89年発表のセカンド。 ドラムスに、元MURPHY'S LAWのPETEY HINES氏が加入。 そして、ジョン・ジョセフ氏が脱退し、ヴォーカルのパートをベーシストのハーレー・フラナガン氏が兼任。 もちろんハードコア寄りのデビュー作も名作ですが、本アルバムはそれをも超えるバンドの最高傑作といえるでしょう。 ファーストにあった勢いやテンションはそのままに、メタル譲りの重厚さを大幅に増加させ、非常に刺激的なサウンドを構築。 素晴らしい楽曲が揃っている中でも「DAYS OF CONFUSION」と「DOWN, BUT NOT OUT」は鳥肌モノで、殺人的な名曲。 初めて聴いたときはあまりのカッコ良さに途轍もない衝撃を受けましたが、今聴いてもやはり震えるほど凄いです。 歴史に永久に残すべき大名盤。
アメリカはイリノイ州シカゴ出身のスラッシュメタルバンド。 元ZNOWHITEのメンバーSCOTT SCHAFER氏とIAN TAFOYA氏率いる4人組で、後にJOE STUMP'S REIGN OF TERRORに加入するヴォーカリスト、BRIAN TROCH氏の出身バンドでもあります。 ちなみに、ZNOWHITE時代はドラマーだったSCOTT SCHAFER氏はこのバンドではベーシスト、また、IAN TAFOYA氏はこのバンドでは、GREG(IAN)FULTONと、本名を名乗っています。 リリースされた作品は「I HATE THEREFORE I AM」「BUILDING ERRORS IN THE MACINE」「MY FRIEND LONELY」の順に3枚。 「I HATE THEREFORE I AM」と「MY FRIEND LONELY」はフルアルバムで、「BUILDING ERRORS IN THE MACINE」はミニアルバム。 彼らの持ち味はやっぱりギターリフで、へヴィでハードコアながらもかなり叙情的なそのサウンドは、言葉では言い尽くせない程個性的。 スラッシュメタル好きは勿論、ヘッドバンガーなら是非とも聴いてみるべし ! ! 、です。 ちなみに、スウェーデンのCRYONIC TEMPLEとは違います(← 自分、このバンド良く知りませんが・・・ )、すいません、バンド名が似ているので一応・・・。。。