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はっちゃんさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100

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はっちゃんさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100
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10CC - The Original Soundtrack - I'm Not in Love ★★★ (2010-12-23 01:11:36)

スタンダードの称号を与えてもいいんじゃないでしょうか。
録音技術にも注目。


A-HA - Hunting High and Low - Take on Me ★★ (2010-12-23 01:13:51)

↑同感。印象的なPVでしたね。結構カヴァーの多い曲でもあります。


ABBA - Voulez-Vous - Gimme! Gimme! Gimme! ★★ (2010-12-23 01:17:18)

当時有線とかラジオとかで、とにかくよく流れてた。
覚える気が無くとも覚えてしまうってほどキャッチーな曲。


AC/DC - AC/DC Live ★★★ (2010-12-24 00:09:48)

なぜ1ステージぶっ通しではないんだろう。AC/DCの真骨頂はスタジオじゃなくてライヴなのに。

それにしても凄いライヴ感です。爆音で聴くとよくわかりますが臨場感が半端じゃない。
エンジニアチームはグッジョブです。惜しむらくはセットリストの曲間を無視したバラバラな編集。
これがいちいち聴く側のテンションを半減させてしまうのには納得できませんね。
納得はできないけれど、それをも凌駕してしまうほどの圧倒的なパフォーマンスは素晴らしい。
すこぶる痛快な小細工ナシの剛球オンリー。ヤング・ブラザースの疾走は止まりません。

ついついアンガス・コールに参加してしまうのは僕だけではないはず。


AC/DC - Back in Black ★★ (2009-06-09 13:06:00)

あまりに名盤なので書き込みを躊躇していましたが、やはりイイものはイイ。
長年彼らをHMという狭い枠に押し込めてきたメディアのみなさん、
AC/DCはそんなちっちゃなバンドではありませんよ。


AC/DC - Let There Be Rock ★★ (2009-06-30 18:48:00)

むかーし、伊藤●則の「東京ベスト・ヒット」というラジオ番組で
『ロックで夜食』というコーナーがあって、そのタイトル・コールのバックで
「WHOLE LOTTA ROSIE」が流れていました。その時は、かっこいいリフだとは思ったけど
まさかAC/DCとは分からずに、後年になってこの曲を知りました。
先に「POWER AGE」の方を聴いていたので、このアルバムでのギターの音が、
やけにキンキンと、ピッキング・アタックの音が強調されていて、
ちょっと聴きづらい感じを受けましたが、楽曲はかれらの代名詞とも言えるもので
疾走曲、ブギーとやさぐれたR&Rは、ボン時代ならではの特徴ですね。
強力なリフ・アルバム。


AC/DC - Powerage ★★ (2009-06-17 15:31:00)

けっこう評価されてないアルバムですが、ボン時代の作品では個人的にNo.1。
前作が割とメタリックすぎるギターサウンドだったのに対し、本作はもっと
引き締まったギターサウンドになっているのがポイント。
「RIFF RAFF」でのヤング・ブラザースの絡みはトリハダもんです。
疾走系の曲が少ないのが過小評価の原因なのかも。
じっくり聴き込めば強力なグルーヴがヤミツキになりますよ。
ちなみにジャケットも気持ち悪くて好きです。


ACCEPT - Metal Heart ★★ (2009-06-12 16:09:00)

独陸軍機甲師団によるシーンへの電撃作戦を遂行したアルバム。もちろん勝利。
ゲルマン民族らしい大仰なタイトルだけど、彼らの作品中で最も聴きやすいアルバム。
「BREAKER」アルバムでは疾走曲も多数含む硬派な作品だったが、この本作は
適度なキャッチーさを加えたミドル・テンポ中心。
時代を顧みると、このアルバムでのこのサウンドは『アリ』なんだろうが、
今聴き返すと、確かに物足りなさを感じる音像ではある。
しかし、文字通り金属感は味わえる。
次作にともなうツアー終了後、マネージメントやメンバー間でのゴタゴタで
ここでの方向性はあっさりと覆されてしまうんだけど、つくづく口惜しい。
せめてあと3~4作品は同方向でアルバムをリリースしてほしかった。


ACCEPT - Metal Heart ★★ (2009-06-12 16:15:00)

次作もおすすめです。


ACE FREHLEY - Frehley's Comet ★★ (2009-06-09 15:42:00)

KISS在籍時の1stと違って多少時代を意識した作風。
前作収録のヒットシングル「NEWYORK GROOVE」同様、またもラス・バラードの作品を
取り上げているが、こちらは憂いのあるハードポップのような味わい。
本人のプレイは相変わらずマイナーペンタ主体のコンパクトなものだが
アーミングなんかも取り入れて進化の跡が聴ける。
名盤ではないが、全体的にエースのダークサイド的な部分を楽しめる佳作。


AEROSMITH - Classics Live! ★★ (2009-06-09 15:12:00)

「ROCK IN A HARD PLACE」の時のメンツでのライヴ盤。
確かにジョー&ブラッドに較べると新メンバーのプレイが丁寧で流暢です。
ツカミに「Train Kept A Rpllin'」を冒頭に持ってきたのは正解だと思います。
全編ダレる事の無いパフォーマンスは清々しい。
本作リリース当時、結構な話題になって各メディアもこぞって取り上げてたのも
なつかしいですね。


AEROSMITH - Draw the Line ★★ (2009-07-24 01:26:00)

ダメ人間時代の名作。しかし意外と低評価。
『ロック名盤100選』のようなカタログ本を見ると、前作「ROCKS」はチョイスされるが
本作が紹介されることは案外少ない。紹介されていたとしてもネガティヴなコメントを
されていたりと、不当な扱いを受けているような気がする。ここでのランクの低さは、
意外と、こんなことが理由ではないのか?
復活後エアロが好きな人にもフックしにくいだろう。とてもクリアとはいい難い音像は
セパレーションが悪い故、聴きづらいのかもしれない。古城でレコーディングしたとは
いっても過剰なアンビエント感は逆効果。
しかし、楽曲は強力。とてもジャンキーとは思えない。いまだにライヴの定番に
なっている曲も多く収録されていて、個人的には前作よりコッチの方が好み。
ドーピングのおかげでギラギラ感がアップしているから。


AEROSMITH - Draw the Line - Kings and Queens ★★★ (2009-06-09 15:19:58)

彼らの楽曲の中では異色のナンバーだけど、
儚くもヘヴィで、ドラマティックな曲。泣けます。
「DREAM ON」より好き。


AEROSMITH - Live! Bootleg ★★★ (2016-07-30 02:24:46)

超個人的ライヴ盤ランキングではトップ5にランクイン。

すごいねコレ。ロックバンドはこうじゃなくちゃいけません。「Classics Live!」も
なかなか良かったし「A Little South of Sanity」のクォリティも勿論すごいんだけど、
この作品の”リアル感”はちょっと別物。70年代から今日に至るまで、ライヴ盤というのは
多かれ少なかれオーバーダブなどの修正が施されて市場に流通するのが常なんだけれども、この
「Live! Bootleg」はほぼ無修正。ぶっちゃけ暴挙です。
しかしながら、勢い任せの荒々しいプレイからは彼らが正真正銘のライヴバンドだということが
ガンガン伝わってきますね。

今どきのロックバンドのオーガナイズされたライヴも悪くはないけど、この作品のように
スリリングなライヴを提供する事こそがあまねく全てのロックバンドが考えなくてはいけない
命題だと思います。


AEROSMITH - Nine Lives ★★ (2009-07-15 01:17:00)

復活後エアロの作品の中では比較的、先祖がえりした作品。
一旦、完成していた音源にダメ出しして新たに作り直したということだけど、
外部ライターのペンによる楽曲が、個人的には馴染めないなぁ。
エアロにしては過剰にキャッチーというか仕掛けが多いというか…
しかし、そこは幾多の修羅場を経験してきたエアロ。オトナです。
吹っ切れているのでしょう。自分たちがイイと思ったから演る。うーむ、潔い。
昔のように、崖っぷちを目隠しで疾走するようなスリルはもはや感じることは
できませんが、そのかわり芳醇な味わいを楽しむ事ができますね。
それにしてもスティーヴンのヴォーカルは歳を重ねる毎にスゴくなっていくとは
どういうことだ。年齢で言えば企業の中間管理職以上のポストに就いていても
おかしくないというのに。この人の声は衰えを知らんのか。


AEROSMITH - Rock in a Hard Place ★★ (2009-06-09 14:59:00)

初めて買ったエアロのアルバム。
彼らについて何の予備知識も無かったから、「ジョー・ペリーってどの人?」なんて
思いながら聴いてました。後日、本作にはジョーが参加してないことを知るも
内容は文句無くかっこいいです。ジョー&ブラッド時代より疾走感が増量。
個人的には全盛期に較べても、なんら聴き劣りはしないと思います。
数年後の復活作である「PERMANENT VACATION」を聴いた時も、ピンとこなくて
スピード感のある「ROCK IN A HARD PLACE」を聴き続けました。
それにしても邦題の「美獣乱舞」って…


AEROSMITH - Toys in the Attic ★★ (2009-06-09 14:42:00)

お酒とおクスリにやられたエアロが好きなので。
「SWEET EMOTION」のドラッギーな感じが大好物です。
このアルバム、彼らが低迷していた時期に中古バーゲンにありえない値段で
しこたま並んでました。で、エアロについての予備知識も無いくせに迷わず購入。
あっという間に聴き終わってしまう魅力を持った好盤です。


AFFINITY - Affinity ★★★ (2013-05-03 12:13:11)

BLACKSABATHとの仕事があまりにも有名なマーカス・キーフ氏。

サバスの1stも素晴らしかったけど、本作のジャケット・アートも見事です。
イギリスってロケハンなんかしなくても素晴らしい情景がゴロゴロしてる。うらやましいッス。

外見も素晴らしければ中身も素晴らしいのがこのアルバム。基本はジャズが根底に流れるロック。
ブラスやストリングスも登場するんだけどこのバンドの核はハモンドオルガンB3です。
巧みに音色をチェンジさせバッキングにソロにと大活躍!クールなのに熱いプレイはカッコいい。
ギターも地味ながら頑張っています。トーンベンダーを効かせたプレイはまさに70年代。
作品中でも圧巻なのが長尺アレンジの「ALL ALONG THE WATCHTOWER」。言わずと知れた
ディランのカヴァーなんですがこの解釈は出色ですね。ジミヘンを筆頭にU2、XTCなどさまざまな
ジャンルの人たちが演ってますが色んなアレンジが聴けるので面白い。それだけ自由度の高い
曲なんでしょうね。

バンドはこの1枚を残して消滅してしまうのですが、あと2~3枚は頑張ってほしかったなあ。


AIR SUPPLY - Lost in Love - Lost in Love ★★★ (2010-12-23 01:19:31)

ぺリエのような曲ですね。
決してサイダーやラムネじゃない。


ALCATRAZZ - Dangerous Games ★★★ (2012-05-27 15:14:11)

これはこれで悪くはないかも。

「ギターヒーローなんかと組むもんか!」とばかりにイキナリ地味なギタリストを加入させた
ボネットさん。しかしこれが結構いいんです。
ダニー・ジョンソンという男、技巧を炸裂させた派手なギター・ワークではなく堅実なバッキング
そしてコンポーズ能力を買われての大抜擢と思われます。
事実、タイトルチューン「DANGEROUS GAMES」はハードポップとして優れた逸品。
1st、2ndとは違い作品自体もHM的な要素は皆無。まぁ1st、2ndも音楽性は全く別物だったけどね。

あ、あと大発見がひとつ。
それはコーラスワーク。みなさん、過去のアルバムではイングヴェイ、ヴァイそしてグラハム本人の
パートしか聴いてないでしょ?多分8割以上のリスナーがそうだと思います。僕も含めて。
そりゃあそうですよね、こんだけ濃いパーソナリティを持った人達だもの、当然でしょう。
グラハムの過去の作品を聴いてみても、コーラスというよりは主旋律の3度上に自らハモりをかぶせた
ものばかりで、コーラスと呼ぶにはちょっと違う。
しかし、本作ではバンドメンバーによる3声の王道コーラスがフィーチャーされているのです。
これが意外なほどハマっているのです。嬉しい驚きでした。

でも、やはりと言うかこの路線はHMファンはおろか一般のロック・ポップス枠でもマジョリティを
得ることは叶いませんでした。
スーパー・ギタリストととの対決という図式のもとでは圧倒的な力を発揮するグラハム。
テクニシャンを排除した本作を世に問うた事こそがまさに「DANGEROUS GAMES」だったんですね。
「デ・デ・デ・デンジャラス♪」(涙)


ALCATRAZZ - Disturbing the Peace ★★ (2009-04-28 18:54:00)

VAIのコメントによると、プレイはかなり抑えたと語っていたが
「ええぇっコレでぇぇっっ!?」って感じです。
確かに当時の音楽誌にVAIの写真が掲載されたときは倒れそうになりましたが。
プレイもファッションセンスも衝撃的なVAIの登場は、ギターのテクニック競争に
終止符を打った感がありましたね。
アルバム自体は二人の主役が見事にブレンドされた佳作です。
おすすめはMERCY! VAIのメタル引き出しの中から作ったそうです。


ALCATRAZZ - No Parole From Rock'n'Roll ★★ (2009-05-30 19:30:00)

リリース直後にソッコーGET。にもかかわらず、チャリのカゴに入れたまま
5分ほど買い物をしている隙に、不届きものが俺の大事なレコードをパクりやがった!
田舎だからと世の中を甘く見た当時の俺を叱ってやりたい。
それから10年後、CDで買いなおして聴いたときにはビックリ。
丁寧にプレイしてるなぁ。と。
この盤でのイングヴェイは間違いなく凄かった。衝撃だった。
しかし、上記の理由でリアルタイムで聴くことのできなかった俺は
それで良かったと思ってる。
当時ギターを始めて2年足らずの小僧が、イングヴェイを聴いていたら
十中八九ギターを弾くことに疑問を抱いたであろう。良くも悪くも。
以上のような訳で、この作品は思い出深い作品なのです。
あ、レビューになってないや。


ALL ABOUT EVE - All About Eve ★★★ (2013-12-31 16:12:48)

僕のこの作品の購入のきっかけはぶっちゃけジュリアンヌさんです(爆

というのも純然とした事実ですが、当時僕はゴスにハマっていて(当然ゴシック・パンクです。
ゴシックメタルが確立されるのはたっぷり遅れて10年後)THE SISTERS OF MERCYとかBAUHAUSとか
の暗黒ロックを好んで聴いていたんだけど、新興勢力のTHE MISSIONやらTHE CULTと一緒に、この
ALL ABOUT EVEもトラッドの方向ではなくゴスのルートで興味を持ったというのが本当のところ。

確かにエレクトリック・ギターの機能のさせ方はゴスに近いものがあるしダイナミックなバンド・
アンサンブルにTHE MISSIONををオーバーラップさせてしまいますが、バンド本来のパーソナリティ
はブリティシュ・トラッドを基盤にした幽玄で繊細な、あえて言うならあのRENAISSANCEの音楽性に
遠からずのものだと思います。

母性に触れるがごとく温かく優しく、生まれ故郷の山河に包まれるがごとく郷愁をかきたてられ、
月光に照らし出されるがごとく凛とした極上の音楽。
年月を経るごとにこの作品、このバンドラインナップの凄みがわかってきます。


AMERICA - Your Move ★★ (2009-06-09 17:04:00)

1983年発表。
このアルバム、大半の曲があのラス・バラードの作曲なんです。
ハーモニーを売りにしたAOR路線は前作の成功に倣ったもので、シングル曲の
「Border」は哀愁ナンバーで♪ちゅるるっちゅるっ♪ていうコーラスがたまりません。
自分でもいつ何処で購入したのか、まったく思い出せない盤ではありますが
時々無性に聴きたくなるのです。
CD化されてるんなら買いなおしてみようかなぁ。


AMERICA - Your Move - Border ★★★ (2012-06-09 16:47:42)

日本の歌謡曲的というかニューミュージック的というか。
とにかく分かりやすくて哀愁もある。
典型的なラス・バラード作品。


ANDROMEDA (1969) - Andromeda ★★★ (2012-07-14 21:12:45)

その名も「アンドロメダ」。大風呂敷を広げましたね。

アトミック・ルースターつながりであまり期待せずに購入したんですが、なかなか凄いです。コレ。
なんと言っても時代は69年ですからね。お手本になるようなバンドなんぞ皆無。しいて言えば
ZEPやジミヘンといったライバルたちがすでに存在していましたが、どちらにも似ていません。

↑BUBBLE GUM さんがおっしゃるとおりガンの1stに近い雰囲気はありますが、プログレとも言える
組曲風の大作がこのアンドロメダの個性なんだと思います。
リフやキメのフレーズにアイアンメイデンっぽいニュアンスがあって、凄くカッコイイんだけども
ビミョーにダサい。これは重要です。
あとベースが動きまくりです。これもメイデンぽいですが、こっちの方が左手が忙しい。
ガンの1stを聴いた時も当時の英国ロック・シーンの、噴火直前のドロドロとしたマグマの如き脈動を
感じたのですが、このアンドロメダにも同質のモノを感じましたね。

しかしこの時代にブレイクできなかったバンドの音楽性やサウンドは、2010年代のまさに今
リリースされたとしてもウケるんじゃないかと思うんですけどね。


ANIMETAL - Animetal Marathon - 宇宙戦艦ヤマト ★★★ (2009-06-13 00:50:08)

だってオリジナルでドラム叩いてたのは
村上"PONTA"秀一だもん。(意外な事実)


ANIMETAL - Animetal Marathon V - ペガサス幻想 ★★★ (2009-06-13 00:24:29)

だって、オリジナルを作ったMAKE-UP自体がHRバンドなんだもん
メタルアレンジがハマるのも当然。


ANIMETAL USA - Animetal Usa ★★★ (2012-09-26 20:57:43)

バカバカしい事に対して真面目に取り組む姿勢が素晴らしい。

僕らオッサンから見ると、アニソンというよりも「テレビまんがの主題歌」って言った方が
ピンとくるなぁ。
とにかく70年代に少年時代をすごした男子のアタマの中は「変身」「魔球」「ロボ」「必殺技」に
支配されているから、この選曲は脳髄直撃!

今にして思うんだけど、僕がHM/HRを好きなのは、原体験としてこのアニソンを聴いて育ったから
なんじゃないかと思うわけです。正義のために戦うヒーローを鼓舞するかのような雄々しい曲調は
HM/HRに通じるものがあると思います。

この楽曲郡、素晴らしいのはそのアレンジ。やはり本家アニメタルとの明確な違いは編曲スキル。
力押しのパワーメタル及びメロスピの方法論に倣ったアレンジを施した本家とは逆に、HMという
ジャンルの多岐に渡るスタイルを取り込んだUSA、サスガです。「キン肉マン GO FIGHT!」は
LAメタルを彷彿とさせるテーマ・メロが爽やかで冒頭の『ごーっごーっまっそゥ!』が素敵です。

このような”イロモノ”に嫌悪を感じるメタラーの皆様もおいででしょうが、エンターテインメント
としての企画ものは、我が愛する阪神タイガースのようにうす目で見てあげないといけません。
楽しんだもん勝ちですよ。


ANTHRAX - Spreading the Disease ★★ (2009-07-14 04:23:00)

脱領域の先駆者とも言える彼らの音楽性は、ダン・リルカの存在が大きかったと
思うんだけど、この2ndでは前作以上にN.Y.H.Cを昇華させた痛快なスラッシュ・メタル
が楽しめますね。しっかりとメロディを歌えるべラドナの実力はメタリカやメガデス
とは、また違う魅力を聴かせてくれました。ファニーな面も四天王の中では異色の
パーソナリティ。
スコットのギターはさらにタイトさを増してるし、このサウンドは例のベイ・エリア・
クランチのお手本になったんじゃないのかなぁ。
多くのメタル・ファンにカタルシスを提供してくれるアルバムです。


ARC - ...AT THIS ★★★ (2013-12-31 20:11:07)

だから発掘作業はやめられないんだよな。

コレ凄い作品です。クサヤにも匹敵する濃厚な英国臭にクラクラします。
このアルバムがリリースされた71年といえばHRバンドが玉石混交、百花繚乱の時代で、プログレも
いわゆる四天王も含め、あまたのグループが精力的に活動していたいわばカンブリア紀。
レコード会社も規模の大小を問わず多くのレーベルがロックバンドを託っていました。
しかしどんな世界でも需要の見込めないものは淘汰されてしまう。悲しく厳しい現実。
このARCもひょっとしたらそんな現実にぶつかって砕け散ったのかもしれません。

↑野崎さんもおっしゃってますが、このバンドはアレンジと展開そして楽曲単位での構成が見事です。
メロディももちろん魅力的なんだけど、特にアレンジ能力がすごい。プログレ的ではない展開も
意表を突かれます。なんとなくメンバーの中にアカデミックに音楽を学んだ人間がいそう。
コーラスワークもハリの無いYESみたいで随所で主張していてホント面白い。

こういう出会いがあるから発掘作業はやめられないんだよな。


ARCH ENEMY (2012-07-14 13:53:21)

SPIRITUAL BEGGARSが割と気に入っているので、未聴のコッチも聴いてみようかなと思うのですが
アンジェラはそんなにダメなのでしょうか?
客観的にその辺を語れる方、現行ラインナップのお勧めを教えてください。


ASIA - Alpha ★★★ (2012-07-13 18:04:43)

このアルバムに出会えて本当によかった。

何人かの皆さんが綴ってらっしゃるように、この作品は人生の大切な時期、多感な10代のライフ・
ステージのBGMとして色褪せることなく輝いている。
正直、冷静なレヴューなどは出来ない。僕にとってもコレは「青春」のアルバムだからだ。
書いていて恥ずかしくなってきたが、事実だからしょうがない。

1st「ASIA」は、楽曲にある意味メンバーの履歴書が見え隠れしている部分があった。
この作品は、そうした要素を徹底的に排除し、クリエイティヴ面、演奏面でも高い技術を持った
職人たちが、持てる全ての能力を『ポップ』へと注いだ傑作である。
聴き飛ばしてしまうような曲は1曲たりとも、無い。
エンジニアリングも兼ねるマイク・ストーンのプロデュース・ワークも見事で、このキラキラした
サウンド・テクスチャーは本当に素晴らしい。
誤解を恐れずぶっちゃけると、ハウのギターを引っ込めてジェフのプレイを押し出しているのも
個人的には大正解だと思う。ハウのギターはこのバンドにおいてはフックに富みすぎていて
少しデコボコに聴こえるきらいがあった。1stではそれが顕著だった。
それも含めてトリートメントされた本作は、トータルバランスの面で見ても1stを凌駕する出来。

「ALPHA」をBGMに色んな事を体験し、学んだ高校時代。
初めてのデート、初めての殴り合い、初めての停学、初めてのライヴ。
よく怒り、よく笑い、よく泣いた。

ノスタルジーといわれても構わない。
恥ずかしさMAXだが、僕の「青春のBGMライブラリー」筆頭の1枚がコレなのだ。


ASIA - Alpha - Don't Cry ★★★ (2009-05-23 08:42:26)

当時、SONYのテレビかビデオか忘れたけどコマーシャルで
流れていて、ソッコー買いに行きました。
キャッチーでコンパクト、ポップソングのお手本のような曲。
ハウのギターは少し後退したかも。(頭髪も後退した 笑)


ATOMIC ROOSTER - Death Walks Behind You ★★★ (2012-05-04 03:28:13)

これは重たいぞ。

ギターがアンサンブルに加わったというのがポイント。緊張感が大幅増量です。
コレまさに今現代にリリースされたとしても全く遜色がないんじゃないかなあ。ウケると思う。
TOOLなんかの後に聴いても全然違和感無しです。僕的に。

ダークで不穏なオーラの中に、時折ハッとするような美旋律が飛び出してきたり
ちょっとだけファンキーだったりするんだけど、アルバム自体を貫くのは圧倒的な重さ。
作品全曲聴き終わった後にはなかなかの疲労感が。

温故知新 こういうバンドを聴くのも面白いと思いますよ。


AUDIOSLAVE - Audioslave ★★ (2013-12-31 14:19:45)

70年代っぽいというのはよく分かるし、ZEPの様だというのも分からないでもない。

ただサウンドのディテイルはかなりモダンな印象を受ける。トム・モレロの弾くリフの構造は確かにジミーペイジ直系でRATM時代から著しい変化はない。が、細かいギミック満載のギターサウンドと
現代的なトーンが懐古趣味に走るのを無意識のうちに拒んでいるのだろう。
そしてそれに輪をかけるようにクリス・コーネルがロバート・プラントを髣髴とさせるものだから
70年代っぽいとかZEPの様だという話になる。

これがハード・ロックか否かは各人の感性にもよると思うが、個人的には普遍的なロックだと思う。
内容はデビュー作ということを踏まえると平均点はクリアしているとは思うが、何かが足りない。
面子を考えるともっと凄いものができるような気がする。

少々こちら側の期待値が上がりすぎていたのかもしれない。


BABY ANIMALS - Baby Animals ★★ (2009-05-28 19:14:00)

美麗なルックスとは反比例の野太いシャウトに1ビビリ。
少々ホコリっぽいストロング・スタイルのロックに2ビビリ。
LPスペシャルやファイヤーバードなど、イナタイギターを抱える佇まいに3ビビリ。
好きなタイプのロックです。曲の質にはバラツキがあるのはご愛嬌。
ROCK姉御スージーの見目麗しい姿で判断を誤らないでほしいところです。


BABY ANIMALS - Baby Animals - Rush You ★★ (2009-05-28 19:21:45)

う~む、知名度低いんだなぁ。
タイトルどおり突き進むようなサビが文句なしにカッコいい。
もちろん姉御のシャウトっぷりも見事です。
リズムの仕掛けが印象的なナンバー。


BACKYARD BABIES - Total 13 ★★ (2009-06-27 19:41:00)

つんのめりR&R炸裂。
ハノイが確立した北欧ロケンローを継承する、愛すべき馬鹿者たち。
こんなロックをずっと待っていたよ。健一さんの気持ちはよーくわかる。うん。
爆走しながらも、どうしようもなく滲み出てくるその哀愁はやっぱりお国柄だよねぇ。
アメリカのバンドからは絶対に出てこない湿気です。
ただ、個人的にはボーナス・トラックは収録しないでほしかったな。
こういうバンドのアルバムはできるだけコンパクトな方が効くんだから。
とはいえ、彼らの沢山の曲を聴きたいって気持ちも無くはないんだけども。


BAD MOON RISING - Bad Moon Rising ★★ (2009-06-23 19:14:00)

【判官びいき】(はてなキーワードより)
弱いものに、弱いからと言う理由で、えこひいきしてしまうこと。
ここで「判官」とは九郎判官義経のこと。
はんがんびいきともいう。はんかんびいき、ではない。
H・W さんは決してBMRをけなしていないと思われる。『反感』ではない。


BADLANDS - Voodoo Highway ★★ (2009-07-05 01:17:00)

前作よりさらに自身のルーツをさらけ出した内容。
ジェイクってフラッシーでトリッキーなイメージがあるけど、この人の本性は、本作で
聴かれるようなブルージーな音にある思う。オジー時代のプレイは時代の趨勢も
あったとは思うけど、本来のジェイクの音楽スタイルはブルース・ベースだ。
冒頭の「THE LAST TIME」は王道の音使いのリフに、ベック的なオブリを入れていて
個人的に痒いところに手が届く仕上がり。ソロもコンパクトだが、その切れ味は充分。
「Joe's Blues」では珍しくドブロでスライドを弾いていて、このアルバムの方向性を
象徴しているようだ。(ちなみにタイトルのJoeとは、一時期オジーのバンドにいた
ギタリスト、ジョー・ホームズのこと)
後にお蔵入りになった3枚目が発表されるが、実質的にはこれがラスト・アルバム。
彼の早急なメジャー・リーグ復帰を願う。


BAKER GURVITZ ARMY - The Baker Gurvitz Army ★★ (2013-05-02 00:39:32)

邪教に傾倒し、マジで呪いをかけられてしまう破天荒なドラマー、ジンジャー・ベイカー。

そんな彼がGUNのガーヴィッツ兄弟に合流したのがこのバンドなんだけど、個人的には
CREAMの方がスリリングに感じるし、GUNのキ●ガイ風味には遠く及ばず。良く言えば洗練されて
上記2バンドと比べると良い意味で灰汁が抜けたとも言えます。
が、これが僕にとっては面白くない。この作品が発表された74年にもなると、ロックも難解な
モノより解りやすいモノの方がビジネスになる時代。そうしたマーケットのニーズを意識したのかは
分らないけど狂気が感じられないのはなんとも物足りない。唯一ジンジャーのスティックワークに
ルナティックなものが垣間見えるのがちょっとだけ嬉しいけども。

後年、ジンジャーは呪い返しに成功するまで隠遁生活を余儀なくされたとさ。


BARBEE BOYS - FREEBEE - ダメージ ★★★ (2010-12-07 07:49:14)

男女関係を男目線で表現した哀しい曲。
身に積まされることばかりだよ。
男って切ないなぁ。


BATTLE BEAST - Steel ★★★ (2014-08-14 02:47:13)

うわぁぁ、こりゃスゲぇのが出てきたなオイ。

その名も「BATTLE BEAST」!!フィンランド人のネーミングセンスは本当に恐ろしい。
WHITE WIZZARDがIRON MAIDENリスペクトならばコチラはJUDAS PRIESTを筆頭とするすべての
正統派HMにリスペクトを捧げているような印象を受けます。ファストナンバーだけじゃなくミドルテンポ
でも凄い聴き応え。押し並べて楽曲のクォリティは新人とは思えないほどの完成度を誇りますね。
躊躇することなくバックドロップを12連発されたような気分です。

そして、ここに触れない訳にはいかないでしょう。Voニッテ・ヴァロの圧倒的な実力は、今現在の
HMシーンの中でもトップレベルとも言えます。まぁ、それなりのキャリアを経てきたんだとは思うけど
ホントに新人か?この人。すでに女帝の貫禄さえ漂ってますよ。まるで天を貫くようなシャウトに
トリハダが止まりません。個人的にここ近年で一番衝撃を受けたシンガーです。
それだけに彼女の脱退はすごく悲しい。

もう、賞賛するしかないバンドとアルバムですが、個人的に文句はあります。
それはギターソロ。もうそろそろイングヴェイ・フレーズはやめませんか?今や手垢がつきまくって
ウンザリです。せっかくツイン体制なんだからJPやMAIDENのようなハーモニー・パートを増やして
みたらどうでしょう?無意味な垂れ流しの速弾きよりフレーズに印象を持たせる事が思うんだけどなぁ。


BAUHAUS - In the Flat Field ★★ (2009-06-19 14:02:00)

一連のゴシック・メタルより、よっぽど暗黒なゴスの始祖たるバンド。
ポジティヴ・パンクとかポスト・パンク、ゴシック・パンク的な呼び方をされてたけど
個人的には『暗黒ロック』と呼びたい。
凶暴な攻撃性と繊細な耽美性が多重人格的に表出する楽曲群は、耳障りでノイジーな
ギターが神経をヒリヒリ逆撫でしてくるようで、まるで冷たい有刺鉄線のような質感。
最近は、この類のロックにお目にかかれなくなって久しいが裏をかえせば
それだけ彼らの音楽が異形のものなのだろう。


BEAT CRUSADERS - Epopmaking-popとの遭遇- ★★ (2009-09-05 10:49:00)

「ANOTHER TIME/ANOTHER STORY」がいいですね。
古くはストラングラーズなんかがキーボード奏者のメンバーを入れていたけど、
キーボードの入ったパンクバンドは結構珍しいですね。しかも、フツーに白玉だけを
弾くんじゃなくて、奇天烈な効果音っぽいことも随所でやってて面白い。
で、ギターが2本だからバッキングは相当ブ厚い。
曲作りはホント上手いと思います。が、個人的にはあんまり連続では聴けないかな。
終始ドコドコと走りっぱなしのメロコアに食傷気味の人には一聴の価値アリです。


BECK, BOGERT & APPICE - Beck, Bogert & Appice ★★ (2009-05-28 16:58:00)

ベック目当てに購入したはいいけど、耳に入ってくるのはリズム隊の二人の音ばかり。
壮絶なプレイだなぁ こりゃ。ハッキリ言ってギター、喰われてます。
第2期ベックグループを引きずってるのか、ここでも黒いエッセンスが充満してます。
カーティス・メイフィールドが好きな僕は、まさかインプレッションズのカヴァーを
ここで聴けるとは思わず狂喜。
この頃ベックはレスポールを愛器としているにも関わらず、現在の愛器である
ストラトキャスターにも通じる、およそギブソンらしくないトーンを出してました。


BEGGARS OPERA - Pathfinder ★★★ (2013-05-03 12:57:58)

みんなでサルベージしないと歴史に埋もれてしまうよ!

これほどの完成度を持つ作品に当たることはホントに稀だと思います。中でも2曲目の
「MACARTHUR PARK」の隙のない構成に圧倒されます。チェンバロが印象的なクラシカルな
ナンバーなんですが、勇壮な導入部からEL&Pを彷彿とさせるオルガン・パートを経てチェンバロの
リリカルなメロディにのせて美しい歌メロが展開されるという文句なしの作品のハイライト。
ちなみに僕はドナ・サマーがカヴァーしたバージョンの方を先に聴いたので、このバンドも
この曲を演っているとは知りませんでした。

クラシックを取り込む手法を取るバンドは数え切れないほど存在するけど、このバンドほど
自然に聴かせることが出来るバンドは数が限られるんじゃないかなあ。
まだこのアルバムしか持ってないけど他の作品もぜひ聴いてみたいなあ。

鍵盤楽器各種をメインに据えたブリティッシュロックが好きなら間違いなく買いです。


BELINDA CARLISLE - Heaven on Earth - Heaven Is a Place on Earth ★★★ (2010-12-23 01:22:49)

力強いサビはハードポップに近いですね。
バックの演奏陣の詳細が知りたい。


BERNIE MARSDEN'S ALASKA ★★ (2012-06-09 23:52:51)

ホワイトスネイク脱退後、いくつかのプロジェクトを経てバーニー・マースデンが
立ち上げたリーダー・バンド。

割とキーボードが前面に出たハードポップもどきのような音楽性で、彼のギターが好きだった僕は
アルバムでのギター度の低さがちょっと残念でした。
時代はLAメタルの台頭と、第二次ブリティッシュ・インヴェイジョンの波が押し寄せていた時期。
バーニーはこの二者択一に答えを出さず、両者の美味しい部分を頂こうと思ったかどうかは
知らないが、まさにロックとポップの中庸を行くハンパなサウンドを完成させてしまいました。

とは言うものの、僕はこの音楽性わりとイケるクチなのです。


BERNIE MARSDEN'S ALASKA - Heart of the Storm ★★★ (2012-06-10 00:29:07)

何故バンド名がアラスカなのか?

ホワイト・スネイクではプレイのみならずコンポーズ面でもバンドに貢献していたバーニー。
新バンドALASKAではかつて手を出したことの無い音楽性にチャレンジしてみたかったようです。

アルバム全編を覆うシンセサイザーのサウンドは、あえて言うならジャーニーとかエイジアの
路線を狙ったような気がします。コレを前提として聴くとナルホド納得のサウンド。
楽曲の出来もバーニーのポップサイドが充分発揮されていて非常にとっつきやすい。

タイトル曲の「HEART OF THE STORM」は濃厚なブリティッシュ臭が漂う佳曲でバーニーの
ギターもブルージーに唸ってますが、彼のトーンとシンセの相性はけっして良くはないです。
しかしブリティッシュ・ブルースと係わりの深い彼がよくこの方向で行こうと決断したなぁ。
レコード会社が猛烈にプッシュしていれば売れてたよこのバンド。
これは言っちゃいけないけど、MTV向きのルックスじゃないことが災いしたのかもね。

あ、僕は好きですよ、このバンド。


BIG COUNTRY - In a Big Country - In a Big Country ★★★ (2010-12-23 01:25:17)

SLADEあたりがやってても違和感は無いでしょう。
グルーヴにも注目。


BILLY IDOL - Greatest Hits - Rebel Yell ★★★ (2009-05-23 00:58:31)

GENERATION-X時代からは想像できないようなナンバーです。
スティーヴが注目され始めたのも、この曲がMTVでガンガン
オンエアされたから。
シャープなカッティングと個性的なギターソロ。でもサイドマン
としての分をわきまえてる。光線銃は聴き所のひとつです。
文句無しにかっこいい。


BILLY JOEL ★★★ (2012-07-25 14:16:49)

確か、ATTILAってHRバンドでキ○ガイみたいに奇天烈なオルガンを弾いてます。
MOUNTAINのレスリー・ウエストともバンドやってたみたいだし、わりとロックな人です、ビリー。


BILLY JOEL - Glass Houses ★★ (2009-05-23 01:27:00)

えっ、二人目?
ビリーと言えば「HONESTY」等のバラードが有名ですが
このアルバムはロックしてます。
「SOMETIMES A FANTASY」「ALL FOR LEYNA」「SLEEPING WITH THE TELEVISION ON」が
疾走しててかっこいいです。
リック・スプリングフィールドやフォリナー、エイジアなんかが好きな人も
楽しめるアルバムだと思います。


BILLY JOEL - Glass Houses - All for Leyna ★★★ (2010-12-01 09:47:16)

サザンの桑田も思わずパクッてしまったという名曲。
エレピが印象的なナンバーです。


BILLY JOEL - Glass Houses - Sleeping With the Television On ★★★ (2010-12-01 09:43:33)

とにかくいいメロディ。
旋律を口ずさめるというのは実はスゴイことなのだ。


BLACK SABBATH - Black Sabbath ★★ (2009-06-03 00:45:00)

はたして、ブラックやデスを愛聴している者に
この1stはどう響いているのだろう。
媒体依存型学習サバス・フリークは2ndあるいはディオの歌ってるヤツを
挙げるかもしれない。
本作は間違いなく音楽史に残る事件だったはずだ。
過去、悪魔を音楽で取り上げることはブルースでは実例があったものの
バンドのコンセプト事態がそっち方面というのは立派な発明である。
CDをトレイにセットしたら、イカヅチが轟くのを震えて待て。


BLACK SABBATH - Sabbath Bloody Sabbath ★★ (2009-06-03 00:20:00)

HEAVEN AND HELLなんかより断然良い。
アイオミのリフも「SABBRA CADABBRA」に代表されるように
初期の重さとは違った突き抜け感がある。
加えてオジーの歌唱は常軌を逸した狂おしさ。かつてここまで狂気の入った
ハイトーンは出していなかった。
新機軸のシンセ導入も彼らの世界観を増幅させてるように響く。
サバスの多様な面が聴ける佳作。


BLACK STAR RIDERS - The Killer Instinct ★★★ (2015-04-04 19:50:09)

スゲー!スゲー!スゲー!メンツが違うのにLIZZY節満載!!

バンド名はアレだけど、久々にイントロだけで鳥肌が立ったよ。リッキー・ウォリックが良い仕事
してるなぁ。あざといと感じるリスナーもいるかもしれないけど、アイリッシュ・メロディがこの
人たちのキモというか魅力のひとつなので当然「EMERALD」パート2みたいなナンバーも収録されますね。
それにしてものっけからリッキー・ウォリックのフィルっぷりがハンパじゃないぞ。

ツイン体制になってからの「NIGHT LIFE」から、おそらく「CHINATOWN」あたりまでの楽曲の
おいしい部分を徹底的に分析してアルバム制作に臨んだのではなかろうか。
ツイン初期はアルバムの音質がおとなしい故にLIZZYを敬遠してきたリスナーもこの作品なら大丈夫!
しっかり現代的なサウンドになってるので聴きやすいです。(僕は昔の音も好きだけど)

あと発見というか気がついた事があって、それはスコットが往年のLIZZYで果たしてきた役割について。
コード進行に対するコードの当て方やオブリなんかはLIZZYの楽曲の対外的なイメージに結構な割合で
貢献しているなぁと。さりげない音に印象をもたせるのが非常にうまい。これがもしロボだったなら
このアルバムは違うものになるし、もはやサイクスは問題外。やはり影でLIZZYを支えてきたのは
スコットなんだということが改めて理解できた気がするなぁ。

しかしフィルという稀代のフロントマン、ソングライターを失っているというのに漲るLIZZY節。
つまるところ、フィルを失ってしまってそのうえLIZZYの音楽まで失うわけにはいかないという使命で
このアルバムは成り立っていると思う。

何度でもいう。バンド名はアレだけど中身はお宝だ。


BLACK WIDOW - Sacrifice ★★★ (2012-05-04 02:49:37)

なにこれ…怖い

サバスの1stは確かに怖かったけど、アレは言ってみればよく練りあげられた恐怖。
SEやアイオミ先生の音の選び方が恐怖を演出していたと思います。

しかしこのBLACK WIDOW、なんか天然のような気がする。
パフォーマンスでブラック・マジックを展開していたと言うけれど、フツーに至って真面目に
取り組んでいたに違いない なんて錯覚させるほどの逸材です。
サウンド的には1、2度聴いただけではよく分からないのですが、元祖ミクスチャーというか
プログレというか、でもあまりロックっぽくないというか…まあ、ぶっちゃけ奇天烈です。

冒頭に書いた「怖い」の理由は、ドラッグじゃなく毒電波を受信しているかのような
アルバム全体の雰囲気なのです。


BLACKMORE'S NIGHT ★★ (2009-06-28 01:51:00)

ここの書き込みでは、BU●RN!誌の影響なのか、キャンディス嬢の歌の力量を
コキおろすのがどうやらクールなのだ。
と受け止めたが、いったい誰と比べて成長が無いとか、無表情だとか言って
いるのか。
この期に及んでまだそんなことを言っているとは、あきれるばかりだ。
このユニットはHRバンドではないのだ。
未だにロニー、グラハム、ジョーではないのだ。
HRが聴きたければレインボーのアルバムを聴けばいい。
俺はブラックモアの信者ではないが、ヤツのコンポーズ能力と
ヴォーカリストを選ぶリクルート能力は認めている。
俺自身はもちろん、楽曲の世界観を表現するのに彼女のノーブルな
歌唱はマッチしていると思っている。
技巧ばかりにとらわれていると大事な部分を見失う。
まさに"木を見て森を見ず"の例えそのままだろう。


BLACKMORE'S NIGHT - Shadow of the Moon ★★ (2009-01-09 04:37:00)

俺はブラックモアのプレイとストラトのトーンが大嫌いだけど
このアルバムは素晴らしい。曲は多少コマーシャル寄りな部分も無くはないが
よく練られていると思う。ブラックモアのアコギプレイも美しい。
彼が往生するまでこの方向性を貫いてほしいものだ。
二度とストラトを手にしてハードロックを演らないでほしい。心からそう思う。


BLACKMORE'S NIGHT - Under a Violet Moon ★★ (2009-04-28 18:32:00)

リーダートラックはライヴで盛り上がりそう。HEY!
前作同様に美しいアルバム。
しかし、前作同様にストラトの音が邪魔をしている。隠し味程度にしかストラトは
使用されていないが、ブラックモアのストラトのトーンに拒絶反応を示してしまう俺は
「中世の音楽にペンタトニック(ブルースの音階)は無ぇだろ!!」と
少々ガッカリモード。
とは言え、アルバムの質は高いし曲も魅力的です。


BLUE MURDER - Blue Murder ★★ (2009-04-28 17:30:00)

間違いなく名盤でしょう。2ndと較べると跳ねたファンク・ビートがプッシュされた
楽曲が並ぶのが印象的です。WHITESNAKEでもZEPもどきナンバーを披露していましたが
ここではSTILL OF THE NIGHTほど露骨ではないもののZEPからインスパイアされたと
思しきファンクチューンが冒頭から炸裂します。
Billyなんかはサイクスにしか書けない曲だと思うし、JELLY ROLLもスタジオで即興で
作ったとは思えないほどの佳曲です。軒並み曲のクオリティはハンパじやありません。
しかし、特筆すべきは彼の歌唱力!!こんなに歌えるとは!
本人はフィル・ライノットを意識したと話していたが、フェイクの入れ方等から
推し測るに、デヴィッド・カヴァデイルをとおしたR&Bの影響がチラホラ。
前述のファンクといい、ブラックミュージックのフレーバーをここまでちりばめたのは
サイクス作品ではこのアルバムだけ。
あえて文句をつけるなら、サウンドプロダクションが良くない!
ボブ・ロックのプロデュースはメタリカの時とは打って変わって、各パートの
セパレーションが悪く、音圧はあるが音が団子状態。
あと、サイクスのギターソロ。LIZZY時代はリアPUでエッジの立ったトーンを
聴かせてくれていたが、WS時代から引き続きフロントPUでカドの取れた甘いトーンで
ブリブリに弾きまくるものだから、ソロのラインが今まで以上に解かりにくい。
以上のことを差し引いても名盤の栄誉はいささかも揺るがないんだけどね。


BLUE MURDER - Nothin' But Trouble ★★ (2009-04-28 18:04:00)

とにかく1stから本作リリースまで時間が空きすぎた。
時間がかかったわりには、アルバムの大半の曲がサイクスの曲作りの癖みたいな感じで
なんとかまとめた様な印象を受ける。
新機軸はSAVE MY LOVE。今まで彼のバラードは、マイナーコード進行ばかりだったが
この曲はメジャーコード進行。しかもブリティッシュの薫りの欠片もない、ただの
フィラデルフィア・ソウルのあからさまなパクリ(笑)。
SHE KNOWSに至ってはモロにTHE BEATLES。 あ、いかん…褒めなきゃ。
キャッチーです。非常に。(勿論いい意味で)
曲も粒揃い。でもサイクスがやりたかった事ってこの程度?
1stが彼らしい意欲作だっただけに、本作には軽い失望感を抱いたのは事実。
やはりリリースのインターバルが長すぎた。
あ、褒めてないや(笑)。


BLUE OYSTER CULT ★★★ (2012-05-01 13:02:59)

確かに、ここ近年BLUE OYSTER CULT の情報はベースにルディ・サーゾの参加があった事のほか
コレといったものはありませんね。寂しいかぎりです。

誰か知っている方がいたら教えてほしいのですが、90年代前半に「(DON'T FEAR)THE REAPER」を
カヴァーしたバンドがいるのです。僕は輸入盤12インチシングル(アナログ盤)で入手したのですが
数回聴いた後、誰かに借りパクされてしまったのです。誰に貸したのかまったく覚えてません。

そのバンドの詳細はおろか、名前すら全然わからないというお粗末な状況です。
しかしサウンドの方はハッキリ覚えていて、ホーンが入っていて軽快なアレンジ。
およそHRらしくないサウンドでした。インディーズっぽいチープなミックスで、B面は
別バージョンといった感じです。ジャケットにバンド・ショットが無いのでヴィジュアルから
どんなバンドなのかアタリをつける事も出来ません。

20年近くず~っとモヤモヤしております。何方かご存知の方がいらっしゃいましたら
どうか助けてください。


BLUE OYSTER CULT - Agents of Fortune ★★★ (2010-12-11 04:06:16)

「(DON'T FEAR) THE REAPER」は名曲です。
ギターでコピーしたぐらいだから相当好きですね。「TATOO VAMPIRE」も同様に好き。
「SINFUL LOVE」の演歌っぽい感じも好き。「MORNING FINAL」の儚い感じも好き。
概ね安心して彼らの新たなる世界を聴ける作品です。

が、僕は「THIS AIN'T THE SUMMER OF LOVE」との相性が悪くコイツがあるためにBOCの作品の
中で一番リスニング頻度の低い作品になってしまいました。
へヴィ路線からハード・ポップ路線へとシフトした快作 ということは重々わかってはいるんですが
どうも、こう及び腰になっちゃうんですよねぇ。


BLUE OYSTER CULT - Agents of Fortune - (Don't Fear) The Reaper ★★★ (2009-04-28 16:45:34)

メロディもさることながら歌詞にも注目したいですね。
まるで短編映画を観ているよう。最後の大どんでん返しに
倒れそうになりました。
自分のバンドでもカヴァーした思い出の曲です。


BLUE OYSTER CULT - Agents of Fortune - Tattoo Vampire ★★ (2009-05-28 19:26:56)

リフがカッコいい。中間部で相変わらずの不気味フレーズが
雰囲気を盛り上げます。
アルバム中、唯一の疾走曲です。


BLUE OYSTER CULT - Blue Öyster Cult ★★★ (2012-05-27 14:12:02)

HEAVY METALの冠が付いてはいるけど、サバスとは違う切り口で恐怖感を提示してみせたBOC。

現代のHMの感覚で聴くと違和感があるだろうけど、サウンド・テクスチャー、ディテイル各々の
雰囲気を聴いていると今どきのへヴィなバンドより重たく感じる事があります。
コレ、同じくBOCの出身地ニューヨークから現れたN.Yパンクの一連のバンドを聴いていても
同様の重さを感じる事がありますね。
サウンド・プロダクション的な事ではなく、どの音符を選ぶか そのセンスはかなり重要ではないかと
思います。

この1stでもそのセンスは遺憾なく発揮されています。一聴しただけで冷たい質感と同時に鉛を
飲み込んだかのような重さが感じられます。不安感を煽る音のチョイスは見事。
叙情メロディが素晴らしい「THEN CAME THE LAST DAYS OF MAY」はアメリカン・ニュー・シネマ
のような歌詞世界と鬱なアンサンブルが絶妙です。
かと思えば、「STAIRWAY TO THE STARS」のようにキャッチーな曲もあったりしてデビューの
時点でいわゆるBOCをBOC足らしめる主要項目は出揃ってますね。
しかも本作を含む初期の作品は攻撃的なリフの頻度も高く、この時代しか認めないというファンも
多数存在します。彼らの魅力はそれだけじゃないんだけどなぁ。


BLUE OYSTER CULT - Club Ninja ★★★ (2009-06-25 17:29:00)

コアなファンからは、無かった事になってる不憫なアルバムです。
初期のイカツイ感じは無くなりましたが、外部ライターを導入したハード・ポップな
味わいは、これはこれで美味しいと思うのですが…
「White Flags」のPVはリリース当時、MTVでも頻繁にオンエアされていて、緊張感を
煽るマイナーメロディと映像のかっこよさに惹かれこのアルバムの購入に踏み切った
という過去もあり、今も名曲だと思っています。
僕も「PERFECT WATER」は大好きで、ギターソロはバックダーマの名演のひとつに
挙げてもいいほどの出来だと思います。
ジャケットはblue Öyster cultのシンボル・マークが宇宙船になってデカデカと
フィーチャーされたもので、かなり大味。
今まではどこにあるのか分からなくて、マークを探すのも楽しみのひとつだったのに。
しかし…タイトルはなんとかしてほしかった(笑)。


BLUE OYSTER CULT - Cult Classic ★★★ (2009-07-10 06:45:00)

94年発表のベスト盤。
しかし、収録されている14曲すべてが、オリジナルアルバムからの抜粋ではなく
あらたに録音し直したという、変わったアルバム。
なんでも、フツーにベスト盤を編纂すると、すでにドロップしていた古巣コロンビアへ
お金は入るけど自分らに見入りは無いってことで、すべて新録でリリースしたらしい。
内容は、おなじみのナンバーばかりだけど、忌まわしき後期のアルバムからの曲は
オミットされています。(彼らにも自覚はあるんだね)
かなり忠実にオリジナルを再現してるんだけど、中には「ASTRONOMY」のように
ライヴ・アレンジを施した曲もあって面白いです。
ファンとしては2枚組でもよかったと思うけど、如何せんインディ・レーベルだから…
国内未発表だけど、輸入盤で手に入ると思うので興味のある方は是非。


BLUE OYSTER CULT - Curse of the Hidden Mirror ★★★ (2010-12-28 01:13:13)

支流が本流に合流しましたね。

80年代はポップでライト。90年代はヘヴィでアグレッシヴ。
そして2000年代の現在、上記の音楽性を経て本来のBOC、つまり70年代の彼等に戻りつつあります。
サウンドこそ遥かに現代的だけど、アルバム全体の雰囲気は間違いなく70年代。

その要因のひとつとしてリフ・ワークが挙げられるんですが、2本ないし3本のギターがこれまでに
なく有機的な絡みを聴かせてくれています。生きているかのようなバッキングは聴き応えアリ。
そしてもうひとつ。これはものすごく大事な要素。アラン・レ二アのキーボード。あからさまな
シンセサイザーではなく、ハモンドおよびソレ系のアナログなオルガンサウンドは確実に70年代の
自分たちを振り返った結果だと思われます。

よく聴き込むと原点回帰と同時に、過去の彼等には見られなかった新機軸も盛り沢山。
これはボブ・ロンディネリ効果と言ってもいいと思われるリズムの多様化。オリジナルメンバーの
アルバート・ブーチャードでは多分こうはならなかったでしょうね。ハネたファンク・ビートや
曲の中間部に仕掛けられたリズム・トラップ、テンポ・チェンジなどよいフックになってます。

彼等のパーソナリティであるヒンヤリとした哀感、ねじれた美しさ、不安を煽る怪しさは
ここに至って、より顕著になりましたね。かつてのような知的かつ狂った感じは薄いのですが。

メデイアの評価なんかどうでもいい。言葉にすると陳腐になるけど、僕の評価は最高傑作です。


BLUE OYSTER CULT - Fire of Unknown Origin ★★★ (2012-05-01 15:54:08)

確かに広義に考えるとポップと言えます。

しかし、歌詞を読んでみてください。こんなポップ・ソング世界中探してもありませんよ。
これがポップだというならジャーマンやメロスピの殆どがポップだといえます。
メロディ、コード進行ともに初期のBOCが持っていたものと何も変わっていません。

ポップの正体は過剰に前面に押し出された安っぽいシンセ・サウンド。
ハモンド系のオルガンなら印象はかなり違って聴こえるはず。
そして、とても名人とは言い難いベテラン、マーティン・バーチのプロデュース・ワーク。
アメリカ人だと思ってなめとんのか?この人は。

僕はポップではなくキャッチーと解釈しています。
もともとBOCは分かりやすいメロディを書くバンドです。初期に顕著なアグレッシヴな演奏の
上に乗っかるのは極めて分かりやすいメロディだったりします。
これをソフトなサウンドに置き換えるとアラ不思議。本作のような仕上がりになるのでは?
リフがあるのとないのとではHRとしては聴感上かなり差異がありますが。

(すみません。ネガティヴ部屋のドアを開いてしまいました。)

とは言うものの、このアルバム印象的な佳曲が揃っていて実に聴きやすいので初心者におすすめ。
ここから遡ってBOCの本質に辿りつくような聴き方も楽しそうですね。


BLUE OYSTER CULT - Heaven Forbid ★★★ (2010-03-04 23:03:00)

それにしてもジャケットはなんとかしてほしかった…。

カッコいいです。素直にそう思いました。
ジューダスの例を取ってみても、やはり10年という時の流れは、あらゆる意味で変化を
もたらしますね。ジューダスほど極端ではないものの過去の彼らのサウンドと比べると
格段にへヴィになってます。これがまたドえらいカッコよさ。
ロック史上、初めて"へヴィ・メタル"の冠がついた元祖HM Blue Öyster Cult。
本作ほどその形容がハマる作品は彼らの歴史上はじめてではないでしょうか。
怪しさと憂いを湛えたメロディという基本的な部分はかわらず、よりアグレッシヴに
よりへヴィにと変貌をとげた彼らの方向性、僕は断固支持します。
これで初期の狂った感じがプラスされれば言うことなし。
「Harvest Moon」は歌詞の世界観とそのサウンドが見事にリンクした快作です。


BLUE OYSTER CULT - Imaginos ★★★ (2012-05-01 14:38:06)


レコード会社の思惑により、ほぼ解散状態だったBOCがシレッと再集結。

とんでもなくハイクォリティ!常軌を逸した美しさ!! なんという完成度!!!
前作「CULB NINJA」とは真逆のベクトルで製作されたBOC史上最高のドラマを盛り込んだ名作です。
クトゥルー神話はMETALLICAをはじめ、多くのHM/HRバンドが取り組んできたテーマですが
BOCは年季が違います。

中でも「THE SIEGE AND INVESTITURE OF BARON VON FRANKENSTEIN'S CASTLE」の
劇的な構成に圧倒されますね。マジで涙が止まりません。このバンドのファンでよかった。
リリース直後、ソッコーで入手して以来、毎日幾度となく聴いてきましたが未だに飽きることなく
感動できるってスゴイことだよなあ。

でもこの作品、彼らの作品中では異形のアルバムであることは確か。
製作の背景、サウンド、コンセプト 70年代後半から前作までのBOCを考えると
「おいおい、どうしちゃったの?」という嬉しい困惑と「やっと己の資質を純粋培養できたか!」
という納得の思いが僕の中にあり、対外的にも一連の彼らの作品群とは異なる立ち位置に
存在する作品だと思います。

これって今現在、廃盤なの!?
オイっ!レコード会社さんよ、目先の儲けばかり追わずに後世に残るような素晴しい作品を
リイシューしてくれよ!頼むから!!


BLUE OYSTER CULT - Secret Treaties ★★★ (2009-05-23 09:19:00)

このバンドって、覚めているようで内側には蒼い炎がメラメラしてる感じ。
HEAVY METALの元祖的な紹介のされ方が多いんだけども、現代のメタルの感覚で聴くと
そうとうな肩透かしを喰らうので、未体験の方はご注意を。
「FLAMING TELEPATHS」「ASTRONOMY」のメドレーは圧巻のドラマ。
「DOMINANCE AND SUBMISSION」はラスト付近の段々壊れていくVoが狂気。
「ME 262」はジャケットに描かれているドイツ空軍の大戦中の戦闘機。
ねじれた美しさはこのバンドならではのもの。歌詞のテーマも興味深いです。
HMというよりも僕はDOORSやThe STOOGESに近いものを感じます。


BLUE OYSTER CULT - Some Enchanted Evening ★★★ (2009-06-25 17:53:00)

「GODZILLA」でのエリック・ブルームのナレーションが、スタジオ盤とは違って、
一文字ひと文字に濁点が付くぐらい力んでますが、これがまたかっこいい。
皆様のご意見同様「ASTRONOMY」が倒れるほどにイカシてます。
なるほど、こりゃメタリカがカヴァーしたくなるのも分かるってもんです。
ヴォリュームが足りないのは難点だけど、中期のスタジオ盤では味わえない暴虐性が
堪能できます。
イカレたライヴでは前ライヴ盤に軍配が上がりますが、洗練されたと評価される
この時期のライヴとは、こんなにも凄かったのか と納得の1枚。


BLUE OYSTER CULT - Spectres ★★★ (2009-04-28 16:36:00)

メロディックはメロディックでもBLUE OYSTER CULTのそれは
歪んだ美しさを持った彼らならではのもの。
コアなファンからは軽視されがちなこのアルバムでも歪みまくってます。
A-2では脳天気なコーラスで始まるR&Rが、後半常軌を逸したスリリングなテンションで
疾走します。言わずもがなのGODZILLAではノシノシとのし歩くゴジラが脳内を
蹂躙します。思わず大至急非難したくなります(笑)。


BLUE OYSTER CULT - Spectres - Fireworks ★★ (2009-05-28 19:33:42)

それにしてもこの人たち、聴き手を不安にさせるような
フレーズ作りが上手いなぁ。
バースは泣きの入った怪しいアルペジオなんだけど
サビは一転してポップになる。面白い曲だ。


BLUE OYSTER CULT - The Revölution by Night ★★★ (2010-12-23 23:21:26)

起死回生ならず!不遇の幕開け…

一般的な評価では”駄作””失敗作”という事になってはいるけど、確かにセールス面で見ると
前作には遠く及ばないし楽曲に決定力が無いのも頷けます。

しかしポップな要素というのは元来BOCが持っていた資質で、自らの意思でハードポップに路線を
シフトしたとは思いません。ただこの作品ではコンポーズ面の一角を担っていたアルバートの離脱が
かなり影響しているという事は事実でしょう。故に、ソフトでクリアなプロダクションが
浮き彫りになり、結果ハードポップという認識に至るのではないでしょうか。

彼ら本来の魅力である歪んだ美しさ、緊張感を煽る怪しさ等はもはや絶滅寸前ですが、歌詞を含めて
らしさを内包した「TAKE ME AWAY」「FEEL THE THUNDER」や、どうしようもない哀感が胸を裂く
「EYES ON FIRE」など聴きどころはあります。決して無視されるような駄作ではありません。


BOB MARLEY - Kaya ★★ (2009-06-19 15:14:00)

「Catch a Fire」や「Burnin'」に比べるとリラックスしていて穏やかな内容。
前作同様、"バビロン・システム(西欧の文化や資本が社会を支配する構図)に対する
レベル・ミュージック"という、闘うレゲエとは少し趣の異なる作品だと思います。
とはいえ、中には「Sun Is Shining」のように陽気なタイトルとは裏腹に
♪So, to the rescue, here I am!♪と隠れたメッセージを含む楽曲もあり、
やはりこの人は奥深いなぁ。
ビーチで軽薄なリゾート・レゲエを流すくらいなら、こいつを掛けてくれ。
しかし、僕がこのアルバムを購入した理由はちょっとばかり不純で、
いきつけの美容室にお気に入りの美容師さんがいて、彼女に近づくために
このアルバムをプレゼントしたのだ。
そう、彼女の名前はこのアルバムと同じく「香弥(かや)」だったからだ。


BON JOVI - Bon Jovi ★★ (2009-06-09 16:03:00)

デビュー直後、伊藤●則のものすごいプッシュに負けて購入。
「うーむ、演歌だな。こりゃ。」
もちろん貶めているわけじゃなく、解かりやすいメロディラインと構成、その湿り気に
なぜか演歌を感じた。案の定、日本人は彼らに飛びつくわけだが。
キャッチーで解かりやすいBON JOVIはクラスどころか学年中に火が点き、校内を
タライ回しにされた俺のレコードは数ヵ月後に無残な姿となって主の下へ帰ってきたとさ。


BRAD GILLIS - Gilrock Ranch ★★ (2009-07-17 01:44:00)

ナイト・レンジャー解散後の初ソロ。
歌ものも収録されているけど、メインはインスト。彼のトレード・マークである
フロイド・ローズを駆使したアーミングが随所で聴けるのが嬉しいですね。
彼にしては珍しく、クラシカルなラインもちょこっとだけ聴けるのですが、
オジー時代にランディのプレイをコピーしていた彼にとっては簡単な事だったのかも。
ジョー・サトリアーニがインスト・アルバムで異例のヒットを打ち立てた後だったので
どこかそれに倣った感も無くはないのですが、プレイのほうはブラッド印の
オンパレード。適度にテクニカル、適度にメロディアス。
昨今、どこかで聴いたことのあるようなクラシカル・フレーズしか弾けない
メタル・ギタリストと違い、しっかりとプレイにパーソナリティが反映されていて
一聴しただけで彼とわかるプレイは、非常に個性的です。


BRIAN MAY - Star Fleet - Star Fleet ★★ (2009-09-05 10:57:00)

ブライアンとエディ・ヴァンへイレンのバトルを聴きたさに
当時12inchシングルで購入。
曲は、まぁ置いといて、聴き所はやはり二人のギターでしょう。
イカシてます。


BRUCE DICKINSON - The Chemical Wedding ★★★ (2012-07-24 20:49:52)

テーマ、その世界観、楽曲、演奏…作品としてパーフェクト。

錬金術というのはアーティストにとって非常に魅力的な題材らしく、古くはTHIRD EAR BANDや、
BÖCなんかが取り上げてました。ブルースもこの作品を作るにあたって相当勉強したらしいです。
このストイックな姿勢がパイロットの資格をも取得させてしまうんでしょうね。

まずサウンドのへヴィなことにビックリ。純度の極めて高い鉄球を背負わされているような重さが
コンセプトに非常にマッチしているのですが、ブルースの声がダウン・チューニングにも意外なほど
相性の良さを披露していることが確認できます。
そして、アルバム全体を覆う黒い霧のようなダークネス。これは錬金術の持つ怪しさ、胡散臭さを
表現するにはダークにならざるを得ないという事の証明でもあります。
神秘的ではありますが、白の神秘ではなく黒の神秘。なにしろ「人間と神との融合」というまさに
神をも恐れぬ所業が錬金術の目指す究極ですからね。

ロイ・Z、エディ・カシラス、デヴィッド・イングラムのTribe of Gypsies組は素晴らしい仕事を
してますね。彼らの参加のおかげでメイデンっぽさはそれはどありません。エイドリアン・スミスが
唯一それっぽいプレイをしていますが、それはエイドリアンの個性であって、メイデンの個性では
ありません。このメンツでソロ活動を継続してほしかったけど、予想通り元サヤに納まっちゃう。
残念というか複雑な気持ちでしたね。当時は。

余談ですが、錬金術というのはアンチ・クライスト的な側面もあったらしく「ロックだな」って
思いました。


BUCKETHEAD - Giant Robot ★★ (2009-09-12 03:02:00)

アメリカのK.F.Cのチキン・バスケットと日本のチキン・バスケットのサイズは
ビミョーに違うらしく、来日公演では違和感と戦っていたらしい。
このひとVAIと同様、変態なんですが、その変態ベクトルは違う方向を向いてます。
この人のキャラはオタクと言っていいでしょう。しかも引きこもり系の。
犬神家のスケキヨみたいなマスクをしているのもそのせいかもしれません。
アルバムでは、超絶技巧を炸裂させていますが、万人に受ける曲はありません。
キャッチーなインストはありますが、これはおそらくストーリー・アルバム。
しかし、インストだから展開されるストーリーがまったくもって解からない(笑)。
本作1枚を聴いただけでは彼の本性は解からないかもしれません。
でもこういう馬鹿馬鹿しさは好きです。


BUFFALO - Volcanic Rock ★★★ (2012-08-13 21:22:59)

うおぉ野蛮だぞ!

AC/DC以前にこのBUFFALOがオーストラリアにはいたんです。
73年にリリースされた2ndアルバムが本作なんですが、とにかく荒々しい事この上ない音。
ブリティッシュHRに思いっきり影響されたサウンドは、名は態を表すの格言どおり猪突猛進タイプ。
「SUNRISE (COME MY WAY)」は文字どおり唸りをあげて突進するバッファローの如きナンバー。
サバスばりにヘヴィな「FREEDOM」なんかはまるでアルバムタイトルのようにドロドロの溶岩の
ような熱さまで孕んだ”漢”ドゥームとでもいうべきでしょうね。
ここまで品の無いハード・ロックをブチかまされると脱帽を通り越して脱毛しそうな勢いですよ。
当時のメインストリームに乗れなかったこういうHRは今こそ再評価されるべきだと思いますね。

しかし、なんだろうこの無駄にエネルギッシュな感じは。
アートワークからして噴火口の頂にスッポンポンで立ち巨大男根を掲げる金ピカの男ですからね。
これで中身が爽やかなポップスだったらCDを叩き割るところです。


Bôa - The Race of a Thousand Camels ★★★ (2012-07-05 01:14:46)

ロック史に名を残す偉大な父親を持つ兄妹。

いわゆる二世バンドではあるけど、やっている音楽は父親であるポール・ロジャースの嗜好とは
まったく無関係。でもアルバム全体の雰囲気は紛れもない英国。
この作品を聴いていてなんだか何処かで聴いたことがあるような気がしていたんだけど、あれだ!
クランベリーズのサウンドに似ているんだ!ジャスミンのヴォーカルと浮遊感のある楽曲の感じは
クランベリーズの雰囲気にそっくりだ。パクリとか物真似の類じゃなくて雰囲気が近いんだ。

ということは僕の好みの音楽である。それが判ってからヘビーローテーションになった。

寝る前に聴いてもいいし、晴天の野外で聴いてもいい。シチュエーションを選ばない、と言うか
あたかもシチュエーションに合わせてくれるような、そんなアルバム。
一度ライヴを体験してみたいバンドです。


CACTUS - Cactus ★★ (2009-06-19 15:42:00)

高校時代の友人の角田(かくた)くんが「カクタス」を結成しようと暗躍していたが
誰もがベースとドラムをコピーできずに、こころざし半ばで無念の涙を飲んだという。
ま、…いい。
かなり豪快なロックだ。獣肉を喰らってなけりゃできんよ、これは。
ヤンキーパワーここに極まれり。
のちにベックの盟友となるリズム隊の二人は鉄壁のコンビネーションで
言わば、このアルバムの主役でしょう。
ここで聴ける野蛮な音は、現代のHM/HRには絶対真似のできないオリジナリティだ。


CAROL - ファンキー・モンキー・ベイビー - ファンキー・モンキー・ベイビー ★★★ (2009-09-05 11:05:03)

タイトルの意味は分からんが、ものすごい破壊力を持った曲。
アメリカのヴァンダリアスってパワー・ポップ・バンドが
♪愛されてりゅ~ いつもぉ~♪ って怪しい日本語でカヴァー
してたけど、本家のカッコよさには及びませんでした。


CAROLE KING - Tapestry ★★★ (2012-07-05 03:41:05)

名曲目白押し!

このアルバムからカヴァーされる曲のなんと多いことか。
メロディの良さに加えて歌詞も素晴らしい。ソングライターとしてのキャロルが頂点に達した
作品です。冒頭を飾る「I feel the earth move」のジャジィでブルージーな雰囲気、そして
「You've got a friend 」の優しくもせつない感じ。ピアノをメイン楽器とするSSWの中でも
レオン・ラッセル、ランディ・ニューマン等とは違い、洗練された音使いは入り込みやすいです。

なんとなく疲れている時にはこのアルバムを手に取っていることが多いのです。


CARPENTERS - Carpenters - Superstar ★★★ (2009-07-20 09:42:47)

泣ける。大号泣だ。


CARPENTERS - Close to You - (They Long to Be) Close to You ★★★ (2009-07-20 09:45:17)

なんといってもバカラックのメロディなのです。
アレンジの仕方がラウンジーで良い。


CARPENTERS - Now & Then - Yesterday Once More ★★★ (2009-07-20 09:48:22)

5月の日曜の昼下がりに紅茶を飲みながら聴きたい曲。


CATHEDRAL - Supernatural Birth Machine ★★★ (2012-08-09 20:22:11)

♪わおわおわぁぁ~お♪ ベタなシャウトにシビれます。

僕はCATHEDRALにドゥーミーさを求めている訳ではないので、この方向性を支持しますね。
むしろ僕が彼らに求める「プリミティヴな初期HR」からの影響が色濃いこのアルバム、いまだに
飽きません。ドゥーミーな曲もモチロン好きですが、それだけではないのがこのバンドの凄い所。
なんかジャンルとしてのサイケデリックではなくバンドのセンスがサイケデリックに限りなく
近いような気がします。

ストーナーとかスラッジ・コアってカテゴリーはなんかメディアのデッチ上げっぽくて
どうもイマイチ信用ならないのですが(マニアの方ゴメンナサイ)、個人的にCATHEDRALは
ハードロックバンドだと思うのです。それも、ツェッペリンやパープルが敷いたレールから
わざわざ脱線して裏街道をひっそり疾駆するハードロック。

ここで聴ける楽曲も、そんな裏街道を驀進し地図もコンパスも無しに”何処か”を目指します。
その”何処か”というのはリスナー自身の受け止め方によって様々なカタチに姿を変えます。
聴き手のイマジネーションを喚起させるということでは、前述のサイケデリックという話に
繋がってくるのですが、これがCATHEDRAL随一の個性だと僕は思います。

僕は2nd、3rd、そしてこの4th。これらをひとつのセットとして聴いてます。


CATHEDRAL - The Carnival Bizarre ★★★ (2016-02-18 01:28:43)

とても70年代っぽいアルバムですね。

ここまでくるとドゥームとかストーナーなどという曖昧なカテゴライズは邪魔なだけという気がします。
個人的には70年代のHRグループが持っていた要素を現代的なサウンドで再構築したのがCATHEDRALという
認識なので、70年代の音楽が主食の僕にとっては非常に旨味のあるご馳走ですね。

1stの音楽性は確かにドゥームでしたが、3rdである今作はドゥームの最大の特長であるスロー・テンポは
かなり控え目で、そのかわりに多様なリズムによる楽曲が収録されています。ハネたリズムや三連などの
どちらかというと黒人音楽に顕著なリズムがこの作品のカラーを決定付けたのではないでしょうか。
そう、今作のキーワードは『グルーヴィー』です。皆様のご指摘のとおりですね。実はサバスもかなり
実験的に様々なリズムを取り入れたりしてるんですが、そういう部分にもインスパイアされてるのかも。
とは言いながらも、ドゥーム・マニアのニーズにお応えすべく「Night of the Seagulls」のような
ナンバーもしっかりとご用意されているのでご心配無きよう。「Inertias' Cave」では遊び感覚で
ZEPの「Mobby Dick」のリフが引用されたりしていてなかなか楽しいですよ。

前作、次作ともにドゥームという枠にに囚われない素晴らしい作品だけど、僕はこの作品が好きですね。


CHASE - Chase ★★ (2009-06-19 16:11:00)

いまだにテレビ、ラジオのジングルなどで耳にすることの多い「GET IT ON」収録。
このバンド、なんといっても目玉はTP4人編成のブラスセクション。
血管も切れよ!!とばかりにブロウするそのアンサンブルは、シカゴやBS&Tとは、
違った魅力があるのです。特に全員が難度の高いハイノート・ヒッターというのは
ブラバン経験者ならそのすごさが分かりますよね。
日本でも公演があったり、歌謡曲にさんざんパクられたりと人気は高かったのですが、
ツアーで乗った飛行機が墜落。メンバーの大半が死亡する大事故が発生。
バンドは消滅してしまうのですが、どっこいバス移動組が生き残っていた!
で、あのロッキー2で有名な『サヴァイヴァー』を結成するのだった。


CHEAP TRICK ★★★ (2010-12-07 06:08:54)

明るくポップでキャッチーなロックは、メタルマニアにはウケないという事が如実に分かりますね。
この書き込みの少なさをみれば。

しかし、聴かず嫌いは音楽を聴く楽しみを半減させていると思うし、確かに好みの問題はどんな
人にでもある。それでも伝えたい。CHEEP TRICKは素晴らしいという事を!
THE BEATLESの遺伝子を受け継ぐCHOSEN ONEだという事を!