1曲目は、VAN HALENのRUNNIN' WITH THE DEVILに似たセンスの良さを感じる。 若干のメロディの弱さは否めないものの、全10曲ある一定の完成度を 誇っている。少なくとも退屈と思わせる曲は1曲もない。 やはり、ミニ1STにも収められた、Back for Moreの出来が際立っている。 単調と言われるRATTだが、本作に限っては曲の構成も、以外と複雑になっている。 ブルーノートのマイナー寄り主体で、LAメタルの代表作と言える。 次作以降、本作で見られたしたたかさがなくなってしまったのは残念で ならない。 本作で感じた感動を今一度と思い、彼らを追いかけた頃が懐かしい。
イントロからしてムーディで、迫力が違う。 リフにのせるメロディも、一味違う。 THE ANSWERより、より本格派。というか玄人好みか。 VAN HALENがその昔もっていた体臭も感じる。 後半の哀愁ギターソロなど、ゼップに肉薄する。 思わず、天国への階段を想起してしまった。 これは星5つ。★★★★★