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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 801-900

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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 801-900

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YNGWIE MALMSTEEN - The Seventh Sign - I Don't Know ★★ (2014-01-04 23:21:03)

お馴染みのジミヘン系統のブルージーなロック・ナンバーだが、なかなかポップな聴きやすさがあっていい。


RAMMSTEIN - Reise, Reise - Amerika ★★★ (2014-01-04 23:14:18)

異様なまでに中毒的なキャッチーさのあるコーラスは歌いたくなること請け合い。アメリカ賛美?否、その真逆をいく皮肉満載の歌詞も強烈。


PORCUPINE TREE - Deadwing - Shallow ★★★ (2014-01-04 22:51:35)

攻撃性を剥き出すかのようにグランジーに歪んだリフの迫力に圧倒。エフェクトで曇らせたVoも相まってモダンなヘヴィ・ロックのような雰囲気。


ENSLAVED - RIITIIR - Riitiir ★★★ (2014-01-04 21:27:41)

手数の多いドラムワークとともに神経を捻るようなリフがなだれ込む、アルバム中最も短い(といっても5分半ぐらいはあるが)タイトルトラック。奇怪なリフだけでなく多重録音による荘厳な響きの詠唱パート、中盤からの転調と聴き所は他の曲に劣らない。


KATATONIA - Viva Emptiness ★★ (2014-01-01 00:34:51)

モノトーンのジャケの寂寥感がバンドのイメージにぴったりな6th。基本的に今までどおりなのだがややソフトだった前作よりもサウンドが格段に分厚くヘヴィでハードになり、3rd以降の作品の中でもかなり攻撃的な雰囲気だ。いつになくガツガツと攻めるリフやドラムスが主張していく感覚はかっこいいが、そのぶん憂鬱なメロウさがやや後退気味なのでこの点はやや好みが分かれるところかも。


KATATONIA - The Great Cold Distance - Deliberation ★★ (2014-01-01 00:22:55)

結構ハードなバッキングに対して終始淡々としたVoメロディ。即効性は決して高くないが病み付きになる。


KATATONIA - Night Is the New Day - The Longest Year ★★★ (2014-01-01 00:17:47)

静かなムードから躍動感のあるバンドサウンドへのダイナミックな移行がかっこいい。バッキングで微妙に塗されているエレクトロ風味もなかなかの隠し味。


KATATONIA - Last Fair Deal Gone Down ★★ (2013-12-30 22:47:08)

5th。専任メンバーを迎えて本格的なバンド体制になったことで前作以上に音像がタイトになり、明らかにグレードアップした。憂鬱な気持ちを一杯一杯に抱えているような根暗Voといい、ほのかに湿っぽい暗さを帯びたGメロによる内省的で沈鬱な雰囲気は何度も聴いていると気分が沈みこんでいきそうだ。これ以降の作品と比較するとちょっと深みに欠ける印象だが、3や4などはなかなかいい曲。


KATATONIA - Dead End Kings - Lethean ★★★ (2013-12-28 00:53:25)

タイトなリズムに乗りメランコリックに彩るミドルナンバー。後半にはKATATONIAにしては珍しくGソロも登場し、さりげなく意外性も見せる。


KATATONIA - Dead End Kings - The Parting ★★ (2013-12-28 00:47:59)

今までに無いほどに強くなったシンフォニックなアレンジに賛否が分かれるかもしれないが、この悲しくもマイルドな心地よさがたまらない。


KATATONIA - Dead End Kings - Dead Letters ★★ (2013-12-28 00:42:16)

アルバム本編を締める曲で、これまでの流れの中ではやや異色なぐらいにヘヴィで従来のKATATONIAらしい感じがする。アグレッシヴなリフ攻めとメロウなパートが行き交う展開もスリルがあっていい。


KATATONIA - Last Fair Deal Gone Down - Tonight's Music ★★★ (2013-12-28 00:37:51)

ふわふわと虚しく漂うような沈鬱ムード。聴いているだけで気力が消え失せるようなこの虚無感はすごい。


KATATONIA - Last Fair Deal Gone Down - Sweet Nurse ★★ (2013-12-28 00:29:58)

他の曲と比べて比較的ライトな感じであるが、それでも明るくなりきれていないところがKATATONIAらしいところ。


KATATONIA - Last Fair Deal Gone Down - We Must Bury You ★★ (2013-12-28 00:27:21)

苦悩と救いようのない悲しさに満ちた歌詞の重たさに気分は一層ダウン。3分に満たない短い曲ながらも強烈。


IRON MAIDEN - The X Factor - Lord of the Flies ★★ (2013-12-26 19:46:01)

アルバムの中では比較的シンプルな部類に入る、ややアップテンポな曲。飛び抜けているわけではないものの、Voラインがなかなかキャッチーで好印象。


IRON MAIDEN - The X Factor - Sign of the Cross ★★★ (2013-12-26 19:40:42)

OPからいきなりこの手か、と思わされる10分超の力の入った大作ナンバー。案の定ブレイズの平坦なVoに違和感アリだが、それすら忘れてしまうほどのドラマティックな展開の数々はかなりの悶絶ポイント。


KATATONIA - Dead End Kings ★★ (2013-12-26 19:21:40)

個人的にトラヴィス氏の作品の中でも最高のデザインだと思う退廃ジャケがすばらしい9thで、メンバーチェンジを経ての今作は前作の流れをある程度汲みつつも変化が見られる。具体的にはサウンド自体が硬質でやや軽めになったことでヘヴィネスやダークさがぐっと薄れ、さらに前作ではピンポイントで組み込まれていたアンビエントなエレクトロニクス/ストリングスのアレンジを、時にはバンドサウンドすら追いやるほどに全面的に押し出したことも相まって暗黒耽美成分はかなり抑え目に。ハッキリ言ってしまえば現代的なオルタナ~ポスト・ロック寄りのアプローチが強めなのが特徴で、最近のANATHEMAをちょっと暗めにしたような感じかも。

この思い切った作風の転換に賛否が分かれるかもしれないが、穏やかなムードとヨナスの癒しヴォイスとの相乗効果が醸す独特のアンニュイな聴き心地は相変わらず健在。確かに決め手に欠ける印象は否めないしさらっと通り抜けがちな淡白さも気にならないわけでもないが、言われるほど悪くはないと思う。


IRON MAIDEN - The X Factor - Man on the Edge ★★★ (2013-12-23 23:01:35)

今のMAIDEN以上にスピーディでアグレッシヴな勢いに満ちた疾走ナンバー。ブレイズもこういう曲なら全然問題なくハマっていていい。


IRON MAIDEN - The X Factor ★★ (2013-12-23 22:58:17)

ブルースが脱退し元WOLFSBANEのブレイズ・ベイリーが加入するも、肝心の歌唱力がアレだのモミアゲ(?)だの散々な言われ様だった問題作の10th。半ば怖いもの見たさ感覚で聴いてみると、ブレイズのノッペリしたVoは確かにシリアスな大作曲にはミスマッチだし全体的にパッとしない暗めな雰囲気もそれを助長しているような気もするのだが、意外にもそこまで印象は悪くない(少なくとも冒頭の3曲は普通にいい曲だと思えた)。ここに来てぐっとプログレ寄りになった楽曲も、パターンというか表情や色合いが似通っているのが難点だがなかなかの聴き応え。さすがに名作というには難しいが、十分佳作といえる範囲かと。


PERSEFONE - Spiritual Migration ★★★ (2013-12-18 21:10:03)

アンドラ公国出身テクニカル・プログレデスメタラーの4年ぶりとなる4th。スクリーム&クリーン歌唱の二本立てに加え流行りの(?)Djentなリズム刻みなどモダンな要素も嫌味なく巧みに挿入し、まるでSOILWORKがDREAM THEATER化したかのような高密度・ハイテンションでぶちかます超絶技巧サウンドが熱い。アグレッシヴチューンズのみならず静・動のインストの存在も流れの中でいい感じにアクセントになる。何といっても所狭しと駆けるShrapnelタイプなネオクラGフレージングが美味で、好き者にとってはたまらない。座禅、瞑想と前作に引き続き和のイメージを想起させる世界観も印象的だ。


SONATA ARCTICA - Silence - Revontulet ★★ (2013-12-09 22:54:40)

キラキラしまくるKey&Gユニゾンのメロディが綺麗。タイトルはフィンランド語でオーロラのことだそうな。


YNGWIE MALMSTEEN - The Seventh Sign - Seventh Sign ★★★ (2013-12-09 22:44:36)

マイクのメタリック・ハイトーンVoで熱唱するドラマティックなブリッジ・メロは失禁モノのカッコよさ。さらにクラシカルエッセンス爆発なGソロでがっつり決めるから文句のつけようがない。


YNGWIE MALMSTEEN - The Seventh Sign ★★★ (2013-12-09 22:35:34)

VoにLOUDNESSやOBSESSIONなどで知られるマイク・ヴェセーラを迎えた7th。初期のような繊細さからやや距離を置いたソリッドな正統派ヘヴィ・メタルを聴かせ、それでいてネオクラシカルなGも炸裂。マイクのアクの強めな歌声が個人的にはやや苦手だがそれでも歌メロのキャッチーさや疾走曲からバラード、泣き泣きインストまで曲のふり幅は文句なしのレヴェルだし、何よりもインギーのカタログの中では珍しくサウンドプロダクションが良好なのがポイント。欠点といえばGソロが全体的に荒くさらに手癖で決めてしまうような悪い兆候が散見するところか。インギー自身がVoを執るボートラは・・・まあオマケということでw。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Before the Bleeding Sun - Angelheart, Ravenheart (Act I: Before the Bleeding Sun) ★★★ (2013-12-05 21:40:51)

NIGHTWISHのようなオペラティックなシンフォ・サウンドで迫る8分台の大作ナンバー。分厚いクワイアが織り成すスケール感に圧倒。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Before the Bleeding Sun - Sakura No Rei (2013-12-05 21:37:19)

おぼろげに漂うアトモスフェリックなコーラスが幻想的。次の曲のイントロダクション的な役割か。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Before the Bleeding Sun - Red Dawn Rising ★★★ (2013-12-05 21:35:08)

冷気を帯びたピアノによるイントロ、そして薄っすらと覆うシンセといいヤンネさんグッジョブ!と言いたくなる悲哀のゴシック・ナンバー。クリーンVoが大半なのでデス度は控えめだがこういうのもかなり好き。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Before the Bleeding Sun ★★ (2013-12-05 21:30:08)

前作リリース後ツアー生活に疲れたという理由で一時解散していたETOSだったが、メンバーチェンジを経て復活。その第一弾となるこの5thは、ややゴシック度合いが後退してChaotic Beautyの頃を思わせるようなアグレッションが増加。新加入のヤンネ・トルサ(TAROT)によるKeyがパシほどの独特なセンスではないもののしっかり活躍しており、冷たく鋭い氷柱のように突き刺さる。これまで以上に意欲的なクリーンVo導入やシンフォ・ゴシック風のラスト曲といい前作までとはやや向かうベクトルは異なれど、ETOSならではの悲しみを湛えたサウンドに何らブレはなく健在。カラス(それとも猛禽類?)がハトを襲う何とも猟奇的な図だが独特の美しさが漂うジャケが最高。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Chaotic Beauty - Shattered Soul ★★★ (2013-12-05 21:11:30)

まるでシンフォ・ブラック寄りになったCOBのような、ブラストも絡めた豪華絢爛メロデスナンバー。叙情的なリフも美味しいフレーズ連発。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Chaotic Beauty - Black Tears ★★ (2013-12-05 21:07:24)

EDGE OF SANITYのカバー。クリーン主体の原曲と違って全編デスVoで唸るアグレッシヴな仕上がりなのがマル。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Chaotic Beauty - Bride of the Crimson Sea ★★ (2013-12-05 21:05:25)

「深紅の海の花嫁」というクサいタイトルに相応しい悲壮感。キンちゃんことキンバリー・ゴスのVoも力強くもしっとりと聴かせる。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Chaotic Beauty - Autumn's Grief ★★★ (2013-12-05 19:57:49)

悲哀のピアノが反則級の殺傷力を誇る悶絶ミドルナンバー。これ以上ないってくらい甘くロマンティックな愛を歌う歌詞も相まって腰砕けに。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Chaotic Beauty ★★ (2013-12-05 19:46:53)

3rdにして日本デビュー。扇情的なリードGさえも押しのけるようにクラシカルで荘厳なKeyがゴージャスに彩るクサクサ・メランコリックなメロデスを展開。3割ほどパワーダウンしたアレキシ・ライホ(COB)みたいなアルッティ(Bも兼任)の咆哮・・・というかダミ声がショボいものの、それすら気にならなくなるほどのクサメロにヤラれっぱなしなのでとりあえず帳消しw。3などで聴かれる耽美ゴシックなセンスは次回作ほど炸裂していないので若干物足りなさもあるが、その分強めなブラック・テイストもなかなか美味。日本盤にはボーナスとしてIRON MAIDENのカバー+2ndの楽曲が収録されており、まだまだ発展途上な後者を聴けばいかに本作で大きく化けたのかを実感させられる。


KATATONIA - The Great Cold Distance - My Twin ★★★ (2013-12-05 18:40:32)

優しくも苦悩を湛えたヨナスの囁きにゾクゾクさせられる。陰鬱で虚無的ではあるがやるせない思いで訴えかけてくるような求心力がある。


KATATONIA - The Great Cold Distance ★★★ (2013-12-02 22:49:03)

もはや苦悩や絶望すら通り越して極地に行き着いたかのような、淡く美しい癒しの暗黒空間が支配する7th。OPETHあたりに近い感触かもしれないが、こっちはデスVoは全くないしむしろオルタナ由来の緩やかなメロウさが強めなので似て非なる感じ。全体的に起伏は少なくほぼ全編鬱メロで沈みきったムードなのでとっつきにくいかもしれないが、ゴリゴリと唸るリフに虚無的なダークさを伴う穏やかなバッキング、そして優しく包み込むようなヨナスの美声が織り成す対比は麻薬的な魅力があり、気がつけばトリコになる。ボーナス曲も本編とはやや毛色が異なるもののなかなか印象的でGOOD。次回作と同様にお気に入り。


IMPELLITTERI - Screaming Symphony - 17th Century Chicken Pickin' ★★★ (2013-12-02 18:54:54)

驚異的な鬼ピッキングがガンガン繰り出されるGインストナンバー。そのスピード&正確な音の揃い方にお口あんぐり。


IMPELLITTERI - Screaming Symphony - Walk Away ★★★ (2013-12-02 18:48:58)

最初聞いたときに「あれ、前の曲に逆戻りした?」と錯覚してしまったほど、1曲目と全く同じなリフにズッコけたw。歌メロのキャッチーさではこっちのほうが好きかな。


IMPELLITTERI - Screaming Symphony - Father Forgive Them ★★ (2013-12-02 18:44:42)

どこか荘厳な響きさえ感じさせるメロディが独特なOPトラック。そのせいかソロもかなりネオクラ寄りのフレーズ。


IMPELLITTERI - Screaming Symphony ★★★ (2013-12-02 18:42:24)

前作での好調ぶりを引き継ぎつつさらにピュア・メタル道を爆走する4th。前作と違いほぼ全編アップテンポ・ナンバーで構成され、トータルのランニングタイムも30分ちょいと無駄なくスッキリ纏まっている。クリスの超ファストでクラシカルなGソロが駆け回るのも相変わらず耳を捉えるし、7や9で決めるロブ・ロックの熱気みなぎるハイトーン・シャウトもたまらなくカッコイイ。既に指摘されているようにリフが似通っているのが難点(1と3に至っては同じw)だが、この潔いまでに爽快な疾走感は心地よいの一言につきる。


ORPHANED LAND - The Never Ending Way of ORwarriOR - Sapari ★★★ (2013-11-17 23:20:15)

サッパーリー♪の連呼が頭から離れられない、初っ端から強烈なインパクトを与える土着民謡ナンバー。ノリノリなテンポも相まって中毒性高し。


ORPHANED LAND - The Never Ending Way of ORwarriOR ★★★ (2013-11-17 23:16:08)

初の日本デビューを果たす4thで、今作も同様にコンセプト作で3つの章に分かれる壮大な物語を綴る一大抒情詩。長編大作の他に短い小作を随所に挟み込み、前作以上にプログレッシヴ寄りの仕上がりだ。あのスティーヴン・ウィルソンが関わっているためか、時にはOPETHのBlackwater Parkを思わせるようなところもチラホラ。全体的にマイルドな音像でグッと洗練されたことで民族臭は微妙に薄まったような気がするが、バンドの個性をスポイルするほどのものではないので問題なし。プログレ方面のアプローチとお国柄を感じさせる民族楽器や中東メロの絡みに悶絶。


CHARON - Downhearted ★★★ (2013-11-11 20:36:57)

3rd。前作から基本的に大きな変化はないが、前作における課題だった刺々しさを抑え目にしてより甘くロマンティックな耽美性を高め、微妙に力みというか荒さが見受けられたJ.P.レパルオトのVoに滑らかな艶が増したことで純粋に質が向上。SENTENCED由来の悲壮感とタフな男らしさとHIMのようなグラマラスな色気といった上記2バンドの折衷的な趣が前作以上の完成度で具現化されている。

沈み込むほど鬱ではなくほんのりと倦怠を誘うような空気をまとうフィンランド産ならではの哀愁ノリノリ・ゴシックを展開し、ミドル~スローとアップテンポの曲を交互にはさむ構成が何ともシンプルだがその分淀みがなくテンポ良く進む。大半の曲で用いられるJ.Pのマイルドなディープヴォイスともの悲しげな女性Voがハーモナイズするコーラスワークもセンスのよさが光っていて耳を惹くポイントになっている。


KATATONIA - Night Is the New Day - Onward Into Battle ★★ (2013-11-08 00:19:03)

残響の強めな空間が虚しさを加速させる。この曲に限ったことではないが、一つ一つの言葉を優しく聴かせるヨナスの柔らかな歌声がたまらない。


KATATONIA - Night Is the New Day - Ashen ★★ (2013-11-08 00:09:47)

限定デジブック盤のボーナスとして収録されているメランコリックなミドルナンバー。陰鬱というほどではない適度なメロウさが支配的で、次回作のDead End Kingsに通ずるオルタナ感覚も。


KATATONIA - Night Is the New Day - Idle Blood ★★ (2013-11-08 00:01:14)

OPETH的なアプローチが濃いアコースティックGをフィーチャーした儚く美しいバラード。アルバムの中ではダークさはやや控えめ。


JAMES LABRIE - Impermanent Resonance - Agony ★★★ (2013-11-07 23:30:16)

前作のOP曲と同様にSOILWORKバリにアグレッシヴな勢いのあるモダン・メロデスナンバー。驚きは少ないが、メロディの質はこちらに軍配が上がる。


JAMES LABRIE - Impermanent Resonance - Back on the Ground ★★★ (2013-11-07 23:26:38)

ラブリエの艶やかな歌声が存分に堪能できるメロディアスな曲。ピコピコなエレクトロニクスがモダンな印象も与えるが、さり気無い味付け程度なので鼻につかない。


KATATONIA - Night Is the New Day - Forsaker ★★★ (2013-11-07 23:13:09)

ぶっきらぼうに叩きつける無慈悲なヘヴィリフに驚くが、穏やかなバッキングとともにヨナスの美声が聴こえてくればKATATONIA流のメランコリックな抒情サウンドでゆったりと酔わせる。


KATATONIA - Night Is the New Day ★★★ (2013-11-07 23:07:51)

美しくも破滅的な世界へと誘うようなジャケがたまらない8th。近年の作品と同様にもはやデスメタルの面影などないが、その代償に得た一度嵌れば容易に抜け出せない仄暗く美しい陰鬱世界へ引き込んでいくゴシック/プログレ風味のあるダーク・メタルを展開し、暗黒美をとことん突き詰めた名盤。叙情的に奏でる艶やかなアルペジオのクリーンな響き、バックでうっすらと覆われるストリングスやエレクトロニクスの柔らかく暖かみのある音が闇の帳のように包んでいく感覚は、薄気味悪さとは対極の位置にあるような得も言われぬ心地よさがある。

ヨナス・レンクスの優しく包み込むような癒しヴォイスを始めヘヴィ過ぎないバランスで聴かせるバンドサウンドが絶妙で、これらも相まって単に沈鬱するだけでない甘美な雰囲気にどっぷりと耽溺してしまう。キャラ立ちも統一感も優れた楽曲群の充実もすばらしい。デジブック盤にはボーナストラックが収録されており、これも本編に勝るとも劣らない佳曲だ。


ENSLAVED - RIITIIR - Veilburner ★★★ (2013-11-02 22:12:35)

奇怪でプログレッシヴな展開の多い中比較的ストレートな流れで聴かせる曲。特に荒くれた疾走感と共にエルブランの儚げな美声歌唱で甘く酔わせるブリッジからすべてを浄化する神聖さに満ちたコーラスへと導く流れはこの上なく心地よいトリップ感があり、かなりハマる。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore - Fall of Man ★★★ (2013-11-02 20:57:05)

やや淡々としたヴァース~ブリッジから一変、これでもかというくらいに悲しみの度合いを高めるコーラスのバッキングが壮絶。


ENSLAVED - RIITIIR ★★★ (2013-10-24 19:18:13)

ノルウェジアン・ブラックのヴェテランによる12th。所々ペイガン・ブラック的な土着性を帯びたアグレッションでトレモロリフやブラストなどが挿入されるものの楽曲そのものの核となるのはKING CRIMSON~PINK FLOYD直系の暗黒混沌プログレのエッセンスで、感覚をヒネるようなGリフや変幻自在に繰り出す静・動の対比、幻惑的なクリーンVoなどが複雑に入り組んだ巨大迷宮の如き空間へと引き込んでいく様子はもはやブラックの枠を超越した規格外のスケール。ここまで来るとむしろOPETHに近い音楽性なのだが、70年代プログレが根っこにある点は共通していてもこちらはより現代的(雰囲気がオルタナっぽいし時にはポスト・メタルなところもあったり・・・)。

随所で聴かれるKey奏者のエルブラン・ラーセンによるクリーンVoも特徴的で、OPETHのミカエルのそれに似た感じの気だるく甘い美声で歌われるVoラインに惹きつけられる。全編が大作ナンバー満載でかなり濃密だが、どれもが聴けば聴くほど深みへと誘うような力がある。超オススメ!


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Magnus Karlsson's Free Fall - Dreamers & Hunters ★★ (2013-10-20 23:37:11)

マグナス関連のPLANET ALLIANCEで競演していたマイク・アンダーソンがVoを執る、ALLEN-LANDEあたりでありそうなアップテンポ曲。PLANET~も彼が所属するCLOUDSCAPEも知らないのでマイクのVoはここで初めて聴くが、ヨルン・ランデに似たハスキーな声が頼もしさ満点で好印象。


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Magnus Karlsson's Free Fall - Not My Saviour ★★ (2013-10-20 23:32:23)

Voが現AT VANCEやMASTERPLANのリック・アルツィなのも関係してか、ヘヴィネス志向の強めなアップテンポナンバー。太い嗄れ声でワイルドに歌うリックのVoが引っ張っていく勢いのよさとキャッチーさが合わされば強力。


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Magnus Karlsson's Free Fall - Last Tribe ★★★ (2013-10-20 23:28:52)

この曲タイトルの時点でグッと来る、LAST TRIBE時代を大いに彷彿させる壮大かつドラマティックなHRナンバー。「We are the last tribe!」と歌い上げるコーラスも感無量の一言だ。
改めて聴くとリカルドのVoはこのメンツの中では普通な感じがするが・・・w。


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Magnus Karlsson's Free Fall - Fighting ★★★ (2013-10-20 23:24:02)

ストリングスや分厚く大仰なコーラスワークが本作の中でやや異色のアレンジながらも耳を惹く。ヘルマン・サミング(A.C.T)の柔らかな歌声が魅力的。


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Magnus Karlsson's Free Fall - Heading Out ★★★ (2013-10-20 23:14:39)

マグナス自身が歌う、北欧成分濃い目のキャッチーなメロディが心地よいミドルチューン。甘くしなやかな声質ながらも力強く歌い上げるマグナスのVoが瑞々しい。


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Magnus Karlsson's Free Fall - Higher ★★★ (2013-10-20 23:11:12)

PRIMAL FEARのラルフ・シーパースが歌う、アグレッシヴな熱気の漲る正統派メタルナンバー。PF譲りのガチなメタルっぽさと高揚感満点のメロディアスさがいい感じにブレンドされているので美味しい仕上がり。


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Magnus Karlsson's Free Fall - Free Fall ★★ (2013-10-20 23:07:18)

シンフォニックなイントロを経て繰り出されるタイトなメロディック・ロックチューン。ラッセル・アレンがリードVoということもありALLEN-LANDEの1stのOP曲を彷彿させる雰囲気。他が良すぎるのでこのアルバムの中ではまあまあといった感じだが、悪くはないよ。


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Magnus Karlsson's Free Fall ★★★ (2013-10-20 22:49:51)

現PRIMAL FEARのマグナス・カールソンによる久々の課外活動にして初のソロ作。一時期は多忙すぎてメロディセンスに翳りがあった印象も拭えなかったが、PF加入をキッカケに十分な充電期間をとったのが功を奏したのか全編に渡ってあのマグナス節が炸裂する極上のメロディック・ハード作に仕上がっている。

これまでのマグナス関連の作品で競演してきたヴォーカリスト陣の友情出演が何よりも熱く、各々の個性を生かした曲作りが単なるメロハーに留まらない豪華さを醸している(特に元LAST TRIBEのリカルド・ベンソンが歌う9はLAST TRIBEファンにとっては感慨深いかも)。またいくつかでマグナス自身がリードVoを執る曲もあり、これがゲスト陣と見劣りしない見事な歌唱を披露しているのも注目どころ。Gワークもメロディセンスも文句なしに冴え渡る、マグナスファンならば要チェックの会心作。


TIME REQUIEM - Time Requiem - Visions of New Dawn ★★ (2013-10-06 22:59:20)

RUSHやDREAM THEATER直系のプログレッシヴな味付けが強めな曲。どこかダークでシリアスな雰囲気とは対照的に明快さの目立つコーラスがいい。


TIME REQUIEM - Time Requiem - Time Requiem ★★ (2013-10-06 22:56:14)

セルフタイトルを冠した一発目は9分台のなかなか気合の入った大作で、いきなりG&Bが激しくユニゾンをぶちかますところから相当アツい。全体を通して繰り返しが多いインタープレイにもうちょっと違うパターンがあったら最高だった。


TIME REQUIEM - Time Requiem ★★ (2013-10-06 22:44:10)

今は亡きMAJESTICで活躍していた鍵盤魔人、リチャード・アンダーソン率いるバンドの1st。メンバーの大部分は後期MAJESTIC時代からほぼ据え置きで実質その連続体ともいえるこのTIME REQUIEMだが、ネオクラエッセンスを保ちつつも時に緊迫感のあるインタープレイが炸裂するテクニカル・プログレメタル方面への歩み寄りが特徴。やはりリチャードが主役ということでKeyがほぼ大半で主導権を握り、インスト曲の5に至ってはGの存在感が希薄になるような弾きまくりぶりだ。どこかで聴いたことのあるフレーズも少々というか相当あるがw、そんなに悪い印象には感じなかった。聴き応えアリの密度濃い目の本編とはやや毛色の異なる肩の力の抜いたメロハーテイストが美味しい日本盤ボートラの10もいい。


DESTRAGE - The King is Fat 'N' Old - Jade's Place ★★★ (2013-10-02 22:09:57)

ファニーなテンションで軽快に走り捻ったようなテクニカルGも楽しめる、カオティックで賑やかなPVも見ごたえアリな曲。FREAK KITCHENのマティアス・エクルンド先生も最後のほうでちょこっとゲスト参戦。


JAMES LABRIE - Impermanent Resonance ★★ (2013-10-02 21:49:09)

Mullmuzzler名義でないほうのソロ作第3弾。メンバーも据え置きで前作とほぼ同様のモダンなメロデス方面のアプローチを展開しているが、今回はピーター・ウィッチャーズなどの外部ライターが関わっている点が前作との違いで、そのため(かどうか知らないが)アグレッシヴさよりもメロディアスさに重点を置いたような印象だ。一際美しいメロディが聴かれる4などのようにここ最近のDREAM THEATER以上に魅力的に聴かせるVoパートも多く好印象。良くも悪くも前作と同一路線なので変化に乏しいところに評価が分かれそうだが、個人的には気に入った。


STRATOVARIUS - Nemesis - Fireborn ★★ (2013-10-02 20:48:13)

限定盤のボーナストラックで、シンプルな流れで高揚感を誘うメロディラインにトルキ時代を思わせるようなキャッチーさがある。


KALMAH - Seventh Swamphony - Wolves on the Throne ★★ (2013-10-02 19:50:15)

新入りKey奏者のヴェリ・マッティ・カナネンが作曲。暴虐的なまでに叩きつけるブラストやメランコリックなフレーズが入り乱れるミドルチューン。ペッカのグロウルも最高に邪悪さが滲んでいていい。


Jethro Tull - Aqualung - Aqualung ★★★ (2013-10-02 19:23:14)

名盤のOPを飾る、怪しげでダークな響きのメインリフが印象的な曲。さらにコロコロと変化する複雑怪奇な流れもめまぐるしく、まさにプログレ。


Jethro Tull - Aqualung - Cross-Eyed Mary ★★ (2013-10-02 19:17:18)

異様な雰囲気をかもすイントロから引き込まれる、比較的ストレートなブルーズ調の曲。IRON MAIDENがカバーしたことも有名。


Jethro Tull - Aqualung - Locomotive Breath ★★★ (2013-10-02 19:09:06)

どこか洒落た感じのジャジーなイントロから後半のフルートソロのスリリングな展開まで目を離せない。名曲です。


FALCONER - Armod ★★★ (2013-09-21 22:10:06)

マティアス復帰後の第3弾となる7th。以前からちょくちょく混ざっていたが今回は全編スウェーデン語の歌詞で統一、さらに前作での先祖がえり現象が一層加速してフォークロア色が過去最高に強まったのが最大の特徴。楽曲の半数がスウェディッシュ・トラッドソングのカバーというのも相まって即効性やストレートな疾走感は以前よりもグッと後退したが、それを補うようにまさに北欧スウェーデンという国柄が強く反映された素朴で郷愁を誘うメロディの充実。そしてそれらを歌い上げるマティアスの渋いダンディ・ヴォイスが生み出す独自の味わいは過去作をも遥かに凌ぐほど。

高揚を誘う場面はあまりなく初期の武骨なパワーメタル路線を期待する向きにはたぶん退屈に感じるかもしれないが、気品と力強さを増強してメタル化したJETHRO TULLとも表現できそうな趣は他ではなかなかお目にかからない魅力がある。


LAST TRIBE - The Uncrowned - Blessed by the Dark ★★ (2013-09-14 21:59:54)

ボーナストラックで、マグナスがリードボーカルを執る曲。いわばプリプロダクション段階ということもありVoラインこそは少々ラフな仕上がりなのが惜しいが、もっと本格的にVoを録っていれば相当強力な一撃にもなり得そうなほどのカッコよさだ。


LAST TRIBE - The Uncrowned - Healer ★★★ (2013-09-14 21:51:08)

ガツンとくる重厚なへヴィさとアグレッシヴな勢いでつかみは抜群。希望を感じさせるようなポジティブで明るいコーラスパートを聴けば元気が沸いてくる。


LAST TRIBE - The Uncrowned ★★★ (2013-09-14 21:46:43)

残念ながら最終作となってしまった3rd。音楽性はデビュー以来一貫しており大きな変化はないが、サウンドプロダクションは一層分厚くなりへヴィネスを増したことで楽曲のスケールアップに繋がっている。相変わらず抜群のテクニックと構築センスを誇るGワークが冴えるマグナスの活躍もさることながら、リカルドのVoが過去最高の安定感とパワーを身につけてさらに成長を遂げているところも注目。そしてマグナス節ともいえる優れたメロディセンスは3作目に突入しても全く衰え知らずで、明快な疾走曲がなくミドル曲中心でもここまで良質の曲を作り上げる才能はもっと評価されてしかるべきだ。


LAST TRIBE - Witch Dance - Agadir (Instrumental) ★★ (2013-09-10 20:31:15)

マグナスのGが主役のインスト曲。弾きまくりのテクニカルさとポジティブな明るさが特徴だった前作のタイトル曲とは違い、ややGは抑え目に怪しげなムードとエキゾチックなリフが支配する暗めの雰囲気。途中で挿入されるアコギのパートが良い感じのアクセント。


LAST TRIBE - Witch Dance - Dreamer ★★★ (2013-09-10 20:09:04)

ヴァース、ブリッジで段々盛り上げてそこから一気に突き抜けていくような、開放感とスケールに満ちた爽快なコーラスへの展開はアルバム随一の素晴らしさ。本編の〆にこういう必殺曲だと後味の良い終わり方になる。


LAST TRIBE - Witch Dance ★★★ (2013-09-10 20:00:47)

2nd。リズム隊がディック・ロウグレン(B,ARMAGEDDON他)とハイメ・サラザール(Ds,MIDNIGHT SUN,BAD HABIT)の実力派に代わり、前作と比べるとネオクラシカルさが薄まったがそのぶん技巧ギターワーク満載のフュージョン風味が絶妙に塗されており、歌メロとGテクの両者が充実した独特のメロディック・メタルが存分に楽しめる。慣れてきたのかマグナスのメロディセンスはさらに研ぎ澄まされており、特に本編ラストの11における絶妙な盛り上げ方は白眉。また若干の弱さを感じていたリカルドのVoもよりパワフルになって存在感を増したのも嬉しいポイント。LAST TRIBEの作品はどれもが素晴らしいが、特にこの2ndは非の打ち所のない傑作!


ANDREW W.K. - I Get Wet - Party Hard ★★★ (2013-09-06 21:48:44)

何層にも重ねられた分厚く超ラウドな爆音でぶっ放す楽しいパーティ・ロック!頭を空っぽにしてノリまくれ!


REDEMPTION - This Mortal Coil ★★ (2013-09-06 21:37:57)

FATES WARNINGのヴォーカリスト、レイ・アルダーを擁するUS産プログレッシヴ・メタルバンドの5th。時にテクニカルなインタープレイを交えたDREAM THEATER直系のプログレサウンドは依然健在だが、この何ともダークなジャケの通り(?)全体的に陰鬱なオルタナ・メタルっぽい感覚が強まっている。NILEなどを手がけたニール・カーノン氏がミキシングに携わっているのもあり、やや輪郭が澱んだ音作りやザリザリと歪んだリフの感触などはまるで初期NEVERMOREのよう。レイのVoが音圧に埋もれ気味なのも含めメロディのアピール度は相対的に後退した印象もあるが、そのぶんブルータルなリフのカッコよさや相変わらずスリリングなインストの聴かせどころでフォローしているので悪い印象はない。なかなかの好盤。


TIME REQUIEM - Time Requiem - Brutal Mentor ★★ (2013-08-29 21:57:09)

のっけからド派手に弾き倒すリチャードのKeyのインパクトでポカーンとさせられる疾走インストチューン。ギターの出る幕もないくらいにKeyが埋め尽くすさまはもはや笑うしかないw。


THE CROWN - Deathrace King - Blitzkrieg Witchcraft ★★★ (2013-08-29 21:47:38)

キャッチーとさえ思えるほどのコーラスパートが激アツい。悶絶級のカッコよさ。


THE CROWN - Deathrace King ★★★ (2013-08-29 21:10:36)

今まで難のあったサウンドも改善され、完成度を一気に高めた4th。ザクザクのシュレッディングを機軸にしつつ、時にロックンロール的なノリさえ感じさせるゴキゲンなリフやグルーヴ、そして問答無用のブルータルな爆走感が一体化したDEATH N'ROLLサウンドがもたらす快感はマジで最高の一言。ヨハンのデスVoも不良っぽいやさぐれた感じでカッコよく、所々でブッ込む合いの手のシャウトも決まっていてクール。捨て曲は一切ナシの名盤。聴くべし!


GAMMA RAY - Powerplant - Heavy Metal Universe ★★ (2013-08-29 19:49:35)

何となく芝居がかった歌い方やノリがMANOWARを思わせる、カイ流ヘヴィメタル賛歌。ソロのところでJUDASっぽいリフがあるような・・・?


GAMMA RAY - Powerplant - It's a Sin ★★ (2013-08-29 19:43:25)

ペット・ショップ・ボーイズの名曲のイメージを壊さずにGAMMA RAYらしくメタリックにアレンジしたところが好印象の好カバー。カイの声も全然違和感ナシのハマりぶり。


GAMMA RAY - Powerplant - Short as Hell (2013-08-29 19:40:00)

ヘヴィな正統派ミドル曲。重々しいグルーヴがあってカッコいいがちょっと地味かも。


GAMMA RAY - Powerplant - Razorblade Sigh ★★★ (2013-08-29 19:33:12)

剃刀の如く鋭いリフと共に程よいスピード感のあるアップテンポナンバー。中盤の転調をはじめ歌メロが爽やかなものから最終的には哀愁っぽいものへと変化したりと表情に富んでいてなかなかの聴き応え。


DARK TRANQUILLITY - The Mind's I - Dreamlore Degenerate ★★ (2013-08-26 21:44:40)

ファストな疾走感と抒情的なムードで彩るOPトラック。ミカエルのグロウルは若干エグいが、そこに美しさが垣間見えるのがいい。


IN FLAMES - A Sense of Purpose - The Chosen Pessimist ★★ (2013-08-26 21:26:33)

Soundtrack~で見せたメロウなセンスをより先鋭的にしたような、デジタリーなシンセとGのクリーントーン中心のひたすら沈み込む陰鬱な空間作りが光る8分台の長めな曲。盛り上がってきたところでブツっと尻切れ気味で終わる締めが惜しいが。


KALMAH - Seventh Swamphony - Windlake Tale ★★★ (2013-08-21 22:32:40)

ネオクラシカルなリフ刻みに初期COBのそれを想起せずにはいられない3連符のアップテンポナンバー。逞しくタイトなリズムやGが一体化する勢いで薙ぎ倒していく感じが気持ちいい。


ETERNAL TEARS OF SORROW - Saivon Lapsi - Dark Alliance ★★★ (2013-08-20 22:41:40)

暗雲で覆われたようなドンヨリとした空気が支配的のダークでアグレッシヴなOPトラック。ぞくぞくするほどにドラマティックな演出を醸すKeyがグッジョブ。


HELLOWEEN - Gambling With the Devil - Dreambound ★★★ (2013-08-17 02:13:43)

ハロウィンとしては珍しいくらいにコテコテのネオクラシカルなフレーズ満載のスピード曲で、ソロセクションは特にネオクラフリークにはたまらない。それでいていつもどおりにポップなメロディで決めてくるから余計にツボる。


KALMAH - Seventh Swamphony - Deadfall ★★ (2013-08-17 02:01:44)

キャッチーで煌びやかなメロディのイントロで掴まれるミドルチューン。スピード感溢れるGソロ展開も強力。


KALMAH - Seventh Swamphony - Hollo ★★ (2013-08-17 01:35:14)

どっしり重厚なヴァイキング風味も美味しいトラッド色強めなミドルチューン。珍しくペッカがクリーンボイスで一部歌っているが、それもまた独特の哀感が強く印象に残る。それ以外にも聴き所が多く7分という長さを感じさせない。


KALMAH - Seventh Swamphony - Seventh Swamphony ★★★ (2013-08-17 01:28:46)

ド頭からブラスト炸裂、そしてクサいメランコリックなフレーズ連発のGメロでノックアウトのタイトルトラック。中間部でのメロウな民謡フレーズが素朴な味わいをかもしていてグッド!
PVではメンバーが沼地で演奏、さらにバンドのマスコットキャラクターでもある沼じいさんが登場。まさに沼尽くし?


KALMAH - Seventh Swamphony ★★★ (2013-08-17 01:24:25)

安易に”Symphony”にするのではなくそこに”Swamp”を引っ掛けるあたりが彼ららしい、センス抜群のタイトルが秀逸な7th。マルコが脱退して新たにETOSのツアーメンバーとしての経験もあるヴェリ・マッティ・カナネン(TACERE,ONE MORNING LEFT)を後任として迎えるといったメンバーチェンジを経るも、基本から1ミリたりともブレないメランコリックで泥(沼?)臭い土着性を帯びた安心・信頼のKALMAH節炸裂のスワンプ・メタルを展開。あえて違いを挙げるなら前作よりもマイルド目な音作りになったこと、全体的に北欧トラッド的なメロディが多く聴かれたり以前よりシンフォニックさが若干抑えられたことか。

元々ピコリーモ畑の出身ということもあってヴェリ・マッティの操る鍵盤ワークの一部にはトランス風の音色が垣間見えたりするも、さりげない装飾といった感じなのでそんなに鼻につくほどではない。全8曲というボリュームながらも一つ一つの密度が濃いので物足りなさは感じさせない。密度はいくぶん減ったかもしれないが、北欧メロデスの旨みを凝縮した傑作だ。


NEVERMORE - The Obsidian Conspiracy - Emptiness Unobstructed ★★ (2013-08-16 20:07:45)

ここまで歌メロがメランコリックでキャッチーなのはNEVERMORE史上初?最初聴いた時はぬるいと感じてしまっていまいちな印象だったが、何度も聴くうちにこれはこれでいいかも、と思えるようになった。


NEVERMORE - The Obsidian Conspiracy ★★ (2013-08-16 20:03:52)

会心作「This Godless Endeavor」から5年のインターバルを経ての7th。プロデューサーに元SOILWORKのピーター・ウィッチャーズを迎えての本作は、ややマイルドなサウンドプロダクションや全体的にバンドサウンドが後退してVoラインを中心に聴かせる場面が多く、これまでよりもモダンでメロウな雰囲気が支配的。その分スラッシーに尖った極悪ブルータリティはかなり控えめなので若干の物足りなさを感じるところもあるが、独特の浮遊感というか愁いを湛えた幽玄空間はOPETHにも通ずるものがあり、今までとはちょっと違った魅力が展開されているのは興味深いところだ。

しかしジェフ・ルーミス、ヴァン・ウィリアムスの2人が相次いで脱退し本作を最後にバンドは活動休止状態に・・・。ウォーレル曰く今は再結成SANCTUARYでの活動がメインということだそうだが、こちらもいつか復活してほしい。


MASTERPLAN - Novum Initium - Keep Your Dream Alive ★★★ (2013-08-16 19:47:55)

リック版Back For My Life、またはLost And Goneともいうべき渋カッコ良いミドルチューン。リックはやや抑え目に歌っても声質のせいなのかむさ苦しいのだが、それが好きw。


MASTERPLAN - Novum Initium ★★ (2013-08-16 19:36:18)

ラテン語で「新たな始まり」を意味するタイトルの5th。ここ数年の間に色々とあったのかメンツがガラリと変わっており、VoにはAT VANCEなどで知られるリック・アルツィ、Bは元STRATOVARIUSのヤリ・カイヌライネン、Dsは現CRADLE OF FILTHのマーティン・スカロウプカとなっている。

本作も前作の流れを組む重厚でモダンな厚みに富むリフで渋めに醸成される王道HR寄りの路線だが、2や4といった明快パワーメタル曲の復活やPVとなった3やタイトルトラックの11に顕著な前作よりも太く逞しくなった音像の重厚さと煌びやかなKeyの装飾によるドラマティックなアレンジが強調され、同路線の前作よりも好印象。リックのVoはヨルンのそれと似たタイプのシンガーなので違和感はなく、荒くざらついた嗄れ声で暑苦しく熱唱するスタイルは今のヨルンほど無駄なクドさを感じないので自然に聴ける。

初期2作のような路線を期待すると肩透かしに終わるかもしれないが、味わい深い燻し銀のような魅力を持つ作品に仕上がっていると思う。


DARKANE - The Sinister Supremacy ★★★ (2013-08-16 18:46:29)

前作から5年ぶりの6th。ピーターがDREAM THEATERのドラマーオーディションに参加していた関係からかなりのインターバルを挟んでの久々の新作となったが、1stで歌っていたローレンス・マックローリーが復帰し、初期の頃を思い起こさせる硬派デスラッシュに構築性溢れるモダンな路線をミックスしたサウンドを展開。時にストリングスを導入して荘厳さを醸しながらも、切れ味鋭いリフワークと超テクニカルに炸裂するリズムが織り成すサウンドはかなり痛快な仕上がり。ローレンスも野太い咆哮や歌心のある独特の濁声でメロディをなぞらえたりと活躍していてグッド。以前ほどのド直球疾走デスラッシュではなくなったが、表情にメリハリがついたので以前よりも聴き応えがある。


NOCTURNAL RITES - Shadowland - Invincible ★★ (2013-08-11 23:27:36)

重々しく強靭なリズムが支えるややダークめなミドル曲。どことなくヴァイキングの香りも感じさせる勇ましさがある。