PSYCHOTIC WALTZの通算4作目となるアルバムです。これはテクニカル路線であった1st「A SOCIAL GRACE」2nd「INTO THE EVERFLOW」とは大きくことなりメロディやサイケデリックをより重視した作品となっています。1st、2ndのようなツインリードも抑えられシンプルな構成ですがヘヴィさはそのままにこのバンドの特徴である浮遊感や幻想的な音をより強化させた感じがします。 曲はプログレとは少し言い難いとこがありますが、この音はある意味プログレといえるかもしれません。この幻想的な音を聴いてると絵画のような芸術を見てるような気分になります。
前半は素晴らしいけどちょっと後半飽きたかな…。5曲目くらいまでの流れは最高!1曲目は正にメガデスの「KILLING IS MY BUSINESS...AND BUSINESS IS GOOD! 」の衝撃を思い起こさせる! アンジェラのボーカルに関しては女性であそこまで出せるのが凄いと思う…実際、男であるオレが出せないし笑。 豚平さんと、轟音落雷さんの意見には大いに納得です。批判はただ愚弄するのとは違いますからね。
ネクロファジスト、ウォッチタワー、スパスティック・インク、スパイラル・アーキテクト、シニックと変態要素を持ったバンドを聴きあさってこのバンドを知りました。CDを通販で買おうとしたら…廃盤だったんですねぇ。でも手に入れました。 このアルバムは…とにかく凄いです。圧倒的テクニックで驚かすということではなくて幻想的で奇妙なサウンドを自在に操りそれが1つのマジックを生み出し、聴者をサイコティック・ワルツの宇宙空間へと漂わせる。しかしテクニックも凄い。曲展開が複雑でプログレッシヴ。一般向けではありませんが、ドリームシアター辺りが好きな人が聴くと凄い新鮮味があると思います。自分はドリームシアターよりこのバンドの方に魅力を感じています。ウォッチタワーとかスパイラル・アーキテクトが好きな人はすんなり入って行けると思います。とにかくズバ抜けた個性とユニークさで圧倒させてくれます。 ここ「A SOCIAL GRAIS」があげられてないですね。まだ持ってないんですが買ったらあげようと思います。
「IMAGINATION FROM THE OTHERSIDE」が複雑過ぎて好きじゃないという人でも 十分に楽しめます(と思う!)オレもIMAGINATION~はあまり聴いていません。 確かに曲は複雑なんですが、その中に解りやすいメロディがあり、個人的に一発で 気に入る曲が、かなりありました。特にギターが一段とかっこよくなった気がしま した。ハンズィのヴォーカルも上手いわぁ。聴き込めば更に気に入るはず。 こいつぁ傑作です。誰が何と言おうと傑作です