この曲を聴け!
ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 501-600

MyPage

ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 501-600
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18
モバイル向きページ 


FALCONER - Falconer - Upon the Grave of Guilt ★★★ (2013-02-08 19:52:45)

ヴァイキングっぽさの残る武骨なサウンドで疾走する、初っ端から強力な印象を与えるキラーチューン。マティアスの渋い歌いまわしに惚れ惚れ。


FALCONER - Northwind ★★ (2012-11-18 22:12:53)

紆余曲折を経てオリジナルヴォーカリストであるマティアス・ブラードが復帰した5th。前作や前々作はVoや作風の違いで違和感を覚えいまひとつハマリきれなかったが、この作品は郷愁と愁いに満ちたフォークロア色の強い、まさにFALCONERならではのサウンドの回帰を果たしている。とは言っても至極普通のメロパワ曲もあったりとイマイチな前作の影を引きずっているし、結果やや中途半端な場面もありそこが惜しい。ちなみに海外の限定盤ではトラッドソングのカヴァー数曲を収めたDisc付きで、こちらの方がオススメ。


FALCONER - Northwind - Delusion ★★ (2012-07-18 21:03:40)

確かにGリフがどんよりとした響きですね。歌メロはちょっと地味ですがコーラス後のヨイク(ゥラ~ラ~ララ~♪って歌っている所)パートが印象的。


FALCONER - Northwind - Himmel så trind ★★ (2012-10-08 21:38:18)

スウェーデン語によるヘヴィなミドルチューン。北欧の厳しい冬の到来を伝える場景を描いたと思しき歌詞も印象的。


FALCONER - Northwind - Northwind ★★★ (2012-07-18 20:58:35)

スピーディに突っ走るヴァース、ブリッジからのテンポダウンで聴かせるコーラスが最高。
マティアス・ブラードのジェントルヴォイスが映える「Northwind embrace me~」のくだりに優雅さを感じますね。


FALCONER - Northwind - RIDOM, RIDOM ★★ (2012-11-14 18:34:55)

海外の限定盤のみのボーナスで、さらに補足するとこれは「á sprengisandi」という古いアイスランドの民謡をスウェーデン語でアレンジ&カヴァーしたもの。トラッド曲のカヴァーにしては珍しくアップテンポの曲調でカッコいいですね。


FALCONER - Northwind - Spirit of the Hawk ★★★ (2012-11-18 22:15:42)

滑らかに奏でる優雅なメロディと荒々しい疾走感の一見ミスマッチな組み合わせだが、それが独特の味わいに昇華することに成功した好例。


FALCONER - Northwind - Tower of the Queen ★★ (2012-07-18 21:06:54)

これまたマティアスのしなやかな歌声が独特の哀愁を醸す曲。フォーキッシュな素朴さが素敵です。


FINNTROLL - Jaktens tid - Jaktens tid ★★★ (2013-03-23 19:19:00)

バックで鳴る陽気なアコーディオンやエロエロ~♪というヨイクが頭から離れなくなる。ポルカとブラックメタルという斬新な組み合わせがインパクト大。


FINNTROLL - Jaktens tid - Kitteldags ★★ (2013-03-23 18:55:10)

可愛げに響くアコーディオンや独特のリズムで思わず踊りたくなる(?)。2分ちょっとなのであっという間に終わっちゃうけど、これもいい曲。


FINNTROLL - Jaktens tid - Slaget vid blodsälv ★★★ (2013-06-12 01:27:58)

前曲のダークな雰囲気から一転、本領発揮といわんばかりにお祭り騒ぎの宴会モードに突入。何も考えずにひたすら楽しくノれる。


FLESHGOD APOCALYPSE - Agony ★★★ (2013-01-16 23:03:46)

日本デビューとなる2nd。5曲目のPVを見て衝撃を受け購入したが、これは確かに凄い。Gを食うほどの圧倒的な存在感を放つオーケストレーションによるクラシカルな雰囲気と熾烈極まるブルータルさの融合振りはシンフォ・ブルデスと形容するべき凄まじさ。オペラティックなハイトーンで歌うクリーンVoやネオクラなGソロも入り混じるため、意外と聴きやすい側面もアリ。短いイントロ・アウトロを除き、多少のテンポの違いはあれど全編ブルータルな曲調で攻め立てる流れや間髪いれずに続く構成のせいか統一感が感じられる。日本盤ボートラにはあのCARCASSの名曲「Heartwork」のカヴァーが収録されており、こちらも要チェック。


FLESHGOD APOCALYPSE - Agony - Heartwork ★★★ (2013-01-16 23:07:00)

あのCARCASSの名曲のカヴァー。シンフォニックなアレンジも本編ほど派手ではないがしっかりと盛り込まれているところがポイント。


FLESHGOD APOCALYPSE - Agony - The Deceit ★★ (2013-03-16 21:37:52)

ミドルよりの重いグルーヴで迫る緊迫感がまるで映画音楽のような迫力。最後らへんに次の曲のイントロダクションが入っており、このつなぎ方が絶妙すぎる。


FLESHGOD APOCALYPSE - Agony - The Violation ★★★ (2013-01-10 21:53:16)

ド派手なオーケストレーションと嵐の如きブラスト&バスドラ連打で埋め尽くす様にノックアウトされる。悲壮感を醸すクリーンVoもなかなか効果的。


FLESHGOD APOCALYPSE - Labyrinth ★★ (2014-03-07 00:11:31)

前作の壮絶きわまる豪華絢爛暴虐シンフォ・ブルデス絵巻に度肝を抜かされた彼らの3rd。ギリシャ神話に登場する半人半牛の暴れ者ミノタウロスや迷宮ラビュリントスなどをテーマに前作と同様のサウンドが炸裂。違いと言えばオーケストレーションが若干引っ込んで(あくまで前作との比較で)バンドサウンドが前に出てきたぐらいで前作とは殆ど変わらないのでそこまで大きな衝撃はなかったが、最初からいきなりラスボス戦かと錯覚してしまいそうなハイパーテンションのシンフォニックな音像は何だかんだ映画音楽のような迫力があり、このコッテコテなまでにドラマティックな旨みがたまらなく美味。


FOR MY PAIN - Fallen ★★★ (2014-12-30 23:37:03)

CHARONやNIGHTWISH、そしてETERNAL TEARS OF SORROWの現/旧メンバーをフィーチャーしたゴシックメタル・ユニットによる1stデビュー作。こう見ると参加メンツがなかなか豪華なのだが、そこから自ずと湧き上がる期待を一切裏切らない高品質のメランコリック・ゴシックを展開。

この手のノリノリ・ゴス系にありがちなロマンティックさは程よいサジ加減といった印象で全体としてはやや甘さ控えめの硬質なサウンドで、あの微妙なダミ声(苦笑)を一切無くして全編クリーンVoに置き換えさらにゴシックへの傾倒を強めたETOSの4th「A Virgin~」と言ってもいいような雰囲気。北欧の寒々しいメランコリーをたっぷり湛えたキラキラ・シンセ/ピアノを塗し、時には軽快なドライヴ感を伴いながら哀愁メロディを聴かせてくれる。いかにも北欧らしさ満点の2やキャッチーでノリノリな5などキーとなる良曲の存在がいい。

Voは現REFLEXIONで過去にETOSのアルバムにもゲスト参戦していた赤毛の美形シンガー、ユハ・キルマネンでやや線の細めな気だるい歌声はあまり個性的とはいえないものの、変にねちっこくディープな歌い方をしない分同系統の他バンドと比較して聴きやすい印象を与える。


FOR MY PAIN - Fallen - Autumn Harmony ★★★ (2014-12-30 23:43:53)

抑揚をおさえた淡々とした雰囲気ながらも、いかにもフィンランドな哀愁ダダ漏れなメロディにノックアウト必至のコーラスがたまらない。これぞメランコリック・ゴシックの真骨頂ともいえる名曲。


FOR MY PAIN - Fallen - Dancer in the Dark ★★★ (2015-01-02 22:31:28)

肌寒い冷気を放つKeyがリードしていく哀愁ゴシック・ロックナンバー。キラキラKeyばかりでなく切り込んでくるGソロも聞かせどころ。女性Voもナイスな隠し味。


FOR MY PAIN - Fallen - Dear Carniwhore (2016-01-20 00:14:13)

他と比べてかなりヘヴィ目な感触。ユハ君の歌い方もなかなか荒々しいが、線の細さがちょっと気になるかも。


FOR MY PAIN - Fallen - My Wound Is Deeper Than Yours ★★★ (2015-01-02 22:36:20)

フィンランドならではの哀愁を振りまくゴシックロック曲。とは言えGリフはなかなかヘヴィで硬派な側面を主張していて、甘口すぎないバランス感覚が○。


FOR MY PAIN - Fallen - Rapture of Lust ★★★ (2015-01-25 01:08:54)

リードGが奏でるキャッチーなメロディや自然と体が動いてしまう軽快なアップテンポのノリ等と、ツボの押さえどころがしっかりしている良曲。


FOR MY PAIN - Fallen - Sea of Emotions ★★ (2015-01-02 22:40:03)

感情を抑えて退廃的な倦怠を纏ったようなユハのVoが印象的な、ゆったり目なスロー曲。ここでも鍵盤がGJ。


FREAK KITCHEN - Move ★★ (2014-01-18 22:34:18)

天才(奇才?)ギタリストマティアス”IA”エクルンド率いる3ピースバンドの4th。マティアス自身が歌う(これが上手い!)キャッチーなメロディ満載のヘヴィ・ロックだが、遠慮なくブッ込む変拍子やら常人には理解不能のギミック炸裂のGと相当ヘンテコな個性を発揮。特にこの色々な意味でぶっ飛んだGソロは必聴モノ。個性はさすがだがアルバム全体を通して丸々ヘヴィネス一色でややダレを感じるところが唯一の難点で、毛色の異なる雰囲気がもうちょっとあればメリハリがついてよくなると思う。


FREAK KITCHEN - Move - Nobody's Laughing ★★★ (2015-09-04 23:31:13)

変拍子まみれで重く強靭なバッキングなのに、Voメロディは人懐っこくキャッチーなのが楽しい。


FREEDOM CALL - Eternity ★★★ (2013-06-12 01:05:57)

3rd。メンバーが変わっても路線に何ら変化なしだが、教会を思わせる神聖な雰囲気を湛えた分厚いクワイア満載の疾走ジャーマン・メタルサウンドはこれまで以上にとにかく底抜けに明るく、気分が沈んだ時に聴けばおのずと元気が沸いてくる。お得意のスピードチューンだけでなく、アンセミックなミドル曲もメロディの良さが活き活きとして聴かせてくれる。日本盤が出ていないのが勿体無いほどの秀作だ。GAMMA RAYファン、メロスピファン共に必聴!


FREEDOM CALL - Eternity - Ages of Power ★★ (2013-06-12 01:14:47)

他の曲と比べややヘヴィながらも基本はメロディアスなスピード曲。後半で聴かれる凶悪なグロウルには驚いた。


FREEDOM CALL - Eternity - Land of Light ★★ (2013-06-12 01:08:30)

シンセのメロディがEUROPEの某曲ソックリなミドルチューン。ライトな雰囲気のコーラスパートにもうひとひねりメロディアスさがほしかった。


FREEDOM CALL - Eternity - Warriors ★★★ (2013-06-12 01:11:47)

ややミドル寄りのアップテンポの曲。何と言っても覚えやすく合唱必至のコーラスが素晴らしく、いかにもジャーマンなコッテリ感や明るさが高揚感を煽る。


FREQUENCY - Compassion Denied ★★ (2012-07-16 22:10:42)

約2年ぶりの2nd。脱退したVoの座には新たにAT VANCEなど多くのバンドを掛け持ちしていることで知られるリック・アルツィが後任として加入。基本的には前作同様の重厚なヘヴィネスで聴かせる正統派メロディック・メタル路線ですが、音が全体的によりヘヴィな感じに。リックのVoはヨルン・ランデに近い野太くハスキーな声質で力強く歌い上げるタイプで、この音楽性にマッチしていていい。前作でやや気になったVoパートが強化された反面リードGの叙情的なフレーズが減少して若干地味になってしまった面もあり、やや痛し痒しなところも。


FREQUENCY - Compassion Denied - Agony Is My Name ★★★ (2012-08-04 20:07:32)

NOCTURNAL RITESを彷彿させる熱いメロディが堪らない。哀愁全開のGソロにも悶絶です。


FREQUENCY - When Dream and Fate Collide ★★ (2012-07-16 22:01:10)

メロディック・デスメタルの隠れ名バンド、LOTHLORIENの元メンバーによって結成されたバンドの1stデビュー作で、LOTHLORIEN時代とは打って変わってNOCTURNAL RITESあたりに近い正統派寄りのメロディック・パワーメタルを聴かせる。ツボを得たメロディックな楽曲もさることながら、そこにメロデス出身ならではのセンスが光るザックザクに刻む重低音の利いたモダンなGリフやクサいリードGのメロディを駆使し、フックのきいたGワークを聴かせるところがポイント。マッツ・レヴィン似のVoのクセの強さとVoラインの弱さがちょっと気がかりになるものの、Gの充実度がそれを上手くカバーしています。


FREQUENCY - When Dream and Fate Collide - Distant Light ★★★ (2013-02-06 01:07:14)

伸びやかに聴かせるコーラスのキャッチーさも気持ち良いアップテンポナンバー。3分過ぎあたりからの鋭さ抜群リフワークにメロデス時代の面影を残す。


FREQUENCY - When Dream and Fate Collide - Oblivion ★★ (2013-04-14 22:15:24)

特にキャッチーに聴かせるコーラスが痛快なミドルチューン。エッジも深みも充分なGサウンドによるモダンなGリフワークが魅力的。


FREQUENCY - When Dream and Fate Collide - Pitch Black ★★★ (2013-02-06 01:02:23)

重厚でブルータルな刻みのリフ、そしてメロディアスでキャッチーなリードG。メロデスの音で組み立てるパワーメタルといった趣がツボにきます。


FREQUENCY - When Dream and Fate Collide - Time ★★ (2013-02-06 00:58:00)

何となくリフや歌メロがイングヴェイ風のスピードチューン。メロディアスなツインリードも見せ所。


FUNERIS NOCTURNUM - Pure Satanic Blasphemy ★★★ (2014-10-20 19:54:51)

フィンランドはユヴァスキュラ出身シンフォニック・ブラックメタルバンドの1st。Tormentのサタニック極まる叫びやグロウル、Dracoの人間離れした激速ドラミング(特に6はヤバい!)が蹂躙するファストナンバーの連続で畳み掛け、タイトルに恥じぬ冒涜の限りを尽くさんばかりの凄惨さは圧巻の一言。また薄っすらと寒々しさを演出するRuhoのセンス溢れるシンセ捌きがある種のメロディックな聴きやすさを運び、それも聴き所。

現在は日本盤はもとより輸入盤も入手が難しい状況だが、それだけの価値はある。


FUNERIS NOCTURNUM - Pure Satanic Blasphemy - Burying the Last Breathe of Christianity ★★★ (2016-01-02 01:14:16)

開始直後から雪崩の如く押し寄せる轟音で蹂躙していく衝撃と狂気のOPナンバー。Hail! Hail! Hail! Satan!!と叫ぶ様子はまさしく悪魔崇拝そのもののようだ。


FUNERIS NOCTURNUM - Pure Satanic Blasphemy - Damnation of Inri ★★ (2016-01-02 01:21:52)

瘴気を撒き散らす高音の喚きと醜悪な低音グロウルが合わさる所が一際禍々しくていい。突然ブツッと切れる終わり方に?となってしまうが。


FUNERIS NOCTURNUM - Pure Satanic Blasphemy - Kuolontoive ★★★ (2014-09-29 22:53:24)

この曲だけ意図的に篭った音作りになっているが、そのぶん原始ブラックを思わせる寒々しさが満点。そして至近距離で放たれるマシンガンの如きバスドラ超連打はマジで人間を辞めたのかと思うほどのトンデモスピード。


GAMMA RAY - Blast From the Past ★★★ (2012-12-30 21:42:07)

2000年リリースの2枚組みベスト盤。ベストとは言え単なる寄せ集めではなくDisc1とDisc2の1st~4thの楽曲は現ラインナップでの再録バージョンで、Disc2後半(5th・6thの曲)もリマスター音源といった内容なので新鮮味がある。個人的にはラルフよりもカイのVoの方がいいと思っているので(少数派かもしれませんがw)こういう音源は素直に嬉しい。選曲もしっかりと代表曲を押さえているので問題なし。


GAMMA RAY - Empire Of The Undead ★★ (2014-05-23 22:25:42)

およそ3年ぶりの11作目。スタジオが火事で全焼するなど色々トラブルに見舞われながらも、そんなイメージを跳ね除けるかのようにエネルギッシュに駆け回る硬質でメタリックな作風を展開。前作の路線を保ちつつ、ヘヴィネス増強の音作りによってモダンな質感がアップ。

キャッチーさは控えめでこれといったキラー曲は見当たらないものの、そろそろ50台突入かと思われる年から想像つかぬアグレッシヴな勢いがなかなか痛快で、さらにR&R風の2やHELLOWEEN初期を思わせるスラッシュ・ナンバーの6などの変化球である程度バリエーションを凝らしているのもいい。何かと不評の多い日本盤のボートラについては、まあボーナスだしこういう遊びっぽいのもたまにはいいかなと思っているw。


GAMMA RAY - Empire Of The Undead - Empire Of The Undead ★★ (2014-05-23 22:40:57)

HELLOWEEN極初期の頃を大いに彷彿させるスピーディなジャーマン・スラッシュナンバー。キャッチーさを犠牲にしてまで激しく攻め立てるキレのいいリフやスリリングなGソロは聴き所。地味にアーライ入り。


GAMMA RAY - Empire Of The Undead - Hellbent ★★ (2014-06-07 21:45:18)

モダンな音作りでも正統派のスタイルを貫き通す、ハイテンションなスピード曲。ソロ後のスローダウンするパートがまんまMetal Meltdown(JUDAS PRIEST)なのはご愛嬌w。


GAMMA RAY - Empire Of The Undead - Someday (Japanese Bonus Track) (2014-05-23 22:34:31)

RAMMSTEINかと錯覚してしまうようなエレクトロニカ&ダンサブルなグルーヴという異色のボーナストラック。悪くはないがあまりの予想外な変化球にひるんだw。


GAMMA RAY - Heading for Tomorrow ★★★ (2014-04-08 19:43:28)

記念すべき1stで、Voは元TYRAN' PACEのラルフ・シーパース。個人的にはカイがVoを執るようになった4th以降のほうが好みだが完成度はこの時点でかなりのもので、HELLOWEEN時代の流れにあるパワーメタルナンバーから感動のバラード、さらにはコミカルな遊び心のあるものまでバラエティに富んでいてなかなか充実した一品。捨て曲もなくラルフ時代では一番の出来だと思う。


GAMMA RAY - Heading for Tomorrow - Heaven Can Wait ★★ (2015-04-14 19:11:38)

これでもかというくらいにハッピーで明るいメロディに満ちたミドルナンバー。カイがVoのバージョンも違和感無く、若干哀愁がプラスされた仕上がりでおすすめ。


GAMMA RAY - Heading for Tomorrow - Look at Yourself ★★★ (2014-04-08 19:45:58)

URIAH HEEPの名曲(邦題は対自核だったっけ)のカバー。元々ハードだった原曲をよりメタリックに仕上げたところが好印象。


GAMMA RAY - Heading for Tomorrow - Lust for Life ★★★ (2015-04-14 19:06:07)

HELLOWEEN時代から変わらぬポジティブなメロディと爽快な疾走感。これぞジャーマン・パワーメタルの名曲。じっくり長めに聴かせるGソロもナイスなハイライト。


GAMMA RAY - Heading for Tomorrow - Money ★★ (2014-04-08 19:54:14)

スラッシーにひねったリフのかっこよさも聴き所だが、あのマニマニマニ(以下略)が何といってもインパクト大w。


GAMMA RAY - Heading for Tomorrow - Space Eater ★★ (2015-04-14 19:18:25)

少々地味な曲調だが超絶ハイトーンVoが脳天を貫く様子が強烈で、ラルフのVoだからこその曲だと思う。ライヴ盤「Alive 95」でもプレイされているが、やはり無理があったのかカイが苦しそうw。


GAMMA RAY - Insanity and Genius ★★ (2014-04-08 20:05:48)

スラッシュ畑のリズム隊を迎えて軌道修正を図る3rd。前作は意図的にパワーメタル路線から離れたような作風がいまいちだったが今回は従来の路線に回帰したような印象で、サウンドの質感に若干スラッシーなエッジが立っている。序盤は特にアップテンポな曲でテンポよく進んでいくので前作のような不完全燃焼感は感じない。後半は幾分勢いが落ちるのが難点だが、7や9、10は結構好き。


GAMMA RAY - Insanity and Genius - No Return ★★★ (2014-04-08 20:09:10)

微妙にコミカルさも滲むブリッジからポップなコーラスの流れがキャッチーでツボにストライク。ライブ盤「Skeletons~」(カイVoバージョン)のこれもオリジナルに劣らない。


GAMMA RAY - Insanity and Genius - Tribute to the Past ★★★ (2015-05-22 23:01:03)

前のめり気味に突っ込んでいく疾走感がたまらない。熾烈かつ流麗極まるGソロのセクションは最大の見せ場。


GAMMA RAY - Insanity and Genius - Your Tørn Is Over ★★ (2014-04-08 20:16:37)

珍しくディルクがリードVoをとる粗暴なR&Rナンバーで、荒々しくもノリノリなコーラスがクセになる。やや変化球ながらも楽しめる。


GAMMA RAY - Land of the Free ★★★ (2012-10-04 22:02:34)

4th。この頃からカイがVoを執るようになるが、贔屓目に見ても酷かったHELLOWEEN時代よりは大分向上しているので問題なしでしょう。コンセプト作ということで途中で短い繋ぎのインスト曲を交えながら、陰・陽のメロディ満載のカイ流のジャーマンメタル・サウンドをドラマティカルに描く。締めの13が若干地味なのを除けば完成度が高い。マイケル・キスクやハンズィ・キアシュがゲスト参加しているのもポイント。


GAMMA RAY - Land of the Free - Abyss of the Void ★★ (2012-10-04 21:41:13)

静かな導入部を経て力強いリズムと共に分厚いクワイアで勇壮なメロディを奏でるミドルチューン。確かにジャーマンらしさがにじみ出ているような感じですよね。


GAMMA RAY - Land of the Free - Land of the Free ★★★ (2012-10-04 21:29:14)

キスクとの共演が嬉しい。希望を感じさせるような明るさに満ちた合唱誘発もののコーラスは落ち込んだ時に聴くと勇気付けてくれる。


GAMMA RAY - Land of the Free - Man on a Mission ★★★ (2012-10-01 20:45:21)

問答無用のアンセミック・ジャーマンメタル。これぞGAMMA RAYって感じですね。「アーライ!」も含め最高!


GAMMA RAY - Land of the Free - Rebellion in Dreamland ★★★ (2012-10-04 21:35:53)

1曲目からいきなりドラマチックな大作チューン。でもこれが全くダレないのだから素晴らしい。こんな名曲を作り上げるカイは天才!


GAMMA RAY - Land of the Free - Time to Break Free ★★ (2012-10-04 21:46:20)

腑抜けたイントロが脱力感を誘うものの、パワフルに暴れるロックンロールなノリで突っ走る。キスクがリードボーカルということで終始ポジティブさが支配的で、ここぞと決める流麗なGソロもさすが。


GAMMA RAY - Land of the Free II ★★ (2012-10-17 23:42:40)

あの名作「Land of The Free」の続編である9th。前作はやや時代の流れを組んだダークさやモダンなアレンジが目立っていたが、今回は原点復帰を意識したのか全体的に明るくポジティブな雰囲気が特徴で、アレンジが前作ほど複雑でないのでキャッチーで耳に残るメロディも多め。それだけでなくどこかできいたことのあるアレも健在(今回のオマージュ元はメイデン?)w。サウンドプロダクションはトミー・ニュートンによるものだが、全体的に音作りがラフで軽めなのが気になる。


GAMMA RAY - Land of the Free II - Empress ★★★ (2012-10-13 20:15:28)

まるで軍歌のような勇ましい曲調が特徴的なミドルチューン。中盤のGメロディにロシア民謡の「ポーリシュカ・ポーレ」を引用しており、それがまた強く印象に残る。


GAMMA RAY - Land of the Free II - To Mother Earth ★★★ (2015-05-22 23:10:49)

待ってましたというタイミングで決めてくる疾走曲で、畳み掛けてくるような展開がスリリング。ブリッジのアレが何かどっかで聴いたことのあるメロディだなと思ったらHow Many Tearsかw。


GAMMA RAY - Majestic ★★ (2012-10-17 23:51:32)

ライヴアルバムを挟んでの4年ぶりとなる8th。前作の流れを組む正統派寄りのスタイルを踏襲しつつアレンジがより濃厚になり、曲によっては若干モダンなダークさやヘヴィネスを導入しているが基本的にはいつもの通りのGAMMA RAYらしいサウンドからは逸脱しない。即効性はいつもより控えめなのでややスルメ盤のような趣が強め。


GAMMA RAY - Majestic - Fight ★★★ (2013-04-30 17:38:32)

キャッチーメロ&爆走の展開がたまらなくツボを刺激する本作随一の疾走曲。


GAMMA RAY - Majestic - Majesty ★★ (2012-10-17 23:57:39)

ドンヨリと重く厳粛なムードに支配されたヘヴィ・チューン。カイの声はこういうダークな曲調に意外とマッチしているような。


GAMMA RAY - Majestic - My Temple ★★ (2014-07-31 20:32:46)

どどっと雪崩れ込む重厚なヘヴィネスとひねった展開で攻めるOPナンバー。中間部のアレがまんまSabbath Bloody Sabbathなのには吹いたがw。


GAMMA RAY - No World Order ★★★ (2013-03-16 20:09:21)

7th。80年代の正統派HM由来のエッセンスが従来以上に強く、いわばGAMMA RAYのルーツを色濃く反映したような作風。7のように以前よりもかなりあからさまな感じにちらつくJUDAS PRIESTのオマージュも人によっては賛否が分かれるところかもしれないが、カイが自らJUDASファンだと公言していたことを考慮してこういうのもご愛嬌だな、と好意的に受け止めているw。サウンドプロダクションは過去最高。


GAMMA RAY - No World Order - Damn the Machine ★★ (2013-03-19 01:04:54)

厳ついヘヴィネスと冷たく機械的なリズムで重心を利かせるミドルチューン。クワイアのアレンジをもっと分厚くしてほしかったが、このこってりした感じはダンらしいセンスが光る。


GAMMA RAY - No World Order - Dethrone Tyranny ★★★ (2013-03-16 20:16:50)

アーライ!でテンションも上がる劇的スピードチューン。ダンのフリーダム・コールでの経験を活かしたと思しき荘厳なアレンジでクサく盛り上げてくるのがたまらない。


GAMMA RAY - No World Order - Follow Me ★★★ (2013-03-19 00:49:07)

ヘンヨ作曲のキャッチーでメロディアスなアップテンポ曲。Gソロのクサクサな哀愁ぶりもたまらない。それにしてもイントロのフレーズ、どっかで聴いたことがあるような・・・w。


GAMMA RAY - No World Order - Heaven or Hell ★★★ (2013-03-16 20:21:12)

これぞカイならではの節を感じさせるI Want Out系統のミドル曲で、ツインリードもキャッチーでカッコいい。自ずと合唱を誘われるコーラスもさすが。


GAMMA RAY - No World Order - Induction ★★ (2013-03-16 20:23:29)

格闘技番組ですっかり御馴染みのOP。今に至るまで使われているのでもしかすると一番有名なガンマレイの曲かも!?


GAMMA RAY - No World Order - Solid ★★ (2013-03-19 00:58:51)

元々はIRON SAVIOR用の曲だったというのも納得の硬派なスピードチューン。カイ先生のJUDAS好きゆえのアレなのかもしれないが、既に指摘されているようにこれは最早超Rapid Fireとしか言い様のない仕上がりww。


GAMMA RAY - No World Order - The Heart of the Unicorn ★★★ (2015-05-22 22:58:23)

Painkillerばりにカイのブチ切れハイトーン・スクリームが炸裂するアグレッシヴなアップテンポナンバー。唸りを上げる激重Gリフや悲劇的な雰囲気のコーラスと個人的にはツボである。


GAMMA RAY - Powerplant ★★★ (2012-10-01 19:53:13)

初めてラインナップが安定した状態で制作された6th。繋がりのあるジャケや世界観から前作の路線と同様だがよりソリッドでヘヴィな音作りとなり、前作以上に纏まりを感じさせる。相変わらずカイの曲は冴えているが他のメンバー提供の楽曲も見逃せない。初参戦の前作からメキメキと頭角を現しているヘンヨによる作曲の3、9は勿論のことダンの4、5(5はカイとの合作だが)もかなりの出来で驚かされる。どの曲も高水準で素晴らしく、GAMMA RAYの最高傑作といえばこれでしょう。


GAMMA RAY - Powerplant - Anywhere in the Galaxy ★★ (2012-10-01 20:09:04)

OPを飾るヘヴィなスピードチューン。大仰な前作のOPにインパクトこそは譲るものの、こちらもいい曲だと思う。


GAMMA RAY - Powerplant - Armageddon ★★★ (2012-10-07 00:00:56)

これぞカイ・ハンセンって感じの大作チューン!アグレッシヴな勢いやスリル、ドラマティックな盛り上がりなどまさにアルバムの締めくくりに相応しいですね。


GAMMA RAY - Powerplant - Gardens of the Sinner ★★ (2012-10-06 23:54:39)

最初はあまりピンと来なかったが、ライヴ盤「Skeletons~」のこれを聴いて好きになった。やや明るめのトーンで歌われるコーラスがキャッチー。


GAMMA RAY - Powerplant - Hand of Fate ★★ (2012-10-06 23:52:06)

前後が強力な曲だしアルバム後半ということでやや忘れられがちだが、これもドラマティックなメロディが映える曲。次の「Armageddon」を引き立たせるようなラストの演出もグッド。


GAMMA RAY - Powerplant - Heavy Metal Universe ★★ (2013-08-29 19:49:35)

何となく芝居がかった歌い方やノリがMANOWARを思わせる、カイ流ヘヴィメタル賛歌。ソロのところでJUDASっぽいリフがあるような・・・?


GAMMA RAY - Powerplant - It's a Sin ★★ (2013-08-29 19:43:25)

ペット・ショップ・ボーイズの名曲のイメージを壊さずにGAMMA RAYらしくメタリックにアレンジしたところが好印象の好カバー。カイの声も全然違和感ナシのハマりぶり。


GAMMA RAY - Powerplant - Razorblade Sigh ★★★ (2013-08-29 19:33:12)

剃刀の如く鋭いリフと共に程よいスピード感のあるアップテンポナンバー。中盤の転調をはじめ歌メロが爽やかなものから最終的には哀愁っぽいものへと変化したりと表情に富んでいてなかなかの聴き応え。


GAMMA RAY - Powerplant - Send Me a Sign ★★★ (2012-10-01 19:57:46)

「I want out」系列の親しみやすいメロディが軽快にドライヴする曲。イントロの演出もGソロも秀逸ですね。


GAMMA RAY - Powerplant - Short as Hell (2013-08-29 19:40:00)

ヘヴィな正統派ミドル曲。重々しいグルーヴがあってカッコいいがちょっと地味かも。


GAMMA RAY - Powerplant - Strangers in the Night ★★★ (2012-10-01 20:14:26)

分厚いクワイアと共に疾走するコーラスやGソロパートがとてもドラマティック。ダンもいい仕事しているね。


GAMMA RAY - Powerplant - Wings of Destiny ★★★ (2012-10-01 20:01:41)

ヘンヨの曲にハズレなし!哀愁と共にドラマティックに飛翔するコーラスへのメロディ展開には悶絶せずにはいられない。


GAMMA RAY - Sigh No More (2014-04-10 18:42:24)

低予算なジャケのショボさに泣ける2ndで、Dsには元HOLY MOSESのウリ・カッシュ、Gの片割れに古くからの友人であるディルク・シュレヒターが加入。持ち味のジャーマンパワーメタル曲をあえて抑え、スローでヘヴィな1などに代表されるようによりモダンなR&R志向を強めるも、無理にらしかぬアメリカンHMをやろうとしているような姿勢に違和感あり。そんな中でも2や3、6と秀逸な曲の存在が光り、似た傾向にあるHELLOWEENのchameleonほど冗長なマッタリ感がないのが救いか。


GAMMA RAY - Sigh No More - As Time Goes By ★★ (2014-04-10 18:47:38)

どこまでも突き抜けていくようなラルフの超絶ハイトーンに圧倒される硬質なスピードナンバー。3分過ぎからのユニゾンフレーズはどう考えてもあの曲ww。


GAMMA RAY - Sigh No More - Rich & Famous ★★★ (2012-10-18 00:00:48)

オリジナルも良いけどベスト盤のカイのVoバージョンのほうが曲調にマッチしていていいな。
リッチャンフェイマス!リッチャンフェイマス!


GAMMA RAY - Somewhere Out in Space ★★★ (2012-10-01 20:26:45)

またもリズム隊が交代し、現在まで長らく続くことになるラインナップとなった5th。ジャケや曲名が現すようにこの作品は宇宙をモチーフとした世界観が貫かれているのが特徴。メンバーチェンジのせいか今までの作品よりも音が強力になったように感じられる。当時新加入のヘンヨ・リヒターが早速9という強力な曲を提供しているには驚き。なかなかヴァラエティにも富んでいるので全15曲でもダレを感じさせない。


GAMMA RAY - Somewhere Out in Space - Beyond the Black Hole ★★★ (2012-10-04 22:14:56)

本職に返り咲いたディルクのベースがバキバキと唸りをあげるイントロが強烈な、いかにも広大な宇宙へと飛び出すような勢いを感じさせるパワーメタル・チューン。「Into the dark!」の合いの手がカッコよすぎ。


GAMMA RAY - Somewhere Out in Space - Lost in the Future ★★ (2012-10-04 22:05:22)

「おおスザンナ」のメロディを取り入れたGソロでのカイのハイテンションぶりは異常w。思わずくすりとさせられるような遊び心を感じさせる曲。


GAMMA RAY - Somewhere Out in Space - Rising Star/Shine On ★★ (2012-10-04 22:36:32)

締めくくりを飾るのはオペラティックなメロディで山あり谷ありの展開にゾクゾクさせられる大作チューン。ど頭で「アーライ!」を決めているのもポイント。


GAMMA RAY - Somewhere Out in Space - Somewhere Out in Space ★★★ (2012-10-01 20:34:30)

展開美、メロディ、スピード感ともに申し分なし。ライヴ盤のこれはただでさえ速いテンポがさらに増して凄いことになっています。


GAMMA RAY - Somewhere Out in Space - The Guardians of Mankind ★★ (2015-12-28 20:42:50)

名曲の陰に隠れがちだが、コレも結構なクサメロが聴ける良曲かと思う。流麗なGソロもナイス。


GAMMA RAY - Somewhere Out in Space - The Winged Horse ★★★ (2012-10-01 20:32:22)

カイのVoに難あれどもそんな難点をかき消しかねないほどに素晴らしいメロディが溢れ出す必殺チューン。リッチー好きのヘンヨならではの様式美センスが現れているよね。


GAMMA RAY - Somewhere Out in Space - Valley of the Kings ★★ (2012-10-04 22:22:28)

所々で入る隠し味のKey(シンセ?)がちょっと近未来的で、このアルバムのコンセプトにぴったり。一緒に歌いたくなるようなアンセミックなコーラスがナイス。


GARY HUGHES - Precious Ones ★★ (2015-01-11 22:34:40)

TENの看板Vo&ソングライター、ゲイリー・ヒューズのソロ作。彼のソロを聴くのは3作目に当たる本作が初めてだが、到ってシンプルな音作りでブリティッシュな湿り気を帯びた哀愁メロディック・ハードを展開・・・というかぶっちゃけTENとそこまで大きく変わらない音楽性(バックバンドのメンバーも大半はTENの面々だし)。しいて違いを挙げるとしたらこちらは大作志向やハードロック度合いは控えめで、その分都会派AOR的な趣が強めなところか。

全体的に落ち着いたムードで派手さは無く割と地味なのだが、じわじわと来る哀愁メロディの質はさすがの一言でファンであればゲットしておいて損は無い。