revelation to the End ★★★ (2012-12-16 01:10:54)

ヘヴィなリフワークとハードなヴォーカリゼーションで緊迫感を醸す8分台の長尺チューン。ややファンク風のリズムとバウンダリーなベースの上を自在に行き交うトリッキーなGソロの軽やかさが素晴らしい。


PAGAN'S MIND - Live Equation ★★★ (2012-12-14 01:05:21)

4thアルバム「God's Equation」に伴うツアーで、ノルウェーはオスロでの公演の様子を収めた2009年リリースのCDとDVD2枚組みライヴ作品。客の盛り上がりや音作りはなかなか良好で、生々しい演奏の様子が伝わってくる。映像のほうも見ごたえありで個性豊かなメンバーたちによる演奏の安定感はさすがだし、特にヨルンのテクニックもフレージングも抜群なGワークに釘付け。見る人によっては地味に映るかもしれないが、変にテクに走らずにあくまで堅実な演奏力でロックならではの熱さや躍動感を上手く伝えることが出来るのは好感の持てるポイントだと思う。ただ全11曲(1曲はイントロなので実質10曲)とボリューム面でやや食い足りないかも。

ちなみに1000セット限定生産盤もあり、こちらはCD&DVDの通常盤に加えてボーナスDVD付きの3枚組みBOX仕様(外箱にシリアルナンバー入り)。ボーナスDVDはアメリカはアトランタで開催されたProgpower USAに出演した時のライヴ映像や1時間半近くにおよぶブートレグメドレー、リハーサルセッションなど盛りだくさんの内容。さらにはメンバーの直筆サイン入りカードやギターピックの付属と豪華で、本編で感じられた物足りなさをしっかり補ってくれます。こちらのほうがオススメ!


PANTERA - Vulgar Display of Power - Fucking Hostile ★★★ (2009-10-01 22:53:48)

破壊力満点の疾走感がめちゃくちゃ気持ちよすぎる!
狂ったようにヘドバンしたくなるぞ。


PANTERA - Vulgar Display of Power - Walk ★★★ (2009-10-01 22:58:20)

重量感のあるリフやグルーヴが凄くクール。


PARADISE LOST - Draconian Times ★★★ (2012-09-02 16:57:45)

アートワークも美しい5thにしてゴシック・メタル界の名盤。全体を覆う暗く哀しいムードは独特の気高ささえも感じさせるほどの世界観を作り出している。ニック・ホルムズのVoは以前のようなデスVoというよりはややダミ声に近い感じなので聴きやすさもあり、時に使われる気だるく呟くような声も翳りがあってメリハリをつけている。それほど数は多くないが、時折挿入されるピアノによる味付けが絶妙なのもポイント。極端にダークすぎないバランスのよさもあり入門にも適した1枚。


PARADISE LOST - Draconian Times - Enchantment ★★★ (2012-09-02 16:38:17)

イントロの荘厳かつ哀しみの溢れ出るピアノだけでも名曲の香り。物憂げに呟くようなVoも効果的だ。


PARADISE LOST - Draconian Times - Hallowed Land ★★★ (2012-09-02 16:41:29)

狂おしいまでにメランコリックな演奏に悶絶。ピアノの導入も絶妙な隠し味になっていてグッド!


PARADISE LOST - Draconian Times - Once Solemn ★★ (2016-01-04 01:15:04)

ハードな疾走感で攻める曲調がカッコいい。アルバム流れに上手くアクセントをつけていて効果的だと思う。


PARADISE LOST - Draconian Times - Shades of God ★★ (2012-09-02 16:34:47)

ひたすらスローなテンポで奏でられるドンヨリした悲壮感がジワジワ来る。やや地味かもしれないけど・・・。


PARADISE LOST - Draconian Times - Shadowkings ★★★ (2016-01-04 01:03:40)

どこをどう切っても哀愁まみれなGメロディが秀逸。ある種の開放感すら感じさせるメロディアスな曲調であるが、どことなく暗さを引き摺っている感じがいい。


PARADISE LOST - Draconian Times - The Last Time ★★ (2016-01-04 01:12:30)

THE SISTERS OF MERCY meets METALLICAといった感触の、男臭さと冷やかな倦怠感が混ざり合う哀愁ゴシックナンバー。コーラスの淡々とした雰囲気もじわじわ来る。


PARADISE LOST - Draconian Times - Walk Away ★★ (2015-11-11 16:42:21)

日本盤のボートラとして収録されている英国ゴスの帝王THE SISTERS OF MERCYの名曲のカバーで、大きくアレンジせずに忠実な仕上がり。本編の曲と混ざっていても違和感がないあたりから、いかにパラロスがシスターズの影響を受けているかがわかる。


PARADISE LOST - Draconian Times - Yearn for Change ★★★ (2012-09-02 16:46:47)

哀しく美しいGメロディが乱舞する様に耳を奪われる、仄かに暗さの交じるゴシックチューン。ニックの熱唱もこれまたカッコいい。


PARADISE LOST - Icon ★★★ (2015-02-18 00:19:55)

中期の傑作「Draconian Times」と同様に名盤として評価されることも多い4th。Gリフにドゥーミーな重さや淀みをやや残しつつも以前のようなデスメタルサウンドの面影はほぼ消え、女性Voや荘厳なシンセサイザーといった耽美な要素を導入して初期型ゴシック・メタルとしての完成度を高めた。

基本的にはスローテンポで時々ミドル~アップテンポといった曲調で、今時のシンフォニック系のような派手さとかは殆どないため聴く人によっては古臭く地味に感じるかもしれないが、重厚かつメランコリックな雰囲気を始め悲しみを撒き散らすようなグレッグの慟哭リードG、いわゆるデスヴォイスのそれとは異なる荒々しい濁声(METALLICAのジェイムズ・ヘットフィールド似)でエモーショナルに歌い叫ぶニックのVoと、徹底して負の感情に満ちた世界観は英国ならではの翳りや風情を醸しており、20数年経った今聴いてもなお魅力的に感じる。


PARADISE LOST - Icon - Christendom ★★ (2016-01-19 18:07:36)

幻想的なアルペジオとシンセをバックに、神秘的な女性ヴォーカルをフィーチャーして耽美な側面を覗かせるゴシック曲。いつもの濁声だけでなく鬱屈とした呟きや悲痛な叫び(最後の所だけだが)を駆使するニックのVoもさりげない聴き所。


PARADISE LOST - Icon - Dying Freedom ★★★ (2016-01-19 17:56:49)

美しく重厚なオーケストレーションを用いたイントロから躍動感のあるミドルテンポ調でドライヴする曲。Draconian Timesに入っていても違和感がなさそう。


PARADISE LOST - Icon - Embers Fire ★★ (2016-01-17 23:05:26)

荘厳なストリングスによるイントロを経て、ドンヨリと垂れ込む澱んだGリフとしっかりと踏みしめるようなスローな曲調で沈み込むOP曲。洗練された次回作と違いVoメロディの輪郭が埋もれ気味だが、そのぶん初期ゴシックならではの重厚で厳かな雰囲気を堪能できる。


PARADISE LOST - Icon - Remembrance ★★ (2016-01-19 17:53:18)

ヴァース裏での透明感のあるクリーントーン、Voと共にメインテーマを準えるリードメロ等とGの聴かせどころが多し。グルーミィなヘヴィさとの対比がいい感じ。


PARADISE LOST - Icon - True Belief ★★★ (2015-02-18 00:29:05)

重い・暗い・遅いと三拍子そろったひたすら虚しく、鬱屈とした闇へ誘うスローナンバー。流れに赴くままに沈んでしまいたくなる。


PARADISE LOST - In Requiem - Unreachable ★★ (2017-01-31 19:06:38)

重厚なゴシック/ドゥーム路線への回帰が強まる本作のなかではOne SecondやSymbol of lifeあたりに近いタイプの歌モノ路線の曲。それでもGサウンドはかなり厚みがあって聴き応えがある。


PARADISE LOST - One Second ★★★ (2014-04-16 22:27:18)

名盤「Draconian Times」に続く6th。脱力的な気だるさを伴うクリーンVoがますます歌心を増し、無機的な冷たさを放つピアノ/エレクトロニクスが時にGすら押しのけて主軸となる場面もありメタルというよりはニューウェーヴ・ゴスロックのような音になり、前作までとはだいぶ印象が変わった。攻撃性やGはだいぶ鳴りを潜めているが、ピアノの奏でるメロウな旋律、浮遊感や虚しさを彩るようなエレクトロニカとゴシックならではの退廃・翳りの美学を前作とは違った形で打ち出していて、個人的にはそこが好きなところ。


PARADISE LOST - One Second - Blood of Another ★★★ (2014-11-12 22:03:51)

薄っすらと覆うミステリアスな鍵盤サウンド、そこはかとなく感じ取れる厳かな空気は紛れも無くゴシックそのもの。後半の流れで光る良曲。


PARADISE LOST - One Second - Mercy ★★ (2015-10-19 23:46:34)

抑えに抑えてぐっと解き放つようなコーラスは、何とも哀しい響き。音の隙間を活かしたアトモスフェリックなバッキングが寂しさを一層増幅させる。


PARADISE LOST - One Second - One Second ★★★ (2014-03-09 00:36:45)

冷たく響くピアノ、憂鬱気味に気だるく歌うニックのVoなど前作までのイメージをがらりと変化させる要素多しながらも、そこから滲む退廃的なムードが素晴らしい名曲。


PARADISE LOST - One Second - Say Just Words ★★★ (2014-03-09 00:47:20)

終始灰色がかったメランコリーに満ちているが、そこに熱気を伴ったハードなドライヴ感が加わるアップテンポナンバー。後に登場するフィンランド産ノリノリ・ゴシック系にも通ずるような感蝕。


PARADISE LOST - One Second - Soul Courageous ★★ (2015-10-19 23:54:29)

2曲目と同様にアップテンポのノリノリ・ゴスロック曲で、SISTERS OF MERCYを思わせる冷やかさと至極簡素なアレンジがいい感じ。


PARADISE LOST - Paradise Lost ★★ (2015-08-13 21:43:54)

セルフタイトルを冠した10th。One Second以降はニューウェーヴ/ポップへと方向性を変えていったが、本作で従来のゴシック・メタルへと復帰。One Secondを現代的に再構築したかのような、ピアノ等の鍵盤の装飾を塗して過剰過ぎない程度にモダンなエッジを利かせた音作りでこれぞゴシックの王道と言わんばかりの楽曲が満載。薄っすらと退廃的で暗く沈んでいくようなサウンドはこれ以降の作品と比べ重厚さには欠けるも、その分中期作品のような聴きやすさがある。

全体を覆う冷やかで無機質な感触やメロウな歌心のあるVoといった面で前作までのアプローチがしっかりと残っているが、それらとヘヴィなメタル成分との調和具合は以前の作品よりも明らかに上。5や12と言ったキメ曲もあり、アルバムの流れ的に絶妙なところに配されているのが素晴らしい。


PARADISE LOST - Paradise Lost - Forever After ★★★ (2015-01-07 21:39:34)

SENTENCEDなどの北欧勢を思わせる冷やかなメランコリーに満ちたゴシック曲。背筋が凍りつくようなイントロの時点でぐっと吸い寄せられる。


PARADISE LOST - Paradise Lost - Over the Madness ★★★ (2016-01-18 02:06:50)

Iconの重厚な陰鬱さとOne Secondの冷やかなメランコリーが絶妙に混ざり合い、これぞパラロスならではの陰鬱さと威厳を感じさせるラス曲。終盤の慟哭Gソロが素晴らしいクライマックスを迎える。


PARADISE LOST - Shades of God - As I Die ★★★ (2018-01-19 23:41:28)

妖しく揺らめくアルペジオの耽美さが印象的な、ゴシック/デス期の名曲。鬱々とした空気に木霊するニックの悲痛な叫びが強烈。


PARADISE LOST - Symbol of Life ★★ (2017-01-31 18:53:53)

日本盤リリースが途切れてしまった9th。脱メタル傾向が出たOne Second路線を引き継いだ点では前作と同様なのだが、ヘヴィさと歌メロが中途半端でなんとなく煮詰めきれていなかった前作に比べ本作はよりシャープでヘヴィな音質にバージョンアップした他メロディ面がかなり洗練されており、路線はそのままに完成度が純粋に向上している。引き続きDraconian~やIcon時代の叙情性溢れるリードGは殆ど鳴りを潜めているものの、やや気だるくもキャッチーに聴かせるVoラインや嫌味なく挿入されるシンセの都会的な聴き心地などで上手くカバーしていて良い。ゴシックメタルというよりはオルタナ系ゴスロックとして聴けば良作かと思う。


PARADISE LOST - Symbol of Life - Erased ★★ (2017-01-31 19:02:47)

ピアノや女性コーラスで華やかに彩る、フィンランド・ゴス勢を思わせるキャッチーなシングル曲。初期のそれとは使い方が異質だがこれはこれでいい。


PARADISE LOST - Symbol of Life - Isolate ★★★ (2017-01-31 18:57:41)

まるで黒アルバム以降のMETALLICAがゴスロックをやっているみたいな雰囲気がいい。メランコリックかつ力強いメロディやノリノリなグルーヴとつかみとしては申し分なし。


PARADISE LOST - The Plague Within - Cry Out ★★ (2016-05-03 23:24:06)

3連符のガツガツしたロッキンなノリとドロっと纏わり付くヘヴィネス。まるで「Gothic」をモダンなサウンドで蘇らせたかのような感じで、初期ファンならばかなり刺さるのでは。


PARADISE LOST - Tragic Idol ★★★ (2015-10-17 23:49:39)

多くのファンを唸らせたセルフタイトル作以降徐々に原点回帰の色を明確に示してきた彼らの12thで、何とも象徴的なデザインのジャケが目を惹く。引く手数多の名手エイドリアン・アーランドソン(AT THE GATES, CRADLE OF FILTH等)が新たなドラマーとして加入している。

ひたすら陰々滅々たるムードで深淵に誘い込むスローな曲調のドゥーミィーな音像は初期の名作「Icon」を思わせる作風だが、メランコリックなメロディを軸に捉えた4や8のように時折「Draconian Times」を彷彿させるところも。基本はスロー~ミドル中心ではあるが中盤ではいくぶんテンポアップして攻めの姿勢に転じ、流れにしっかりとメリハリを持たせているのもいい。ニックのヴォーカルは中期の頃の力強い濁声がメインで、儚げでメロウなクリーンVoも頻度こそは少ないものの効果的に配されている。重厚でオーガニックな質感が特徴的なイェンス・ボグレンによるサウンドもお墨付きの好クオリティ。

壮麗なストリングス類は殆ど使用せず女性Voのコーラスもない、シンプルに分厚く引きずるような重量感のあるGリフとグレッグが紡ぎだす扇情的なフレージングのGメロディで構築される、シンフォ/ヘヴィ系のフィメールVoフロントが主流になった今となっては珍しい原初的なスタイルだが派手なギミックに逃げない真っ向勝負の姿勢から滲む円熟味と説得力のあるアレンジセンスはすばらしく、ゴシック・メタルのパイオニアたる貫禄がある。初~中期のファンならば必聴の傑作。


PARADISE LOST - Tragic Idol - Crucify ★★ (2015-10-18 01:28:44)

7弦Gから繰り出す肉厚なヘヴィネスと共に禍々しいグルーヴで攻め立てるも、バンドならではの哀感を湛えた雰囲気がしっかりと貫かれている。特に2分半過ぎくらいからの「Crucify!」の叫び後に切り込む慟哭のGソロは鳥肌もの。


PARADISE LOST - Tragic Idol - Honesty in Death ★★★ (2015-10-18 01:34:52)

ヘヴィさは若干控えめだが全編に渡りメランコリーダダ漏れなGメロがあまりにGJすぎる、Draconian Timesの頃を大いに彷彿させる湿り気と暗がりに満ちたミドル曲。


PARADISE LOST - Tragic Idol - Solitary One ★★★ (2015-08-23 00:39:00)

儚げに響くピアノと重厚でダウナーなGサウンドが折り重なりながら沈み込む、ひたすらドゥームなムード一色のOP曲。徹底した陰鬱さの中でふと差し込んでくるクリーンヴォイスの繊細な美メロによる光と闇の対比はまさにゴシックの真骨頂。


PARADISE LOST - Tragic Idol - To the Darkness ★★★ (2015-10-18 01:42:01)

垂れ込むような陰鬱さを躍動感のある3連ビートに乗せていくアップテンポ曲。一旦スローなセクションで落ち着くが、そこから再びテンポアップして壮絶な悲壮感を撒き散らすGを聴かせるところはまさに哀愁のハイライト。


PERIPHERY - Periphery - Icarus Lives! ★★★ (2015-08-10 23:24:47)

独特の粘り気とゴツい重低音をきかせたGリフのウネリがなかなかに強烈でクセになる。最後のメッセージ音声は謎だが。


PERSEFONE - Spiritual Migration ★★★ (2013-12-18 21:10:03)

アンドラ公国出身テクニカル・プログレデスメタラーの4年ぶりとなる4th。スクリーム&クリーン歌唱の二本立てに加え流行りの(?)Djentなリズム刻みなどモダンな要素も嫌味なく巧みに挿入し、まるでSOILWORKがDREAM THEATER化したかのような高密度・ハイテンションでぶちかます超絶技巧サウンドが熱い。アグレッシヴチューンズのみならず静・動のインストの存在も流れの中でいい感じにアクセントになる。何といっても所狭しと駆けるShrapnelタイプなネオクラGフレージングが美味で、好き者にとってはたまらない。座禅、瞑想と前作に引き続き和のイメージを想起させる世界観も印象的だ。


PERSUADER - When Eden Burns ★★ (2012-10-10 23:52:41)

SAVAGE CIRCUSでも活躍するイェンス・カールソンとエミル・ノーベリが在籍するスウェーデン出身のバンドによる3rd。前作でも実践したスラッシーな初期ブラガーという基本をそのままによりメロデス、メロディック・ブラックなどといった現代エクストリーム・メタルのアレンジを増量。依然ブラガを大いに彷彿させるスタイルですが、鮮烈に突き刺さるようなブルータルさがブラガには見られない魅力として機能しているのがポイントです。イェンスのVoはやや硬い印象のあったSAVAGE CIRCUSの時よりもはじけており、デスVoによるグロウルやスクリームも多数聴かれる。ドライな音作りが若干気になるものの、高水準にまとまった良作です。


PERSUADER - When Eden Burns - Judas Immortal ★★★ (2012-10-11 00:01:37)

ブラック・メタル風の高速トレモロリフで激走するアグレッシヴチューン。邪悪さも感じさせる陰鬱な雰囲気で、不穏さを滲ませるスパニッシュGのソロが印象的。最後のキャッチーなコーラスは拳を突き上げながら歌いたくなる感じ。


PERSUADER - When Eden Burns - Sending You Back ★★ (2012-10-10 23:55:54)

PANTERAばりの図太く重いリフがずっしりと圧し掛かるややアップテンポ寄りのミドルチューン。勇ましい漢コーラスがキャッチーに決める様が気持ちいい。


PERSUADER - When Eden Burns - Slaves of Labour ★★ (2013-04-14 21:58:40)

ややモダンながら勇ましい雰囲気の漂うヘヴィなミドルチューン。場面によって変化する多彩なリフも聴きどころ。


PERSUADER - When Eden Burns - The Return ★★ (2013-04-14 22:05:13)

攻撃的で分厚いリフがスラッシーなミドル~アップテンポ曲。それと対比するようにコーラスパートはメロディアスでキャッチー。ゲストとして元NOCTURNAL RITEのニルス・ノーベリがテクニカルなGソロを弾いている。


PERSUADER - When Eden Burns - Twisted Eyes ★★★ (2013-04-14 21:56:06)

殺気だったブルータリティを湛えて爆走をブチかますインパクト大のOPトラック。イェンスのVoもグロウルや耳を劈くような絶叫となかなかエクストリームなアプローチが多め。ジャーマンメタルmeetsメロデス的な組み合わせが美味しい。


PERSUADER - When Eden Burns - When Eden Burns ★★★ (2013-04-14 22:10:25)

一際アグレッシヴに荒れ狂うタイトルトラック。デスVo、ブラストビートなどエクストリーム・メタルならではの激烈エッセンス満載の初期ブラガといったミクスチャー感覚がどツボ。


PINK FLOYD - Animals - Sheep ★★ (2015-10-20 23:55:39)

PFにしては珍しくオーソドックスなハードロック寄りの曲調なので聴きやすいかも。硬質なGサウンドがキレまくっていてカッコいい。


PINK FLOYD - Atom Heart Mother - Alan’s Psychedelic Breakfast: a) Rise and Shine / b) Sunny Side Up / c) Morning Glory ★★ (2015-08-12 02:35:47)

朝食の風景が脳裏に浮かぶ長閑でマッタリした大曲。終始落ち着いた雰囲気だがその分リラックスしたい時にはうってつけ。


PINK FLOYD - Atom Heart Mother - Fat Old Sun (2015-08-12 02:29:43)

「デブでよろよろの太陽」という強烈な邦題のイメージに反して(?)、素朴な哀愁フォークソング。後半からはギルモアのGがそこそこ盛り上げてくれる。


PINK FLOYD - Echoes: The Best of Pink Floyd ★★★ (2015-07-15 01:13:59)

ブリティッシュ・プログレの巨匠PINK FLOYDの2枚組みベスト盤。PFのコンピレーションものはこの他にも色々出ているが、本作はまさに決定版といってもいいほどのすばらしい内容。メンバーらによる選曲で全26曲で人気の高い代表曲はしっかりとおさえ、中心人物も異なればサウンドの特色も違う各時代を偏りなくほぼ網羅(ただし「原子心母」等と一部選曲漏れしているものもあるが・・・)。リマスターによる音質向上も嬉しい。

また本作では曲の再編集が施されており、すべての曲のアウトロ~イントロ部をクロスフェードさせることで時代の違う曲同士でもシームレスに繋がり、この手のベスト盤にありがちなツギハギ的な違和感をなくしている点が特筆すべきポイント。これによりオリジナル作とはまた異なる感覚で数々の名曲たちを鑑賞できるところが売り。


PINK FLOYD - Meddle - Echoes ★★★ (2015-08-12 02:22:21)

およそ23分(ベスト盤のだと編集が入って16分台)にも渡ってゆったりと、バンドサウンドを交えながら内省的で壮大な精神世界へといざなう大作曲。ハモンドオルガンの醸すアナログな聴き心地に加え無尽蔵に広がる宇宙空間を当てもなく漂うような、ある種のトリップ感覚が極上モノ。


PINK FLOYD - Meddle - One of These Days ★★★ (2015-09-07 20:51:17)

風が吹きすさぶSEと共にベンベン唸るベースラインが特徴的。スライドGやシンセが登場しながらもベース中心で進行していくシンプルさなのに高揚感をじりじり煽られる感覚が病みつきになる。


PINK FLOYD - Relics - See Emily Play ★★ (2015-10-19 21:08:03)

シングル曲ということで比較的ストレートでポップなつくりだが、そんな中でもねじれた空間センスが息づいていて独特な雰囲気に仕上がっている。


PINK FLOYD - The Dark Side of the Moon - Money ★★★ (2015-07-03 22:31:17)

いわゆる拝金主義を皮肉った曲で、レジスターの音でリズムを刻むイントロからもまさにソレって感じ。サックスも入ってきて何だか賑やかな雰囲気。


PINK FLOYD - The Dark Side of the Moon - On the Run (2015-03-23 22:38:40)

異空間に吸い込まれていくようなサウンドエフェクトが印象的。聴いていると意識が飛んでいきそうになる。


PINK FLOYD - The Division Bell - High Hopes ★★★ (2015-08-12 02:06:06)

美しく壮大であるが、同時に諦観にも似た暗く悲しげな雰囲気が容赦なく圧し掛かる。ラストの泣き叫ぶようなGソロも含め涙なしには聴けない名曲。


PINK FLOYD - The Division Bell - Keep Talking ★★ (2015-10-21 00:05:45)

広がりのある雄大な空間、落ち着いていて余裕のあるアンサンブルが心地よい。ソウルフルなGソロは言うまでもなく最高だが、ギルモア自身の渋く枯れた味わいのヴォーカルも好き。


PINK FLOYD - The Division Bell - Marooned ★★★ (2015-07-05 19:12:58)

無尽蔵に広がっていく静謐空間とむせび泣くようなギルモアのG。ひたすら美しいの一言です。


PINK FLOYD - The Piper at the Gates of Dawn - Bike ★★ (2015-10-19 21:15:13)

左右チャンネルから微妙にズレたタイミングで流れるVoが特徴的で、ふらついていて地に足の着かないような感覚は何度も聴いていると病み付きになる。


PINK FLOYD - The Wall - ANOTHER BRICK IN THE WALL(PARTⅡ) ★★ (2015-07-11 21:10:58)

PFの曲ではかなりキャッチーな感触。音の作り自体はごくシンプルだが、まるで一種のロック・オペラのようなメロディが印象的で離れられなくなる。


PINK FLOYD - The Wall - Comfortably Numb ★★★ (2015-07-11 21:16:30)

音楽雑誌等でベストGソロに選出されたのも納得の、最高級のエモーションを紡ぐGソロは必聴。


POISONBLACK - A Dead Heavy Day - Bear the Cross ★★★ (2016-04-23 23:32:19)

分厚いヘヴィネスの強靭さに乗るノリノリ&キャッチーなメロディが頭から離れなくなる。メランコリック度は薄いが、これはこれでかなりの良曲かと。


POISONBLACK - A Dead Heavy Day - Diane ★★ (2016-04-23 23:28:48)

2バス連打のエネルギッシュな立ち上がりからふてぶてしくダーティーなR&R調のノリと極悪なヘヴィネスの応酬でガツガツ攻め立てるOP曲。モダン路線のENTWINEを男臭くマッチョ化したような感じでカッコいい。


POISONBLACK - A Dead Heavy Day - Introuder (2016-04-23 23:24:24)

ブルージーにかき鳴らすGが激シブい短めのイントロ曲。つかの間の余韻をぶった切る次曲との落差が強烈。


POISONBLACK - Drive ★★★ (2016-01-06 20:16:07)

5th。基本的には前作の路線を踏襲しつつもサウンドの質感におけるヘヴィネスの増強に始まり全体的な曲の尺度のシェイプアップ化、そして1や2を始めとしたアッパーなノリノリR&R曲を多く配置することで流れが引き締まり前作での課題となったパンチ力の弱さと中だるみ感を改善した仕上がりとなっている。中期METALLICA風の男っ気溢れるロックヴァイブやブルージーなG捌きもますます板についており、北欧のメランコリーをほのかに匂わせながら渋くコクのある味わいが混ざる毒黒ならではの個性を確立。これまで幾度となくちらつかせていたSENTENCEDの影を拭い去って新たな魅力を宿らせることに成功した力作。


POISONBLACK - Drive - A Good Day for the Crows ★★ (2016-02-22 20:13:30)

ずっしりと響く重量感満点のヘヴィ・グルーヴに揺れるミドル曲。男泣きを誘うブルージーでメランコリックなGソロセクションが美味。


POISONBLACK - Drive - From Now-Here to Nowhere ★★ (2016-01-15 00:16:38)

ほろ苦いメランコリーと共に腰をすえてじっくり聴かせるバラード曲で、アルバムのちょうど真ん中というのがいいアクセント。苦悩とやるせない思いで満ちたヤサグレ男の哀愁といった趣。


POISONBLACK - Drive - Mercury Falling ★★★ (2016-01-05 01:02:57)

Gリフのドライヴィンなグルーヴに委ねてしまうノリノリR&Rナンバー。コーラスでのヴィレ節炸裂の歌い回しにひたすらシビれる。


POISONBLACK - Drive - Piston Head ★★★ (2016-02-22 20:02:54)

アクセル全開に踏み込んで突っ走る疾走感が痛快なアップテンポ曲。ちょっと抑えたブリッジからガツンとブチかますコーラスという流れもいい感じにテンションアップを誘う。


POISONBLACK - Drive - Sycophant ★★★ (2016-01-15 00:20:23)

前曲から一転して攻めの姿勢を見せるハードなロックナンバーで、爆発力のあるコーラスが一際パワフル。Gソロ流れあたりにMETALLICAの影響あり。


POISONBLACK - Escapexstacy ★★ (2014-02-20 00:52:07)

まだ解散する前だった時のSENTENCEDの傍らで誕生したヴィレ・レイヒアラ主導のサイドプロジェクト(後にヴィレのメインバンドへと発展)の1st。VoにはCHARONのJ.P.レパルオトを迎え、ジャケやインナーのイメージを思わせる如何わしく匂い立つ淫靡な妖気に満ちたゴシック・メタルを展開。本作ではヴィレはGのみ担当で、派手さはないがなかなか渋いフレージングを決めていてカッコいい。ムード重視のヘヴィなミドルチューンがほとんどなので地味と言えば地味な感じだし面子の割には意外性は少ないが、手堅くまとまった出来だと思う。


POISONBLACK - Escapexstacy - Exciter ★★ (2014-02-20 00:57:38)

エモーショナルに迫るヘヴィネス。それを覆うKeyが絶妙に悲壮感を彩っていていい隠し味になっている。


POISONBLACK - Escapexstacy - Love Infernal ★★★ (2014-02-20 01:06:38)

アルバムの中で一番好きな曲。どこか虚ろで恍惚感に耽るようなJ.Pの歌い方が何とも官能的で、彼のファンにはたまらないかと。


POISONBLACK - Escapexstacy - The Glow of the Flames ★★ (2014-02-20 01:00:38)

ノリノリ・ゴシック勢のソレとはまた趣の異なる倦怠の空気をまとったミドル・ゴシックナンバー。敢えて抑揚をおさえたVoラインが何とも虚しく脱力感を誘う。