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ハルディンさんの同意された発言一覧 1-9
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MY DYING BRIDE - Feel the Misery
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PARADISE LOST - Tragic Idol - Solitary One
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STRATOVARIUS - Visions - Visions (Southern Cross)
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TEN - The Name of the Rose - The Name of the Rose
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TYPE O NEGATIVE - Bloody Kisses - Black No. 1 (Little Miss Scare-All)
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TYPE O NEGATIVE - Bloody Kisses - Christian Woman
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TYPE O NEGATIVE - October Rust
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TYPE O NEGATIVE - World Coming Down
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TYPE O NEGATIVE - World Coming Down - All Hallows Eve
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ハルディンさんの同意された発言一覧 1-9
MY DYING BRIDE - Feel the Misery
★★★
(2015-12-09 21:06:05)
およそ3年ぶりとなるバンド結成25周年を迎えての12th。前作の後にGの片割れが離脱し、初期~中期にかけて在籍していたオリジナルメンバーのカルヴィン・ロバートショウが復帰している。
今作も特にこれといって大きい変化は見られないものの、前作では少々陰に隠れがちだったヴァイオリンやピアノをふんだんにフィーチャーして悲哀ゴシック色を強めており、耽美ゴスと陰鬱ドゥームのバランスが上手く取れているのがポイント。さらにはアーロンの両刀Voがいつにも増して感情表現の激しい振り方をしていて、打ちひしがれるような悲しみと鬱屈とした憤怒、失意の果てに行き着くような諦めといったネガティヴ・フィーリングが交じり合い結果として前作以上に情感豊かな作風になっている。
1や2、4等で顕著な、極端な曲調変化は使わずとも重厚な低速テンポの中で明確な起伏やダイナミズムを盛り込んだ曲作りは前作以上に求心力の高さを感じさせる。一方で5や7のようなゴスの耽美さと退廃的なロマンティシズムが息づくメロウな曲もあり、喪失感とやるせなさで落ち込ませる側面にも抜かりなし。まさにゴシック・ドゥームの真骨頂を堪能できる一枚。
同意者:
うにぶ
PARADISE LOST - Tragic Idol - Solitary One
★★★
(2015-08-23 00:39:00)
儚げに響くピアノと重厚でダウナーなGサウンドが折り重なりながら沈み込む、ひたすらドゥームなムード一色のOP曲。徹底した陰鬱さの中でふと差し込んでくるクリーンヴォイスの繊細な美メロによる光と闇の対比はまさにゴシックの真骨頂。
同意者:
ピンクサターン
STRATOVARIUS - Visions - Visions (Southern Cross)
★★★
(2012-10-28 23:08:36)
小ティモのハイトーンが独特の悲壮感を醸すドラマティックなメロディが素晴らしい大作。ヨルグ親方の凄まじいテンションのドラミングにも注目!
同意者:
きーとす
TEN - The Name of the Rose - The Name of the Rose
★★★
(2012-12-20 20:02:18)
アコースティックGによる長めのイントロを経てダイナミックに切り込む分厚いGリフの導入という演出が最高にドラマティックでカッコいいOPチューン。1曲目から8分半というボリュームにもかかわらず長さを感じない展開が絶妙です。
同意者:
BLV
TYPE O NEGATIVE - Bloody Kisses - Black No. 1 (Little Miss Scare-All)
★★★
(2015-04-30 22:27:17)
曲が始まった途端に辺りが闇夜に包まれていくような、雰囲気の徹底振りがすごい。妖艶かつキャッチーなVoメロディも病み付きになる。
同意者:
メタルは宗教
TYPE O NEGATIVE - Bloody Kisses - Christian Woman
★★★
(2015-08-31 22:43:42)
健全性なんぞ微塵も感じさせない、どこまでもどす黒く染まりきった背徳感と毒々しく妖艶なムードが織り成す官能ドゥーム・ゴシック。底なし沼の如くドップリと浸れます。
同意者:
メタルは宗教
TYPE O NEGATIVE - October Rust
★★★
(2015-06-15 23:26:24)
4th。前作における衝動的なハードコア度合いが抑えられ、ある程度の拡散傾向はあれどもよりゴシックへのアプローチが強まったのでバンドはもとよりゴシックメタルの代表作として挙げられることも多い。Play girl誌で晒した伝説のヌード姿が未だに忘れられない亡きセックス・シンボル、ピーター・スティールの艶かしいVoを中心にじっくりと虚しくも淫猥なエクスタシーに満ちた官能絵巻を展開。環境音的なSEや壮麗なシンセサイザーを絶妙に盛り込み、耽美さを引き立てる。
いきなり耳障りなノイズや楽屋での会話みたいな1、2で面を食らうが、名曲の3からは真骨頂といえるめくるめく耽美世界を全編に渡ってガッツリ堪能できる。前作ほど暗くディープすぎず、時にはうんとコンパクトでキャッチーさに長けた7のように聴きやすさが増したことでより移入しやすくなった。聴けば聴くほどどっぷりハマって抜け出せなくなる名盤。
同意者:
メタルは宗教
TYPE O NEGATIVE - World Coming Down
★★
(2015-08-06 23:43:36)
煌びやかな都会風景と瓦礫の対比ジャケが印象的な5th。より大衆的になり大ヒットを記録した前作の成功による反動なのか初期を思わせるグルーミィーなヘヴィネスが増強されているが、前作におけるメロディアスさも持ち合わせているのでダウナーな沈鬱ムードと開放感が入り混じった独特の空気(前作、前々作の中間ぐらい?)が本作の特徴。ピーターの親族の死といった不幸が関係しているのかメロディには艶かしさというよりも虚しい喪失感といった雰囲気が強く感じ取れ、途中に挟み込まれる短いインタールード曲も薬物の吸引音やら何やら不穏極まる趣なのもそうした印象に拍車をかける。
前2作で顕著だったバンドのイメージを写しだす官能的な妖しさは全体的に控えめなので耽美ゴスとして聴くにはちと空気が重苦しすぎるが、酒を片手にひどく落ち込みたい時にはうってつけのトリップ・ドゥーム作に仕上がっている。
同意者:
唄うひ
TYPE O NEGATIVE - World Coming Down - All Hallows Eve
★★★
(2016-01-17 23:56:11)
おそらく前作のスタイルに最も近いであろう曲。ゴスな耽美さと妖艶な毒気を大いに感じさせつつも、暗さとメロディアスさの対比手法を上手く組み込んでとてもダイナミックかつ印象的な曲に仕上げている。
同意者:
メタルは宗教
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