一聴する限りでは、クラシックの要素は前作よりも一気に濃くなっていると思います。 SEやナレーションを聴いていると、RHAPSODY化一歩手前な感じがしますが、 「King Of Kings」や「Sons Of Odin」のような、いつものMANOWARらしい曲も健在なので、 クラシカルなアプローチをどのように受け取るかによって、本作の評価は決まるでしょうね。
オーディン3連発の第3弾。 個人的には、"Call To Arms"と"Warriors Of The World United" を足して2で割ったような雰囲気の曲だと思います。 重苦しくも荘厳で、聴き手の精神的な部分を奮わせる感じというか・・・。 これぞMANOWAR流へヴィメタルの真髄。 ライブでは大合唱が起こること間違い無し!
「HELL ON WHEELS LIVE」がバリバリのピュアメタルで押し捲るライブ盤だとすれば、 こちらの「HELL ON STAGE LIVE」は、「聴かせる」曲が揃っているライブ盤だと思います。 個人的には大好きな「Heart Of Steel」や「Master Of The Wind」のような、 MANOWARの魅力の一つであるバラードもちゃんと入れてくれているところは嬉しい。