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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 801-900

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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 801-900
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IRON MAIDEN - Virtual XI - The Angel and the Gambler (2015-05-12 01:14:08)

70年代チックな風情を醸すところが個人的に好みだが、コーラスのリフレインがやたら多く無駄に長すぎるのが残念。4分ほどで纏まったPV版の方が絶対よいと思うのだが。


IRON MAIDEN - Virtual XI - The Clansman ★★★ (2015-05-12 01:03:45)

ケルト民俗の要素を大々的に取り入れた郷愁的なメロディが異色だが、それが非常に味わい深い仕上がり。拳を突き上げながら「フリーダァーム!」と叫びたくなる。


IRON SAVIOR - Condition Red ★★★ (2014-07-27 20:38:48)

ツインGの片翼を担っていたカイが離脱するも、GAMMA RAYやEDGUY等のツアーでGテクニシャンとして同行していた経験の持つヨアキム・クストナーがその穴埋めすることで新たに再出発を図る4th。認知度・人気共に上のGAMMA RAYやHELLOWEENの影に隠れがちながらも愚直なまでに己の道を行くケレン味のないピュア・パワーメタルは不変だが、カイの脱退というネガティヴなイメージなどどこへやらここに来て爆発力が一気に増して痛快な傑作に仕上がっている。

ジャケのごとくドカンと炸裂するフルスロットルの爆走ナンバー1から一気にテンションが上がりその後もGRAVE DIGGERばりの漢コーラスに燃えるアンセミックなミドル~アップテンポナンバーの畳み掛けでガッツリ攻める。何と言っても以前とは比べ物にならないほどのキャラ立ちとフックが明快で、今までは多少なりともダレが生じていた流れに程よい起伏も出来て中弛みがおきにくくなった(ただどれもがハイテンションの熱血ナンバーなので逆に慣れていないと聴き疲れが生じるかもしれないがw)。

同期のPRIMAL FEARと並ぶ質実剛健の言葉を地で行く、決してブレない王道の独逸メタルシーンの裏番長たる存在感を見せ付ける好盤。


IRON SAVIOR - Condition Red - Living After Midnight ★★ (2015-08-13 17:51:13)

JUDAS PRIESTのカヴァーだが、R&R的な原曲と違って熱く疾走する大胆なアレンジ。でも見事にはまっていてナイスな仕上がり。


IRON SAVIOR - Condition Red - Protector ★★ (2015-08-13 17:54:02)

超がつくほどの漢臭さ爆発のコーラスにテンションがあがる。甘さ控えめどころか一切カットの武骨ミドル曲でカッコいい。


IRON SAVIOR - Condition Red - Thunderbird ★★★ (2014-07-27 20:44:40)

シンフォニックで壮大なイントロダクションから始まり、その期待を裏切らないドラマ性溢れるエピック・アップテンポナンバー。怒涛のメロディで高揚感を煽るコーラスは撃沈必至!


IRON SAVIOR - Condition Red - Titans of Our Time ★★★ (2014-07-27 20:48:07)

凄まじい熱気と矢継ぎ早に畳み掛けるような勢いでテンションがレッドゾーンに振り切れる悶絶スピードチューン。OPとしては文句の付けようがない完璧な逸品。


IRON SAVIOR - Condition Red - Walls of Fire (2015-08-13 17:58:37)

中盤のGソロセクションが燃える。それ以外は割とそこそこといった感じだが。


IRON SAVIOR - Condition Red - Warrior ★★ (2014-07-27 20:50:49)

コーラスでの「ウォォ~リア~!」がメッチャ気合入れまくりでアツすぎるw。ちょっと地味目なミドルながらもそこが個人的にツボなポイントだったりする。


IT BITES - Once Around the World - Kiss Like Judas ★★ (2015-08-21 23:08:40)

思わず口ずさんでしまいそうなキャッチーさが最高。ひたすら爽やかなムードが心地よい。


Infinita Symphonia - A Mind's Chronicle - Lost in My Own Brain ★★ (2014-08-07 23:16:11)

アルバムOPを飾る、ヒネリを利かせながらヘヴィに突き進むミドルテンポ曲。ストレートな勢いはないがコーラスのエピック風味が高揚を誘う。ブルース・ディッキンソン激似(やや荒めのシャウトが特にクリソツ)の伸びやかな歌声もナイス。


JAMES LABRIE - Impermanent Resonance ★★ (2013-10-02 21:49:09)

Mullmuzzler名義でないほうのソロ作第3弾。メンバーも据え置きで前作とほぼ同様のモダンなメロデス方面のアプローチを展開しているが、今回はピーター・ウィッチャーズなどの外部ライターが関わっている点が前作との違いで、そのため(かどうか知らないが)アグレッシヴさよりもメロディアスさに重点を置いたような印象だ。一際美しいメロディが聴かれる4などのようにここ最近のDREAM THEATER以上に魅力的に聴かせるVoパートも多く好印象。良くも悪くも前作と同一路線なので変化に乏しいところに評価が分かれそうだが、個人的には気に入った。


JAMES LABRIE - Impermanent Resonance - Agony ★★★ (2013-11-07 23:30:16)

前作のOP曲と同様にSOILWORKバリにアグレッシヴな勢いのあるモダン・メロデスナンバー。驚きは少ないが、メロディの質はこちらに軍配が上がる。


JAMES LABRIE - Impermanent Resonance - Back on the Ground ★★★ (2013-11-07 23:26:38)

ラブリエの艶やかな歌声が存分に堪能できるメロディアスな曲。ピコピコなエレクトロニクスがモダンな印象も与えるが、さり気無い味付け程度なので鼻につかない。


JAMES LABRIE'S MULLMUZZLER - MullMuzzler 2 ★★ (2012-09-16 19:22:09)

DTのジェイムズ・ラブリエによるソロ第二弾。基本的には前作と同様のプログレ・ハード路線ですが、やや散漫な印象だった前作と比べてメロディアスでキャッチーな曲が増えたことで純粋に歌モノとして楽しめる作品に仕上がっています。本作で聴かれるラブリエのVoは素晴らしく、DTの時と比べてより自然体で活き活きとした印象も与えます。楽器隊はその分控えめで裏方に回っているといった感じですが、ラブリエの歌を楽しむためのものと割り切ってしまえばこれはこれでいいかもしれません。


JAMES LABRIE'S MULLMUZZLER - MullMuzzler 2 - Believe ★★★ (2012-09-16 19:31:38)

この優しく囁きかけるような歌声・・・ホントに癒されますね。ピアノの伴奏とアコギのみというバッキングの簡素なアレンジがより歌を際立たせていてグッド。


JAMES LABRIE'S MULLMUZZLER - MullMuzzler 2 - Falling ★★★ (2012-10-30 22:47:31)

軽快なテンポながらも感傷的なメロディがたまらなく心に沁みるポップチューン。声を張り上げずに落ち着いた感じで歌い上げるラブリエのセクシーなウィスパーボイスがとっても切なげで素敵ですね。


JAMES LABRIE'S MULLMUZZLER - MullMuzzler 2 - Listening ★★ (2012-09-16 19:37:09)

さり気なくブルージーな味わいのGも美味しいピアノバラードで、蕩けそうなほど甘い声で囁くようなラブリエの歌声にうっとり。


JAMES LABRIE'S MULLMUZZLER - MullMuzzler 2 - Stranger ★★★ (2012-10-30 22:52:42)

前作路線のプログレ・ハードチューンですが、単純なメロディの良さはこちらに軍配が上がりますね。適度にヘヴィな演奏と綺麗なメロディのバランス配分の良さもあってメリハリの利いた聴き応えのある曲に仕上がっていると思います。


JEFF LOOMIS - Zero Order Phase ★★★ (2012-07-22 22:27:00)

元NEVERMOREの超絶ギタリスト、ジェフ・ルーミスの初ソロ作で全編インスト。

本家NEVERMOREばりにゴリゴリとしたダークなヘヴィネスが支配的なサウンドですが、ジェフのGがこれでもかというくらい弾き倒す様は古きよきShrapnel系のアプローチが強く、ネオクラシカルなフレージングにジェイソン・ベッカーの影響を感じさせます。VoがなくともGワークの多彩な引き出しや聴かせるメロディが満載なので退屈さはありません(ソロだけでなくリフワークにも注目!)。改めてジェフの凄腕ぶりに驚かされます。

Dsには元NEVERMOREのマーク・アーリントンが参加。他の参加ミュージシャンはゲスト扱いで、CANNIBAL CORPSEのパット・オブライエン(G)、ジャズ界の名手マイケル・マンリング(B)、SPASTIC INKのロン・ジャーゾンベク(G)、本作のプロデューサーであるニール・カーノン(G)と中々豪華な面々です。


JEFF LOOMIS - Zero Order Phase - Azure Haze ★★ (2012-11-08 01:34:27)

押しては引いていく波のようなシンプルなコントラストで展開する、クラシカルな気品も感じさせる穏やかな曲。後半の劇的に爆発するような展開と共にハーモナイズするGの美しさに卒倒。


JEFF LOOMIS - Zero Order Phase - Cashmere Shiv ★★ (2012-08-04 20:17:14)

アルバムジャケットのようなモノクロトーンのダークで澱んだ雰囲気が支配するヘヴィなミッドテンポ・チューン。マイケル・マンリングとニール・カーノン両氏によるフレットレスB&Gが生み出すフュージョン的なソロが何とも印象的。


JEFF LOOMIS - Zero Order Phase - Devil Theory ★★ (2012-08-04 20:22:00)

MESHUGGAHの如きメカニカルな刻みの尖ったリフと共に疾走するブルータルなアップテンポチューン。クラシカルに弾き倒すようなソロの畳み掛けにも圧倒される。


JEFF LOOMIS - Zero Order Phase - Jato Unit ★★★ (2012-08-04 20:11:02)

疾走感のある曲調に乗っかるジェフのGソロは流麗さは勿論のこと音の正確さもすごいですね。ちょうど3分過ぎたあたりからロン・ジャーゾンベクが独特のソロワークで参加しています。


JEFF LOOMIS - Zero Order Phase - Miles of Machines ★★★ (2012-07-22 22:31:32)

間違いなく本作髄一のキラーチューン。CACOPHONYばりのネオクラシカル・フレーバー満載の高速アルペジオ、悶絶を誘う壮絶な泣きのフレージングが最高です。


JEFF LOOMIS - Zero Order Phase - Opulent Maelstrom ★★★ (2012-07-22 22:37:29)

時に変拍子も交えてカオティックにのた打ち回るような凶暴なGリフが緊迫感を高める、最もNEVERMOREのイメージに近い曲。全体的にヘヴィネスとリズム重視でここぞと言うタイミングで決めるメロウなGソロのブレイク、リズムに合わせて変化する多彩なパターンのリフ刻みなど聴き所が多め。


JEFF LOOMIS - Zero Order Phase - Sacristy ★★★ (2012-11-08 01:13:45)

ひたすら咽び泣くようなGトーンが鳥肌モノ。ややバラードタイプ寄りの曲でピアノやアコギも入っていて綺麗。


JEFF LOOMIS - Zero Order Phase - Shouting Fire at a Funeral ★★ (2012-11-08 01:17:10)

OPを飾るヘヴィなミドルチューン。比較的ストレートな展開だが重機で薙ぎ倒すようなヘヴィネスとキャッチーで華麗なメロディが舞う派手さのコンビネーションで痛快に決めまくる。


JOHN PETRUCCI - Suspended Animation ★★★ (2013-01-01 00:06:57)

言わずと知れたDREAM THEATERの超絶ギタリスト、ジョン・ペトルーシの2005年発表のソロ作で、全編インスト。DTを思わせるようなヘヴィなプログレッシヴチューンを始めVAI風のハードなフュージョンのアプローチ、泣きのブルーズなどなかなか多彩な楽曲群であくまでGが主役ながらもバランスよく整合的に聴かせるのが特徴。平均6~7分という重厚さに封じ込められた奔放なGワークは彼のバックグラウンドの豊かさが現れており、ファンであれば聴くべきもの。

ちなみに発表当時はペトルーシ本人のWebサイトを通じた通販でないと入手できなかったが、現在ではamazonでも取り扱っている様子。


JORN - Worldchanger ★★★ (2013-05-14 21:02:01)

ノルウェーの歌鬼ことヨルン・ランデのソロ作第2弾。前作はカヴァー曲多めのメロディアス・ハード作だったが、今作は全編オリジナル曲で勝負。ダークで不穏な空気を漂わすヘヴィな曲からバラード、ポップでボーカルオリエンテッドなAORソングまで振り幅の大きめな楽曲が並ぶのだが、それらを器用に歌いこなすヨルンの実力派振りに改めて驚愕させられる。彼のソロ作の中では本作が一番お気に入り。ドラムはあのヘルハマーことヤン・アクセル・ブロムバーグ(MAYHEM)で、随所で耳を捉える強烈なフィル捌きを披露。


JORN - Worldchanger - Bless the Child ★★ (2013-05-15 22:17:40)

不穏な緊迫感に満ちたブルータルなテンションで突き進むメタルチューン。ヘルハマーの雪崩れ込むようなドラミング、劈くようなスクリームを聴かせるヨルンのVoが迫り来る場面が圧巻の一言。


JORN - Worldchanger - Christine ★★ (2013-05-15 22:21:55)

適度に肩の力を抜いたような軽やかなキャッチーさが印象的なAORチューン。最後らへんでタガが外れたかのようにヘルハマーが暴走気味にブラストをぶちかましてますw。


JORN - Worldchanger - Sunset Station ★★★ (2013-05-14 21:04:32)

さながら欧州メロディックメタルのような疾走感とともに駆けるコーラスのフックが強力なミドルチューン。Gソロも派手目に弾きたおす感じでグッド。


JORN - Worldchanger - Tungur Knivur ★★ (2013-05-14 21:08:04)

アルバム1曲目のダークなスローチューン。SABBATH風の引きずるようなリフが何ともドゥーミーな雰囲気を醸す。重々しい空気を切り裂くようなヨルンの絶唱が迫力満点。


JORN - Worldchanger - Worldchanger ★★★ (2013-05-15 22:12:21)

前半までの空気をがらりと変えるように爽快感で聴かせるメロディアスHRで、晴れやかなコーラスのメロディがとても秀逸。


JOURNEY - Escape - Open Arms ★★★ (2012-11-18 21:27:18)

コーラスの美しいメロディラインが感動を呼ぶ名バラード。色々なところで使われたので結構有名なのでは。


JOURNEY - Frontiers - Separate Ways (Worlds Apart) ★★★ (2009-08-11 22:55:04)

まさに名曲。
イントロのKeyのフレーズで決まりでしょう。


JUDAS PRIEST - British Steel - Steeler ★★ (2015-09-14 23:10:05)

リフ・オン・リフを地で行く徹頭徹尾メタルな曲。カッコいいの一言に尽きる。


JUDAS PRIEST - Killing Machine (Hell Bent for Leather) - Hell Bent for Leather ★★★ (2015-04-29 02:13:40)

Exciterと同様にライヴ版が最高に熱い。フラッシーなタッピング(だよね?)ソロが切り込んでくるところでテンションが一層高まる。


JUDAS PRIEST - Painkiller ★★★ (2012-11-18 20:56:53)

スラッシュメタルの血を注入して本気を見せた12th。ロブのブチ切れスクリーミングが絶大なインパクトを与える1曲目から凄まじい攻撃性に圧倒され、最後までそのテンションは落ちることがない。もちろん攻撃性だけでなく英国らしい叙情メロディにもしっかり気を使っているのがミソ。JPの作品群ではやや異色なのかもしれないが、傑作であることには変わりない。


JUDAS PRIEST - Painkiller - Leather Rebel ★★★ (2012-11-18 21:19:15)

ヘヴィな2バス連打で疾走こそはしないが、終始ハイテンションで突き進む展開に熱くなる。ソロ前の勇ましいツインリードのフレーズのカッコよさは随一。


JUDAS PRIEST - Painkiller - Metal Meltdown ★★ (2012-11-18 21:14:18)

鋭いリフと共にスラッシーな攻撃性とスピード感で突進。コーラス裏のリフのダークでどんよりした響きも相まって激しさの中に不穏さも感じさせる。


JUDAS PRIEST - Sin After Sin - Sinner ★★ (2015-04-29 02:09:01)

例の空耳で腹がよじれるほどに笑い転げてしまったがw、ドラマチックな英国HRといった独特の雰囲気がカッコいい曲。


JUDAS PRIEST - Turbo - Turbo Lover ★★ (2017-01-15 01:11:22)

Defenders~の頃の硬派なメタルのイメージを期待すると肩透かしを喰らうが、これはこれで案外悪くない。そこはかとなく漂うUKニューウェーヴの気だるげな雰囲気が結構好き。


JUDAS PRIEST - Unleashed in the East: Live in Japan ★★★ (2014-11-18 22:21:21)

凄まじいテンションと熱気に満ちたライヴ盤。初期JUDASの名曲が目白押しと言わんばかりの選曲はいうまでも無く最高だし、何といってもライヴならではの勢いでスピード感&キレ共に増していてどの曲もかっこよさが倍増しなのがたまらない。当時ロブのVoが空調のせいでボロボロな出来だったと言うことで後にスタジオテイクに差し替えられたのは有名な話だが、驚くことに全く違和感なく溶け込んでいる。


JUDAS PRIEST - Unleashed in the East: Live in Japan - Exciter ★★★ (2014-11-18 22:24:02)

スピーディな疾走感が痛快な曲で、流麗なGソロの流れで悶絶。ライヴテイク版のこれはヤバい。反則的にかっこよすぎる。


Jethro Tull - Aqualung - Aqualung ★★★ (2013-10-02 19:23:14)

名盤のOPを飾る、怪しげでダークな響きのメインリフが印象的な曲。さらにコロコロと変化する複雑怪奇な流れもめまぐるしく、まさにプログレ。


Jethro Tull - Aqualung - Cross-Eyed Mary ★★ (2013-10-02 19:17:18)

異様な雰囲気をかもすイントロから引き込まれる、比較的ストレートなブルーズ調の曲。IRON MAIDENがカバーしたことも有名。


Jethro Tull - Aqualung - Locomotive Breath ★★★ (2013-10-02 19:09:06)

どこか洒落た感じのジャジーなイントロから後半のフルートソロのスリリングな展開まで目を離せない。名曲です。


KALMAH - 12 Gauge ★★★ (2013-03-10 22:04:41)

フィンランド発スワンプ・メタラーによる6th。同郷のチルボドとは対照的にモダン化と縁のない真っ当なメロデスを聴かせてくれるところが好印象で、この作品でもしっかり己の道を貫き通しているのがいい。北欧ならではの寒々とした荒涼感を醸す薄らと覆うシンフォニックなKeyのセンスもさることながら、派手に弾き倒すアンティのGソロも過去最高に熱く、ここぞという聴かせどころを設ける。全編勢いのある楽曲で突っ走る作風も気持ちよくダレない。


KALMAH - 12 Gauge - Hook the Monster ★★★ (2013-05-04 22:39:49)

まるで初期チルボドを姿形変えずにそのまま現代にアップデートしたかのような、ささくれたヘヴィネスと共にド派手に舞うGワークが超カッコいい曲。大物との死闘を描いたと思しき歌詞も面白い。


KALMAH - 12 Gauge - One of Fail ★★★ (2013-03-12 21:06:05)

北欧キラキラメロデス+モダンなサウンドの相乗効果が極上の旨みを引き出す必殺曲。長めのソロセクションもエキサイティングで文句なし。


KALMAH - 12 Gauge - Rust Never Sleeps ★★★ (2013-03-12 21:01:52)

アコースティカルなイントロダクションから分厚く激しい怒濤のリフワークで攻める流れがカッコいいOPトラック。テクニカルなソロバトルが楽曲の勢いに拍車をかける。


KALMAH - 12 Gauge - Swampwar ★★★ (2013-03-10 22:07:38)

クランチーなリフとともに爆走&弾きまくりのソロの白熱する展開が激アツ!


KALMAH - Seventh Swamphony ★★★ (2013-08-17 01:24:25)

安易に”Symphony”にするのではなくそこに”Swamp”を引っ掛けるあたりが彼ららしい、センス抜群のタイトルが秀逸な7th。マルコが脱退して新たにETOSのツアーメンバーとしての経験もあるヴェリ・マッティ・カナネン(TACERE,ONE MORNING LEFT)を後任として迎えるといったメンバーチェンジを経るも、基本から1ミリたりともブレないメランコリックで泥(沼?)臭い土着性を帯びた安心・信頼のKALMAH節炸裂のスワンプ・メタルを展開。あえて違いを挙げるなら前作よりもマイルド目な音作りになったこと、全体的に北欧トラッド的なメロディが多く聴かれたり以前よりシンフォニックさが若干抑えられたことか。

元々ピコリーモ畑の出身ということもあってヴェリ・マッティの操る鍵盤ワークの一部にはトランス風の音色が垣間見えたりするも、さりげない装飾といった感じなのでそんなに鼻につくほどではない。全8曲というボリュームながらも一つ一つの密度が濃いので物足りなさは感じさせない。密度はいくぶん減ったかもしれないが、北欧メロデスの旨みを凝縮した傑作だ。


KALMAH - Seventh Swamphony - Deadfall ★★ (2013-08-17 02:01:44)

キャッチーで煌びやかなメロディのイントロで掴まれるミドルチューン。スピード感溢れるGソロ展開も強力。


KALMAH - Seventh Swamphony - Hollo ★★ (2013-08-17 01:35:14)

どっしり重厚なヴァイキング風味も美味しいトラッド色強めなミドルチューン。珍しくペッカがクリーンボイスで一部歌っているが、それもまた独特の哀感が強く印象に残る。それ以外にも聴き所が多く7分という長さを感じさせない。


KALMAH - Seventh Swamphony - Seventh Swamphony ★★★ (2013-08-17 01:28:46)

ド頭からブラスト炸裂、そしてクサいメランコリックなフレーズ連発のGメロでノックアウトのタイトルトラック。中間部でのメロウな民謡フレーズが素朴な味わいをかもしていてグッド!
PVではメンバーが沼地で演奏、さらにバンドのマスコットキャラクターでもある沼じいさんが登場。まさに沼尽くし?


KALMAH - Seventh Swamphony - Windlake Tale ★★★ (2013-08-21 22:32:40)

ネオクラシカルなリフ刻みに初期COBのそれを想起せずにはいられない3連符のアップテンポナンバー。逞しくタイトなリズムやGが一体化する勢いで薙ぎ倒していく感じが気持ちいい。


KALMAH - Seventh Swamphony - Wolves on the Throne ★★ (2013-10-02 19:50:15)

新入りKey奏者のヴェリ・マッティ・カナネンが作曲。暴虐的なまでに叩きつけるブラストやメランコリックなフレーズが入り乱れるミドルチューン。ペッカのグロウルも最高に邪悪さが滲んでいていい。


KALMAH - The Black Waltz ★★★ (2014-05-26 23:17:44)

ジャケの沼爺さんがやたら渋すぎる4th。鍵盤奏者が現POISONBLACKのマルコ・スネックに交代してシンフォ・キラデスらしいゴージャスな装いが高まり、一部を除きほぼ全編クラシカルに弾きまくりなG炸裂の疾走アップテンポ・ナンバーで矢継ぎ早に畳み掛ける流れが痛快だ。

さらにペッカ兄貴のVoが沼地を這う野性味溢れるグロウル型に変化し、その凶暴な咆哮の迫力に後押しされるように楽曲の持つアグレッションも増加。もはやCOBフォロワーなどと呼ばせないだけのクオリティの高さを提示する強力作。


KALMAH - The Black Waltz - Time Takes Us All ★★★ (2014-08-06 23:36:13)

ペッカ兄貴がブチかます「イ"ヤ"ァ"ァーーー!!」の叫びでテンションダダ上がりとしか言いようのない必殺曲。シンガロング誘発のキャッチーさも最高。


KAMELOT - Karma - Elizabeth: I. Mirror Mirror ★★ (2013-02-13 21:02:03)

うっとりと聞き惚れてしまいそうな美しいファルセットが最高。次の曲へと繋がる時の狂気に堕ちていくような感覚が怖い。


KAMELOT - Karma - Elizabeth: II. Requiem for the Innocent ★★ (2013-02-13 21:36:32)

妖しくダークな雰囲気のミドルチューン。単体で聴くと淡々とした流れでいまいちなので、前後の曲と合わせて1つの大曲として聞くのがおすすめ。


KAMELOT - Karma - Elizabeth: III. Fall From Grace ★★ (2013-02-13 21:44:12)

性急なテンポで畳み掛ける展開にテンションが上がる。最後ら辺でもうひと盛り上がりほしかったところだが、儚く消え去っていくようなラストの余韻が美しすぎて言葉を失う。


KAMELOT - Karma - Temples of Gold (2012-07-28 20:11:07)

アルバム内では地味な部類に入ってしまう曲でしょうけど、ロイの艶やかな歌声は堪らないです。東洋的なエキゾチックさも印象的。


KAMELOT - Silverthorn ★★ (2014-06-07 22:14:40)

燃え尽き症候群の末に脱退したロイ・カーンの後任にSEVENTH WONDERのトミー・カレヴィックを迎え入れることで新たに立て直す10th。印象としてはここ最近のモダンなゴシック/パワーメタル路線の延長上で、トミーのVoにしても若干爽やかさを残しつつ本職のSWの時とは異なりロイをかなり意識したような歌い方をしているため依然ダークで妖艶なゴス度合いは大いに感じさせるものの、躍動的なスピード感や哀愁を帯びたメロディアスさがぐっと復活しているのが大きい。前作でメロディを殺すような過剰さが鼻についた重苦しさがいくらか抑えられ、The Black Haloの頃を思わせる程よいさじ加減になっているのも好ポイント。

現時点ではここからどういう方向に向かうのかまだ不明瞭なところもあるのだが、心機一転の復活作としては上々。


KAMELOT - The Black Halo ★★ (2013-03-22 00:41:57)

6th。明快でストレートな曲は控えめなので前2作のような即効性はあまりないかもしれないが、流れは勿論のこと曲そのものの深みはアルバムを重ねるごとに増している。また3部作最終章ということもあるのか今回はインストパートのアレンジも聴き応えのあるものが多く、時にはプログレ・ハード的な趣さえある(あくまで味付け的な印象だが)。これ以降はゴス寄りのダークな路線へと進むが、個人的にはこれくらいのさじ加減がちょうど良いと思う。


KANSAS - Leftoverture - Carry On Wayward Son ★★★ (2014-04-30 23:48:24)

「Carry on my wayward son~♪」のアカペラコーラスが強く印象づけられるプログレ・ハードの名曲。緩やかに描く叙情メロディと起伏に富む流れ、キャッチーなGリフと聴き所は盛りだくさん。


KATATONIA - Dead End Kings ★★ (2013-12-26 19:21:40)

個人的にトラヴィス氏の作品の中でも最高のデザインだと思う退廃ジャケがすばらしい9thで、メンバーチェンジを経ての今作は前作の流れをある程度汲みつつも変化が見られる。具体的にはサウンド自体が硬質でやや軽めになったことでヘヴィネスやダークさがぐっと薄れ、さらに前作ではピンポイントで組み込まれていたアンビエントなエレクトロニクス/ストリングスのアレンジを、時にはバンドサウンドすら追いやるほどに全面的に押し出したことも相まって暗黒耽美成分はかなり抑え目に。ハッキリ言ってしまえば現代的なオルタナ~ポスト・ロック寄りのアプローチが強めなのが特徴で、最近のANATHEMAをちょっと暗めにしたような感じかも。

この思い切った作風の転換に賛否が分かれるかもしれないが、穏やかなムードとヨナスの癒しヴォイスとの相乗効果が醸す独特のアンニュイな聴き心地は相変わらず健在。確かに決め手に欠ける印象は否めないしさらっと通り抜けがちな淡白さも気にならないわけでもないが、言われるほど悪くはないと思う。


KATATONIA - Dead End Kings - Dead Letters ★★ (2013-12-28 00:42:16)

アルバム本編を締める曲で、これまでの流れの中ではやや異色なぐらいにヘヴィで従来のKATATONIAらしい感じがする。アグレッシヴなリフ攻めとメロウなパートが行き交う展開もスリルがあっていい。


KATATONIA - Dead End Kings - Lethean ★★★ (2013-12-28 00:53:25)

タイトなリズムに乗りメランコリックに彩るミドルナンバー。後半にはKATATONIAにしては珍しくGソロも登場し、さりげなく意外性も見せる。


KATATONIA - Dead End Kings - The Parting ★★ (2013-12-28 00:47:59)

今までに無いほどに強くなったシンフォニックなアレンジに賛否が分かれるかもしれないが、この悲しくもマイルドな心地よさがたまらない。


KATATONIA - Last Fair Deal Gone Down ★★ (2013-12-30 22:47:08)

5th。専任メンバーを迎えて本格的なバンド体制になったことで前作以上に音像がタイトになり、明らかにグレードアップした。憂鬱な気持ちを一杯一杯に抱えているような根暗Voといい、ほのかに湿っぽい暗さを帯びたGメロによる内省的で沈鬱な雰囲気は何度も聴いていると気分が沈みこんでいきそうだ。これ以降の作品と比較するとちょっと深みに欠ける印象だが、3や4などはなかなかいい曲。


KATATONIA - Last Fair Deal Gone Down - Sweet Nurse ★★ (2013-12-28 00:29:58)

他の曲と比べて比較的ライトな感じであるが、それでも明るくなりきれていないところがKATATONIAらしいところ。


KATATONIA - Last Fair Deal Gone Down - Tonight's Music ★★★ (2013-12-28 00:37:51)

ふわふわと虚しく漂うような沈鬱ムード。聴いているだけで気力が消え失せるようなこの虚無感はすごい。


KATATONIA - Last Fair Deal Gone Down - We Must Bury You ★★ (2013-12-28 00:27:21)

苦悩と救いようのない悲しさに満ちた歌詞の重たさに気分は一層ダウン。3分に満たない短い曲ながらも強烈。


KATATONIA - Night Is the New Day ★★★ (2013-11-07 23:07:51)

美しくも破滅的な世界へと誘うようなジャケがたまらない8th。近年の作品と同様にもはやデスメタルの面影などないが、その代償に得た一度嵌れば容易に抜け出せない仄暗く美しい陰鬱世界へ引き込んでいくゴシック/プログレ風味のあるダーク・メタルを展開し、暗黒美をとことん突き詰めた名盤。叙情的に奏でる艶やかなアルペジオのクリーンな響き、バックでうっすらと覆われるストリングスやエレクトロニクスの柔らかく暖かみのある音が闇の帳のように包んでいく感覚は、薄気味悪さとは対極の位置にあるような得も言われぬ心地よさがある。

ヨナス・レンクスの優しく包み込むような癒しヴォイスを始めヘヴィ過ぎないバランスで聴かせるバンドサウンドが絶妙で、これらも相まって単に沈鬱するだけでない甘美な雰囲気にどっぷりと耽溺してしまう。キャラ立ちも統一感も優れた楽曲群の充実もすばらしい。デジブック盤にはボーナストラックが収録されており、これも本編に勝るとも劣らない佳曲だ。


KATATONIA - Night Is the New Day - Ashen ★★ (2013-11-08 00:09:47)

限定デジブック盤のボーナスとして収録されているメランコリックなミドルナンバー。陰鬱というほどではない適度なメロウさが支配的で、次回作のDead End Kingsに通ずるオルタナ感覚も。


KATATONIA - Night Is the New Day - Day and Then the Shade ★★★ (2014-02-26 22:31:31)

微妙にグロいPVがアレだが、Viva Emptinessの頃を思わせるような美しく滑らかなメロディ運びとハードなバッキングの対比が良バランス。


KATATONIA - Night Is the New Day - Forsaker ★★★ (2013-11-07 23:13:09)

ぶっきらぼうに叩きつける無慈悲なヘヴィリフに驚くが、穏やかなバッキングとともにヨナスの美声が聴こえてくればKATATONIA流のメランコリックな抒情サウンドでゆったりと酔わせる。


KATATONIA - Night Is the New Day - Idle Blood ★★ (2013-11-08 00:01:14)

OPETH的なアプローチが濃いアコースティックGをフィーチャーした儚く美しいバラード。アルバムの中ではダークさはやや控えめ。


KATATONIA - Night Is the New Day - Inheritance ★★★ (2014-08-13 22:05:44)

アルバムの中で最もストリングスのアプローチを押し出した、情緒溢れるアンビエントな寂寥感に涙を誘う鬱メロナンバー。2分過ぎからのチェロの奏でる旋律に鳥肌総立ち。


KATATONIA - Night Is the New Day - Nephilim ★★★ (2014-02-26 22:57:56)

この上ない侘しさが染み入るスローナンバー。聴いているうちにふと広大な海のような暗闇に飛び込んで虚しく浮かんでいたいと思ってしまう。


KATATONIA - Night Is the New Day - Onward Into Battle ★★ (2013-11-08 00:19:03)

残響の強めな空間が虚しさを加速させる。この曲に限ったことではないが、一つ一つの言葉を優しく聴かせるヨナスの柔らかな歌声がたまらない。


KATATONIA - Night Is the New Day - The Longest Year ★★★ (2014-01-01 00:17:47)

静かなムードから躍動感のあるバンドサウンドへのダイナミックな移行がかっこいい。バッキングで微妙に塗されているエレクトロ風味もなかなかの隠し味。


KATATONIA - The Great Cold Distance ★★★ (2013-12-02 22:49:03)

もはや苦悩や絶望すら通り越して極地に行き着いたかのような、淡く美しい癒しの暗黒空間が支配する7th。OPETHあたりに近い感触かもしれないが、こっちはデスVoは全くないしむしろオルタナ由来の緩やかなメロウさが強めなので似て非なる感じ。全体的に起伏は少なくほぼ全編鬱メロで沈みきったムードなのでとっつきにくいかもしれないが、ゴリゴリと唸るリフに虚無的なダークさを伴う穏やかなバッキング、そして優しく包み込むようなヨナスの美声が織り成す対比は麻薬的な魅力があり、気がつけばトリコになる。ボーナス曲も本編とはやや毛色が異なるもののなかなか印象的でGOOD。次回作と同様にお気に入り。


KATATONIA - The Great Cold Distance - Deliberation ★★ (2014-01-01 00:22:55)

結構ハードなバッキングに対して終始淡々としたVoメロディ。即効性は決して高くないが病み付きになる。


KATATONIA - The Great Cold Distance - My Twin ★★★ (2013-12-05 18:40:32)

優しくも苦悩を湛えたヨナスの囁きにゾクゾクさせられる。陰鬱で虚無的ではあるがやるせない思いで訴えかけてくるような求心力がある。


KATATONIA - Viva Emptiness ★★ (2014-01-01 00:34:51)

モノトーンのジャケの寂寥感がバンドのイメージにぴったりな6th。基本的に今までどおりなのだがややソフトだった前作よりもサウンドが格段に分厚くヘヴィでハードになり、3rd以降の作品の中でもかなり攻撃的な雰囲気だ。いつになくガツガツと攻めるリフやドラムスが主張していく感覚はかっこいいが、そのぶん憂鬱なメロウさがやや後退気味なのでこの点はやや好みが分かれるところかも。


KATATONIA - Viva Emptiness - A Premonition ★★ (2014-03-05 18:42:47)

もはや絶望しきって何かを悟ったかのような雰囲気、そして堪えきれずにすすり泣くようなヨナスのVo・・・最高に鬱な気分にさせてくれる。


KATATONIA - Viva Emptiness - Ghost of the Sun ★★★ (2014-02-26 22:04:28)

分厚くヘヴィな音を聴けば前作よりもパワーが増したことがうかがい知れるOPトラック。モノトーンの寂しさから絶叫を交えて激しい怒りを剥き出すコーラスパートの流れがなかなか強力。


KATATONIA - Viva Emptiness - Wealth ★★★ (2014-10-14 21:07:44)

変拍子を交えた手数の多いリズムワークと轟音のごときヘヴィネスの嵐が襲い掛かる様子がカッコいい。一見地味ながらもなかなかテクニカルな演奏の妙技が堪能できる。


KEEP OF KALESSIN - Armada - Armada ★★★ (2009-09-05 22:52:58)

このリフのメロディはまさしく慟哭。あまりの壮絶さに鳥肌が立ちます。


KING CRIMSON - In the Court of the Crimson King ★★★ (2014-10-13 23:50:12)

邦題は「クリムゾン・キングの宮殿」で、言わずと知れたプログレッシヴ・ロックの名盤として名高いアルバム。1969年という今から45年もの昔の作品でさすがに音質そのものはそれ相応の古めかしさを感じさせるものの、一筋縄ではいかないアヴァンギャルドなまでのアレンジセンス、ずっしりとくる鬱な空気、薄っすらと覆うメロトロンのレトロな味わい等と今聴いてもかなりの衝撃がある。全5曲だが殆どが6分超~12分の大曲とボリュームは十分あり、決して物足りなさなど感じさせない。


KING CRIMSON - In the Court of the Crimson King - 21st Century Schizoid Man (including Mirrors) ★★★ (2014-08-05 20:53:34)

もう45年も前の曲なのだが、現代でも通用するほどのアヴァンギャルドな混沌まみれの狂気。ノイジーなVo、圧倒的な重量リフ、サックスの入り乱れるインストパートと何度聴いても飽きない神曲。


KING CRIMSON - In the Court of the Crimson King - Epitaph (including March for No Reason and Tomorrow and Tomorrow) ★★★ (2014-10-13 23:34:24)

とてつもない哀愁があふれ出すバラード大曲。時にぐっと迫り出すかようにダイナミックな演出を醸す重厚なメロトロンは圧倒的存在感。


KING CRIMSON - In the Court of the Crimson King - I Talk to the Wind ★★ (2014-09-22 20:58:15)

フルートが侘しく鳴り響くメロウな曲。静かな中に半ば諦観気味に淡々とした空気が貫かれており、聴いていると精神的に結構じわじわくる。


KING CRIMSON - In the Court of the Crimson King - Moonchild (including The Dream and The Illusion) ★★ (2015-02-26 23:16:01)

前半部における幻想的な月夜の如き幽玄美に魂が抜けそうになる。後半は長めのインプロヴィゼーション的なインストが続き、それも悪くないがちょっとダレるのが難点。


KING CRIMSON - In the Court of the Crimson King - The Court of the Crimson King (including The Return of the Fire Witch and The Dance of the Puppets) ★★★ (2015-11-16 01:00:25)

古めかしく壮麗な空間美に思わず溜息が漏れる、計り知れぬスケール感に満ちた大曲。メロトロンの美しさはまさに一級品だ。