全体的に重々しい雰囲気が漂う難解なアルバム。 前作の感情的な攻撃性から方向性が変わり、今回は理知的な狂気が感じられます。 DIR EN GREY史上最高の名曲「VINUSHKA」がこのアルバムのクオリティを物語っています。 ボーカルの歌唱は今まで以上にさらに多彩になっており、キーが相当高い上に ホイッスルボイスやガテラルボイスが多用されており、歌の難易度が計り知れないほど高いです。 どの曲も複雑な展開で音数も今までより多いですが構築に抜かりがないので、無駄な音はないです。 個人的にはリマスター盤よりも原盤の少しこもった生々しくドロドロした音像が好きですが、 原盤の場合シングルが英語収録になるのだけがとても残念です。
DIR EN GREYがまたとんでもない曲を出しました。 複雑で最初は違和感も感じたのですが、聴けば聴くほど良いです。 デスコアをさらに凶悪にしたような凄まじいボーカルです。 美しいサビとのギャップが半端じゃないです。 ギターソロが少し危なっかしいような気もしましたが、かなり美メロです。 DIRの曲でも特に全パートに見せ場ある曲のように思えました。