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GODさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1001-1100

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GODさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1001-1100
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SUFFOCATION - Pierced From Within ★★★ (2005-12-12 09:09:00)

1stとのカップリングを入手。
あの時期にこんなアルバムがあるなんて…本当に凄いです。
スラッシーだったりドロドロしたリフがバンバン出てきてゾクゾクします。
ヴォーカルとドラムは1stの方が好きなんですが、リフはこっちでですかね。
デスメタル界の名盤って言われる理由がよくわかりました。


SVARTTJERN ★★★ (2012-02-08 07:15:59)

ノルウェー産若手ファストブラックバンド。
メンバーの平均年齢は若いですが、
大御所に匹敵するぐらい気合の入ったノルウェイジャンブラックメタル。
TsjuderとRagnarok(ノルウェー)を足して2で割ったような感じでしょうか・・・。
ヴォーカルはRagnarokのHans Fyrsteです。


Streams of Blood ★★★ (2013-09-10 23:20:54)

ドイツ産ファストブラックメタルバンド。
DARKEND NOCTURN SLAUGHTERCULTの元メンバーにより結成されました。
DNSよりもウォーブラックよりのサウンドです。


Streams of Blood - Ultimate Destination ★★★ (2013-09-15 20:34:40)

2013年発売の2nd
これ、ファストブラック好きはにはかなりオススメできるアルバムだと思います。
音質はブラックの中ではまあまあいい方でしょう。
まず一番目立つのがドラムですね。
トリガー全開なマシーナリーな音作りなんですが、ブラスト、ツーバス共にありえない速度になっています。
スロー、ミドルパートも適度に交えますが、ブラスト爆走するパートではガトリングガンを思わせるような凄まじさです。
ツーバスも踏みまくりです。
音作り的にDARK FUNERALの4thに似てると思いました。

ギターはブラック特有のトレモロリフが中心です。ややノイジーな音作りです。
時折耳を惹くメロウなフレーズも出てきていい感じです。
ベースはそこまで目立ちませんが、しっかりとボトムを支えています。
このドラムに合わせて弾くのは大変そうです。

ヴォーカルは音に埋もれてしまって小さめなのが残念です。
もっと前に出てくれば、凄みが増すと思います。

とにかくドラムの凄まじさに驚かされる作品。
中期MARDUKやINFERNAL WARが好きな方にオススメです。


TAAKE - Nattestid... ★★★ (2008-11-19 06:41:00)

Taakeは三部作聴きましたが、個人的にはコレが一番好きです。
Hoestの声はRagnarokの5thでも気に入ってましたが、こちらでもいい絶叫してますね。
1曲目で聴ける朗々とした歌い声も素晴らしいです。ウットリします。
音質はこれ以降の作品と比べるとちょっと悪めですかね。
でも、ブラックが好きな人は大丈夫でしょう。
ノイジーながらメロディックなリフはこのアルバム最高の特徴ともいえます。
ドラムは軽めながら、タイトにファストに疾走します。
全体的に超ドラマティックでメロディックなプリミティブブラックって感じでしょうか。
個人的にはULVERの1stっぽい雰囲気も感じました。
かなりオススメの作品。


TERRORIZER - Hordes of Zombies ★★★ (2012-03-26 01:48:53)

2012年発売の3rdアルバム。

2ndは持ってないので前作との比較はできないんですが、
1stと比べるとグラインドコアというよりはダークな疾走デスと行った雰囲気。

ウルフのヴォーカルはディープでカッコイイです。
女性ギタリストのカトリーヌの弾くリフ捌きも同じくカッコイイ。
デイヴィッドのベースもイケてます。

しかしなんといっても凄いのはピート大魔神のドラミング。
本当に腰痛めてたのかってくらい凄まじいドラミングをかましてます。
はねる様なスラッシュビートに激烈ブラストを混ぜて爆走しまくり。
Morbid Angelでは荘厳な曲に合わせたムーディーなドラミングを叩くことも多いですが、
このバンドではひたすらはじけたドラミングを披露しています。
実際私は、ほとんどピートのドラム目当てに買ったんですが、本当に買ってよかったと思います。

1stの頃のグラインドコアならではのノリの良さみたいなのが減退したのぽは残念ですが、
この路線もカッコイイと思います。

疾走、爆走デス好きは必聴。
スラッシーな要素もあるので、そういったのが好きな方も是非。


TERRORIZER - World Downfall ★★★ (2005-07-11 06:59:00)

グラインドコアは詳しくないのですが、十分過ぎるほど楽しめました。
すっごいノリが良くてカッコイイ曲ばかりです。
何より驚かされるのはピートの超絶ドラミング。モビエンの時よりもはじけてる感じがします。また時折入る光速ワンバス連打が凄過ぎです。
あまりにも凄くて笑いが出てしまいました。


TERRORIZER - World Downfall - Dead Shall Rise ★★★ (2005-07-11 07:03:08)

カッコイイリフあり、凄まじいブラストあり、モビエンを連想させる荘厳なリフあり、超絶ワンバス連打ありと、いいとこ取りまくりの超名曲。


THE BERZERKER - The Berzerker ★★★ (2013-10-04 22:40:00)

音圧、音量や整合感、爆走度などでは2nd以降の方が上ですが、確かに病気度ではこっちのほうが上ですね。
Foreverみたいなカッコイイ曲もありますが、ラストの2曲のノイズトラックは喧しい音楽が好きな人でも抵抗がある人が多いのではないでしょうか。

純粋に爆走を楽しみたいなら他のアルバムを勧めますが、とにかく狂った音楽を求めるならこちらですかね。


THE BERZERKER - The Berzerker - 95 ★★★ (2013-10-04 22:41:46)

ノイズと絶叫で構成されたトラック。
他の曲よりはだいぶ狂ってますが、次の曲よりは聴きやすいですね。
とはいえ、初心者厳禁であることは変わりありません。


THE BERZERKER - The Berzerker - Forever ★★★ (2013-10-04 22:47:18)

リフが荘厳でカッコよく、純粋にデスメタルとしてカッコイイと思える曲。
このアルバムの中ではキャッチーな方になりますね。


THE BERZERKER - The Berzerker - Massacre ★★★ (2013-10-04 22:49:22)

言うことなし!


THE BERZERKER - The Berzerker - Mono Grind ★★★ (2013-10-04 22:48:18)

やかましい!wwwww(褒め言葉)


THE BERZERKER - The Berzerker - Ode to Nash ★★★ (2013-10-04 22:43:59)

95よりもさらにやばいノイズトラック。
95はまだメタル的なカッコよさも感じられますが、こっちは本当にイッてます。
イヤホンやヘッドホンで大音量で聴くと廃人になるでしょう。


THE BERZERKER - The Berzerker - Reality ★★★ (2013-10-04 22:45:47)

1分半くらいの爆走ナンバー。
凄まじい曲ですが、これは狂宴の幕開けにすぎません。


THE BLACK - Black Blood ★★★ (2016-07-25 21:59:49)

92年のデモ音源。私が持ってるものは2008年にジャケット違いでリマスターされたものです。
7曲で約15分と短いですが、デモ音源と侮れない作品です。
音質は1stと同じくかなり音量がでかくてやかましいです。
ヴォーカルはRietasことJonがやっていますが、殺気立った凄まじいがなり声です。1stでも壮絶でしたが、このデモ音源ではそれ以上にヤバイです。エコーとかかけているかもしれませんが、それを差し引いてもこの殺気は底知れぬものがあります。Jonが遺した作品の中で一番壮絶なヴォーカルに違いありません。
曲調は1stと同じ路線、というか曲が全て被っているものの、全て別テイクです。デモだけあって荒々しいですがカッコいいです。
また1st同様シンセもあるのですが、超音波のようなクレイジーな音色のものが結構あり独特です。苦手な人にとっては雑音にしか聴こえないかもしれませんが、アルバムの狂気みたいなのを増幅させています。
やはりDissectionのJonを期待すると火傷する可能性大な作品ですが、プリブラ好きはマストだと思います。
個人的には1stより好きかもしれません。


THE BLACK - The Priest of Satan ★★★ (2016-07-18 11:31:31)

1994年の1stアルバム。私が持っているのは2008年にMiriquidi Productionsから発売されたリマスター盤です。
音質ですが、リマスター効果によるものなのか音がでかいです。音の分離も悪くないですが、ギターがとてもノイジーです。

Dissectionの故JonがRietas名義で参加していますが、彼のヴォーカルは凄まじく邪悪です。Dissectionでも素晴らしいがなり声を披露していましたが、このバンドではひたすら邪悪さ、凶暴さを極めたようなヴォーカルを務めています。最強のがなり声です。
個人的にこのヴォーカルだけで買う価値がありました。
ギターはひたすらノイズを奏でていますが、ところどころ特に後半の曲では結構耳に残るフレーズも弾いていて良い感じです。
ベースはあまり目立っていませんがしっかり重低音でこのアルバムをささえています。
ドラムはシンプルなブラストでの疾走メインです。特別凄い事はしていませんが爽快感はあります。
時折入るシンセサイザーは初期のBathoryやEmperorに通ずる不気味さを増す感じです。不気味です。シンフォブラックのような美しさではないですが、このアルバムにはピッタリです。

12曲で約38分と曲自体は短めでストレートなものが多いです。Jonが参加しているとはいえ、中身はかなり邪悪なプリミティブブラックなので、Dissectionを期待してる方は火傷する可能性は高いです。
しかしプリミティブブラックが好きなら大推薦できます。


THE CROWN ★★★ (2013-06-17 10:25:00)

先日の福岡公演見に行きましたが、最高でした!
他にも良いバンドは一杯いましたが、トリのクラウンに全て持って行かれた感じでしたね。
物凄い盛り上がり方でした。


THE FORSAKEN - Manifest of Hate ★★★ (2014-02-01 11:59:05)

2001年の1st。
At the Gatesの4thをブルータルにしたタイプと言われていますが、個人的にはあのアルバムよりもこちらの方が断然好きです。

音質はいい意味で荒々しさが若干あります。
シャリシャリゴリゴリした感じでしょうか。

ヴォーカルは低音グロウルと中音絶叫を使い分けています。
個人的にこのグロウルの方が好きですね。
この声質がAt the Gatesよりもブルータルといわれる要素の一つではないでしょうか。

ギターはまさしくデスラッシュそのものです。
時折鼻に付かない程度のメロウさを含ませておりいい味付けになってます。
いい塩梅のメロウさだと思います。

ドラムはスラッシュビートを中心に疾走しますが、時折ブラストビートも交えます。
両方とも速さ、安定感ともに抜群です。
またツーバスのドコドコがよく聴こえるのもいい感じです。

デスラッシュ系のバンドにしてはやや曲が長めですが、メロディーがあるおかげで聴きとおせます。

もうだいぶ前のアルバムで、日本版は廃盤ですが、ネットで探せば比較的見つかりやすいレベルなので、興味のある方は是非!


THE FUROR ★★★ (2013-03-22 21:30:41)

オーストラリア産ファストブラックデスメタルバンド。
ドラム兼ボーカルなのが特徴。
ImpietyやMarduk、Infernal Warあたりが好きな方にオススメ。


THE FUROR - War upon Worship ★★★ (2013-03-23 06:11:41)

2011年発売の3rd。

たまたま行ったメタルショップに置いてあったので、試聴したところかなり気に入ったので買いました。
いい掘り出し物でした。

このアルバムは中心人物のDisasterがボーカルとドラムを、Kill Machine がギターとベースを担当しています。

全体的に超良質のブルータル・ファストデスブラックメタルです。
音質は良好。低音もしっかり効いていて言うことなしです。

ヴォーカルは熱いがなり、喚き声で、特別に個性はないですが凄くカッコイイです。
ドラムはスロー、ミドルテンポを交えつつブラストで爆走していきます。
ツーバス、ブラスト共にもちろん激速です。
Disasterは近年のImpietyでもドラムを務めるだけあって非常に上手いドラミングです。

ギターはやりすぎない程度にややメロウなトレモロリフが中心です。
スラッシーな感じのリフやデスメタルっぽいリフも絡めますが、ブラック風のトレモロリフが多いですね。
キュイーンって感じのソロが入る部分もあります。

味付けにキーボードがたまに入ることがありますが、あくまでも味付けのレベルですね。

ウォーブラックと紹介されていましたが、テンションはかなり高めでも汚らしさはあまりなく、整合感のあるサウンドです。

特徴的な音楽ではありませんが、質は非常に高いと思うので、ファスト系のブラックが好きな方にはオススメです。


THE LEGION ★★★ (2004-08-18 21:34:00)

1st買っちゃいました。予想以上の凄さでした。まんぞーさんのおかげでございます。Thanx!!
格好良くて美しくて複雑で激しくて荘厳でたまらないです!


THE LEGION (2005-03-17 12:52:00)

今年にどうも彼らの新作がでる予定だったっぽいんですが、MARDUKの所にも書いたようにEmilが負傷してしまいました…。
一体どうなるんだろうか…メチャクチャ不安だ…。


THE LEGION (2006-01-08 13:59:00)

公式にて新曲がDLできます。
気になる方は是非!


THE LEGION - A Bliss to Suffer ★★★ (2015-06-08 00:42:29)

2009年の3rdにしてバンドの最終作となってしまったアルバム。
2ndは持ってないのですが、1stと比べると凍てつくような冷気がやや落ちてますね。そのぶんブラックメタル特有の黒さみたいなものがアップしていると思います。
前任のボーカルが高音絶叫と低音咆哮を使い分けていたのに対して、このボーカルは中音がなり声がメインです。
前任よりもねっとりとした感じもします。個人的には新しい人の方が好きです。
また1stではインスト以外は全てファストな曲だったのに対し、今回はスローミディアム中心の曲もあります。ドラマティックでいい感じです。
速い曲は前より緩急がついてますが、ブラストは相変わらず激速です。
ミディアムテンポ主体の曲でもツーバスは踏みまくっています。
1stから微妙に変わっている点があるので、完全にあの路線を期待すると最初はがっかりするかもしれませんが、曲自体の完成度は非常に高く、以前よりもレベルアップしているのでこのアルバムも好きです。
スウェディッシュブラックが好きな方は気に入ると思います。


THE LEGION - Unseen to Creation ★★★ (2004-08-17 21:32:00)

同じく、このアルバムを聴いて、本当に冷気を感じた者です。
これは、まさに北欧のブリザード!
一見MARDUKよりもキャッチーな感じがしますが、冷たさでは遙かに上でしょう。
私が所有しているブラックメタルのアルバムでは、一番冷たさを感じました。
エミルのドラムは、やや軽めのサウンドですが、MARDUKの時より更にヤバイです。
変則的でテクニカルなのですが、激しさという点からみればMARDUKの時のドラミングよりも上と思います。なんとなくデスメタルっぽさもあるドラミングだと思いました。
高音の喚き声と凄まじいブラスト、そして絶対零度リフが合わさった時は、北欧で猛吹雪が荒れ狂う様子を連想してしまいました。


THE LEGION - Unseen to Creation - Cosmopathic Deathvoid ★★★ (2004-08-23 21:04:24)

不気味なアルペジオで始まり、ミドルテンポな曲展開かと思わせておいて、やはり吹雪のように爆走していく曲。
この曲は最後のアウトロがSEっぽくなり、次の曲の「KNEE-DEEP IN BLOOD」に雪崩れ込みます。


THE LEGION - Unseen to Creation - Knee-Deep in Blood ★★★ (2004-08-18 21:51:16)

個人的にこのアルバムの中で最も激しい感じがする曲。
前の曲のアウトロからの繋がりで入ります。
疾走部分はまさに猛吹雪!
一端曲が終わったかと思わせて再疾走する部分が好きです。


THE LEGION - Unseen to Creation - Rise of the Fallen ★★★ (2004-08-18 22:08:02)

アルバムのラストナンバー。
寒々しくメロディアスなリフが良い!
アルペジオっぽい音が入る部分や、ラストの崇めたくなるような悲しげなメロディーもポイントです。
エミルのドラムも勿論最後まで爆走しております。


THE LEGION - Unseen to Creation - Those Beyond ★★★ (2004-08-21 17:27:00)

テクニカルなドラムで始まり、アンダーソンのデス声と共に疾走していくカッコイイ曲。
また、後半のわめき声は吹雪のようです。
ちなみにこの曲は彼らの公式サイトでフルに試聴できます。


THRONE OF KATARSIS - Ved graven ★★★ (2015-08-26 16:19:08)

2011年の3rdアルバム。

初期DARKTHRONEやMAYHEMなどにデプレッシブブラックの悲痛な感じをプラスしたような音楽をやっています。
かなりヤバイ雰囲気のアルバムです。
曲はこのバンドのアルバムにしてはややコンパクトな曲が多いですが、それでも長い曲は9分半以上あります。

悲痛さと邪悪さをあわせもつヴォーカル、トレモロリフに、ドタバタブラスト、2011年のものとは思えない音質などなど、プリミティブやトゥルー系のブラックが好きな人以外はお断りな音楽性。
こういう音楽が好きな人にとってはたまらない名盤になるかもしれません。


THY PRIMORDIAL ★★★ (2012-01-26 23:21:10)

1994年に結成され2005年に解散した、スウェーデン出身のメロディックファストブラックメタルバンド。
白塗り+武装と気合入りまくっていました。
この手のスタイルというと、DARK FUNERALやSETHERIALあたりと比較されてしまいますが、
彼らより暴虐性では劣るものの、メロディーセンスでは上回っていると思います。
再結成して欲しいです。


THY PRIMORDIAL - At The World Of Untrodden Wonder ★★★ (2012-01-26 23:03:14)

1999年発売の3rdアルバム。
私が持っているのは、WHERE ONLY THE SEASONS
MARK THE PATHS TIMEとの2枚組みセットのものです。

音質はドラムがやや軽めなものの、ブラックとしては平均的です。
ヴォーカルはCradle of FilthのDaniをちょっと低くしたような絶叫。
ギャアギャアいいまくってて凄い狂気を感じます。
また、一部の曲では朗々としたヴァイキング調のノーマルボイスもあります。

リフは4thの時よりもメロウではかなくクラシカルなリフを弾きまくってます。
センスの良さが抜群で、どこをとってもゾクゾクさせるような名リフ満載です。

ベースはここでも隠れた仕事人ぶりを発揮しています。
#3のイントロのベースなんか凄くカッコイイです。

ドラムはファストに突っ走っていますが、ただ速いだけではなく、
テクニカルなプレイ、メロディアスなドラミングを聞かせてくれます。
ギターと同じく抜群のセンスを持っています。

51分とこの手のアルバムにしては長めですが、中だるみを感じないのは、
各パートのセンスがいいからでしょう。

多少アングラな感じがありますが、
メロディックファストブラック好きはきっと気に入ると思います。

個人的にはメロディックブラックとしては5本の指に入るくらい好きな作品。


THY PRIMORDIAL - Pestilence Upon Mankind ★★★ (2012-01-27 16:56:06)

彼らの最終作となってしまった作品。
前作の5thまでヴォーカルを務めていたIsidorが脱退し、Niklasに変わってます。

まず音質ですが、彼らの作品中最もストロングでパワフルな音だと思います。
トリガーを使うようになったのかしれませんが、ドラムの迫力が凄いです。
ツーバスとブラストの迫力はこれまでの比じゃないですね。
ただちょっとシンバル類の音がキンキンしてて耳に痛い面もあります。

ギターはややノイジーな音でメロディックな音を奏でています。
初期と比べるとメロウさやドラマティック度は下がってしまいましたが、ところどころ流石と思わせるメロウなリフが聴けます。

ヴォーカルのNiklasは前のIsidorよりも声量が上だと思います。
中音絶叫スタイルといったところでしょうか。
キレッぷりは凄まじく、まさにサタンの代弁者といった感じです。

個人的には初期のメロメロなスタイルの方が好きなんですが、このアルバムも充分カッコイイです。
パワフルかつドラマティックなファストブラックが好きな方にオススメ。


THY PRIMORDIAL - The Heresy of an Age of Reason ★★★ (2012-01-26 22:30:42)

2000年にリリースされた彼らの4thアルバム。
私が彼らの作品で初めて買ったものでもあります。

音質はブラックとしては平均的ですかね。
ドラムにクセがある音質ですが、それ以外のパートはいい感じにクリアーです。

ヴォーカルは中低音がなりスタイル。
前作までの高音でギャアギャアした感じから変化しました。
個人的には前のスタイルのほうが好きですが、良い声してます。

リフは哀愁漂う荘厳リフです。
ところどころでハッとさせるようなリフを弾きまくってます。
よくDARK FUNERALやSETHERIALと比較されますが、彼らとは一味違うスタイル。
また、DISSECTIONやNAGLFARといったメロデス寄りのブラックとも違い、
あくまでもブラック然としたリフ捌きを聞かせてくれます。

ベースは結構目立ってていい仕事してます。
隠れた名プレイヤーだといえます。

ドラムなんですが、ブラストの速さは激速とまではいかないものの、
フレージングが素晴らしいです。

メロディックなファストブラックが好きな方にオススメです。


THY PRIMORDIAL - Where Only the Seasons Mark the Paths of Time ★★★ (2012-01-27 13:07:46)

1997年発売の2ndアルバムです。
何故か前に録音された1stアルバムよりも前にリリースされています。
私が持っているのは3rdアルバムとのカップリング盤。

音質は若干悪いです。
でもベースが前に出てるのは評価できます。

ヴォーカルはあるサイトでも書かれていたように、Emperor 1stの頃のIhsahnに似た絶叫です。
ちょっと奥に引っ込んでますが、血管切れそうなくらいギャーギャー言ってます。

ギターは相変わらずセンスがよく、クラシカルで荘厳な哀愁漂うリフのオンパレード。
こういった曲調が好きな人にとってはたまりません。

ベースは先ほども書いたように結構前面にでていていい仕事しています。

ドラムは3rdほどではありませんが、結構爆走しています。
音が小さいのがやや残念ですが、ツーバスのドコドコが気持ちいいです。
テクニカルで切れ味も抜群。

というわけでメロディックブラックが好きな方には是非とも買っていただきたい作品。
買うなら3rdとのカップリングが断然お得です!


TOTAL HATE ★★★ (2013-05-03 22:31:01)

ドイツ産DARKTHRONE直系のプリミティブブラックバンドです。


TOTAL RUSAK - Exploding the Cranial ★★★ (2011-10-22 12:53:42)

インドネシア産ブルータルデスメタルバンドの2003年発表の1stアルバム。
インドネシアのブルデスは凄まじいと評判ですが、その噂どおり物凄い作品でした。
ジリジリしたギターにカンカンしたスネアの超高速ドラム、そして異常にディープなガテラル声と3拍子揃ってます。
どこかで「発狂したDEVOURMENT」みたいに書かれていましたが、あのバンドにもっとファストパートを増やした感じでしょうか。
最初はあまりにも凄まじ過ぎてお蔵入りしてましたが、最近やっと良さがわかった気がします。
それにしても恐ろしいCDです。


TRIPTYKON - Eparistera Daimones ★★★ (2014-02-22 18:14:56)

Celtic Frostの過去作はいくつか聴いていて、
邪悪度は高いけど最近はもっと邪悪で過激なバンドが多いよな…
なんて思ったことも正直多々あります。
そんな自分はCF最終作のMonotheistを聴いて邪悪さに圧倒され、トムに土下座しそうになりました。

それからつい最近思い出したようにこのバンドの事を知り、アルバムを購入しましたが…
なんでさらにCFより凶悪になってるんですか(笑)

Monotheistの時点ですでに邪悪さやダークさを極めたようなサウンドでしたが、
このアルバムでどの要素も更にパワーアップしています。
トムの声は吐き捨て声なのにやたら病んでるし、どのサウンドも力強く凶悪。
それだけでも凄いのに、邪悪さと一緒にカッコよさまでパワーアップしてるのがまた凄い。

正直かなり聴き手を選ぶサウンドだとは思いますが、
個人的にここまで邪悪な作品はなかなか無いと思います。
音楽性は違いますが、オーストラリアのPORTALに次ぐと思います。
邪悪さでは向こうに軍配があがるかもしれませんが、こちらの方がカッコよさや完成度では勝りますかね。

ブラックメタル、デスメタルだけに限らず、ダークなメタルが好きな方は是非チェックしてほしい作品。


TRIUMPHATOR ★★★ (2005-10-02 12:18:00)

現MARDUK、EX:FUNERAL MISTのヴォーカル、ARIOCH(MORTUUS)と、元MARDUKのブラストドラマーFREDRIK、そしてベーシストのTENAによるブルータルブラックバンド。
MARDUK好きの自分にはかなりたまらないサウンドでした。
ARIOCHの声と音質の制か、MARDUKより邪悪に聴こえます。
このバンド、1999年に1stをリリースして以来音沙汰がないようです。
ARIOCHがMARDUKにも加入したため、新作が出るのは遠いことになりそう…。


TRIUMPHATOR (2006-03-26 09:21:00)

>Usher-to-the-ETHERさん
どうやら本当のようです。もう発売してるみたいですね。
再発は嬉しいけど、意外と最近買ったのに、それからすぐに発売されるとちょっと微妙。(苦笑)


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist ★★★ (2005-09-26 07:30:00)

FUNERAL MISTでAriochの声を気に入り手を出したのですが、本当に買ってよかったと思います。
ここでもAriochは邪悪で苦しそうにがなっています。
ドラムは元MARDUKのフレドリックで、ここでもそのブラスト馬鹿っぷりを発揮しております。
全体的にMARDUKにそっくりなブルータルブラックで、音質も同じような感じですが、あちらよりも邪悪さは上かと思います。
特にラストを飾るGoathorned Abominationや、邪悪なスローナンバーCrushed Revelationなどがそうだと思います。
また、意外にメロウなリフもあって良かったです。ところどころでキュルキュルしたリフを入れてくるのも印象的でした。
あと上でロージーさんも言われてますが、全ての邪気、憎悪を吐き出したような最期の咆哮にはご注意を。まさに悪魔です。
初心者にはきついかもしれませんが、ブルータルブラック好きな方、特に中期MARDUKが好きな方はMUST BUYです。


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist ★★ (2006-05-07 10:24:00)

結局再発版も買いました。
再発前と微妙に音質が違ったり、ラストの悪魔咆哮がGOATHORNED ABOMINATIONの後ではなく、HERALDS OF PESTILENCE(ep version)の後に挿入されてたりと微妙に異なってますね。
EP VERSIONの曲が何気にカッコよかったのでまあ良かったかな。


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist - Burn the Heart of the Earth ★★★ (2005-09-26 07:43:18)

いきなりブラストで入ります。
MARDUKを思わせるような荘厳爆走曲です。MARDUKでこの曲に似たような曲があった気がします。


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist - Conquered Light ★★★ (2005-09-26 07:47:36)

二曲目です。途中で邪悪ながらもメロウなリフがあるのですが、ここが凄く印象に残ります。この曲もちょっとMARDUKっぽい感じです。


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist - Crushed Revelation ★★ (2005-09-26 07:37:32)

凄く禍々しいスローテンポの曲。Ariochのヴォーカルも呪術っぽい感じでまさに儀式です。


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist - Goathorned Abomination ★★★ (2005-09-26 07:19:19)

アルバムの最後を飾るだけあって、非常に激しく禍々しい曲です。途中のリフにはゾクッとさせられました。怖いです。
また、演奏終了後、2分くらい無音状態になり、5:37くらいに雷鳴と共にAriochがエ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛~~~~ッ!って感じでがなりまくるのですが、ここの声は人間とは思えないくらい凄いです。
ここの声は今まで聴いたデス声の中でも一二を争うぐらいインパクトありました。
無音状態が長すぎると思いますが、超冥曲決定です。


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist - Heralds of Pestilence ★★★ (2005-09-26 07:36:03)

もの悲しく荘厳なキーボードが1分以上続いた後、ブラストと共にスタート。
この曲では途中で珍しくスラッシュビートを使いますが、そこのリフがいい感じです。そこからまたブラストに雪崩れ込む所とかすっげえいいです。
アウトロも荘厳な感じで終わります。


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist - Heralds of Pestilence ★★★ (2006-05-07 10:35:46)

追記:ep versionは最初のシンセがちょっとチープで、音質もそこまで良くないですが、ブラストは炸裂しまくってるし、曲のキーの高さが違ったりして面白いです。
スラッシュビートのパートではAriochのよりブチきれた笑い声が聴けます。
Redeemer~もそうですが、ある意味こっちのバージョンの方が好きかも。
ちなみに再発版はこの曲がラストに収録されているので、この曲の後に無音状態~咆哮が入ります。


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist - Infernal Divinity ★★★ (2005-09-26 09:47:40)

オープニングです。どっしりと荘厳な感じで入り、後はブラスト Ariochのサタニックがなり声全開です。


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist - Redeemer of Chaos ★★★ (2005-09-26 07:40:54)

この曲も他と同じくブラスト爆走曲ですが、他の曲よりキュルキュルした耳を劈くようなリフを使いまくるのが印象的です。
ヴォーカルも相変わらず凄く、ケイオ゛オ゛オ゛ォ゛~ス!!ケイオ゛オ゛オ゛ォ゛~ス!!とがなりまくってます。ホントこの人の声凄いです。
追記:再発版購入にあたりep versionも聴いたのですが、最初にSEが入ってたりとちょっと違った印象。音質はややしょぼいですがある意味こっちの方が好きかも。


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist - The Triumph of Satan ★★★ (2005-09-26 09:50:38)

この曲は他の曲よりちょっとイメージが薄いかな?なんて思ってましたが、聞き込むうちにそんなことは無いと思うようになりました。タイトルどおりサタンを崇めるような荘厳さです。また、ラストの絶叫畳み掛けは必聴です。


TSJUDER ★★★ (2010-01-23 22:26:00)

わーい、追加されてる。(笑)
ノルウェー産良質ブルータルブラックメタルバンドでしたが、残念ながら現在は解散済み。
ヴォーカル兼ベースのNag氏は、現在Kryptというバンドで、ギターのDraugluin氏とドラムのAnti Christian氏はTyrannというバンドで活動中です。


TSJUDER ★★★ (2011-09-02 10:16:41)

解散していた彼らですが、どうやら昨年再結成したようです。これは嬉しい!
10月には新譜も発売されます。タイトルはLegion Helveteです。


TSJUDER - Demonic Possession ★★★ (2016-04-24 22:44:36)

2002年の2ndアルバム。初期のデジパック版は1000枚限定で廃盤。現在はジャケ違いのものが再発されています。
このアルバムのみAntichristianがドラムを叩いておらず、RagnarokのJonthoが参加しています。
音質は前作ほどドラムの音が硬質ではありませんが、ギターの音は相変わらずシャリシャリしていて殺傷力抜群です。まさにチェーンソーブラックといったところでしょうか。
ジャケットの雪原を思わせるような寒々しいリフや、スラッシーでカッコいいリフをうまくブレンドしていますね。
ベースボーカルはNag氏がやっていますが、このアルバムだけなぜかボーカルスタイルが異なります。このアルバムはハスキーかつかすれたような絶叫といった感じでしょうか。もちろん邪悪な事には変わりません。
JonthoのドラミングはAntichristianのスタイルとは結構異なり、軽やかかつ手数が多いです。細かい小技が利いてるといいますか、リズミカルといいますかかなり独特です。
ツーバスやブラストはもちろん速いです。

ヴォーカルやドラミングの関係上、彼らの作品の中では若干異色に感じます。
ですがギターリフの邪悪さやカッコよさ、曲の突進力はピカイチなので彼らの作品が気に入った方はもちろん、荒々しいブラックメタル、ファストブラック好きは買う価値大だと思います!


TSJUDER - Kill for Satan ★★★ (2010-01-23 22:49:00)

2000年発の1stアルバム。
私が所持してるのは、2005年にでたボーナストラック付のリマスター再発版。
ジャケットからして気合が入ってますが、内容もジャケットに恥じぬはじけっぷりです。
音質はギターがチェーンソーのようなジャリジャリした感じですが、ちゃんとフレーズも聴き取れるし、ブラック好きには大丈夫でしょう。
スラッシーなリフと、身も凍えそうなトレモロリフをうまい事組み合わせています。
ドラムはやたら音が硬質なんですが、激速で迫力満点です。スッカラスッカラしたような音で、やかましい事このうえなし。(褒め言葉)
ヴォーカルはオーソドックスな中高音がなり声ですが、貫禄十分。イイ声してます。
全体的に「これぞブラックメタル!」と思わせてくれる作品。
邪悪さや攻撃力はもちろん、ノリも良さもあり、非常に良質な作品。
これ以降の作品は、長めの曲も増えますが、この1stはコンパクトに仕上がってます。
自分的にはこの1stが一番はじけてる感じで一番好きです。


TSJUDER - Legion Helvete ★★★ (2012-02-06 16:55:23)

2011年発売の4thアルバム。
解散を経ての復活作です。

さて、アルバムの感想ですが、いい意味で音楽性が変わっていません。
前作のDesert Northern Hellに近い感じですが、
よりスラッシーに、そしてよりラフでアグレッシブになった感じですね。
音楽性を変えずに音を進化させるのは見事としかいいようがありません。

ヴォーカルは相変わらずのイキのいい中高音喚き声で、
サタンの口に相応しいです。
喚き散らしながらディープなベースを一緒に弾くさまは非常にカッコイイです。

ギターは1stの頃に比べるとだいぶスラッシーになりましたが、
毒々しいトレモロリフもあります。
今回もチェーンソーのようなギターは健在です。

ドラムはやはり強烈なブラストを炸裂させてくれます。
メチャクチャテクニカルってわけではないですが、ストレートに気持ちよく、
このバンドに欠かせないドラマーです。

今までは彼らの作品では1stアルバムが一番好きでしたが、
これを聴いてからは、こっちの方がもっと好きかもしれません。

ファストブラックが好きな方、オールドスクール寄りのブラックメタルが好きな方、
このアルバムは激オススメです!


TYRANN - Shadows of Leng ★★★ (2017-07-25 19:03:25)

TsjuderのDraugluinとAntichristian、1349のSeidemannによるバンドの2009年発売の1stアルバム。
Tsjuderのメンバーが二人もいるだけあってあのバンドのような爆走ナンバーが多いですが、こちらのバンドの方がよりスラッシーな感じが強いです。
音質は硬質な感じでカッコいいです。
ボーカルはギターのDraugluinが兼任してますが、TsjuderのNagと比べると低めのがなり声です。声量ではNagの方が上でしょうが、邪悪さでは負けていません。怨念を吐き出すようで怖いです。
ギターも毒々しいトレモロリフやスラッシーな刻みリフを使い分けておりやはりカッコいいです。曲によってはタッピングを使用したテクニカルなギターソロもあります。
Seidemannのベースは結構主張しておりやはりテクニカルなフレーズが多いです。
Antichristianは緩急をつけながらも爆走ブラストを炸裂させています。

同郷のSvarttjern、Tsjuder、Urgehalあたりが好きな方はおそらく気に入ると思います。
私は買って大正解だと思いました。


The Arcane Order ★★★ (2013-09-29 03:33:51)

デンマーク産メロディックデスラッシュメタルバンド。
2ndしか聴いてませんが、凄いいいバンドだと思いました。


The Arcane Order - In the Wake of Collisions ★★★ (2013-09-29 03:44:49)

2008年の2nd。
音質はクリアーで特に問題なし。
内容はシンフォニックな要素の含まれたメロデス/デスラッシュといったところでしょうか。
メロデスにありがちな攻撃力、突進力が足りないというところがなく、ドラムは緩急をつけつつも、2ビート、ブラストビートで突進します。
またこのドラマーは速いのはもちろん、おかずのセンスもいいですね。
ラストのミディアムテンポな曲でそれが生かされてると思います。

ドラマーだけでなく他の演奏隊も素晴らしいです。
シンフォな感じがあるためギターが若干目立ちにくいところもありますが、ここぞとばかりにカッコイイフレーズを入れてくるところがたまりません。

ヴォーカルは鋭い絶叫スタイルですね。
迫力もあり、曲にもあっている素晴らしいボーカル。

全体的にこれといった欠点がありませんね。
やや長めの曲が多いので人によっては途中でダレを感じるかもしれませんが、
個人的には気になりませんでした。

メロデス、デスラッシュが好きな方はもちろん、シンフォブラックが好きな方も気に入るかもしれません。


ULCERATE ★★★ (2013-10-09 15:39:52)

ニュージーランド産カオティックテクニカルブルータルデスメタル。
不気味なデスメタルをやらせたら天下一品のバンド。
最近のDeathspell Omegaが好きな人はこのバンドも好きになるかも。


ULCERATE - Everything Is Fire ★★★ (2013-10-14 11:44:33)

2009年の2nd。

前作からメンバーチェンジがあり、専任ボーカルが脱退し、ベースがボーカルを兼任するようになりました。
今回のボーカルは前任者とは違い、高音喚きは使わずにグロウル一本です。
ブチ切れ度では前任者の方が上でしょうが、より暗い感じでこちらのほうが彼らの音楽性にはあってるかもしれません。若干音に溶け込みすぎな気もしますが、いいヴォーカルです。
音楽性ですが、前作に比べ攻撃性よりも混沌とした感じや暗さ、邪悪さをより強調した路線になりました。
ギターの音なんて有機物ですね。本当に不気味で怖い。混沌とした感じではDEATHSPELL OMEGAのリフを凌駕しているかもしれません。
ドラムは相変わらずテクニカルでファストなドラミングです。ツーバスも踏みまくりでブラストも激速。
グルーブ感もあって本当に凄いドラマーです。

最近のDSOやArkhon Infaustusの4thあたりが好きな方にもオススメ。
前作よりも更にキワモノ化した感があるので万人向けとはいえませんが、ハマる人はかなりハマるサウンドだと思います。


ULCERATE - Of Fracture and Failure ★★★ (2013-10-11 22:05:54)

2007年の1st。
ニュージーランド産のデスメタル…というかメタルバンドは初めて聴きますね。
メタル大国ではない国からのバンドですが、内容は超一流です!

路線的にはテクニカルブルデスばりの超絶ドラミングを中心としつつ、Kenose以降のDEATHSPELL OMEGAに通ずる不気味なリフを混ぜ込んだサウンド。しかもテクニカル。
ヴォーカルは喚き気味の声を中心に咆哮も交えたスタイルです。
ベースは特に目立ちませんが、しっかりとボトムを支えています。

ブラストは凄まじい速さですが、爆走一辺倒というわけでもなく、結構アバンギャルドな要素もあるため、純粋なブルデス、テクデスファンにはちょっと抵抗があるかもしれません。
しかしこの邪悪極まりない世界観はハマればクセになると思います。


ULCERATE - The Destroyers of All ★★★ (2014-06-06 10:26:46)

2011年の3rd。

基本的に前作と同路線ですが、大作が増え曲のカオス度、複雑さなどはよりパワーアップしてます。
音質はクリアーでツーバスのドコドコやスネアの音などがよく聴こえていい感じです。
次作のVermisも含め、彼らの作品の中では最も暗く難解でとっつきにくいアルバムだと思います。
1stの突進ぶりが好きだった方にはちょっとがっかりするかも。

ただ、突っ走るパートはやはり凄いし、聴きこみがいは凄くあると思います。


ULCERATE - Vermis ★★★ (2013-10-17 18:02:40)

2013年の4th。今作で日本デビューもしました。
前作はまだ聴いてませんが、路線的には1stよりも2ndに近い路線ですね。
ギタリストが一人になって3ピースになりましたが、相変わらず凄い音圧です。
2ndの時に比べるとインストの追加、一曲がより長くなった、ヴォーカルやドラムがより前にでてるなどが特徴です。
曲自体もより複雑になりました。
相変わらずどす黒くて聴き手を突き放すような感じですが、ハマる人はどっぷりハマるサウンドだと思います。


ULVER - Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden ★★★ (2006-02-27 07:50:00)

とあるサイトに、「究極のブラックメタルのひとつ」みたいに書かれていたので、手を出してみましたが、これはとてもカッコイイ作品ですね。
音質はDARKTHRONEみたいなもんだろうとタカを括っていたら物凄いノイズに襲われてビックリしました。(笑)
でも流れるメロディーはとても寒々しくて、もの悲しいメロディーばかりなのでこれはキましたね。この音質だからこそいいのでしょう。
ヴォーカルは極悪ながなり系のデス声ですが、これがまたカッコイイ!
やや引っ込みがちですがこのヴォーカルは本当に曲にマッチしています。
プリミティブであり、コールドであり、メロディックでもあり、ブルータルでもある…なるほど、ブラックメタルの究極系といった言葉はあながち嘘ではないですね。
万人向けではないですが、とりあえずプリミティブブラック好きは必聴ですね。


UNLORD ★★★ (2012-07-30 23:00:12)

オランダ産ブルータルファストブラックバンドです。
現在は解散済みですが、非常にテンションの高く素晴らしいバンドでした。


UNLORD - Gladiator ★★★ (2012-08-02 17:21:08)

2000年発売の2ndアルバム。
非常にブルータルなブラックメタルです。
まず音圧が凄まじく、良い意味で凄くやかましいです。
曲によって微妙に音質が違いますが、
どの曲も荒々しく迫力があります。
ヴォーカルは喉から血を吐かんばかりに絶叫しています。
凄いハイテンションで凄まじいです。
サタンの口にふさわしいです。
ドラムも緩急のつけ方が上手いです。
スローな曲も一曲ありますがなかなか良い曲です。

オランダ出身ですが、スウェディッシュブラック系のメロウさもあり、
非常に良質なアルバム。
邪悪と言うより凶暴な感じで、トータルの時間も33分とあっという間に駆け抜けます。

ブルータル/ファストブラック好きはマストです。


UNMERCIFUL (2016-10-11 22:04:40)

US産テクニカルブルータルデスメタルバンド。
元OriginのJeremy Turnerや、Clint Appelhanzが在籍しており、かつてはJames Kingがドラマーでした。
現在のドラマーはこれまたOriginでおなじみのJohon Longstrethです。


UNMERCIFUL - Ravenous Impulse ★★★ (2016-10-12 22:30:03)

2016年の2nd。
元Originのメンバー達が在籍する事から強力なブルータルデスメタルを期待していましたが、その期待に答えてくれる素晴らしいアルバムでした。
前作では元OriginのJames Kingが叩いていたようですが、今回は現Originのジョンが叩きまくっています。
Originと違いグラビティーブラストはありませんが、それでも凄まじい速さのツーバスとブラストの嵐を披露しています。また速いパートだけでなく、細かいおかずやテンポを落としたパートのフレーズもカッコいいです。
ヴォーカルは爽快な感じの中音グロウルでほえまくっています。ガテラルのようなシックさではありませんがこれまたカッコいいヴォーカルです。
ギターとベースもかなりテクニカルです。ベースがベキベキいってるのもいい感じ。
Originとは似て非なるバンドですが、Originファン、テクニカルなブルデスファンにはオススメ。


URGEHAL ★★★ (2012-06-13 22:55:15)

ヴォーカル兼ギターのTrondr Nefasが先月亡くなっていたそうです・・・。
彼が作曲の中心だったようなので、今後このバンドがどうなっていくか不安です。


URGEHAL - Goatcraft Torment ★★★ (2012-11-29 13:27:56)

2006年発売の5thアルバム。
ギターのEnziferのトゲトゲ衣装が一部では有名(?)なブラックメタルバンドですが、曲調自体は、硬派なオールドスクール寄りのファストブラックです。
個人的には同郷のTsjuderあたりに通じるものがあると思いました。

曲は長めなものが多いですが、非常によく練られていると思います。
ブラスト一辺倒ではなく、スロー、ミドルも交え緩急の付け方も上手いです。
ライブで暴れたい曲ばかりです。
今は亡きボーカルのTrondr Nefasの声も比較的オーソドックスなタイプのがなり声ですが、非常に邪悪かつカッコいい声してます。

ノルウェイジャンブラック好きは是非!


URGEHAL - Massive Terrestrial Strike ★★★ (2015-10-21 22:01:53)

1998年発表の2ndアルバム。

4th以降に比べると音圧が弱く、突進力もそこまでありませんが、オーソドックスながらもカッコいいブラックメタルしてます。

今は亡きTrondr NefasのヴォーカルはNocturno CultoやDeadを思わせるがなり声ですが、とてもカッコいい声です。
ギターは寒々しいリフやノリのいいスラッシーなリフをあわせたような感じです。
ベースは意外と良く聴こえるのでいい感じです。ブリブリいってます。
ドラムはスロー、ミドルテンポなものから小気味のいいブラスト、スラッシュビートなど色々叩いてます。
ずっと疾走してるわけではありませんが、突進した時の疾走感はなかなかです。

最近のブラックメタルが好きな方、特にシンフォ系が好きな方にはとても地味に感じるかもしれません。
ですが、私はこの邪悪さとカッコ良さがあわさったサウンドは大好きです。
36分と短めでサクッと聴けるのもいい感じです。


URGEHAL - Through Thick Fog Till Death ★★★ (2017-02-27 12:42:23)

2003年の4thアルバム。
前作までは渋いオールドスクールブラックをやっていましたが、この作品からはファストなパートが増加し、Tsjuderなどの荒々しいファストブラック路線になりました。
また前作まではコンパクトな曲が多かったですが、今作から大作も増えました。
音圧もかなり上がり迫力満点です。
緩急をつけながらも爆走していく様はカッコいいと言わざるを得ないですね。ただアルバム通して56分以上あるのでもうちょいコンパクトでも良かったかもしれません。
個人的には彼らの作品で最も激しいと思います。彼らの作品を初めて買う方にはこれが一番いいかと思います。
1349、Tsjuderあたりが好きな方におススメです。


VADER - Black to the Blind ★★★ (2012-06-02 22:00:20)

2ndや4thに比べると地味な扱いのようですが、
個人的には2ndよりこっちの方が好きです。
Docのドラミングはタイトかつスピーディーで重くてカッコイイ。
Peterの怒鳴り声系のデス声もこのバンドにはかかせないものです。

4thに比べると全体的な疾走度ではやや劣りますが、
名盤には違いありません。


VADER - De profundis ★★★ (2015-09-25 15:01:50)

ここではあまり評価が高くないようですが、私は凄く良いアルバムだと思います。
確かに音質はBlack to the BlindやLitanyなどを聴いてると軽く感じるでしょうが、切れ味の鋭さは抜群です。
Peterのヴォーカルはデス声にしては弱いとよく言われていますが、音によくあってるいいヴォーカルだと思います。
曲は後のアルバムに比べると緩急が結構あり、意外とスローミドルテンポの部分も多いですが、ツーバスを連打してるパートが多く音質の関係もあり体感速度は速いです。
Silent Empireなんかは凄くカッコいい曲だと思いますし、他にもカッコいい曲が色々あるので、スラッシーなデスメタルが好きな方は是非聴いてみてほしいです。


VADER - De profundis - Silent Empire ★★★ (2006-09-18 12:22:27)

VADERの代表曲。
曲展開がカッコよすぎ!
ヴォーカルはよく批判されてますが、彼らの曲にはピーターの声が一番マッチしてるのでこれで良いと思います。


VADER - Impressions in Blood ★★★ (2012-10-09 20:36:09)

2006年発売の7thアルバム。
EPのThe Art Of WarよりもDarayのブラストはテンポダウンしたものの、
アルバム全体の重さはアップしました。
スピード落としたといっても、前のEPに比べての話なので充分速いデス。
Daray…恐るべし!

アルバム全体的に背徳ノ翼 さんもおっしゃっているようにブルータルかつ荘厳で邪悪な雰囲気に満ちています。

Peterのヴォーカルは弱いとよく言われますが、初期の作品に比べるとだいぶドスが利いてきていい声になったと思います。
このヴォーカルなしにVaderは語れません。

日本版ボーナスのRaining Bloodも原曲に匹敵するくらいカッコよくて最高!
買うなら日本版がおススメですね。

もちろんそのほかの曲もいい曲ばかりです。


VADER - Litany ★★★ (2008-12-31 22:46:00)

バスドラの音のでかさで有名なアルバム。(笑)
とにかく迫力満点のブラストが聴けて嬉しいですね。
「デスのドラマーは速いだけで、音が軽い」なんて奴らをぶっ飛ばすような凄まじいドラミングです。ブラストは削岩機のような凄まじさ。
それだけにDocの死が悔やまれますね。。。速さ、重さ、タイトさが備わった偉大なドラマーでした。
ピーターのヴォーカルはデス声とはちょっと違う怒鳴り吐き捨て声って感じですが、この人の声はVADERに不可欠です。
ギターのリフはスラッシーな感じなのと荘厳リフが絶妙に合わさっています。
スラッシュ寄りの荘厳デスメタルですが、Morbid AngelやAngel Corpseのそれとは大きく違うし、「デスラッシュ」と呼ぶにはしっくりこないサウンド。
VADERだけにしか出せないサウンドがここにあります。


VADER - Reign Forever World - Freezing Moon ★★ (2006-09-18 12:19:12)

演奏面では問題は無いのですが、ヴォーカルが呟きなのがかなりマイナスですね。いつもみたいなヴォーカルスタイルでやってくれたらもうちょっと良かったかも。
とはいえDocのドラムは相変わらず凄まじい!


VADER - The Art of War ★★★ (2012-10-09 13:15:47)

亡きDocに捧げられたミニアルバム。
シンフォニックなインストに続く、This is the warは超激速ナンバーです。
Darayはブラストの速さならDocを凌駕してますね。
このアルバムのスピードはMatte Modinに匹敵するのではないだろうか。
全体的にとてもカッコいいですが、もっと聴いていたいというのも本音。


VADER - The Art of War - This is the War ★★★ (2012-10-09 13:17:27)

とにかくブラストが速いです。速すぎです。
Vaderの曲の中でもトップクラスの速さではないでしょうか?


VADER - The Empire ★★★ (2016-11-30 15:21:50)

11thアルバムです。
今回も切れ味鋭いスラッシーなデスメタルを聴かせてくれます。
音質はかなりいいです。Litanyの頃のような極端さはないものの、非常に音のバランスがいいです。
ピーターのヴォーカルはいつもの濁声の他にかすれたわめき声もたまに混ぜてきます。
若きドラマージェームスのドラミングは非常に切れ味がよく、スラッシュビートを中心にブラストビートも交えつつ爆走します。歴代のドラマーに負けていません。非常にいいドラマーだと思います。
一部ミドルテンポのナンバーも交えつつ33分突っ走ります。
最近のVaderのアルバムでは一番良いのではないでしょうか。


VENOM - Welcome to Hell ★★★ (2014-09-11 22:58:54)

個人的には2ndよりこの1stの方が好きですね。
こっちの方がよりぶっ飛んでる感じで。
音質も演奏も正直かなりラフですが、独特のカッコよさはあります。
自分が持ってるのはリマスターされたSHMCDですが、音質はヤバイです。(笑
Bathoryなんかに比べるとおふざけ要素があり、邪悪さなどではかなわないかもしれませんが、
非常に荒削りで味があります。

正直今のブラックメタルバンドを期待すると肩すかしを食らうと思いますが、
これを歴史的名盤という意見には同意します。


VIRAEMIA - Viraemia ★★★ (2011-06-12 16:52:50)

あのBRAIN DRILLに匹敵するといわれる変態テクニカルデスメタルです。
なんと10弦ベースだそうです・・・。

内容はいわずもがな。病的な凄まじさ。


VOMITORY ★★★ (2013-10-07 11:33:32)

12月に来日します!
しかし今年の活動をもってバンドは解散してしまいます。(泣)

最近このバンドの存在を知りましたが意外と大御所だったんですね。


VOMITORY - Terrorize Brutalize Sodomize ★★★ (2013-10-07 11:39:37)

今年来日するということで、予習の意味合いをこめて一番ブルータルといわれるこの作品を買ってみました。
スウェーデン出身ですが、いわゆるスウェディッシュデスではなく、オールドスクールよりのブルータルデスですね。
音質は低音を効かせて迫力がありますが、若干クセがあるかもしれません。
ヴォーカルは迫力ある低音咆哮でゆうことなし!
ギターはゴリゴリしており、ドラムも高速スラッシュビートに激速ブラストを絡ませて爆走します。

個人的にVADERやCANNIBAL CORPSEをもっとブルータルにしたように感じられました。
オールドスクールデス好きはもちろん、切れの良さもありデスラッシュ好きにもオススメです。


WARFATHER ★★★ (2015-02-09 01:18:07)

元Morbid AngelのSteve Tuckerが在籍するデスメタルバンド。
ブラジル人のベーシストやオランダ人のドラマーがメンバーにいたりと、
インターナショナルなバンドです。


WATAIN - Casus Luciferi ★★★ (2007-12-13 18:05:00)

2003年にリリースされた彼らの2ndアルバム。
路線は最新作のSworn to the darkとほぼ同じですが、こちらの方がブラストしてるパートが多いです。
音質的にもSworn to the darkに比べるとアングラ感が強く、ドラムの音がこもったりしてますが、ブラックを聴く方にはぜんぜん問題ないです。
このアルバムを聴いて思ったのは彼ら、初期MAYHEMにも影響受けてるっぽいですね。一曲目のDevil's BloodのイントロなんかDe Mysteriis Dom Sathanasそっくりです。(笑)
まあDissectionのSomberlainもMAYHEMに影響うけてるらしいので、それも納得。
これらからわかるように色々なバンドから影響をうけていますが、ただのフォロワーではなく、自分たちなりにうまく仕上げていると思います。
どこをとってもメロウながらやたら毒々しい曲調にゾクゾクさせられっぱなしです。
全体的に邪悪度満点のメロディックブラックです。スウェディッシュブラック好きは是非買いましょう。
ちなみに、3曲目のOpus Deiの副題に「The Morbid Angel」とありますが、あのデスメタルバンド、Morbid Angelとの関連性は多分ないです。


WATAIN - Casus Luciferi - Devil's Blood ★★★ (2007-12-13 18:50:12)

MAYHEMを思わせるリフからはじまる邪悪な疾走曲。
MAYHEMをメロウにして、スウェディッシュっぽくまとめた感じですが、メロディックながらもかなり不気味です。
最初はちょっと寒気がしました。


WATAIN - Lawless Darkness ★★★ (2011-09-15 18:22:30)

前作からさらに深化した彼らの4thアルバム。
音質が前作より軽くて音がちょっと小さくなったのは残念ですが、楽曲はよりドラマティックにパワーアップしてますね。
Erikの血を吐きそうながなり声は相変わらずカッコイイです。
ギターは前作よりさらにメロディックになりました。
ですが、邪悪さは損なわれていません。
ドラムは前作よりもブラスト頻度が上がった気がします。

全曲良い感じですが、特にReaping Deathの畳掛け、Water of Ainのドラマティックさは必聴です。

邪悪さ、ドラマティックさ、キャッチーさなどどれをとってもブラックメタルの冥盤というしかありません。
ちなみにこの作品スウェーデンのベストハードロック賞を受賞した作品でもあります。
メジャー思考、アングラ思考両方のブラックメタラーにも対応できるのではないでしょうか。

90年代の名盤にも引けをとらない作品だといえます。


WATAIN - Lawless Darkness - Death's Cold Dark ★★★ (2011-09-17 16:03:41)

オープニングを飾るに相応しい一曲目。
不穏なSEからトレモロリフと共に爆走していく様は最高にカッコイイです。
スローな部分でもしっかり聴かせてくれます。


WATAIN - Lawless Darkness - Four Thrones ★★★ (2011-09-15 18:24:55)

悪魔を召還するようなHAIL!が邪悪極まりない曲。
なのに口ずさめる程キャッチーなのがいいですね。


WATAIN - Lawless Darkness - Hymn to Qayin ★★★ (2011-09-15 18:53:57)

これぞWATAIN!といった感じの甘美かつ邪悪なメロディックブラック。
こういう聴かせる曲も作れるWATAINはさすがとしかいえません。


WATAIN - Lawless Darkness - Reaping Death ★★★ (2011-09-15 18:27:02)

最初の突進からやられました!
ファストブラックの突進力、ピュアブラックの邪悪さ、メロディックブラックの甘美さが一体となって襲ってきます。
特にライブで聴きたい一曲です。絶対凄いはず。


WATAIN - Lawless Darkness - Total Funeral ★★★ (2011-09-15 18:44:42)

スラッシーというよりはパンキッシュな感じで始まる疾走ナンバー。
疾走するカッコよさだけでなく、途中の崇めたくなる様な荘厳スローパートなど曲がよく練られています。
これもライブ栄えしそうな曲。


WATAIN - Lawless Darkness - Waters of Ain ★★★ (2011-09-15 19:05:53)

本編ラストの14分もの大作。
序盤の畳掛け、中盤の荘厳なリフ、ラストのギターソロなどどこをとってもドラマティックです。
このバンドの集大成といってもいい超名曲です。


WATAIN - Rabid Death's Curse ★★★ (2008-12-07 02:16:00)

自分が持っているのは、ボーナストラック付リマスター盤。
このアルバムかなりの名盤だといえます!
2nd以降に比べるとかなり音質がラフで、ヴォーカルも引っ込んでます。
しかしながら勢いが半端じゃないです。特にブラストなんかはWATAINのアルバムの中で一番速いです。スラッシュビートも交えながら爆走していきます。
ギターは先ほども述べましたようにノイジーですが、かなり邪悪でそれでいてブラックらしい荘厳さや寒々しさも兼ね備えています。
ベースはかなりゴリゴリしてしっかりボトムを支えています。
結構荒削りで、垢抜けしてない部分もありますが、邪悪ファストブラック好きはマストです。


WATAIN - Sworn to the Dark ★★★ (2007-09-03 21:25:00)

スウェディッシュスタイルのブラックメタルです。
まず音質が低音がかなり聴いておきながら、ブラックらしい良い意味での汚さも兼ね備えているのがうれしいですね。
ヴォーカルは吐き捨てスタイルのがなり声って感じでまさにサタニストに相応しい凶悪さと威厳を兼ね備えています。
曲調的には、メロディックにもかかわらず、哀愁よりも不気味さや毒々しさが伝わってきてゾクッとくるようなものです。
呪術っぽいメロディーが多いように感じられました。
全体的にはそこまで突進していませんが、曲が良いので浸ってしまいます。
禍々しさとドラマティックさが良い具合に混ざり合った良質のブラックメタルです。
ブラック好き限定ですが、万人向けするのではないでしょうか?


WORMED - Planisphærium ★★★ (2015-10-23 11:20:41)

スペイン出身のテクニカルブルデスバンドの2003年発表の1st。
現在はボーナストラック付きの再発版が出てますが、私のはオリジナル版です。
8曲で25分と短めですが、内容が濃いのでこれで十分です。

ヴォーカルはかなりシックなガテラルです。私が聴いたガテラルの中でも上位に入ると思います。
Disgorge(US)の歴代ヴォーカリストにも負けてません。
ギターは終始ゴリゴリしたリフを弾いています。ベースも負けずにゴリゴリしてます。
スペインのバンドですが、リフワークはUSスタイルのブルデスっぽいですね。
ドラムはブラスト、ツーバスが速いのはもちろんなんですが、いい意味でかなり独特のグルーブがあります。
ただ速いだけでなく、ただテクニカルでタイトなだけでもない、非常にオリジナリティーにあふれてます。
現在は脱退してるのが勿体ないです。

テクニカルなブルデスが好きな方は是非!