バンド解散後に出た2枚目のライブアルバム。 楽器隊のソロを強調した前ライブ盤と比べると、こちらは曲を前面に出す選曲となっている。 何よりHeart Of A LionやSunlit Nightsをライブバージョンで聴けるのが嬉しい。 しかもポールとブルースのギターコンビは、ライブでも凄い正確っぷり。 KISSのDetroit Rock Cityのカヴァーもなかなか良い。
「TRIUMPH OR AGONY」は、個人的にはまずまずの出来。 「POWER~」でネタを使い果たしたという声も聴きますが、 彼等ならまだまだやれると信じて、次作に期待したい。 それにしても、改名後の名前は微妙だ。 RHAPSODY OF FIREにするぐらいなら、RHAPSODIAという名前にして欲しかった。 テイルズシリーズみたいに。
2000年の「VICTORY」以来、4年振りの日本発売となったデビュー20周年記念2枚組ベスト。 既発の曲はリミックスが施されており、未発表曲Prowling WerewolfやBranded And Exiledの再録版など、盛り沢山の内容となっている。 「アルバム揃えるのはちょっとキツイ」という人にはやさしい1枚。 でも、個人的にはLead Or Goldは入れて欲しかったなぁ。
1985年発表の2nd。 基本的には前作と変わらぬパワフルな正統派HMを聴かせている。 非常にメタルらしいイントロのタイトル曲や、突進するサウンドが爽快なFight The Oppression、 初期RWを象徴するかのようなChains And Leatherなど、前作が気に入った人なら本作も聴きこなせるであろう。
1984年発表の1st。 海賊衣装ではなくレザー&スタッドな衣装に身を包み、パワフルなJUDAS PRIEST然としていた頃の彼等が楽しめる。 Victim Of States PowerやGenghis Khanなどのパワフルな曲が並んでおり、 まだまだ荒削りな印象は拭えないものの、サウンドの力強さには聴くべきものがある。