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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1601-1700

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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1601-1700

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TEN - Ten - After the Love Has Gone ★★★ (2012-07-29 20:05:05)

英国らしい叙情性たっぷりのメロディアス・ハード。ピッキングハーモニックスが唸るダイナミックなGリフのカッコよさは筆舌に尽くしがたい。


TEN - Ten - It's All About Love (2012-07-29 20:02:39)

GインストのThe Crusadeから続くトニー・マーティン時代のBLACK SABBATH風のHRチューンで、ややシリアスな曲調ながらもゲイリーの愁いを湛えた歌唱がアダルトなムードを醸す。


TEN - Ten ★★★ (2012-07-29 19:53:41)

英国らしい翳りと時にロマンティックなまでに甘美な叙情性が満載、まさに名作と呼ぶべき1st。

全体的にややゆったりめなテンポの曲が多いが、ここぞと言う時に熱いフレージングを聴かせるヴィニー・バーンズのGワークがダレない程度にメリハリをつけてくる。ロウトーンをメインに淡々と歌うゲイリー・ヒューズのVoスタイルは独特で好き嫌いが別れるかもしれないが、そのディープで甘い歌声は魅力的です。

中古屋ではよく格安で売られていることが多いが、それが勿体無く思えるほどに素晴らしい。


THE MAGNIFICENT - The Magnificent - Memories ★★★ (2012-07-29 19:44:18)

CIRCUS MAXIMUSのメンバーであるマッツ・ハウゲン作曲のハードなアップテンポ・チューン。フックのあるポジティヴなメロディが一際冴え渡る。


THE MAGNIFICENT - The Magnificent - Holding on to Your Love ★★ (2012-07-29 19:41:38)

アルバム1曲目としてはまずまずの幕開けですね。マイケルが高らかに歌い上げるコーラスのメロディが瑞々しい!


THE MAGNIFICENT - The Magnificent - Drive ★★★ (2012-07-29 19:40:16)

日本盤のボーナストラックですが、これがオマケの範疇を超えた素晴らしい曲です。タイトルどおり哀愁メロディがドライヴする心地よさは至福の一時。


THE MAGNIFICENT - The Magnificent ★★★ (2012-07-29 19:37:07)

某誌で91点という高評価を得た、天下の「Frontiers Records」が送るCIRCUS MAXIMUS&LEVERAGEのメンバーによるプロジェクト。どこか懐かしさを覚える80年代メロディアス・ハード・チューンが満載で、煌びやかなKeyが彩る楽曲郡はどれもが高水準でいわゆる捨て曲はありません。その反面飛びぬけて強力な曲が見当たらない感じも否定できませんが・・・。

マイケル・エリクセンの歌声はCMの「Isolate」以来4年ぶりに聴きますが、相変わらずの人懐っこさのある美声は最高の一言です。トースティ・スプーフのGもバリバリ弾きまくりで耳を惹きつけられます。


TNT - Intuition ★★★ (2012-07-28 20:42:04)

言うまでもなくTNT史上最高傑作である北欧ハードポップの名盤。3や5を筆頭にいい曲が満載です。トニー・ハーネルの超ハイトーンが歌い上げるポップなメロディ、ロニー・ル・テクロのヘンテコなセンス爆発のテクニカルソロが最後まで印象的。


SEVENTH WONDER - The Great Escape - Move on Through ★★ (2012-07-28 20:36:17)

ベースラインがなかなか渋いメロディを奏でる曲。変拍子や転調が違和感なく溶け込んでいるのもいい。


SEVENTH WONDER - The Great Escape - King of Whitewater ★★★ (2012-07-28 20:33:08)

スリリングに展開するインストパートの妙技と瑞々しいクリスタル・メロディとの融合が素晴らしい曲。


SEVENTH WONDER - The Great Escape - Alley Cat ★★★ (2012-07-28 20:29:41)

フラッシーに決めまくるテクニカル・パッセージが気持ちいい。それでいて変に嫌味を感じさせないのもポイントです。


SEVENTH WONDER - The Great Escape ★★★ (2012-07-28 20:26:36)

前作「Mercy Falls」が素晴らしかったので次回作はどうなることかと心配していましたが、それは単に杞憂に過ぎないものでした。この2年ぶりとなる4thではさらに複雑に、しかしメロディックに進化したSWサウンドを聴かせてくれます。

時にDTばりにテクニカルな演奏を決めつつ、以前よりも安定感が増して上手くなったトミー・カレヴィックがソウルフルに歌い上げる叙情的なメロディが彩る作風は前作以上に完成度を高めつつあります。北欧のバンドならではの透明感のあるメロディアスさが中心なので、難解であっても意外なほど聴きやすさがあります。今回は全7曲と少ないものの、どれもが濃密で聴き応えありなので物足りなさは感じさせません。


KAMELOT - Karma - Temples of Gold (2012-07-28 20:11:07)

アルバム内では地味な部類に入ってしまう曲でしょうけど、ロイの艶やかな歌声は堪らないです。東洋的なエキゾチックさも印象的。


CIRCUS MAXIMUS - The 1st Chapter - Biosfear ★★ (2012-07-27 16:44:40)

流麗なメロディ、ヘヴィなグルーヴ、変拍子も交えたトリッキーなフレーズが入り乱れる様がまるで曲芸のような雰囲気を感じさせるテクニカル・インスト。


PAGAN'S MIND - Celestial Entrance ★★ (2012-07-22 22:52:29)

ノルウェーのプログレッシヴ・メタラーによる2nd。DREAM THEATERを手本にした典型的なプログレ・メタルサウンドですが、曲によってはストレートなパワーメタルな勢いが強いのが特徴です。ニルス・K・リューの伸びやかなハイトーンVoはなかなか強力で、アクの強い声質は好き嫌いが分かれるかもしれませんが存在感があります。また今作から参戦するロニー・テグナーのスペーシーなKeyワークが近未来的な世界観を作り出すのも耳を惹くポイント。

メロディにフックがもっと欲しいと思う箇所もあり、曲によってはモロにDTからの拝借フレーズが散見されたりともう一歩な印象ですが、前作からかなりの成長を感じさせる力作です。


JEFF LOOMIS - Zero Order Phase - Opulent Maelstrom ★★★ (2012-07-22 22:37:29)

時に変拍子も交えてカオティックにのた打ち回るような凶暴なGリフが緊迫感を高める、最もNEVERMOREのイメージに近い曲。全体的にヘヴィネスとリズム重視でここぞと言うタイミングで決めるメロウなGソロのブレイク、リズムに合わせて変化する多彩なパターンのリフ刻みなど聴き所が多め。


JEFF LOOMIS - Zero Order Phase - Miles of Machines ★★★ (2012-07-22 22:31:32)

間違いなく本作髄一のキラーチューン。CACOPHONYばりのネオクラシカル・フレーバー満載の高速アルペジオ、悶絶を誘う壮絶な泣きのフレージングが最高です。


JEFF LOOMIS - Zero Order Phase ★★★ (2012-07-22 22:27:00)

元NEVERMOREの超絶ギタリスト、ジェフ・ルーミスの初ソロ作で全編インスト。

本家NEVERMOREばりにゴリゴリとしたダークなヘヴィネスが支配的なサウンドですが、ジェフのGがこれでもかというくらい弾き倒す様は古きよきShrapnel系のアプローチが強く、ネオクラシカルなフレージングにジェイソン・ベッカーの影響を感じさせます。VoがなくともGワークの多彩な引き出しや聴かせるメロディが満載なので退屈さはありません(ソロだけでなくリフワークにも注目!)。改めてジェフの凄腕ぶりに驚かされます。

Dsには元NEVERMOREのマーク・アーリントンが参加。他の参加ミュージシャンはゲスト扱いで、CANNIBAL CORPSEのパット・オブライエン(G)、ジャズ界の名手マイケル・マンリング(B)、SPASTIC INKのロン・ジャーゾンベク(G)、本作のプロデューサーであるニール・カーノン(G)と中々豪華な面々です。


DARK TRANQUILLITY - Fiction - Focus Shift ★★★ (2012-07-18 21:58:08)

これぞ正に王道というべきメロデス。扇情的なGソロでとどめ刺されます。


TESTAMENT - The Ritual - Electric Crown ★★ (2012-07-18 21:37:11)

もはやスラッシュメタルというよりは正統派ヘヴィメタル然とした曲ですが、これがとにかくカッコいい!よく練られたGソロパートは必聴ですよ。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - Decadence of Dignity ★★★ (2012-07-18 21:31:12)

アルバム中最も疾走感のある曲。1曲目としてのつかみは抜群で、一気に畳み掛けるような勇ましいメロディ展開もカッコいいの一言。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn ★★★ (2012-07-18 21:27:57)

日本デビューとなる2nd。ヴァイキングあがりならではの武骨さが支配的だった前作と比較して荒々しい疾走感がいくらか後退し、3や5、さらにボーナスの10のように彼らのルーツであろう哀愁フォーク・トラッドミュージックの要素が濃くなったのが特徴で、前作で見せた優雅さと武骨さのバランスがさらに絶妙になった(あくまでも個人的な観点だが・・・)。前作の畳み掛けるような勢いが減退した点は賛否分かれるところかもしれないが、がしがし攻め立てるようなワイルドさが光るリフも依然ヴァイキンガーな面影を残していて魅力的だし、6や9といった疾走曲以外のミドルよりなテンポ曲もリフやメロディの質は相当に高いのでダレない。また無理に張り上げることなくじっくり聴かせるマティアスの上品かつダンディなミドルトーンの歌声が魅力的に響く場面が前作以上に多いのも嬉しいところだ。FALCONERのアルバムの中で一番のお気に入り。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - Lament of a Minstrel ★★ (2012-07-18 21:17:57)

フルートも聴かれる哀愁満点のフォーク・チューン。ヴァイキング・メタル+JETHRO TULLといった趣がいいですね。


FALCONER - Northwind - Tower of the Queen ★★ (2012-07-18 21:06:54)

これまたマティアスのしなやかな歌声が独特の哀愁を醸す曲。フォーキッシュな素朴さが素敵です。


FALCONER - Northwind - Delusion ★★ (2012-07-18 21:03:40)

確かにGリフがどんよりとした響きですね。歌メロはちょっと地味ですがコーラス後のヨイク(ゥラ~ラ~ララ~♪って歌っている所)パートが印象的。


FALCONER - Northwind - Northwind ★★★ (2012-07-18 20:58:35)

スピーディに突っ走るヴァース、ブリッジからのテンポダウンで聴かせるコーラスが最高。
マティアス・ブラードのジェントルヴォイスが映える「Northwind embrace me~」のくだりに優雅さを感じますね。


PAGAN'S MIND - God's Equation - Atomic Firelight ★★ (2012-07-16 23:02:52)

ゴリゴリとしたヘヴィネスにエクストリーム・メタル由来の攻撃性を感じさせつつも、ブリッジやコーラスでは重々しい雰囲気をガラッと変えるような爽やかなメロディを聴かせるというギャップがいい。


PAGAN'S MIND - Heavenly Ecstasy - Intermission ★★★ (2012-07-16 22:45:08)

自然と体が揺れるハードロッキンなドライヴ感が心地よいアップテンポ・チューン。綺麗に粒の揃うタッピング中心のソロもエキサイティングでいいですね。


FREQUENCY - Compassion Denied ★★ (2012-07-16 22:10:42)

約2年ぶりの2nd。脱退したVoの座には新たにAT VANCEなど多くのバンドを掛け持ちしていることで知られるリック・アルツィが後任として加入。基本的には前作同様の重厚なヘヴィネスで聴かせる正統派メロディック・メタル路線ですが、音が全体的によりヘヴィな感じに。リックのVoはヨルン・ランデに近い野太くハスキーな声質で力強く歌い上げるタイプで、この音楽性にマッチしていていい。前作でやや気になったVoパートが強化された反面リードGの叙情的なフレーズが減少して若干地味になってしまった面もあり、やや痛し痒しなところも。


FREQUENCY - When Dream and Fate Collide ★★ (2012-07-16 22:01:10)

メロディック・デスメタルの隠れ名バンド、LOTHLORIENの元メンバーによって結成されたバンドの1stデビュー作で、LOTHLORIEN時代とは打って変わってNOCTURNAL RITESあたりに近い正統派寄りのメロディック・パワーメタルを聴かせる。ツボを得たメロディックな楽曲もさることながら、そこにメロデス出身ならではのセンスが光るザックザクに刻む重低音の利いたモダンなGリフやクサいリードGのメロディを駆使し、フックのきいたGワークを聴かせるところがポイント。マッツ・レヴィン似のVoのクセの強さとVoラインの弱さがちょっと気がかりになるものの、Gの充実度がそれを上手くカバーしています。


MYRATH - Tales of the Sands - Beyond the Stars ★★★ (2012-07-16 21:46:32)

ソリッドに攻めるメタル・チューンが基本だが、中間部における妖艶なヴァイオリン・ソロは実に美しいです。このバンドらしい個性が光っていると感じました。


MYRATH - Tales of the Sands - Merciless Times ★★★ (2012-07-16 21:37:57)

パーカッションがカンカン鳴るイントロから引き込まれる土着民謡とメタルのクロスオーヴァーのような曲。3分台と最も短くコンパクトながらもスケールの大きいコーラスパートがインパクト大。


MYRATH - Tales of the Sands - Under Siege ★★ (2012-07-16 21:32:01)

アルバムのOPを飾る曲。強靭で分厚いバンドサウンドとシンフォニックなストリングスが畳み掛けてくる。どこかメランコリックな空気を湛えたコーラスにもノックアウト。


HEAVENLY - Sign of the Winner - Sign of the Winner ★★★ (2010-01-03 20:18:53)

個人的にクサさという観点ならば本作随一だと思う、コンパクトながらもしっかり劇的なタイトルトラック。このコテコテなメロが病み付きになる。


NOCTURNAL RITES - The 8th Sin - Never Again ★★ (2009-10-01 23:17:03)

のっけからデジタリーな打ち込み音が顔を出してモダンさを現すミドル曲だが、上手く消化してノクタ版メロハーな仕上がりになっている。PVはもうちょっと何とかならなかったのかと思うw。


NOCTURNAL RITES - The 8th Sin - Call Out to the World ★★★ (2009-10-01 23:13:37)

COBのNeedled 24/7を彷彿させるヒロイックなメロディが乱舞するOPナンバー。ノクタらしい熱気を帯びた哀愁メロディも冴え渡り、文句の付けようのない名曲。


NOCTURNAL RITES - The 8th Sin - Leave Me Alone (2009-10-01 23:10:22)

コンパクトにまとめながらもキャッチーなメロディを聴かせてくれる。
煌びやかなKeyの装飾もなかなか。


NOCTURNAL RITES - The 8th Sin - Not Like You ★★ (2009-10-01 23:05:17)

Still Alive系統の曲ですね。
Gソロもしっかりと決めているのが好印象。


PANTERA - Vulgar Display of Power - Walk ★★★ (2009-10-01 22:58:20)

重量感のあるリフやグルーヴが凄くクール。


PANTERA - Vulgar Display of Power - Fucking Hostile ★★★ (2009-10-01 22:53:48)

破壊力満点の疾走感がめちゃくちゃ気持ちよすぎる!
狂ったようにヘドバンしたくなるぞ。


KORPIKLAANI - Spirit of the Forest - Wooden Pints ★★★ (2009-10-01 22:45:01)

あの衝撃的なPVは一度目にすれば焼きついて離れないw。これ以降のドンチャン騒ぎの宴路線と比較するとまだシラフ状態の大人しめなフォークメタルという感じだが、何故だかくせになる。


THE HAUNTED - One Kill Wonder - Privation of Faith Inc. (2009-09-26 00:21:44)

この只ならぬ不穏さ・・・いい感じです。


THE HAUNTED - One Kill Wonder - Godpuppet ★★★ (2009-09-26 00:16:33)

イントロの高速Gリフの刻みでノックアウトされる。
これぞ名曲。


THE CROWN - Possessed 13 - Dawn of Emptiness ★★ (2009-09-26 00:10:05)

重量感あるミッドテンポの曲ですが、この独特のグルーヴィさが癖になります。


THE CROWN - Possessed 13 - Zombified! ★★ (2009-09-26 00:05:40)

狂ったような爆走感が痛快すぎる。


THE CROWN - Possessed 13 - Natashead Overdrive ★★ (2009-09-26 00:03:05)

まずイントロで圧倒されますね。
クランチーなリフのカッコよさも秀逸です。


THE CROWN - Possessed 13 - Kill 'em All ★★★ (2009-09-26 00:00:12)

リフやGソロが反則的にカッコいい。
一際凶悪なデスVoで「Kill em all!」と咆哮するところも好き。


THE CROWN - Possessed 13 ★★★ (2009-09-25 23:52:00)

6th。トーマスが脱退してヨハンが出戻ったことで元の鞘に納まり、ゴリゴリ爆走しまくるデスラッシュ路線は今までどおり据え置きだがサウンドがさらに重厚で荒々しくなり、まるで重戦車のような破壊力も加わってパワーアップしている。それでいて名盤の4thほどではないが、しっかりロケンローなノリも忘れていないところがまたよし。中盤で若干落ち着いたあと、ただでさえ高めなテンションに拍車をかけるように全速力で畳み掛けていくような後半の流れがグッド。


STRATOVARIUS - Elements, Part 1 - Eagleheart ★★★ (2009-09-22 23:56:06)

コード進行は前作の「Hunting~」と殆ど同じということで焼き直しと思われるかもしれないが、メロディはこっちの方が好み。思わず口ずさみたくなるキャッチーさもあってストヴァリのミドルチューンで一番好きです。


KEEP OF KALESSIN - Armada - Armada ★★★ (2009-09-05 22:52:58)

このリフのメロディはまさしく慟哭。あまりの壮絶さに鳥肌が立ちます。


DARK TRANQUILLITY - Fiction ★★★ (2009-09-05 22:41:00)

メロデスの重鎮たる存在感を見せ付ける8th。アグレッシヴなファスト曲を中心にした基本的には前作とほぼ同様の路線ながらも、中期のゴシック方面のセンスを生かしたメランコリック・ミドルナンバーを絶妙に配置することでアルバム全体の流れが引き締まり、同時に今までの集大成のような雰囲気も醸す。またさらに前作で気になった音作りも、ややマイルドながらも十分に重厚かつクリアに纏まった感じになったことで聴き疲れしなくなったのもいい。確かに飛びぬけた必殺曲は見当たらないが、そのぶん一曲ごとの作りこみというか完成度は過去最高の充実振りで、無駄な曲は一切なし。

今回の躍進の立役者はマーティン(Key)で、モダンな洗練を帯びたデジタルエレクトロから冷たく突き刺さるようなピアノまで様々な音色を駆使してダートラならではの悲哀のメロデスサウンドを一層彩る存在感は見事。これぞダートラ全部入りの最高傑作!


DARK TRANQUILLITY - Character ★★ (2009-09-05 22:17:00)

7th。のっけから強烈な1を聴けば判るとおり今作は前作以上にブルータルな疾走感とメロディのキレが増し、さらにプログレッシヴな展開美も加わることで初期の傑作「The Gallery」の頃を思わせるような作風に。もちろん単なる焼き直しなどではなく、ややフューチャリスティックな音色で儚く美しいメロディを奏でるシンセワークが絡むことでバンドの現在と過去を掛け合わせたような趣を感じさせるテイストに仕上がっている。

しかしどうしても攻撃性重視になっているせいか中盤以降になるとやや食傷気味になるところがある。勢いがあるに越したことはないのだが、個人的には4のようなニューウェーヴ風の退廃テイストをもう少しアクセントとして取り入れてほしかったかな。トータルの完成度に関しては路線を引き継ぎつつ絶妙なバランスに仕上がった次回作に譲るものの、ガツンとくるインパクトや体感的なアグレッションについては今作の方が上。


TRIVIUM - The Crusade - Detonation ★★ (2009-09-02 17:44:27)

前半はヘヴィですが、後半部になるとメロディック・メタル風になるのがいいですね。


TRIVIUM - The Crusade - The Crusade ★★ (2009-09-02 17:41:46)

インストながらも構成がしっかりとしており、8分という長さを感じさせない。
締めが今ひとつなところが惜しいところですが、とてもよく出来た曲だと思います。


TRIVIUM - The Crusade - Entrance of the Conflagration ★★★ (2009-09-02 17:37:36)

個人的には1曲目よりこの曲の方が好きですね。
ヘヴィな疾走感にガツンとやられます。


TRIVIUM - The Crusade - Ignition ★★ (2009-09-02 17:34:56)

モダンなアグレッションで攻め立てる一曲目。
ちょっと儚げなサビとの対比がいい。
一曲目としてつかみはOKでしょう。


OPETH - Ghost Reveries - The Grand Conjuration ★★★ (2009-09-02 17:29:31)

ダークなGリフが印象的。
展開は意外とストレートな方なので聴きやすいかも。


OPETH - Ghost Reveries - Atonement (2009-09-02 17:24:32)

この独特な雰囲気が何とも言えない感じ。


OPETH - Ghost Reveries - Ghost of Perdition ★★★ (2009-09-02 17:18:10)

混沌へと叩き落すかのようなリフワーク、魂が離脱しそうなまでに幻想的で美しいミカエルの幽玄歌唱パートとやや古典寄りなアプローチが強まりつつもまさにOPETHの魅力満載。初めて聴いたときはかなり衝撃的だったな。


SENTENCED - The Cold White Light - No One There ★★★ (2009-09-02 17:10:50)

熱っぽさはやや抑え目にしっとりと感傷的に歌うヴィレのVoや、優しく紡ぎだす切ないアルペジオの寂寞たるムードに心を打たれる〆曲。PVと併せれば涙腺崩壊。


ARCH ENEMY - Doomsday Machine - Nemesis ★★★ (2009-09-02 16:29:16)

アルバム自体はかなり地味だけど、この曲はまさにキラー・チューンですね。
モダンなヘヴィさと従来のスタイルがバランスよくミックスされた秀逸な一曲です。


MARTY FRIEDMAN - Loudspeaker - Elixir ★★★ (2009-09-02 16:19:20)

荒々しく疾走しつつも、いかにもマーティらしい泣きのGメロディを随所に配していて良いです。


MARTY FRIEDMAN - Loudspeaker - 世界に一つだけの花 ★★ (2009-09-02 16:14:07)

センスの良さが感じられるカバー。


PAGAN'S MIND - Enigmatic: Calling ★★★ (2009-08-20 23:49:00)

日本デビューとなる3rd。前作と同様のプログレ・メタル路線だが、2のようにより即効性の強いダイナミックなパワーメタル度がアップしたことによって印象的なメロディがグッと増し、それに伴って重厚で分離のいいサウンドプロダクションも全体的に音圧が上がって迫力アップ。前作に引き続きSF的な近未来サウンドで展開される楽曲は、プログレとはいえ小難しいことは控えめにあくまでわかりやすく、ストレートにテクニカルさやメロディアスさが伝わる爽快感が魅力的(それでいて自己満足になっていないのもいい)。殆どの曲は5分~6分台とボリュームがあるが、それぞれのキャラクター立ちのよさがあって飽きさせない。

メンバー皆かなりの熟練プレーヤー揃いだが、その中でもヨルン・ヴィッゴ・ロフスタッドの変幻自在なGワークは注目ポイントで、ヴァン・ヘイレンやスティーヴ・ヴァイの影響下にあるフレージングで縦横無尽に決めるGソロはセンスやテクも抜群。


HAMMERFALL - Threshold - Shadow Empire (voice-over) ★★ (2009-08-20 22:41:11)

確かにサビが今ひとつという感じですが、Gソロのフレーズはとても良いと思います。


HAMMERFALL - Threshold - The Fire Burns Forever (voice-over) ★★ (2009-08-20 22:36:44)

1曲目ほどのインパクトはありませんが、十分カッコいいですね。


HAMMERFALL - Threshold - Threshold (voice-over) ★★★ (2009-08-20 22:31:30)

キャッチーなサビがかなり強力です。
一応最初のところだけKeyが入っていますが、なくてもよかったかなと思います。


LOST HORIZON - A Flame to the Ground Beneath ★★ (2009-08-20 22:19:00)

疾走曲が激減して即効性が落ちてしまったのは残念ですが、そのぶん楽曲のスケールが大きくなり、聴き応えが増した点は良いと思います。
ただ全9曲(その内3曲はインストなので実際は6曲)というボリュームは
ちょっと物足りないです。
それにしてもここのVoは本当凄い・・・。


PAGAN'S MIND - God's Equation ★★★ (2009-08-11 23:22:00)

4th。国内盤は一年遅れで2008年にリリース。今作はエンジニアが変わったことによってサウンドが全体的にヘヴィになってモダンなタッチに変化(Dsのクリアで立体感のある音作りが特にグッド)。楽曲もプログレ色が薄れよりストレートなパワーメタル度が強まりKeyが若干引っ込んだことによって神秘的なムードが減退したが、そのかわり今まで分厚い音像に埋もれがちだった歌メロディが前面に出てきて聴きやすさがアップ。

時にサイケデリックなウネリや酩酊感を醸すSF風のサウンドと爽快感溢れるキャッチーなメロディのコンビネーションが今まで以上に心地よさを運んでくる今回の作風は、音の感触こそ異なれども前作と比較しても全く遜色のないクオリティだし聴き応えも充分。傑作です。


MANTICORA - 8 Deadly Sins - 1944. Playing God ★★★ (2009-08-11 23:06:48)

鋭角なGリフとともに疾走するアグレッシヴ・チューン。
火花を散らすようなKeyとGのソロ・パートはこの上なくスリリング!


MANTICORA - 8 Deadly Sins - 1946. Melancholic (2009-08-11 23:02:37)

スラッシーなGリフがいいが、全体的にメロディが弱いのが難点。
荘厳さを醸すコーラスは結構いいと思うのですけどね。


DRAGONFORCE - Inhuman Rampage - Storming the Burning Fields ★★ (2009-08-11 22:51:36)

テンポを落としてヘヴィになるところはカッコいい。
ドラフォの曲にしてはわりと短くまとまっており、聴きやすい。


DRAGONFORCE - Inhuman Rampage - Through the Fire and Flames ★★★ (2009-08-11 22:48:17)

ひたすらハイテンションに突っ走りながらもフックのある哀愁メロディを聴かせるサビや、スリリング極まりないGソロがとにかくたまらない。
ドラフォの中でも一番好きな曲です。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - Abyss ★★★ (2009-08-11 22:42:23)

豪快なフィルインから性急なテンポでスリリングに攻め立てるアグレッシヴチューン。アコギを交えたファンシーな浮遊感のあるブリッジから儚く切ないメロディとともに急降下していくコーラスの流れがたまらなくツボ。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - Mouth of Madness ★★★ (2009-08-11 22:37:11)

Gソロの名演振りが素晴らしい。
12分という長さを感じさせずに聴かせるところはさすがの一言ですね。


BLESSED BY A BROKEN HEART - Pedal to the Metal - Move Your Body ★★ (2009-08-08 22:23:53)

彼らのマイスペで聴いたのですが、このノリノリなPOPさは癖になりますね。
とにかく何も考えずに頭振れ!って感じ。
何気にGが結構弾きまくっています。


CIRCUS MAXIMUS - The 1st Chapter - Silence From Angels Above (2009-08-08 22:18:32)

淡々としたムードのバラード。
悪くないけど何だかあっさりしすぎている気がする。
2ndのボートラとして収録されているリメイクバージョンの方を
お勧めします。


CIRCUS MAXIMUS - The 1st Chapter - The 1st Chapter ★★ (2009-08-08 22:14:48)

19分もの長さを聴かせるタイトルトラック。
泣きのGソロやスリリングな演奏パート、バラード・パートと聴かせどころ満載ですが、無駄な部分もありどうしても長いなあと感じさせる点が惜しいです。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - Zero ★★★ (2009-08-08 22:05:33)

マッツ・ハウゲンによる渾身の泣きまくりGソロに問答無用でグッと来ます。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - From Childhood's Hour... ★★ (2009-08-08 22:03:06)

アルバム後半ということで存在が埋もれがちだが、優しく包み込むようなメロディは癒し効果抜群。


LOST HORIZON - A Flame to the Ground Beneath - Think Not Forever ★★ (2009-08-08 21:56:54)

やっぱり何というか、頭の熱血シャウトに尽きますね。
これで勢いのある曲だったらよかったなあ。


EVERGREY - Recreation Day - I'm Sorry ★★ (2009-08-08 16:30:13)

タイトルからも伺えるように内省的なムードに満ちたバラード。聴いているとこちらまで気分が憂鬱になってしまいそうなほどのメランコリックさ。


ANUBIS GATE - The Detached - Lost in Myself ★★★ (2009-08-08 16:06:42)

ストレートなメロディアス・ハード・チューン。
ヤコブのハイトーンVoは、ちょっとキンキンしているけど親しみが持てる声質で聴きやすいです。


ANUBIS GATE - The Detached - Options - Going Nowhere ★★ (2009-08-08 16:00:29)

アルバム中最も長く9分くらいある、いかにもプログレッシヴ・メタルらしい大作。
デジタルなKeyがいかにも近未来っぽくて、アルバムのコンセプトのイメージに合っている。
もうちょっとインスト・パートに捻りというか起伏が欲しいところだが・・・。


ANUBIS GATE - The Detached - Yiri ★★ (2009-08-08 15:48:43)

スケールの大きいミッドテンポのプログレ・チューン。
ヤコブ・ハンセンの美声ハイトーンを生かしたメロディ・ラインが耳を惹く。
途中からミステリアスな雰囲気に変わり、男声コーラスも登場して盛り上げてくる。


ANUBIS GATE - The Detached - Find a Way (Or Make One) ★★ (2009-08-08 15:43:02)

オープニングを飾るアップテンポ・チューン。ヴァース~ブリッジで溜めて、サビで一気に開放するような疾走感は本当に気持ちいい。


EVERGREY - In Search of Truth ★★★ (2009-08-06 15:04:00)

カタログ中唯一日本盤が出ていた3rd。前作同様DREAM THEATERというよりはSAVATAGEあたりに近いドラマティックなプログレ・ハード寄りのサウンドですが、曲作りの面でグッと向上しグレードアップ。元EMBRACEDで現在ではSOILWORKで活躍するスヴェン・カールソンが在籍していた作品でもあり、耽美ゴシックにも通ずるスヴェンのKeyセンスがムード作りに大きく貢献しています。Gもなかなか上手いトム・エングルンドのVoは実にパッショネイトで、押し付けがましくないエモーショナルな熱唱が光る。ヘヴィネスは控えめながらもかっちり纏まった音作りも高品質で、ドラマ性溢れる深いアレンジが見事な作品です。


ANUBIS GATE - The Detached ★★★ (2009-08-05 22:42:00)

2009年リリースの4th。洗練されたジャケのデザインやバンドのロゴを見て何かしら路線の変更なのかと思いましたが、前作と同様フューチャリスティックなデジタルKeyで近未来的な世界を作り出す、現代的なヘヴィネスをプラスしたプログレッシヴなパワーメタルを実践しています。

前作にみられた明快なメロディック・パワーメタル的な疾走感が幾分減退しており、やや即効性が減ってしまったかもしれませんが、楽曲に厚みがさらに増してよりドラマチックになり、聞き手を飽きさせない充実の仕上がりになっている。ヤコブ・ハンセンの美声ハイトーンも一層冴え渡っていて、その甘い切なさを湛えた歌声に惹きつけられます。

前作と同じく日本盤は出ていませんが、このクオリティなら十分出されてもいい気がします。


MANTICORA - 8 Deadly Sins - 2004. Help Me Like No One Can ★★★ (2009-08-05 22:08:44)

スラッシュ・メタルばりの鋭角なリフと2ビートで一気に畳み掛けるようなアグレッションがカッコいい!


FALCONER - Among Beggars and Thieves - Dreams and Pyres ★★★ (2009-08-05 22:04:26)

彼らの曲にしては珍しい、7分のやや長めの大作。マティアスの仕事仲間である男女ゲストシンガーを迎え、まさにミュージカル仕立てともいうべき歌メロがとってもドラマチック。


FALCONER - Among Beggars and Thieves - Vargaskall ★★ (2009-08-05 21:35:04)

ズンズンとへヴィなリフが響くどっしりとした曲。
勇ましい曲調と巻き舌なスウェーデン語との相性がいいです。


FALCONER - Among Beggars and Thieves - Field of Sorrow ★★★ (2009-08-05 21:28:04)

1stの「Upon The Grave of Guilt」を彷彿させるスピード・チューン。
哀愁メロと共に思いっきり疾走するサビでKOされます。


FALCONER - Chapters From a Vale Forlorn - Stand in Veneration ★★ (2009-08-05 21:21:19)

まるで民謡そのものを思わせるような郷愁を誘うメロディが頭から離れられない。マティアスの落ち着いた感じのダンディな歌声が映える。


IN FLAMES - Clayman - Only for the Weak ★★★ (2009-08-05 14:42:52)

ライヴでも盛り上がるスケールの大きいミドルチューン。インフレならではの哀しみのGメロディとグルーヴが一体化した芯の強い音像がとにかく強力。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate - Sane No More ★★ (2009-07-29 22:29:04)

いかにもプログレ・バンドらしいテクニカルさを押し出しつつも、
ちゃんとメロディを意識した作りがいいですね。
マッツ・ハウゲンのGワークのぶっ飛び振りが凄い。


CIRCUS MAXIMUS - Isolate ★★★ (2009-07-29 22:22:00)

ノルウェーのプログレッシヴ・メタル期待の新星による日本デビューとなる2ndです。7弦使用のGリフに顕著なヘヴィネスとテクニカルなサウンドはDTの「Awake」を彷彿させるものだが、マイルドな音作りからも伺える北欧らしい透明感を湛えた時にハードポップ的な瑞々しさやマイケル・エリクセンのクセのない美声が聴きやすさを与え、メロディの良さが際立つ作りにこだわった楽曲はどれもが素晴らしい。インスト曲でも一人よがりな印象を与えないのはそうした意識が行き届いているからだと思います。これは文句なしの傑作でしょう。
次回作にも期待大!


DARK TRANQUILLITY - The Mind's I - Insanity's Crescendo ★★★ (2009-07-29 20:39:13)

アコースティックGの抒情的な朴訥メロディがもの哀しげなミドルチューン。その美しさを引き立たせるような女性Voの導入もセンスがあり、隠れた名曲。


DARK TRANQUILLITY - Fiction - Inside the Particle Storm ★★ (2009-07-29 20:33:39)

荒涼とした静けさから滲む悲壮感は美しささえも感じさせる。ダートラの曲にしては実験的で、最初聴いたときはいまいちな印象でしたが何度も聴くうちに好きになりました。


DARK TRANQUILLITY - Fiction - The Lesser Faith ★★★ (2009-07-29 20:23:41)

ヘヴィネスを利かせて凶暴さを叩きつけるアグレッションとゴシカルなピアノが彩る儚い静寂のコントラストを自在に操る、本作の中でもダートラならではの秀逸なアレンジが光る曲。


DARK TRANQUILLITY - Fiction - Misery's Crown ★★★ (2009-07-29 20:20:28)

ゴシカルでキャッチーなメロディが印象的なミドルチューン。久々に聴ける耽美的なクリーンVoの導入が効果的です。