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cozy_imaさんの同意された発言一覧 1-10
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cozy_imaさんの同意された発言一覧 1-10



DOKKEN - Under Lock and Key ★★ (2006-07-27 23:26:00)

LAメタルの芸術的作品。
ドンドッケンが求めたヘヴィメタルの美学がここに完成した。
In My Dreamsは、幾度かの試みを経て完成した屈指の名作。
ときに努力家は、天才を超えることを証明した。
全10曲あまりにパーフェクト。

同意者: LAメタルこそ我が起源


ENUFF Z'NUFF - Strength ★★ (2006-08-22 23:59:00)

ビートルズ、特にジョンレノンのヘヴィメタルヴァージョンというのが
一番的を得た評価だと思う。
チープトリックとの比較はイナフにとっては、可愛そうだ。イナフの
精神性、音楽に対する感情移入は、レノンのそれに近い。
半音階の多用と揶揄されたが、その独特なメロディは、やみつきになる。
この2ndが名盤たる所以は、レノンのメロディに、ヘヴィメタリックな
ギターが、惜しげもなく載るところにある。
私が高校生当時、ビートルズに夢中になったが、特に今でも泣かせてくるのが、
ストロベリーフィールズと、レヴォリューションだ。
イナフは、この世界観を極限まで高めている。
リリアンアクスも、メロディの質こそ違え、同じような世界観をもっていたが、
このSTRENGTHは、ビートルズの本質が、ヘヴィメタルに通じることを明確に
示してくれた。
自分の長いHM/HR歴のなかで、ビートルズも重要な位置を示していることを
この作品を聴いて確認できた。
誤解を恐れずに言えば、本作の良さが分からなければ、HM/HRの本当の良さは
分からない。
未だに、本作と共に心中してもよいと思わせる、それほどの完成度を誇る。

同意者: usaneko


LIONSHEART - Lionsheart ★★ (2006-07-01 15:38:00)

LIONSHEARTの魅力の捕らえ方は、私と一般リスナーの間で
ズレがあると、ここの一連の書き込みを見て思った。
まず、LIONSHEARTは、特にこのアルバムに収められている
数多くのナンバーは、私が思い描いている、ブリティッシュ
ハードロックの究極の理想形である。
その理想を端的に表している曲は、
Had Enough、World Of Pain、So Cold、Portrait
その他のナンバーが悪いと言っているわけではない。
上記以外も非常に魅力的だが、それ以上に上記ナンバーは
私がこれまで捜し求めても求めることのできなかった、
これぞブリティッシュ!という感性で溢れかえっている。
しかし現実は厳しい。リスナーがLIONSHEART求めたものと、
メンバーが求めた音楽的方向性は、ある意味非常に乖離して
いたように思う。
その根拠となるものが、Going Downのカバーだと思う。
多くの人は、なぜこのようなつまらないナンバーを
わざわざカバーしたのか、理解に苦しむと思う。
今あらためてライナーノーツを読むと、伊藤氏が私と
似たような感覚を持っていたことが分かる。
しかし、時代は、一般リスナーは、LIONSHEARTに違った思い、
期待感を抱いた。
それが結果として、2nd以降の作品の、あまりの過少評価
につながってしまった。
この1stで激しく主張したブリティッシュテイストは、
ソングライターは変わったが、確実に2ndにも継承されている。
ハードロックに何を求めるかで、LIONSHEARTの評価は
同じく高いものであっても、天と地ほどの違いが出てくる。
私がハードロックに求めるものは、かっこよさ、これ以外
にない。

同意者: usaneko


PRAYING MANTIS - To the Power of Ten ★★ (2008-04-19 07:04:00)

私の趣味からいくと、PRAYING MANTISの音楽性は微妙なところにある。
この前の作品は、巷では非常に評価が高く、メロハーの超名盤と
言われている。
しかし、私にとっては、いまいちである。
ベタベタしすぎて、女々しいからだ。
この作品も、当然その流れを汲むものであるが、そこにゲイリーバーデンが
加わることで、男っぽさ、というか、タフさ、骨太さが感じられる。
私にとって、その要素は重要である。
要所要所に、アメリカンハードロックに通じるようなタフさが、
強調されていて、非常に印象度の高い作品に仕上がっている。
そういうドライな中に、MANTIS特有の哀愁メロディが溢れる、という
聴き方をすると、これは本当に名盤と言える作品だと思う。
メロディは全曲優れている。さすがである。

私のように、マンティスはベタベタしすぎて嫌いだ、という
リスナーも、シェンカー・ゲイリーコンビのMSGが復活したこの機会に
ぜひ本作を聴いて欲しい。
ゲイリーバーデン参画の作品に駄作なし。これは紛れもない事実である。
MSG,STATETROOPER,PRAYING MANTIS,SILVER,復活STATETROOPER、
そして自身のソロ作、と。
あらためて高く評価したい男だ。

同意者: RIOTアザラシ


SARACEN - Red Sky ★★ (2006-11-22 23:23:00)

まずこの作品は、超が5つ付くほどの名盤であると言い切っておきたい。
基本はあくまで、ブリテッシュ系のメロディアスハードにおきながら、
そこにパープル、メイデン、サバス、ジューダス等々の栄えあるブリテッシュ
ハードロックの大物大先輩の要素をふんだんに盛り込んでいる。
1曲1曲が全て大作志向であり、そして12曲も詰め込まれてトータル時間数が、
70分にも及ぶが、一言で言えば、ブリテッシュハードロックの、総集編とも
いうべき壮大なドラマを見ているような錯覚に陥る。
ギター、キーボード、ボーカルが全て単にうまいだけではない。そのセンスには
息を呑むしかない。超が5つ付く超一流のプレイである。
そして、メロディは、ヒープ、ディーモン、マグナムに通じる往年のブリテッシュ
ハードロックの洗練された全てが完装されている。
ブリテッシュハードロックには墓場まで持っていきたい作品は、多々あるが、
まずはこの作品をまっさきに持っていくべきだ。

同意者: ANBICION 11


SARACEN - Red Sky - Jekyll and Hyde ★★★ (2006-11-23 10:31:24)

出た ! 出た ! 出た ! 出た ! 出た !
と思わず絶叫したくなるような、これはイアンギランの世界だ。
ヴァースの歌い方、シャウトもギランそのものだ。
おまけにギターまでもが、ギランの全盛期であるバニートーメである。
アルバム中もっとも疾走して、思わずガッツポーズ。
リフにサバス的要素をトッピングしているところが、もう涙なくしては聴けない。
星5つ★★★★★

同意者: ANBICION 11


SARACEN - Red Sky - We Have Arrived ★★★ (2006-11-22 23:30:34)

印象的なコーラスメロディで幕を開ける。
あたかもアメリカンプログレハードかと思わせるが、
徐々に哀愁のブリテッシュテイストを増幅させていく。
SARACENは大作志向でありながら、分かりにくいリズムや
メロディは一切ない。
分かりやすく、フックのあるメロディを、いくつも組み合わせて
楽曲を完成させる手法をとっている。
この手法をとるアーティストは意外と少ない。
つまり、かなりの才能とセンスが要求される、ということだ。
3分間のヒットソングをアルバム1枚に詰め込むのも難しい
ことだが、4分~7分の、メロディアスかつ展開の複雑な
楽曲を12曲も1つのアルバムに詰め込むことはもっと難しい、
というか、もうこれは人間業ではない。神業だ。

同意者: ANBICION 11


SURVIVOR - Vital Signs ★★ (2006-10-21 19:01:00)

メロディアスハードの登竜門というべき、あまりに優れた作品。
このアルバムを聴いて、つまらない、という人はメロディアスハードに縁がない
と思っていい。
1)メロディにクセがない。独特の臭みがない。洗練し尽されている。アメリカの
バンドとしては、珍しい。JOURNEY,BON JOVI,NIGHT RANGERを超えている。
2)AOR特有の退屈さがない。全てのメロディにフックがある。TOTOよりポイントは
高いと思う。
3)8ビート中心のため、分かりやすく、すーっと耳に入る曲が多い。凝ったリズム
がない。
4)ギターもほどよくハードで、サウインドメイキングは完璧。
5)キーボードも鍵盤系の音が多いので、勢いを感じさせてくれる。
近年の粗悪メロディアスハードを聴く暇があったら、この作品のような本物を聴いて
欲しい。

同意者: さばいば


SURVIVOR - Vital Signs - I See You in Everyone ★★★ (2006-10-21 19:14:25)

FIREHOUSEのWHEN I LOOK INTO YOUR EYES のイントロ等、
この曲の影響下にある楽曲は多い。

同意者: さばいば


THE BLACK CROWES - Shake Your Money Maker ★★ (2006-09-04 23:48:00)

本作こそ、ゼップにもっとも近い精神性をもった作品だ。
この煮え切らない、サビという明確なサビがない、非常にもったい
ぶったパフォーマンス。
ゼップの最終章IN THROUGH THE OUT DOORの完成形がここにある。
これこそブルース、完全に板についている。
デビュー作にて、これは奇跡だ。
この作品に溺れると、同時期の全てのHM/HRアルバムが霞んで見える
から怖い。
ハードロックの原点ここにあり。
BLACK CROWES が非HM/HRに分類されていることが、何よりも残念だ。

同意者: LAメタルこそ我が起源