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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 401-500

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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 401-500
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ENSLAVED - Ruun - Path to Vanir ★★ (2014-02-06 23:00:41)

グラトル氏の粗暴な咆哮が響き渡る荒涼としたミドルナンバー。うっすらと冷気を帯びた静寂パートでの無常感が印象的。


ENSLAVED - Ruun - Ruun ★★★ (2014-02-06 23:05:37)

やや無表情気味に語るようなクリーンVoが随所で顔を出す、禍々しくもどこかスピリチュアルな空気を湛えたスロー曲。かなりプログレッシヴな雰囲気が強め。


ENSLAVED - Vertebrae ★★★ (2014-09-13 00:56:04)

10th。相変わらず己の道を行くプログレ・ブラックを展開しているが、米国の大物プロデューサーのジョー・バレシ(ALICE IN CHAINS,TOOL等)がミックスに携わった影響なのか前作までのアンダーグラウンド臭漂う刺々しいサウンドが整然と纏まり、良くも悪くもメジャー寄りに洗練された印象。

攻撃性や荒くれた疾走感などはかなり抑え目だが、その代わり前作で片鱗を覗かせていたサイケデリックな浮遊感を伴う空間作りなどといったプログレ方面のアレンジが大幅に増強。例えば暗黒版PINK FLOYDのような3、4におけるRUSHばりのシンプルなロック・アンサンブル、大胆にもオルタナ/ヘヴィロックへの接近を図るカオティックな陰鬱グルーヴ渦巻く7等とブラックの枠を飛び越えんばかりのアプローチが光る。

所々でオルガン/メロトロンといった音色でOPETHばりに古きよきHR調の彩を添える長身痩躯の美人鍵盤奏者、エルブラン・ラーセンの活躍ぶりも前作以上。クリーン歌唱も以前は無表情で淡々としていた印象だったが、仄かに温かみのある甘い歌声でしっとりと聴かせるようになったのもいい。


ENSLAVED - Vertebrae - Clouds ★★ (2014-09-22 21:10:57)

まるで空間の歪みの中をゆっくり泳いでいるような、ロニー・ル・テクロ(TNT)によるフュージョンチックなGソロが印象的。ロニーのゲスト参加というのも本作における実験性の表れかも。


ENSLAVED - Vertebrae - Ground ★★★ (2014-09-02 23:13:29)

もはやブラックの要素はハーシュVoに残すのみで、全体としてはロックなヴァイブを感じさせるミドル曲。ほんのり夢見心地に浸るような甘いクリーンVoパートからソウルフル極まるGソロ(絶品!)の流れはまるでPINK FLOYDのようだ。


ENSLAVED - Vertebrae - New Dawn ★★★ (2014-09-22 21:19:09)

ノイジーなGリフと野蛮な咆哮を響かせながら激しく雪崩れ込む、比較的前作に近いタイプのアップテンポ曲。ピンポイントで挿入されるメロトロンの幽玄な響きが寒々しくも美しい。


ENSLAVED - Vertebrae - The Watcher ★★★ (2014-09-02 23:21:24)

物憂げでエピックなコーラスパートが印象的。これまたプログレなセンス爆発のサイケデリックな静寂空間の使い方も絶妙で、4分という短さがもったいなく感じるほど。


ENTWINE - Fatal Design ★★★ (2014-07-24 23:30:17)

先行ミニアルバム「Sliver」を挟んで2年ぶりとなる5th。前作「DiEversity」でオルタナ要素を高めたことで急激に化けた彼らだが、この本作でも路線を引き継ぎながらモダンなヘヴィネスを前作にも増して投下し、EVANESCENCEばりのメジャー度合いと共にさらなるスケールアップを施した強力作。

Keyがさらに一歩引いて分厚いGリフが前に出た音作りに変化したことを始め1やシングル曲の4のように前作よりも軽快でキャッチーなノリを持つ曲の増加などと初期のゴシック度合いはさらに後退した印象だが、その分ピンポイント狙いに飛び出す哀愁メロディにメランコリックな艶が健在。後半の流れは前作同様にメロウな空気が強まり、なかなかいい感じに締めくくられるのがいい。


ENTWINE - Fatal Design - Break Me ★★★ (2014-05-27 23:49:37)

先行ミニアルバム「Sliver」にも収録されていた、気だるいメロウさがドライブするモダン・ゴシックナンバー。本編に入っていても違和感なくはまっている。


ENTWINE - Fatal Design - Chameleon Halo ★★★ (2015-05-12 00:02:08)

強烈なウネリを伴うグルーヴィなリフの重量感からモダンな趣が強く感じ取れるが、それでもなおENTWINEならではの悲哀を帯びたメロディが刻印されているのがGOOD。ミカの気だるくナヨいVoも浮くことなくフィットしている。


ENTWINE - Fatal Design - Surrender ★★ (2015-10-23 02:03:03)

哀愁のVoメロ&突き抜けるように爽快なGフレーズの同時攻撃を繰り出すコーラスがかなり強力。


ENTWINE - Gone ★★ (2014-04-17 23:55:01)

Voが現メンバーのミカ・タウリアイネンにチェンジした2nd。煌びやかなKeyや程よいドライブ感とともにメランコリックで儚げな空気が充満するノリノリ系ゴシック・メタルを展開。ミカのVoがちょっと弱く感じるところもあるし雰囲気はいいが強力な一撃に欠ける楽曲のつめの甘さも気になるが、それでも2などはなかなか良い曲で悪くない。これ以降はモダンなオルタナ/ヘヴィロック寄りのアレンジを強めていくので、Keyのキラキラ感などに見られるいかにもな北欧らしさはこのアルバムが一番かも。


ENTWINE - Time of Despair ★★ (2014-04-18 00:02:49)

3rd。微妙にイモな雰囲気からぐっと垢抜けたメンバーショットの変化に現れるように、トランス風のイントロが意表を突く2などモダンなアプローチが強まったのが特徴。とはいってもこの次の傑作「DiEversity」ほどではなく、前作譲りのマイルドな音作りや儚げな雰囲気は相変わらずなのでちょっと中途半端な印象も。


ENTWINE - diEversity ★★★ (2014-04-18 00:15:05)

4th。前作で台頭してきたモダン・ヘヴィロック的なアレンジが大幅に増量し、厚みのある音像と共にメジャー感のあるサウンドに変化。ミカのVoも今までとは比べ物にならないくらいに逞しく成長していて、バックのサウンドに負けなくなった力強さが好印象。パッと聴きだといかにもなゴシック・メタルというイメージは少なく感じるが、よく聴けばそこかしこに冷ややかな空気とともに甘くメランコリックなエッセンスが塗されており、外観こそは大胆にイメチェンしつつも本質そのものは何ら変化していないのがわかる。2や4を始めとした良曲満載の傑作。


ENTWINE - diEversity - Bitter Sweet ★★★ (2014-04-18 00:21:26)

ゴスな要素は控えめだが、パワフルなグルーヴとともに極上の哀愁メロが強烈にストライクするキラーナンバー。これまでのアルバムからの急成長を感じ取れる。


ERIC JOHNSON - Ah Via Musicom - Cliffs of Dover ★★★ (2014-10-14 22:48:10)

エリックのただならぬ拘りの賜物であろう脅威の艶と繊細さを持つGサウンド、躍動感のあるハードなリズムとの素晴らしい対比を見せる名曲。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore ★★★ (2013-08-07 23:29:54)

4th。薄暗く肌寒い雪景色が脳裏に浮かんでくるかのような美しく神秘的ともいえるパシ・ヒルトゥラのKeyワークを核に担う耽美派メロディック・デスサウンドで、荒々しくブルータルなスピード感というよりは雰囲気作りに重きを置いた作風。仄かな冷気を帯びたもの悲しいミドルテンポの曲を中心に聴かせるところはゴシック方面に特化した中期DARK TRANQUILLITYのようであり、まさに北欧ならではのメランコリーに満ちた極上のサウンド。ただアルッティ・フェテレイネンによるデスVo(というよりは無理に押しつぶしたような濁声か?)がとにかく弱く、時に演奏陣の音圧に押されて存在感が薄く感じられるのが難点。せっかく楽曲が良いだけにそこがやや惜しいところ。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore - As I Die ★★ (2015-12-07 20:19:37)

日本盤のボートラとして収録されているPARADISE LOSTの名曲のカヴァーで、なかなかのハマり具合がいい。本編のACCEPTのカヴァーよりもこっちのほうがバンドのイメージにあっていると思うけどな。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore - Aurora Borealis ★★★ (2013-08-07 23:39:37)

まさに「北極光」というタイトルの如くうっすら冷気の漂うKeyのイントロだけでノックアウト必至。寒い冬の季節にピッタリ合う名曲。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore - Fall of Man ★★★ (2013-11-02 20:57:05)

やや淡々としたヴァース~ブリッジから一変、これでもかというくらいに悲しみの度合いを高めるコーラスのバッキングが壮絶。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore - Heart of Wilderness ★★ (2013-08-07 23:44:48)

メロデス然としたアグレッションながらも常に美しくメランコリーを湛えたKeyが彩るそれはETOSならではのセンス。アンティも派手目に弾きまくるGワークでしっかり存在感を主張。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore - Prophetian ★★★ (2015-10-24 22:16:57)

北極圏のオーロラを連想させる、ヒンヤリと寒々しく幻惑的な雰囲気に満ちたパシの鍵盤ワークの美しさは溜息モノ。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore - Sick, Dirty and Mean (2013-08-07 23:56:35)

再結成ACCEPTのカバー。さりげなくCOBみたいなオケヒも入っていてアレンジもあり悪くはないが、しかしこの流れでなぜにACCEPT?という感じも・・・。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore - The Last One for Life ★★★ (2013-08-07 23:52:59)

ゲストシンガーによるクリーン歌唱をフィーチャーした、メランコリックに奏でられるKeyフレーズが美しいゴシック・メロデスチューン。こういう雰囲気作りのセンスは北欧ならではって感じがしますね。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore - The River Flows Frozen ★★ (2015-12-07 20:24:13)

とめどなく溢れ出すフィンランドなメランコリーに涙腺が緩む、クリーン&デスVoが入り混じるバラード調の曲。寒い季節に聴くと余計に染み入る。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Before the Bleeding Sun ★★ (2013-12-05 21:30:08)

前作リリース後ツアー生活に疲れたという理由で一時解散していたETOSだったが、メンバーチェンジを経て復活。その第一弾となるこの5thは、ややゴシック度合いが後退してChaotic Beautyの頃を思わせるようなアグレッションが増加。新加入のヤンネ・トルサ(TAROT)によるKeyがパシほどの独特なセンスではないもののしっかり活躍しており、冷たく鋭い氷柱のように突き刺さる。これまで以上に意欲的なクリーンVo導入やシンフォ・ゴシック風のラスト曲といい前作までとはやや向かうベクトルは異なれど、ETOSならではの悲しみを湛えたサウンドに何らブレはなく健在。カラス(それとも猛禽類?)がハトを襲う何とも猟奇的な図だが独特の美しさが漂うジャケが最高。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Before the Bleeding Sun - Angelheart, Ravenheart (Act I: Before the Bleeding Sun) ★★★ (2013-12-05 21:40:51)

NIGHTWISHのようなオペラティックなシンフォ・サウンドで迫る8分台の大作ナンバー。分厚いクワイアが織り成すスケール感に圧倒。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Before the Bleeding Sun - Lost Rune of Thunder ★★★ (2014-02-13 03:01:23)

ヘヴィでアグレッシヴな熱気を放ちつつ、そこに肌寒い冷気を忍ばせるKeyの絶妙なコンビネーションがたまらない。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Before the Bleeding Sun - Red Dawn Rising ★★★ (2013-12-05 21:35:08)

冷気を帯びたピアノによるイントロ、そして薄っすらと覆うシンセといいヤンネさんグッジョブ!と言いたくなる悲哀のゴシック・ナンバー。クリーンVoが大半なのでデス度は控えめだがこういうのもかなり好き。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Before the Bleeding Sun - Sakura No Rei (2013-12-05 21:37:19)

おぼろげに漂うアトモスフェリックなコーラスが幻想的。次の曲のイントロダクション的な役割か。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Before the Bleeding Sun - Sweet Lilith of My Dreams ★★ (2014-02-13 02:56:22)

シンセがうんと強まった同郷のKALMAHのような、OPを飾る軽快で勢いのあるキラキラメロデスナンバー。ソリッドな感蝕がETOSにしてはややあっさり目に感じるが、悪くはない。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Chaotic Beauty ★★ (2013-12-05 19:46:53)

3rdにして日本デビュー。扇情的なリードGさえも押しのけるようにクラシカルで荘厳なKeyがゴージャスに彩るクサクサ・メランコリックなメロデスを展開。3割ほどパワーダウンしたアレキシ・ライホ(COB)みたいなアルッティ(Bも兼任)の咆哮・・・というかダミ声がショボいものの、それすら気にならなくなるほどのクサメロにヤラれっぱなしなのでとりあえず帳消しw。3などで聴かれる耽美ゴシックなセンスは次回作ほど炸裂していないので若干物足りなさもあるが、その分強めなブラック・テイストもなかなか美味。日本盤にはボーナスとしてIRON MAIDENのカバー+2ndの楽曲が収録されており、まだまだ発展途上な後者を聴けばいかに本作で大きく化けたのかを実感させられる。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Chaotic Beauty - Autumn's Grief ★★★ (2013-12-05 19:57:49)

悲哀のピアノが反則級の殺傷力を誇る悶絶ミドルナンバー。これ以上ないってくらい甘くロマンティックな愛を歌う歌詞も相まって腰砕けに。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Chaotic Beauty - Black Tears ★★ (2013-12-05 21:07:24)

EDGE OF SANITYのカバー。クリーン主体の原曲と違って全編デスVoで唸るアグレッシヴな仕上がりなのがマル。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Chaotic Beauty - Bride of the Crimson Sea ★★ (2013-12-05 21:05:25)

「深紅の海の花嫁」というクサいタイトルに相応しい悲壮感。キンちゃんことキンバリー・ゴスのVoも力強くもしっとりと聴かせる。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Chaotic Beauty - Shattered Soul ★★★ (2013-12-05 21:11:30)

まるでシンフォ・ブラック寄りになったCOBのような、ブラストも絡めた豪華絢爛メロデスナンバー。叙情的なリフも美味しいフレーズ連発。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Chaotic Beauty - Tar of Chaos ★★★ (2014-05-25 22:21:23)

のっけからストリングス&チェンバロ乱舞。壮絶なメロデスと気品溢れる格調高いクラシカルさが融合すればかなりの殺傷力に。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Children of the Dark Waters ★★★ (2013-05-19 15:44:50)

フィンランド産抒情メロディック・デスメタラーの6th。復活作となった前作からやや長めのインターバルをおいて制作された本作は以前の作品と比べメロデス的な明快さが後退してヘヴィネスとKeyの装飾の厚みが増し、トラヴィス・スミスによる幻想的な退廃ジャケのイメージとリンクするかの如きダークな深遠を湛えた重厚なシンフォニック成分濃い目のゴシック・デス作風への歩みがさらに濃厚化。前作のラストを飾ったAngelheart~の続編曲となる1曲目からETOSならではのメランコリックな世界観に早くも引きこまれ、その後もメロデスとしてのアグレッションこそは控えめだが聴いているだけで体温が急激に冷え込むような寒気に支配されたムード作りが光る楽曲が勢ぞろい。アルッティの軽くひしゃげたグロウルは相変わらずちょい微妙だが、分厚くヘヴィな音に溶け込んでいる分以前よりはマシw。また所々にフィーチャーされたクリーンボイスによる歌唱や女声コーラスワークが儚げな雰囲気を醸していて効果的だ。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Children of the Dark Waters - Angelheart, Ravenheart (Act II: Children of the Dark Waters) ★★ (2013-06-11 23:34:26)

聞いたとたんに寒気を感じさせてしまうほどに冷え切った空気がいかにもフィンランド産らしい、ジャケの世界観そのもののようなダークで深みのあるシンフォ・メロデス曲。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Children of the Dark Waters - Midnight Bird ★★★ (2013-06-11 23:23:47)

AMORPHISばりにメランコリックなフレーズを紡ぐリフが秀逸で、かなり印象付けられる。ミドル曲とはいえなかなか勢いのある展開なので熱い。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Children of the Dark Waters - Nocturne Thule ★★★ (2013-06-11 23:28:11)

前曲から間髪入れずに続く、タイトルの如く極北の地の寒々しい空気が漂うアップテンポナンバー。クリーンVoで歌われるコーラスパートの悲壮感が凄まじい。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Children of the Dark Waters - Sea of Whispers ★★ (2013-06-11 23:18:03)

どこまでも深い哀しみの淵へといざなう神秘的なゴシック・バラード。可憐な女声コーラスも雰囲気を上手く引き立てる。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Children of the Dark Waters - Tears of Autumn Rain ★★★ (2013-05-21 22:15:10)

ゴシックばりの冷たく悲しみに満ちたKeyがリードしていくアップテンポナンバー。美しいコーラスパートは暗がりを仄かに照らす光のよう。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Saivon Lapsi ★★★ (2013-06-06 19:41:33)

フィンランド語で「サイヴォ(サーミ人の伝承に登場する黄泉の国のこと)の子供」を意味する7th。前作と同様のシンフォニック・ゴシック寄りの作風で、伝承を題材にしたこともあって雰囲気作りの面で一層ダークな神秘性を増す一方、Keyが若干引っ込んでメロデスらしいアグレッシヴさも戻った。前作ではKeyに埋もれがちだったGが前に出て、以前ほど派手ではないがハッとさせられるような抒情メロを聴かせる場面が多くなったのはいい。さらにはヤルモ・キルマネンのクリーンVoパートのアレンジがより効果的に挿入され相変わらず微妙な(苦笑)アルッティのデスVoの弱さを補うようにメロウな歌唱でフォロー。特に最後を飾るAngelheart~シリーズ第3弾である11の胸を抉るような悲壮感は圧巻で、すばらしい締めくくり。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Saivon Lapsi - Angelheart, Ravenheart (Act Ⅲ: Saivon Lapsi) ★★★ (2014-02-13 03:12:19)

Angelheartシリーズ第3弾となるタイトルトラックで、歌詞はクリーンVoパートを除き全編フィンランド語。黄泉の国を思わせる神秘性を湛えた陰鬱な雰囲気が支配的で、胸を抉るようなKeyメロを伴って慟哭のクライマックスを迎えるコーラスへの流れといい素晴らしい締めくくり。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Saivon Lapsi - Dark Alliance ★★★ (2013-08-20 22:41:40)

暗雲で覆われたようなドンヨリとした空気が支配的のダークでアグレッシヴなOPトラック。ぞくぞくするほどにドラマティックな演出を醸すKeyがグッジョブ。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Saivon Lapsi - Sound of Silence ★★★ (2013-06-11 23:40:53)

北欧トラッドをよりダークでヘヴィにアレンジしたような、悲しいメロディが胸を抉るデスVo一切なしの慟哭バラード。これはあまりにも悲しすぎる・・・。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Saivon Lapsi - Swan Saivo ★★ (2013-06-11 23:48:30)

シンフォニックな装いに加えクリーンボイスによる明朗な歌唱が活躍するメロディアスなミドルチューン。全体を覆う悲劇的なムードはETOSならでは。


EVERGREY - In Search of Truth ★★★ (2009-08-06 15:04:00)

カタログ中唯一日本盤が出ていた3rd。前作同様DREAM THEATERというよりはSAVATAGEあたりに近いドラマティックなプログレ・ハード寄りのサウンドですが、曲作りの面でグッと向上しグレードアップ。元EMBRACEDで現在ではSOILWORKで活躍するスヴェン・カールソンが在籍していた作品でもあり、耽美ゴシックにも通ずるスヴェンのKeyセンスがムード作りに大きく貢献しています。Gもなかなか上手いトム・エングルンドのVoは実にパッショネイトで、押し付けがましくないエモーショナルな熱唱が光る。ヘヴィネスは控えめながらもかっちり纏まった音作りも高品質で、ドラマ性溢れる深いアレンジが見事な作品です。


EVERGREY - In Search of Truth - Dark Waters ★★ (2012-08-11 00:42:42)

耽美な香りのピアノや男女コーラス隊による荘厳なクワイアが印象的なミッドテンポ曲。もう少し印象的な歌メロディがあればさらにドラマティックになりそう。


EVERGREY - In Search of Truth - Different Worlds ★★★ (2012-10-21 23:17:05)

トムの絶唱や嗚咽交じりの歌い上げにこらえ切れないような恐怖や悲しみが溢れ、こちらの心が締め付けられるような感覚に陥る。慟哭のメロディが鳥肌モノのドラマティック・バラード。


EVERGREY - In Search of Truth - Mark of the Triangle ★★ (2012-10-21 23:23:21)

メロディックなツインリードや流麗なKeyが格調高い雰囲気を彩る、メロウなミドルチューン。時々挟み込まれる粒の揃った高速シュレッドGもテクニカルさをさりげなく主張。


EVERGREY - In Search of Truth - Rulers of the Mind ★★★ (2012-10-21 23:00:54)

一見シンプルそうだが奥行きのあるアレンジや音像でミステリアスなドラマを演出するミドルチューン。バックに流れるピアノも美しい。


EVERGREY - In Search of Truth - The Masterplan ★★ (2012-10-21 23:11:07)

OPを飾る緩急自在のアップテンポチューン。女声も交えたコーラスワークやスペーシーなKeyが音の広がりを一層高める。


EVERGREY - In Search of Truth - Watching the Skies ★★★ (2012-12-21 23:35:41)

ツインで高速ハーモナイズさせたりヘヴィなシュレッディングとなかなかスリリングなGの活躍が目覚しい曲。さらにピンポイントで絡んでくるKeyの音色も絶妙なセンス。


EVERGREY - Recreation Day ★★★ (2012-10-20 23:06:58)

4th。スヴェンは脱退してしまったが、その後任として加入したリカルド・ザンダーの活躍ぶりは前任者とタメをはるほどで、Key奏者の交代によって懸念されていた耽美ゴシック色の減退も全くと言っていいほどなくむしろ前作以上にダークなメランコリーを塗した深遠サウンドへの志向を一層濃く感じさせます。

前作同様に叙情的でテクニカルなツインGが冴えるパワーメタルをベースにしたダークなプログレッシヴ・ハードながらも、より重厚なヘヴィネスを増加したことで音そのものの厚みや迫力が増した。不穏なムードを醸す分厚い混声クワイアや冷たく哀しいピアノが翳りの色を添えるゴシック風のアレンジが相変わらずディープな世界観を作り出す。トムのVoもさらに表現力が増し、特に慟哭を誘うような悲痛さの表現に関しては上手さが際立ちます。


EVERGREY - Recreation Day - Blinded ★★★ (2012-10-20 23:23:58)

このアルバムの中では比較的即効性やキャッチーさのある3連符のアップテンポチューン。刺々しくブルータルな低音を唸らせる分厚いGリフやバックで鳴るKeyが「怒り」と「もの哀しさ」の対比を表している。


EVERGREY - Recreation Day - Fragments ★★ (2012-10-22 20:10:20)

厳粛かつ荘厳なムードを醸す分厚い男声コーラスが印象的。全体的に凝ったリフのフレージングがなかなかいいが、その割にGソロがあっさり気味なのが勿体無い気も。


EVERGREY - Recreation Day - I'm Sorry ★★ (2009-08-08 16:30:13)

タイトルからも伺えるように内省的なムードに満ちたバラード。聴いているとこちらまで気分が憂鬱になってしまいそうなほどのメランコリックさ。


EVERGREY - Recreation Day - Recreation Day ★★★ (2012-10-20 23:18:38)

それほど長い曲ではないが濃厚な展開で見せ付ける。中盤からのテンポアップ&スリリングなGソロのクライマックス感、そしてピアノをバックに落ち着いたところで一気に開放するメロウな泣きソロと目まぐるしい起伏がもたらすドラマティックな展開美は圧巻の一言。


EVERGREY - Recreation Day - The Great Deceiver ★★ (2012-10-20 23:27:48)

クラシカルなツインGのハモリが耳を惹く勢いのあるオープニングチューン。ヘヴィなGリフでテンポダウンするところでは男声クワイアも登場して一層不気味な不穏さを演出する。


EVERGREY - Recreation Day - Trilogy of the Damned ★★ (2012-08-11 00:51:44)

限定盤のボートラで、初期のバラード曲をメドレー形式にアレンジしてつなげたもの。9分間仄暗いメランコリックさに浸れます。


EVERGREY - Recreation Day - Unforgivable ★★ (2012-10-22 20:00:24)

上の人とは逆に演奏が入るところがなかなかドラマティックで良いと思います。ピアノの伴奏のみで徐々にフェードアウトしていくようなラストが余韻を残す。


EVERGREY - The Inner Circle ★★★ (2012-10-21 23:34:24)

深遠極まる5th。ほとんどがミドル~スローテンポの曲調で統一されており、前作まであったパワーメタル色は大分後退してよりダークでヘヴィなゴシック・メタル、または鬱系プログレッシヴ・メタル志向が強まったのが特徴です。あそこまで複雑で強烈ではないもののアレンジ次第ではまるでPAIN OF SALVATIONのような内省的な雰囲気さえ感じさせるほど。Gソロは以前より音数こそは控えめですが、その分丁寧に哀しみのメロディを紡ぎだすようなソロでメロウに聴かせる場面が多くなったのが好ポイント。

作風がそれまでの作品とはかなり異なるので賛否分かれるかもしれませんがそれでもEVERGREYならではのもの哀しくドラマティックなサウンドは健在で、相変わらず独特のメロディセンスが冴えています。


EVERGREY - The Inner Circle - A Touch of Blessing ★★★ (2012-10-21 23:39:34)

浮遊感のあるフェードインから陰鬱さがのしかかってくるヘヴィなOPチューン。適度に隙間のあるバックのアレンジゆえにメロウな泣きを湛えたリードGのフレーズや怒りさえ感じるVoが一際強烈に突き刺さってくる。


EVERGREY - The Inner Circle - Ambassador ★★ (2012-10-21 23:48:16)

ちょっと洒落た音使いのうねるシンセ、シンフォニックなストリングスとKeyの多彩な音色が特徴で、全体的に重苦しい雰囲気ながらも過剰さを緩和する役割を果たしている。


EVERGREY - The Inner Circle - More Than Ever ★★★ (2012-10-21 23:43:10)

ズンズンと重低音の利いたリフとリズムが骨格を支えるダークなゴシック・メタルチューン。暗闇に差し込む一筋の光のようにメロディアスでキャッチーに決めるコーラスがメリハリを付けている。


EVERGREY - The Inner Circle - Waking Up Blind ★★ (2012-10-21 23:51:28)

ブルージーなGが仄かな哀愁を運ぶ穏やかなバラード。アルバムの中では一息つける場面。


EVERGREY - The Inner Circle - Where All Good Sleep ★★ (2012-10-21 23:58:47)

内省ムードで綴られるスローテンポチューン。世界観も相まって重みがずっしりと感じられるよう。時に感情むき出しで激しく歌うトムのVoが迫力満点だが、好き嫌いが分かれるかも。


EXTREME - Extreme II: Pornograffitti - Get the Funk Out ★★★ (2013-03-31 00:16:44)

1曲目と同様EXTREMEを代表するファンキーなロックナンバー。ホーンセクションの導入も効果的。タイトルが”FUNK”なのもユニーク。


FAIR WARNING - Fair Warning - Out on the Run ★★★ (2012-11-01 23:50:01)

胸を焦がすようなパワフルで熱いメロディを聴けばテンションも一気に上がる。まさにFAIR WARNING屈指の名曲だ。


FAIR WARNING - Go! ★★★ (2012-11-01 23:47:12)

代表作の3rd。日本人の好みを直撃する煌びやかなまでに美しいメロディを奏でるサウンドは1stから健在で、以前よりはハードさは控えめだがメロディのアレンジに磨きが掛かってきた。特にツカミの強力な冒頭の4曲の流れは完璧。それ以降もややテンションこそは落ち着くが印象的なメロディが光り輝いており、大半を占める穏やかなミッドテンポの曲やバラードの出来もいい。


FAIR WARNING - Go! - All on Your Own ★★★ (2012-11-01 23:38:25)

切ないけど希望を感じさせるメロディを熱く聴かせるバラード。エモーショナルなGソロも短いが良いメロディを奏でていて◎。


FAIR WARNING - Go! - Angel of Heaven ★★★ (2012-11-01 23:30:07)

力強く飛翔するこれぞメロディアス・ハードの名曲。スカイギターの奏でる天上の旋律はまさに至福の一時へといざなう。曲の素晴らしさに反比例するようなPVの安上がりな作りがアレだが・・・w。


FAIR WARNING - Go! - Save Me ★★★ (2012-11-01 23:34:02)

1曲目の余韻を受け継ぐようにこれまたブリリアントなメロディで魅せてくれる。特に美しいコーラスパートでノックアウト。


FALCONER - Among Beggars and Thieves ★★★ (2012-08-11 00:17:38)

前作「Northwind」から3年近くのインターバルを置いての6th。オリジナルシンガーのマティアス・ブラードが出戻った前作は往年のFALCONERらしいフォークロアサウンドへの回帰を図る力作でしたが、それは本作でもしっかり引き継がれています。スウェーデン語によって歌われる曲が増えたことや、さらには4などにMITHOTYN時代を思い起こさせる男臭いヴァイキング・メタル風味もあることから先祖がえりを感じさせます。派手さはないかもしれないが、聴けば聴くほど渋い味わいの広がる作品。


FALCONER - Among Beggars and Thieves - Dreams and Pyres ★★★ (2009-08-05 22:04:26)

彼らの曲にしては珍しい、7分のやや長めの大作。マティアスの仕事仲間である男女ゲストシンガーを迎え、まさにミュージカル仕立てともいうべき歌メロがとってもドラマチック。


FALCONER - Among Beggars and Thieves - Field of Sorrow ★★★ (2009-08-05 21:28:04)

1stの「Upon The Grave of Guilt」を彷彿させるスピード・チューン。
哀愁メロと共に思いっきり疾走するサビでKOされます。


FALCONER - Among Beggars and Thieves - Vargaskall ★★ (2009-08-05 21:35:04)

ズンズンとへヴィなリフが響くどっしりとした曲。
勇ましい曲調と巻き舌なスウェーデン語との相性がいいです。


FALCONER - Among Beggars and Thieves - Vi sålde våra hemman ★★ (2013-08-09 19:30:17)

ボーナストラックで、2ndに収録されていた「We Sold Our Homesteads」のスウェーデン語バージョン。バンドサウンドを取っ払ってストリングスのみをバッキングに従えたアレンジも民謡らしい素朴さを増幅させていていい。


FALCONER - Armod ★★★ (2013-09-21 22:10:06)

マティアス復帰後の第3弾となる7th。以前からちょくちょく混ざっていたが今回は全編スウェーデン語の歌詞で統一、さらに前作での先祖がえり現象が一層加速してフォークロア色が過去最高に強まったのが最大の特徴。楽曲の半数がスウェディッシュ・トラッドソングのカバーというのも相まって即効性やストレートな疾走感は以前よりもグッと後退したが、それを補うようにまさに北欧スウェーデンという国柄が強く反映された素朴で郷愁を誘うメロディの充実。そしてそれらを歌い上げるマティアスの渋いダンディ・ヴォイスが生み出す独自の味わいは過去作をも遥かに凌ぐほど。

高揚を誘う場面はあまりなく初期の武骨なパワーメタル路線を期待する向きにはたぶん退屈に感じるかもしれないが、気品と力強さを増強してメタル化したJETHRO TULLとも表現できそうな趣は他ではなかなかお目にかからない魅力がある。


FALCONER - Armod - Eklundapolskan ★★ (2015-09-10 00:44:37)

軽やかで艶のあるフィドルを主軸に据えたインスト曲。伝統的な舞踊曲をアレンジしたものだそうだが、牧歌的でありながらなかなかヘヴィな仕上がり。


FALCONER - Armod - Vid Rosornas Grav ★★★ (2015-01-05 22:51:40)

フォーキーな色合いが濃い本作の中ではパワーメタル寄りで聴きやすい曲。低音中心の滑らかな響きのVoメロディはまさにいぶし銀のような輝き。


FALCONER - Black Moon Rising - Locust Swarm ★★ (2016-01-04 01:41:12)

初心に立ち返ったかのような、哀愁控えめの武骨なヘヴィさで引っ張っていくOPナンバー。一部で単音リフ&ブラストが入ってくるあたりもそんな感じ。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn ★★★ (2012-07-18 21:27:57)

日本デビューとなる2nd。ヴァイキングあがりならではの武骨さが支配的だった前作と比較して荒々しい疾走感がいくらか後退し、3や5、さらにボーナスの10のように彼らのルーツであろう哀愁フォーク・トラッドミュージックの要素が濃くなったのが特徴で、前作で見せた優雅さと武骨さのバランスがさらに絶妙になった(あくまでも個人的な観点だが・・・)。前作の畳み掛けるような勢いが減退した点は賛否分かれるところかもしれないが、がしがし攻め立てるようなワイルドさが光るリフも依然ヴァイキンガーな面影を残していて魅力的だし、6や9といった疾走曲以外のミドルよりなテンポ曲もリフやメロディの質は相当に高いのでダレない。また無理に張り上げることなくじっくり聴かせるマティアスの上品かつダンディなミドルトーンの歌声が魅力的に響く場面が前作以上に多いのも嬉しいところだ。FALCONERのアルバムの中で一番のお気に入り。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - Busted to the Floor ★★ (2012-11-23 17:45:28)

70年代風のレトロな風情を醸すハモンドオルガンをフィーチャーしたヘヴィなHRチューン。武骨でなかなか渋いフレーズのリフがカッコいいですね。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - Decadence of Dignity ★★★ (2012-07-18 21:31:12)

アルバム中最も疾走感のある曲。1曲目としてのつかみは抜群で、一気に畳み掛けるような勇ましいメロディ展開もカッコいいの一言。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - En Kungens Man ★★ (2012-10-08 21:30:43)

全編スウェーデン語で歌われるトラッドソングのカヴァーであるボートラ。フルートが奏でる牧歌的なメロディが素朴な味わい。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - Enter the Glade ★★ (2012-11-18 22:39:11)

漢臭くも勇ましいコーラスやリズムにはヴァイキングっぽさがあり、そこが好きなところ。終わり方をもうちょっとスッキリしてほしかったかな。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - For Life and Liberty ★★★ (2012-11-18 22:47:51)

愁いを湛えたメロディを奏でる印象的なリフ、聴き手のテンションも燃え上がる激アツな疾走感、フォーキッシュな素朴さを聴かせる後半パートと聴かせどころの多さが魅力的。既に指摘の通りブリッジからコーラスへの展開は特にたまらないものがあります。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - Lament of a Minstrel ★★ (2012-07-18 21:17:57)

フルートも聴かれる哀愁満点のフォーク・チューン。ヴァイキング・メタル+JETHRO TULLといった趣がいいですね。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - Portals of Light ★★ (2012-11-23 17:51:01)

温かみのあるメロディが癒し効果あり。FALCONERにしては割と普通な感じでトラッドっぽさはあまり感じないが良い曲です。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - Stand in Veneration ★★ (2009-08-05 21:21:19)

まるで民謡そのものを思わせるような郷愁を誘うメロディが頭から離れられない。マティアスの落ち着いた感じのダンディな歌声が映える。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - The Clarion Call ★★★ (2012-10-26 23:55:10)

ヒロイックなまでに勇ましく、それでいて優雅に歌い上げるコーラスが男前。それだけでなくGの奏でる叙情的なメロディもひたすら琴線に触れまくり。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - We Sold Our Homesteads ★★ (2012-11-18 22:28:32)

アルバムクレジットにもあるようにスウェーデンのトラッドソングのカヴァー。アレンジはヘヴィだがどこかノスタルジーを喚起するようなメロディが支配的で意外とマッチ。


FALCONER - Falconer ★★★ (2013-01-31 21:39:52)

元MITHOTYNのステファン・ヴァイナーホールが新たに結成したバンドの1stデビュー作。MITHOTYNからさほど遠く離れない民謡チックなメロディをフィーチャーした男臭く勇ましいパワーメタルを聴かせてくれる。ミュージカル畑出身であるマティアス・ブラードのマイルドな声質の歌唱も魅力的で、優雅さと武骨さの入り混じる独特の雰囲気がFALCONERたる個性を見せ付ける。疾走感溢れる曲で畳み掛けるように聴かせる構成が痛快だが、個人的には4やボーナスの11といったルーツの垣間見えるフォークロアな曲をもう少しフィーチャーしてもよかった。キラーチューンの1は必聴!


FALCONER - Falconer - A Quest for the Crown ★★ (2013-02-08 19:57:16)

北欧トラッド調のメロディが印象深いミドルチューン。派手さはないが素朴さが滲む独特の味わいがいい。


FALCONER - Falconer - Mindtraveller ★★★ (2013-02-10 23:34:09)

4分過ぎたあたりで聴かれるマティアスの低音ヴォイスが素敵すぎる。ヴァイキング度高めな勇壮さも好き。


FALCONER - Falconer - Per Tyrssons döttrar i vänge ★★ (2013-02-18 22:05:53)

ボーナスとして収録されているスウェディッシュ・トラッドソングのカヴァー。全編スウェーデン語で歌われており、巻き舌な響きが意外とくせになる。


FALCONER - Falconer - Royal Galley ★★★ (2016-01-04 01:49:26)

1曲目と引けを取らないかっこよさ炸裂の男っ気溢れる爆走メタルナンバー。ウォ~オ~オ~オオオウォ~♪とシンガロングを誘うコーラスも熱すぎる。