87年発表。インディーIRSでのラストアルバム。88年の「グリーン」とともに80年代にやってきたことの完成形ともいえるアルバム。 「FINEST WORKING」「WELCOME TO OCCUPATION」「DISTURBANCE AT THE HERON HOUSE」「IT'S THE END OF THE WORLD AS WE KNOW IT」、 「THE ONE I LOVE」…など楽曲はどれも優れたモノばかりで、代表曲多数。メジャーの音作りから適度に距離を置いているんだけど、 だからといってサウンドに自己中毒的な難解さはなし。堂々たるロックアルバムだし、スケール感も備わっている。
>>udoにいくどーさん サザンなロックンロールバンドだけど、60~70年代に活躍した大御所バンドだったら、 オールマン・ブラザーズ・バンド(いまだ現役)、レナード・スキナード、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(CCR)、 あとはスリリングさではちょっと劣るかもしれないけど、ザ・バンドあたりが有名ですよ。 …あとガンズも聴かれるみたいなので、是非オススメしたいのが"GEORGIA SATELLTIES"(ジョージア・サテライツ)というバンドです。 主に80年代の後半に活躍していたバンドですが、ガンズともつながりのある正統派ロックンロールバンドです。 曲数の多い"LET IT ROCK: BEST OF GEORGIA SATELLITES"というベスト盤、またはセルフタイトルのファーストアルバムがオススメ!! あとサテライツのフロントマンだったダン・ベアードのソロアルバムもすごくいいですよ。是非聴いてみて下さい!!
すごくディープな音世界。90年代の幕開けに登場するべくして登場したアルバム。エモーショナルでありながら、上の方が上げられている ドアーズのジム・モリスンや、後にデビューするエディ・ヴェダーを彷彿させるような「肉体的」「プリミティヴ」で「深い」ボーカル。 バンドのサウンドもそんな感じで、音としては分厚くハードロックリスナーにも受け入れやすい音ではあるけど、 「90年代」らしいというか、プリミティヴさやうねり、グルーヴが強調されている。「WE CRY OUT」のグルーヴにはただただ酔えるし、 「THE LOSER」は後にリリースされる「SMELLS LIKE A TEEN SPIRIT」と音像がカブる。好盤です。