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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-300

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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-300

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TYPE O NEGATIVE - World Coming Down - Who Will Save the Sane? ★★ (2015-12-07 22:35:40)

暗くて地味だけど、独特のふわふわしたキャッチーさが印象的でジワジワくる。


ARCH ENEMY - Anthems of Rebellion - Leader of the Rats ★★ (2015-12-07 22:20:35)

ゴリゴリと捻じ込むような破壊力満点のリフがカッコいい。前のめりなリズムと相まってヘドバンしたくなる。


ENSLAVED - Frost - Frost (2015-12-07 22:13:24)

永久凍土とそれを覆い尽くす濃霧のような、寒々しいイントロダクション。まさにノルウェーならではのイメージ。


ENSLAVED - Frost - Yggdrasil ★★ (2015-12-07 22:08:39)

北欧神話の宇宙樹ユグドラシルの名をタイトルに冠した曲。神秘的でありながら禍々しいシャーマニックな雰囲気から、古の土着性が滲みだす。


ENSLAVED - Frost - Fenris ★★★ (2015-12-07 22:01:29)

渋めの語りから始まり、やたらノリのいいDsのビートが切り込む荒くれミドルテンポ曲。後半で突如飛び出す何かチャラい(?)音色のシンセが絡む疾走パートが印象に残る。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore - The River Flows Frozen ★★ (2015-12-07 20:24:13)

とめどなく溢れ出すフィンランドなメランコリーに涙腺が緩む、クリーン&デスVoが入り混じるバラード調の曲。寒い季節に聴くと余計に染み入る。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore - As I Die ★★ (2015-12-07 20:19:37)

日本盤のボートラとして収録されているPARADISE LOSTの名曲のカヴァーで、なかなかのハマり具合がいい。本編のACCEPTのカヴァーよりもこっちのほうがバンドのイメージにあっていると思うけどな。


IRON MAIDEN - The Book of Souls - Death or Glory ★★ (2015-12-07 19:51:18)

Disc2の1曲目にあたる3連符の疾走曲。ガツガツと畳み掛けるような勢いに初期の頃のヴァイブを感じさせるものがあり、久々に熱くなった。


CAMEL - The Snow Goose - Migration ★★ (2015-11-29 22:58:16)

インストメインの本作では唯一Vo入り(といっても歌ではなくスキャットだが)の曲。スリリングな7拍子リズムに乗せた透明感のあるハーモニーが淀みなく決まっていて美しい。


THE SISTERS OF MERCY - Floodland - This Corrosion ★★★ (2015-11-26 22:49:38)

一際華やかで覚えやすい「Hey now, hey now now!」のコーラスは合唱必至。10分台のフルレンス版は長いっちゃ長いが、このキャッチーさが最高すぎるので没頭して聴き入ってしまう。


THE SISTERS OF MERCY - First and Last and Always - Walk Away ★★★ (2015-11-26 22:41:32)

あのPARADISE LOSTがカバーしたことでも知られるゴシック・ロックの超名曲。暗く湿ったアルペジオや鬱でありながら独特のキャッチーさがあるVoメロディがひたすら振りまく退廃感がとにかく病みつきになる。


IRON MAIDEN - The Book of Souls - Speed of Light ★★ (2015-11-26 22:30:14)

アルバムの中ではやや浮いているが、ハードで明快なアップテンポ曲。前作や前々作と比べてなんだか若返ったようなエネルギッシュさがあって好印象。


DARK TRANQUILLITY - Exposures: In Retrospect and Denial - Cornered (2015-11-26 22:20:16)

ミドルテンポのボーナストラックで、ダートラとしては珍しいくらいに明るめなトーンが目立つ。何となくUKニューウェーヴの香りを感じさせる仄暗さが好き。


INSOMNIUM - Across the Dark - Down With the Sun ★★ (2015-11-26 22:07:12)

シンプルな構成のゆったりミドルテンポだが、淀みなく流れゆくメロディで瞬く間に哀愁一色に染めていくOPナンバー。晩秋~冬をイメージさせるような肌寒さも北欧ならでは。


KING CRIMSON - Red - Red ★★★ (2015-11-16 01:12:14)

ノイジーに歪んだGサウンドやうねるベースが絡み合い、終始ドロドロした雰囲気を醸すOP曲。静かなパートに差し掛かっても常に感じさせる暗鬱さと、安堵の余地すら与えない徹底振りが強烈。


KING CRIMSON - In the Court of the Crimson King - The Court of the Crimson King (including The Return of the Fire Witch and The Dance of the Puppets) ★★★ (2015-11-16 01:00:25)

古めかしく壮麗な空間美に思わず溜息が漏れる、計り知れぬスケール感に満ちた大曲。メロトロンの美しさはまさに一級品だ。


PARADISE LOST - Draconian Times - Walk Away ★★ (2015-11-11 16:42:21)

日本盤のボートラとして収録されている英国ゴスの帝王THE SISTERS OF MERCYの名曲のカバーで、大きくアレンジせずに忠実な仕上がり。本編の曲と混ざっていても違和感がないあたりから、いかにパラロスがシスターズの影響を受けているかがわかる。


ENSLAVED - Frost - Loke ★★ (2015-11-11 16:36:46)

ズガガガと凄まじいブラストが耳に雪崩れ込んでいく激速暴虐ナンバー。最後の狂気じみた高笑いは北欧神話のロキの狡猾さをイメージするかのよう。


ENSLAVED - Frost ★★ (2015-11-11 16:34:27)

ノルウェーはベルゲンを拠点とするヴァイキング・ブラックメタラーによる初期の代表作として名高い2ndで、今と違いこの頃はトリオ編成。バンドロゴやアルバムタイトルもなく霧深いフィヨルドのみが映し出されたジャケが印象的。禍々しい邪念を帯びたグラトル・キェルソン(Vo&B)のハーシュVoを始め寒々しい冷気を漂わせながら耳を蹂躙するGのジャリジャリした高速痙攣シュレッド、後にEMPERORで名を馳せるタリム(Ds)による熾烈なブラストビートが合わさった激音塊が容赦なく雪崩れ込む原初的なブラックメタルを展開。音作り自体は比較的クリア目なので意外と聴きやすさもあり。

畳み掛けるようなファストナンバーを中心としているがある意味ダンサブルとも言えそうな独特のビートが突如として登場する3、古の民族の儀式を思わせる雰囲気が際立つシャーマニックな5のように後のアルバムでより顕著になるヴァイキングの精神性を映し出すスピリチュアルなムードや、大作志向&一筋縄ではいかない独自のアレンジセンスはこの時点で既に健在。ちなみに歌詞はすべてノルウェー語だがブックレットには英訳も記載されている。

いかにもなヴァイキング・コスチュームに身を包んだ佇まいが拝めるブックレット内&ジャケ裏のメンバーショットも今となっては微笑ましい。ただ一人だけ覆面にレザーファッション&鞭という謎のコスプレ姿のアイヴァー・ビョルンソン(G)だけ明らかにおかしいw。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion - Fade Away ★★ (2015-10-28 22:15:03)

ボーナストラックのひとつで、コーラス裏でさりげなく入るストリングスが隠し味ともいえそうな重厚ミドルテンポ曲。テクニカルでトリッキーなソロもいい感じだが、もう少し前に出てきてもいい気がする。

ちなみにイントロのアレはゲスト参加しているアンダース・ヨハンソンが便器やらスプレー缶、自身の○○○などを使って鳴らしたパーカッションだそうな。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion - UNDER THE ICE ★★ (2015-10-28 21:58:39)

日本盤のボートラで、Afterlifeの頃を思わせる若干デジタル色を塗した硬質でヘヴィなサウンドで疾走するスピードナンバー。アルバム本編とは毛色が違うので外れたのも納得だが、お蔵入りにするには勿体無い仕上がり。


NOCTURNAL RITES - Grand Illusion - Never Ending ★★ (2015-10-28 21:51:50)

ズンズンと重低音の利いたギター刻みが気持ちいい、3連符系アップテンポ曲。一際ヘヴィさを増すソロセクションがなかなかスリリング。


Dark - Dark - Sarol's Song ★★★ (2015-10-26 16:05:42)

アルバムのラストを締める、11分にも渡りじっくりと深淵へと誘う陰鬱ダウナー・ゴシック曲。PINK FLOYDのHigh Hopesを想起させる壮大さと重苦しさが混じるスケール感が印象的で、心地よく聞き入ってしまう。


Dark - Dark - Incomplete and Medicated ★★ (2015-10-26 15:55:33)

暗いメロディを軽快なビートに乗せて突き進むノリノリ系ゴシックロック。ソロもなく割とあっというまに終わってしまうので物足りなさもある。


GARY MOORE - Run for Cover - Out in the Fields ★★★ (2015-10-26 01:24:30)

奔放で自然体のスリル溢れるGソロが凄まじくかっこよすぎる、爽快アップテンポのHRナンバー。


NOCTURNAL RITES - Shadowland - Eyes of the Dead ★★★ (2015-10-25 00:59:08)

ドラムの硬質でヘヴィなヒットが痛快極まる、3連符のアップテンポ曲。扇情力抜群のノクタ節炸裂のメロディがグイグイ引き込んでいく展開にひたすら燃える。


NOCTURNAL RITES - New World Messiah - Nightmare ★★★ (2015-10-25 00:50:10)

アルバム本編を締める3連符の疾走曲。メロディの盛り上げ方も文句なしで、ニルスのGワークもがっつりクサメロ全開で攻めまくるのがまたたまらないところ。


NOCTURNAL RITES - New World Messiah - New World Messiah ★★ (2015-10-25 00:45:54)

アルバムの幕開けを飾る劇的なタイトルトラック。一部Gの歪みが若干割れ気味なのと折角のスケール感がスポイルされている音質が気になるも、胸を焦がす哀愁メロは外すことなくストライク。


ANDREW W.K. - I Get Wet - Ready to Die ★★ (2015-10-25 00:38:18)

妥協のない全力投球のキャッチーさとノリが気持ちいいテンション爆上げナンバー。「爆死上等」という邦題もイカす。


ANDREW W.K. - I Get Wet - I Love NYC ★★★ (2015-10-25 00:34:47)

NY愛がこれでもかと言わんばかりにあふれ出るポップな曲。楽しさ全開の雰囲気に自然と笑みがこぼれる。


Dark - Dark ★★ (2015-10-24 23:39:26)

スウェーデンはボロース出身トリオ編成のゴシック・ロックバンドの1stで、イタリアはフィレンツェを拠点とする新興レーベル『Wormhole Death』からのリリース(2015年)。元BESEECHのエリク・モラリン(Vo,G)とヨナス・ストロムベルグ(G)、元SKINEATERのヨルゲン・ストレム(B)らが中心となって2012年に結成され、彼らが在籍しているTHE MARY MAJOR(女性Voのヘヴィ・ロックバンドで、BESEECHから派生した分家バンド)が活動休止になった昨年あたりから本格的に始動し、満を持してのデビューとなる。

浅い歪みを利かせた簡素なカッティングやゆったり目のアルペジオを駆使するG、アトモスフェリックな暗がりをもたらすシンセを敷き詰めたミドル~スローテンポ主体のダークウェーヴ・ゴシックを展開。JOY DIVISIONやTHE SISTERS OF MERCY等のUKポストパンク勢からの影響が濃厚なサウンドが特徴でメタルならではのヘヴィな激しさは皆無に等しいが、北欧ならではの薄ら寒い寂寥感をまとった暗鬱ムードとメランコリックな倦怠感が一体化した心地よさはなかなかのもの。良くも悪くも曲調は似通っているためふり幅は広いとはいえないものの、躍動感のあるロックンロール調の5や微量にトラッド要素が覗く9、PINK FLOYD的なサイケ色を塗した大曲の4や11などある程度の工夫を凝らしている。

鬱なメロディを感傷的に歌い上げるエリクのVoはBESEECH時代から変わることなく健在で、微妙にキモい超低音ヴォイス(あの力んだような不自然さは和らいでいるので大分マシだが・・・w)はさて置き甘くマイルドな感触がいい感じに落ち込ませてくれる。ドラマーの不在ということでリズムトラックは打ち込みによるものだろうが、それゆえにリズム周りが若干味気なく感じるのが難点か。

バンドのFacebookや帯のレーベルによる紹介文にもある様にあくまでもゴシック・ロックであり、今時持て囃されるようなメタルの音ではないのだが今の時代では珍しいくらいにストレートなニューウェーヴ系ゴスの退廃的なサウンドがジワジワ染み入る良作。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore - Prophetian ★★★ (2015-10-24 22:16:57)

北極圏のオーロラを連想させる、ヒンヤリと寒々しく幻惑的な雰囲気に満ちたパシの鍵盤ワークの美しさは溜息モノ。


TIAMAT - A Deeper Kind of Slumber - Kite ★★ (2015-10-24 01:50:48)

牧歌的なオーボエが侘しげに鳴り響く静謐インスト曲。PINK FLOYDのMaroonedをより陰鬱にしたような(あくまで個人的な感覚だが)、繊細で深遠な空間を作り出すシンセサイザーに注目。


TIAMAT - A Deeper Kind of Slumber - Trillion Zillion Centipedes (2015-10-24 01:26:27)

前曲のアウトロ部を成す短いインスト曲。柔らかなGトーンが引いていくと同時に段々と増していくノイズに不穏な狂気が覗く。


THE 69 EYES - Paris Kills - Dance d'Amour ★★★ (2015-10-24 00:30:22)

退廃と妖艶な毒気が混ざり合うムードに骨抜きにされる、ほんのり暗く甘美なミドル曲。ますます艶を増したユルキィのバリトンヴォイスを聴くと耳が幸せになる。


DIO - Holy Diver - Stand Up and Shout ★★ (2015-10-23 23:51:13)

至極シンプルな疾走系HRナンバー。ロニーのパワフルシャウトがキレキレでカッコいい。


GARY MOORE - Back on the Streets - Parisienne Walkways ★★★ (2015-10-23 23:46:44)

「パリの散歩道」という邦題でも有名な、絶妙すぎる溜めをきかせてブルージーにむせび泣くGに悶絶必至の名曲。フィギュアスケートにて羽生結弦選手がSP曲として使用していたことも記憶に新しい。


GARY MOORE - Wild Frontier - Wild Frontier ★★★ (2015-10-23 23:33:22)

1曲目ほどではないものの、これもまたアイリッシュな色合い強めなHRナンバー。溢れるような情熱がほどばしるGメロディは一度聴けば虜になること間違いなし。


CHARON - Songs for the Sinners - Deep Water ★★ (2015-10-23 23:25:58)

やや落ち着いたミドルテンポ曲だが、SENTENCED系譜の北欧メランコリーが息づくGのフレージングに惹かれる。


ENTWINE - Fatal Design - Surrender ★★ (2015-10-23 02:03:03)

哀愁のVoメロ&突き抜けるように爽快なGフレーズの同時攻撃を繰り出すコーラスがかなり強力。


HIM - Razorblade Romance - Right Here in My Arms ★★★ (2015-10-23 01:43:13)

メランコリー全開なメロディで突っ走るアップテンポナンバーで、切なくもキャッチーなコーラスは申し分なしの強力さ。V系ロック好きな人にも受けそう。


HIM - Razorblade Romance - Poison Girl ★★ (2015-10-23 01:38:18)

若干地味だがなかなかノリのいいミドルテンポ曲。毒々しさを振りまく哀愁メロディが心を掴む。


SYMPHONY X - Paradise Lost - Domination ★★ (2015-10-23 01:35:15)

うねりまくるベースを聴いていると3rdの名曲Sea of Liesを思い出す。一歩間違えればデスになりかねないほどに力の入ったVoがグイグイとリードしていく様子もいい感じ。


IRON MAIDEN - Brave New World - Dream of Mirrors ★★★ (2015-10-21 01:41:42)

前半部のメロディの素晴らしさは言わずもがなだが、後半の怒涛の疾走パートが凄まじい。勢いよく畳み掛けるようなギャロップビート(しかも結構長時間)をワンバスでやりきってしまうってのがスゴイ。


IRON MAIDEN - Brave New World - Brave New World ★★ (2015-10-21 01:35:26)

コーラスのメロディが1曲目と若干ダブってしまっているのが玉に瑕だが、そんな難点を帳消しにしてしまう熱気溢れるGソロパートが最高。


IRON MAIDEN - Brave New World - Ghost of the Navigator ★★ (2015-10-21 01:32:49)

転調を多用した目まぐるしい展開に息を呑む、プログレ寄りのスタイルで聴かせるミドル曲。コーラスのメロディが勇ましくていい。


IRON MAIDEN - Brave New World - The Wicker Man ★★★ (2015-10-21 01:29:35)

まさにメイデン・イズ・バック!と言わんばかりに炸裂する王道メタルナンバー。ライヴ盤のこれはイントロのGリフがスタジオ版以上に太く唸りを上げていて超カッコいい。


PINK FLOYD - The Division Bell - Keep Talking ★★ (2015-10-21 00:05:45)

広がりのある雄大な空間、落ち着いていて余裕のあるアンサンブルが心地よい。ソウルフルなGソロは言うまでもなく最高だが、ギルモア自身の渋く枯れた味わいのヴォーカルも好き。


PINK FLOYD - Animals - Sheep ★★ (2015-10-20 23:55:39)

PFにしては珍しくオーソドックスなハードロック寄りの曲調なので聴きやすいかも。硬質なGサウンドがキレまくっていてカッコいい。


DARK TRANQUILLITY - Character - Out of Nothing ★★ (2015-10-20 23:17:59)

軽快な3連符のアップテンポ曲。終盤に差し掛かってきたところで聴かれるGソロ~流麗なハーモニーが印象に残る。


DARK TRANQUILLITY - Character - Through Smudged Lenses ★★ (2015-10-20 23:15:10)

耳に突き刺さる荒々しいリフや攻めの一手に絞った無駄のない展開と、The New Build以上にキレッキレのアグレッションで突進するスピードナンバー。ただし抒情メロディがやや控えめだが。


PARADISE LOST - One Second - Soul Courageous ★★ (2015-10-19 23:54:29)

2曲目と同様にアップテンポのノリノリ・ゴスロック曲で、SISTERS OF MERCYを思わせる冷やかさと至極簡素なアレンジがいい感じ。


PARADISE LOST - One Second - Mercy ★★ (2015-10-19 23:46:34)

抑えに抑えてぐっと解き放つようなコーラスは、何とも哀しい響き。音の隙間を活かしたアトモスフェリックなバッキングが寂しさを一層増幅させる。


END OF YOU - Mimesis ★★ (2015-10-19 22:15:26)

2nd。前作と同様にフィンランドならではのメランコリー溢れるメロディを搭載した都会派ゴシック・ヘヴィロックを展開しているが、沈み込むようなダークさがいくらか後退して2に顕著なダンサブルなグルーヴやエレクトロニクス、冷やかなピアノ等の装飾がぐっと増強されており、同じ路線ながらもさらに垢抜けた仕上がり。

落ち着いたミドル~スローテンポが主体で熱が上がるような雰囲気はあまりないが、気だるく色っぽいヴォイスで歌われるクールな倦怠メロディと小洒落たムードは前作以上に磨かれており、さながらニューウェーヴやオルタナに傾倒したHIMあるいは北欧ゴス化したNICKELBACKのような雰囲気でなかなか心地よく聴かせてくれる。


MICHAEL KISKE - Instant Clarity - New Horizons ★★★ (2015-10-19 21:36:41)

カイ&エイドリアン両氏が作曲に携わっているだけあり、ハードでキャッチーな良質メタル。やっぱりこういう曲のほうが好きだな。


MICHAEL KISKE - Instant Clarity - The Calling ★★ (2015-10-19 21:34:24)

アルバムの中では間違いなく一番メタリックな感触で、メタルファンにも訴えかけるものがある。HELLOWEEN時代から変わらない伸びやかなヴォイスが映えるメロディがナイス。


MICHAEL KISKE - Instant Clarity (2015-10-19 21:31:43)

HELLOWEENを離脱した名ヴォーカリスト、マイケル・キスクのソロ作第一弾。アコースティカルで穏やかな雰囲気のポップ・ロック~バラード曲がメインで、全体としてはマッタリ目な雰囲気なのでコテコテのメタルを期待すると肩透かしを食らうことになる。しかし盟友カイ・ハンセンやMAIDEN復帰前のエイドリアン・スミスのゲスト参加や彼らのペンによる2や5といったハードな良曲の点は見逃せないポイント。

楽曲の出来にムラがあり散漫な印象も拭えないが、キスクファンであれば十分楽しめる仕上がりかと思われる。


PINK FLOYD - The Piper at the Gates of Dawn - Bike ★★ (2015-10-19 21:15:13)

左右チャンネルから微妙にズレたタイミングで流れるVoが特徴的で、ふらついていて地に足の着かないような感覚は何度も聴いていると病み付きになる。


PINK FLOYD - Relics - See Emily Play ★★ (2015-10-19 21:08:03)

シングル曲ということで比較的ストレートでポップなつくりだが、そんな中でもねじれた空間センスが息づいていて独特な雰囲気に仕上がっている。


PARADISE LOST - Tragic Idol - To the Darkness ★★★ (2015-10-18 01:42:01)

垂れ込むような陰鬱さを躍動感のある3連ビートに乗せていくアップテンポ曲。一旦スローなセクションで落ち着くが、そこから再びテンポアップして壮絶な悲壮感を撒き散らすGを聴かせるところはまさに哀愁のハイライト。


PARADISE LOST - Tragic Idol - Honesty in Death ★★★ (2015-10-18 01:34:52)

ヘヴィさは若干控えめだが全編に渡りメランコリーダダ漏れなGメロがあまりにGJすぎる、Draconian Timesの頃を大いに彷彿させる湿り気と暗がりに満ちたミドル曲。


PARADISE LOST - Tragic Idol - Crucify ★★ (2015-10-18 01:28:44)

7弦Gから繰り出す肉厚なヘヴィネスと共に禍々しいグルーヴで攻め立てるも、バンドならではの哀感を湛えた雰囲気がしっかりと貫かれている。特に2分半過ぎくらいからの「Crucify!」の叫び後に切り込む慟哭のGソロは鳥肌もの。


PARADISE LOST - Tragic Idol ★★★ (2015-10-17 23:49:39)

多くのファンを唸らせたセルフタイトル作以降徐々に原点回帰の色を明確に示してきた彼らの12thで、何とも象徴的なデザインのジャケが目を惹く。引く手数多の名手エイドリアン・アーランドソン(AT THE GATES, CRADLE OF FILTH等)が新たなドラマーとして加入している。

ひたすら陰々滅々たるムードで深淵に誘い込むスローな曲調のドゥーミィーな音像は初期の名作「Icon」を思わせる作風だが、メランコリックなメロディを軸に捉えた4や8のように時折「Draconian Times」を彷彿させるところも。基本はスロー~ミドル中心ではあるが中盤ではいくぶんテンポアップして攻めの姿勢に転じ、流れにしっかりとメリハリを持たせているのもいい。ニックのヴォーカルは中期の頃の力強い濁声がメインで、儚げでメロウなクリーンVoも頻度こそは少ないものの効果的に配されている。重厚でオーガニックな質感が特徴的なイェンス・ボグレンによるサウンドもお墨付きの好クオリティ。

壮麗なストリングス類は殆ど使用せず女性Voのコーラスもない、シンプルに分厚く引きずるような重量感のあるGリフとグレッグが紡ぎだす扇情的なフレージングのGメロディで構築される、シンフォ/ヘヴィ系のフィメールVoフロントが主流になった今となっては珍しい原初的なスタイルだが派手なギミックに逃げない真っ向勝負の姿勢から滲む円熟味と説得力のあるアレンジセンスはすばらしく、ゴシック・メタルのパイオニアたる貫禄がある。初~中期のファンならば必聴の傑作。


CAMEL - Breathless - Wing and a Prayer ★★ (2015-10-10 01:18:00)

エレピやサックス等が心地よい癒し空間を作り出す、まったりしたメロディック・フュージョン。温もりのあるVoメロディと共に程よいクールダウン効果をもたらす。


BRUCE DICKINSON - The Chemical Wedding - Killing Floor ★★ (2015-09-19 23:20:38)

まるで巨大な怪物がのたうつ様なうねりとドロドロと纏わりつくヘヴィリフが強烈なミドル曲。PVもシリアスすぎずどこかコミカルな感じがあって面白い。


BRUCE DICKINSON - The Chemical Wedding - Return of the King ★★★ (2015-09-19 23:16:25)

日本盤ボーナストラックながらも下手すれば本作のキラーチューンにもなり得るほどのポテンシャルを秘めているであろう、飛翔するようなメロディが極上級のカタルシスをもたらすアップテンポ曲。Gソロもその高揚感に拍車をかけるかのような扇情力で迫る。


BRUCE DICKINSON - The Chemical Wedding ★★★ (2015-09-19 23:08:27)

IRON MAIDENの看板ヴォーカリスト(リリース当時はまだ離脱中だったが)、ブルース・ディッキンソンの5thソロ作。TRIBE OF GYPSIESの実力派メンバーらに加えMAIDENを離脱して放浪中だったエイドリアン・スミスをバックに従え、さながらサバスやカテドラルを思わせるほどにドゥーミィなヘヴィさとどこか神秘的な雰囲気を纏った正統派メタルを展開。破壊力抜群の1や4を始め5や7のような展開の妙技を堪能できるプログレ大曲、サイケデリックな浮遊感と憂いに満ちた10と聴き所は多く、MAIDEN時代とは一味違う魅力が満載。ウィリアム・ブレイクの作品を引用したアートワークや錬金術等をテーマにした歌詞と深みのある世界観も特徴で、それらが楽曲のムードと絶妙にリンクしているのがいい。

ちなみにボートラの11がこれまた素晴らしいアップテンポのメタル・チューンなので買うならば日本盤をオススメしたい。


IN FLAMES - Colony - Behind Space '99 ★★★ (2015-09-19 22:43:05)

1st収録のOP曲をリ・レコーディングしたもの。音質やアンサンブル面などが大幅に改善され、色々と惜しい印象だった原曲から一気に名曲クラスへと劇的に生まれ変わっている。


IN FLAMES - Colony - Clad in Shadows '99 ★★ (2015-09-19 22:35:35)

Behind Spaceと同様に当時の編成でのリレコ・ヴァージョンで、こっちはボートラ扱い。当然ながら音も演奏の切れも格段に良くなっており、特にあのフラッシーなGソロセクションのパワーアップ振りがグッド。


SKYLARK - Divine Gates, Part I: Gate of Hell - Belzebu ★★ (2015-09-18 22:38:01)

チェンバロ乱舞なイントロからしてクサい疾走曲。べぜぶ!のシャウトから漂う何ともいえないヘタレ感もいとおしいw。


OPETH - Watershed - Coil (2015-09-14 23:18:38)

いつもとは大分印象の異なるアコースティカルなOP曲。女性Voとのデュエットを交えながらゆったりと穏やかな雰囲気で進むが、地響きのような禍々しいエンディングが不気味。


JUDAS PRIEST - British Steel - Steeler ★★ (2015-09-14 23:10:05)

リフ・オン・リフを地で行く徹頭徹尾メタルな曲。カッコいいの一言に尽きる。


FALCONER - Armod - Eklundapolskan ★★ (2015-09-10 00:44:37)

軽やかで艶のあるフィドルを主軸に据えたインスト曲。伝統的な舞踊曲をアレンジしたものだそうだが、牧歌的でありながらなかなかヘヴィな仕上がり。


MASTERPLAN - Novum Initium - The Game ★★★ (2015-09-08 23:52:30)

現代的に洗練された雰囲気なので初期作とは感触が異なるも、前作で感じたもどかしさを吹っ飛ばす強力メロパワ・ナンバー。重厚なサウンドがどどっと雪崩れ込む感覚が気持ちいい。


AMORPHIS - The Beginning of Times - Battle for Light ★★ (2015-09-08 23:45:40)

力強くヒロイックな哀愁メロが乱舞するイントロで名曲確定。それと対比を成す醜悪なブルータルさにもうちょっと重さがほしかったところだが、これでも十分強力。


PINK FLOYD - Meddle - One of These Days ★★★ (2015-09-07 20:51:17)

風が吹きすさぶSEと共にベンベン唸るベースラインが特徴的。スライドGやシンセが登場しながらもベース中心で進行していくシンプルさなのに高揚感をじりじり煽られる感覚が病みつきになる。


IN FLAMES - Come Clarity - Crawl Through Knives ★★ (2015-09-07 19:53:39)

感情を振り絞るようなアンダースの咆哮がとにかく壮絶すぎる。クリーンが多少ナヨくても許せる。


IN FLAMES - Come Clarity - Vacuum ★★★ (2015-09-07 19:50:57)

後半戦に差し掛かっても休めることなくアクセル全開で攻めるスピード曲。畳み掛けるようなリフのかっこよさにシビれ、いつもよりも何だか神々しい(?)感じのクリーン歌唱にも印象付けられる。


IN FLAMES - Come Clarity - Scream (2015-09-07 19:46:37)

ひたすら怒れるアグレッションと気が触れたような突進力、ブレイクダウンのうねるグルーヴとハードコア寄りのアプローチ。痛快だけどもうちょっとIFらしさがほしかった気も。


STRATOVARIUS - Nemesis - Halcyon Days ★★ (2015-09-07 19:18:53)

テクノ系を思わせる近未来チックなシンセをふんだんに盛り込み、そこに従来のキャッチーで力強いパワーメタルを融合。新旧の入り混じるサウンドが新鮮に響く。


HARDLINE - Double Eclipse - LOVE LEADS THE WAY ★★★ (2015-09-07 19:13:15)

日本盤ボートラというのがにわかに信じがたい、極上のメロディアス・ハードロック。普通にレギュラー収録されていても問題ないと思うけどな。


FREAK KITCHEN - Move - Nobody's Laughing ★★★ (2015-09-04 23:31:13)

変拍子まみれで重く強靭なバッキングなのに、Voメロディは人懐っこくキャッチーなのが楽しい。


MY DYING BRIDE - A Line of Deathless Kings - I Cannot Be Loved ★★ (2015-09-04 23:20:11)

退廃と官能的なロマンティシズムが交じり合うドゥーム曲。静けさが訪れる中盤での、悲痛な感情を剥き出すアーロンの儚げなVoに胸が張り裂けそうになる。


MY DYING BRIDE - A Map of All Our Failures - Kneel Till Doomsday ★★★ (2015-09-04 23:05:05)

鐘の音が鳴り響き、ドロドロと澱んだ歪みリフが唸りを上げる陰鬱なOP曲。ヴァイオリンやVoメロディにしてもとにかく不穏の一言で、中盤のデスメタリックなセクションがそんな印象に追い討ちをかけるかのよう。


EDGUY - Hellfire Club - We Don't Need a Hero ★★★ (2015-09-04 19:40:03)

HELLOWEENの系譜に連なるキャッチーで親しみの持てるメロディが炸裂。これぞジャーマンメタルの王道とも言うべき必殺疾走曲。突き抜けるようなハイトーンVoが気持ちいいこと!


EDGUY - Hellfire Club - The Piper Never Dies ★★ (2015-09-04 19:34:36)

どっしりと重厚なミドル調の展開やねちっこい節回しに到るまでDIOリスペクトが感じ取れる大作曲。序盤からではなく中盤あたりに配していたらより流れにメリハリがあっていいかな、と個人的には思う。


PORCUPINE TREE - Deadwing - Lazarus ★★ (2015-09-04 18:32:05)

アルバムの中ではやや異色ではあるが、情緒溢れるアコースティカルなバラード曲。甘く夢見心地を誘うメロディと薄っすら覆うメロトロンと、温もりのある音に心が安らぐ。


PORCUPINE TREE - Deadwing - Open Car ★★ (2015-09-04 18:28:25)

奇怪なリズム刻みが印象的な曲。感情を押し殺したようなVoが醸す冷たく重苦しい空気が支配的だが、開放的でメロディアスなコーラスがその分映える。


PORCUPINE TREE - Deadwing - Arriving Somewhere but Not Here ★★★ (2015-09-04 18:23:22)

およそ12分もの長さを全く感じさせない、大胆かつシームレスに切り替わる見事な展開がすばらしい。中盤からのヘヴィで荒々しい場面からの流れは思わず息を呑むほどのスリルがある。


MY DYING BRIDE - A Map of All Our Failures ★★ (2015-09-02 22:29:42)

11th。鍵盤兼ヴァイオリン奏者が交代したが、それでも根幹を成す音楽性に聊かのブレはない。本作での特徴を上げるならば初期の特にドゥーム/デス色が濃厚な1stや2ndあたりの時期を想起させる重く澱んだドゥーミィーな側面が強調されているところで、深い歪みの利いたGリフの質感や牙を剥き出すデスメタリックな攻撃性がより配されており、全体としてはかなりヘヴィな仕上がり。とは言っても演劇を思わせるアーロンのジェントルなクリーンVoのまろやかな響き、ここぞという時に登場する艶のあるヴァイオリンなどがある程度メロウな色彩を添えている。

中盤以降が何となく印象が薄いのでダレるといえばダレるのだが、MDBならではのダークで鬱な世界観が遺憾なく発揮されているのは何だかんだすばらしいと思うところ。ジャケのように一人暗がりの中で塞ぎこみながらそのどん底の悲壮感に浸りきりたくなる作品。


TYPE O NEGATIVE - Bloody Kisses - Christian Woman ★★★ (2015-08-31 22:43:42)

健全性なんぞ微塵も感じさせない、どこまでもどす黒く染まりきった背徳感と毒々しく妖艶なムードが織り成す官能ドゥーム・ゴシック。底なし沼の如くドップリと浸れます。


TIAMAT - Clouds - In a Dream ★★ (2015-08-29 22:37:39)

いかにも重くジメジメしたドゥームメタルだが、野太い咆哮とモノトーン調の普通声による掛け合いのコーラスパートや力強く雪崩れ込む疾走ビートとその上を舞うGソロと聴き所を設けている。


LAST TRIBE - The Uncrowned - Sound of Rain ★★ (2015-08-29 18:06:58)

仄かに翳りを帯びたVoメロディに後期RAINBOWに通ずるブリティッシュHRの香りが。サウンドはかなりヘヴィで重厚だけど。


CAMEL - The Snow Goose - Dunkirk ★★ (2015-08-29 18:01:14)

この曲の後半パートは、本作において最も熱気に満ちた瞬間かと。今までの叙情的で牧歌風の暖かな雰囲気から想像つかないほどに異質でハイテンションな展開だが、燃える。


CAMEL - The Snow Goose - The Snow Goose ★★ (2015-08-29 17:55:43)

程よく肩の力が抜けたようなゆったり空間だが、アンディの奏でる哀愁のGメロがやはり絶品。ふんわり包み込むようなオルガンの音色に温もりがあって心地よい。


CAMEL - The Snow Goose - Friendship (2015-08-29 17:51:21)

長閑な農村の風景が脳裏に浮かんでくるような、何ともまったりした雰囲気がリラックスを誘う。


CAMEL - The Snow Goose - Rhayader ★★★ (2015-08-29 17:49:53)

フルートが奏でる躍動感に満ちたメインメロディが忘れられない名曲。バックで流れるピアノの繊細な響きにも注目。


INSOMNIUM - Shadows of the Dying Sun - Revelation ★★★ (2015-08-29 17:10:19)

アグレッシヴな押しとメロウな引きによるダイナミズムが圧巻で、スケール感のある音像と相まってぐいぐいと引き込まれる感覚になる。常に灰色がかった空気が寒い北欧ならではの情景を映し出すかのようだ。


INSOMNIUM - Shadows of the Dying Sun - While We Sleep ★★ (2015-08-29 17:05:27)

いくぶん都会的な洗練を感じさせるも、インソムらしい哀愁メロディ炸裂のOP曲。これからの季節にはもってこいの薄暗いメランコリックさがじわりと効いてくる。


MEGADETH - Endgame - 1,320' ★★★ (2015-08-29 16:58:18)

初期作のあのひねくれた感覚を強く感じさせる、神経を捻るリフワークとスピーディな展開でテンションが上がる。ただでさえスリリングなのに最後らへんに白熱のソロバトルをぶち込んでくるのがたまらない。