1981年発表の9th。 リチャードの薬物中毒やカレンの拒食障害などのトラブルを経ての、 前作「PASSAGE」より4年振りのリリースとなった本作。 基本的なサウンドは「PASSAGE」から変わりないが、より普遍的なメロディーに磨きがかかっている。 軽やかなシンセが印象的な「(Want You) Back In My Life Again」、 隠れた名バラード「I Believe You」、 結婚するカレンに捧げられた「Because We Are In Love(The Wedding Song)」などを収録。 しかしながら、本作発表から2年後の1983年2月4日にカレンは拒食症により32歳で他界。 本作で再出発を迎えただけに残念。
とことんへヴィな前作「MASQUERADE IN BLOOD」から一転、 再びスラッシュ路線への復帰の兆しを見せた1997年の8th。 Fuck The Policeを筆頭に、ロックンロールのテイストもぶち込んだ曲の数々は、 「AGENT ORANGE」~「TAPPING THE VEIN」の頃の彼等とはスタイルは異なるものの、 これはこれで素直にカッコいい言える。一聴の価値はあると思う。